燕三条で「作れないものはない」のか 試験機メーカーと町工場を回って見えた技術と課題
堀江貴文 ホリエモン堀江貴文氏が新潟県の燕三条エリア、地元で「県央地区」と呼ばれる地域の工場を訪ねた。堀江氏の周辺ではロケットに加えて航空事業が増えつつあり、実際にLSA(小型の軽量スポーツ機)を作る計画がある。今回の訪問は、その協力会社になりうる工場を見て回るためのものだ。最初に訪れた環境試験機メーカーの社長は「この地域で作れないものはたぶんない」と言い切る。一方で、その技術を最終製品にまとめ上げる力がこの町には欠けているとも話す。この二つの見方が、訪問全体を通して繰り返し出てくる。
「飛行機より田植え機の方が難しい」
最初の訪問先は環境試験機を作るメーカーで、ロゴが自動車メーカーのいすゞによく似ているが別の会社である。社長は、航空機に携わる人には怒られるかもしれないと断ったうえで、この地域には田植え機を作っている会社があり、そちらの方が難しいと思うと語った。柔らかく傷みやすい根のついた苗を、均等に植えていく。それを機械でやるのはとんでもない技術だという。
社長は自身もものづくりのエンジニアだと言い、飛行機には田植え機とは違う種類の要素がたくさんあるだろうとしたうえで、飛ぶか飛ばないかという意味なら「飛ぶものは作れると思う」と述べた。ロケットも含めて、法律に触れない範囲なら何でも作れると考えている。ただし、それをどうプロデュースするかが下手な町だという。一つ一つを見ると光るものを持つ「バカじゃないかというようなやつ」がたくさんいる、というのが社長の町に対する評価である。
目的は溶接ではなく自動機を作ること
社長が「変なやつ」の例として見せたのが、社長の同級生の会社が作るチタン製タンブラーだ。社名は偶然にも「堀江」という。二重構造で、飲み口を溶接でつないでいる。わざわざチタンを使い、わざわざ溶接し、わざわざこの薄さで仕上げている。
社長によれば、この会社の狙いは溶接すること自体ではなく、チタンを溶接する自動機を作ることにある。製品を作るだけならそれで済むのに、それを作る機械のほうを作る。そうすれば均一なものを安く早く提供できる。この町にはそういう考え方で商売をしたい連中が多いという。
近くのバクマ工業も例に挙がった。同社は草刈り機(刈払機)の先端に付けるチップソーを作っている。チップソーそのものは真似すれば誰でも作れる。それなら先端にダイヤモンドを付け、それを加工する装置を作り、装置の側で特許を取る。これは実際に販売されている商品で、ある熱処理をすると簡単にできるため、社長の会社が手伝ったという。
空気を分ける部屋と「金は後」の姿勢
社長の会社は熱処理の専門家であり、環境試験の会社でもある。空間を自由にコントロールできるのが強みだ。訪問した部屋はコロナ禍に安全な場所を作りたくて整えたもので、10分に1回空気を全部入れ替え、しかも部屋の片側ともう片側の空気が混ざらないようになっているという。
社長が強調したのは、やってみないと分からないことに手を出す姿勢だ。同業の大手はお金をもらわないと動かないが、自分たちは「金なんて後」でまずやってみる。そのうえで、面白いかどうか、世の中の役に立つかどうか、ビジネスになるかどうかを判断するという。
ロケットタンクの溶接で苦労した経験
溶接の話を受けて、堀江氏は自身のロケット開発での苦労を話した。7000番台のアルミ板を曲げてまず直線で溶接し、次に円周方向に溶接してタンクにする。溶接条件への要求が非常に厳しく、エンジンよりもタンクのほうが苦労したという。現在は自動溶接機を使っている。チタンは高いので使っておらず、超々ジュラルミンのようなアルミを使っていると堀江氏は説明した。
社長はこれに対し、溶接はアナログで答えのない世界であり、ほぼ職人芸だと応じた。職人の世界は職人の町でないと成り立たず、学校の勉強とは違う部分がある。この地域にはもともとそういう土壌がある、というのが社長の見方だ。
戦後の空白とLSAから始める理由
最終製品をまとめる力が弱いという話に対し、社長は、設計ができて、まとめる場所を作ろうと本腰を入れればできなくはないと答えた。
堀江氏はここで、航空機を作ろうとしている背景を説明した。日本では戦後しばらく航空機の製造が禁止され(堀江氏は10年間と述べた)、そこで技術が途切れ、各社が自動車メーカーになって飛行機を作るところがなくなった。戦闘機は国防上の理由で作り続けたが、旅客機は作らなかったため、市場はエアバスとボーイングが持っていった。スペースジェットも実現しなかった。これを変えるには裾野を広げる必要があり、LSAのような小さなものから作って大きくしていくしかない、と堀江氏は考えている。戦前は世界有数の航空大国だったはずが、今は国産旅客機がほとんど飛んでいない。その状況を変えたいという。
和田さん(同行者)と話すうちに、燕三条の技術で全部できるのではないか、チタン加工の話も出て、オールチタンで作ったらかっこいいのではないかという話になったという。
堀江氏は例としてテスラのロードスターを挙げた。最初期のシャーシはイギリスのメーカーに作ってもらい、テスラはノートパソコン用のバッテリーを買ってきて、その管理システムを作っただけだった。スポーツカーならバッテリーが高くても買ってもらえる、たとえば中東の富裕層が買う、という話である。
