リュウジが語る「本当のポン酢」で食べる湯豆腐と、旨味を足しすぎない引き算の料理
料理研究家リュウジのバズレシピ料理研究家のリュウジが、「虚無でもうまいものが食べたい」「虚無でも痩せたい」シリーズとして湯豆腐を作る回である。以前に卵だれを使う「究極の湯豆腐」を紹介しているが、今回は自分が一番うまいと思う湯豆腐を作るという。材料は豆腐、長ネギ、水、顆粒の昆布だしだけで、柑橘の「本当のポン酢」と塩で食べる。後半では残った汁で雑炊を作り、最後に普通の塩とアジシオを食べ比べる。そこから、旨味は多ければよいわけではないという主張につなげていく。
「味ぽん」と「本当のポン酢」は別物だという話
冒頭でリュウジは、同席者に湯豆腐を何で食べるかを尋ねる。「味ぽん」という答えに対して、それは少し違うと言い、多くの人が味ぽんのことをポン酢と呼んでいるが、もともとのポン酢はこちらだと瓶を示す。
リュウジの説明では、本来のポン酢は柑橘果汁と酢、酸味料でできている。これに醤油を混ぜたものがポン酢醤油である。味ぽんはその混ぜたものにあたるが、味ぽんの味は「味の素の味」、つまり旨味が加えられた味だという。裏の表示に「アミノ酸」と書いてあるから見てみろと言い、手元の本当のポン酢にはそうしたものが入っていないと対比する。同席者は「うちの家にはなかった」と反応し、このポン酢を知らなかった。
リュウジによると、このポン酢は最近「ポンサワー」として流行っているという。普段はこのシリーズであまり酒を飲まないが、今回は飲むと言って試す。銘柄についてのやりとりは字幕から聞き取りにくいが、安い焼酎を使うのがよいという趣旨の発言があり、焼酎にポン酢を入れてホップ系の炭酸で割った。リュウジはこれを、柑橘を搾ったようなサワーになると説明する。試飲した同席者は「意外とうまい」「ありかも」と言い、酸っぱいのでもう少し入れてもよかったという声も出た。
材料と、湯豆腐と旨味の発見をめぐる話
豆腐は木綿でも絹でもよく、同席者の希望で今回は絹にした。概要欄のレシピは、絹豆腐1丁(350g)、長ネギ1本(120g)、水250cc、昆布だし小さじ1と1/3である。リュウジは、春菊やキノコ、タラなどの魚を入れてもよいと付け加える。
同席者から「湯豆腐にはふつう昆布が入るのでは」と聞かれ、リュウジは湯豆腐と味の素の関係を話す。リュウジの説明では、昔から昆布を入れていた湯豆腐がうまいのはなぜかと考えたことが、味の素の開発者が旨味の研究に着手するきっかけになった。それだけ昆布は大事だが、昆布は高い。そこで今回はほんだしの顆粒「昆布だし」を使う。リュウジは最近この調味料がないと料理ができないほど気に入っていると話す。昆布は水に浸けておかないと味が出にくいが、顆粒なのでそのまま入れてよいという。
豆腐とネギの切り方
まず土鍋に水250ccを入れる。豆腐は好みで切ってよいが、リュウジは半分に切るだけにしている。手の上で豆腐を切るのを怖がる人もいるが、刃物は押しても切れず、引いたときに切れるのだと説明し、手の上で刃を押し当てても切れない様子を見せた。もっと細かく切ってもよいが、今回は見た目を優先してこの大きさにした。早く食べたい人は4つほどに切ればよいという。
昆布だしを小さじ1と1/3入れれば、正直これで完成だとリュウジは言う。それでは少し寂しいので長ネギを加える。ネギは斜めにざくざく切り、古くて乾いた部分は落とす。ネギがなければ春菊などを浮かべてもよい。最初は鍋に乗りきらなくても、煮るとしんなりして縮むので1本分をまるごと入れ、蓋をする。水から煮始めて構わず、温まれば食べられる。酒を少し入れると旨味と香りがつくが、酒好きな人が入れればよい程度で、基本は昆布だしだけでよいとしている。
ネギが鍋の味を変える理由
リュウジは、ネギは「鍋の味を変える野菜ランキング」でかなり上位だと言い、ネギを入れた鍋と入れない鍋はまったく味が違うと話す。ネギの匂いはニンニク並みに強いという。煮ている途中で同席者に鍋の匂いを嗅がせると、答えは「ネギ」だった。リュウジはこれを受けて、匂いが変わるということは味が変わるということで、ネギを入れると湯豆腐がおいしくなると説明した。
同席者がネギの甘みに触れると、リュウジは、ネギ類は加熱すると甘みが出ると答える。そして顆粒だし同士を比べる。昆布だしは意外と甘みがなく、少ししょっぱめなのでネギとよく合う。ほんだしには砂糖が入っていて甘い。昆布だしにも少しは入っているはずだが、甘さはほんだしほどではないという。そのうえで、この汁の味を豆腐に移していくのだと説明する。煮込み時間は10〜15分で、豆腐が温まればいい状態になる。
