「欲しいものは全部手に入れる」 板野友美が語る、30代の決断と失敗の捉え方
新R25チャンネル新R25が始めた女性向けトーク番組「覚悟のち、晴れ。~30オンナの決断白書~」の初回に、板野友美が出演した。結婚、出産、キャリアの間で揺れる30歳前後の女性に向けて、聞き手のおうみゆかは、迷いをどう決断に変えるのかを尋ねた。14歳から芸能活動を始め、22歳でAKB48を卒業し、29歳の年に結婚、出産を経て現在はアパレルブランドなど2社を経営する板野の答えは、一貫していた。迷っているならどちらも取りにいけばよい。自分の気持ちに素直に決め、小さくてもすぐ動く。失敗したとしても、何を失敗と見なすかは自分で決められる、というものである。
経営者として直接LINEでやり取りする
収録の前に、おうみには驚いたことがあった。出演が決まった後、「ここからは板野さんと直接やり取りする」と伝えられ、日程や入り時間まで本人とLINEで調整していたという。板野によれば、普段は事務所を通すが、会社に関することは基本的に自分で連絡を取ってしまうそうだ。おうみは「ともちん」という表示で気軽に友だち追加されたことから、自分の会社を前に進めようとする経営者としての覚悟が伝わってきたと話した。
「30歳までに結婚する」と決めていた理由
結婚のきっかけを聞かれ、板野は自分を「計画的」なタイプだと説明した。30歳までに結婚すると心の中で決めていたという。絶対ではなかったが、母が自分を産んだのが30歳だったため、母と同じくらいの年齢差で子どもを持てたらいいという意識がずっとあった。現在の夫と付き合い始めるときにも、30歳までに結婚したいと最初に伝えている。
何歳で何をするかという人生計画を大事にしてきた板野は、恋人とは結婚を視野に入れた付き合いしかしてこなかったと話す。13歳頃に初めて付き合った相手のときでさえ結婚を考えていたという。告白されたときには、30歳までに結婚したいので、結婚を視野に入れていないなら付き合えないと伝えたこともあった。
迷っているなら、どちらも手に入れる
おうみは、自分も含めて30歳前後の女性はキャリアをどちらに進めるかで迷っていると打ち明けた。結婚したくないわけではないが、今のポジションや積み上げてきたものがいったん止まってしまうのではないかという不安がある。
板野もその迷いはよく分かると答えた。自分自身も迷ったし、14歳から働いてきた芸能界には波もある。ただ、自身のアパレルブランドのコンセプトでもある「欲しいものは全部手に入れる」という気持ちで進んできたという。このブランドを作ったきっかけも、この考え方にある。仕事は大事だが、女性としての人生、つまり結婚や出産も同じくらい大事だった。友人やファンからもどちらにするか迷っているという相談を受けてきたが、板野は「悩んでいるならどちらも手に入れたらいいのではないか」という考えで進んできた。最後は「気合いがあれば」両立できるかもしれない、と笑いながら付け加えた。
板野は、周囲にどう見られるかで結婚や出産を決める必要はないが、自分がしたいことなら絶対にするべきだと考えている。こう思えるのは、母が幼い頃から自分のやりたいことに協力的で、応援してくれたからだという。不安はあっても、踏み出して後悔したことはあまりない。アイドルが今ほど主流ではなかった時代にAKB48に入ったことも含め、やりたいことを突き進んだ先に成功体験があった。そうした経験を重ねてきたので、頑張ればいいことの方が多いと感じられるようになった、と板野は振り返る。
振り回される恋愛はしてこなかった
AKB48を離れてからの20代について聞かれ、板野は「つらい恋愛はしてこなかった」と答えた。自分では「意外と臆病」だという。片思いの段階で相手をものすごく好きになったことはあまりなく、いいなと思っても「違うかも」と感じたり、相手が自分に興味がなさそうだと思ったりすると、すぐに引いてしまう。何度もデートを重ねて自分をさらけ出し、それでも好きだと言ってくれた人と付き合うことが多かった。
好きな人に振り回されると傷つくし、同じことを繰り返す自分も嫌になって自信を失う。だから、わがままを言っても好きでいてくれるような恋愛しかしてこなかったという。その方がいつも楽しく、ハッピーでいられるので、女性にはそういう恋愛を勧めたいと話した。
6歳年下の夫は、板野にとって初めての年下の相手だった。付き合っている間にいろいろな面を見せ、それでも受け入れてくれるかを「ジャッジ」したという。喧嘩したときにどう対応するかまで確かめ、「これはこうだから、こうだよね」と論理的に考えた。板野は自分を、感情よりも理屈で考えるタイプだと述べている。
子育ての現実と「誰かのために頑張る」への変化
結婚そのものは恋人同士のときとあまり変わらず、お互いに自由でストレスも少なかったという。しかし子どもが生まれると、お互いの時間が娘中心になり、我慢することが大きく増えた。家族の形を作るのは大変だと感じたそうだ。
板野は子育ての具体的な苦労も語った。2時間おきの授乳があり、夫が翌日仕事なら、夜中に娘が泣いたときは自分が対応する。睡眠との戦いが続いた。以前はどんなに忙しくても睡眠時間を確保するなど計画を立てられたが、子どもがいつ泣くか、いつ体調を崩すかは分からない。頼れる相手も基本的には夫か自分しかいない。
それでも、娘の存在は大きいという。10代からずっと自分のために頑張ってきて、自分のために頑張ることに少し疲れていた。誰かのために頑張りたいと思っていた時期に娘が生まれ、大変なことがあっても娘のために頑張っているのだと思える。自分のためだけなら「もういいか、やめようか」と思っていたかもしれない、と板野は話す。
その疲れの背景には、20代後半の立ち止まりがあった。楽しい仕事も大変な仕事も経験し、自分はこの先何を目指しているのか、これ以上どうなりたいのかが見えなくなった。ソロでの夢も含めて多くの夢が叶ってしまい、もっと有名になりたいといった欲に貪欲になれない。ちょうどそういう時期だったという。
