企画ではなく「人」で勝負する――田中渓とコムドット・やまとが語る、長期視点と発信の動機
新R25チャンネルゴールドマン・サックスに17年勤めた後に発信者へ転じた田中渓さん(43歳)と、YouTubeグループ・コムドットで企画を担うやまとさん(27歳)の対談後編である。やまとさんは田中さんの著書を読んで自分が本で伝えたいことと重なる部分が多いと感じ、対談を申し込んだ。話題は、5人の関係を保つ方法、企画に頼らない戦略、短期的な快楽があふれる時代に若者へ何を伝えるか、そして田中さんが表に出て発信する理由に及んだ。
軸足を一つ決め、もう一方の足はいろいろな場所へ
対談は、田中さんの著書にある「戦略的依存」という考え方から始まった。田中さんによれば、人は一つのコミュニティだけに属していると、そこで関係がこじれたときに行き場を失う。特に学校は大きなコミュニティなので、そこでつまずくと人生の大半をつらい思いで過ごすことになりかねない。だから二つ目、三つ目の居場所を持っておく。田中さんはこれを「自分の人生のハッシュタグをいっぱい持っておく」と表現する。そうすれば、仕事が嫌になって職場の人間関係が壊れても、他の場所には関係がないのだから構わない、と考えられるという。
やまとさんも同じ考えだと応じた。軸足は地元の友達で作ったチームに置き、もう一方の足はかなり自由に動かしている。外に出ることで、かえって軸足の大切さに気づかされる。だから軸足でないほうの足は積極的にいろいろな場所へ突っ込んでいけばよい、とやまとさんは話す。
20年一緒にいる5人が関係を保つ方法
田中さんは、自分は友達がいないわけではないが社交的ではなく、5人で常に一緒に活動していたら人間関係に疲れてしまうだろうと言い、どう関係を維持しているのかを尋ねた。
やまとさんの答えは「圧倒的なコミュニケーション量」である。5人は小中学校からずっと一緒にいて、相手が嫌がることも喜ぶことも分かっている。そのうえで、当たり前のことを当たり前にしないようにしようと話し合っている。「ありがとう」「ごめんね」は当たり前の言葉だが、20年も一緒にいると馴れ合いになりやすい。それをきちんと言葉にする。さらに、自分たちはただの友達ではなくチームなので、言いたくないことや気まずくなることも言わなければならない、という前提も共有しているという。
もう一つは、一緒に過ごす時間を大切にしていることだ。撮影で集まり、編集で集まる。仕事そのものが仲を深める機会になり続けている。やまとさんは、7年前には5人が別々に働いてほとんど会えなくなる可能性もあったと振り返る。今一緒にいて稼げているのは奇跡的でありがたいことだという感謝を忘れなければ、活動にのめり込むほど仲が深まっていく構図になっている、とやまとさんは説明した。
「企画自体はお粗末」――企画で勝負しないと決めた理由
田中さんは、グループに亀裂が入る典型的な場面として、ソロ活動が増えるときと、ネタが尽きて方向性の違いが出てくるときを挙げ、コムドットではどうなのかを尋ねた。
ソロ活動について、やまとさんは次のように説明する。メンバーはそれぞれ楽曲を出したり、やまとさんのように本を出したりしているが、全員の優先順位の一番上には「コムドットというチームに人を引っ張ってくる」という目的がある。その目的を達成できないものは、チームとしてはやらないと決めている。そうしないと、一人で稼ぎたいといった方向に意識がぶれるからだ。5人で統一した意識を持つために、そこはみんなで話し合って決めているという。
ネタ切れについては、やまとさんの答えはさらにはっきりしていた。企画はほぼすべてやまとさんが考えているが、「企画自体は本当にお粗末」で、コムドットがやっているから見てもらえている企画なのだという。田中さんも、サムネイルとタイトルで引き込まれても実際の内容はそうでもない、それでもこの人たちを見たいというファンがいる、と応じた。
やまとさんは活動の最初期から「企画で人を引っ張ってきたら、いつか絶対に終わる」と考え、企画で勝負しないことを7年間続けてきた。その結果、どんな企画でもある程度見てもらえるところまで来た。今は、自分たちが楽しめるものと、視聴者が見たいものを調整しながら企画を出している。企画づくりで苦労したことは一度もないという。企画は60点でよく、それを100点にするのはメンバーの役割だと考えているからだ。メンバーは企画内容を知らないまま撮影当日に来て、説明を聞いてうまく料理してくれる。そのため、企画で潰れることやネタ切れはおそらくない、とやまとさんは話す。
田中さんはこれを「究極のブランディング」と評した。世界のトップブランドは、この人たちが作るものなら無条件で買うと思わせる地位にある。二番手以降のブランドはトップを見続け、それより良いものを作らなければならず、コンテンツありきで戦わざるを得ない。やまとさんがこの方針を20歳前後で考えたことが、すべての勝因のように思えると田中さんは述べた。
後発だったからこそ長期で考えられた
田中さんは、20歳前後の若者にどう始めればいいかを聞くつもりだったが、今の話は先見の明としか言いようがないと漏らした。これに対し、やまとさんは、自分たちが後発組だったことが大きいと答えた。先輩たちが面白い企画で勝負していたので、企画で勝負しても勝てないと判断した。人で勝負すれば長期的に勝てると逆算できたのは、ある種の幸運だったという。
そのうえで、やまとさんが若い世代にいちばん伝えたいのは「長期的な目線を持って行動すること」であり、これが今の若者にとって最も難しいと考えている。世の中は縦型動画のように常にドーパミンが出るもので溢れ、努力しなくても得られる成果がとんでもなく増えた。かつては好きな人に連絡を取るにも会うにも時間と労力がかかったが、今はLINEを送ればいい。面白いものを見たいときも、アメリカの景色を見たいときも、スマートフォンの中で完結する。やまとさんはこれが人間の本来持っている能力を奪ったと感じており、強い問題意識を持っているという。
やまとさんによれば、田中さんの本にある投資的な考え方、つまり長期的に見て努力する姿勢は、ドーパミンが出るような動画にはなりにくい。だからこそ田中さんのような発信者がもっと見られるべきで、特に若者こそ見なければならない。短期的に成功している人ではなく本質的に成功している人を見て、その人が誰のために発信しているのかで情報を受け取るかどうかを判断すべきだという。そうしないと、間違った情報をもとに間違ったタイパやコスパを選び、間違った人生を歩んでしまう。やまとさんはそれがとても怖いと話した。
