「折り合いは高さではなく長さ」――懲罰動議最多タイの足立康史議員が語る、組織で自分を貫く方法
新R25チャンネル新R25の新番組「永田町サバイブ」は、会社での悩みや立ち回りに迷う若手ビジネスパーソンが、政界の荒波を越えてきた政治家に生き抜き方を聞くお悩み相談番組である。聞き手は新R25編集部の渡辺氏と藤野氏、政治家の紹介役はナビゲーターを務める政治ジャーナリストの青山氏。第1回のゲストは国民民主党の足立康史参議院議員だ。
青山氏が設定したテーマは「組織の中で自分をどこまで貫くべきか」である。国会議員は一人では何もできず、政党という組織に属する。その中にも意見の違いや人間関係がある。妥協せずに自分を通すのか、どこかで妥協が必要なのか。これに対する足立氏の答えは、こだわりは持ってよいが、折り合いは「長い時間軸」でつけるというものだった。
3年で懲罰動議6回という経歴
足立氏はまず自身の経歴を紹介した。国会でも会社の懲戒処分にあたるルールがあり、懲罰動議という仕組みがある。日本国憲法ができてから懲罰動議を出された回数で、足立氏は最多タイだという。並んでいる議員は政治活動30年で6回だったのに対し、足立氏は3年間で6回。10倍のスピードで記録を重ねたが、その議員に敬意を表して「抜くことはやめた」と冗談めかして語った。
足立氏は霞が関に21年勤めた後、東日本大震災を機に政治を志し、2012年に日本維新の会から衆院選に出馬した。以後、維新の衆議院議員として4期12年を務め、政調会長という党のナンバー3にもなった。それでも最終的には維新を離れている。自分で出たのか追い出されたのかは微妙なところだと青山氏は前置きし、組織人の視聴者に向けてその経緯を尋ねた。
足立氏によれば、政調会長になったのは懲罰動議6回の後であり、懲罰が問題視されたわけではない。むしろ党内からは「もっとやってもいい」と言われたという。足立氏の考えでは、政治は見てもらってなんぼで、いくら法案や政策の議論をしても聞いてもらえなければ意味がない。だから政治には「エンタメ性」が要る。青山氏も、野党で元気の良さを売りにしていた維新にとって、やりすぎ感はあっても注目を集めることにはプラス面があったと補足した。
自分の一線は「法律の趣旨を守る」こと
では何が離党の原因になったのか。足立氏はここで番組全体のメッセージとして、人には自己実現や人生の目的があるのだから、「この一線だけは妥協できない」というこだわりはあってよいと語った。ただし「自分が、自分が」という我の強いこだわりは良くないとも付け加えている。
足立氏にとってのこだわりは「公のために働くこと」、中でも「法律の趣旨を守ること」だという。これは「法律を守ろう」とは違う。法律を破れば逮捕されるので、それを守るのは当たり前だ。足立氏が守りたいのは、立法者である国会議員として、法律が作られた精神そのものである。
足立氏はこの点で維新と衝突した。維新は「逮捕されなければ何をやってもいい政党」だと足立氏は言う。体質としても、具体的な行動としてもそうだと話す。例に挙げたのが、大阪市をなくす構想をめぐる住民投票のルールだ。従来は大阪市民に聞くとしていたが、2回否決されたので、今度は府民で決めてしまおうとしている。足立氏はこれを「勝てないから途中でルールを変える」ものだと批判する。憲法が定める地方自治の本旨には団体自治と住民自治があり、大阪市のことは大阪市民が決めるのがその精神だ、というのが足立氏の立場である。
2012年からずっと維新にいたのに、それまではよいと思っていたのかと聞き手が尋ねると、足立氏は「ずっと中で言い続けた」と答えた。言っては叩かれ、このままでは出世しないと思って主張を一旦やめ、「ごまをすりまくって」政調会長になり、またやりたいことを言っては叩かれる。その繰り返しだったという。
初の代表選と「後継指名」
最後のチャレンジが維新の代表選だった。維新は橋下徹氏が作った「オーナー政党」で、初代が橋下氏、2代目が松井一郎氏である。3代目を選ぶときに初めて選挙が行われることになった。足立氏はこれを、オーナー政党から自民党に対抗できる近代政党へ変わる機会だと位置づけていた。
ところが周囲は皆怖がり、立候補を控えるよう前代表から圧力もあったという。足立氏は、一度読売テレビの会見で出馬を表明しながら、ボスに「黙っとけ」と言われて取りやめた人物を挙げ、表に出てからやめれば誰も信用しなくなるので「ダメな社会人」だと評した。結局、代表選に出たのは足立氏と梅村氏で、足立氏によれば2人とも結果的に党を追い出された。
足立氏がもう一つ問題視したのは松井氏の振る舞いだ。党員投票による選挙なので後継指名はしないと言っていたのに、足立氏らが手を挙げると馬場伸幸氏を推し始めた。足立氏はこれを前言を翻したものとみなし、維新が「終わった」ことを象徴する出来事だったと語る。それでも足立氏は、後継指名されても、選挙に負けても、維新を諦めなかったという。