自分の気持ちに素直でいることが幸せの要因
おうみは、大変だという言葉が嘘に聞こえるほど板野がずっと笑顔だと伝えた。板野は、悩むことはあるものの、毎日楽しいと思うことの方が多く、後悔もほとんどないと答えた。いちばんの要因は、自分の「こうしたい」という気持ちに素直でいられることだという。
周囲や親、友人の目を気にして、自分の判断ではないものを選んだことはこれまでない。「本当はこうした方が正解なのかも」と思ってそちらを選ぶと、「やっぱりこうしておけばよかった」という後悔がついてくる。自分がやりたいことを選んだなら、最悪失敗しても、そのときの気持ちに素直だった自分を認めてあげられる。板野はこの考え方によって、毎日に満足できているという。
羨ましさを分解し、リミットを見極める
他人と比べたり、この年齢で結婚した方がいいのではと流されたりする人に何を伝えるか。おうみの問いに、板野は「最終的に自分がどうなりたいか」だと答えた。
まず、なりたい姿を書き出し、それぞれにリミットがあるかを確かめる。リミットがあるなら、それを優先した方がいい。周囲が結婚や出産をしていて羨ましいと感じたら、何が羨ましいのかを掘り下げる。相手がいて幸せそうなことが羨ましいなら、結婚でなくても、恋人を作ることや犬を飼うことでも幸せになれるかもしれない。子どもがいることが羨ましいなら、「だいたいこの年齢まで」というリミットを決めて動く必要がある。自分の気持ちを曖昧なままにせず、きちんと解きほぐすことが幸せにつながると板野は考えている。
歯医者の予約という小さな行動
板野はもう一つ、行動の大切さを挙げた。やりたいと思っても、多くの人はすぐに「無理か」と結論を出して諦めてしまう。だから、やりたいと思ったときの勢いで動いてみることが大事だという。
例として挙げたのは、本人が「積み重ね理論」と呼ぶ小さな習慣だった。鏡を見て歯が黄ばんでいると気づいても、娘のこと、家族のこと、仕事のことを考えると「歯医者に行く時間はない」と諦めてしまいがちだ。板野はそう思った時点ですぐに歯医者に電話するという。ポップアップで忙しい今の期間に行くわけではないが、1か月の中には空く日がある。忘れる前に予約を入れておけば、予約したのだから行こうという気持ちになれる。最悪の場合は、事前に電話してキャンセルすることもできる。人はすぐに「今はこうだから」と言い訳をしてしまうので、とにかくすぐ一歩進むことが大事だ、と板野は話した。
「芸能人だからできた」という見方への答え
芸能人だから、お金があるからできたのではないかと距離を感じる視聴者もいるだろう。おうみのこの指摘に、板野は、知名度があるから踏み出しやすい面はあるかもしれないと認めた。そのうえで、デメリットもあると続けた。失敗が非常に目立つことだ。
板野が失敗すれば記事に書かれ、実際の何十倍もの大きさで広まってしまう。一方、有名でない人の最初の失敗はほとんど人に見えない。だから成功するまで続ければ、成功の方が目立つはずだ。特に起業したいが失敗が怖いという人には、その点では一般の人の方が有利かもしれない、と板野は語った。そんな自分でも一歩踏み出しているのだから、失敗を恐れずに踏み出してほしいという。
おうみは、「行動に移す」というと大きなことをしなければならないように聞こえて止まってしまうが、小さなことを一つずつ実行することが自信につながり、可愛くいられる秘訣でもあるのだと受け止めた。
アンチコメントと「名前貸し」批判
ネガティブな言葉をどう受け止めるのか。板野は、10代からアンチコメントを言われすぎてきたので、かなり受け入れるようになったと答えた。傷つくことは多いが、そう見られる一面もあるのだろうと考える。直せるところは直す。一方で、自分がこうありたいと納得している部分については、何を言われても気にしない。画面やネットを通すと意図と違う受け取られ方をすることも多い。一度も直接話したことのない人にそう捉えられても仕方がないとし、すべてを知っている友人や家族から否定されるのとは違う、と板野は話した。
タレント出身の経営者は、本人が実際には経営していないのではないかと言われがちだ。おうみの指摘に、板野は「分かる、言われます」と応じた。おうみは事前の下調べで、LINEでの直接のやり取りに加え、毎日朝晩のご飯を作るなど隙のない姿を知り、それでも批判されることを気の毒に感じていたという。
板野は、タレントのブランドには広告だけのもの、本人が手がけるもの、名前を貸しているだけのものがあり、見分けるのは難しいと認めた。そのうえで自分の軸を説明した。会社のメンバーや関係者から「タレントだから」「子育て中だから」「ママだから難しいんだ」と思われたくない。家族からも、仕事が忙しいせいで我慢させられていると思われたくない。100点は出せていないと思うが、体が持つ限りやりきり、妥協しないことを自分の基準にしているという。
「強くはないが、ちゃんと立ち上がる人」
おうみは前の収録で、板野を14歳の頃から近くで見てきた人物に取材していた。その人物は板野を「すごく強くはない人」だと評し、「ちゃんと傷つくけど、ちゃんと立ち上がる人」だと語ったという。
板野はその人物について、自分よりも自分のことを知っているのではないかと話した。AKB48に入ったばかりの頃は、親元を離れ、合宿のような形でミュージックビデオを撮影していた。メンバーは友達ではなくライバルだと言われるなど、それまでとは違うストレスや悩みが多く、よく泣いてはその人物に話を聞いてもらっていた。そうした経験があったからこそ今があると振り返った。
板野の考え方の土台には、最終的にいい方向へ持っていけばいいという発想がある。決断して踏み出した結果が良くなかったとしても、死ぬこと以外に取り返しがつかないことはない、と板野は言う。結婚のタイミングが違ったかもしれないと思うことがあっても、そこから「このタイミングで良かった」と思えるように頑張ればいい。頭の中で想像するだけで立ち止まるより、踏み出して「こっちじゃなかった」と分かった自分の方が成長している。悩みすぎたら、少しでも心が躍る方へ進んでみればいいという。