「ゴールドマンは初期値ではない」――魔法の杖はない
田中さんは、X上で自分について書かれた批判を紹介した。ゴールドマンで一定の地位まで上り詰めた人物が走っているから、その習慣が面白がられているだけで、無職の人が走っても何のコンテンツにもならない、という趣旨のものである。
田中さんはこれに異を唱える。ゴールドマンで出世したのは、最初に取りに行った「バッジ」がたまたまそれだったにすぎない。アスリートとして頂点を取り、そのあと会社員として上がっていく順番でもよかった。ハッシュタグを作る順番の問題でしかない。所詮は会社員だが、ゴールドマンで20年近く働けたのも、習慣や地道な積み重ねがあったからだという。生まれた瞬間にRPGの初期値として「ゴールドマン」を与えられたわけではない、ということを分かってほしいと田中さんは話した。
逆に、無職の人が毎日ものすごい距離を走り、田中さんのような生活をコンテンツにすれば、それはそれで「狂気の沙汰」として注目を集めるはずだと田中さんは見る。そのプロセスは面白いし、ファンは1000人程度かもしれないが、強い熱量で応援してもらえる。インスタントではないが、誰にでもできることだという。
ここで田中さんは「魔法の杖はない」と繰り返した。語学、ダイエット、投資で「明日すぐに何とかなる」というのは全部嘘だ、と。やまとさんも強く同意し、短期的な成功を求めさせるコンテンツ社会の中で、エンタメをやっている自分は、それを見てくれている若者にきちんと長期の目線を伝えたいと語った。
発信の動機は「手段」から変わった
やまとさんが直接聞きたかったのは、十分なキャリアとお金を持つ田中さんが、リスクを負ってまで表に出る動機だった。
田中さんは、始めたときと今とで動機はまったく違うと答えた。始めた当初、発信は単なる手段だった。ラジオという「すごくオールドメディア」でパーソナリティになりたかったが、会社員としていくら頑張ってもそこには距離がある。本を出したりメディアに出たりして顔と名前を売れば、ラジオに呼んでもらえるだろうと考えたのが最初の動機だという。
発信を続けるうちに気づいたのは、情報発信の世界があまりにも混沌としていることだった。日本でもSNS上がぐちゃぐちゃになっており、詐欺が横行し、暴力的なものも溢れている。一方で田中さんは、たまたま中立的に発信できる立場にいる。発信をやめたければ明日やめて、元の「陰キャ」として生きればいいだけだ。それでも43年生きて社会の厳しいところも見てきたので、見える世界はある。せっかく持っているなら発信し、半径5メートルか10メートルの誰かにきちんと伝わればよい。それを真似した人の周りにまた10メートルの半径が生まれ、良い連鎖が起きる、と田中さんは考えている。
この話は、投資家のテスタさんと対談したときに出た実名での寄付の話と同じだと田中さんは言う。実名で寄付をすると売名だと言う人もいるが、寄付されているのだから誰も困らない。発信についても、役に立ち、広めてもらえればいいと思うものしか出していない。思ってもいないのに「売れるから」という理由で発信するようになったら、すぐにやめたほうがいいと田中さんは話した。
学んできたことを社会に返す感覚があるのか、というやまとさんの問いにも、田中さんはそうだと答えた。自分は凡庸な人間で、ここまで来られたのは、人が惜しみなく教えてくれたからだという。お金を使ってくれた人もいれば、知識や経験を与えてくれた人もいて、人を紹介してくれた人もいた。すべてをもらってきたのに、それを返さず自分のためだけに使って死ぬのは「さすがに迷惑すぎる」。本当は1人か2人に返せばいいのかもしれないが、せっかく発信の道具があるなら、もう少し多くの人に届けばよいと考えている。
「誰が言うか」の価値と、業界から出てくる発信者
やまとさんは、これからの時代は「誰が何を言うか」の価値がさらに高まると考えており、自分というフィルターを通して何が言えるかを日々考えているという。27歳の目線で見ると、同年代で「やばいこと」を言っている人はたくさんいる。本質が分かっている人なら見抜けるが、若い人には分からない。それが悔しく、自分がこうしたメディアに出て話すことで、人生を助ける知識を得るきっかけが一つでも生まれればいいと話した。田中さんの発信は目的が他の人と違うところにあるので、受け手として信頼できる、とも述べた。
田中さんは、自分のやっていることが正しいかどうかは全然分からないとしたうえで、三浦さんという人物が2026年の予想として、一つの業界で長く働いた人があらゆるところから出てくるのではないかと語っていたことを紹介した。商社版や広告代理店版の自分のような人が各業界から現れ、業界の構造も含めて中のことをきちんと伝え、それぞれの哲学を持って啓発するようになったら面白い、と田中さんは話した。
ブックスマートとストリートスマート
やまとさんは、田中さんの本に出てくる「ブックスマート」と「ストリートスマート」を取り上げ、田中さん自身はどちらなのか、そして会社員出身の発信者が増えるのはブックスマートが活躍する時代になるという意味なのかを尋ねた。
田中さんは自分を「完全にストリート育ち」だと言う。中学受験に失敗し、その後は適当に遊び散らかしていた。大学受験もそれほど真剣にしておらず、大学に入ってからも、このままではまずいと思いながらブラックミュージックにはまり、深夜はクラブに入り浸っていた。そこで多くを学んだという。ちゃんと稼がなければだめだ、社会の構図を見て、当時の表現で言う「使われる側」ではなく「使う側」、つまりお金を持って人を使う側にならなければ思い通りにならない、と感じた。そのために必要なのがマーケティング、経営、会計、語学だった。クラブの怖いお兄さんたちにもヒエラルキーがあり、トップにいる人を調べると実はマーケティングのプロだったと知る。そこから本で大量に勉強した。目的が分かり、好奇心もあるので、それは「やりたい学習」であり、楽しくて仕方がなかったという。
これから出てくる発信者がどちらのタイプかについては、どちらもありうると田中さんは見る。例として挙げたのが経済評論家の後藤達也さんである。田中さんの見立てでは、後藤さんはブック寄りに見えるがストリートの要素もあるバランスの良い人で、日経の記者として田中さんと同じくらいの年数を重ね、企業内で実績と信頼を築いた。そのうえで、企業の枠組みではバイアスがあって発信できないことを、個人の名前で分かりやすく伝えている。