ハレの料理とケの料理、そして「味が濃い」という批判への反論
煮込みを待つあいだ、リュウジは料理の考え方について話す。料理にはハレの日の料理とケの日の料理がある。ハレの日の料理は、何時間も煮込むビーフシチューのような豪華なもの、ケの日の料理は普段の料理である。リュウジは両方作るが、基本的には生活に根づいたものを作っているという。今回の湯豆腐は昆布だししか入れていないので、塩分の調整がとても楽だと話す。
ここからリュウジは、自分への批判に反論する。味つけが濃いと言う人は動画を見ていない。自分は酒飲みなので「ここで塩をひとつまみ入れる」と動画で言っており、それを抜けば薄めの味になる。味の調整の仕方も教えている。バターを多く使うと言われる件については、たしかに多いこともあるが、バターを使った料理がバズっているだけだという。めんつゆばかり使うという指摘には、めんつゆを使ったレシピは10ほどしかないと答えた。そう言う人はイメージで語っていて料理をしていない、と述べる。また、シェフの料理をかじっている人の多くは自分を否定するが、否定してもかまわないとも話した。自分は手軽な料理も作るし、味の素をかけるような料理も作る。料理のレパートリーが増えることが一番大事だという。
約10分煮込んで完成とした。とても簡単で、これでご飯も食べられる。豆腐なので食費が安く、2日酔いの日などにも助かるという。ネギは少し高いので、半分の量でもよいとしている。
塩と本当のポン酢で食べる
食べ方は塩と醤油の2通りである。まず豆腐を塊のまま取り分け、とろとろのネギをのせる。昆布だしの味は少しついているが、そこへ塩をかけ、本当のポン酢を好きなだけかける。
最初に試食した同席者は「え、こんな美味しいんですか」と驚き、豆腐が引き立つ味だと言った。リュウジが「豆の味がするでしょ」と聞き、「これが本当の湯豆腐です」と続ける。リュウジによると、この豆腐は60円ほどの安いスーパーの豆腐で、いくら食べてもカロリーは豆腐の分だけである。同席者は、もっと酸味がきついと思っていたがやわらかく食べやすい、塩だけで完結しているのがすごいと話した。
醤油で食べると「醤油の味」がわかる
塩に飽きたら、次は醤油をかける。リュウジは、醤油にはグルタミン酸の旨味が入っていると説明し、ポン酢と醤油を少しずつかけて食べるよう勧めた。これが昔ながらのポン酢の使い方だという。味ぽんが出る前は、このポン酢と醤油を混ぜてポン酢醤油を作るのが普通で、リュウジの祖母もそうしていたそうだ。
リュウジは、味ぽんは好きだが少し味がわざとらしいとも言う。何にかけてもおいしくなるように作られているからだ。一方で、昆布だしで煮た湯豆腐は、旨味が少なめのタレで食べるのがうまいという。同席者から、だし醤油ではなく普通の醤油なのかと聞かれ、リュウジは、豆腐がすでに昆布の味を吸っているので普通の醤油でよいと答えた。自分にしては旨味が少なめの料理だが、少ないからこそ醤油の味がよくわかるという。同席者は醤油の香りがとてもいいと感想を述べた。
二人目の試食と「引き算料理」
もう一人の同席者(概要欄の章立てでは「A子」)も試食し、豆の味がわかる、昆布の旨味もしっかりついていると言い、「料亭の味ですね」と評した。リュウジは、油を一切使っていないのでカロリーはほとんどないと説明する。軽いので1人で1丁食べられてしまうが、意外と腹にたまるので、ダイエット中ならこれで済ませればよいという。醤油を試した同席者が醤油のうまさがわかると言うと、リュウジは「俺っぽくないでしょ」と応じ、食への理解も深まる料理だと述べた。
同席者が「究極の引き算料理」と表現すると、リュウジもそれを受け入れた。昆布と塩だけで煮てもまったく問題ないが、昆布は高く、毎日用意するものではないので、顆粒の昆布だしを使えばよい。ただし昆布だしがないと全然違うとも念を押した。そして、自分の動画を見ている人ならここでアジシオをかけたくなるだろうが、実はこの料理はアジシオだとおいしくない、と予告して後半の検証につなげた。
残り汁の雑炊と、加熱しないパックご飯を洗う方法
残った汁には、ネギと昆布の旨味が出ている。足りなければ少し水を足してもよいが、今回はそのままで雑炊にする。リュウジはここで「みんな知らない」というやり方を紹介する。加熱していないサトウのごはんを、そのまま水で洗って使う方法である。