日常と非日常が共存していたAKB48時代
小さなことに幸せを感じられるのか、という質問に、板野は晴れていることや美味しいものを食べられたことだけでも幸せだと感じると答えた。おうみは、20代の頃は上を目指すことに気を取られ、目の前の小さなことを軽んじがちだと話し、そういう時期はなかったのかと尋ねた。
板野は、自分には当たり前のことと非日常がずっと共存していたと説明した。有名になりたいと思い、実際に大きく売れた時期は、ほとんど缶詰状態だった。スタジオから移動車で別のスタジオへ、そこからまた移動車で握手会場へ向かう。太陽を浴びられない月が続き、睡眠が3時間しかない時期もあった。だからこそ、晴れた日に歩くことや、友達とカフェに行くことが幸せだと感じられた。握手会の昼休憩に外へ出て太陽を見ただけで、光合成しているような気分になったという。一方で、センターに立つことや紅白歌合戦に出ることのように、多くの人が憧れる場面の幸せも同時に味わっていた。
そこから板野は、夢が叶う瞬間について考えを述べた。朝起きたらいきなり夢が叶っていた、宝くじが当たるようなことはない。大変なことを乗り越えた先に、気づいたら叶っていることの方が多い。だから、まず日常に満足し、幸せを感じられなければ、求めていた場所にたどり着いても「こんなものか」と思ってしまう気がする、と話した。
20代の失敗と「何を失敗とするか」
34年の人生を振り返り、20代で経験しておくべきことを聞かれた板野は、個人的な意見と断ったうえで、20代はいろいろな失敗をたくさん繰り返した方がいいと答えた。テレビ番組で歌詞を大きく間違えたこともある。自分がやりたいと言って始めたのにうまくいかず、アンチコメントで「ほら、言ったじゃん」と言われたこともあった。それでも自分はやりたかったし、失敗したからこそ気づけたこともある。今では全然良かったと思っているという。
おうみは、自分は失敗すると傷ついて終わってしまい、糧にできないと打ち明けた。MCでうまく進行できなかったとき、「駄目だな」で終わってしまう。板野は、それは誰かに言われたのかと尋ねた。おうみが自分の中での評価だと答えると、板野は捉え方の問題ではないかと返した。相手はすごく良かったと思っているかもしれないし、おうみが自分に厳しすぎるのかもしれない。自分の方が甘いのかもしれない、とも板野は笑った。
さらに、結婚して離婚したらどうしようといった先のことを心配する人に対し、板野は「それを失敗と思わなければいい」と話した。結婚して子どもに恵まれ、その子との関係が良いものなら、その結婚がなければ子どもにも出会えなかった。もし離婚したとしても、子どもにとっていい親であろう、その子が幸せなら自分も幸せだと考えることもできる。結局は何を失敗の基準にするかだという。それよりも毎日楽しく生きた方が、周りの人も楽しいのではないか。おうみはこの話を聞き、板野の「ハッピーオーラ」の理由が分かったと述べた。
30代にやりたいこと
30代について、板野は守るものが増えて臆病になるところもあると認めた。仕事では、経営する2社をチーム一丸となって大きくしていきたいという。それとは別に、いつか海外に住んでみたいとも話した。結婚前やコロナ禍の前にはよく海外へ行き、異なる文化や価値観を持つ人と話すことを楽しんでいた。天気のいい国が好きで、そういう場所に行くと力をもらえる。ただ、出産や会社の経営もあり、今はなかなか行けていない。すぐにではないが、もっと海外に行きたいし、いつかは住みたいという。
おうみは前述の取材相手が板野を「有言実行の人」「やらない理由を作らない人」と評していたことを紹介し、そのうち海外へ行くのではないかと話した。
30代の女性へ「まだ全然遅くない」
最後に板野は、30代の女性へのメッセージとしてフリップに「まだ全然遅くない。今からでもなりたい自分になれる」と書いた。
板野によれば、30代は「30代だから」「子どもがいるから」と理由をつけ、本当はやりたいことがあっても我慢してしまうことが増える時期だという。自分が我慢すれば家族が幸せになる、会社で生き残れる、給料をもらっているから、とさまざまな理由を自分に課してしまう。結婚、出産、子育て、キャリアと選択肢が多いからこそ、特に日本の女性は自分を犠牲にしがちではないかと板野は考えている。一方で海外に目を向けると、やりたいことを全部手に入れている女性はたくさんいる。もし悩みやモヤモヤがあり、本当の自分ならこうしたいと思うことが少しでもあるなら、一歩踏み出して挑戦してみてほしいという。
おうみが「小さいことでもいい、歯医者の予約でもいいということですね」と確認すると、板野は同意した。歯が白くなって毎日笑顔でいられる、少しでも外向的になれる、楽しくなれるなら、その時間は大事だと話した。
収録を終えて、聞き手が学んだこと
収録後、おうみは板野の話が具体的で説得力があったと振り返った。「思ったらすぐ行動」の例として歯医者くらいの小さなことでいいと分かり、自分に置き換えるとマッサージに行きたいし、2か月前からダンスを始めたいと思っているのに調べてもいないと気づいた。まずは収録後に渋谷のダンススタジオを調べる、と話した。先延ばしにすると、なぜあのときやらなかったのかと落ち込むことになりそうだからだ。
恋愛の話も印象に残ったという。女性は好きな相手に合わせてしまいがちだが、板野はそれで自分が嫌な気持ちになると分かっているから、そうしない。おうみはそれを論理的で冷静な判断だと受け止め、キラキラしたスター性の強い「雲の上の存在」というイメージとは違い、言語化能力が高く芯の通った強い女性だというギャップを感じた。すごいと言われる人ほど、実際に会うとその理由がよく分かる、とも語った。