一方、田中さんがストリート派だと思っていたやまとさんは、自分はブックから入って、必要なものに気づいてストリートに出た感覚だと話した。親からは勉強するよう言われ、大学や高校の情報を見せられて育ち、高校時代から将来は商社に入りたいと考えるような「意識の高い大学生」だった。転機は中小企業診断士の勉強中に訪れた。勉強が大変すぎて、実際にやってみたほうが早いのではないかと思った。やまとさんはこれを「一種の逃げだった」と振り返る。ちょうど近くに地元の友達がいて、彼らとYouTubeを始めること自体が起業になった。当時はブックスマートやストリートスマートという言葉は知らなかったが、やりながら学ぶしかないということは自己啓発本などでさんざん読んでいた。実践だと思ってやってみて、足りない部分を本で埋めに行った、という順番だという。
田中さんは、実際にはブックとストリートの繰り返しだろうとしつつ、最初にブックがあったから長期視点で考えられたのだと指摘した。普通の人がいきなりストリートに出ると短期を追いたくなるが、本の知恵があったので最初からぶれずに長期でやれた。これには再現性がある、と田中さんは言う。自己啓発本は世の中にいくらでもあるが、大学生が明日からの行動に落とし込むつもりで読んでいることはほとんどない。「分かる」と「できる」は違うので、できる目線で読んで実行すれば、やまとさんのような挑戦の仕方になるはずだ、と田中さんは話した。
頭が良くなるほど動けなくなる問題
やまとさんは、大学にいると起業は遠いものに感じられるという問題を提起した。頭が良くなるほどリスクを計算できるようになってしまう。そこを越えるには、ある瞬間に「バチンとバカになる」か、異常に頭が良くなってリスクをすべて計算したうえでできると判断して踏み出すか、二つしかないのではないかとやまとさんは考えている。自分はバカになった側で、やりたい気持ちが先行し、それまでの勉強で得た頭の良さを全部切ってYouTubeを始められた。しかし中途半端に勉強していると、リスクを切り捨てられないのではないかと感じているという。
田中さんは、投資の世界で言われる「分析麻痺」を挙げた。分析すればするほどリスクが見えてきて動けなくなる。だから分析しすぎる前に体を動かせ、ということだ。スポーツでも、ボールの投げ方やバットの振り方、グローブのはめ方をいつまでも読んでいても野球はできるようにならない。早くフィールドに立つべきだという。
大学について田中さんは、学問の場として価値があると考えており、勉強した大学生だった自分にとっても意味があったと述べる。ただ、日本の大学のほとんどは勉強する場になっていないので、そういう状態ならさっさと辞めるか起業してもいいという。学歴偏重はまだ残っているが、大学を辞めても、卒業して思うような会社に入れなくても、今の時代にはセカンドチャンスがあり、いくらでも巻き返せる。よほどのことがなければ命を取られることもない。田中さん自身、理系で大学院まで進んだのに金融に行き、その間にスタートアップにも関わって行き詰まりを感じ、今は会社も辞めて「一人でフラフラ」している。それでもどうにでもなる。大学を出たから偉いわけでも、いい会社に入ったから幸せになるわけでもない。何とでもなるということを、ずっと言い続けるしかないと田中さんは語った。
田中さんがやまとさんに期待すること
最後にやまとさんは、人生の例がまったく違う田中さんから見て、自分に期待することや、関心を持ってほしい発信があれば聞きたいと尋ねた。やまとさんは今年28歳になり、これから30歳を迎える。
田中さんは、やまとさんたちはすでに客観的に見て一つの成功の形を極めたと評価したうえで、自分がいつも話している持論を示した。人生で幸せや豊かさを感じるのは、山を登り切った瞬間ではなく、7合目あたりで一生懸命登っているときだけだという。だから次の山を登ることが、どこまで行っても本人のためになるはずだと田中さんは考えている。
何をやるかは1人で考えても5人で考えてもよいとしたうえで、田中さんは一つの方向性を挙げた。YouTubeは大人から見ればエンターテインメントやおもちゃのような場だったが、2024年から2025年にかけて大人も見るプラットフォームに変わった。これだけの影響力があるのだから、若者の代表として、若者を良い方向へ導くようなコンテンツを今のフォーマット以外でもやってほしい。そうすれば迷える若者や保護者が導かれていく。石を投げてくる人もいるだろうが、やまとさんたちなら正しい道を進めるし、まっすぐ進む力もある。そういう活動をしてくれたら「おっさんの気持ちとしては」見ていて嬉しい、と田中さんは話した。
やまとさんは、次に何に時間を使うかをずっと考えていたと応じた。これまでの活動と、世の中から与えてもらった勉強や教育を掛け合わせて、30代では何らかの価値を世の中に提供したいと考えているという。
収録後:自己啓発本は「誰の口から聞くか」
収録後、やまとさんは改めて、田中さんの本を読んで自分が本で言いたいことを別の言い方で書いていると感じ、勝手に共感して対談を申し込んだと明かした。田中さんは、やまとさんの本を読んで「ずるい」と思ったと返した。ひと回り以上年齢が違う自分が20代のときにこう考えられていたら、この15年はだいぶ違う生き方をしていたはずだという。
やまとさんが、自分の本は自己啓発としては超入門的で他の本にも書いてあることだが、自分の名前やキャリアを通すことで若い人が受け取ってくれるだろうと思って出したと話すと、田中さんは自己啓発本についての持論を語った。自己啓発本には正直どれも同じことが書いてある。しかし全部同じということは、最大公約数として正しいことが書いてあるということだ。違いは、それを誰の口から聞きたいかだけで、イチローから聞きたいのか、宇多田ヒカルから聞きたいのか、芸能人なのかビジネスパーソンなのか、という差にすぎない。Amazonのレビューで「同じことが書いてある」と書く人は、自己啓発本を10冊ほど読んで何もしていない人だと田中さんは見る。読んで実行し成功した人は、レビュー欄には出てこない。それでも本は誰かのためになっているので、批判を気にせず書けばいいのだと田中さんは話した。やまとさんは、習慣については田中さんほどの説得力で語れる人はいないと述べ、田中さんは、それぞれ得意なところに強弱があるだけだと答えて対談を終えた。
大体こうグループで活動してて亀裂が入る瞬間っていくつかあると思うんですけど、ネタ切れ的なものになってった時にちょっと音楽性の違いみたいなのが出てって、いや、ドラムやりたいみたいになるわけ。その辺はどうなんですか?
