60周年のサッポロ一番しょうゆ味を「マシマシ豚ラーメン」にする:鍋ひとつで作る野菜増しアレンジ

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概要

料理研究家のリュウジが、サッポロ一番しょうゆ味をアレンジして食べる方法を紹介する動画である。サッポロ一番の提供による案件動画で、しょうゆ味の発売60周年に合わせたものだ。中心にある主張は、しょうゆ味はそのままだと素朴だが、素朴だからこそアレンジで大きく化けるということである。今回はその実例として、野菜とニンニクを増した「マシマシ豚サッポロ一番」を作る。後半では、キャンペーンで配布されている「サッポロ一番しょうゆ炒飯の素」も試食している。

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なぜ「しょうゆ味」なのか

リュウジはサッポロ一番を使ったレシピを数多く持っているが、その中で一番多いのはしょうゆ味を使ったものだという。理由は、ベースが醤油なのでアレンジしやすいからだと説明する。

サッポロ一番といえばみそ味と塩らーめんの印象が強い人が多いだろう、ともリュウジは話す。子どもの頃は祖母がしょうゆ味を好きで、家に必ずあったという。それなのに「醤油あったの?」と言われることがあり、それに対して「醤油うまいんだよ」ということを自分が証明したい、というのが今回の動機として語られる。そのまま食べると素朴でシンプルな味わいで、それはそれでおいしい。ただ、アレンジするとすごく光る、というのがリュウジの評価である。

今回のテーマは豚ラーメン風の野菜マシマシだ。リュウジは5、6年前にもサッポロ一番で豚ラーメン的なものを作ったことがある。しかし年月が経って料理の腕も上がったので、いま自分が考えるサッポロ一番の豚ラーメンを改めて紹介したい、と述べている。

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材料:豚バラ、もやし、キャベツ、刻みニンニク

材料は、豚ラーメンの定番としてキャベツ(100〜120g)ともやし、それに豚バラ肉である。豚バラの脂の甘みがサッポロ一番に合うので、ぜひ入れてほしいという。豚こま肉でもおいしいが、できればバラがよいとしている。

キャベツはざく切りにする。ニンニクは生のものがよく合うといい、みじん切りにして最後にのせる。量は15g程度で、多めにしたい人は20gくらいまで入れてもよい。スタッフから「すりおろしではなく刻む方がいいのか」と聞かれ、リュウジは刻んだ方が豚ラーメンっぽいからと答えている。豚バラは今回ハサミで切ったが、包丁でも構わない。調味料の詳細は概要欄を見てほしいと案内している。

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鍋ひとつ、野菜は「炒める」でなく「茹でる」

調理工程の考え方として、リュウジは簡単さを強く意識している。具材をのせるタイプのインスタントラーメンのアレンジでは、別の鍋で炒めるやり方もある。しかし豚ラーメンなので野菜は茹でる。決まった量のお湯を沸かし、そこで豚と野菜をさっと茹で、引き上げて味を絡める。このやり方なら鍋はひとつで済む。ただし、味を絡めるためのボウルはあった方がいいという。

水は550ccと、袋の表示より少し多めにする。理由は、茹でた野菜を引き上げるときにお湯が野菜に付着して持っていかれ、スープの水分量が減ってしまうからだ。この説明はスタッフになかなか伝わらず、やり取りのあとで言い直している。

スタッフは「お野菜を用意してさっと茹でて、あとはサッポロ一番を作るだけ」と簡単さに驚く。リュウジは、インスタントラーメンのアレンジは簡単であればあるほどみんなに食べてもらえる、と応じている。インスタントラーメンを食べたいときに色々やってはいられない、という点でも2人の意見は一致した。リュウジは電子レンジで作る方法も考えて試したが、茹でた方がおいしかったとも話している。

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豚から茹でて、うまみをお湯に移す

お湯が沸いたら、野菜を一種類ずつ順に茹でていく。リュウジによれば、その方が失敗が少ない。最初に入れるのは豚バラで、こうすると豚のうまみがお湯に出る。スタッフに「別茹でではないのか」と聞かれると、ある意味では別茹でだが同じ鍋で煮てしまうので鍋を2つ用意する必要はない、と答えている。薄切り肉なので、赤いところがなくなれば引き上げてよい。

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豚と野菜に絡める「タレ」

あとで慌てないよう、豚を引き上げたところで調味液を作っておく。醤油を大さじ1と小さじ2で、結構な量が入る。そこに味の素を8振り、砂糖をひとつまみ加え、豚に揉み込む。こうするとチャーシューっぽい味がつくという。さらにラードを大さじ1と半分ほど、割と多めに入れる。ラードがなければサラダ油などでもよいとしている。