付加価値を知らない町、金属だけではない町
社長は少し論点が違うと断ったうえで、自分は付加価値を追いたいと話した。この町は付加価値のつけ方を分かっていない人たちが技術だけを磨いてきた町だという。
もう一つの特徴として、金属だけではないことを挙げた。隣では木材を、反対隣では布を扱っている。布の技術はケブラーや炭素繊維にもつながり、作り方は同じ系統だという。実際にケブラーの板を作って供給している会社もあるそうだ。複合材の会社もある。
また、この地域には大手自動車メーカーなどの下請けや部品サプライヤーが非常に多い。腕を磨かないと採用されないため、協力し合う工業地帯に見えて実はみなライバルでもある。その意味ではいい町かもしれないと社長は言う。社長は、田舎の社長が大風呂敷を広げていると思っただろう、話半分でいいが可能性はゼロではない、と付け加えた。足りないのはまとめる力だけであり、それがうまく機能し、ある程度の資本が入ってくれば、できないことはないという。
オフィスでは社員全員がスタンディングデスクで立って仕事をしていた。社長は「座ると具合が悪くなる」と言い、堀江氏も昇降式のデスクで立って作業していると応じた。
環境試験機の中身:がっちりしたフレーム
環境試験機は金属の箱で、その中に試験したい物を入れて使う。堀江氏も、自社でもどこかのメーカーのものを使っているはずだと話した。
社長によると、同社の製品の最大の特徴は、内部に鉄骨のようながっちりしたフレームが入っていることだ。試験機は壊れてはいけないものだからで、他社製品にはこうしたフレームは入っていないという。乱暴に使っても大丈夫で、これが作れるのは金属の町だからだと社長は言う。安く作れば儲かるかもしれないが、自分の商売の目的は儲けではない、とも述べた。
同社は創業88年目で、恒温槽の製造から始まり、島津製作所から独立した会社だという。工場ではレーザー加工機を導入している最中だった。これまでは当時最先端だったパンチプレスで板を抜いていたが遅い。レーザーで焼き切れば速く精度も高くなり、夏から稼働する予定だという。精度の高い定盤の上で溶接するため、正確できっちりした箱ができる。
ほぼすべてがオーダーメイド
工場では職人がそれぞれテーマと担当を持って製品を作っている。同じものはなく、ほぼオーダーメイドだ。社長は、オーダーメイドが自分たちの標準だと考えている。すべて自分たちの手で作る以上、標準品とオーダーメイド品を区別することはないという。
見学した装置には、防爆仕様の小型リチウム電池試験機があった。内部にフレームが入っているので、中でリチウム電池が爆発しても大丈夫だという。堀江氏は、ロケットはひどい条件ばかりなので、こうした試験はだいたいやっているはずだと話した。打ち上げ時の振動は特に大きい。
真空チャンバーも手がけており、絶対真空に近いところまで引けるという。標準的には1メートル角ほどで、大きいものは1.5メートル角程度。さらに大きなものも作れるという。真空度を上げると溶接でつなげないため、ケースを無垢材から削り出すことがある。そのための大型フライス盤を持つ会社もこの地域にあり、社長はここでも「そういう変な会社がいっぱいある」と話した。人が中に入って試験できるタイプの試験機もあり、これが大きくなると車が入るものになるという。帰り際には、冒頭のチタン製タンブラーが堀江氏に手渡された。
丸山製作所:単品の治具と古い工作機械
次に訪れたのは、特殊な治具などを作る丸山製作所だ。ものづくりでは治具が非常に大切だという観点からの訪問である。
同社の仕事は単品やロットの少ないものが多い。ワイヤー放電加工機は通常、金型を切るのに使われるが、同社では手で使う削り工具の硬い先端を加工するのに使っていた。細いワイヤーが鉄に当たって放電し、その温度は8000度から1万2000度ほどになると担当者は説明する。材料を溶かして切るため、切った面には独特の加工跡が残る。
機械のハンドル部品の曲げ加工も見せてもらった。中の詰まった丸棒を曲げる仕事で、プレスのベースが壊れるため、ほかのプレス屋はなかなか引き受けないという。同社は金型も自分たちで作っている。ステンレス程度までは曲げられるが、アルミは割れるおそれがある。この日の材料はSS400で、プレスで曲げた後にマシニングで加工してハンドルになる。
使っているマシニングセンターはかなり古い。メーカーは工作機械事業をすでにやめているが、剛性が高く荒加工に強いため現役で使っている。年に1回、別の会社にメンテナンスを頼んでいる。制御装置はファナック製だ。プログラムはCAMで作り、データは専用のメモリーカードで機械に移す。マクセル製の20〜30年前の規格で、電池が入っており、容量は8KBしかない。堀江氏は「ファミコンよりしょぼい」と笑った。3次元加工はできず簡単な加工しかできないが、剛性があるので使い続けているという。導入当時はおそらく数千万円したのではないかと堀江氏は推測した。
レーザーで切って焼き入れし、その後に研磨した部品は、半導体工場の治具のパーツだった。担当者によると、半導体関連の仕事は多いが1個だけの注文が多い。量産のように一度段取りすれば1か月流せるということがなく、ほぼ毎日プログラムを組んで段取りをしているという。仕事の比率は量産が3割ほど(主にバルブ類)、単発が7割ほどだ。どこも作ってくれず困っている品物を引き受けるようにしているという。