僕基本的に企画全部考えてるんですけど、企画自体はお粗末なんですよ。企画で人引っ張ってきたら絶対いつか終わる。
そうすね。
っていうのを思ってたんで。もう魔法の杖はないので。明日なんとかなります。全部嘘だから。
本当に。
そう。ガチで頼む。みんな本当に嘘なんだ。
努力しなくても得られる成果が、なんかとんでもないことになってると思うんですよ。これって人間が持ってるそもそものその能力みたいなものを奪ったなと思っていて。
なんか僕に期待することというか、こういうこと持ってやってほしいとか、なんかもしあれば。
何をやればいいかっていうのはもう1人なのか5人なのか皆さんで考えればいいと思うんですけど、これだけの影響力持ってるのであれば。
戦略的依存っていうのを書かれていて、1つのコミュニティにいると、特に学校とかってすごく大きなコミュニティでね、そこでなんかこじらせたりすると結構行き場がなくなって、それで人生の大半をなんか辛い思いをすることになっちゃうんですけど、そういうの逃げ場としてじゃないんですけど、
セカンドプレイス、サードプレイスっていうのを持っておくっていうので、僕の場合は自分の人生のハッシュタグをいっぱい持っといてコミュニティを持っておけば、今だと例えば仕事が嫌になってそこの人間関係が壊れても、全然関係ないんだからいいじゃんっていう、そういうゆるい考え方なんです。
全く同じで、軸足は僕はその自分の地元の友達ってチームに置いてるんですけど、こっちの軸足じゃない方は結構もう縦横無尽に動かしてて。
なんかそれが逆にこっちの大切さを気づかせてくれる機会にもなったりするので、積極的に軸足じゃない方の足はいろんなとこに突っ込んでいくのがいいんじゃないかなと思ってます。
いや、それで今ね、軸足の方の話出たじゃないですか。すごいなってのが、僕は別に友達がいないわけじゃないんですけど社交的な人じゃないんで、そこもっと見てて思うの、やっぱり絶対5人で出るとか、すごいじゃないですか。保てる。僕ならやっぱり人間関係疲れしちゃうだろうなって思うんですけど、あれはいろんなとこで聞かれてると思うんですけど、やっぱどうやってんですか。人の関係の維持の仕方みたいなところです。
そうですね。もう圧倒的コミュニケーション量だと思います。もう本当小中学校からずっと一緒にいるんで、相手の嫌がることも分かっていれば喜ぶことも分かってるっていう中で、当たり前のことを当たり前にしないようにしようねっていうコミュニケーションを取っていて。
ありがとう、ごめんね。当たり前ですけど、やっぱもう20年も一緒にいると結構なあなあになってしまうところをちゃんと言葉にして、ただの友達じゃなくてチームだから、言いたくないことも言わなきゃいけないし、なあなあになってしまうことも言わなきゃいけないよねっていうコミュニケーションをまず取っていて。
その上で、やっぱり圧倒的に一緒に時間を過ごすっていうことを大切にしている。で、撮影がその機会になっているっていうのが1個あって、撮影で一緒に集まる、編集で一緒に集まるのが圧倒的に仲を深める機会になり続けてるんで、やってる行為自体がどんどん仲を深めていくっていうことになってる。
7年前、もしかしたら別々に仕事して全然会えなくなっちゃうかもしれなかったっていう可能性も見てたんで、じゃあ俺らが今一緒にいてお金稼げてるって奇跡すぎるし、ありがたいことすぎるからっていうこの感謝を忘れなければ、そのまんまのめり込んで仲良くなっていくっていう、そういう構図かなと思います。
なるほど。じゃあきちんとした礼儀、感謝、人間としての付き合いとしてのものを守りつつで、コミュニケーションは確かに本当絶対必要だと思うんですけど、
大体こうグループで活動してて亀裂が入る瞬間っていくつかあると思うんですけど、ソロ活動っぽくなってったところにちょっとおかしくなるか、あとはネタ切れ的なものになってった時にちょっと音楽性の違いみたいなのが出てって、いや、ドラムやりたいみたいになるわけ。その辺はどうなんですか?