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キャベツは約1分、もやしは数秒

続いて同じお湯でキャベツを茹でる。スタッフが「クタクタにするのか」と尋ねると、リュウジは豚ラーメンの野菜はクタクタにせず、歯ごたえが残る程度でシャキシャキの方がおいしいと答えた。ここで茹でるのは、野菜のおいしさも逃したくないからだという。今回は春キャベツなので、少ししんなりしたらすぐ引き上げる。時間にして1分ほどだ。柔らかめが好きな人はもっと茹でてもよく、多少キャベツがお湯に残っても構わないと付け加えている。豚や野菜の甘さはスープに移る。

もやしはさらに短く、本当に数秒で十分だという。茹でるのはせいぜい1分程度までにとどめる。あとはラーメンのスープの熱で少ししんなりしてくるので、シャキシャキの状態で引き上げた方がうまいというのがリュウジの考えだ。

茹で上がった野菜はタレの入ったボウルで豚と一緒に和える。ここでラードが溶け、全体が油でコーティングされて「めちゃくちゃうまくなる」と説明している。お湯にはアクが残っていたが、アクもうまみの一種なのでそのまま使うことにした。

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麺は2分半、スープは火を止めてから

残ったお湯に麺を入れる。茹で時間は2分半ほどで、リュウジは固めが好みだという。ここでスパイシーにするため、胡椒を2振り、ガーリックパウダーを4振り加えて「ニンニクマシ」な方向に寄せる。

リュウジによれば、サッポロ一番しょうゆ味の麺には醤油が練り込まれている。そこがみそ味などとは麺自体が差別化されている点で、しょうゆ味の特徴だという。

麺がほぐれたら火を止め、それから付属のスープを入れる。これが重要だとリュウジは強調し、袋にも書いてあると説明した。理由は、火にかけたまま入れると風味が飛んでしまうからだ。付属の特製スパイスにも胡椒の香りがあるので、このタイミングで入れている。

丼に麺とスープを移し、豚と野菜をタレごと全部盛る。最後に刻みニンニクをどかっとのせて「マシマシ豚サッポロ一番しょうゆ」の完成だ。

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試食:「醤油を買いたくなる」

試食したリュウジは、この茹で方が一番いいと言い、野菜のシャキシャキ感を評価した。サッポロ一番のつるつるした麺もよく合うという。醤油とニンニクとラードが足されてパンチが出ており、「こんなんサラダやん」と言うほど野菜をたっぷり食べられる。醤油のスープがラードや油、スパイスと合わさって、すごくおいしくなるとも話している。

リュウジは、野菜を足せる点がサッポロ一番の魅力だと考えている。そのため、これくらい野菜を足してほしいと呼びかけた。ラーメン屋にもよく行くが、家でサッポロ一番を食べる良さがあり、むしろこれが食べたい日もかなりあるという。

スタッフは当初、塩らーめんの方がこのトッピングに合うと思っていたと正直に話す。しかし食べてみて「醤油だね」と認め、醤油を買いたくなったと感想を述べた。数年ぶりにしょうゆ味を食べたが、こんなにうまかったのかという反応も出ている。リュウジは、みそや塩でもこのアレンジはかなりおいしくなるが、このうまさはしょうゆでないと来ないと語った。さらに、60年の歴史があるぶん素朴に感じるかもしれないが、素朴だからこそアレンジが生きると述べている。豚と野菜のうまみをしょうゆ味の麺が全部受け止めてくれるので、スープも全部飲めてしまうという。野菜が取れないと感じている人にもすすめたい、と付け加えた。

最後に、しょうゆ味の印象が結構変わると思うので一度でいいから作ってほしい、と呼びかけてメインのパートを締めくくった。

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おまけ:サッポロ一番しょうゆ炒飯の素

後半は、一部のスーパーでサッポロ一番の対象商品を3つ買うともらえる「サッポロ一番しょうゆ炒飯の素」を試している。リュウジによれば5月からの配布とのことで、中には2回分が入っている。

作り方は、熱したフライパンに油をひいて卵を入れ、ご飯でほぐしながら炒め、炒飯の素を加えるだけだ。粉末なので少し散らすように振りかけた方がいいのでは、とスタッフは話している。パッケージには好みでチャーシューやネギなどを入れてもよいと書いてあるが、基本はこれだけでよさそうだという。今回は具を足さず、それらしく盛り付けて紅生姜を添えた。調理時間はほぼ3分ほどだった。

試食したリュウジは、醤油の香ばしい香りがあり、とても好みの味だと評価した。サッポロ一番側から黒胡椒も合うと聞いたといい、振りかけてみたところやはり合うと話した。炒飯の素だったのではないかと思うほどのうまさだという表現もしている。スタッフは、ネギなどを入れていないのに完成されている、もう少し薄いと思ったが結構パンチがあると驚いた。マシマシ豚サッポロ一番と合わせれば、町中華のラーメン・炒飯セットのようになるという話も出ている。

リュウジは、おまけのつもりだったのにすごくうまい、普通に欲しい、と述べた。入れるだけで味が全部決まるので一人暮らしにも最高だという。この炒飯の味を出せる調味料があったら売れるかもしれない、というほどの評価で動画は終わっている。