へら絞りでチタンを成形する
同じ敷地の奥では、機械加工に加えてへら絞りを行っている。同社は一般の人に工場を見せるオープンファクトリーも実施しており、週末には見学者が来る。見学用のスペースは社員が自分たちで作ったものだという。
今回は厚さ1.5ミリのチタン板から、大きなサイズのタンブラーを絞る工程を工場長が実演した。最大で直径1300ミリほどまで対応できるという。大きなものになると機械自体にそれなりのスペックが必要で、棒に力をかけて加工するため、大きいサイズでは2〜3人がぶら下がらないと動かない。通常は1台に1人だが、大物では3人がかりになる。
まず材料を中心に合わせる。足で操作すると2本の棒が出てきて板を押さえ、それで中心が出るという。ずれても軽く叩けば直せるが、緊張していると難しいと堀江氏は感じたようだ。次に、滑りやすくするために石鹸と工業用グリスを塗る。チタンに限らずほとんどの金属は摩擦が一番の敵だという。チタンの場合は先端がローラーでないと絞れず、回転する材料に回転体の棒を少しずつ押し当てて形を作っていく。
堀江氏は、直径2.3メートルのアルミ製タンクドームを作れるか尋ねた。現在の設備は材料径1.3メートルが上限なので今の状態では厳しいが、それなりの機械を用意すればできるという。その場合は1人では無理なので、棒を長くしてぶら下がって動かすことになる。ロケットの先端もへら絞りで作られていると工場長は話した。
加工硬化と焼きなまし、そしてチタンの発色
チタンは加工するとすぐに硬くなる。多くの素材に共通する性質だが、チタンはそれが非常に早い。柔らかくするには熱をかけるしかなく、チタンは本来かなりの高温が必要になる。そこで少しだけ柔らかさを出すために、バーナーで400〜500度ほどに加熱し、水に入れて冷ます。元の素材ほどには戻らないが、加工で硬くなった分は柔らかくなる。この焼きなましと絞りを繰り返して形を作っていく。大きなサイズでも条件は同じだという。
加熱すると表面に色がつく。これはチタンの特性で、バーナーでも電気でも発色する。ただしバーナーでは火加減で色が変わってしまい、均一にはならない。完成品は見本とほぼ同じ形に仕上がった。工場長は、金属の限界を押さず、ぎりぎりのところで形を作ると説明する。無理に伸ばすとムラが出るので、そこはテクニック次第だという。
堀江氏はタンクドームもいつかチタンでと冗談めかしつつ、チタンは高すぎて使えないと話した。全部チタンでできれば設計はずっと楽になるが、非常に高いという。大きくなるほど加工には人が吹き飛ばされるほどの力がかかり、2〜3人がぶら下がって安定させる必要があると改めて説明があった。
狙った色を出す方法についても話があった。熱で色が変わるのがチタンなので、何度まで上げて何時間保てば緑になるかといった条件を管理するために、温度を制御する機械が必要になる。狙った色を確実に出すなら電気で、水槽に入れて電気をかける方法を使う。ゴールドなど、自然界にある元素の色のグラデーションは出せるが、真っ黒だけはできないと言われているという。
見せる場としての店舗と手仕事のコラボ
敷地には製品を並べた店舗もあった。加工だけでは何屋か分からないので、こんなものも作れるというサンプルを兼ねて置いているという。価格は高めだが、見てきた通り1個ずつ作るため大量生産ができないからだと説明された。
鎚起銅器の職人とのコラボ品も並んでいた。作った器に特殊な色をつけたもので、塗装ではない。銅が薬品に反応して変わる色が10種類ほどあり、それを組み合わせ、色を残したい部分にはコーティングを塗り分けて仕上げているという。これも手仕事の特殊技術である。
残された課題
見学を通して、冒頭で社長が述べた見立ての両面が具体的に確認された。一方には、自動機を作る発想、壊れない試験機へのこだわり、誰も引き受けない単品加工、1人では動かせない大物のへら絞りといった技術がある。もう一方で、社長自身が認める通り、この町には技術をまとめ上げて付加価値のある最終製品にする力が足りない。社長は、まとめる仕組みと資本が入れば作れないものはないと見ている。堀江氏は、LSAのような小さな機体から国産航空機の裾野を広げたいと考えている。燕三条の技術でその機体を実際にまとめ上げられるかは、この訪問の時点ではまだ構想の段階にある。
ホリエモンチャンネル。まずここは伊ずさんという、試験機とかを作ってるメーカーで、
あの、いすゞさんとは違う。そう、違うんですよ。似てるんですけどね。ロゴが。ロゴめっちゃ似てますよね。そう、そう、そう、そう。
あれ、椅ずランドでね、時アとか航空事業が増えてきてますけど、実際にLSAを作ろうというところで、そういったところの協力会社を見に行こうというところで。お、はい。今日の企画ありますんで、はい。行きましょう。
両手両亭みたいなとこですけど。お入りください。はい。お邪魔します。はい。どうぞ。お入りください。あ、ああ、どうぞ。どうぞ。大丈夫。はい。
では、僕いろんなとこで言ってんですけど、燕三条エリアっていうか、この県央地区って言うんですけど、そこで作れないものは多分ないなって思ってまして。うん。で、それはって言うと、航空機の話ですよね。