そうですね。ソロ活動はそれぞれ楽曲出したりとか、それこそ僕もこういう本出したりとかしてるんですけど、絶対に全員の優先度の1番上にコムドットっていうチームに人を引っ張ってくるっていう目的があって、そこの目的を達成できないものはチームとしてやるっていう判断はしないっていうのを決めてますね。
すごい、素晴らしい。
じゃないとやっぱり1人でお金稼ぎたいとか、そういうのでぶれるというか。
絶対にこう5人で統一した意識を持っておかなきゃいけないんで、そこの部分は圧倒的にそこでみんなで話して決めていて、
あとはネタ切れ的なところで言うと、僕基本的に企画全部考えてるんですけど、見ていただいたら分かる通り、僕たちコムドットがやっているから見てもらえてる企画であって、企画自体は本当にお粗末なんですよ。
いや、サムネイルとタイトルでドーンって引き込まれてって、全然それやってないじゃんみたいな話でも、もうこの人たちを見たいっていうファンがいるから。
それをもう本当に最初の方から決めていて、企画で人を引っ張ってきたら絶対いつか終わる。
そうね。
っていうのを思ってたんで、企画で勝負しないっていうことを7年間続けてきたことによって、どんな企画でもある程度見てもらえるところまで来たので、あとはどういう風に自分たちが楽しめるかっていうのと、どういうものをみんなが見たいと思ってくれてるかっていうところをうまく調整しながら企画出すんですけど、僕企画出すのに苦労したこと1回もなくて。
なんかこうシンプルに60点でいいと思ってる。その60点の企画を100点にすればいいだけなんで、もうめっちゃメンバー頼りです。
だからメンバーも企画知らないで全然当日来るんですけど、今日こういう企画ですって言ったら、それをうまく料理してくれるみたいな感じなんで、企画で潰れることは多分ないと思いますね。ネタ切れるみたいなことはないと思います。
それは多分究極のブランディングですよね。本当に世界のトップブランドがやってることってやっぱりそれだと思うんですよね。もうこの人たちが作る作品は無条件で買いますみたいなものを、やっぱりトップブランドになるといけて、
2番手以降のブランドの人たちは何やってるかって言うと、トップブランドをずっと見続けて、あれよりもいいものを作ってかないとダメなんだっていう、やっぱりコンテンツありきでやってかなきゃいけないから。
それを7年前のあの状態で、かつ年齢的にはもう20歳ぐらいですよね。
そうですね。
それで考えたのが、もう全ての勝負な気がするんで。
いや、こう聞いちゃうと、次何を聞こうかと思ってたかって言うと、じゃあ若い人たち、今20歳ぐらいの人とか、これから色々チャレンジしたい人に、どういう風に何を始めたらいいですかって聞こうと思ったんですけど、どうやってやったらいいんだろうって。これ先見じゃないかと思っちゃったんですよね、今。
でも僕がそのコンテンツに頼らないで人で勝負していくっていう風に決められたのは、後発隊だったからかなと思っていて。諸先輩方が面白い企画で勝負していたんで、この企画で勝負しても勝てないなって思ったんで、人で勝負していくことで長期的に勝っていけるなっていう風に逆算して考えられたっていうのが1個ラッキーで。
若い子たちに伝えたいことがあるとすれば、やっぱり長期的な目線を持って行動するっていうこと。これが多分今の若い子たちにとって一番難しいと思うんですよ。もう縦型で常にドーパミンが出るようなもので世の中溢れてて、結構その努力しなくても得られる成果が、なんかとんでもないことになってると思うんですよ。
昔まではなんかこう好きな子に連絡取るのにも会うのにもすごい時間かかるし苦労がかかったけど、今はもうLINEで連絡をすればいいし、なんか面白いもの見たいなと思ったらここだけで完結してしまう。アメリカの景色見たいなと思ったらここで完結してしまうみたいな。
これって人間が持ってるそもそものその能力みたいなものを奪ったなと思ってて、これすごい問題意識あって。だからこそ長期的に見て努力する姿勢というか、長期的に見た上で行動することの大切さっていうのを僕は伝えたくて。
だから田中さんの本にも書かれてる通り、その投資的な考えじゃないですか、それって。でもそういう知識ほどドーパミンが出るような動画にはなりにくかったりするじゃないですか。
そうですね。
だからこそ田中さんみたいな発信者がどんどん見られるべきというか、1番若い子たちは見なきゃいけないっていう。
短期的に成功している人ではなくて、本質的に成功している人が誰のために言ってるかっていうのを見て、自分が情報を受け取るべきか受け取らないべきかっていうのを判断していかないと、間違った情報で間違ったタイパ・コスパを選んで間違った人生に行ってしまうっていうのはすごい怖いなっていう風に思ってますね。
なるほど。それはすごい本質ですよね。
僕もだからXなんかで僕のことを書かれてたのが、あいつはゴールドマンで一定のところまで登ってったやつが走ったりしてて、その習慣が面白がられてるだけで、いきなり無職のやつが走ったところで、そんなのお前は何のコンテンツにもならないっていうような、そういうツイートとかがあったりするんですけど、それは僕はなんかそうじゃないなとは思っていて。
僕がゴールドマンで上がったってのはあくまで最初に取りに行ったバッジがそれだったわけで、もしかしたら僕がアスリートの道でめちゃくちゃ頂点を取って、そっからなぜかサラリーマン道に行って、そっちでぐっと上がってっても良かったわけで、ハッシュタグの作り方の順番の問題なだけなんで。ゴールドマンを一生懸命、所詮サラリーマンですけど20年近くやるのも、全部習慣とかコツコツやって積み重ねたものがあるからそこ行けたわけなんで。
生まれた瞬間からRPGのゲームで「あなたの初期値はゴールドマンです」みたいにもらったわけじゃないから、それは分かって欲しいんだよなってのですね。だから別に無職の人がめちゃくちゃ走ることで、毎日僕のような生活をしてコンテンツにしたら、それはそれで狂気の沙汰として、やっぱりなんか変なアテンションを生むと思うんですよね。