なぜ維新にこだわったのか――創価学会との関係も
維新にこだわった理由として、足立氏は「しがらみのなさ」を挙げた。足立氏の見方では、日本の戦後政治は経済団体、労働団体、宗教団体の3つに裏でコントロールされてきた。維新はそのどれの世話にもならない初めての政党で、そこに希望を託したという。今は労働組合と一緒にやっていることも自ら認めている。
青山氏はここで、足立氏の実家が創価学会であることに触れ、普通なら公明党から出るのが自然ではないかと切り込んだ。足立氏は、こうした場で聞かれたのは初めてだと応じた。昨年7月の参院選で公認を得た際、週刊文春が金銭から男女関係までスキャンダルを探したが何も出ず、唯一出たのが実家が創価学会だということだったという。足立氏は、問題のないことを書き立てられたと語る。
足立氏は京都大学で学会の学生部のリーダーを務めていた。それでも公明党を選ばなかったのは、学生時代から当時の学生部長らをつかまえて、「1セクト1パーティー」のシステムはおかしいと意見していたからだという。そうして上に意見する人間でありながら、京大の組織の取りまとめ役を任された。足立氏はこれを、信頼も勝ち得ていくというバランスを取り続けた例として挙げている。そのバランスが最後に崩れたのが維新だった。
離党の直接のきっかけ
足立氏によれば、崩したのは自分ではなく党の側だ。維新は東京15区の補欠選挙で公職選挙法に違反することをした、と足立氏は断言する。維新自身は違法ではないと言っているが、それは「逮捕されていないだけ」だというのが足立氏の主張だ。
違法なビラを配れば、配るボランティアがリスクにさらされる。足立氏は選挙中にやめようと党に言ったが、やめなかった。そこでXに「ルールはこうだから、ボランティアの皆さんはよく理解して判断してください」と書いたところ、追い出されたという。
党側は、組織内で処理すべきことをなぜ外に発信したのかと問題視した。これに対して足立氏は、公益通報者保護法の考え方を持ち出す。通報した人を守らなければ組織は悪くなる一方なので、あらゆる組織で守るべきだとされている、というのが足立氏の説明だ。外に書いたのは、ボランティアに直接伝える必要があったからだとも語った。
青山氏は、会社では言いたいことを言えない場面が多いと指摘した。そのうえで、どこまで言うべきか、言いすぎたり外に出したりするとどうなるのかという問題は残るし、組織はその人の正義を認めないこともある、と述べた。足立氏はこれを「おっしゃる通り」と認めたうえで、自分の一線は、立法者として法の趣旨をどこまでも大切にすることだと改めて語った。
聞き手の一人は、自信を持って言える一線は今はないと正直に答えた。足立氏は、自分も若い頃は言葉にしていなかったと話した。60歳になり、若い人に伝えるタイミングだから言葉にしているのであって、今言葉にできなくてもよい、という。
暴言を真似した人は「落ちていく」
聞き手は、足立氏は仲間ならいいが部下にいたら大変そうだと率直に伝え、足立氏も「大変です」と認めた。では何を真似すべきで、何を真似すべきでないのか。
足立氏がはっきり「真似はダメ」と言ったのは暴言だ。足立氏の暴言を真似する人は永田町にも時々いるが、皆潰れているという。暴言はビューが伸び、特にSNSでは過激さで勝負する人がいる。足立氏自身は、崖があるとしたらその縁を歩いている。レッドラインとイエローラインを意識し、「イエローかな、やばいな」と思いながら引き返しているというのが本人の説明だ。真似する人はその線が見えていないので落ちていく。ネットには人を過激な方向へ吸い込もうとする魔力がある、と足立氏は言う。例として、YouTubeなどでの過激な発言が名誉毀損に問われて逮捕されたガーシー氏や、友人だという立花氏の名前を挙げた。
一方で真似してほしいのは、自分なりの軸を持つことだ。筋が通っている人の方が会社の内外でリスペクトされると足立氏は考えている。そういう人の方が面白く、友達になりたいと自分は思う、とも語った。
空気を悪くしそうで発言できないとき
聞き手はより具体的な悩みを投げた。こだわりを持っていても、上司に反対されるかもしれない、ミーティングの空気を悪くするかもしれないと思って発言できない、というものだ。足立氏は自分にもそれはあると認め、「同じ人間ですから」と答えた。
足立氏のアドバイスは、バランスを取って折り合いをつけることだった。青山氏が、折り合いをつける点が8なのか6なのか4なのか、その高さが人によって違うのではないかと尋ねると、足立氏は「折り合いは高さじゃない、長さなんです」と答えた。
足立氏はこの収録自体を例に説明した。収録の中で青山氏をいじるような発言をしたが、青山氏も企画を成功させたいのだから多少は許してくれるだろうと計算して勝負している。新番組の第1回に呼ばれた以上、番組を壊すわけにはいかない。第1回でよかったと思ってもらえるパフォーマンスをするつもりで来ている。これが「この場での折り合い」であり、そのギリギリまでやっているのだという。