航空機、ごめんなさい。航空機に関わってる方々からすると怒られるような発言しちゃうんですけど、田植え機作ってんですよ。ここって井関農機っていうとこが。あっちの方が難しいと思う。ああ、あんな柔らかいデリケートな根っこついたやつを均等に植えてくんですよ。うん。むちゃくちゃな技術ですよ。
で、そう、そうですね。いろんな難しさがある。そう、いろんな難しさがあって、で、それを思うとね、僕もものづくりのエンジニアなんで、それを考えると、飛行機って結構そういう違う要素はたくさんあるんだろうけれども、そういったところの要素っていうのはないなって思っていて、
で、だから飛ぶか飛ばないか論で言えば飛ぶものは作れると思いますよ。ロケットにしてもね。何でも作れるとは思ってます。法律に触れない程度に。それをどうプロデュースするのかとか、そういうのが下手な街なんですよ。
みんな1つ1つはキラリと輝くような、バカじゃねえのっていうようなやつがいっぱいいるんですよ。例えばこれ、あくもうんですけど、堀江っていうんですか?堀江っていう会社が作ってんの。へえ。
での同級生が作るんですけど、これ二重になってて、ここ溶接してんですよ。溶接した。溶接の飲み口。へえ。バカでしょ。[笑い]しかもこれチタンですからね。そう。しかもこれチタン。
あ、これが例のあれだ。表面加工で色々色が玉虫になるみたいな。もちろんそれもそうだし、チタンをわざわざ使って、わざわざ溶接で、わざわざこの薄さでやる。で、しかも自動機を作るんじゃないです。あ、溶接の。溶接の。へえ。
だから溶接することが目的ではない。自動機を作ることが目的な。チタンの溶接の。はい。ええ、考えてることはちょっと違うの。うん。だから、そういう変なやつはいっぱいいるんだ、この町。
で、物を作るだけやりゃいいことなのに、物を作る自動機を作るなんですよ。そうすると何がいいかって言うと、均一なものを安く、早く提供できる。うん。っていう、要は商売にしたいっていう連中がいっぱいいるんですね。
このちょっと行ったとこに爆魔工業ってあるんですが、チップソーを作ってるんです。はい。はい。彼もそう。チップソーを作るの。チップソーって草刈り機。ああ、あの刈払機ってありますでしょ?エンジンがついて。はいはいはい。
あの、え、そんなの誰でも真似すれば作れることになる。だったらその先端にダイヤモンドくっつけて、それを加工するための装置を作って、そっちで特許取るんだ。そういう変な人がいっぱいいるんです、この町は。
え、これはそのなんかで、デモ製品みたいなやつなんですか?いや、商品ですよ。これも商品で売ってるんですね。はい。で、私がお手伝いしてそうなった。ある熱処理をすると簡単にできるから。うん。
で、うちは熱処理をするエキスパートなんですよね。環境試験でもあるんだけれども、空間をどうにでもコントロールできる。だから今日、そっちとこっちの空気混じってないんですよ。うん。
コロナの時に作ったんですけど、うん。安全な場所作りたくて、うん。10分に1回全換気させて、航空機もそうですよね。全換気させて、さらにそっちとこっちの空気混じってない。うん。あ、そうなんですか。
そういうことができる会社。こんな空間をこんな風に作ってくれとかですね。我々のいいところって、やってみなくっちゃわかんないことっていっぱいありますよね。はい。はい。はい。それ大好きなんですよ。うん。
やってみなくっちゃわかんないけど、まずやろうよって。金なんて後だよっていう会社。大きい会社さん、我々の同業者たくさんあるんですけど、そこはお金もらわないとやんない。うちはまずやってみて、で、それが面白いか面白くないのか、あるいは世の中の役に立つのか立たないのか、ビジネスになるのかならないのか、そこなんですよね。
いや、だからまさにさっきの溶接の話とかは僕らめっちゃ苦労しましたよ。ですよね。はい。あの、アルミの、7000番台かなのアルミの、まず板を曲げて、はい。直線で溶接するんですけど、その後円周溶接するんですよ。タンクの溶接。はい。はい。
で、タンクの溶接でこんな苦労すると思わなかったんですけど、1番苦労しましたね。はい。ですよね。エンジンよりタンクの方がでした。溶接の条件を、はい。はい。相当要求されるんで。ええ。
で、今自動溶接機になってますけど、うん。チタンとか高いんで使わないですけど、アルミなんですけど、アルミの超々ジュラルミンみたいなやつですけど、結構大変でしたね。そうですよね。うん。
溶接って結構アナログなんで答えがない世界なんですよ、これ。だからほぼ職人芸っていうか、多分堀江さん分かると思うけど、職人の世界なんですね。だから職人の世界って職人の街じゃないと絶対できない。
学校の勉強とはちょっと違うところがあって、その町なんだね。だからここってそういう意味では、そういう土壌がそもそも論、生まれそうだったところからあるところだからいいなと。
でもあれですよね。そのアピールというか、最終製品をここの街でこうプロデュースするってのが弱いっておっしゃってましたけど、できると思いますよ。いや、それを本当にプロデュースします、設計ができました。うん。で、さて、まとめるところ作りましょうっていうことになって、本腰入れればできなくはない。