そのプロセスは面白いと思うし、なんでみたいな、もうやりすぎて面白いって言って、1000人かもしんないですけど結構強い熱量で応援してもらえたりするんで、どんな人でも作れるしやっていける。インスタントじゃないんだけれどもやれることであって。
だからさっきもおっしゃってましたけど、もう魔法の杖はないので。もう語学とダイエットとあと投資は全部嘘だから。もうすぐ明日なんとかなりますから。
本当に。
そう。ガチで頼む。みんな本当に嘘なんだ。
もう本当に嘘なんだよ。これを伝えないと。
本当に短期的な成功を求めさせるようなコンテンツ社会は。なんか僕はやっぱエンタメをやってるんで、エンタメを見てくれてる若い子にはちゃんとそういう目線で伝えたいなとは思ってますし。
そもそも僕めっちゃ聞きたかったこと1個あって、本当は2個あるんですけど。
2個行きましょう。
発信者としてこう表に出られてるじゃないですか。その1番の動機ってどういうとこにあるんだろうっていうのは直接聞いてみたくて。十分なキャリアも持たれて、お金も持たれた上で、この表に出てくることってある程度リスクを負って出てくることだと思うんですけど、リスクを超える動機ってあったのかなっていうのを知りたいです。
これは始めた時と今続けている時で結構全然変わっていて、始めた時はただの手段だったんですよ。
言っては僕が単にそのすっごいオールドメディアのラジオっていうフォーマットで放送をしてるパーソナリティになりたいからだけど、サラリーマン道をいくら頑張ってきてもそれには距離があるんで、ちょっと本出したりメディア露出をして顔と名前を売ってくとラジオパーソナリティって呼んでもらえるからやってますってのは当初の動機だったんですよね。
で、やりながら変わってったのは、まさにその情報発信をするようになってから気がついたことは、あまりにも情報発信の世界が混沌としすぎて、これやばいなと思ったんですよね。日本の中でもめちゃくちゃSNS上でいろんなことがぐちゃぐちゃになってて、もう詐欺は横行してるし、暴力チックなものが溢れすぎて。
で、たまたま僕の場合はニュートラルに発信をできるっていう立場を自分で持ってて、もう僕がこれで情報発信やめたって明日やめればいいし、また元通りの陰キャで生きていけばいいだけなので。だけどそれなりに43年生きてきて、結構社会の厳しいところも見た上で結構見える世界はあるので、これはせっかく持ってるんだったら発信をしてって、誰か半径、それが5mか10mかわかんないですけど、そのことでちゃんと伝わって。
そんなつもりでやってたら、僕がやってたことを少し真似しましたって言って、そのまた10mの半径がもう1個違うとこで10mになってっていうと、いい連鎖が起こってくるので。
これはこないだ投資家のテスタさんって人と対談した時もちょっと話したんですけど、実名で寄付をするっていう行為についてっていうのと同じような話だったんですけど、それはまた売名だとかっていう人いるんですけど、誰も困んないじゃないですか。寄付されてるんだから。
役に立つ、人がまた広めてくれればいいなって思うものしか出さないし、何かしら、思ってないんだけれども売れるからっていうのを発信するようになったら、僕すぐやめた方がいいと思うんですけど、そういうつもりでやってないんで、その輪が広がればいいかなくらいの感じでやってる感じです。
ああ、なるほど。それは自分がその学んできたことを社会に返すという感覚ってあられたりしますか?
そうですね。なんでかって言うと、多分自分がそれにすごい助けられてきた凡庸な人なので。結局なんでこうなれたかって言うと、人がいろんなことを惜しみなく教えてくれて、それはお金を使ってくれたのもあれば、知識と経験をくれて、なんなら人も紹介してくれて。全部それをもらってきてるのに、それを返さずに自分のためだけに使って死んでくのはさすがにちょっと迷惑すぎるなと思って。
本当はね、1人か2人ぐらいでいいのかもしれないですけど、せっかく情報発信のツールがあるんだったら、もうちょい多くのとこに届けば良いのではないんだろうかみたいな感じですよね。
首もげそうです。
ええ、そういう話。
僕もその誰が何を言うかって、この先の時代より価値を増していくと思うので。
そうですね。
だからこそ僕っていうフィルターを通して何が言えるんだろうっていうのは日々考えていて、こういう人の言うことをやっぱり聞く世の中になるべきだなっていうのは、僕のこの27の目線から見て、同い年ぐらいでやばいこと言ってる人たくさんいるじゃないですか。
で、本質分かってる人からしたら、やばいこと言ってる人って見抜けるじゃないですか。けど若い子はそれが分からないから、どうしたもんかなっていうのをずっと悔しながら考えてるんですけど、僕がこういうメディアに出てきてこういうことを言うことによって、1つでもそういう人生を助ける知識を得るきっかけになればいいなっていう、そんな感じです。
ああ、いや、めちゃくちゃ褒めてもらっちゃってね。僕がやってることは正しいかどうか全然わかんないですけど。
いや、でもその目的が多分他の人とは違うところにあるっていうところで信頼ができるっていう風に、1情報の受け手として思えるっていうのはありますね、やっぱり。
そう思ってもらえるとね、嬉しいですし。なんか僕が何者だったつもりはないんですけど、なんか三浦さんによれば、今年の2026年の予想では、なんか僕のような、1つのビジネス業界の中で長くやってたやつがあらゆるところから出現してくるのでは、みたいなこと言ってたので、そういうのがあるといいですよね。
僕の商社バージョンとか広告代理店バージョンとか、あらゆる業界からそういう人がたくさん出てきて、中のことを構造も含めてちゃんと啓発したり教えてあげたりするような人が、それぞれの哲学を持ってやってくれたら面白いなとは思いますけどね。
なんかそこにもう1個聞きたいこととして繋がってくるんですけど、本でブックスマートとストリートスマートを書かれてたじゃないですか。