人生単位で折り合いをつける
足立氏にとって最終的な目標は「人生の折り合い」である。日本に生まれ、一貫して国のために公務員と政治家をやってきた。だから日本人として死ぬときに、後悔なく満足して死にたい。そこへ向けた納得感を、自分なりに作っていく必要があるという。
青山氏はこれを、党から追い出されても、その後に良いことがあれば帳尻が合うという時間軸の話だと整理し、足立氏も同意した。今会社で逆らって首だと言われても、次に何か良いことがあれば折り合いはついたことになる。足立氏自身も、誰かとの昼食は楽しく過ごし、党の会議では反発することもある。短い単位と長い単位の折り合いを組み合わせているという。
馬場氏との関係についても、足立氏は「相打ち」だと考えている。自分は選挙で負けたが、馬場氏も代表として成功せず失脚した。馬場氏ではダメだと言っていた通りになったので、自分の中では折り合っているという。
足立氏は会社員の人生にも同じ見方を当てはめる。70歳まで働くなら、20代から60代までが勝負になる。途中でベンチャーを成功させて巨万の富を築いても、破産して寂しい晩年を送る人がいる。逆に、若い頃に「お前はダメだ」と言われ続けた人が社長になることもある。聞き手は、目の前の会議で折り合いをつけることしか考えておらず、人生スパンの視点はなかったと振り返った。足立氏は、「どこまで跳ねたらやめる」という話ではなく、「跳ねてもいい」のだと語った。
究極的には失敗してもいい、それでも目指すもの
足立氏は、究極的には社会人として失敗してもよいと言う。死ぬときに後悔がないと思えれば、晩年が侘しくても構わないという。それでも社会人としての目標はあり、それは「新しい政党政治を作る」ことだ。足立氏の見方では、自民党が戦後作ってきた日本の経済社会は立ち行かなくなり、安全保障も社会保障も崩壊している。令和にふさわしく、50年、100年続く新しい政治を作るために維新を育てようとしたが、それはもうやらないと区切りをつけた。「捨てられたんだけど私も捨てた」と足立氏は語る。
今の国民民主党は、足立氏にとって「最後のチャレンジ」である。まだポテンシャルの段階だが、今の政党の中で最もポテンシャルが高いと足立氏は評価する。青山氏が、国民民主は玉木氏の個人政党のように見られることもあると問うと、足立氏は、実際はそうではないし、そうではない政党を作ろうとしていると答えた。
聞き手は、想定の「56倍濃い」と思っていた話が560倍濃かったと振り返り、具体的なお悩み相談は次回に持ち越された。次回予告では、上司の意に反する主張をするときの判断基準が話題になる。足立氏は、どちらが正しいかはその組織の未来にとってどうかで決まり、本当に会社の未来のためになることを言っているなら、まともな上司なら聞くはずだと述べた。本当に未来を見据えるリーダーは耳の痛い話を求めている、という問題提起で第1回は締めくくられた。
政界の暴れん坊先生に伺いたいという。組織内で自分をどこまで貫くべきなのかっていうのが今日のテーマでございます。
日本国憲法ができてから懲罰動議が出た回数、最多タイなんですよ。
だからこの一線だけは自分は妥協できないんだという、何か自分のこだわりみたいなものは。
我々が想定してた5、6倍濃いエピソードが、560倍濃かった。そうかもしれないね。
永田町でもね、僕の真似する人はたまにいるんですよ。みんなね、潰れています。
政治家に聞け 永田町サバイブ。
よいしょ。決まりましたか?決まりましたね。決まったよ。
はい。ということで、新番組になります。この番組は、会社での悩みとか不満とか立ち回り方などに悩む若手ビジネスパーソンが、政界の厳しさ、荒波を乗り越えてきた政治家の方に、社会で生き抜くための生存術を教えていただこうというお悩み相談番組です。
そして私、新R25編集部の渡辺り太郎と、藤野でお送りします。よろしくお願いします。
政治家の方とか、結構派閥や議員との関係性があったりとか、結構会社員とも共通するしんどさがあるんじゃないかと。そうね。一緒一緒。
IT業界に勤めてる我々と政治の世界、ちょっと若干違うとこもあるかもしれないんですけど、学べるところ絶対あると思うので、そこを聞いていこうという番組です。そして「ジャッジR25」に引き続いてですね、我々に政治家の方をご紹介してくださるのは、永田町サバイブのナビゲーター、政治ジャーナリストの青山和弘さんです。
よろしくお願いします。はい、ありがとうございます。青山さん、これまで「ジャッジR25」で色々解説いただきましたが、政界で色々知見や経験を積み上げてきた人に教わろうということでね。
今回記念すべき第1回のゲストは、国民民主党、足立康史参議院議員です。よろしくお願いします。はい、お願いします。
