8月に食べる正月料理 リュウジが「おせち嫌いのためのおせち」をSUSURUと試食する

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概要

料理研究家のリュウジが、自身監修のおせち「至高のおせち」2027年版の発売を告知する動画である。今回は一人で試食するのではなく、ラーメンYouTuberのSUSURUをゲストに招き、酒を合わせながら二人で全品を食べ進めた。リュウジの立場ははっきりしていて、このおせちは「おせちが昔から好きではなかった自分が喜ぶもの」として作ったものだという。動画の後半では、購入特典の明太子を使ったパスタをその場で作り、最後にこのコラボの裏テーマだった「SUSURUの年越しラーメン」企画の顛末も明かしている。

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羊のかぶり物で始まる新年の告知

冒頭のリュウジは「あけましておめでとうございます」と挨拶し、例年は着物で告知していたが飽きたので羊になったと説明する。2027年が羊年だからという理由で、SUSURUにも同じかぶり物が用意されていた。撮影は実際には8月で、リュウジは「ゴリゴリ8月におせちを食べる」と笑いながら、宣伝しないと売れないので毎年この時期にやっていると話す。

試食の相手を呼んだ理由について、リュウジはいつも一人で食べていて、二人で食べることをしていなかったので試食も兼ねたと言う。SUSURUは自分はラーメン以外の知識が薄いと前置きしつつ、実家ではおせちが出ていたと話した。

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コンセプトは「おせち嫌いにも刺さるおせち」

SUSURUがおせちで一番好きなのは伊達巻だと言うと、リュウジは「伊達巻はない」と即答する。自分が伊達巻をあまり好きではないからだという。リュウジによれば、このおせちのコンセプトは「おせち嫌いな人にも刺さるおせち」で、昔からおせちを食べなかった自分が喜ぶものを作ろうとした結果がこの中身だという。SUSURUも「正直これはいらないなというもの」が従来のおせちにはあると同意した。

箱を開けると、まず購入特典の明太子がたっぷり入っており、リュウジはこれが購入者にとても喜ばれていると紹介する。重箱は「バズレシピ」と書かれた箱に入り、メニュー表が添えられている。量は3〜4人家族で食べられるように作っているとのことだ。リュウジはこのおせちで毎年酒を飲むのが楽しみだと話し、従来のおせちではあまり見ない品も多く入っていると説明した。

売れ行きについては、リュウジが累計9億円ほど売れていると述べ、4年間続けてきた数字だと補足している。SUSURUは自分の会社の年商を超えていると驚いていた。

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日本酒に合わせる砂肝、アワビ、サーモン

最初の酒は石川県の日本酒で、合わせる品としてリュウジはまず砂肝を出す。かなり人気で、初期から入っていて外せない品だという。SUSURUは歯ごたえと弾力が残っていると評した。ここでリュウジは、このおせちは冷凍だが冷凍技術がすごく、解凍したときに冷凍感がなくなると強調している。

続いてアワビのバター焼き。上にガーリックバターのようなものが乗っていて、SUSURUは後味でバターの風味が来ると話し、アワビが入っているだけで嬉しい、普段日常的には食べないからと述べた。リュウジが「アワビラーメンとか食べないの」と振ると、SUSURUはアワビのペーストを使うラーメンはあったかもしれないと答えている。

三品目はリュウジが特に好きだというサーモンのマスカルポーネ焼き。SUSURUが「ゴリゴリ洋食」と言うと、リュウジはこれが日本酒にすごく合うと返す。塩分は酒に合うように作っているという説明に、SUSURUは「話が早い、すぐ味が来る食べ物が好き」と応じた。

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ラーメンの定義をめぐる雑談

食べながらリュウジは、ラーメンの定義とは何なのかと尋ねる。SUSURUの説明では、いわゆるかん水入りの中華麺を使っていればラーメンの定義に入るが、そうなるとちゃんぽんや焼きそばはどうなのかという話になる。一般にちゃんぽんや焼きそばはラーメンとは呼ばれないが、広い定義で言えばラーメンだろう、というのがSUSURUの見方だった。

