「勉強が大嫌い」なpecoさんは、なぜ英語学習を続けられたのか——担当コーチと振り返る3カ月

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概要

pecoさんは、自身を「お勉強が大嫌い」「新しいことにチャレンジするのも大嫌い」だと言う。その人が英語力ゼロの状態から学び始め、約3カ月でディズニーのキャラクターに自分の言葉で気持ちを伝えられるようになった。この回では、オンライン英語コーチング「イングリード(ENGLEAD)」で担当コーチを務めたももかさんと一緒に、学習がなぜ続いたのかを振り返っている。pecoさんが繰り返し語った理由は、「何をすればいいか」を考える手間をコーチが引き受けてくれたことだった。

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番組は司会の提案で、R25としては初めて英語の挨拶から始まった。司会は、仕事と育児で忙しいpecoさんが英語力ゼロから1年弱で話せるようになった理由を掘り下げる、と冒頭で説明している。

2年間続く、生徒とコーチの関係

pecoさんはこのサービスをプライベートで受講していた。初めて受講したのはちょうど2年前で、その後も期間を空けながら何度か受講しており、毎回ももかさんを担当に指名しているという。収録当日の朝も30分学習してから来たと話した。

司会が「信頼関係があるからこそ上達が早くなるのでは」と振ると、pecoさんは「絶対あります」と応じた。ももかさんは始めた当初の気持ちを振り返っている。pecoさんから本気で頑張りたいと伝えられたので、自分も本気で、それもpecoさん以上に本気で向き合おうと思った。pecoさん自身が気づいていない可能性を引き出して、良い未来に連れていきたい、という思いだったという。

英語を学ぶ動機は「英語がかわいいから」

英語を学ぼうと思った理由について、pecoさんは率直に答えた。子どもの頃からディズニーが身近にあって大好きで、さらに80年代・90年代の昔のアメリカ文化が好きだった。英語はずっと身近な存在で、「英語を話しているのがかわいい」と思っていた。よく聞く「世界中の人とつながりたい」といった動機は、最初は正直まったくなかったという。

話したい気持ちはずっとあったが、勉強が嫌いなので手をつけずにいた。やがて息子がインターナショナルスクールに通うようになり、英語が必要になる場面が増えていく。それでも勉強する気にはなれず、「でもやらなきゃ」を繰り返していた。転機になったのは、ママ友でもあり、pecoさん自身ファンとして動画を見てきたバイリンガルYouTuberのちかさんだった。ちかさんの夫がイングリードで学んでいると知り、「よかったらpecoちゃんもやってみたら」と誘われた。pecoさんは「勉強せなあかんねやんな」と思いつつも、このチャンスを逃したら今しかないと考えて始めたという。

一番の障壁は「始めるまでの準備」だった

腰が重かった点をどう乗り越えたのかと聞かれ、pecoさんは自分にとって何かを始める際の最大の障壁は「始めるまでの準備」だと説明した。何をしたらいいのか、本当に意味があるのかを考える時間がとにかく面倒で、そのせいで実際に始められない。イングリードではその部分をすべて任せられたので、「勝手にお勉強しちゃう」感覚だったという。

pecoさんはこれを、自分で勝手に作ったキャッチコピー「言われたことだけやっとけばいい」と表現して笑いを誘った。コーチに「今日はここからここまでやりましょう」と言われた範囲だけをやればよく、何をすべきかを考えなくていい。これが踏み出しやすさと、頑張ろうという気持ちにつながった最大の理由だとpecoさんは話している。

以前は少しだけオンライン英会話をかじったが、続かなかった。オンライン英会話にも意味はあると思うとしつつ、イングリードのコーチングの中で改めてオンライン英会話をしたとき、以前は知識ゼロの状態でやっていたのだと身にしみてわかった、とも振り返っている。

ラプンツェルに気持ちを伝えられた日

英語を学んでよかったと実感した出来事として、pecoさんはディズニーでの体験を挙げた。プリンセスの中ではラプンツェルが特に好きで、以前フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドで初めて会えたときは嬉し泣きするほどだった。しかし当時は英語力ゼロで、「I love you」しか言えなかった。

学習を始めてからの約3カ月後、ちかさんたちとカリフォルニアのディズニーを訪れ、再びラプンツェルに会った。このときは自分の愛情をすべて伝えられたという。pecoさんは、つたない英語で完璧でなくても、自分の言葉で大好きな相手に気持ちを伝えられることの素晴らしさを強く感じ、やってよかったと心から思ったと語っている。

番組ではその時の映像が流れた。ラプンツェルから朝食はもう食べたかと聞かれ、pecoさんが「No, not yet」と答える場面や、カメレオンのパスカルやかくれんぼの話題でのやり取りがある。pecoさんが「I came here because I really love you. I just want to say how much I love you」と伝える様子も映っていた。同行していた息子は「ママ早く言いなよ」とせかしていたという。