え、この企画、今回が最初なんですか?いや、だからめでたい初回のゲストですよ。僕、初回でいいんですか?いや、僕もね、どうかなというのはあったんだけど。いや、結構リスクありますよ。いやいや、でも荒波を乗り越えてきた、いや、波を起こしてそれにさらに乗るというね。まあ、そういう意味ではね、もう足立さん以上の人いないだろう。あ、すいません。ありがとうございます。光栄です、本当に。
青山さん、早速なんですけど、今日足立議員に教えていただくテーマは何でしょうか?はい。これはね、国会議員1人ではね、何もできませんから、政党という組織に属するわけです。ところがね、やっぱりその1つの政党に属していても、意見の違いとか、人間関係もある。そんな中でどれだけ自分を貫いてね、ある意味、妥協せずにわがままにやるのか、それともどっかでやっぱり妥協も必要なのか。こうしたことについてですね、荒波を乗り越えてきた政界の暴れん坊に伺いたいという。組織内で自分をどこまで貫くべきなのかっていうのが今日のテーマでございます。
なるほど。ありがとうございます。なかなかディープなテーマですね、これね。そうですか。やっぱり足立さん色々な……
あのね、ちなみに私、ご存知じゃない方もいらっしゃると思うんだけど、とにかく懲罰動議ってあるんですよ。会社でもね、懲戒処分……いやいや、悪口とか言ったら怒られるわけですよ。で、国会にも一応そういうルールがあってね、懲罰委員会っちゅうのが一応あるわけですよ。で、今まで憲政……日本国憲法ができてから、戦前も含めてっていうか、全体で懲罰動議が出た回数が、僕、最多タイなんですよ。
まだでもタイがいるんですね。奈崎先生は政治活動30年で6回です。私は3年間で6回。ええ、やば。奈崎先生の10倍のスピードで記録を樹立してるんですね。ただ、先生に敬意を表して、抜くことはやめたとね。
まあ、いかにこの初回のゲストにふさわしいかが分かっていただけた。ごめんなさい、やばって言っちゃいましたね。そうやけど、まだバッジつけてるわけですよ。確かに。いやいや、もちろん首にはなってないってこと。首にはなってない。いや、首になったんだけど、またリバイブしてるんだ。サバイブしてきたという。確かに、僕がふさわしいかな。
だからね、今日ご覧になるビジネスパーソンの方も、こういう生き方もあるよっていうですね。ただその中にやっぱりエッセンスが必ずあるはずだから、その全てを真似する必要ないので、その中にあるヒントをね、得ていただいて。でもね、僕の真似する人たまにいるんですよ。みんなね、潰れていってます。あ、そう。真似は危険なんです。だからね、真似はダメなんです。今日そういう話もできると思います。
で、2012年にね、維新の会から出馬されたんですよね。私はね、霞が関に21年いたんですよ。そうです。で、東日本大震災を機に政治を志して、日本維新の会の結党、ちょうど2012年だから、11年の12年だから、維新の会で4期12年衆議院やってましたね。
でね、要はそれからずっと維新の会の国会議員として4期ですか、当選されてきたのに、結局維新の会から追い出される。これは自分で出たのか追い出されたのかっていうのはちょっとあるんですけれども。まずそれだけ組織にいて、しかも政調会長っていうね、維新の会で幹事長がいて、政調会長、まあ党三役、ナンバー3、党の幹部ですよ。なぜこういう組織から出ることになったのか、出ようと思ったのかについて、やっぱりこれは組織人の方がいっぱい今日見てらっしゃいますから、この経緯についてね、ちょっとお話を伺いたいんですよ。
あのですね、維新の会で政調会長って今ご紹介くださったけど、なったのは懲罰6回の後なんですね。だから懲罰が問題になったわけではないんです。いや、むしろもっとやれと。いや、もっとやってもいい、もうちょいなんとかならんかとは言われましたけど。でもそれはなんちゅうかな、やっぱりビューはね、今もネットとかも含めて、やっぱり政治って見てもらってなんぼやから、その注目浴びること自体は悪いことじゃないわけです。
はい。特に維新の会はね、野党でやっぱり元気があるっていうところも売りだったんで、足立さん、ちょっとやりすぎ感はもちろんあったにせよ、逆にそれで注目浴びるっていうプラス面もありました。あの、政治はね、やっぱりエンタメ性いるんですよ。見てもらわないと、いくら法案の議論してても政策の議論してても聞いてもらえないわけですから。
だからそれは必要なんだけど、私がやっぱり維新の会とゴタゴタしたのはね、これ今日の1つのメッセージなんですけど、皆さんにも是非覚えといて欲しいこと。やっぱり人間ですから、あるいは社会人として自己実現していきたいよね。なんか自分として人生のある種の目的ってあるはずなんですよ。だからこだわりはあっていいと思うんですよね、僕は。だからこの一線だけは自分は妥協できないんだという、何か自分のこだわりみたいなもの。いや、あんまり我が我がっていうね、自分が自分が、私が私がっていうこだわりばっかりは絶対良くないよ。そういう人いるやん、たまに。