リュウジの説明はこうだ。雑炊を作るときはご飯を洗うことが多い。パックご飯は鍋で結局加熱するので、事前に温める必要はなく、表面のでんぷんを洗い落とせばよい。洗うことでぬめりが出ず、おじやではなくさらさらの雑炊になる。ご飯は200gで、卵は入れても入れなくてもよい。ご飯を入れて混ぜ、温まったら卵を加え、弱火で蓋をすればすぐにできる。リュウジは、不測の事態にすべて対応できるのが料理がうまいということだと話し、鍋のシメのためにご飯を炊いておかなくてよいのはいい情報だと強調した。
味つけは醤油でもよいが、ここでも塩をひとつまみ入れ、ポン酢をちょんと垂らす。試食した同席者は「出汁とポン酢合いますね」「こんな合うんですね、雑炊ポン酢って」と反応した。リュウジは、これはプロモーションではなく勝手にやっているのだと断っている。同席者からは、これ1セットで夜ご飯になる、豆腐だけだとあとで何か食べたくなるが米を入れれば満足できる、といった感想が出た。ご飯は100g程度で済ませてもよい。リュウジは、楽で安く、太らないと利点を挙げ、2人で小鍋をつついてもよく、安いのに満足感が高いと述べた。雑炊については、ポン酢よりも塩だけのほうが自分は好きかもしれないとも話している。
リュウジは、この湯豆腐は油ギトギトの中華ばかり作っている人にも覚えてほしいと言い、若いころは自分もそうだったと振り返る。調味料が少ないこういう料理もやったほうがいいという。同席者に、引き算の料理ももっとやってほしいと言われると、やっていないだけでできると答えた。最初は分かりやすい味で行きたかったのでそうしてきたが、もともとは自分もそちら側だと話している。
アジシオ検証:旨味は足すほどおいしくなるわけではない
最後に、残った湯豆腐で普通の塩とアジシオを食べ比べた。リュウジは、アジシオをけなしているわけではない、まずいわけではないと何度か断ったうえで、ポン酢を少し垂らしてアジシオをかけたものを同席者に食べさせる。同席者は普通の塩との違いを感じ、アジシオのほうは「くどい」と答えた。
リュウジはこの違いを次のように説明する。ポン酢と昆布だしにはすでに旨味が入っている。そこにただしょっぱいだけの塩をかけると、塩気と旨味がコントラストを生む。アジシオをかけると「旨味のある豆腐プラス旨味のある塩」になってしまい、コントラストが出ず、のっぺりした味になる。だからこの料理では普通の塩のほうがおいしいという。同席者は、普通の塩のほうがアジシオよりうまいことがあるのかと驚き、最初はアジシオではないのかと一瞬思ったと話した。リュウジは、何でもアジシオを使えばいいわけではなく、自分はそこまで計算していると述べた。
同席者が、リュウジのよく言う「うますぎる」になってしまうということかと尋ねると、リュウジはそうだと答えた。さっきは塩と醤油だけで食べ、タレに旨味調味料は入っていなかったが、それでもうまかったはずだという。旨味は入れれば入れるだけうまくなるものではなく、入れすぎると味がのっぺりしておいしくない。だから味の素は入れればおいしくなるというものではなく、量が大事なのだとリュウジは言う。料理は緻密な計算のうえに作られているのであって、味の素を入れたというだけで否定する人は味の素の味を分かっていない、とも述べた。旨味は入れすぎてもだめだというコントラストが分かるようになると、料理の幅がとても広がる。リュウジは視聴者にも実験的に試してみてほしいと呼びかけ、動画を締めくくった。
世界で一番うまい湯豆腐だ。あと世界で一番簡単。マジで両手でもらいます。
え、こんな美味しいんですか?
どうも、リュウジです。ということで、今回はね、虚無でもうまいものが食べたいシリーズ。そして虚無でも痩せたいシリーズです。
湯豆腐。俺はね、昔、卵だれを使う究極の湯豆腐っていうのをやってるんですけども、俺が一番うまいと思う湯豆腐、作っていいですか? 今日は。
お願いします。はい。湯豆腐って皆さん、どういうイメージ持たれてますか? 味ぽんですか? 味ぽん。味ぽんで、ネギかけて。
味ぽんはね、ちょっと違う。よくみんな味ぽんのことポン酢って言うじゃん。ポン酢ってこれだから。これ。みんなね、ポン酢って元々これなの。味ぽんが流行りだしてからポン酢ってあれになったけど、本当はポン酢じゃないんですよね。
なんで? いやいや、もうこれだよ。何味なんすか? え? 何味? ポン酢だよ。何入ってるんですか? 柑橘。柑橘とお酢と酸味料とかが入ってます。
へえ。知らん。うちの家にはなかった。なかったです。これと醤油を混ぜてポン酢作ってたんよ。それが味ぽんになるんですよね。味ぽんは違う違う。もう何も分かってない。味ぽんって何?