番組の第2回にも、おうみが憧れている人物が出演予定だという。「まだ全然遅くない」という言葉を受け止め、女性が勇気を持てるインタビューを届けていきたいと話して、初回は締めくくられた。
さあ、新番組が始まります。「覚悟のち、晴れ。~30オンナの決断白書~」。結婚、出産、キャリアへの不安。人生の大きな分岐点を迎える30オンナたち。迷いを覚悟に変え晴れやかに生きるゲストに、30オンナ・おうみゆかが話を聞く、新R25初の女性向けトーク番組です。
板野さんに初回ゲストに来ていただきました。お願いします。
ご結婚されたのが、29の年です。
キャリアと結婚とか子育てとかですごい迷う気持ちはめちゃくちゃ分かるし、でも私のアパレルブランドのコンセプトにもなってるんですけど、欲しいものは全部手に入れるみたいな気持ちで、悩んでるんだったらどっちも手に入れたらいいんじゃないっていう気持ちで。
最終的には気合いがあれば。
例えば離婚したとしても子供にとっていい親であろうとか、その子が幸せだったら私も幸せとか、何を失敗の基準にするかっていうとこだと思うので。板野さんのハッピーオーラの理由が分かりました。
AKB48を22歳で卒業し、結婚、出産を経てアパレルブランドなど2社を経営する社長となった板野さんの芯のある生き様を深掘りました。
新R25の初の女性番組なんですよ。ええ、すごい嬉しいです。初回。はい。
で、板野さんとご一緒するにあたってびっくりしたことがありまして、させていただくことが決まってから、ここからは板野さんと直接やり取りするからっていうことを聞いて。はい。日程からこの入り時間から。はい。あ、今回ですよね。そうですよね。板野さんと直接LINEでやり取りしてて。そう。
いつもそんな…?あ、いつもは事務所を通してもらうんですけど、基本会社のこととか自分で、はい、やったりしちゃうんです。
いや、「ともちんと」みたいな感じで結構簡単にLINEに追加されたので、経営者として自分の会社を前に進めていこうっていう気持ちがそこからもすごく伝わってきて、覚悟を感じたなと思ってまして、今日は色々伺えればなと思います。はい。お願いします。
結婚のことをまずちょっとお伺いしていきたいんですけれども、ご結婚されたのが29の年です。29歳。ちょうどやっぱりそれぐらいの、アラサーと呼ばれる女性たちは結婚するかどうかって迷うと思うんですけど。分かります。めっちゃ。きっかけとかは。
はい。そうですね。でも私も結構計画的というか、もう30歳までに結婚するっていうのを自分の中で結構決めていて。へえ。もちろんその絶対っていうわけじゃなかったんですけど、私を母が産んだのが30歳だったので、母と同じぐらいの子供との年の差というか、30歳で子供産めたらいいなっていうのはずっと意識の中であったので、最後今の旦那と付き合う時も30歳までには結婚したいっていうのを最初に言って付き合ったぐらい。何歳でこれをするっていうのとか、人生計画みたいなのは大事にしてるタイプなんですけど。
へえ。20代後半ぐらいに付き合う方とは、でも全て、彼とかと付き合う時って結婚視野に入れてしか付き合ったことない。そうなんですか。一番最初の13歳ぐらいに初めて付き合った人も結婚するかなと思って付き合ったし。すごい。告白された時に30までに結婚したいから、その結婚視野に入れてないんだったら付き合えないねみたいな話はしました。
元々本当に結婚願望があってずっとそこに目標を置いてきたって感じなんですね。私はあまりなくて。ええ。そう。結構ね、お仕事も。そう。仕事が楽しい。私もそうですし、見ている視聴者の方とかも30でキャリアがどっちに行くかが結構…。うん。分かります。分かりますか?
分かります。そのキャリアと結婚と子育てとすごい迷う気持ちはめちゃくちゃ分かるし、私自身もすごい迷ったので。私も14歳からそれこそ仕事してたので、芸能界だしやっぱ波があるじゃないですか。そうですよね。でも私のアパレルブランドのコンセプトにもなってるんですけど、欲しいものは全部手に入れるみたいな気持ちで。ああ。
このアパレルブランド作ったきっかけにもなったんですけど、仕事も大事だし、でも自分の女性としての人生とか結婚とか出産もすごく私の中では大事だし、私の周りの友達とかそのファンの子とかも、どっちにするか迷うみたいなそういう悩みとかをいただくんですけど、悩んでるんだったらどっちも手に入れたらいいんじゃないっていう気持ちで私は進みました。
はい。確かに。私もしたくないわけではないんですけれど、なんとなく今のポジションとかやってきたことが1回止まっちゃうんじゃないかっていう不安があって。していないだけで別にしたくないわけではないですよね。うん。そうなんですよね。
最終的には気合いがあれば、気合いがあれば両立できるかなみたいな、自分自身かなって思って。うん。周りに合わせてどう見られるかで結婚とか出産とか決める必要ないなって思うんですけど、自分がしたいことだったら絶対するべきじゃないのかな。
私の母は結構私がやりたいって思うことに小っちゃい頃からすごい協力的で応援してくれてたので、不安はあるんですけど踏み出して後悔したことがあんまりなくて。AKBとかもそうですけど、そのまだアイドルとかが入ってない時代にアイドルをしていて。でもやっぱ自分がやりたいと思ったことを突き進んだら成功体験が待ってるというか、そういう経験をたくさんしてきたので、ありがたいことに。なので頑張ればいいことの方が多いかなっていう気持ちになってるのかなと思います。
ちなみにこれ聞いていいかわかんないんですけど、20代はAKBにいなかった時期の方が多いと思います。そうですね。振り返ってみると意外と。そうですね。22歳なので8年間はいなかったですよね。そうですよね。どんな恋愛をしてきたとか。うん。聞いてもいいんですかね?あ、ありがとうございます。え、どんな恋愛してきたんだろう?