そう。自分がじゃなくて、それは何か、私だったら公のために働きたいと思って官僚21年、政治を今15年ぐらいになるんですけど、やってるわけでしょ。やっぱり公のために働くっていうことで、そうそう、公のために働くと言えば誰でもそうじゃないですか、国会議員、公務員。でもこだわりがあるんですよ。法律の趣旨は守ろう。おお、なるほど。それは法律を守ろうじゃないんです。法律守らんかったら逮捕されますよね。それはみんな……まあ、逮捕される人もたまにいますけど、私が政治家として絶対ここだけは守りたいと思って。初当選以来、立法者じゃないですか、国会議員っていうのは。だから国会議員として、法律の立法趣旨ってあるわけですね。これだけは守りたいと思ってやってきたんです。
で、じゃあなんで維新の会で揉めたかって言うと、維新の会は逮捕されなければ何やってもいい政党なんですよ。あ、悪口になってます。いやいや、それは……ごめんなさい、割と体質としてってことですか?そうですね。体質かつ具体的にそうです。へえ。
例えば今、都構想っていうのをやっててね。例えば住民投票のルール変えるわけですよ。政策って経済政策と社会政策があるんですけど、その根っこに統治機構改革ってあるんですよ。憲法改正とか。それから行政の自治の仕組み、そもそも都道府県、47都道府県をぶっ壊して道州にする。それを統治機構というわけです。これは経済政策、社会政策を生み出すベースですから、むちゃくちゃ大事なんですけど。で、大阪では大阪市役所をなくすと。なくす時に、今までは大阪市民に聞くと言ってたんだけど、2回聞いても否決されたんで、今度はもう府民で決めちゃおうということを……要は住民の皆さんに決めていただく自治のルールを、途中でこれでは勝てないからってルールを変えようとしてるんですよ。
それは、憲法が本来規定している地方自治の本旨というのがありまして、要は団体自治と住民自治って、これはもう法律勉強したら出てくるんですけど、要は自分の地域のことは住民自身で決めようねと。大阪市のことは大阪市民が決める。これが憲法上のもう趣旨なんですよ。趣旨っていうのはその精神なんですよ。で、私は結構理想主義者でしてね。こう見えて。思ってないでしょ。
いや、2012年からずっといたわけじゃないですか、維新に。でもそれまではいいと思ってたのか、それに気づいていながらっていうのはどうなの。あ、確かに。ずっと言い続けました、中で。え、中で言ってた。言い続けました。で、中でもこう波があって、言っては叩かれ、で、このままだと出世しないと思ってごま擂って、政調会長になって、で、またやりたいことを言ったら叩かれっていうの、この繰り返しですね。へえ。
1回共演したことがあって、YouTubeで。その時はまさに足立さんが代表選挙の……松井さんがね、じゃ次の代表誰に選ぶかって選挙に出た時じゃない。あれはそうやって自分が代表になることで維新の会を変えようみたいな思いで。まさに。最後のチャレンジですね、あれは。なるほど。だからもう何回もチャレンジしては……で、もう私もアホじゃないんで、これやばいなと、このままだと出世しないなと思ったらですね、やめるわけです。主張するのを一旦やめたりですね。あ、なるほど。で、もうごま擂りまくるわけです。もう馬場先生、馬場先生。いやいや、すごい具体名が分かりやすく。馬場伸幸先生。
結局そこで馬場さんが代表に選ばれるね。そう。で、維新の会っていうのは橋下さんが作ったわけですね。だから初代代表、橋下徹さん。要はオーナー政党なんですよ。橋下初代、松井一郎2代、で、3代目の代表を選ぶ時に初めて選挙になるわけです。そうですね。だから維新の会結党以来初の代表選挙になりますと。で、いよいよそれはオーナー政党から、いよいよ日本の柱となるような、自民党に対抗できるような、ちゃんとした近代政党を作ろう。そのためには選挙をちゃんとやらなあかん。で、いろんな人が……でもみんな怖いから。
当時はね、松井さんが、その前の代表がとにかく出るなっていう圧力を結構。あ徹さんって今も維新の会でニコニコしてますけど、これもうダメな社会人ですね。ダメな社会人。だって、馬場ではダメだと言ったのに、ボスである松井さんからお前黙っとけって言われて、はいはいっつって黙ったわけだ。いや、でもね、上の人のそういう……。1回下がったっていう。1回メディアでね、読売テレビの記者会見で出ますって言ってからやめてるんですよ。もう最悪ね。だって最悪や。表に出てからやめるって、もう誰も信用しませんよ。言われたらやめんねんなと。だから誰も応援しないと思いますよ。
ということで、代表選に当時出たのが私と梅村さんで、2人とも追い出されたわけです。結果的にね。で、私は小党で、梅村さんは今、党やってんですけど。
つまりね。でもあの代表選で、そうやって勝負をかけた、で、あそこでやっぱり負けたところで、もう維新との関係は実質切れたってことですか?
