成長要素とギル獲得を0倍にして『FF2』をクリアした実況プレイ

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概要

ピクセルリマスター版『ファイナルファンタジーII』を、新たに実装されたブースト機能で「獲得ギル0倍・各種成長要素0倍」に設定して最後まで遊んだプレイ記録である。実況者はこの設定について「気が触れたので」と前置きしつつ、「いつも通りなんとかなるでしょう」と軽い調子で始める。本作は熟練度システムで能力が伸びるゲームだが、この設定では主人公たちのステータスがまったく伸びない。そのまま帝国の皇帝を倒すまでの道のりを、物語の要約とボス戦ごとの攻略を交えて紹介している。実況者が繰り返し取る戦い方は、成長しない主人公たちの代わりに、加入してくる強力な仲間や本・アイテムに頼るというものだ。

12分で読めます
1:51

物語の導入と、成長しない主人公たち

冒頭で実況者は本作を、熟練度システムやワードメモリーといった意欲的な試みのある作品だと紹介する。物語は、王国の市民である主人公4人が帝国の追っ手に敗れるところから始まる。瀕死の4人は近くの町に潜んでいた反乱軍に拾われ、入隊を申し出るが、経験が乏しいことを理由に断られる。本作では会話中のキーワードを覚えて人に尋ねることで話が進む。主人公たちはここで合言葉を覚え、各地の反乱軍の同志と通じ合えるようになる。

その後、主人公たちは独自に帝国占領下の城下町へ潜入し、潜伏していた同志から情報を得る。生還して腕前を認められ、ようやく反乱軍に加わる。実況者は、前作の王道ファンタジーとは違って本作は帝国と反乱軍の抗争を描く物語だと説明している。王女ヒルダは戦力差の主な原因を装備性能の違いと考えており、良質な装備を作るための素材ミスリルを求めている。主人公たちは白魔道士ミンウと共にその入手に向かう。

4:03

最初のボス戦からボーゲン戦まで

現地ではすでに帝国が手を回していた。調査員は娘を人質に取られ、音信不通になっていた。ここで最初のボス戦となるが、実況者によれば特に苦戦せず、適当に殴っていれば終わる相手だった。

一方の帝国は兵器「大戦艦」を建造していた。主人公たちが様子を探りに行ったときには完成しており、周辺の町は次々と焼き払われる。焼け残ったアジトに戻った一行は、大戦艦を破壊できるという「太陽の炎」を求める。その入手に必要な「女神のベル」を取りに行き、ベルの前にいた敵と戦う。この時点でミンウは看病のためアジトに残り、代わりに娘を人質に取られていた調査員ヨーゼフが同行する。

帰り道では帝国の幹部ボーゲンが待ち伏せしている。実況者は、ボーゲンがもとは王国の伯爵で帝国側に寝返った人物だと紹介し、「オープニングで帝国の侵攻が早かったのも、案外こいつが情報を渡したせいかもしれない」と推測を述べる。ボーゲンのHPは240で、回復行動が面倒なものの攻撃は弱いので、殴り続ければ勝てるという。

実況者はここで本作の難度について見解を述べている。序盤で手に入る装備の性能が非常に高く、4人目に加わる仲間もいずれも強力なので、FFシリーズの中では攻略難度が低めの印象だという。「ストーリー設定が凄惨な世界観なので、戦闘ぐらいは気楽に楽しもう」というのが実況者のスタンスである。倒されたボーゲンは最後に大岩の罠を仕掛け、ヨーゼフが岩を食い止めて命を落とす。

7:57

カシュオーン城と大戦艦の破壊

太陽の炎を求めて一行はカシュオーン城に侵入する。炎を持ち運ぶには城内の特別な松明が必要で、それを守る魔物レッドソウルと戦う。全体攻撃が強力なボスだが、実況者はバリアで死なない程度に軽減し、回復しつつ殴れば問題ないと解説する。

この戦闘では、帝国に滅ぼされたこの国の王子ゴードンが仲間に加わっている。ゴードンは襲撃時に国を捨てて逃げ延び、それ以来自分を卑怯者だと責め続けていたが、今回主人公たちに合流して力を貸してくれた。実況者はこの戦いについて、このあたりのボスになると一般人(成長していない主人公たち)の攻撃はかすりもしないので、能力の高い仲間の加入は非常にありがたいと話している。

手に入れた太陽の炎は、大戦艦にこっそり侵入して動力炉に投下する。敵幹部のダークナイトが慌て、マリアが何かに気づいた様子を見せるが、一行は急いで脱出する。アジトに戻ると病床のフィン王が衰弱しており、遺言としてゴードンに反乱軍の指揮を任せる。ミンウは究極魔法アルテマの封印を解く旅へ出る(実況者は、以後のFFでおなじみになる魔法だと補足している)。主人公たちは、帝国に立ち向かうには竜の力が不可欠だとして、竜騎士団の捜索を頼まれる。

