ウエルシア限定「ラ王 魚介豚骨」を食べて、豆乳と鰹粉で再現する

YouTubeで開く ↗
概要

視聴者から「ウエルシア限定のラ王 魚介豚骨がめちゃくちゃ美味しいから食べてみてほしい」というコメントが届いた。この動画では、料理研究家のリュウジとスタッフのA子さんが、まずそのカップ麺を試食して評価する。続いて、リュウジがその味を家庭の材料で再現する「ジェネリック」ラーメンを作る。リュウジは試食の段階で、この味の系統のラーメンは自分にはレシピがないと話しており、再現は手探りで進む。

10分で読めます
0:32

視聴者コメントから選んだカップ麺

商品を持ち込んだのはA子さんである。コメントを見て気になり、撮影前にウエルシアへ寄って購入した。パッケージにはウエルシア限定と書かれている。Xで評判を調べると、大きく話題になっているわけではないが、悪く言う人は見当たらなかったという。2月ごろ発売と書かれていたが、販売期間は確認できなかったため、知っている人はコメント欄で教えてほしいと呼びかけている。

カロリーは387kcalで、ラ王なのでノンフライ麺だ。リュウジは麺を中太麺らしいと見ている。作り方の表示は5分だが、二人は4分半で食べることにした。

待つ間の会話では、日清の魚介系への評価が話題になる。リュウジは以前、魚介豚骨系のカップヌードルを食べて美味しかったため、日清は魚介系に強いのだろうと考えている。A子さんも同じ印象を持っている。Xには、スープまで飲み干して替え玉が欲しくなるほど美味しいという投稿もあったそうだ。ウエルシア限定の商品では、以前食べた「トミー」のラーメンも美味しかったと二人は振り返る。

このほか、チャンネルで扱ったカップうどんをセブン-イレブンで探したら売り切れていた話も出る。リュウジは、もともと人気だったので自分の影響だけではないと話す。そのうどんには「味が薄い」という声もあったが、リュウジはあの優しさが美味しいと考えている。

4:19

液体スープとパウダーでとろみが出る

麺を一度ほぐしてから液体スープを入れる。リュウジは、液体スープの段階でかなり豚骨らしく白濁していると話す。食べる直前に仕上げのパウダーを混ぜると、スープにとろみがついた。

5:07

試食:煮干しが強すぎず、塩辛くもない

一口目から二人とも「うまい」と反応し、A子さんは「これ視聴者よくやった」と言う。リュウジが評価したのは、煮干しの主張が強すぎないことだ。つけ麺のような甘い味付けでもなく、ラーメンのスープとしてちゃんと味がある。A子さんは、今回は塩っ辛くない点に驚き、リュウジの食べかけをもう一口もらっていた。表示の食塩相当量は5.9gで、リュウジは数値としてはカップラーメンらしく高いとしつつ、塩辛さを感じさせない作りに感心している。

味についてリュウジは、豚骨というより若干クリーミーだと表現する。自身が豆乳で作る豚骨スープに近いと感じ、再現するなら豆乳のスープだと早い段階で見当をつけた。価格は278円で、リュウジは「そこそこ」と評している。麺はつるつる、もちもちした食感だった。

一方でリュウジは、これは「激豚骨」ではないとはっきり述べる。濃縮豚骨や肉のペーストが入っているわけではない。豚骨感を最も求める人には物足りなさがあるだろうが、完成された味だというのがリュウジの見方だ。スープはとても美味しく、飲み干したという人の気持ちも分かると話す。原材料を見ると植物油脂がかなり使われている。リュウジは改めて、自分の豆乳豚骨スープの方が近いと述べた。

7:05

評価はS、A子さんはSに近いA+

リュウジの評価はSだった。カップラーメン感がなく、かといって店の味というわけでもない。カップラーメンとしての完成度が非常に高いことが理由だ。豚骨と魚介を合わせた新しいカップラーメンの味を追求した結果ではないか、とリュウジは推測している。魚介豚骨はつけ麺には多いが、スープで食べるラーメンはあまりない点も面白いという。