いや、私はだから維新を諦めたことないんですよ。ああ、それでも諦めなかった。それでも諦めない。で、その時はでも批判はしましたよ。要は当時初めての代表選だから、後継指名はしない。第2代の社長さんである松井一郎さんは、選挙だから、党員がやるんですよ、党員投票なんですよ。だから今の現代表、第2代代表の松井一郎さんが後継指名したら、もう選挙にならないじゃないですか。だってオーナーなんだから。オーナーがね、創業者グループですよ、橋下さん、松井さん。未だに力持ってます。だから後継指名しないと言わはったんですよ。ところが梅村さんや私が手をあげたら、急に馬場がいいって言い出したわけですね。で、もう前言を翻すわけですよ。推しちゃったんですね。そう。だからそれがまた……それはね、実は維新の会が終わった、1つの象徴的な出来事で。で、あさんは未だに維新の会の中にいるけど、もう信頼感はガタ落ちだと私は思う。
で、私はそれでもですよ、後継指名されても負けても、それでも維新だと。でも逆に言うと、その維新にこだわった理由は何なんですか?やっぱりね、新しい政治を作るために作った政党だから。そこはやっぱり、そのしがらみがないということに?そうですね。先ほど話した労働組合のバックとか。今僕は労働組合と握ってますけど、握ってるっちゅうのは一緒にやってますけど、実は日本の戦後政治って経済団体、労働団体、宗教団体に支えられて、この3つが政治を裏でコントロールしてるわけですよ。分かります。自民党が経団連、社会党から民主党が連合、公明党が学会。なるほど、そういうこと。で、学会以外の宗教団体は他に散らばってるんですけどね。で、初めてなんですよ。維新の会が、3つのどれにもお世話にならない初めての政党だ。そこに希望を託した。
なるほどね。1個だけ聞いていいですか?もう公表されてると思うけれども、足立さんのご実家は創価学会の……。実家そうです。ですよね。だから普通の流れで言うと、公明党からっていうのが自然な……。青山さん切り込みますね。いやいや。それを、こういうとこで聞かれたの初めてです。え、そうですか?みんな聞いちゃいけないんだと思ってるから。多分。
実は昨年の7月の参院選で公認をいただいた時に、週刊文春が僕のスキャンダル探しをしたんですね。で、足立の金から男女関係まで全部探し回ったわけですよね。あまりにクリーンで。自分で言う……。だって文春が金かけても出なかったんだ。なるほど。で、唯一出たのが、足立の実家は創価学会だと。それはなんか問題ある?いや、それはないですよ。
だから問題ないことをですね、書き立ててですね。僕は京大の時のリーダーなんですよ。例えば太田昭宏さんが京大の委員長をやってるんですね。で、僕もやってましたから。へえ。それ、学会の学生部みたいな?だから学生部の幹部だったんですね。そうなんです。でもなぜ公明党を選ばなかったんでしょう?僕、実は学生時代から頭おかしかったんですよ。学生時代から、当時の学生部長、例えば佐藤浩さんとかを捕まえて……捕まえてですよ。おかしいと。1セクト1パーティーシステムは。
なるほど。だからそうか、足立さんは若い頃からやっぱり組織に対して物を申すっていうのが、習い性というか、そういうタイプだったんですね。足立さんはもう政治家になる前から、キャリアを通してずっと自分が思ってることを上に言い続けるっていうのがスタイル。言い続けるけど、でも例えばそういう学生部でね、そうやって学生部長に意見するような人間が、京都大学のそういう組織の取りまとめ役を任されるわけです。ああ、なるほど。いや、学会はそんなことは関係ないですけど、要はちゃんと信頼も勝ち得ていく。そこのバランスはやっぱり取り続けるわけですよ。なるほど。だけど維新の会とは結局そのバランスが最後は崩れちゃった。崩れちゃった。
で、それは私から崩れたんじゃないですよ。先方が、東京15区の補欠選挙で公選法を破ったんです、維新の会が。これはもういろんなとこで認めてますから。違法なことやったんです、維新の会は。これは大丈夫です。私は責任持ちますから。電波に載せても大丈夫です。維新自身は、でも違法じゃないって言ってたんじゃないですか?違法じゃないと言ってるけど、それは逮捕されてないだけなんですよ。違法なんです。
で、違法なことやったので、私はそれをやるとボランティアの皆さんがビラとかね、違法ビラを配ってリスクにさらされるので、選挙中にやめようよと言ったわけですよ。で、やめないんで、僕は仕方なくですね、Xでですね、ルールはこうだから、ボランティアの皆さんはルールをよく理解して判断してくださいねと書いただけで追い出されたんですよ。へえ。注意してねと書いただけですよ。
でも維新の会の人たちは、そのXに書いたってことを、なんで組織の中のことを組織内で処理しないで外に向かって発信したんだみたいなことを言ってたけど。でもそれは公益通報者保護法というのがあって、ご存知ですね。公益通報者保護法制というのがもうあるんです。日本には、世界にあるんです。内部通報というのは、通報した人を守ってあげないと組織が悪くなっていく一方なので、それはあらゆる組織団体で守ってあげるというのが裁判でもう認められてるわけですよ。だから足立さんはあえて外部にそれを訴えかけた。だってボランティアの人に伝えなあかんから。あ、ボランティアの人に伝えるために。なるほど。このビラ配ると危ないぞと。いや、危ないって……ルールはこうだから気をつけてねと言っただけです。ルールをよく知ってやってくださいねと言っただけです。