違う違う。このポン酢っていうのは、ポン酢醤油を作るためのポン酢なのよ。これに醤油を混ぜたのが本来のポン酢なの。味ぽんっていうのは混ぜたやつなんだけど、味ぽんの味って味の素の味なの。
ああ。おお。味の素っていうか、旨味が入ってるっていう。だから味ぽんには化学調味料がいっぱい入ってます。もう見てみ、後ろ。アミノ酸って書いてあるから。
こいつはアミノ酸入ってません。こいつで食べる湯豆腐がうまいんですよ。でも最近流行ってんだって、これ。このポン酢。そうなんです。ポン酢がうまいんだって。へえ。酢でやるんですか? これでやるんだってさ。
やってみる? ポン酢サワー。虚無はあんま飲まねえんだけどさ、もういいや。今日は飲んじゃう。
サワーだからさ、焼酎だよね。白岳。白岳じゃダメなんだよ。鏡月だよ。鏡月、安いのじゃないとダメ。なるほど。安いのでいこう。ここに。これポン酢ですよ。本当のポン酢ね。匂い嗅いでみ。
私の知らないポン酢。へえ。柑橘の匂いがするでしょ。おお。これなんだよ、みんな。それがポン酢なんすよね。へえ。
そう。入れて、要はこれを使うと柑橘絞ったようなサワーになるってこと。フラノのホップ炭酸使っていいのか分かんないけど。これが今、超大人気のポン酢です。じゃあいただきます。
うまい。ちょ、なんで? なんでなんで? いやいや、本当に普通の顔ですけど。ああ、でもありかも。これうまくない? うん。え、分かんない。意外とうまい。うん。え、なんなん?
もうちょっと入ってもよかったなと思って。確かにもっと入れてもいいんじゃない? うん。いや、もっと入れたら酸っぱいでしょ。え、酸っぱい。酸っぱくていいです。イエイ。お好みで。
ということで、今日はこいつを使った湯豆腐が一番美味しいんで、このやり方をやっていきたいと思います。
ちなみに絹と木綿ありますが、どっちがいいすか? 絹で。絹派か、おめえら。分かります、分かります。じゃあそれでやりますか。
ちょっと雰囲気を出すために土鍋用意しました。湯豆腐っていうのはね、簡単なの。具材も春菊とかキノコとかあったら、キノコ入れていいし、あとはお魚もね、タラとか合うから、タラ入れてもいいです。なんだって本当にうまい豆腐の作り方、教えるから。本当に美味しいから。
湯豆腐って、お湯で煮るだけじゃないんですか? 湯豆腐は昆布入るでしょ? あ、そうなんですか。昆布。お湯で煮るだけだと。
僕は昆布は使いません。でも湯豆腐っていうのはね、すごいんですよ。味の素を作るきっかけとなったのが、湯豆腐なんですね。あ、そうなんですか。
そう、開発のきっかけ。味の素を開発した方がね、湯豆腐、昔から昆布入ってたんですよ。昆布入った湯豆腐、うまいんです。これ、なんで昆布が入ると豆腐うまいんだろうと思って、そこから旨味ってものに着手するんですね。
だからすごくこの昆布が大事なんですけども、昆布高けえんだよ。マジで高い。だから俺はもう今回はこれを使います。ほんだしのこんぶだしです。最近ね、もうこれがないと料理できなくなる。あまりにも気に入りすぎて。これね、入れちゃいます。まず水が250cc。ここに入れちゃいます。
で、豆腐。切り方はもう任せるけど、俺とかはもう半分半分に切っちゃう。これさ、すごい怖いっていう人いるけど、刃物って押しても切れないから。うん。引いた時に切れるの。これで引くと俺の手はズタズタになる。だからこうやっても絶対に切れないんですね。分かる? こうやっても切れないです。引いたら切れるんです、これ。
でも豆腐の切り方、そうやってやった。手の上でやっちゃう。
お豆腐を、人によってはもっと切ってもいいんですけども、これは見た目がいいんで、この方が。これでいきます。ここにはこんぶだし。ほんだしのこんぶだし。昆布でもいいんだけど、高いから。
俺はね、湯豆腐はヘルシーだし、消化にもいいし、パーフェクト料理だと思ってるから、絶対的に昆布だしを使ってほしいのね。ある人は昆布入れてもいいんだけど、ほんだしのこんぶだし、めちゃくちゃうまいから。こいつを小さじ1と1/3入れます。
もうこれだけ。昆布って結構水につけてないと味が出なかったりするんだけど、ほんだしのこれは顆粒だから、これでオッケー。ぶっちゃけ言うとね、これは完成なの。なんだけど、ちょっと寂しいからネギ入れるみたいなね。