恋愛は、私は結構素直なタイプなので、でもあんまりこう辛い恋愛はしてこなかったですね。私意外と臆病なので、例えば片思いとかするじゃないですか。でも片思い中って私あんまりそこまでその人のことめちゃくちゃ好きってなったことがなくて、最初にいいなって思った段階でやっぱ違うかもとか、向こうが私に興味ないのかなって思ったら結構すぐ引く。ええ、そうなんですか。
来てくれたりとか、何回もデートして結構自分を最初にさらけ出して、それでも好きってなってくれた人と付き合うみたいな感じが多かったので、自分から好きってなって付き合っても振り回されて辛いみたいな恋愛はしたことない。すごい。女の子って結構そこね、若いと振り回されがちだなと思うんですけど。うん。それ好きな人に振り回されるの傷つきません?めっちゃ傷つく。でも何回も同じことしてるなって思うんですよね。
そういう自分も嫌だし、それこそ自信もなくなっちゃうから、自分を好きって言ってくれて、わがまま言っても好きって言ってくれるような恋愛しかあんましたことないです。ああ。だから自分の気持ちをすごく大事にしているというか。うん。そしたらいつも楽しくハッピーにいられるから、そういう恋愛の方が女子は絶対いいって。いいですよ。女子は絶対。間違いないですね。
今の旦那さんもそんな感じだったんですか?そうですね。でも6個も下だったので。初めての年下だったんですけど、でも結構その付き合ってる期間に数を受けこして、それでも受け入れてくれるかみたいなところとかはジャッジして、お互いなんだと思うんですけど、喧嘩した時どういう対応かなとか、そういうところまで結構計画というか。これこうだからこうだよねってロジックで考えていく。そう。感じですね。意外と感情よりも、あ、これこうだからこうなのかなとか考えるタイプです。
でも結婚だけは、ぶっちゃけカップルでいる時とそんなに変わらなくて、お互い自由にできるし、そこまでお互いにストレスもないけど、やっぱ子供ができると、お互いの時間がやっぱ娘中心になったり、我慢することもすごく増えてくると思うので、家族の形っていうのを作るのがやっぱり大変だなとも思ったり。子育て本当やっぱ大変ですね。
やっぱ2時間おきに授乳しなきゃいけなかったり、次の日例えば旦那が仕事だったとしても夜中泣いちゃったらやっぱ私が相手しなきゃいけないとか、睡眠との戦いもあったり。でもこの感じでこの後どうやって仕事していこうかなとか。今まではどんなに仕事が忙しくてもこの時間は睡眠に当てられるとか計画できたんですけど、やっぱ人間だからいつ泣くかとかいつ体調悪くなるかとかも把握できない。
ずてみいう一もあったりするし、頼る相手が基本か私かっていう。でも私が10代からずっと自分のために頑張ってきて、自分のために頑張るの結構疲れたかもって思って、誰かのために頑張りたいなって思って。
そういう時に娘とかやっぱできると、大変なこととかあっても私娘のために頑張ってるんだっていう、1個また背中を押してもらえる存在だなっていうのすごく感じるので。自分のためだけだったら、まぁいっか、もうやめようかなって思ってたこともあるかもしれないけど、娘のために頑張ろうみたいなの、今は思えることもすごい大きいです。
自分のためにできないな、このままじゃ無理だなって思ったのは、こういうのに限界を感じたとか…。そうですね。でも20代後半の時に楽しいお仕事とか大変なそのAKB時代のお仕事とかも色々経験させていただいて、この後私って何を目指してるのかなみたいな、これ以上どうしていきたいんだっけっていうところに1回立ち止まってしまって。もっと有名になりたいとかって欲、もっとこうなりたいっていうのがその時にあんま見えなくなってしまって。自分の中の夢とか結構叶ってきちゃったなみたいなのもあったから、貪欲になれない自分も。ソロでの夢も色々お仕事させてもらってっていうちょうどタイミングだったので。
ご出産されてすごく大変だってお話もあったんですけど、それでもめっちゃ可愛いじゃないですか。アイドル時代と変わらない可愛さというか、ずっと女性の憧れの姿で。ありがとう。そうです。大変だっていう言葉が嘘に聞こえるぐらいずっと笑顔だなと思ってて。ええ、嬉しいです。
いや、でも全然悩んだりするんですけど、日々毎日楽しいなって思う方がすごい多くて、あんまり後悔することとかも、あるっちゃあるんですけど、基本的にはなくて。それはいつも自分がこうしたいなっていう気持ちに素直でいれてることが1番のハッピー要素なのかなと思っていて。
周りとか親とか友達とかの目を気にしたりとか、自分の判断じゃないことを選ぶことが今までなくて。あ、本当は正解をこうした方がいいのかなって思ってそっちを選んじゃうと、あ、やっぱこうしとけばよかったのかなっていう後悔が紐づいてくるのかなと思うから。自分がやりたいことだったら最悪失敗したとしても、その時の自分の気持ちに素直だったかなって自分を認めてあげられるかなって思うので、自分の心にいつも素直でいるっていうことを心がけてると、毎日結構満足して生きれてる気がします。
やっぱり他人との比較とか、あ、この年に結婚した方がいいかなとか、そっちに流されて決めちゃう人の方が多分大半だと思うんですよね。そうならないために持つべき自分の軸というか、そういう人たちに言えるとしたら何を声をかけられるんでしょうか。
でも最終的に自分がどうなりたいかだと思うんですよね。自分がなりたいことを書き出すじゃないですか。それのリミットがあるのかっていうところをまず根本的に見つけてって、リミットがあるんだったらそれを優先した方がいいし。でもできないことは基本ないと思うので。周りの人が例えば結婚したりとか出産してて、どういうところに羨ましいって思ったのかな。その子供がいることが羨ましいのか、家族が幸せそうなのが羨ましいのかっていう自分の心を紐解いていくと、家族がいるとか、その相手がいることが幸せそうで羨ましいんだったら、別に結婚じゃなくても彼氏を作るとか、別に犬がいるとかでも幸せだと思うし。子供がいるっていうとこが羨ましいと思うんだったら、大体この年までかなみたいなリミットを決めてやっぱ動かなきゃいけないし。自分がどういう風になりたいんだろうっていうところを、ふわっとじゃなくてちゃんと紐解いていくことが幸せになれる鍵なのかなって思う。
あと、行動することもすごく大事だなと思います。やりたいなって思っても、無理かとかすぐに結論を自分で導いてやっぱ諦めちゃうことが多いと思うんですけど、やりたいなって思った時の原動力で動いてみる。うん。例えば最近こういうことをしたとかありますか?
