生成AI時代に仕事が増えるクリエイターの条件:西野亮廣と土屋尚史が語る「アンカー」「審美眼」「属人性」
新R25チャンネル生成AIの普及で、クリエイターの仕事は奪われるのか、それとも増えるのか。新R25チャンネルのこの対談では、キングコング西野亮廣と、デザイン会社グッドパッチ代表の土屋尚史がこの問いを議論した。西野は「AIが逆立ちしても作れないもの」を事業に組み込むことを、土屋は価値を見極めて物事を前に進める人間側の力を、それぞれ重視する。その上で二人が行き着いたのは、明るさや属人性といった、これまでクリエイターの評価軸とされてこなかった要素だった。
「ガチで奪われている」という実感
土屋によれば、グッドパッチは2011年に創業した。当時はまだ「UI」という言葉が定着していなかったが、同社はその領域に特化して企業のアプリケーション開発を支援した。2020年に上場し、その後は企業のDX支援や新規事業づくりへとデザインの領域を広げている。
この回は西野のチャンネルとのコラボの後編にあたる。前編では、画像生成やウェブサイトの自動生成とコーディングなど、生成AIで何ができるかを土屋が説明したという。それを見た感想を聞かれた西野は、「人が仕事を失うな」と思ったと答えた。司会も、少し前までは「使えるけれど仕事を奪うほどではない」という感覚だったのが、今は本当に奪われていると応じ、では人間はどこで頑張るべきかという本題に入った。
筆を置いた西野と「アンカー」という発想
西野は、生成AIが出てきた瞬間に絵の筆を置いたと話す。自分がこれまで描いてきた絵について、「これで絵の価値は何もなくなった」と感じ、絵が描けることは「ググれる」のと同じ程度のことになると考えたという。当初はクリエイティブこそ人間の最後の砦で、AIはまず文章から置き換えると思っていた。しかしよく考えると、クリエイティブはこれまでの要素を編集する作業にすぎず、むしろAIが最も得意とする領域だったと西野は振り返る。時期はMidjourneyが出てきた頃で、3〜4年前だという。
そこで西野が考えたのは、AIが逆立ちしても作れないものは何か、という問いだった。それを全てのプロジェクトに絡めておかなければ食いっぱぐれる、というのが西野の判断である。チーム内ではそうしたものを「アンカー」(錨)と呼んでいた。西野が挙げたのは、リアルな土地、時間(樹齢のようなもの)、思い出、制作過程、そしてコネ、本人の言い方では「癒着」だ。これらを今のうちに押さえておこうと決めたのは、おそらく2021年頃だったという。
土屋はこの考えを以前から見ていた。社内向けの「社長ブログ」で、これからはブランドがより重要になるという記事を書き、そこに西野の動画を貼り付けたという。80億人が誰でも作れるという前提で考えなければならない、という問題意識である。
チームラボの庭とブロードウェイの劇場
アンカーの例として土屋が挙げたのは、チームラボが佐賀で展開している、神々が住まう森をテーマにした展示だった。歴史的な庭園を押さえ、そこで自分たちの表現を行う。庭そのものは世界に一つしかないため、代わりがきかない。土屋は、チームラボの猪子寿之は「質量があるものはダサい」と言いながら、実際には土地に深く根ざしていると指摘し、それは正しいと評価した。司会も、デジタルを絡めながらリアルな場所でやっている点に注目した。
西野自身がミュージカルに力を入れている理由も、同じ考え方で説明された。ブロードウェイで「オン・ブロードウェイ」と呼ばれる大きな劇場は数が限られており、そこに『ライオン・キング』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『スパイダーマン』などの作品が入る。ニューヨークの面積は決まっているので、劇場が新しくできることはない。その枠を押さえるには作品の強さはもちろん必要だが、劇場オーナーが「やっていい」と言わなければ劇場は借りられない。だからオーナーと「ズブズブ」になっておくことがとても大事で、西野はそこに時間をかけるようにしたという。
土屋の答え①:審美眼と「価値認知力」
土屋がグッドパッチ社内で、生き残るデザイナーの条件として最初に挙げたのは「審美眼」だった。AIは無数の選択肢を出す。作ることそのものが民主化され、コンテンツもデザインも大量に出てくる。その中から、ユーザーや社会が共感し、心が動かされるものを選び取るのは人間だ、というのが土屋の考えである。
土屋はこれを、人にとって価値があるものを認識する力、つまり価値を認知する力と呼ぶ。Why・How・Whatで言えば、Howは生成AIで完全に代替される。残るのは、目的を設計するWhyの力と、最終的に人が価値を感じるWhatを選び取る力だという。
審美眼の鍛え方を司会が尋ねると、土屋は「完全に自分独自の意見」と断った上で、それはパターン認識にすぎないと答えた。歴史の中には、成功事例や人々の心を揺さぶったものが大量にある。そのインプットがなければ、順張りでも逆張りでも判断できない。当たり前を知っている必要があるからだ。多くの人が「いい」と言うものが市場にあふれているときは逆を張る。まだ世の中に知られていないものをやるときは、本質に従って順張りをする。生成AIで色々変わると言われるが、本質は何も変わらない、と土屋は述べた。
屋台の旗を青にすると負ける
西野はこの話を身近な例で補強した。西野はその年、幕張で2日間「えんとつ町の踊るハロウィンナイト」というイベントを開いた。ステージの反対側に多くの屋台を出してもらい、横丁のような空間になった。普段から店をやっている人もいれば、その日だけフランクフルト屋を出す人もいた。
屋台の旗などのデザインはAIですぐに出せる。しかし西野によれば、パターンを見てきていない人は「どうせ横丁だから赤い店が並ぶだろう、あえて青にして目立とう」と考えがちで、これは負けるという。人は暖色に流れるし、青は食欲をそそらない。しかもその逆張りが過去に負けてきた歴史もある。パターンを大量に見ていれば共通する本質が見えるので、ぶらしてはいけない部分がわかる。それがわからないと、間違った逆張りをしてしまう、というのが西野の説明だった。