ちなみにおネギもね、いろんな切り方あると思うんだけど、こうやって斜めにザクッと切っちゃえばいいから。こうやって。一緒に煮る感じ。一緒に煮る感じで、ちなみにネギって野菜だから、一緒に入れると鍋の味変わります。
ああ。鍋の味変わる野菜ランキングで結構上位だね。だからネギを入れた鍋と入れない鍋っていうのは全然味が違う。ネギの香りというか。ネギの匂いってね、結構ニンニクばりに強いから。ここら辺切っちゃう。ちょっとこれ古いから、乾いたところは切っちゃうね。
なかったら別に春菊とか、そういうものでもいいんだけど、こういうのを浮かべるわけですよ。水から入れちゃうってことですよね。水から入れちゃって全然平気。温めれば、温まったら食えるから。
この湯豆腐がね、もうパーフェクトにうまい。煮ていくとこいつはしなっとなってくるから、1本丸々入れちゃいましょう。こんな感じで煮ていくと縮まってくから、こいつ乗っけて、早く煮て。蓋もするんですよね。うん、蓋する。
お酒とかはね、ちょろっと入れてあげてもいいんだけど、まあいらないから昆布だけで。酒入れるとちょっと旨味と香りつくけど、酒が好きな人は入れてもいいかなって感じかな。入れなくて、昆布だしだけでいいです。これだと何がいいかって、日常的に食えますね。
料理っていうのはいろんな観点があって、これ考え方の話なんですけども、ハレの日の料理とケの日の料理ってあるんですね。ハレの日っていうのは豪華な料理。例えば何時間も煮込むビーフシチューだとか、そういうちょっと豪華な日に食べたい料理。ケの日の料理っていうのは普段の料理。俺は両方やるけど、基本的には生活に根付いたものですね。
今回のいいところっていうのは、昆布だししか入れてないから塩分の調整がすごく楽です。僕の味付け濃いとかって言われるんですけども、俺の味付けが濃いっていう人はね、動画見てないと思う。俺、味の調整の仕方教えてるもんね。絶対動画見てない。もう拡散してほしい、これは。
俺は「俺、酒飲みだから、ここで塩ひとつまみ入れますね」って言ってるからね。それ抜いたら絶対にちょっと薄めの味になるから。皆さんも情報操作に気をつけて。
あとよく言われるのが、めんつゆとバターばっか使う。バターは確かに多かったりするけど、あれ俺がバターばっか使ってるわけじゃなくて、バター使った料理がバズるだけだ。あとめんつゆに関してはほぼ使ってない。俺、めんつゆレシピ10レシピぐらいしかないの。誰と取り違えてるの? 分かんない。確かに。
イメージでしかないのよ。だからイメージだけ。絶対そいつ料理しないから。俺がめんつゆしか使ってないっていうやつ、本当に料理してない。イメージなんだから。シェフの料理をかじる人は大体俺のこと否定する。いいんだよ、否定して全然。でも俺の料理っていうのはケの日の料理もやるからね。俺、めんつゆあんま使わないけど、味の素かけただけとか、そういうのもやります。
そういう料理のレパートリーが増えるのが一番大事なの。分かりますか? こんな感じでポコポコ煮ていきますよ。ちょっと豆腐大きいから、少し煮込んでいく。もうちょっと短時間で食べたい人は、豆腐4つぐらいに切って全然平気です。
あとどれぐらい火入れします? 10分、15分でいいよ。10分、15分? うん。10分、15分で大丈夫。
これさ、煮てる途中なんだけど、ちょっと匂い嗅いでみてください。何のですか? 何のって、鍋の匂い。俺の匂い嗅ぐ? ここでセクハラですよ。違う、本当にセクハラやめてくださいね。俺の匂いはダメよ。ニンニクの匂いしかしない。嗅いでください。
何の匂いしますか? ネギ。でしょ? はい。ということは、ネギ入れると匂い全然変わるんですよ。匂い全然変わるってことは味が変わるんですよ。ああ。そうそう。だからネギを入れると味が出て、湯豆腐美味しくなります。
そういうことなんですね。確かに甘みも出ますもんね、ネギの。うん。ネギ類は加熱すると甘みが出てくるんで。昆布だしってね、意外と甘みついてないんですよ。ちょっとしょっぱめの味付けだから意外と合うんだけど。