10:33

海賊との戦いと「本を読むだけで使える魔法」

竜騎士団を探すために船を探していた一行は、都合よく船を出してくれるという船乗りに出会う。しかし騙されていたことが分かり、そのまま戦闘になる。実況者はここで本作の魔法の仕組みに触れる。本を読むだけで強力な魔法が使え、その本も町の本屋で買うだけで手に入る。そのため一般人にも優しい世界になっているという。成長しない主人公たちでも本を読めば戦えるわけで、この海賊戦は3人で本を読むだけで終わった。負けを潔く受け入れた海賊たちは、帝国打倒のために仲間に引き入れられる。

11:54

竜騎士の城と北の洞窟、バーサクの重ねがけ

竜騎士たちの城には、もう竜騎士の生き残りはいなかった。最後の1匹の竜も死にかけており、一行は竜の卵を託され、北の洞窟の泉へ沈めに行くことになる。

洞窟の泉では強力な全体攻撃を使う敵の群れと戦う。実況者はまずスリプルで眠らせ、続いてバーサクで海賊の頭レイラの物理攻撃力を上げていく。以降の作品ではバーサクは状態変化だが、本作では物理攻撃力を上げるだけの魔法で重ねがけが有効なので、どんどん強化していくと説明する。実況者によれば、重ねがけすれば初期ステータスのレイラでもかなりの威力が出て、魔法で攻撃するよりダメージ効率が良さそうだという。スリプルの効果はすぐ切れてしまった。

ここで実況者は縛りの方針も明かしている。本作ではボスにも全体即死魔法が効くが、それでは単純な展開になってしまうので今回は使わず、すべてダメージを与えて倒すという。敵を倒した後、卵を泉に沈めて「元気に育てよ」と送り出す。

13:48

偽の王女とラミアクィーン

航海に出たものの竜騎士は一人も見つからず、卵を沈めただけで帰還した一行。ヒルダ王女がフリオニールを部屋に呼び出して二人きりになるが、王女の正体は化けていた魔物だった。様子をうかがっていた仲間たちも駆けつけ、ラミアクィーンとの戦闘になる。

ラミアクィーンのHPは1290で、実況者は前の戦いと同じくバーサクで戦う。通常攻撃に睡眠の追加効果があって厄介だが、バスナというマイナーな魔法で治せるので、1人はバスナの本を読む役に回した。当たりどころが悪いとかなりのダメージを受けるものの、強化を終えれば何度か殴れば倒せ、防御しておけば攻撃もそれほど痛くないという。

15:27

闘技場のベヒーモス、ドラムで戦う

本物の王女は闘技大会の景品にされていた。救出に向かう段階でレイラが抜け、再びゴードンが加わる。帝国の皇帝が観戦する中、対戦相手としてベヒーモスが現れる。

実況者は、これまではレイラのおかげでなんとかなっていたが、今回のゴードンは「何とも言えない感じ」なので、ドラムを叩いて攻撃すると方針を変える。ドラムは中盤から店で買えるようになるアイテムで、そのへんの本よりダメージが出るという。ベヒーモスのHPは2000で、単純な通常攻撃しかしてこないため、倒れた味方を蘇生し続ければ負ける要因はない。実況者はゴードンを、他の仲間より見劣りするものの、ベヒーモスの攻撃に耐えられるだけで十分優秀だと評価する。「1発耐えるだけでもドラム2回分の価値がある」という言い方だ。味方が倒れれば別の味方が蘇生し、残りはドラミングを続ける。最後は残りHPがドラム1発分まで減ったところで撃破した。

戦闘後、皇帝に近づく機会が訪れ、実況者は「せっかくだしここで殺しておきますか」と言うが、普通に拘留されてしまう。その後なんやかんやあって脱獄に成功し、囚われていたヒルダ王女も救出する。

17:56

フィン奪還とゴートス戦

王女救出で士気が上がった反乱軍は、フィンを取り戻すために攻勢をかける。主人公たちは突撃部隊として城内に送り込まれ、敵の司令官を一気に叩く役目を負う。この作戦では再びレイラが加入しているので、実況者は彼女をバーサクで強化する作戦を取る。

ゴートスのHPは2000。敵の行動は自己強化と通常攻撃だけなので、蘇生を続ける限り負ける要因はないという。実況者は、バーサクの本はこの城の敵が落とし、しかも城には序盤から来られるので実質狩り放題だと補足する。バーサクの本は戦闘で重宝するだけでなく売却価格も高く、ギル獲得0倍のこのプレイでは貴重な資金源になっていると話している。ゴートスを倒し、反乱軍はついにフィンを奪還する。

19:05

リヴァイアサンの体内とリチャード

勢いに乗った一行は、皇帝を倒すために究極魔法アルテマを求めて航海に出る。目的の塔に船で近づこうとしたとき、海が大口を開け、一行は海中に引きずり込まれる。気がつくとリヴァイアサンの体内にいた。レイラは行方不明になり、ほかにも多くの者が飲み込まれていた。ここで一行は竜騎士の生き残りリチャードと出会う。

