ジャングリア沖縄の巨額赤字をどう見るか:堀江貴文が語る有限責任、実際に行った感想、長期支援の必要性

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概要

ジャングリア沖縄の赤字が大きく報じられ、親会社側の説明の場も紛糾した。堀江貴文はこの騒動について、森岡毅氏への個人攻撃は筋違いだと述べる。そのうえで、実際に訪れた立場から良かった点と物足りなかった点を挙げ、1年で支援を打ち切るべきではないと主張している。

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来場者数の見通しと資金繰り

堀江によれば、ジャングリアの来場者目標は100万〜150万人だった。今年度は100万人の来場を見込んでいるが、上半期が65万人だったため、下半期は35万人になる計算で、ペースは半減しているという。

資金面では、沖縄の公庫が30億円のつなぎを行う話になっている。ただ堀江は、それでも3カ月しかもたないと説明し、赤字をどうするのかで揉めている状況だと整理した。

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経営者に「自己破産させろ」は筋違い

堀江がまず取り上げたのは、森岡氏への激しい批判である。「USJを立て直した」という趣旨の本を出してきた人物を快く思わない人が多いのだろう、と堀江は推測している。

特に問題視したのが、クールジャパン機構のような公的資金が入っているのだから本人を自己破産させろ、という声だ。堀江は、中小企業の社長の連帯保証についても制度が整えられ、会社が潰れたら経営者が自殺に追い込まれるような時代ではなくなったと指摘する。そもそも株式会社は有限責任の仕組みであり、会社が潰れたときに最後に損をかぶるのは株主である。有限責任だからこそ大きな事業に挑戦できるのであって、失敗のたびに経営者が詰め腹を切らされるなら挑戦する人はいなくなる、というのが堀江の論理だ。税金が投入されていても経営者に個人で責任を取らせるのはおかしく、会社経営をしている人ならわかるはずだと述べ、事情を知らない人たちの議論が混乱していると見ている。

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テーマパークは「偽物」だから、それでいい

堀江は自身が実際にジャングリアを訪れたことを強調し、行かずに文句を言う人を批判した。自分はテーマパークにまったく興味がないので、フラットに評価できるとも話す。

堀江の考えでは、テーマパークはそもそも「偽物」である。ヨーロッパの街並みや港町、サファリ、南の島といった本物を見てきた立場からすれば、自然を模したアトラクションより本物の方がいい。しかし、お金や時間の都合で本物の場所に行けない人たちのためにあるのがテーマパークだ、と堀江は位置づける。

恐竜のアトラクションが作り物っぽいという批判について、堀江は自分の体験を例に挙げた。同じバギーに乗っていた5歳くらいの女の子が大泣きしていたという。その子にとっては本物に見えていたのだから、それでいいのではないかというのが堀江の見方である。

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良かった点:ジップライン、気球、グッズ、食事

堀江が特に評価したのは、やんばるの森の上を飛ぶジップラインだ。ジャングリアならではの体験だと感じたという。気球はめったに飛ばないのが残念だが、飛べばかなり良いはずだと話している。

グッズも高く評価した。値段の話は別にして、デザインが良いという。堀江は推し活をあまりしないため、強いIPよりもデザインで買うタイプだと自己分析する。恐竜のキャラクターが気に入り、園内で「ダイナソーパンツ」を購入したことも明かした。食事もおいしかったと述べている。

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物足りなかった点:フードの種類

一方で、食事のバラエティが乏しいという批判には同意した。堀江は森岡氏本人に、フードのバリエーションを増やした方がいいと伝えたという。森岡氏はフードには自信があると答えたが、堀江としてはやはりもっと種類が欲しく、屋台ではもっとジャンクなものが欲しいと強く感じたそうだ。

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赤字の中身と、2〜3年は見るべきという主張

現状では到底黒字にはならない、と堀江も認めている。そのうえで、1年で業績が悪い、潰れそうだという理由で支援を途中でやめるのはさすがにひどいと述べ、2〜3年は様子を見たいという立場を示した。ただし、それを前提にするには資本が小さすぎるという問題もあると付け加えている。

赤字額についても、堀江は報道との違いを説明した。170億円という数字は親会社の赤字で、ジャングリア運営会社の減損がそのうち半分ほどを占める。純粋な赤字はおそらく80億円くらいだったと記憶しており、それなら想定の範囲内だという見立てである。それでも批判が集まるのは、ジャングリアを叩く記事の方がアクセスを稼げるからだと堀江は見ており、NewsPicksの記者チームも名指しで批判した。

沖縄北部の観光と空港構想

最後に堀江は、森岡氏の挑戦を個人的に応援していると述べた。沖縄北部に観光拠点ができること自体を高く評価している。知事が代わったことで普天間飛行場の辺野古移設も進むだろうと見ており、北部に米軍と民間が同じ滑走路を使う軍民共用の空港が、小さくてもいいからできれば、ジャングリアを含む北部観光が盛り上がると期待を語った。新しい産業を作る人たちは何があっても擁護したい、というのが堀江の結論である。