100人の子どもの願いをかなえる企画:MrBeastが小児がんと闘う子どもたちに届けたもの

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概要

MrBeastはこの動画で、がんなど重い病気と闘う100人の子どもの願いをかなえる企画に取り組む。冒頭では、多くの人が似たような子ども時代を過ごしてきた一方で、マックのように命懸けで病気と闘う子どももいると語る。企画はMrBeast一人ではなく、世界的なクリエーターやミュージシャン、俳優、レブロン・ジェームズのようなアスリートの協力を得て進められる。終盤では、個々の願いをかなえることから、献血や小児がん研究への寄付へと話が広がっていく。

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出発点:がん治療を終えたマック

最初に登場するのは、がん治療を終えたばかりのマックである。治療の終了を祝う場で「1つだけ願いがかなうなら何がいい?」と聞かれたマックは「スキー」と答え、スタッフと一緒に雪山で「ビリのヤツが負けな」と競争を楽しむ。マックの母親は、がんと分かった日にマックが自分の手を握り、「ママ、僕は大丈夫だよ」と言ったと振り返る。この場面の後、MrBeastは「これから100人の願いをかなえよう」と宣言する。

続いて、MrBeastに会いたいと願っていたリバーの場面がある。リバーはスイッチを押して大爆発を起こす役を任され、「緊張する」と話しながらもスイッチを押す。

ディズニーワールドの貸し切り

MrBeastは「魔法のような場所はみんなの夢だから」として、30人の子どもたちとディズニーワールドを貸し切る。初めて来た子もいるなか、行列なしでアトラクションに直行できる状態にした。好きなアトラクションやメリーゴーラウンドに乗る子、好きなキャラクターに会う子がいる一方で、スタッフのタレクが怖がるのを見たがる子もいた。子どもたちの「のーれ!」の声に押され、タレクは渋々アトラクションに乗ることになる。

病院訪問と世界各地での願い

MrBeastは「幸せにしたい子供たちはまだまだいる」と述べ、ザ・ロックやスピードらも協力に加わったと紹介する。病院を訪れた場面で「どうして願いが重要なの?」と尋ねると、相手は願いが「命を救う治療の一部だ」と答える。MrBeastが「困難を乗り越えるための力になる」と応じると、「そのとおり、強い力だ」と返ってくる。

ここから世界各地での願いが短く紹介される。アディソンは世界最大の魚であるジンベエザメと一緒に泳いだ。ロンドンでは、大の演劇ファンのデイジーにVIP体験が贈られた。ブルーオリジンとスペースXの協力を得た子どもは、打ち上げを控えたファルコン9にサインをした。ハリーとブライアントはF1の夢をかなえ、「地面が揺れてるのが分かる!」と興奮する。パリでは、チャンネルのファンである4人の子どもたちとゲームをした。子どもたちはチャンネルのロゴを描いてくれて、その絵は家の壁に飾ってあるという。

レブロン・ジェームズとの対面と財団の施設

バスケットボール好きの子どもたちの願いはMrBeastに会うことだった。子どもたちは「ミスタービースト!大好きだよ!レジェンドだ!」と迎えるが、MrBeastは「今日は俺だけじゃない」と言い、史上最も偉大なバスケットボール選手としてレブロン・ジェームズを紹介する。子どもの一人は「爆発しそう!」「夢じゃないよね?」と驚き、レブロンの前でシュートを決める。

レブロンは子どもたちに、近くにある自身の財団の施設の鍵を渡す。この施設はコミュニティセンターを兼ね、レブロンの地元アクロン市の地域社会を良くする活動をしていると紹介される。施設には寝室もあり、子どもたちはそこでも過ごした。さらにスピードも登場する。

世界最大級のモールを1日貸し切る

次の舞台は世界最大級のモールである。MrBeastはこの子どもたちについて、がん治療のせいで自由に遊ぶことができなかったと説明し、何でもそろっている場所を1日貸し切ってサプライズを用意した。子どもたちはテーマパークのアトラクションに乗る。タレクとノーランは満員のアトラクションにエラという子と一緒に乗り、ここでもタレクの怖がる姿が笑いを誘う。

お菓子屋では、店の商品をすべてMrBeastがプレゼントすると告げられる。「高いからこそいいんだよ、だってジミーのカードだから」という声も上がり、子どもたちはカートを山盛りにした。手伝いに呼ばれた友人のサンティアゴに予算を聞かれると、答えは「無制限」だった。サンティアゴ専用のレジが開けられ、店の商品はサンティアゴが買い占める形になる。MrBeastは子どもたちが幸せそうでよかったと話し、「もっとたくさん助けよう」と次に進む。

出演を望まない子への配慮と、身近な人ができること

MrBeastは念のためとして、動画に出たくない子は無理に出さず、願いだけをかなえていると説明する。実際に出演を望まない子の願いもかなえたと示される。

ここで「身近にがんの人がいる場合、できることはありますか?」という質問が出る。答えは、近くの病院でボランティアをして入院中の子どもたちに本を読むこと、そしてがんの友人や知り合いのお見舞いに行ったことがないなら、ぜひ行ってあげることだった。きっとすごく喜ぶ、という理由である。