土屋の答え②:曖昧さへの耐性と「ドライブ力」
土屋が次に挙げたのは、不確実で曖昧な状況でも物事を前に進められる力だ。土屋はブログにも書いたというが、OpenAIのデザイナーの求人票には、少し違和感のある「曖昧さへの耐性」という項目があったという。曖昧な状況でも自分で目的を設定し、多くの選択肢の中から「これだ」と決めて進められる人には大きな価値がある。
クリエイターかどうかに関係なく、曖昧な状況で困ってしまうのではなく、「これで行きましょう」と決め、失敗したら後で修正すればいい。土屋はこれを「ドライブ力」と呼ぶ。司会は、正解を探して決められない人がいると応じ、西野は「選んだ道を正解にしろ」「なんとかするのが仕事」という話だとまとめた。意思さえあれば、立ち上げて進める部分は生成AIがかなりサポートしてくれる時代になっている、という点でも三人の見方は一致した。
「暗いやつは嫌です」:職人の防御壁が崩れた
クリエイターが日頃から身につけるべき習慣を聞かれた西野は、逆に「こいつはいらない」と思う人として、言葉を選ばずに言えば「暗いやつ」を挙げた。本人の性格が暗いかどうかはどうでもいいが、職場なのだから気分は上げてほしい。この数年でその気持ちはさらに強くなったという。
土屋はこれを職人の話で説明した。デザイナーにもエンジニアにも、気難しい職人肌の人がいた。その人の技術はその人にしか扱えなかったので、気難しくても仕事を頼みに行くしかなかった。しかし生成AIによって、職人が守っていたものが守れなくなった。その結果、気分よく働ける人と仕事がしたい、という方向に変わってきたと土屋は見る。
西野は同意し、生活のパターンにも触れた。多くの人は家に帰るとChatGPTと会話し、相談している。ChatGPTはたいてい肯定から入ってくれるので気持ちがいい。明るい相手に慣れているから、職場にいる暗い人には「お金を払うから帰ってください」と思ってしまう、と西野は語る。司会は、フリーランスでもプロジェクト単位で人と働く以上は同じだと補足した。これまで技術を高めることに投資してきたクリエイターが、今になって「土地を持て」「明るくいろ」と言われて驚いているだろう、とも述べた。
合宿で上がったパフォーマンスと「非合理の価値」
西野は、自分の会社でパフォーマンスが大きく上がったきっかけとして合宿を挙げた。同じ釜の飯を食べ、一緒にサウナに行き、夜はバーベキューで酒を飲み、朝また一緒に食事をする。そうしているうちにチームが会社というより部活のようになり、そこから一気にパフォーマンスが上がったという。合宿は2か月に1回ほどで、地方に行ってお泊まり会をし、みんなでカレーを作る。違う部署が困っていれば「一緒にやりましょう」と手を貸すようになり、西野はそれを「すごく人っぽい動き」だと感じた。仲がいいとみんな明るい。仕事はなるべく早く終わらせて飲みに行く、芸人が劇場終わりに出かけるようなノリだという。
司会は、オンラインが当たり前になった時代だからこそ、よりリアルな体験が重要になり、合理の部分をAIが担うようになって時代が戻ってきている、と整理した。土屋は、社内向けの文章で「非合理の価値を守る力」も挙げていると明かした。効率や合理性では測れない余白や遊びの部分がある。多数決にすると合理の流れが来るが、それでも自分の意思で非合理を守れるかが問われる、という考えだ。
土屋はさらに、共感を生むストーリーを紡ぐ「ストーリー構築力」も重要だとし、これらすべての土台に「人間力」があると述べた。「いい感じの人」「明るい人」と働きたいという話も、結局は人間性に行き着く。西野はこれを「チャーミングであれ」ということだと受け止めた。
「仕組み」から「属人性」へ
組織論について西野は、これまで「仕組み」がずっと重視されてきたと指摘する。しかし仕組みを完成させた先に待っているのは「お前じゃなくてもいい」という状態で、それはつらいと西野は言う。今はむしろ属人的でいい。その人が抜ければチーム全体のパフォーマンスががくんと落ちる。それも込みで、いなくなったら仕方ないと受け入れたうえで「お前じゃなきゃダメだ」と会社が言ってくれなければ、自分はその会社にいたくない、と西野は話した。
これはグッドパッチの従来の方針とは対照的だ。司会によれば、同社は「天才はいらない」と掲げ、10年ほど「再現性」をキーワードにしてきた。土屋は、一定のベースラインとしての再現性は今も必要だとしつつ、考えが変わったことを認めた。そもそも属人性はどこまで行っても排除できず、あえて逆張りで再現性を強調していた面もあったという。今は組織の中でも個人のブランドを確立し、「この人はこういうことができる」「こういう背景やストーリーを持っている」から「あの人にお願いしたい」と選ばれる必要がある。
一方で土屋は、属人的で魅力のある人を束ねながら、どうやってグッドパッチという器にするかのバランスは「チャレンジ」だとも述べた。マネジメントの難易度はこれまでよりはるかに上がっているという。土屋の答えは「目的で生きるしかない」というものだ。多様な人がいる中で、この会社は何のために存在するのか、社会からなくなったらどうなるのかを示す「意味設計力」が要る。西野と土屋は、これからは「思想勝負」になるという点で一致した。
「宗教から会社に成り下がった」
思想の重要性について、西野は「カットしてほしい」と前置きしつつ、ある企業の本社を訪ねた話をした。その会社は業績が傾き、100人ほどのリストラをした後で、社内の雰囲気は明るくなかった。以前は遅くまで働く人が多かったが、ある時点から皆が定時で帰るようになり、労働時間が減った分だけ単純にパフォーマンスが落ちた、と説明されたという。
案内してくれた女性社員は、敗北の理由は一つで、「宗教から会社に成り下がった」ことだと語ったという。現代では、仕組みとしての会社には勝ち目がなく、思想の方がはるかに強い。その思想がなくなってしまった、という話だった。西野はこの話から、仕組みだけでは世界を取れず、やはり思想だと感じたと述べた。