脱出を阻むボスはラウンドウォームで、HPは2500。攻撃パターンは通常攻撃のみだ。実況者は、リチャードが「めちゃくちゃに強い」ので今回は全力で彼を応援すると話し、バーサク5回で強化したリチャードの攻撃を見せる。成長しない主人公たちが補助に回り、強い仲間に火力を任せる構図がここでもはっきり出ている。

20:31

ミシディアの塔と巨人、ミンウの死

リヴァイアサンから脱出した一行は、改めてアルテマを求めてミシディアの塔に挑む。塔では合計3体の巨人が行く手を阻むが、実況者は属性が違うだけでどれも大体同じなので、1体の戦いだけを紹介すると断っている。紹介された巨人はHP1800で、氷属性が弱点なので全員でブリザドの本を読む。実況者の計算では本1冊で約170ダメージなので、10冊ちょっと読めば倒れる見込みだという。相手の攻撃は通常攻撃と岩石系の魔法で、途中で1人やられたものの、もうすぐ倒せそうだったのでそのまま押し切った。

最上階には先に到着していたミンウがいた。封印は全魔力を注がなければ解けず、ミンウは主人公たちの到着を待っていた。ミンウは決死の覚悟で魔力を注ぎ込んで命を落とし、その犠牲によって一行はアルテマの本を手に入れる。

22:54

竜の誕生と皇帝との決戦

フィンに戻った一行が竜騎士のペンダントを使うと、北の洞窟に沈めた卵から竜がかえり、フィンまで飛んできてくれる。その頃世界は帝国の攻撃を受けており、皇帝が生み出した竜巻が暴れ回って多くの町を破壊していた。フィンも危ないということで、主人公たちは竜にまたがって竜巻の内部へ突入し、中心にいる皇帝を叩きに行く。

皇帝は取り巻きを連れて現れる。実況者はいつも通りまずリチャードを強化し、彼が攻撃するより早くバーサクを入れられるとうまくいくと話す。取り巻きは眠らせていく。HPは衛兵が870、ゴーレム系の敵が1620、皇帝が3000で、実況者によればいずれもリチャードのほぼワンパンだという。こちらには蘇生手段があるので断然有利で、味方が複数倒れたときには全員を蘇生できるレイズの本が便利だと紹介している。終盤で焦り始めた皇帝の残りHPは28で、そのまま撃破した。

多くの犠牲を払いながらも皇帝を倒し、行方不明だったレイラも実は生きていたことが分かる。平和が戻ったかに見えた。

27:04

皇帝の復活とリチャードの犠牲

しかし祝宴の最中に傷ついた兵士が現れ、ダークナイトが新たに皇帝に即位したこと、その正体が行方不明だったマリアの兄レオンハルトであることを告げる。宴は中止になり、主人公たちは帝国の城へ向かう。

城で会ったレオンハルトは操られていたわけではなく、自分の意思でこの道を選んでいたことが分かる。実況者は、その覇道思想とセリフから『FF14』のガイウスを連想したと話している。そこへ地獄から皇帝が復活し、すさまじい力をまとって再び現れる。一行は散り散りに逃げ、リチャードが決死の足止めをしたおかげで竜で脱出できたが、ここでも犠牲が出た。

帰還して報告する場面で、実況者はレオンハルトの立場を整理する。レオンハルトも戦争を終わらせるために彼なりの考えで帝国についていた。ダークナイトにはいろいろとしがらみがあるものの、現状ではレオンハルトこそが世界最強の男であり、彼を仲間にしない限り未来はない、というのが実況者のまとめだ。

30:08

ラスボス戦:レオンハルトを全力で強化する

最終決戦では、レオンハルトを仲間に加えた主人公たちが皇帝の居城パンデモニウムへ進む。実況者の作戦はレオンハルトを全力で強化することで、味方3人がヘイストの本を読み、レオンハルトは攻撃に専念する。それ以外はオートバトルに任せる。皇帝の攻撃がレオンハルトに向けられても、当たらないので問題ないという。

皇帝のHPは15000。慎重に削ってきたので、あと2回ほど殴れば決着がつきそうだと実況者は見ている。マリアは攻撃しないのでスロウは無意味で、リボンで防いでいるのでブライも効かない、と状況を補足しつつ、そのまま皇帝を撃破した。

33:32

エンディングと振り返り

エンディングでは、皇帝もパンデモニウムも魔物たちも消え去って世界に平和が戻ったこと、人々は戦いの傷をいつか忘れていくだろうが、世界を救った若者たちがいたことは決して忘れない、という語りが流れる。

実況者は最後に、多くの犠牲を払いながらも「何の成長もないまま」皇帝を倒すことに成功したと振り返る。前作の王道ファンタジーから物語の雰囲気をがらりと変えた作品だと改めて述べたうえで、ステータスがまったく成長しない旅だったからこそ、加入してくれる仲間のありがたさが身にしみる旅になった、と締めくくっている。