映像を見返して涙ぐんだpecoさんは、会えた嬉しさだけでなく、自分の言葉で伝えたことを相手がちゃんとわかってくれた「コネクション」のようなものがすごく嬉しかったと話した。ももかさんは、そのときpecoさんから直後にメッセージが届き、同じ気持ちでこの日を迎えたようだったと振り返っている。

苦手だった「チャレンジ」ができるようになった

司会が、英語を通して勇気や前のめりな気持ちが育ったのではと尋ねると、pecoさんは「本当に育ちました」と答えた。10年ほど英語を勉強してこなかった理由の一つは、新しいことへの挑戦が大嫌いだったことにあるという。面倒だし、準備も必要だし、そのためのパワーもいる。ところが英語を学んでからは、ほぼゼロだったハングリー精神やチャレンジ精神がすごく出てきた、と本人は話している。

具体例として挙げたのが絶叫系アトラクションだ。大嫌いで乗れなかったジェットコースターに、英語を学んでから「乗ってみよう」と思えるようになり、克服したという。さらに今年はオーストラリアの語学学校に短期間通う予定で、以前なら実際に行くことは「絶対なかった」と話した。英語を学んだ期間と「できた」という体験が、自分のトライする気持ちを成長させてくれた、というのが本人の実感である。

ここまで行けると最初から思っていたかと聞かれると、pecoさんは「思ってなかった」と答え、「こんなに楽しいと思ってなかった」とも付け加えた。自分がこれほど正直に話すのは、同じ気持ちの人が多いと思うからで、「私でもできた」ことを伝えたいと語っている。「英語を話したら世界が広がる」という言葉も、以前はきれいごとだと思っていたが、「ほんまにそうやで」と思うようになったという。

人間のコーチと、毎日のLINEでのやり取り

後半は、学習の進め方の具体的な話に移った。pecoさんがまず挙げたのは、相手がAIではなく温かい人間のコーチであることだ。自分以上に本気になってくれるので、「コーチのために頑張らなきゃ」という気持ちになるほどだったという。

もう一つはLINEで常につながっていられる点だ。わからないとき、答えはわかったが腑に落ちないときにすべて質問でき、想像の何十倍も詳しく丁寧な返事が返ってきた。モヤモヤを残したまま次に進むことがなく、それは一人で勉強していたら難しいことだとpecoさんは話す。

ももかさんによれば、仕組みは二本立てになっている。一つは週1回の「ウィークリーカウンセリング」で、カリキュラムの進み具合の振り返りや、頑張った分のテストの確認をして、次にどうするかを話し合う。もう一つは毎日のLINEでの「デイリーサポート」で、質問への回答に加えて、「昨日は忙しくて予定通りできなかった」という相談にも「大丈夫ですよ」と声をかけて対応していたという。

番組ではやり取りの実際の画面も紹介された。2年前の最初期のものには、夜遅くて予定の学習ができなさそうだという相談に対して、隙間時間で文法ならできそうだと一緒に考える様子が残っていた。別の画面では、pecoさんが英作文の教材で言い換え問題に取り組んだ際、なぜ別の形ではだめなのかと疑問を持ち、動名詞と不定詞の違いについて質問していた。ももかさんは、質問をもらえるのが嬉しいことをまず伝え、そのうえで例文を使いながらできるだけ噛み砕いて返信するよう心がけていたと説明している。

「時間がない」をどう崩したか

始める前のpecoさんは「時間ないよ」と思っていた。仕事もあり、空いた時間があってもダラダラしたい、とも思っていたという。しかしコーチと一緒に「生活の中のここでできる」という場所を探すうちに、英語だけのための時間をわざわざ取らなくても、気づけば1時間半から2時間ほど学習していることになっていた。

ももかさんは、やり方は人それぞれだと前置きしたうえで、pecoさんとは何度も「作戦会議」をしたと話す。愛犬のブラッシング中や子育ての合間に単語をやる、といった案を出し、「できそうですか」と確認しながら決めていった。予定以上にできたと報告されることも増えていったという。

pecoさんが現在実践している隙間時間は具体的だ。息子を送って車を降りた瞬間にスマホを車につなぎ、シャドーイング音声を流してブツブツ言いながら帰宅する。そのほか、食器洗い、洗濯物をたたむとき、犬のブラッシング、ドライヤーの時間にも学習している。こうした時間は教えてもらわなければ気づけなかったと本人は話している。

最初の診断は「全然できなかった」

受講前には無料カウンセリングがあり、専門のコンサルタントが英語力診断テストを行う。そのスコアをもとにコーチがカリキュラムを組む、とももかさんは説明した。pecoさんは当時を思い出して苦い顔をしながら、見たことも聞いたこともない単語ばかりで「全然できなかった」「ずっとわかんないですってなってました」と話した。

そのカウンセリングで1日にどれくらい学習できそうかと聞かれたとき、pecoさんは心の中では5分と思っていた。ただ、さすがに5分では怒られるかと思い、15分と答えたという。それが今では気づけば1時間やっている。その変化について本人は、コーチが引っ張り、楽しくやる気にさせてくれたからだと話している。最初に「どうなりたいか」を聞かれたときもあまり考えたことがなかったが、それをコーチが引き出し、目標やライフスタイルに合ったやり方を「十人十色」で考えてくれた、とpecoさんは振り返った。