人間力×生成AIで「無双」する人
司会は、この連載を通じて見えてきた結論として、どの分野でも「〇〇力×生成AI活用力」が必要な力の定義になると述べた。その上で、明るさや審美眼といった土台を持ちながら生成AIを使えていない「もったいない人」もいるのではないかと問いかけた。西野は、自分もその可能性が「絶対ある」と認め、生成AIは「ほぼやってない」と答えた。
司会によれば、生成AIの議論では、目的を設計でき、何が良いかを判断できる人が使うと、上流と下流の両方を押さえられるのでレバレッジが大きく効く、という話がよく出るという。以前出演した堀江貴文は漫画家が危ないと話していた。これに対して西野は、自分で話を作る漫画家は事情が違うのではないかと指摘し、危ないのは描くだけの人だろうという話になった。ストーリーを作れる上位レイヤーの人がAIを使い始めると、優秀な部下を手に入れたようにパフォーマンスが上がる。
西野が「普通にある」と挙げたのが衣装デザイナーの例だ。名のある大御所の年配女性デザイナーが、パターンをAIに大量に出させているという。名前があり、選ぶ力もある人がAIを手に入れたときの「無敵っぷりったらない」と西野は語った。司会は、そうした層には生成AIリテラシーが低い人も意外と多く、使い出せば無双するだろうとし、両方を持っている状態が最強だとまとめた。
グッドパッチ社内の取り組みとAIへの「アンチ」
グッドパッチ社内の変化について、土屋はまず、生成AIツールをいち早く取り入れていると説明した。社内ではAI活用のナレッジを四半期ごとに共有させ、そのための賞金として前期は200万円、今期は100万円を積んでいる。良いナレッジを投稿したメンバーを表彰する仕組みで、土屋は「もっと積んでいる会社もある」としつつ、それだけ注力していると述べた。
生成AIに否定的なクリエイターについて聞かれると、土屋は、社内でも生成AIを信じすぎて全部を任せるのはNGだと考える人はたくさんいると答えた。ただし彼らは生成AI全体を否定しているのではなく、解像度を上げて「この領域には使う、ここには使わない」と分別しているという。司会は、それは知った上での判断だと評価した。
一方で、情報を完全にシャットアウトする本当のアンチは危ない、と西野は言う。自分の技術とAIの得意領域が重なっていれば、完全に不要になってしまうからだ。好き嫌いはあっても、知っておいた方がいい。西野自身は早くからAIを触ってみて、それがどういうものかを知るのが面白かったし、人がそこから何にはまり始めるのかを見届けたかったと話した。
AIを触った結果、田舎の土地を探し始めた
西野がAIを触った後に始めたのは、意外にも田舎の土地、つまり不動産探しだった。土屋が「土地はそんなに簡単に買えない」と言うと、西野は日本の田舎を訪ねると土地はがら空きで、畑を手放す人がとても多いと答えた。畑はアンカーなのに、畑だけでは食べていけないからと手放してしまう。しかし畑をやりながら、家でAIスクールに通って副業をすることもできる。大局観を持てば、土地は持っておいた方がいい。西野はこれを、オセロで四隅を押さえておくことにたとえた。
西野によれば、引退を迎えた高齢者の中には「0円でどうぞ」と土地を譲ってくれる人がたくさんいる。そのため最近の飲み友達は70代、80代で、土地をもらうためにずっと飲んでいるという。司会は、「生成AI×クリエイティブ」というサムネイルから土地の話が出てくるとは視聴者も思っていないだろうと笑いつつ、その重要性は伝わったと受け止めた。
結び:AIを学ぶほど「人とは何か」を考える
最後に感想を求められた西野は、特に後半の話を踏まえ、AIを知れば知るほど、学べば学ぶほど「人とは何か」を考えさせられるので、みんな一度は学びに行った方がいいと改めて思ったと語った。
土屋は、西野がこの日スタジオに入ってくるときからとても丁寧に挨拶していたことに触れた。以前メディアで見ていた頃は尖った印象があったが、清潔感があり、挨拶も素晴らしく、「これは一緒に仕事をしたい人だ」と感じたという。明るさや人間性が価値になるという議論を、目の前の人物で確かめた形になり、「生成AIを見て髭を剃った」という冗談で対談は締めくくられた。
生成AI時代に仕事が奪われるクリエイターと仕事が増えるクリエイター。
生成AIが出てきた瞬間にもう筆置いたんですよ、僕。日本で職人って人が……。職人、はいはい。その人は技術を持ってたから。生成AIによってこの職人が守ってたものが守れなくなった結果、気分よく働ける人と仕事がし……。いや、そっちなんだよな。
じゃあ考えなきゃいけないのが、AIが逆立ちしたって作れないものは何なんだろう。土地とか時間、あと思い出とか制作過程とか、あとはコネ。そこを全てのプロジェクトに絡めておかないと。1泊です。
無数の選択肢を出す中で、人が求めてるものを選び取る。価値の認識力って呼んで。はい。
逆にそこ持ってるのに生成AI使えてなくてもったいないよねって人もいるのかなと思うんですけど。その人はもう名前があるし選ぶ力はあるし、その人がそれ手に入れた時の無敵っぷりったらないですよね。
DMM 生成AI CAMPさんの提供でお届けしている、生成AI時代に必要なスキルについて議論するインタビューシリーズになります。今回のテーマはですね、生成AI×クリエイティブです。面白い。
今回はクリエイティブ×ビジネスのトップランナーの2人をゲストにお招きしております。西野亮廣さんとグッドパッチ代表の土屋さんです。お願いします。お願いします。楽しいテーマ。
今日はですね、こちらのチャンネルは、生成AI時代に仕事が奪われるクリエイターと仕事が増えるクリエイターというテーマで議論していきたいなと思ってます。西野さんのチャンネルとコラボでお届けしてまして、前編はですね、西野さんのチャンネルをぜひご覧いただければ。ありがとうございます。
じゃあ土屋さん、初登場だと思いますので、我々のチャンネルでちょっと簡単に会社の紹介とかいただいてもいいでしょうか?