これがほんだしとかになってくると甘いんだよね。ほんだしってさ、砂糖入ってるから甘いの。こんぶだしも少し入ってるはずなんだけど、こいつはそこまで甘さはない。どちらかというとあいつの方が甘い、ほんだしの方が。それはそれで使いやすいんだけど。
ほら、このネギをお豆腐に移していくわけですよ。これが美味しいの。お豆腐はほぼほぼ温まったらいい感じになりますね。
じゃあ、かれこれ10分ぐらい煮込みましたがね。これでかなり味が出てきます。
これもう完成ですか? 完成。めちゃめちゃ簡単でしょ? めっちゃ簡単。そう、これでご飯もいけちゃうから。こういうのを食べると、もう本当に日常の日とかさ、すごく助かるんだよね。あと原価が安い、豆腐だから。
ネギはちょっと高いけど、ネギなんで半分ぐらい使っていただいてもいいですし。こんな感じでございます。これが虚無湯豆腐です。よし。
リュウジさん、歩くと何かにぶつかる。3万なんだ。修理3万になる。はい。ちょっと多めにしといた。おめでとうございます。なんか少ねえとか言われて。乾杯。ありがとうございます。
乾杯。美味しい。やっぱ多めの方が美味しい。
豆腐。これ食べ方あります? 2つあります。塩と醤油で食います。まず塩で食べてほしい。大きいのでね、ちょっと切りますか。おお、いっぱい。うわ。
この塊で食うのがうまいんですよ。少し汁もあってもいいんだけど、これ、たっぷりおネギがいるから。このとろっとしたネギを食べると。これが究極の湯豆腐なんですが、これ、昆布だしの味が少しついてます。ついてるんですが、こうやって、こいつにお塩をかけて、ポン酢です。
へえ。ここに本当のポン酢をかけます。これ好きなだけでいいです。これで食べてみて。へえ。塩で食う湯豆腐、初めてです。いただきます。うまい。
え、こんな美味しいんですか? すごい豆腐が引き立つ味です。豆の味がするでしょ? はい。へえ。これが本当の湯豆腐です。すげえ。
いくら食べてもカロリーが豆腐のカロリーなんで。だいぶヘルシーですね。だいぶヘルシーです。この豆腐60円ぐらいなんだけど、60円の豆腐がマジで化けます。
もっと酸味がきついのかなって思ったんですけど、すごい柔らかい感じというか、すごい食べやすいですね。塩だけで完結してるのがすごいです。めっちゃうまい。
ちょっと塩に飽きたら、今度醤油かけてください。醤油はグルタミン酸の旨味が入ってるんで、もう本当に数滴と、ポン酢を少し。少しこっちに。少しにつけた方がうまいっす。これね、醤油の味もすっごいよく分かるのよ。
醤油ってこういう味なんだと。これが昔ながらのポン酢。昔はね、この味ぽんが出る前はこいつと醤油を混ぜてポン酢作ってた。これと醤油を混ぜるのが普通だった。味ぽんなかった。あ、そうなんですね。うちのばあちゃんとか、これで作ってた。へえ。いただきます。
あ、美味しい。いいっすね、醤油の香り。美味しいでしょ? うん。
味ぽんは俺好きなんだけど、ちょっとだけ味わざとらしいんだよ。あれは何にかけても美味しくなってるから。ただ昆布だしで煮た湯豆腐っていうのは、もう絶対的に旨味が少なめのタレで食うのがうまいから。
すっごい美味しいです。このさりげない醤油の香りがめっちゃいいなと思います。だから醤油入れると味が深まるでしょ。はい。すっげえ。豆腐って、豆腐自体が本当に美味しいんだなって分かるでしょ。本当にそう思います。
本当にだし醤油じゃなくて醤油なんですね。これは醤油なんですよ。なんでかって言ったら、もう昆布の味吸ってるんで。だから旨味が俺にしては少なめなんです。でも少ないからこそ味がよく分かる。十分だと思います。
俺はこういう料理もできるんですね。なんかめちゃくちゃご馳走です。ご馳走でしょ? 美味しいでしょ? はい。美味しいな。すごい。
A子さんも食べて。これは本当にスーパーの安い豆腐です。本当に安い豆腐です。こういう料理もたまに作った方がいいよ。ですね。思いました。
これ手前側だけにかけた。手前だけ。これ一旦食べてください。うまそうだな。油が一切入ってないからカロリーほぼないです。確かに。いただきます。
どうすか? すごい。その豆の味っていうのが、言ってる意味がめっちゃ分かる。スーパーの豆腐もうまいでしょ、ちゃんと。でも昆布の旨味も絶対ついてる。ああ、はい。これいいわ、めっちゃ。ほら。料亭の味ですね。でしょ?