はい。
で、ご自身はどちらであるという人なのかってのをまず聞きたかったのと、今おっしゃられたように、このサラリーマン出身で影響力を持っていく人が増えるっていうのは、要はブックスマートが活躍していく世の中になるっていう文脈なのかどうなのかっていうのをちょっと聞きたかった。
僕は完全にストリート育ちの人だと思っていて。なんか中学受験失敗したりっていうエピソードは擦り倒されてるんですけど、そこからしょうもない中で本当に適当に遊び散らかしてやってきた感じなんですよ。で、大学もそう受験してないし、
大学入って、このままじゃまずいなと思いながらも、ブラックミュージックとかにはまって、ずっと深夜はクラブに入り浸ってたような人なんで、そこでいろんなこと学んだんですよね。
やっぱりちゃんと稼がなきゃだめだとか、ちゃんと社会の縮図を見て、取られる側じゃなくて、当時は使う側っていう風な表現をしてましたけど、お金を持って人を使う側にならないとダメなんだっていうの。もう思い通りに何もならないんだと思って、そういうことから、だからこの勉強しなきゃいけないんだ、それがマーケティングだったり、経営だったり、会計だったり、語学だったりするので、もう完全ストリートからやってきた人ですね。
ストリート入りでもブックの時期もあるみたいな感じ。
そう。だからストリートから入って、なんとなくこういうことが必要なんだ、世の中をちゃんと渡ってくためには、社会に適合してくためにはってのは感覚で取り入れて。
クラブの怖い兄ちゃんもヒエラルキーがあって、そのトップにいる人は何してるかってのを見たりするわけじゃないですか。で、そのやってる人のことをよく調べてくと、実はあの人すごいマーケティングのプロだったらしいよとかって知って、それで本に行って、そこから本で勉強してんですよ、いっぱい。
でもそれはもう目的も分かっているしね、好奇心もすごくそこにあるから、その学習っていうのはやりたい学習なんで、全然もう楽しくてしょうがないから入ってく。
なるほど。
これからの、色々現れてく人たちがどっちのタイプかって言ったら、それは全然どっちでもあると思っていて。例えばですけど、経済評論家の後藤達也さんみたいな人って、すごくなんかブックな感じもするんですよね。
いや、でもストリートな要素もすごいもっとバランスのいい人だとは思うんですけど、地べたを這いつくばってやってたというよりは、日経の記者をやっていて、それで本当僕と同じぐらいの年数を重ねてから、フリーでみんなに情報発信をして、世の中の経済のことを分かりやすく誰よりも発信するみたいなことやられてたと思うんですけど、
それはやっぱり企業っていう中ですごいちゃんと登り詰めた実績と信頼を作ってるけど、企業の枠組みではどうしてもバイアスがあって発信できないことを、個人っていう名前で出てきてやってらっしゃるんで、いろんなタイプが出てくると思いますけどね。
僕はどっちっていう。
完全にストリートの人じゃないんですか?ストリートですよね。
いやいや、僕の自認としてはブックで、必要なものに気づいてストリートに出たっていう感覚なんですよ。
割と親には結構ちゃんと勉強しなさいで、こういう大学、こういう高校あるよっていうのを割と見せられて育ってきてるんで、大体こんな感じで、将来は商社に入りたいなみたいなのを高校時代から思うような感じだったんですよ。意識高い大学生って感じです。
けど中小企業診断士っていう資格あるじゃないですか。あれの勉強をしてる時に、やった方が早いんじゃないかなっていう。一種逃げだったと思うんですが、勉強大変すぎて。
で、ちょうど近くにいた友達が地元の友達で、その友達とYouTubeを始めるということ自体が起業になるっていうので。そん時ブックスマート、ストリートスマートなんて言葉知らないですけど、もうやって勉強するしかないみたいなのは自己啓発本とかでさんざん聞いてたんで、じゃあ実践だと思ってやってみて、足りない部分をブックで埋めに行ったっていう順番だ。
ブック、ストリート、ブック、ストリートみたいな、その繰り返しではあると思うんですけど、でも最初のブックがあるから、その長期視点で考えようとかってできたと思うんですよ。普通の人はいきなりストリートっぽく行こうと思ったら、やっぱり短期を追い求めたくなっちゃうと思うので、そこに自己啓発しかり、本の知恵があったから、そこを間違えないで最初から長期でブレずにやれたっていうのがあると思うんで、それはいいですよね。
再現性あると思うんですよね。自己啓発本なんてね、世の中に死ぬほどあるんですけど、大学生がちゃんと明日からのアクションに落とし込んでやれる、そういう目線で読んでみろって言ったら、そう読んでない人がほとんどだと思うんですけど、分かるとできるとは違うから、ちゃんとできる目線で読んでけって言ってやってけば、こういうチャレンジの仕方になりますからね、多分。
でもなんかこう大学とか入ってると、要はその起業とかって結構遠いんじゃないかなと思ってて。頭が良くなればなるほどリスクが計算できるようになっちゃうじゃないですか。
で、どっかの瞬間でバチンってバカになるか、異常に頭良くなってリスクを全部計算した上でもできるって思ってアクション踏むかの2個しかここに行けないと思っていて、そこってどう乗り越えるべきなんだろうなっていうのはちょっと考えて。
僕は多分バカになったんで、やりたいが先行しちゃったんで、リスクとか関係なく、今まで勉強した頭の良さとか全部パチンと切ってYouTube始められたっていうのがあるんですけど、中途半端に勉強してるとリスク切れないんじゃないかなっていうのがすごい思ってて。
そう。それは投資の世界でもよく言われてる「分析麻痺」って言葉があって、分析すればするほど動けなくなる。やっぱりリスクが見えてきちゃうからってのあるから、あんまり分析しすぎる前に早く体動かせ。これスポーツでも同じで、いつまでも球の投げ方とバットの振り方とグローブのはめ方読んでても絶対野球できるようにならないから。早くフィールドに立て問題なんで。