だから一線は引こうよと。そうじゃないと、勤め終えた時にですね、なんか結局、社畜って言われるけど、会社のためにこき使われて終わりかねないと。
ただね、やっぱり会社の組織にいるとね、色々やっぱり言いたいことを言えないし、言わないってこと多いと思うね。でもそれをやっぱりどこまで言っとくべきなのか、言いすぎるとどうなるのか。あと外のXに出しちゃうとどうなるのかみたいなところはあると思うんです。足立さんは足立さんの正義でそうやられたんだろうけど、やっぱり組織はその正義を認めないっていうね、そういうところもある。
おっしゃる通り。おっしゃる通りで、私の一線はだから法律の趣旨だから。私はもう学生時代からそうだけど、霞が関、公務員の時も当然法律は守ります。だって公務員なんだから。で、2011年に政治を志して以降、立法者として法の趣旨をどこまでも大切にする1人の政治家として頑張ってるというのが私の一線だという。なるほど。
ですね。え、なんか一線ありますか?いやあ、でもそれで言うとあんまりないかもしんないす。自信を持ってこれが一線ですって、なんか言い切れないですね、正直。私もね、皆さんのような年の時はね、そんなんなかったですよ。少なくとも言葉にはしてなかったですよ。でも私も60ですから、いよいよですね、言葉にしてそれを若い方に伝えていかなあかんタイミングだから、私なりに言葉にしてるわけですね。なるほど。だから今言葉にできなくてもいいと思いますよ。でもそういう人がいたんだなぐらいの話で。
僕らがですね、今回この企画で一応悩み相談をさせていただきたいんですけれども、よろしいですか?もちろん、何でも何でも。足立さんがどんな方で、どんなやり方をしてきたかっていうのはめっちゃ分かりました。我々、長くやっぱり聞いてて、本当包み隠さず言うと、ちょっとやばい人かもってやっぱり思ったんですね。確かにね。やばいです。だから、こういう仲間はね、いてもいいけど、部下にいると大変だなみたいな。かもしれない。大変です。
でもなんかこう、足立さんに例えば聞いてく中で、ここは真似した方がいいよ、ここはあんまり真似しない方がいいよみたいなラインで言うと、こだわりをしっかり持つっていうところが……。あの、全然私の真似なんかする必要ないし、実はさっき申し上げたように、なんかあんな感じでっていうことで私の暴言みたいなことを真似する人はたまにいるんですよ。で、それやると確かにね、ビューは伸びるんですよ。いろんなとこで暴言って結構ビュー伸びるんですよ。過激なものはね。過激なものはやっぱり。特にSNSのね。SNSはね、やっぱりね、過激なことで勝負する人いるんですよ。
私もだからそこはギリギリのとこで、崖があるとしたらね、ギリギリを歩んでるわけですよ。あれはギリギリだったんですね。ギリギリ。だからこうやって、レッドライン、イエローラインってあるんですけど、ギリギリ、あ、イエローかな、レッドやばいなと思いながら戻るわけですよ。でも僕の真似する人、それ分かってない、そう見えてないで真似するから、みんな落ちていくわけですよ。落ちちゃう。で、別に僕の真似じゃないけども、やっぱりネットってそういう誘惑があるので。なるほど。その魔力があるんですよ。吸い込もうとするよ、こっちへ。すごい。吸い込もう、吸い込もうとしてるわけですね。ガーシーさんとかね。ガーシー。で、友人ですけど、すごい残念ですけど、立花さんとかね。みんなだからお縄になるわけですよ。なるほど。それ何でお縄になるかっていう、YouTubeとかで過激発言をして名誉毀損で逮捕されてるわけです。
だから、真似せんでいいけど、でも生き方として、1つの自分の軸みたいな、このこだわりっていうのを持ってる方が、リスペクトされると思うんですよ。なんか筋が通ってた方が、会社の内外でリスペクトされるんじゃないかなって。私は少なくともそういうものがある人の方が面白いなって、友達になりたいなって私は思いますよ。相手は思わないかもしれませんけど、私はそう思います。
でも確かにそのこだわりみたいな軸はやっぱり持ちたいなって、僕ら含めやっぱり思いはあるんですよ。なんですけど、じゃあいざそれを持った上で、例えば会社で言うと上司ですよね。上司に対して自分のこだわりをぶつける際に、反対されるかもしれないとか、このミーティングで空気を悪くしちゃうかもしれないみたいなことが頭の中によぎって発言ができないとかが、やっぱりあるんですよ。あるある。いや、私はあります。ありますか?私はある。あるんですか?いやいや、初めて聞きました。あ、そう。ありますよ。あの、同じ人間ですから。そうなんですね。で、そういった時に、そこをどう突破していくのかなっていうのはちょっと知りたい。
あのね、これはでもアドバイスとしてはね、やっぱりバランス取るんですよ。折り合いをつけるっていうの。で、私も折り合いつけます。そうか。だから折り合いをつける点が8なのか6なのか4なのか、そのつける高さが違うんじゃないですか。確かに。あのね、折り合いはね、高さじゃないんですよ。長さなんですよ。長さ?どういう意味?