初めまして。株式会社グッドパッチの土屋と申します。我々はですね、一応デザイン会社なんですが、僕2011年に会社を創業しておりましてですね、当時はまだUIって言葉がなかった時代に、その領域に特化をした会社として、企業様のアプリケーション開発とかっていうのを支援をしてですね、2020年に会社が上場しておりまして、そこから企業のですね、DXの支援だとか新しい事業を作るところ、デザインという領域をどんどん拡張しながら成長してる会社でございます。よろしくお願いします。
前編でどんなことをお話しいただいたのか、超概要をちょっと土屋さんから振り返り的にお話しいただきたいんですけど。
この生成AIでどんな画像生成ができるだとか、ウェブサイトが自動で生成されて、それを簡単にコーディングできるだとか、そういうところをですね、ちょっと説明をしてきておりますんで。そういった講座を我々監修で作っております。はい。素晴らしい。
デザインとかクリエイティブってので、それ見てどう思われました?前編のやつ。
いや、だから人が仕事失うなと思いながら。なんかその臨場感が高まりましたよね。そうですね。なんかちょっと前って、まあ使えるけど、そんな仕事が奪われるとかはないんじゃないっていう感覚だったじゃないですか。はいはい。ガチになって。いや、ガチでちゃんと奪われてるなって。
という中で、じゃあ人間どう頑張んなきゃいけないのか。それはもう大事な話でございます。ちょっと話したいと。大事、大事。……ること聞いてみたいなと思うんですけど、どうすか?
前編で喋ったこととちょっと重複するんですけど、やっぱり生成AIが出てきた瞬間にもう筆置いたんですよ、僕。もう自分がこれまで描いてたのに、AIが出てきて。そっか。もうこれ絵の価値何もねえなと思った。絵が描けるっていうことはもうググれるみたいな話で。そこはもう仕事にも何もならんなって思って。
クリエイティブこそが人間の最後の3口ありで、と思っていたら、よくよく考えてみたらクリエイティブってもういろんなこれまでの要素の編集作業でしかないから、AIの一番得意領域だったじゃないかっていう。そうか。初めは文章からやっぱリプレースされると思って、クリエイティブは行かれないと思ってました。もうここは無理だよって。もう人間にしか無理だなと思ってたら、よくよく考えてみたらAIが一番得意なとこだったなと思って。
そうなった時に、じゃあ考えなきゃいけないのが、AIが逆立ちしたって作れないものは何なんだろうっていう。まずそこを全てのプロジェクトに絡めておかないと食いっぱぐれるなっていう。
うん。そっか。逆立ちしても行けない領域に行くしかないとか、AIがどんだけ伸びてきても、ここだけは無理じゃんみたいな。そこに手出さないと、今のうちから行っとかないとっていうのが。だから3、4年前とかですか?Midjourneyが出た、あの辺りから。あ、じゃあもう3、4年ぐらい前からもうその感覚になってたんですね。
そう。それは例えばチームではアンカーとか言ってた。アンカー、要するにAIが生成できないものを。錨のことですね。ああ、そういうことか。そう、それを呼んでたんですけど、それは何なんだってなった時に、例えば土地とか。もうリアルな土地、リアルな土地とか、あと時間、樹齢とか。あと思い出とか、制作過程とか、あとはコネ。コネか。コネ、確か。癒着、癒着、コネ。この辺を今のうちに押さえとくぞって言ったのが、多分2021年か、その辺ですかね。今のうち行っとかないとっていう。
土屋さんもそれは見てたっていう話。見てました。社内に西野さんの動画を、僕の社長ブログってのを書いてるんですけど、これからより重要になるのはブランドだと。ブランドはすごく重要になるよっていう社内ブログを書いてるんですけど、そこにがっつり貼り付けてます。恥ずかしい。
やっぱり80億人がもう作れるっていう前提で行かないとダメだよなっていうところから。例えばチームラボさんとか早かったと思うんですけど、あれどこでしたっけ?佐賀かどっかで「かみさまがすまう森」みたいな。チームラボさんがやってるとかって、もう本当にすごい歴史的なお庭を押さえて、そこに自分たちの表現をやる。でもこのお庭自体はもう世界に1個しかないから、これは増えようがないじゃないですか。だからやっぱりチームラボさんって、猪子さんは質量があるものダサいって言うが、実際はめちゃくちゃ土地に根差してるし。確かに。やっぱあれは本当正しいよなって思って。もうそこ取っちゃったらもう無理なんで。そう。確かにデジタル絡めてるけど、やっぱリアルな場所でやってる。リアルな場所でやってるっていう。そうなんですよね。だからそこは早めに行っとかないとなっていうのはありましたね。
だから西野さんもやっぱりミュージカルとか、その辺最近力入れてますもんね。
いや、やっぱりその、例えばそれこそブロードウェイで、オン・ブロードウェイっていうちょっとキャパがでっかい劇場って……ぐらいしかないですよ。で、ここにライオンキングだのバック・トゥ・ザ・フューチャーだのスパイダーマンだのが来るわけですけども、ニューヨークという街のもう面積は決まってるから、劇場が新しくできることはないと。で、ここを押さえようと思ったらば、作品の強さも当然なんですけど、劇場オーナーが君やっていいよってならなきゃいけないわけで。劇場オーナーが開けてくれないと劇場借りれないってなったら、当たり前ですけど劇場オーナーとズブズブになっておくっていうのがめちゃくちゃ大事で。そういうところに時間とかをかけるようにしましたね。うん。なるほど。
土屋さんは、やっぱり社内の中でもどういうデザイナーが生き残るのかって常に考えて啓蒙されてると思うんですけど、どういうことを言ってるのかなっていう。こうならなきゃいけないよねって多分言ってるじゃないですか、絶対。
一番最初にあげたのは審美眼ですね。はいはい。いわゆるAIは無数の選択肢を出そうと。無数の選択肢を出す中で、ちゃんと人が求めてるもの……。ああ、なるほど。いわゆる作るところが民主化されてしまうので、大量に。いわゆるコンテンツもそうだし、デザインも大量に出てくる中で、でもそれを選び取るのは人間ですよ。なるほど。その選び取る時に、いわゆるユーザーだとか社会だとかがちゃんと共感するとか。だからいい。なるほど。心が動かされる。心が動かされるものを選び取るっていう。だから価値を認識する力ですね。確かに。
それを価値認識力って呼んで、これが人にとって価値があるっていうものを認識するっていう力がやっぱ必要になるので。これがないと選び取れない。What力というか、Why・How・Whatで、Howが完全にもう生成AIで代替されちゃうので、もちろんWhyの目的設計力と、最終的に人が価値と感じるWhatを選び取るっていう。ああ、面白い。
質問なんですけど、審美眼を鍛えるために何しろって言うんですか?