そう。それで飛行機をって話になってて、日本ってやっぱりその戦後10年間飛行機の製造が禁止されたじゃないですか。あん時にやっぱりすごく断絶があって、みんな自動車メーカーになっちゃって、飛行機作るとこなくなっちゃったじゃないですか。
それで、戦闘機とかはね、やっぱ一応国防上の問題なんで、みんな作ってましたけど、旅客機は別に作んなかったんで、エアバスとボーイングがみんな持ってっちゃったみたいな話になってて、
で、スペースジェットもできませんでしたみたいな話になって、それをやっぱりやるには結局その裾野を広げてかないと多分ダメで、LSAとかを使ってちっちゃいものから作っていって大きくしていくっていう風にしないとね。
戦前は世界でも有数の航空大国だったはずなんだけど、今や国産の旅客機なんか全然飛んでませんみたいな話になってるんで、そこを変えたいなってのはあって、でちょうどわ田さんとその話してたら、うん。燕の技術で全部できんじゃないのっていう話で、それでこんな感じの話になって、
まさにこのチタンの加工の話をしてて、もうこれオールチタンで作ったらかっこいいんじゃね?みたいな話で。[笑い]うんうんうんうん。
結局テスラとかも最初ロードスターから始まったじゃないですか。あれロータスかなんかに作らせたんですよね、最初。うん。あのテスラロードスターって1番最初は、シャシーは全部そのイギリスのメーカーに作ってもらって、テスラがやってたのバッテリーだけなんで。ノートパソコンのバッテリー買ってきて、うん。
それのマネジメントシステムを作ったのがテスラなんで、今は自分たちのやつ作ってますけど、バッテリーもスポーツカーだと高くても買ってくれるじゃないですか。うん。うん。あの、中東の金持ちとかが。でもなんかみんなやっぱそこターゲットで作ってますけどね。
ちょっと論点違うんですけど、付加価値を求めたいと思っていて、で、皆さん付加価値の価値のつけ方がよく分かってない人たちの集まりで、技術だけ磨いてった町なんですよ。
で、あともう1つ特徴があるとすると、金属だけじゃない。うん。隣行くと木材もやってるし、反対隣行くと布もやってるし、布が発展されてケブラーとか、うん。炭素繊維とか同じですから。あ、そうなんですね。そうなんですよ。作り方全く同じなんで。
具体的に製品とかどんな感じのもの作ってんですか?もう板作ってるよね。うん。あの、ケブラーの板。あー。で、それをこう提供するっていうところを多分行ってると思います。へえ。で、そういう会社もあるし、だからまさもあるんです、ここ。
で、こういったあれですけど、大手の、自動車屋さんとか他の会社さんの下請け屋さんかサプライヤーさん、またその部品供給メーカーさんがものすごく多いし、腕を磨いてかないと採用されない。うん。工業界に一見見えるけど、みんなライバルとかね。うん。そういう意味ではいい街かもしれん。
いろんな複合材あって、あのタス屋さんがあるんですよ。隣の街。それそうなんですけど。そうすね。これここ用に作ってもらったんです。オーダーメイドですよ。オーダーメイド品で。だからここ用に作ってもらう。だからそういうものを作れる街ですよね。
まあなんか大風呂敷をこの田舎の社長は言ってるよって思うでしょう。で、話半分ぐらいでいいと思うんですが、でもゼロではない。[笑い]うん。それをまとめる力がないだけ。で、だからそこがうまく機能してまとめ上げることができて、ある程度の資本力が入ってくればできないことはないと思います。
立って仕事してます。皆さんスタンディングデスクなんです。そうです。立って仕事されてる。立って仕事して。へえ。座ると具合悪くなるよ。ええ。僕も確かに立ってやってんですけど。[笑い]うん。あの、昇降型のやつ使ってて。へえ。あ、動くやつね。
立ってやってます。小型の試験機だけここ置いてんですけど、はいはいはいはい。環境試験機ってなんだか多分知らないと思うんですが、こういう金属の箱なんね。で、この中にその試験物を入れて。
多分うちの会社でも使ってます。あ、そう。それは使ってますよね。ここのじゃないかもしれない。御社のじゃないかもしれないですけど。あ、ないわけはない。ないわけは、ないわけは、ないわけがない。ないわけ。すいません。細かい型番とかは知らないですけど。
うちの特徴はですね、フレームががっちり入ってる、ああいう鉄骨の、はい。はい。はい。こういうがっちりしたフレームが中に入ってるのがうちの最大の特徴。うん。で、なんでかって言うと、壊れちゃいけないものじゃないですか?うん。
だからこういったがっちりしたものを入れてる。他社製品はこういうのが入ってないですね。うん。だから、乱暴に使っていただいても大丈夫だしっていう。これが作れるってことは何かっていうと、やっぱ金属の街だからですよ。うん。だから、こうじゃなきゃダメなんです。まあ、そうですよね。はい。
こうじゃなきゃダメだっていう考え方ですよね。安く作って安かろう悪かろうを作りゃ、それは儲かるかもしれないけど、僕の商売の目的は儲けじゃないから。うん。そうですね。
今うち創業88年目なんですよ。はい。はい。はい。で、元々このオンスド系を作り始めて、島津製作所っていうとこから独立した会社。ああ、そうなんです。へえ。
で、88年目、1番はその金属加工のところが、見えるように後ろの装置、レーザー加工装置なんですが、それ導入中。え、レーザー加工装置。レーザー加工って言って、待ってね、今。