原材料は比較的シンプルだとリュウジは読む。植物油脂のほか、醤油、豚の脂、大豆由来の原料、砂糖などで、ベースはポークエキスである。自分の豚骨ラーメンの延長で作れそうだと考える一方、この味のラーメンのレシピは持っていないので面白くなると話し、再現に取りかかる。A子さんの評価は、調理中に聞かれて「Sに近いA+」と答えている。

8:20

トッピング:しなびたネギとお気に入りのメンマ

トッピングはメンマ、チャーシュー、ネギである。用意したネギは少ししなびていた。リュウジによれば、表面を一枚むけば新品のようなネギが現れるので、こういうネギもちゃんと食べるべきだという。ラ王にもネギがたっぷり入っていたため、小口切りを多めに用意した。

メンマはA子さんの私物だ。A子さんは会社の冷蔵庫の一番上の端に、目立たないように置いているという。以前、視聴者からA子さんの買っているメンマを知りたいという声があった。A子さんはこの極太メンマが好きで、こればかり買っていると明かしている。

9:38

豚バラ薄切りを重ねてレンジで簡易チャーシュー

チャーシューは豚バラの薄切り約60gで作る。リュウジは、正直なくてもいいが、あると良いと前置きした。肉は1枚ずつ広げず、重ねたまま耐熱容器に入れる。バラバラにすると縮むからだ。重ねても多少は縮むが「無駄な抵抗をしたい」と笑いながら説明していた。厚切りの豚バラが手に入るならそちらの方がいいという。

味付けは砂糖小さじ半分と醤油小さじ1半。チャーシューは醤油だけでも美味しいが、今回はあえて少し甘くする。理由についてリュウジは、魚介豚骨の磯の風味は甘めの豚と合うと説明している。ラップをして、リュウジは1分40秒ほどと言いながら加熱した。概要欄のレシピでは600Wで2分とされている。

リュウジはこの方法の利点も語った。肉っ気が欲しいときに使え、豚バラの薄切りなら誰でも買える。細いので長時間煮込まなくても食べやすい。ラーメン店で食べると1000円以上することも多いので、自宅でラーメン欲が満たせればいいという考えだ。薄く醤油味がついたものは、だいたい自分の中ではチャーシューとして扱っているとも話している。

加熱後の肉は醤油の香りがつき、チャーシューらしい見た目になった。重ねて加熱したので縮みもあまりない。少し赤みが残っていたが、リュウジは完全に火が通っていると説明する。そのうえで、心配ならもっと加熱すればいいと付け加えた。全てを人に委ねず、自分で判断してほしいという趣旨だ。

12:35

スープ:豆乳ベースに中華だしと鰹粉

スープは水180ccと無調整豆乳120ccがベースだ。ラ王はポークエキスがかなり入っていたので、ラード大さじ1と中華あじ小さじ2を加える。醤油はスープの色を出すために入れ、最終的に小さじ1半とした。ニンニクもラ王に入っていたので、おろしニンニクを5gほど加える。

リュウジは、ラ王の味がまったくチープでなかった点を強調する。以前食べた別のカップ麺はチープだったが、今回は違うという。その後、砂糖を1つまみ、コショーを2振り加えた。リュウジはあまり味を濃くしたくないと話している。

リュウジが一番大事だと言うのは鰹粉である。ラ王の原材料には複数の節類が書かれていた。リュウジは現物と同じように何種類も魚粉を集めるのは大変なので、鰹粉で代用すると説明する。投入量はかなり多く、これで鰹の香りと味が強く出る。A子さんも、ラ王は鰹が強めだったと同意した。ガーリックパウダーを加え、砂糖をさらに2つまみ足すと、色は現物にかなり近づいた。

15:35

とろみに苦戦し、油と混ぜた小麦粉で解決

味はかなり近づいたが、リュウジはとろみが足りないと判断した。クリーミーなとろみを出すために米粉を使う方法もあり、リュウジ自身もそろそろ使おうかと話すが、手元に見当たらなかった。