え、もう本当にちっちゃいことから。これ私のもう積み重ね持論なんですけど、例えばですけど、鏡見た時に、え、歯が黄ばんでたとかなって、でも色々考えてたら、あ、でも娘のことあるし、家族のことある、仕事あるし、歯医者行く時間ないかって、絶対そういうマイナスなことを考えて諦めるじゃないですか。はい。でも歯が黄ばんでたって思ったらすぐに歯医者に電話するみたいな。すごい。
今めちゃくちゃこの期間ポップアップ忙しいのに、この期間に歯医者に行くとかないですけど、でもどこかあるじゃないですか、1ヶ月の中で。っていうのを忘れちゃう前に電話するとか。そっか。別に今のポップアップの期間中は行かずとも、終わってからの予約は取れるわけですもんね。
そうです。そうです。やろうって思ったことに対してすぐ人って、いや、今はこうだからって言い訳をやっぱ持ってきちゃうから。本当にそうです。とにかくすぐ進むみたいな。でも電話して予約したら、予約までしたし行くかみたいな気持ちになれたりするし。最悪の最悪は事前にもう1回電話してキャンセルもできるけど、でも予約したことで一歩前進できるから。小さいことで言えばそういうことかな。
芸能人だからできたんじゃないかとか、お金を持ってるからできたんじゃないかとか、そこに対して距離を感じてしまうことって結構あると思うんですけど、そういうことに対してはどういう風に返すんだろうなっていう。
そうですね。もちろん知っていただいてるからこそ一歩踏み出しやすいっていうのもある可能性もあるんですけど、メリットもあったりしていて、逆に失敗がめちゃくちゃ目立つみたいな。だから私が多分ちょっとしたことでつまずくより、芸能とかやられてない方が失敗しても目立たないじゃないですか。そうです。だからよく失敗するのが怖くて一歩踏み出せませんっていう方とかが多いんですけど、特に起業やりたいけど失敗しそうみたいな。
でも私が失敗したら記事になって書かれちゃったりとか、何十倍の大きさにもなって目立っちゃうけど、芸能人とか有名じゃなければ最初の失敗って全然見えないから、いくら失敗しても成功するまでやれば、きっと成功の方が目立つじゃないですか。はい。だからそういうところは逆に本当に皆さんたちの方がメリットがあるのかなと思うし、そんな私でも一歩踏み出してるので、あんま失敗とか恐れず踏み出してほしいなみたいな。あ、すごいめちゃくちゃ説得力があります。
行動に移すとかっていうとすごい大それたことに聞こえちゃうというか、大きいことしなきゃいけないのかなみたいな感じになって止まっちゃうことって結構あると思うんですけど、ちっちゃいことを1つずつ行動に移していくってことが自分の自信にも繋がって、まさに可愛くいられる秘訣なんだなっていうのすごく感じましたね。うん。ありがとうございます。
例えばネガティブな言葉とかを受けた時にどういう風に消化して、落ち込むんですか?すごい落ち込んで…。ネガティブなこととかアンチコメントとかも、もう10代から言われすぎてるので結構受け入れます。へえ。もちろん傷つくこともたくさんあるんですけど、でもそういう風に見られる一面もあるのかなみたいな。でも自分が認めてる自分もあるので、直せるとこは直すし、でもここは私が思ってる方が私自身でいられるなって思うことに関しては、そこで納得してるので何も思わない。
でもね、捉え方とか価値観ってそれぞれで違うじゃないですか。こういう気持ちで言ってても、やっぱり画面を通したりとかネットを通すと違う捉え方をされちゃうこともすごいあるし、その人と一対一でお話させてもらったこともないから、私の人とは違うところでそう捉えられちゃったとしても、しょうがないかなって。逆に友達とか家族とかに全部を知った上で否定されるのとは違うかなっていう。
うん。タレントさん出身の経営者の方ってどうしても、その人がやってるんじゃないんじゃないかとか。分かる。言われます。言われますよね。私がすごい板野さんとご一緒させていただく前にいろんなことを調べたりとかした時に、そのLINEでやり取りするのもそうですけど、子育てに関しても毎朝毎晩夕飯作るとかご飯作るとか、隙がないというか。それでも言われてしまうっていうのが、私も辛いなとか。ありがとうございます。そういう声はどう受け取ったりするんですかね。
そう。いや、でもやっぱりタレントさんとかも、私もそうですけど、ブランドとかあっても、その名前貸しみたいなのよく多いじゃないですか。でも難しいですよね。だって広告やってるだけのブランドもあるし、自分でやってるってのもあるし、名前貸しみたいなのもあるから難しいと思うんですけど、私はその会社やるってなった時に、その会社のメンバーとか社員とかに、あ、やっぱタレントだからとか、子育て中だからとか、ママだからやっぱ難しいんだなみたいなって思われたくない。逆に家族からも、結局その仕事が忙しいから我慢してるなっていうところが多いって思われたくないなみたいな、その両軸があるので、100点は出せてないと思うんですけど、なるべく自分の体が持つ限りというか、できる限りはやりきるみたいなことはすごい自分の中の元にしていて、妥協したくないみたいなところはすごくあります。
1個前に私、収録でしぶさん…。うん。しぶ。はい。しぶさんにちょっと取材をさせていただいたんですけど、板野さんと今日この後インタビューさせていただくんですよねみたいな話をした時に、すごく強くはない人だと言ってたんですよ。ちゃんと傷つくけど、ちゃんと立ち上がる人だっていう話をしてて。14歳から私のことをめちゃくちゃ近くで見てきてくださってたので、私よりも私のこと知ってるんじゃないかな。AKBに入りたての頃はよく泣いたりとかもしてて。そうなんだ。結構親元離れて、合宿みたいな感じでミュージックビデオ撮ったりとか、メンバーも友達じゃなくてライバルなんだとか、いろんなストレスとか今までと違う悩みがたくさんあったんで、よく泣いたりとかして、しぶにも話を聞いてもらったりとかしていて。そういう経験があったからこそ今自立できてるのかなと思う。