あれパンチで抜いてますでしょ?あれプレスで抜いてんでしょ?はいはいはいはい。遅いじゃないですか?はい。当時での最先端だったんですけど。ああ、遅いじゃないですか。はい。で、あれをレーザーでビーってもう焼いて抜いてく。はい。はい。はい。
だから早くなって精度が高くなるっていうようなものが夏から稼働するという感じですね。ああ。
え、さっき、いろんな形のものを作れますよって言ったのが、結局ここでそういう材料を駆使しながら、あれの定盤なんだね。うん。精度の高い平板の上で溶接をしていくんで、正確なきっちりした箱ができる。ああ、なるほど。次行きましょう。
まあ、だから大きいものもあるし、ちっちゃいものもあるし、職人さんたちがそれぞれテーマを決めて担当を持ってやってくんですね。へえ。だから同じものがない。うん。
ほぼオーダーメイド品なんで。で、オーダーメイド品なんですが、オーダーメイドが我々の標準だと思ってるんで。はい。はい。はい。普通、標準品は標準品じゃない。そうですね。うん。うちは標準品とオーダー品のあんまり切り分けがない。全部自分たちの手で作るわけだから、そこに標準品とオーダーメイド品の区分けをすることはない。
で、だからそういう意味ではいろんな装置があると。これ重報電用の中で、だからリチウムが爆発して燃えても、大丈夫なんすね。大丈夫。へえ。へえ。それ用に作ったやつ。小型のリチウムの試験機だから。
ちょっと、ああ、さっきのフレームが中に入ってるんで、そう、中で爆発しても、大丈夫、大丈夫です。
ロケットはすごいやばい条件ばっかりなんで、大体やってるんすよ、多分。え、もうそれそうっすよね。振動もね。振動もうだってそもそも振動すごいす。とんでもない振動で上がってきますもんね。そうね。
あと真空チャンバーみたいなのもやってるんですよ。で、結構絶対真空に近いぐらいまで。どれぐらいでかいの作れる?でかいのは1.5m角ぐらいしかね。1.5m。1.5m、1.5m。お。まあ標準的にやってんのは1m角ぐらいですよね。
もっとでっかいのって作れるんですか?作れます。うん。そう、真空にする時のケースを作ってる会社が。ケース。ケース。真空度上げると、はい。溶接で繋げないんで、もう無垢から削り出してたりするんですよ。へえ。
で、そう、そのでかいフライス盤持ってる会社があって、はいはい。だから、そういう変な会社がいっぱいあるんですよ、ここ。ああ、すごいっすね。
あとこれは1番ちっちゃいんですけど、人が中に入れるタイプ。これもあれですか?これも環境試験機ですね。うちの実験機で使ってるんですが、試験槽でやってんですけど、人が中に入って試験ができる。これがでかくなってくと車が中に入ったりするわけ。
質問、あの中にね、タンブラーが入ってます。さっきの。あ、さっきの。さっきのタンブラー。あ、嬉しいす。ありがとうございます。はい、ありがとうございます。またよろしくお願いします。ありがとうございます。
この次は、丸山製作所、特殊治具とかを作ってる工場で、治具。色々ね、ものづくりにおいて治具というのは非常に大切なもんです。そういったところを検証しようということで。はい。はい。
はい。よろしくお願いします。本当単品っていうか、ロットが少ないものが多くて、なんかもうワイヤー放電加工機なんですけど、はい。普通、金型とかの型を削る、切るじゃないですか。そういった使い方じゃなくて、はい。
これめなんですけど、高って言って、物の削るための道具なんですけど、手で。はい。こういう先端硬くなってるものの先端を削るためにワイヤー使ったり、これを作ってるんです。今はこれを作ってます。この先端を。うん。すごい。
これも道具ですね。今なんか、こんまにぐらいのワイヤー線なんですけど、これが鉄にぶつかってスパークを起こしてるんですけど、大体温度がスパークで8000から1万2000ぐらい。で、溶かして切ってるんですよ。はい。
なんで溶けたところがこうちょっと真旧がついてるんですけど、はい。切削とはちょっと違う。すごいマニアックなプロダクトです。
あとはちょっと機械のハンドルになるんですけど、パイプじゃなくて中にも詰まってるもので、あまりプレス屋さんが、プレスベースが壊れるんでやってくれないような。
これはどうする?これを今形状的にへの字に曲げる感じですね、今。あれやってくれない?あんな丸棒はやってくれない。なかなかやってくれないですね。4本とか5本とかでずっと自分ちで金型も作って。うん。へえ。あ、あの金型も自社で作ってた。これ曲げる感じで。
おお、すごい綺麗に。そうですね。こんな感じに曲げて。すごい。大丈夫できますか?大体ステンレスぐらいまでは大丈夫だよね。軽いのはステンとか、ステンは多分。アルミは全然割れる恐れがあるんで、アルミの場合は用意させてもらって、普通の鉄は大丈夫ですね。
え、これは何なんですか?これは今SS。SS。はい。SS400で。ああ。これは本当ハンドルみたいな。はいはい。機械のハンドルの部品です。ああ。で、これがさっきプレスで曲げたやつ。さっきのプレス。ハンドルですか?そうですね。ここマシニングで加工してハンドルになりますね。はいはいはい。
すごい古いマシニングセンターなんですけど、結構。そうっすよね。なんか見たことない。もうメーカー自体がもう1回やめて、すごい古いんだけど剛性が強いんで、こういった荒削りがすごいいい。へえ。まだ現役で。