これも僕の完全に独自の意見ですけども、過去の当然歴史の中で、成功事例だとか人々が心揺さぶったものとかっていうのが、たくさん事例としてあるわけじゃないですか。確かに。これのパターン認知でしかないと思ってます。大量の情報インプットと成功事例のインプットがないと。それをそのまま順張りでやる時も逆張りでやる時も、当たり前を知らないといけないので。マーケットの状況の中で多くの人がいいっていうものがたくさん出てきた時には、やっぱり逆を。で、まだ世の中に知られてないものをやる時は、本質に従った順張りをする。ああ、面白いですね。なので多分この生成AIが出てきていろんなことが変わるんじゃないかっていう風にみんな言われるんですけど、本質は何も変わらない。
これ変わんないすよね。めっちゃ話のレベルをガンと落としていいですか?はい。今年、幕張で2日間「えんとつ町の踊るハロウィンナイト」っていうイベントやったんすよ。で、こっちではすげえステージが組まれていて、こっちでは屋台がぐわって出たんですよ。で、みんなに屋台出してくださいっていう感じでやったんですね。そうした時に、屋台っていうか、もうなんか横丁みたいになってるんですけど、みんなそれぞれ元々お店やってる人もいらっしゃいますけど、その時だけ1日限りのお店をやられる方もいらっしゃる。フランクフルト屋さんとかいらっしゃるわけですけど。
そん時に例えば屋台のデザインあるじゃないですか。なんかこう旗があってみたいな。そのデザイン自体はそれこそAIでパッて出せるんですが、その審美眼っていうのは本当おっしゃる通りで。これ大体、見る目がない人っていうか、多分今までパターン見てきてない人がすると、こういうのやるんですよ。みんなどうせ屋台だから、横丁だから、赤いお店が並ぶんだろうな。あえてここは青にして目立ってやろうって考える人がいるんすけど、これ負けるんすよ、やっぱり。
だから間違った逆張りのパターン。そう、そう。やっぱり横丁とかあっちは暖色に人は流れるし。そこの逆張りは、しかもそこがもう負けてきた歴史も知っとけよと思うんです。その逆はもう負けてるし。でも確かにパターンを見てないと、これ逆にいけんじゃねみたいな青い旗とか立てちゃうんですよ。で、やっぱ食欲そそらない、青色って。当たり前ですけど。パターン見てると、バーって見てる中で、あ、これ共通だっていう本質が見えてくるから、ここはブラしちゃダメでしょ、こっちは……っていうのがわかんないとそうなっちゃう。確かにいっぱい見ないと。確かに。あ、そうか。
あとは、やっぱりどこまで行っても未来が分からないし、どんどん不確実で曖昧な状況になっていくじゃないですか。ただその曖昧な状況でも物事を前に進めさせることができる人。はいはい。これ実はですね、僕ブログに書いてるんですけど、ChatGPT作ってるOpenAIのデザイナーのジョブディスクリプション、こういう人を求めてますっていうのがあるんですけど、その中に、もちろん項目あるんですけど、ちょっと違和感のある項目が1個あって、曖昧さへの耐性っていうのが。ああ、はいはい。
これは曖昧な状況でも自分でいわゆる目的を設定したりとか、いろんな選択肢がある中でもこれだって自分で決めて物事を前に進ませることができる人っていうのは、すごく価値があるっていうことなんです。なので、これクリエイターだろうが関係ないんですけど、こういう曖昧な状況でもああって困っちゃうんじゃなくて、いいや、これで行きましょうって言って。それ失敗したら後で修正する。修正すりゃいいから。はいはい。これを僕はドライブ力って呼んでますけど、ちゃんと物事をドライブさせる。これがちゃんと価値がある人ですね。ああ、間違いない。間違いない。
クリエイターでもやっぱそういうものが求められるってことですよね。いや、もちろんそうですね。ふわふわしてる人いますもんね、ずっと。そうですね。決められない人。決められない。正解をずっとどっちかなって探してる人いますよね。確かにその人は、ちょっと選ぶのも苦手かもしれないですね。最終もう1回選んでから正解にしろ。選んだ道を正解にしろって話で。やっぱなんとかするのが仕事だろうと思いますもんね。力技で。確かに。その意思さえあれば、立ち上げて進めるのは結構生成AIがかなりサポートしてくれるっていうね。あ、確かに。時代になってますもんね。
西野さん、さっきアンカーみたいな話ありましたけど、行動習慣として、やっぱりこれからのクリエイティブに関わる人はこれやってなきゃいけないっていう……。やっぱ土地持つのもなかなかしんどいんで。土地もしんどいっすか?もうちょっとレベル下げて、これはやった方がいいって感じなんかあります?