例えばですよ、今日私が青山さんに、さっきちょっとなんか評論家じゃないとか言っちゃったけど、これはまあね、青山さんもこの今日の企画を成功させたいわけだから、多少ありだと。潤滑油として僕はそう受け止めます。ね、多少そこは我慢してくださるだろうなと思って、私の中でこれいけるだろうと思って勝負してるわけですよね。で、そうやってこの中での折り合いってあるじゃないですか。で、今日は私は初めてこの新番組の第1回で呼んでいただいてるから、さすがにこれをぶち壊すことはできないよね。まあまあ、そうです。だから私はこの番組ではできるだけお役に立って、皆さん方が、今日は第1回これで良かったなと思っていただけるようなパフォーマンスを示さなあかんと思って来てます、一応。だから今日も完璧にここの折り合いです。で、ギリギリまでやってます。ここの折り合い。
でも例えば、僕の最終的な目標は人生の折り合いですね。オギャーから死ぬまでの。要は死ぬ時に、頑張ったなと。頑張るだけじゃなくて、なんか日本という国で、今国会議員だけど、僕は日本を大事にしてるので、日本ってやっぱり大事な国だと思ってるので、日本という国に生まれ、ずっと一貫して国のために公務員、政治家やってるので、やっぱり日本なんですね、僕は。まあ世界も大事ですけど。だから日本人として生まれ、日本人としていずれ死んでいく時に、棺に入る時に満足して死にたいと。後悔なく。それがそこまでの1つの自分なりの納得感っていうか、折り合いはつけなあかんわけですね。いつ死ぬかわからへんけど。
じゃあここではちょっと跳ね返って党から追い出されたりしたけど、ここでまたいいことがあったから折り合いがついたみたいな。そう、時間軸ってことです。そうです。ああ、なるほど。だから私の時間軸はむちゃくちゃ長いんです。長いってそういうことなのか。つまり今会社で逆らって、お前首だって言われても、次にまた何かいいことがあれば折り合いがついたこと。ついた。だから折り合いの長さなんです。だから私も常に、例えば誰かと昼飯行きますと。そこで楽しくやりますねと。で、例えば政党の中で部会とかいろんな会議がありますねと。で、例えば政党の会議の中では跳ねることあります。
でも今、僕は国民民主党がもう最後のチャレンジなので。最後っていうのは、今の政党の中で維新の会は私の中ではもう終わったので、それは私が目指している政党ではないんですね、もう今や。ないので、それはもう区切りをつけたわけです。だからそこはもう捨てたわけです。まあ捨てられたんだけど、私も捨てたわけです。
ちなみに馬場さんとのは、これ僕は相打ちだと思っててね。私は選挙では負けたけど、馬場さんも失脚したんですよ。代表として成功しなかったんですよ。結果的にはね。成功しなかった。だからすぐ失脚したわけですよ。だからやっぱり私が言ってた通りで、馬場さんではダメだったでしょっていう、私の中では折り合ってるんですよ。だって実際に失敗してんだから。で、ごめん、話長くなったけど。
だから何を求めるかです。例えば70まで働くとして、社会人として成功したい。やったらその20代、30代、40代、50代、60代の勝負ですね。で、途中でベンチャー企業を成功させて巨万の富を築いても、地の底に落ちて破産して、寂しい晩年を過ごす方もいらっしゃるわけですね。人生があるじゃないですか。若い時はアホだ、お前みたいなのあかんと言われ続けた課長さんが、社長になるかもしれない。あるある、確かに。それはいろんなとこで、そういうこと起こってますよ、実際に。起こってる。だから、折り合いをつける長さ。これを組み合わせながら仕上げていくというのが、私の今日の最大の……。
だから高さじゃない。どこまで跳ねたらやめるとかいうことではないんですね。だって跳ねてもいいじゃない。いや、やっぱりね、小市民は瞬間瞬間で折り合いをつけようとするわけですよ。今日の会議、目の前の。そう、この今日のミーティングでね、みたいな。そうです。人生スパンで考えるっちゅうのは、そこの目線は正直なかった。なかったですね、正直。長さ色々あって、だから人それぞれに決めていったらいいと思うんです。だから僕はそれを組み合わせてます、色々。
でも究極的には人生なので、仮に僕は社会人として失敗してもいいと思ってるんですよ。死ぬ時に俺は後悔はないと思えれば、別に社会人として晩年が貧しくてもいい、侘しくてもいいと。ただじゃあ社会人として何を目指してるかって、一応あってですね。新しい政党政治を作る、ですよ。自民党が戦後作ってきた政党政治ってありますね。金権政治とかいろんなこと言われますけど。で、いよいよ自民党が作ってきた日本の経済社会が立ち行かなくなってるので。安全保障、社会保障いずれも崩壊してるわけですよ。だから新しい令和の時代にふさわしい、新しい50年、100年続く、これからそういう新しい政治を作るという目的の中で維新の会を育てようとしたら、もうやりませんというので。でもね、じゃあ今の国民民主党はそれになる政党だと思って……なるポテンシャルが十分にある。まだポテンシャルの段階だけど、十分にある。逆に、今の政党の中で最もポテンシャルが高いのが国民民主党ですね。
まあ、あえてお伺いするけど、なんとなく国民民主党ってやっぱり玉木さんの政党で、玉木党、私の党みたいな見られ方するじゃないですか。そういう感覚ではないんですか?まず実はそうじゃないし、そうじゃない政党を作ろうとしてます。なるほど。だから全く問題ないです。
あ、なるほど。色々お話を聞かせていただきました。青山さん、ちょっと想定外の展開かな?いや、そんなことないです。でも我々が想定してた5、6倍濃いエピソードが、560倍濃かった。そうかもしれないですね。独特のエピソードをたくさんいただけまして、まだまだ聞きたいところではあるんですけど、ここから次回ですね、お悩みどんどん聞いていければと思いますので、まず1回目はここで終わりということでさせていただいて、2回目に入っていければという風に思います。はい。では1本目ありがとうございました。ありがとうございました。
自分を評価するのは、いわゆるリーダー、上司。その方の意に反するような主張をしたいなっていう時に、なかなかこう……。やっぱりどういう基準でどっちが間違ってるかといえば、その組織の未来にとってですよ。でも本当に会社の未来のためになることを言ってるんだったら、普通にちゃんとした上司だったら聞くと思うけどね。本当に未来を見据えてるリーダーは、耳が痛いような話を求めてるってことですよね。
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