これでもメンテナンスどう?メンテナンス1年に1回やってます。メーカーじゃなくて別の会社にメンテナンスできる状況に払うんで。あ、そうなんだ。はい。
昔のだから動きも遅いんですけど。ファナック。あ、日立とファナックです。え、日立とファナックの?いや、日立精機がファナックの制御機器を買って乗せてある機械ですね。ああ、日立オリジナルの制御ってあんまないんで。はいはいはい。これもすごい古い、もう売ってないです。めっちゃめちゃっすね。
これプログラミングとかできんすか?あ、これはもうCAMでやってます。プログラムは。CAM、CAD、CAMで。ああ、CAMでね。それどうやってこれプログラム入れるんすか?プログラムはここのCAMで作ったデータを、うん。あ、
専用のこういうカードがあるんですよ。昔の、すごい懐かしいと思う。マクセルだ。はい。[笑い]これは20〜30年前の規格です。メモリーカード。これスタティックRAMじゃないっすよね。これ電池が入ってんの。電池。すご。[笑い]
いや、この辺の機械を動かすのにまだこれが必要なんで。8KBしかないよ。はい。8KBだよ。今の写真1枚よりちっちゃいです。よりちっちゃいですね。8000バイトしかないってことです。ファミコンよりしょぼいね。しょぼい。ファミコンが多分ね、16KBぐらいあったと思うんで、そのぐらいですね。ファミコンより小さいす。
なんで2万文字ぐらいのデータで。ねえ。ですよね。なんでこの機械も3次元加工とか何もできなくて、本当に簡単な。
でも昔買ったら高そうですね、これ。いや、いくらすんすかね。僕の代、僕入った時もうあったので。いや、当時数千万円ぐらいしたんじゃないですか、多分。当時は最先端でしょうからね。まだ剛性があるんで使ってる感じですね。はいはいはい。
さっき先やって焼いて、大体焼くとこういう感じになるんで、はいはいはい。この焼き入れた後に研磨が入る感じです。で、研磨もワンパスとロータリーの研磨2種類。当たった黒い部分が銀色になって。へえ。
これはレーザーで切ったものを焼き入れして、その後研磨です。これ何なんですか?半導体工場の治具のパーツです。へえ。もう今半導体好況で大変でしょ?多いですけど、やっぱり1個だけっていうのが多いんで、1個作るのが大変ですね。ああ、1点物だから。
1点物なんで、なんか量産みたいに1回やっちゃえば1ヶ月流せるっていうのがなくて、大体毎日プログラム組んで毎日段取りしてみたいな。ボラティリティはないの?でもボラティリティは、大体3割が量産で、でも7割ぐらいは単発です。そんなにあるね。はい。
量産は大体バルブ類が量産になっていて、でもやっぱ単発のが多いですね。工場的にはこんな感じです。はい。どこも作ってくれないような、困ってるような品物を受け入れてやってるようにはしてます。ああ、なるほどなるほど。
じゃ、奥の方へお願いします。こちら機械加工をメインとしていて、こちらの方でへら絞りをやってます。はい。はい。はい。めっちゃかっこいいすよ。ありがとうございます。
この機械の前で、うちは一般の方にもお見せするオープンファクトリーをやっていて、へえ。今日は予約なかったですけど、週末になるとお客さんが来て見ていくっていう風な、ビジネスなんですけれども。それをやってます。うん。あ、だからこういう感じなんです。あ、そうです。はい。見せられる場みたいな感じで。
これうちの社員たちが作ったんですよ、自分たちで。へえ。かっこいい。ありがとうございます。で、これが今作ろうとしてるチタンのタンブラー。こんな形なんで、ぐい呑みの大きいサイズで。うん。さっき見たやつとはまた違うやつ。また違う。これは違うんですね。へえ。
今、この大型なものも手出して、結構大きなものが。最大どれぐらいのやつやってんです?えっと、向こうの工場であるので1300ぐらい。1300ぐらい。ああ。へら絞りってご存知ですか?それはもちろん。はい。
なかなか知られてない産業なんで、昔からやってるんですけれども。でっかいやつ作る時って何が問題なんでしたっけ?えっと、型が大きくなっちゃうんで、だから機械自体がそれなりのスペックがないと振り回せないんですよ。
こういう棒に力を乗せて加工していくんで、このぐらいの棒だと2、3人ぶら下がらないと、大きいサイズだと動いてくれなくて。だから普通はあのサイズ、機械に1人しか捕まらないんだけど、大きいサイズになると3人がかりで使ったり、作ったりします。
今回チタンの1.5mm、1.5mmのチタンを、この形まで今持っていくんですけど、へえ。ちょっとうちの工場長がお見せします。で、こちらの方に来るとものすごく分かりやすく。
今は何してるんですか?あ、今、芯出し。中心にまず材料を持っていく。芯出しってどうやってやるんですか?こうやって芯出し、簡単な治具があって、これを上げることによって芯が出せるんですけど。はい。で、これを上げる。あ、この、これ。そうです。そうです。そうです。ここの芯を。はい。これで半径を抑えて、それを真ん中にするってことです。
そうです。そうです。まず材料を真ん中に持ってこなくちゃいけなくて。それを真ん中にするのはどうやって見分けるんですか?このなんか模様がついてる。あ、もう何もないです。本当この板なんで。それどうやって真ん中に持ってくってわかるんですか?