逆に言うと、もうこいついらんなって人。もう言葉選ばずに、暗いやつ嫌です。はい。生成AI時代に、なんでわざわざ暗いやつの……こんなことやって、もうめんどくさくて。それはお前の性格が暗かろうがどうだっていいと。ただ職場なんだから、ここはあげてくれないと。暗いのはちょっと辛いっすね。なんかさらに辛くなりましたね、この数年で。
これやっぱり昔、日本にやっぱ職人って人がいまして。デザイナーもエンジニアも、いろんなところに職人気質な人がいて。でもその人は技術を持ってたから。はいはい。そうそう。その技術がやっぱりその人でしか代替不可能だったので、気難しくても仕事お願いしに行かなきゃいけなかった。その人は得ない。なるほど。まさかのこれが、生成AIによってこの職人が守ってたものが守れなくなった結果、すごく気分よく働ける人と仕事がしたい。いや、そっちなんだよな。いや、間違いなくそうで。そっか。
間違いなくそっちなんすよね。で、やっぱりみんなの生活のパターン見ても、多分家帰ってみんな結構もうChatGPTと会話してるじゃないですか。めっちゃ多いらしいですね。相談するとか。あいつ大体肯定から入ってくれるじゃないですか。いや、明るい。あいつめっちゃ気持ちいいんすよ。それで明るいやつと慣れてるから、職場行った時にいる暗い人間を、本当帰ってくださいと。お金払うから帰ってくださいって。
そっか。フリーランスの人でも同じですもんね。絶対プロジェクトあるから。だから今までクリエイターの人が言われてなかった、土地を持てとか明るくいろとか言われすぎてびっくりしてるでしょ。全然そういうのじゃなかったのに。技術を高めることに投資してたはずじゃないですか、元々。
確かに。自分たちの会社で、これを導入するようになってすごく会社のパフォーマンスがグッて上がったのが、合宿とかなんですよ。合宿とかでみんな同じ釜の飯食って、一緒にサウナ行って、夜バーベキューとかして酒飲んで、朝また一緒に飯食ってってやってると、このチームが会社っていうよりも、なんか部活みたいになって。そうなってから一気にパフォーマンスが上がりましたね。やっぱそこで行くぞみたいな感じで。
チームビルディング、オンラインが当たり前になってきた時代によって、よりリアル。よりよりです。合宿を僕ら2ヶ月に1ぺんぐらい、ちょっと地方行って、みんなでお泊まり会。みんなでカレーとか作って。確かに多いっすね、合宿。合宿多いんすけど。多いな。2ヶ月に1回は。でもなんかすごいそれがやっぱチームの……例えば横のフォローとかも、全然違う部署のちょっと困ってる時も一緒にやりましょうみたいな。これがなんかすげえ人っぽい動きだなと思って。そこを強化した方が。あとやっぱり仲良かったらみんな明るいんで。そうすね。なるべく会社も早めに終わらして飲みに行くとか、芸人の劇場終わりのノリみたいな。はいはい。そっか。そっちが強くなってきてますね。その体験はどうやっても生成AIで代替できないですね。ちょっとね、合理の方に時代が流れたら、この合理がAIができるから、こっちに戻る感じですよね。
だから僕それも実は社内に書いていて、非合理の価値を守る力ってのも挙げてるんですよ。だからやっぱ効率だとか合理性っていう、そういうので測れないところにある余白だとか、遊びの部分。はいはい。多数決になると合理の流れが来るけど、その非合理を守れるかってことですよね。あ、自分の意思で。自分の意思で。あ、それはあるな。面白い。
今言ったもののプラス、西野さんが言った共感を生むストーリーをちゃんと紡いでいくというか、ストーリー構築力も重要で、これの土台になるのが人間力だと。さっきのいい感じの人と働きたい、明るい人と働きたいっていうのも、結局全ての土台が人間力、人間性。ああ、それ分かるわ。チャーミングであれみたいなことですよね。
組織をどう作るかっていう話になった時とかに、結構、仕組み、仕組み、仕組みってずっと言われて来たなと思うんですね。あれって言ってしまったらば、それ完全に作り上げた先に待ってんのは、もうお前じゃなくてもいいじゃないですか。あれも辛いなと思ってて。やっぱりもはや属人的で良くて、要するにですね、もうお前じゃなきゃダメだから。このお前がチームから抜けてしまったら、このチームの全体のパフォーマンスが一気にガクンって落ちるじゃないですか。落ちても属人的であると思いますね、今は。それも込み込みで、いなくなったらしょうがないから、それでもお前じゃなきゃダメって会社が言ってくれないと、僕はこの会社にいたくないと思っちゃう。だからもうそっちになってきてますね。
確かに。グッドパッチは、チームでものを作るので天才はいらないっていう風に、再現性を割と会社のキーワードとしてたのが長く10年ぐらいあったんですけど、生成AIによって、もちろんある一定のベースラインの再現性は必要だと思うんですけど、選ばれる人にならないといけない。わかる。ちょっと考え変わったわけですね。はい。もちろんベースの属人性ってどこまで行っても排除できないんで、その中であえて逆張りで再現性って言ってたところもあるんですけど、より属人的なクリエイティブ。会社組織の中でもその人のブランドっていうものを……この人はやっぱこういうことができる人、こういう背景ストーリーを持ってる人だ、だからあの人にお願いしたいっていう風になるわけなんで。ああ、なるほど。そういう属人的で魅力がある人を束ねながら、どうグッドパッチっていう器にするか。このバランスと、これももうチャレンジです。
どうやってるんです?属人的な、ちょっと個性豊かになった時に、次はそのマネジメントの難易度がこれまでよりもはるかに上がってる感じする。でもやっぱりこれは目的で生きるしかないっていう感じになりますよね。多分これ多くの会社がそうだと思いますし、別に人だってもう当然いろんな多様な人がいる中で、やっぱりこの会社は何のために存在するかと。はいはい。この会社が社会から亡くなったらどうなっちゃうのかっていうのを。意味設計力。思想勝負というか。思想勝負。もう思想勝負になりますよね、これから。絶対になる。