代わりに使ったのが小麦粉である。小麦粉をそのまま入れるとダマになるので、油と混ぜてから加える。リュウジはこれを裏技として紹介し、こうすると絶対にダマにならないと説明した。最初は小さじ2/3ほどの量で考えていたが、とろみが十分に出ない。最終的には小さじ1ほど入れる必要があった。完全に溶かしたい場合は、器にスープを少し取って溶いてから戻し、しっかり加熱するとよいという。火を入れるととろみが強まり、ちょうどよい濃度になった。

味の素は4振り入れてから2振り追加し、計6振りになった。ガーリックパウダーもA子さんが好きなこともあって4振りほど加えている。この工程についてリュウジは「若干苦戦した」と認め、A子さんも珍しいと応じた。リュウジはこの苦戦を受けて、日清の商品開発力はすごい、常に新しい味に挑戦していると称えている。

18:39

麺はセブンの中太麺を固めに

麺はセブン-イレブンで売っている中華麺の中太麺だ。字幕ではリュウジが北海道の「菊水」の味噌ラーメン用の麺だと話している。A子さんがわざわざ買ってきたもので、ラ王の麺も中太だったのでちょうどいいという。湯が沸騰したら麺をもみながら入れる。表示は2分30秒ほどだが、リュウジは固めが好きなので2分ほどで上げる。その間に器に湯を入れて温めておいた。

待ち時間には、チャンネルがA子さんの好きなものを作る場になっているのではないかという話が出た。A子さんは、視聴者からは厳しい言葉も多いと話す。自分のことをずっと書いているアカウントがあり、応援してくれるアカウントが反論していた光景も見たという。リュウジは、毎日投稿で一人で喋り続けるのは現実的にきついので、スタッフがいる方が楽だと語った。

20:25

完成と試食:しょっぱくない魚介豚骨

器にとろみのついたスープを注ぎ、麺、ネギ、チャーシュー、極太メンマを乗せる。仕上げに鰹粉を追加でふると、二人とも「ラーメン屋だ」と声を上げた。

A子さんはスープから口にして、完璧だと反応した。チャーシューもしっかりチャーシューになっており、メンマとの組み合わせも美味しいという。二人が特に評価したのは、しょっぱすぎない塩加減がラ王によく似ている点だ。A子さんは、ラ王の魚介豚骨をリスペクトした味だと表現した。普段リュウジが作るラーメンとはがらっと違い、リュウジ自身も「俺の味じゃない」と認める。自分では絶対に作らない系統だからこそ新鮮で美味しい、とリュウジは話した。

リュウジは、カップ麺より美味しいのは当たり前だとしつつ、このクリーミーさを出すには豆乳が正解だったと振り返る。とろみも小麦粉で十分に出た。A子さんは、再現というよりリスペクトラーメンとして120点満点だと評価した。二人ともスープを飲み干せると言う。リュウジは、自分のラーメンは普段かなりしょっぱいが、これはしょっぱみがないと話している。

麺は中太麺がベストマッチだったという。細麺だとスープを吸いすぎ、太麺だとスープが負けてしまう、とリュウジは説明した。

23:30

結論:時短で作れる新しい系統の再現ラーメン

リュウジは、ミキサーも使わないので手軽だと話す。撮影中にもたついた部分があったので、正確な分量は概要欄に書くとし、それを見ればすぐ作れるという。時短ラーメンとして、これまでの再現ラーメンの中でトップかもしれないとも語った。「クリーミー魚介豚骨」という新しいジャンルが見えたことから、リュウジは今回を神回と位置づけている。

最後に二人は、全国のウエルシアにあるか分からないからこそ、まずウエルシアで現物を一度食べてから作ってほしいと話す。作る工程が面倒だと思う人は、ウエルシアに行ってみてほしいと締めくくり、日清への「ごちそうさま」で動画を終えている。