はい。今足で押さえたので、2本の棒が出てきて、それがこう上がったところを押さえれば中心になるんです。2本の棒で上げたところが。それずれたらまずいですよね。そうですね。でもずれても今みたいにピピってやれば簡単に出せる。でもちょっと緊張しだとできないなと思うんすよ。
例えばそのちょっと音とかは結構硬い筋なんで。これチタンですね。チタンですね。今これ何やってんですか?これは滑りやすくするために。チタンも、ほとんどの金属がそうなんですけど、摩擦が1番NGなんですよ。引っ掛かりが。そのために今つけたのは石鹸と工業用のグリス。
を塗って。チタンの場合はこれローラーじゃないと絞れないんですよ。先端が。はい。こういう回転体に対して回転体の棒で少しずつ押し当てていって形を作っていく。
例えばそのさっきの2.3mのアルミのタンクドーム材を作るとしたら。はい。できると思います。あ、今2.3mうちのそのスペックだとちょっと厳しいですけれども、その丸の材料が1.3なんで、今の状態だと。うん。うん。で、もちろんそういうことあれば、それなりの機械を用意すればできるんで。へえ。
ただ2.3だから、今みたいに1人じゃできないから、ここの棒を長くして、何かでこうぶら下がって動かす。え、でもできそうですね。なんか。[笑い]できます。できます。はい。大きなパラボラアンテナとか、実際ロケットの先端はへら絞りで作られているんで。はいはいはい。
チタンの場合はこうやって加工するとすぐ硬くなるんですよ。はい。いろんな素材がそうなんですけど、チタンの場合はものすごくこれが早くて、で、金属を柔らかくする方法は熱をかけることなんですね。はい。
で、チタンの場合はかなり温度をかけないと柔らかくならないんですけど、少しぐらいの柔らかさを出すためには、こうやってバーナーで焼きつける。これで何度ぐらいなんですか?えっと、このバーナーだと多分400°から500°ぐらいまで上がるでしょうか。
でも少しだけ柔らかくなって、これを水の中に入れて冷ますと、もう柔らかくなってる状態。もちろん素材よりは柔らかくはならないですけど、あ、はいはいはいはい。今形を作った加工硬化分は柔らかくなってるんで。なるほど。
なるほど。これが大きいサイズでも同じ条件になるので、これで熱を加えて柔らかくして、そしてまた絞るんです。そうです。そうです。
金属に色がついてきました。そうですね。これはチタンの特性で、えっとバーナー発色です。ああ、バーナーで発色するんすか?そうです。バーナーでも発色します。へえ。はい。電気で発色したとか。ねえ。あ、電気でも発色するんです。そうですね。へえ。熱とかでも発色するのかもしれないですよね。
それでチタンで飛行機作ろうみたいな話になってたんで。うん。うん。うん。でもバーナーだとどうしてもこの火加減で変わっちゃうんで、均一な色が出ない。今みたいにちょっと虹っぽいような。
で、柔らかくなったんで、またこうやって負荷をかけていくとどんどん成形が。でもまたこれ硬くなってるんで、これ以上また押すとまた歪みが出ちゃうんで、はい。またここで焼きなましを。もう1回焼きなまし。焼きなましなんですね。
使うんで、Oリングとかシールが大事じゃない。Oリングのね、とか。
あ、できたんすか?はい。すげえ。今熱どうだろう?あ、ちょっとまだ。あ、ちょっとあったかいぐらいですね。へえ。めっちゃすごいっすね。そうすね。ほぼ同じじゃないですか?メーカーでやってますけど、ほぼ一緒で。ほぼ一緒です。メーカーでやってて、これすごくない?
金属の限界を超さないんで、そのギリギリで形に作ってく。そんなに伸ばしてなかったりとか。これを無理やり伸ばしちゃうとムラが出ちゃうんだけど。ああ。うん。そこはもうテクニックの量。めっちゃ綺麗ですね。ありがとうございます。
ドーム材も、はい。いつかは。いつか本当に。いや、チタンは使えないす。チタン高いんで。[笑い]はい。チタンは無理す。うん。いや、それ全部チタンでできたら最高ですよ。すごい設計楽になりますけど、くっそ高いすね。うん。みんな使えないすね、チタンは。
あとはさっき見てたけど、これだけのサイズですごい力が。やっぱりこれがだんだん大きくなってけばなってくほど、多分人が吹っ飛ばされるぐらいの圧力になってくる。そう。だから1人じゃできなくて、2、3人がぶら下がって、2、3人で安定させるみたいな。
さっきのチタンの容量って、熱するからさっきみたいなトップみたいな色が出るっていうのは、さっき関さんちがあの緑になったじゃないですか。はいはいはい。あれをどうやったらあの色で止まるのかっていうのを、温度の調整をしてやるためにあの機械がいるっていう。ああ、なるほど。はい。
あの中に入れて何度まであげたらそうなるのっていうので、何度で何時間安定したら緑がつくのみたいな。はいはいはいはい。そういうのがあるんです。そうなんですよ。だから基本的に熱をかけると色が変わるっていうのがチタンなんで。はいはいはい。ここがもう色になってきてますんで。
狙った色にもできるんですか?そうですね。狙った色を出すんだったら電気ですね。電気でこうかけて、水槽の中に入れて。そしたら出るんです。出ます。ゴールドとか、自然色にある五原色っていうところの中のグラデーションでは。で、唯一できないって言われてるのが真っ黒だけなんで、真っ黒だけはできないって言ってました。ふーん。
これは何なんですか?あ、こっちの商品を並べてる店舗になってます。へえ。そこで作ったものを、加工だけだと何屋さんかわかんないんで、こんなものもできるよみたいな。へえ。サンプルがてら置きながら。すごいいい値段しますね、やっぱり。そうですね。やっぱり今見ての通り1個作るのに、どうしても大量生産がないんで。ですよね。そうですね。
これは何なんですか?これはえっと、追木同期さんが着色をしてるんですよ。これまた手仕事屋さん、手仕事屋さんのコラボ品を並べていて、へえ。作った器にこういう風な特殊な色をつけて。これはペインティングではない。
違うんですよ。これは銅なんですけど、素材の銅が薬品に反応して変わる色が、あそこの10種類あって、それをこう合わせながら、例えばこれだと金色と青を合わせて。うん。青くしたいところには、コーティングみたいなのを塗って、はあ。作ってるんですよ。だから本当これも手仕事の特殊技術ですね。へえ。
ありがとうございます。いえ、こちらこそありがとうございました。
堀江崎、溝口主催の経営者コミュニティ、REAL VALUE CLUB。会食やイベントでの壁打ちを通してビジネスアイデアの提供。マンやマネージメントチームに直接LINEで相談ができるなど、年間を通して二重のメニューを用意。詳細は概要欄かコメント欄のリンクへ急げ。
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