アカデミアたる大学は、僕はそれはそれで価値があるところだと思ってるんで、勉強する大学生にとっては、僕は勉強した大学生なので結構あの場所には意味があると思うんですけど、日本の大学のほとんどは勉強する場じゃないから、そういう風にしてるんだったらさっさとやめるか起業しても良くて。
学歴偏重主義はだいぶまだ残っているけれども、じゃあやめたり、例えば大学卒業したけれども思うような会社に入れなかったとしても、セカンドチャンスだったり、その先いくらでも巻き返せるじゃないですか。
そんな命取られたり今の時代ないんで、よほどのことがなければ命を落とすようなことはないので。で、僕にしたって、理系で大学院まで進んだけど金融とか行っちゃってるし、その間にスタートアップやっては行き詰まりを感じてるしで、今会社もやめて1人でフラフラやってるわけですけど、それでもいかようにもなるんで。
そこはもう本当にね、若い人とか大学生とかに伝えたいのは、別に大学出たから偉いわけじゃないし、いい会社入ったから幸せになるわけじゃないし、何とでもなるよっていうのをもう延々言い続けるしかないと思う。
なるほど。なんか僕に、なかったらないで大丈夫なんですけど、期待することというか、こういうこと持ってやってほしいとか、こういう発信は興味ないのかとか、なんかもしあれば聞いてみたいというか。ちょっと多分人生の例が違うので。
27歳で今年28歳になられたんですけど、で、これから30歳を迎えるわけじゃないですか。もう1つの、客観的に見た成功の形は、もうすごい山の登り方をして極めたんだと思うんですよね。
僕はいつも言ってるんですけど、人生で幸せだとか豊かさを感じる瞬間っていうのは、その登り切った時、なんかまあまあ山を登って7合目ぐらいの時に見て、一生懸命頑張ってる時にしか来ないから、次の山を登る。で、それがご自身のために多分絶対どっかすると思うんですよね。どこまで行っても。
じゃあ何をやればいいかってのはもう1人なのか5人なのか皆さんで考えればいいと思うんですけど、これだけの影響力持ってるのであれば、そしてYouTubeというプラットフォームが、エンターテイメントだったり、それなりの大人から見ればおもちゃみたいなだったところから、2024年、25年ですごく大人たちが見るプラットフォームに変わったんで、
そっちを、せっかくだから若者の代表として、いいリテラシーの何かコンテンツに導いてあげるようなものも、今のフォーマット以外でやって欲しいなってのは思いますよね。そうすると迷える若者たちと保室たちがちゃんと導かれていくんで。
いろんなことまた石投げてくる人はいるとは思うんですけど、絶対正しい道で行かれると思うし、それだけの爆速でまっすぐ進める力あると思うんで、そういうのやってくれたら僕は見てて嬉しいですけどね。おっさんの気持ちとしては。
ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。次に何に時間を何とか算しようっていうのはすごい考えていたんで、やっぱ自分がやってきたこの活動と、あと自分が世の中から与えてもらったその勉強とか教育っていうものを掛け合わせて、30代は何か価値を世の中に提供したいなって考えてるので。
今日は本当に勉強になりましたみたいな感じで締めに、勝手に。
いつもの癖で勝手にですけども、本当にめちゃくちゃ濃密な時間でとても勉強になりました。
こちらこそ、やっぱり若くてね、勢いある人とお話できるのがすごいいつも楽しみなんで。ありがとうございました。
是非よろしくお願いします。
ありがとうございました。ありがとうございます。
大丈夫ですか?勝手に締めちゃった。
ばっちりです。
申し訳ない。
大丈夫でした。ありがとうございます。
めちゃめちゃいいコンテンツになりました。
めっちゃ恐縮なんですけど、なんか自分で本書いて、で、読ませていただいて、なんかすっげえ俺が言いたいこと別の言い方してるじゃないですけど、なんかこれ俺が本で言いたいことだ、これ本で言いたいことだみたいな、重なる部分がすごい。勝手に教師感じて、ちょっとお話しさせていただきたいっていうのでさせていただきました。
いえいえ、本当嬉しかったですし、僕もこれ読んでなんかずるいなと思って。ひと回り以上年齢違うんで、20代の時にこういうこと思えてたらな、あと15年だいぶ違う生き方をしてたと思うんで、これは早いだろうってちょっと思いました。
いやいや、自己啓発としてはなんか超入門的なことしか書いてないし、他の本にも書いてあるようなことなんですけど、僕の名前とかキャリアを通して多分若い子たちは摂取してくれるだろうなと思って、あえて出したっていうのがあって。
本当に、僕いっつも言ってんですけど、自己啓発本って全部同じこと書いてあるんで正直。でも全部同じこと書いてあるってことは、それ多分最大公約数で正しいこと書いてあるから、それを誰の口で聞きたいかじゃないですか。
それがイチローから聞きたいのか、宇多田ヒカルから聞きたいのか、芸能人の誰なのかとか、ビジネスパーソンから聞きたいかなの違いだけなんで。同じこと書いてるじゃんってAmazonレビュー書くやつは、もう10冊ぐらい自己啓発本読んでるんだけど何もやってない人確定で。
読んでやって成功した人は自己啓発本読まないんで、レビューの欄にも出てこないんですけど、ちゃんと誰かのためになってると思ってるんで、それでもう意思を受けないで書くのがいいんだと思いますけどね。
そこのとこは誰よりも説得力持って多分語ることができるじゃないですか、田中さんが。今は僕はなんか習慣もクソもないんで、習慣のこともちょっと書いたんですけど、説得力すげえわと思って。
いやいや、やっぱりそれぞれね、どこに強弱があるかの問題だと思うんです。
ありがとうございます。ありがとうございました。
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