とにかく最終的にいい方向に持っていけばいいんじゃないって思うから。決断して1歩踏み出して、例えばそれが良くなかったとしても、死ぬこと以外に後戻りできないっていうことがないのかなって思うから。結婚が例えばこのタイミングじゃなかったかもって思うことはあるかもしれないけど、でもこのタイミングで良かったって思えるようにそこから頑張ればいいかなって思ったり。ちょっと失敗したとしても、その失敗があったから次に踏み出せたりもするから。ずっと悩んでても、自分の頭の中の妄想だけで、あ、こうなったらこうなっちゃうかもとか分からない状態で立ち止まってる方が成長できないなって思うので。一歩踏み出して、あ、こっちじゃなかったって思ったらこっちに行けばいいし、そのこっちじゃなかったっていうのが分かった自分の方が、ここにいる自分より成長できてるなって思うので、頭で考えてるんじゃなくて体験として経験として1歩前に踏み出した方がいいのかなっていうのは、もう1回思うので。とにかく悩みすぎたら、少しでも自分の心が踊る方に進んでみるみたいな。
ちっちゃいことで本当に幸せを感じる力みたいなのが大きいんですかね。はい。もう本当に晴れてるとか、美味しいもん食べれたとか、それだけでも幸せだなって結構感じます。
20代の時はそんなちっちゃい日々のこととかって幸せに感じられないというか、もっと成り上がりたいとか、目の前の小さいことが結構ないがしろにされがちだなって思ってて、そういう時代とかはなかったんですか?
そうですね。私はすごい当たり前と非日常がずっと共存してたので、例えばすごい有名になりたいと思って結構すごい売れちゃった時に、ずっと缶詰だったから外に出れなくて、スタジオから移動車でスタジオに行くとか、そのスタジオからまた移動車で握手会場に行くとかで、太陽を浴びれなかったみたいな月がずっとあって。そん時に、あ、普通にこうやって晴れてる日に歩くだけでも幸せだなって感じたり。ずっと寝る時間が3時間とかしかなかった時もあったから、あ、友達とこうやってカフェするだけでも幸せとか、そういう当たり前のことに幸せだなって思えることがその時に増えて。握手会の現場で昼の休憩の時に外に出て、太陽見ただけですごい光合成されてるみたいなって思えたりとか。でもそれとは逆にやっぱに立てるとか、みんなが憧れてるその紅白に出れるとかっていう、そっちの幸せも感じたりして。
だから同時に幸せの形を感じて。夢が叶う瞬間って、朝起きていきなり夢が叶うってことってないじゃないですか。はい。いきなり宝くじ当たるみたいなことってないから、その大変なこととかも乗り越えた先に叶ってたみたいなことの方が叶う瞬間って多いのかなって思うので。だから日常にまずは満足したりハッピーを感じられなかったら、結局自分が求めてるそこにいたとしても、あ、こんなもんなのかなって思っちゃう気がするのかな。
ええ、すごく肝が座ってるというか、落ち着いてどっしり構えて人生を生きてる感じがすごい。あ、全然そんなことないんですけど。
今の板野さんのこの34年の人生を振り返って、30代でこう迷わず自分らしく決断していくために、20代のうちにこういうこと経験した方がいいよとか、逆に30代はこういうことやってったらいいんじゃないかみたいな提案があったりしたら聞きたいんですが。
ええ、そうですね。私の個人的な意見になるんですけど、もう20代なんて本当にいろんな失敗をたくさん繰り返した方がいいなと思います。もう失敗とかありすぎて忘れちゃうんですけど。え、でも本当に、だからテレビ番組とかでめっちゃ歌詞間違えたりとか、自分がやりたいって言ってやったのに全然うまくいかなかったみたいなこととかで、それこそ私とかはアンチコメントとかにめちゃくちゃ「ほら、言ったじゃん」みたいな言われたり、そういうこともたくさんあったけど、でも自分の中ではやりたかったし、そういう風に失敗したからこそ気づけたこともあったから、私の中で結構、別に全然良かったなって思ってるんですけど。
ああ、私結構失敗しちゃうと傷ついて終わっちゃうんですよね。あ、こんなにできない自分とかって考えたりして、それが糧になる感があんまなくて。うん。うまく進行できなかったなとか、MCとかしてる時に思った時に、できなかったな、ダメだなっていうので終わっちゃうんですよ。でもそれは誰かにうまくできなかったって言われるんですか?自分の中かもです。ああ。絶対それも捉え方じゃないですか?ああ、そうなのかな。自分はできてないって思うかも。だけど相手からしたらすごい良かったって思ってるかもしれないし、もしかしたら自分にめちゃくちゃ厳しいのかもしれない。私がすごい甘いのかもしれないです。
向かってる先がめちゃくちゃ前というか。板野さんのお話聞いてると、これやって失敗しちゃったらどうしようとか、例えば結婚して離婚しちゃったらどうしようとか、そんな先のこと考えても仕方ないことで。うん。そうですね。それが失敗と思わなければいいと思います。じゃあ結婚して子供にも恵まれて、その子供との関係とかも含めてすごい良かったなって思ったことだったら、その時に結婚しなかったら子供とも出会えてなかったし、例えば離婚したとしても子供にとっていい親であろうとか、その子が幸せだったら私も幸せとか、何を失敗の基準にするかっていうとこだと思うので。うん。そうかも。それよりかはね、毎日楽しく生きていた方が周りの人も楽しいのかなみたいな。
板野さんのハッピーオーラの理由が分かりました。捉え方だし、自分で何とでもなるなっていうのすごく思いましたね。板野さんにとってこう30代っていうのはどういう年で、40代にかけてどういうことしていきたいとかありますか?