「結局やるのは自分」だが、落ちそうなときに引き上げる役がいる

pecoさんは、逆説的な言い方で本音も語った。結局やるのは自分で、コーチが代わりに勉強してくれるわけではない。やらなければ伸びないのは当たり前だ。それでも人間なので「今週は無理かも」と思うときはある。そのときに「釣り上げて」くれるのがコーチだという。自分は「ももかコーチの手のひらの上で転がされまくり」、やる気を引き出してもらったと笑いを交えて語った。

ももかさんの見方では、pecoさんにとっては小さな成功体験の積み重ねが大きな自信につながっていた。すべてはできなかった日でも「5分だけ単語をやった」という記録に焦点を当て、「ここできていてすごいですよ」と伝える。そうするうちに振り返りの内容が良くなっていき、「これもやってみたい」「これもできそう」が重なって、1時間や1時間半の学習に自然となっていった、とももかさんは説明している。

コーチには寄り添い型から「お尻ペンペン」型までいろいろなタイプがいて、マッチングを重視しているという。pecoさんは自分を典型的な「褒めて伸びるタイプ」と言い、ももかさんはよく褒めつつ、やる気のない日には上手な言葉でその気にさせてくれた、と話した。ももかさんは、pecoさんと好きなものが共通していたこともあり、pecoさんの「好き」を追求できるようにサポートしたと述べている。

カリキュラムの中身

カリキュラムについて、ももかさんは最初は他の受講生と同じく単語と文法から始めたと説明した。日常会話は中学校レベルで十分なので、中学校の基本から始め、文法のテキストにも取り組んだ。pecoさんによれば、机に向かってやったのはこの文法テキストだけだったという。

その後はライフスタイルに合わせてアプリで進められるように組み、英作文の練習も最初は教材に沿って行った。そのうえで、好きなドラマの内容に沿った作文やディズニーの題材など、pecoさんがワクワクする内容も織り込み、基本の大事な部分と組み合わせたという。シャドーイングやリスニングのトレーニングも取り入れている。ももかさんは、教材だけでなくやり方も本人に合うよう工夫しており、その土台には第二言語習得の理論があると説明した。

pecoさんが特に効果を感じたと話すのは、英語の語順で聞く練習だ。日本語と英語では語順が違うので、たとえば「I went to Disneyland」を「私はディズニーランドに行った」と日本語の順に置き換えて聞くと間に合わない。「私は・行った・ディズニーランドに」と英語の順番で聞く練習をカリキュラムに入れてもらい、それを始めてから以前よりできている感覚が強くあるという。以前は英語で話しかけられると心をぴしゃりと閉じてしまっていたが、今は「壁がなくなった」ようにすっと入ってくるようになった、と本人は語っている。

英語での対話と、次の目標

番組の終盤では、ももかさんがお題を出し、2人が英語で会話した。お題は「英語学習で人生はどう変わったか、一番大きな変化は何か」である。pecoさんは、ディズニーや80年代のアメリカ文化が好きで英語をずっと話したかったこと、でも勉強は好きではなかったことを話した。そして英語を学んだ後にラプンツェルに自分の言葉で愛を伝えられた経験を挙げ、それが一番大きな変化だったと英語で語った。

続けて話したのが、アメリカのミュージカルドラマ『Glee』のことだ。英語部分が聞き取れなかったという司会の求めに応じて、pecoさんは日本語で補足した。『Glee』には何度も助けられ、「人と違うことは素晴らしい」ことなどを教わった。いつかキャストに会って、どれほど救われたか、ありがとうと伝えることが今の夢だという。いつ会えるかはわからないが、その瞬間のために英語力を絶対キープすると話し、目標が更新されたことを示した。

もしイングリードをやっていなかったらどうだったかと聞かれると、pecoさんは「この2年、違う自分だったろうな」と答え、ジェットコースターにも乗れなかったと笑った。

補助金の紹介と、pecoさんの最後のメッセージ

番組の後半では、経済産業省のリスキリング関連の補助事業を使うと受講料が最大56万円補助されるという告知があった。英語コーチングサービスではほとんど採択されていないとされる中でイングリードが採択された理由について、ももかさんは「カリキュラム力」にあり、受講生が成果を体感してきたことが大きなポイントだったと思う、と述べている。pecoさんは、自分の周囲でも動画を見たり勧められたりして始めた友人が多いと話した。

最後に、新しいことを始める人へのメッセージを求められたpecoさんは、改めて「今も勉強は嫌い」だと言った。それでもできていることがすごいことだ、と続けている。受講期間が終わって卒業しても、コーチに教わったやり方や教材で自分で続けていきたいし、それができるのもこのサービスの良いところだと思う、とも話した。そして迷っているなら無料カウンセリングにだけは勇気を出して行ってみてほしいと呼びかけた。以前は「きれいごと」だと思っていた自分が言うが、本当に世界が広がった、というのが最後の言葉だった。