その後、MrBeastの動画を見ているという子どものもとを訪れ、モニターと新品のパソコンを贈る。「これだけそろってれば、どんなゲームでも遊べるよ」と話す。

6:56

スティーラーズの施設でのジェレマイア

次はNFLスティーラーズの施設で、ジェレマイアへのサプライズが行われる。家族によれば、スティーラーズでプレーするのがジェレマイアの夢だった。フィールドで走り出したジェレマイアはタッチダウンを決める。家族は、手術でコンタクトスポーツができなくなったものの、それでも負けずに頑張っていると語り、「かなえられなかった夢を見てるみたい」と喜ぶ。

好きなクリエーターや有名人との時間

MrBeastは、この子どもたちも貴重な子ども時代を奪われているとして、好きなユーチューバーに来てもらって一緒に遊ぶ企画も行う。LaurenZSideを知っているか尋ねられた子の後ろに本人が現れ、アビーという子はKSIに会った。おもちゃ店ではMrBeastのカードで買い放題となり、「PS5を5台」と頼んだ子は、理由を聞かれて「各部屋に1つ」と答える。

ほかにも、Stray Kidsがエズラにサプライズを仕掛けてライブに招待し、ブルックは有名シェフのクリスティーナ・トシと料理をしてオリジナルのデザートを考案した。シェルビーはサム・アンド・コルビーと心霊博物館を探検し、コルビーはがんを経験しているので親近感があると語る。ジョシュアは憧れのレーザー彫刻機を手に入れ「想像してたどんなものよりすごい」と言い、アリーアは欲しがっていたアップル製品を受け取った。

MrBeastの動画を使った願いもある。部屋のあちこちに「動画のミニ版」を設置して子どもと遊び、最後に新品のXboxを贈った。

9:08

ハワイでの1週間とモアナのプレミア

続いてディズニーと協力し、3人の子どもをハワイのディズニー・アウラニ・リゾートに招待して1週間過ごしてもらった。子どもたちはミッキーたちに会い、熱帯の海で泳ぎ、ヘリコプター・ツアーで島全体を回った。3人がモアナの大ファンだったことから、ディズニーはキャストとのパーティーにも招待した。

さらにモアナのプレミア上映会で、MrBeastがいることを知らない子どもたちにサプライズを仕掛ける。子どもたちは「思ってたよりずっとすごいよ」と話し、MrBeastは公開前に映画を見せてくれたディズニーに感謝を述べ、視聴者にモアナを見に行くよう呼びかける。

10:47

Give Kids The Worldとシンデレラ城スイート

ディズニーに加え、夢をかなえる団体も協力した。MrBeastの大ファンだというエマニュエルは、本人を前に「本物?」と繰り返して涙ぐみ、何度もハグを求める。

MrBeastは、こうした願いを日々かなえている団体としてディズニーとGive Kids The Worldを挙げる。Give Kids The Worldは重い病気と闘う子どもとその家族に無料の1週間旅行を贈り、思い出作りを支援している団体だと紹介される。そのうえで、Give Kids The Worldに10ドル寄付すると、ディズニーワールドのシンデレラ城の最上部にあるシンデレラ城スイートに泊まるチャンスがあると告知する。MrBeastによれば、お金を出しても泊まれない特別な部屋だという。

11:49

献血イベント:お金がなくてもできること

MrBeastは、たくさんの願いをかなえたなかで最大の願いは、匿名の人から「がん患者を救ってほしい」と頼まれたことだと話す。そこで大規模な献血イベントを開いた。

献血の仕組みについては、採取した血液を赤血球や白血球が必要な患者に提供すると説明される。なぜ命を救えるのかについては、治療の影響で血液の細胞が破壊されることがあり、新しい血液を補う必要があるためだという。MrBeastは、世界では毎年40万人の子どもががんになっていると述べ、子どもががんで亡くなるのは許されないと語る。献血できる人のうち実際に献血するのは2〜3%にすぎないとも紹介される。イベントには多くの人が集まり、「お金を寄付できなくても献血はできる」という言葉をMrBeastは気に入ったと話す。

13:00

研究への期待と600万ドルの寄付

最後の節では、世界で毎年10万5000人を超える子どもががんで亡くなっていることが示され、がん患者の命が救われる背景には医師や研究者、ボランティアの力があると語られる。St. Baldrick'sは、がんと闘う子どもに寄り添って髪を剃る活動をしており、白血病を経験した人は、つらい時期にこの活動のおかげで元気になれたと語る。次世代のがん治療開発に取り組む企業としてアムジェンが挙げられ、基礎研究には大きな希望があり、2年半にわたる過酷な治療が不要になるかもしれないという発言も紹介される。21歳でがんと診断された人は、研究や技術の進歩によって別の治療法に出会え、5年間再発していないと話す。

MrBeastは、100人の子どもの願いをかなえたが、最大の願いは子どもがそもそもがんと闘わなくて済むことだと述べる。Stand Up To Cancerの「ドリームチーム」は資金とトップクラスのがん研究者を集め、小児がんをなくそうとしていると紹介される。この活動の始動を後押しするため、MrBeastのチームとアムジェン、St. Baldrick'sで600万ドルを寄付すると発表した。動画は、まだ多くの力が必要だとして視聴者に支援を呼びかけ、「子供はがんと闘わなくていい」「これが助けになればいいな」という言葉で終わる。