30代。守るものとかも増えたので臆病になるところもあるんですけど、仕事でやりたいことは結構たくさんあるんですけど、その会社大きくするとか、今2社会社経営してるので、やっぱそれをチーム一丸となって大きくしていくみたいなところはもちろんあるんですけど、それ以外で海外に住んでみたいな。すごい。それは今すぐじゃないんですけど、結婚してない時は、コロナ前とか、海外に行ったりとかしていて、異国の文化とか自分との価値観が違う人と話したりとかもすごい楽しかったり、天気がすごいいい国がすごく好きなので、そういうとこに行くとパワーもらえるから大好きだったんですけど、やっぱ子供産んだりとか、会社があるとかで、結局行きたいなとは思いつつもうね、あんま行けてないので。ちっちゃいですもんね、お子さんも。はい。なので海外にもっと行きたいなって気持ちと、いつかは住みたいなっていう。
これもしぶさんの話になるんですけど、すごく板野さんは有言実行する人だっていう話もその時されていて、やらない理由を作らないみたいなことをすごく言われてたんですね。多分そのうち海外にぴょんと行くんじゃないかなって思ったりして。最後になんですけど、30代の女性に向けてのメッセージ、これを持っていければいいよっていうのを是非お伺いしたいです。
板野さんが最後に綴った言葉とは。
結構長い文章で。はい。はい。30代の女性に送るメッセージをお願いいたします。フリップオープン。じゃん。はい。まだ全然遅くない。今からでもなりたい自分になれる。わあ。その心は。はい。
いや、結構やっぱ30代だからとか子供がいるからとか、やっぱ理由にしてこれでしょうがないかなみたいな。本当はやりたいことがあるけど、自分が我慢することで家族が幸せになるとか、我慢することで会社で生き残れるとか、お給料もらってるからとか、いろんな理由を自分に課して我慢してしまうことが多くなる30代なのかなと思って。結婚、出産、子育てとかキャリアとか、いろんな選択肢があるからこそ結構自分を犠牲にしたり我慢しちゃうことが多いんじゃないかなと、特に日本の女性は思うんですけど、やっぱりこう海外とかに目を向けると本当にやりたいことを全部手に入れてる女性とかたくさんいるし、まだ遅くないから、もし今悩んでたりモヤモヤしちゃってたり、本当の自分だったらこうしたいって思うことが少しでもあるんだったら、一歩踏み出して挑戦してみるのがいいんではないかっていう。
ちっちゃいことでもいいってことですよね。もうちっちゃいことでもいいから、自分が生きてて楽しいなって思うことをやってほしいなって。歯医者の予約でもいいし。歯医者の予約でもね、本当に歯が白くなって自分が毎日笑顔でいられたり、少しでも外交的になれたりとか楽しくなれるんだったら、その時間は大事だなと思います。
今日は板野さんに来ていただきましてありがとうございました。ありがとうございます。
う、終わった。お疲れ様でした。お疲れ様でした。で、めっちゃいいインタビューじゃなかったですか?え、ね、じゃないですか?めっちゃ良かったです。待って、待って。板野さんの話もすごい具体的だし、その説得力がすごい感じられる内容だったと思いました。
思ったら即行動っていうので歯医者さんの例があったじゃないですか。歯医者レベルでいいのよねみたいな。今で言うと私何なんだろうな。マッサージ行きたいですね。めっちゃ今肩こってて。あとダンスやりたいなって2ヶ月前から思ってるんですよ。やりたいながずっと頭の中にあるだけで調べてもないし。まずこれ終わったらダンス、スタジオ、渋谷とか調べればいいか。そうです。なんならもう今調べてもいいぐらいだってね。そうですね。
今ちょっと時間かかりそうだからって先延ばしにしちゃうと、あ、なんであの時ってやれなかったんだろうみたいなこととかで自分が落ち込んじゃうとかもありそうだし。板野さんが1番最初に言ってたので、自分がどういう気持ちになるか、恋愛とかも辛い恋愛をしてきたことがないみたいなことあったじゃないですか。相手を好きだと相手に合わせちゃうというか、女の子ってそういうところありがちだなって思うんですけど。そういう人多いと思います。多いですよね。板野さんは多分それが自分が嫌な気持ちになるっていうのを分かってるから、嫌な気持ちになることはしない。
めちゃくちゃ理論的で、ロジカルで冷静な判断というか、頭のいい判断だなと思って、ここまで人気になる理由が分かった気がしましたよね。ギャップがあります。私もともちんを見てて、そのやっぱそのギャルというかキラキラしてて、ある意味そのスター性は強いけど。うん。雲の上の存在みたいな、そういうことですね。けど会ってみると言語化能力高くて芯が通ってて強い女性。そう。ギャップがすごい大きいなと思う。
いつもこういうインタビューで思うんですけど、こうやってお話聞く方々って、すごいと言われている人であればあるほど、お会いしてみると本当にすごいんだなこの人みたいなことが、生で会うと1番よくわかりますよね。
第2回も私の大好きで憧れている方に出てもらうことになってるんで、女性が勇気が出るようなインタビューをこれからもね、届けていきたいなと思いますので。「まだ全然遅くない」ってこの言葉もいいですね。第2回も期待していてください。おうみの後書きでした。
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