これ絶対カットして欲しいんですけど。カットして欲しい話を喋んなって話なんですけど。本社行ってきたんですよ。ちょっと前ですけど、ちょっと傾いてる時だったんですよ。100人ぐらいリストラした後ぐらいの時に行って、会社の雰囲気結構悪かったんすね。明るくなかった。明るくなかったです。で、あれと思って、思ってたのと違うと思ったんですよ。で、色々会社回って色々お話を聞かせていただいて、色々案内していただいて、こうでこうで、最近ちょっとうまくいってないですよみたいなこと聞いて、あ、そうなんすねみたいな感じで聞いて。で、これうまくいってない理由はもうあるんです。
これは前までは結構遅くまで働いてたんですって。会社内めっちゃ働いてたんだが、……な瞬間にみんなもう急に定時で帰るようになって。つまり労働時間が減ったっていうことです。ええ。で、シンプルにその分パフォーマンスが落ちた。分かりやすい。これシンプルで、その案内してくれた彼女が言ってたのは、もう敗北の理由は1つだ。宗教から会社に成り下がった、です。この現代において会社というものが、仕組みが勝ちようがない。もう宗教しか勝たないっていう。思想が弱かった。思想、思想、そう。思想の方がはるかに強くて、それがなくなっちゃったんです。仕組みだけでは世界を取れないっていうのを言ってて、やっぱりそうだなと思いますね。うん。そっか。
なんかここまでのお話で、多分この時代に必要な〇〇力みたいなのが見えてきて、多分もうどの分野でも〇〇力×生成AI活用力みたいのが、もう必要な力の定義になるじゃないですか、各領域で。で、多分このクリエイティブの領域もそれが当てはまると。で、その〇〇力が、ご機嫌だったり審美眼とか色々あると思うんですけど、これ逆にそこ持ってるのに生成AI使えてなくてもったいないよねっていう人もいるのかなと思うんですけど、そういうのも感じることありますか?せっかく人間力持ってんのに、人間力とかその根幹となる汎用スキル持ってるけど、生成AI使えてなくてもったいないよねみたいな。ああ。でも西野さんももしかしたらそれの可能性もありますよね。ある、ある、ある。絶対ある。ありますよね。ほぼやってないですもん。
この生成AIの議論の中でよく出てくるのが、生成AIって実はミドルレイヤーっていうか、そういうレイヤーの人が使った方がすごくパフォーマンスが上がると。いわゆる目的設計できる、何がいいかがわかる。この上と下を押さえられるんで、生成AI使うとめちゃめちゃレバレッジ効くよねって話がよく出てくるんですよ。で、すごい共感して。この前堀江さんに出ていただいた時は、漫画家さんが危ないと。根っこのストーリーとか描ける人が生成AI使い出したら、それだいぶ仕事なくなっちゃうんじゃないって話があったわけですよ。
漫画家ってどうなるんですか?堀江さんは相当危ないんじゃないかと言ってます。漫画家が危ないって話ですか?そうです、そうです。でも漫画家さんって、もう自分で話作って自分で描いたりするじゃないですか。あ、だから自分で話作ってる人はまた話は違うかもしんないですよね。脚本とかストーリー側を作れる人とかは。そこはやっぱりそう。描くだけの人。描くだけ。ああ、みたいな。
そう、だからやっぱり上位レイヤーって言うとちょっと語弊がありますけど、やっぱそこの人が使い出すと、本当に優秀な部下を手に入れたみたいな感じになって、パフォーマンスがめちゃめちゃ上がるっていう。まあ、そうっすよ。上位レイヤーっていうことで言うと、例えばもう普通にあるなと思うのが、衣装さんとか衣装デザイナーさんですよ。その方とかってもうパターンAIにバーって出させて。そうですよね。これってやってしまってるから。しかもね、これ結構ばあちゃんとかがやってんですよ。要はめちゃくちゃ名のあるばあちゃんが。もう大御所のばあちゃんがそれやってるから。あ、生成AIを。それはやっぱりすごい、リテラシーが高いすね。すげえ。抜きん出てる感じがする。
でもその人はもう名前があるし選ぶ力はあるし、その人がそれ手に入れた時の無敵っぷりったらないですよね。ただやっぱ意外とそこの生成AIリテラシー低い、もったいない人も多分多いと思うんですよ。その人が使い出したらもう無双するだろうなっていうのは、やっぱりあると思うんで。さっき言ったけど、〇〇力×生成AI活用力で、やっぱりめっちゃ明るいだけでももったいないという世界だと思うんですよね。なんでその両方があると最強っていうのが、多分どの分野にもあるのかなっていう感じが、この連載やってる中でも結論ですね。あ、面白い。
ちなみにグッドパッチさんは、ちょっと話戻っちゃいますけど、社内が今どう変わったっていうか、どう変えたんですか?生成AIの流れが来て。まず今ある生成AIツール系はいち早く使っていくっていうことと、社内でもAI活用のナレッジを社内で四半期ごとに。それこそナレッジ活用に前期とか200万積んでますから。へえ。もっと積んでる会社があるんで何とも言えないですけど、我々クラスの会社でも前期は200万積んで、今期も100万積んで、いいナレッジ投稿をしたメンバーはそこで表彰を。あ、素晴らしい。もうやったりし。賞金です。インセンティブで。すごい。もうそれぐらい今フォーカスしてるっていうことなんすね。
なんか生成AIの領域って、クリエイターさんの中でも結構アンチ的な人もいるのかなと思うんですけど、そういう人についてどう思われますっていうのをお2人に。アンチ的な人、確かにいますね。グッドパッチさんあんまいらっしゃらないと思いますけど。ただ、もちろん度合によりますけど、全てを生成AIを信じすぎるのはもう当然NGっていう人たくさんいますね、社内には。確かに。活用して効率化していくっていうことは賛成だけど、やっぱり全てをやってしまうのはおかしいよねと。正しいですけど、それは。それはでも正しい気がしますね。
だからそういう、知った上で言ってそうじゃないですか、そういう方。そうですね。ちゃんとその生成AI全体を否定するんじゃなくて、解像度上げて、ここの領域は使うべき、これは使わないべきっていうのは、ちゃんと社内の中では分別がついてるっていう感じ。アンチって、いわゆる本当のアンチって、情報完全にシャットアウトしちゃうじゃないですか。あれは危ないっすよね。つまり自分の技とAIの得意領域が重なってたら、もうそれ完全にいらなくなっちゃうんだから。好き嫌いしたって、知っておいた方がいいっちゃいいっすよね。