これね、1個食べちゃうと、これ1人で食べられちゃうぐらい軽いんだけど、結構腹いくのよ。ダイエット中とか、これで済ませばいいのよ。めちゃめちゃいいでしょ。はい。豆腐の味が。めっちゃ美味しい。美味しい。
ここで醤油も試してください。ちょっとポン酢足して、醤油をちょっと。これもうまいから。お醤油って美味しいんだなって感じると思います。
美味しい。うまいっしょ。醤油もうまい。これね、醤油のうまさが分かるのよ。確かに。すっごく。俺っぽくないでしょ。確かにそうですね、醤油のうまさ。そういうことなのよ。これは食への理解も深まる飯だから。いいですね。めっちゃ美味しいです。めっちゃ美味しい。これすごいっすね。勉強になります。
究極の引き算料理だなって思って。引き算料理です。普通に昆布入れて、昆布とお塩だけで煮ても全然平気なんだけど、昆布はなかなか高いし、毎日毎日用意するようなもんじゃないんで、こういうほんだしのこんぶだし。ほんだしじゃなくてもいい。これね、昆布だしないと全然違うから。
ああ、はい。こんな美味しいと思わなかったです。でしょ? これなんだよ。俺こういう料理できるの。これね、俺の動画見てる人なら分かると思うけど、アジシオをかけたくなるじゃん。これ実はアジシオだと美味しくないです。へえ。そうなんだ。アジシオ。普通の塩の方が。へえ。
これね、余った汁、雑炊作るとなる。これ少しあるでしょ、この昆布だし。これ昆布だしっていうのは、ネギの旨味と豆腐の旨味出てくる。ちょっと足んなかったら少しだけ水足してもいいんだけど、これぐらいの水分あればいいです。これね、雑炊にします。
要は雑炊も楽しめるっていう鍋になりますんで。オーブンに別の料理が入ってたんで、めちゃくちゃ使えるやり方教えます。まだ加熱してない? 加熱してないです。これ入れてください。これみんな知らないんです。洗ってください。洗う。雑炊よく洗ってる。
なんとサトウのごはん、加熱しないでこれで雑炊できます。へえ。料理ができるっていうのはこういうことだと思って。不測な事態に全部対応できるのが料理うまいです。なんとサトウのごはんって、洗っただけで。すごくない?
だって結局加熱するでしょ。だからこのでんぷんだけ落とせばいいのよ。知識盛りだくさんです。卵入れたい。卵入れる。ここで雑炊をやるっていう感覚なかったでしょ。はい。これ豆腐とネギの旨味があるんで、これもったいないです。やらないとね。
200gです。加熱してないご飯だよ。サラサラでしょ。サラサラ。これ温まれば食えます。なんと、丼にする場合は加熱しないといけないです。一煮立ちさせましょう。今これ冷たいんで。
洗うことで米の表面のでんぷんが取れて、ぬめぬめにしないんですよ。雑炊っていうのは基本的に洗って作るもんなんだけど、これはおじやにならないサラサラなやつになります。卵でしょ。卵入れても入れなくてもどっちでもいいです。これで縦にかき混ぜる。一緒に混ぜますね。温まってきたんで、ここに卵。
もう一瞬でできます、これね。弱火で蓋。お、A子気に入った? いや、酸っぱいの好きだから。ああ。
これね、昆布だしの旨味だけで、こういう昆布と豆腐のだしですね。豆腐とネギのだしの雑炊がもうできました。味付けはお好みなんだけど、塩で食べてもいい。今回食べて、意外とこれポン酢にしてもいい。
へえ。全然つくかな。じゃあ、雑炊いってください。雑炊でございます。ほら、来た。ほら、これ加熱してないサトウのごはんです。
雑炊にすんげえ向いてるの、サトウのごはんは。だから鍋の締めとかさ、ご飯炊いとかなくていいんだよね。これ結構いい情報じゃない? めっちゃいい情報。知らなかったです。
ほらほら。楽しいね、料理は。俺のチャンネルね、役に立つから、本当にフォローしといた方がいいっす。本当に俺のチャンネルはまだ言ってない知識いっぱいあるから。味付けなんですけども、醤油で食べてもいいんだけど、お塩。お塩ひとつまみと、ポン酢をちょこんとね。これがうまいんですよ。食べてみ。
じゃあいただきます。いただきます。うまっ。うまい。ポン酢合います。すごい合います。だしとポン酢合いますね。めっちゃ美味しい。これ普通にすげえうめえぞ。こんな合うんですね、雑炊とポン酢って。
ポン酢合うでしょ。これプロモーションじゃないからね。勝手にやってるの、俺。確かに。みんな使いがいないんだ、ポン酢の。しかも塩だけでいいっていうのが驚きです。塩だけでいい。A子さん食べる? 本当美味しい。
これ1セットで夜ご飯でいけそう。夜ご飯できます。しかも炊いたご飯でも全然いいし、楽で、あと安い。あと太んない。確かに。いいな、これやろう。いいでしょ? いいんですよ、これ。
豆腐だけだと私、多分なんか後で食べたいなって思っちゃうんだけど、ちょっとお米入れればもう1セット。米、今回は200g入れてるんですけど、別に100gぐらいで済ませても全然いいんで。めっちゃいいな。
熱々のものを作りましたんで。塩。絶対好きだよ、あなた。俺は全員の好み把握してるから。これちょっと食べてみてくださいよ。本当に。いいだろ、これ。さっきの汁全部飲んだし。これね、本当流行る。
いただきます。どうすか? え、やば。ポン酢うまいでしょ? ポン酢うまいでしょ、うまいよね。最高に美味しい。ほら。これはやばい。言ったでしょ、世界で一番うまい、これだ。あと世界で一番簡単。
へえ、美味しい。意外と酸味合うんすよ。合いますね。これは雑炊、塩の方が俺好きかな。これ知らない人、多分たくさんいると思うんで。やってる人見たことないもん。俺はやるんだけど。この雑炊うまいっしょ。美味しい。
これは軽く2人で小鍋つつき合っても全然いいし。満足感があるんだよね、今日のレシピ。すごい安くできるんだけど、満足度高いでしょ? めちゃくちゃ高いっす。最近はまってますね。これは結構好き、私。
この湯豆腐は締めまでいけるんでね、ちょっとやってほしいっすね。このレシピはね、えびすにも覚えてもらわないとね。油ごてごての中華しか作ってない。飽きちゃうのよ、それだと。俺も若い時はそうだったけど。こういうヘルシーで、調味料が少なくてっていうのもやった方が。
いいですね。やっぱりここまでこの美味しさを持っていけるのが、すごい感動しました。これが引き算料理。最高。意外と引き算料理もできるんすよ。やってないだけで。やってほしい。すごい。そういう料理ほしい。やってほしい。
いっぱいやりますよ。俺やってないだけで。俺は分かりやすい味で最初いきたかったから。でも分かりにくいっていうか、ちょっと聞く料理も元々そっち側だから、俺ね。うまいでしょ。大満足です。大満足。ということで、めちゃめちゃ簡単にできて安くて超ヘルシーなんで、皆さんも絶対覚えてください。
まだ残ってるから、アジシオで食べてみ。別にこれアジシオけなしてるわけじゃないからね。アジシオけなしてるわけじゃないんだけどね。このポン酢ね。ポン酢ちょい垂らして、アジシオで。まずいわけじゃないんだけど。アジシオね。ちょっと夢中に食ってる。
いただきます。ほら、分かる? おお。すごい。分かる。ちょっとくどくない? くどいよね。そうなの? ちょっとじゃあ私も。へえ、すごい。小さい方に。この小さい方に。これアジシオ。えびすはアジシオ派だもんね。これでいいですか? これ食べちゃってください。今かけたんで。
へえ。どう? あ、くどいな。でしょ。これなんでかって言うと、このポン酢とこの昆布だしに旨味が入ってるのよ。塩をかけることによって、この塩のしょっぱさとこの旨味が絶妙にコントラストを生んでる。
はい。アジシオをかけてしまうと、旨味のある豆腐プラス旨味のある塩になってしまうから、コントラストが出ない。塩感がなんかそんな。そうそう、でしょ。なんかちょっとのぺっとした味になるでしょ。だからこれは、ただただしょっぱいだけの塩を乗せた方が美味しい。
本当に違います。やってみると面白いでしょ。はい。これ普通の塩の方がうまいよね。すごい。そうなんです。これが塩の使い方の違いなんで、何でもアジシオを使えばいいって話じゃないんです。俺は一応そこまで計算できるから。
本当に違いがあります。本当に普通の塩の方がうまいでしょ。はい。普通の塩の方がアジシオよりうまいことあるんだと思った。アジシオじゃないのって一瞬思ったんですよ、最初。違うんです。旨味はもう昆布に入ってるから。
これがアジシオを入れることによって、リュウジさんがよく言う「うますぎる」になっちゃうってことですか? うますぎるになりますね。今もう塩と醤油だけで食べたでしょ。これ、タレにはうま味調味料入ってないんだけどうまかったでしょ。ここでアジシオを入れると、旨味っていうものは入れれば入れるだけうまくなるもんじゃないっていうのが理解できるんですよ。
これね、実験的にやってみてください、皆さん。もちろん昆布には旨味入ってるんで、それだけで足りるっていう話なんです。入れすぎると味がのっぺりして美味しくないんですよ。ここの違いなんです。だから味の素を入れたら美味しくなるとかじゃなくて、量が大事なわけで。緻密な計算のもとに作られてるんですね、料理っていうのは。
だから味の素を入れただけで否定する人は、味の素の味を分かってないんですよ。今分かったでしょ。旨味っていうのは入れすぎてもダメなんだなっていう、このコントラストを分かるようになると、料理の幅めちゃめちゃ広がります。面白いっす。
こういう講座ね。今日はこんな感じでいいんじゃないでしょうか。はい。
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