ですよね。だから西野さんもだいぶ早くから自分で使ってみたって話だったんで。いや、面白かったす。やっぱそのどういうもんなのかってのも面白かったし、あとそっから人がどう動くかも、やっぱ見届けたかったすね。人が何にはまり始めるのとか。そう。でもそれ触ってみたらやっぱ色々分かって、急に田舎の方の土地を漁り始まって。生成AI触った後に、田舎だっつって不動産。不動産急に触り出しましたね。そんなこと全く考えてなかったのに。急にですね。
いや、ちょっと待って。土地甘く見ないでください。いやいや、甘く見てないけど。土屋さん、甘いすよ。あ、そんな簡単に買えないっていう。僕もう日本でもいい田舎とか行くんですけど、ガラ空きなんすよね。もう畑手放す人めっちゃいるし。そうか。で、そのアンカーなのにそれを手放してしまっていて。畑だけでは食えないからっつって。別に畑やりながら、さっきのAIスクール通って家でこれできるわけじゃないですか。副業はできるわけで。あれ取っといた方が。大局観持ったらそれ持ってた方がいい。いや、オセロの4隅押さえといた方がと思いますけど。確かに土地を舐めない方がいいって。土地舐めんな。土地を手放すなっていう。
だからシニアあたりがですね、引退し始める時って結構手放すんで。もう0円でどうぞって言ってくれるじいちゃんとかばあちゃんとかめっちゃいるから。最近飲み友達70、80です。うわ。ずっと飲んでますね。土地もらうために。もらうために。
ちょっと生成AI×クリエイティブっていうサムネ見て、土地の話出てくるとは思ってないかも。すいません。でもすごい大事って伝わりましたね。いや、そういうのが大事になってくるなとは思いましたね。ですね。
でも今言ったような、まさに西野さんが言ってくれたアンカーとか審美眼とか、プロデュースする力とか明るい人とか、そういう人がやっぱ生成AI掛け算すると最強なんじゃないかってのがこれからだと思ってまして。グッドパッチさんがカリキュラムも作ってる生成AIスクールのちょっと紹介を。西野さんのチャンネルの方で詳細を話してるんで、こちらでは概要になりますけれども紹介したいと思います。
DMM 生成AI CAMPの生成AIデザインコースというもので、これは実践的なデザインにおける生成AI活用力を学べるというコースになってまして、短期間で使えるスキルが身につくってのがポイントで、インプットで、課題のアウトプットで、それをフィードバックしてくれると。で、そのカリキュラムを、デザイン会社初の上場企業であるグッドパッチさんが作成しているってことで、ここだけ簡単に改めて聞いてもいいですか?
ポイントはですね、やはり我々が既に実践していることがカリキュラムの中に入っているっていうことと、基礎的なことも学べると。ただ生成AI使えるだけじゃなくて、デザインの基礎知識だとか、HTMLとかCSSとか、そういった部分の基礎知識もしっかりと入って、なおかつこれ実践で使えるものになってるっていうところがポイントになります。そこがこだわりということですね。その2つがないと実践的とは言えないってことですよね。うん。素晴らしい。
西野さんも自分の周りにいらっしゃる結構ママさんとかに習わしたい。勧めます。絶対嬉しいです。なんか周りにやっぱそれで浮かぶ人がいるってことですか?ママさんとかはやっぱり応援したいなとは思ってて。自分たちのエンタメに来てくださる方なので、やっぱちゃんと生活のところから応援したいなと思うんで。ちゃんとそういうスキルを手に入れてもらえると、こっちも仕事発注しやすくなるんで。コミュニティにたくさんいらっしゃるんですか?あ、います。ああ、確かに多そうですよね。そのファン層というか。あ、そうですね。絶対必要なスキルじゃないですか。
先ほどおっしゃったように、未経験からでもできるってのがポイントなんで、未経験からいわゆるデザインの基礎を学べるっていうところと、そこに生成AI掛け算するってのが両方学べるスクールになってますので、ぜひ興味があればですね、受講してみていただけると嬉しいなと思います。動画のコースもあります。生成AI動画クリエイターコースというものもありますので、生成AI活用して動画作りたいという人は、そちらのコースも覗いてみてほしいなと思います。
プログラミング、Webデザイン、動画編集。スキルを学ぶスクールに数十万円払う時代はもう終わりです。DMM 生成AI CAMPが料金を大幅にアップデート。これまで総額200万円相当だったコースが月額1万4800円で学び放題に。全8職種の本格的なカリキュラムで、インプットと実践を繰り返しながら生成AI時代に稼げるスキルを身につけられます。まずは最短1ヶ月からぜひお試しください。
ということで、かなり新R25チャンネルで生成AI×クリエイティブ、色々話してきましたけど、なんか総括的な感想とか視聴者の皆さんへのメッセージとし……。
いや、でも後半の話、特にやっぱAI知れば知るほど、学べば学ぶほど、本当に人とは何かとか、それ考えさせられるんで、やっぱみんなそこは一応学びに行った方が良いなと改めて思いましたね。
確かに。土屋さん、どうですか?やっぱ西野さんのね、今日も実は入ってくる時からめちゃくちゃ挨拶。いや、本当そうなんすよね。そう。恥ずかしい。しっかりされて。確かに大事ですね。僕、昔からいろんなメディアで見てる時に、すごいとんがってる印象がありました。あったので、1年前の動画と髭とか入っちゃってたけど、今日はかなり清潔感のある感じで、挨拶素晴らしい感じで、あ、これは一緒に仕事したい人だ。はい、これだな。AI時代に生き残るな、僕は。はい、ありがとうございます。確かに生成AI見て、やばい明るくなきゃって。生成AI見て髭剃った。
DMM 生成AI CAMPの生成AIデザインコース、あとは生成AI動画クリエイターコースの詳細は概要欄に貼っております。西野さんのチャンネルでは、クリエイティブ×生成AI活用の具体的なイノベーションという動画も出てますので、そちらもぜひご覧いただければと思います。ということで今回の対談は以上になります。西野さん、土屋さん、ありがとうございました。ありがとうございました。
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