リュウジが「そろそろうどんとかどうよ」と勧めると、SUSURUはうどんも好きで、香川に行ったときはラーメンにはあまり目もくれずうどんを食べたと話す。香川のラーメンが美味しくないという意味ではなく、ラーメン店の数が少ないのだと念を押していた。

続くごまだれの一品について、SUSURUは濃厚で担々麺のような味だと評し、品数が多いのに全部違う味でうまいのがすごいと述べた。リュウジは、このおせちが毎年売れるのは単純に美味しいからだと話している。

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ビールの段:チキン、タコの唐揚げ、ミートボール、枝豆

ここから酒がビールに変わる。用意されたのは江頭2:50のビールで、SUSURUはちゃんと購入していると言う。リュウジはこの流れで、自分がコンビニ食をボロクソに評価すると炎上するが江頭さんだと炎上しないとこぼし、以前SUSURUの「冷やし豚無双」をほぼボロクソに言ったら、コメント欄で「お前のラーメンも大概だった」と返され、「リュウジとSUSURUは信用できない」というコメントまでついたと笑い話にしていた。

ビールに合わせる品は、今年初めて入れたというチキンのトマトクリームチーズ。続くタコの唐揚げは下にオーロラソースが敷いてあり、SUSURUは居酒屋で必ず頼むほどタコの唐揚げが好きだと話す。リュウジが「居酒屋行くの?」と聞くと「行くだろ、人間だぞ」と返し、リュウジは「こんなにラーメン以外を食べているSUSURUが見られるのはこのチャンネルだけ」と茶化した。

イベリコ豚のミートボールについては、SUSURUが肉感がしっかりあると評し、二人とも子どもっぽい分かりやすい味が一番うまいという点で意見が一致する。リュウジは従来のおせちは分かりにくい、黒豆の美味しさが分からないと言い、SUSURUも黒豆は得意ではなかったと同意した。その黒豆の代わりに入れたのが枝豆で、リュウジによれば視聴者からレシピを教えてほしいと言われるほど評判がいいという。

リュウジはまた、この価格帯のおせちはそれほど売れるものではないが、うまさで売れている、告知すると早く予約しなきゃという反応が来てリピート率がとても高いと話している。肉の一品については、去年あたりからブラッシュアップしたもので、毎年見直して入れ替えているとも説明した。

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冷凍おせちはプロの料理長に任せている

酒はワインに移る。細いボトルのワインについてリュウジは、なぜか送られてくるもので、たぶん「令和の虎」(リュウジは「通販の虎」と言いかけている)関係だろうと話す。

合わせるのは牡蠣の洋風ソースの品で、SUSURUは牡蠣の味が残りつつソースが合っている、年末年始にこれがあったら家から出ないと話す。

ここでリュウジは、冷凍おせちの作り方について説明している。冷凍というと味が落ちるイメージがあると思うが、美味しいから落ちない。この料理はとても難しく、解凍したときに一番美味しくなる味付けで冷凍しなければならない。自分は解凍したときに一番美味しい味を作るプロではないので、専門の料理人に任せた方がいいと考え、実際に本職の料理長に一任しているという。自分のテイストは入れ、こうしてほしいとは伝えたうえで、全部の味を確認しながら「これはOK」と判断して出来上がっている、というのがリュウジの説明だ。そのうえで、自分は毎回かなり注文をつけるので、たぶん先方は自分と仕事をしたくないと思っている、毎年この時期が来たかと思われているだろうと冗談めかして話していた。

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数の子の明太クリームチーズと、酒飲みの実家

リュウジが特に好きだと挙げたのが、数の子の明太クリームチーズで、「おせち要素がある」品だと紹介する。SUSURUは無限に食べたいと評した。

リュウジは毎年このおせちを実家に持ち帰るという。家族がみんな酒飲みで、集まるときに酒がないと集まらない。祖母は85、6歳になるが、まだ朝までビールを飲むと話していた。

主役級の品が続く中で、リュウジが意外と好きだというのがほうれん草で、ナムル風にしてありほうれん草の臭みを感じさせないという。SUSURUはこれが入るとリセットされる感じがあると述べた。SUSURU自身は、実家を離れるとおせちを食べる機会がなく、出身の青森へは混雑する正月や盆を避けて帰っているので、久しくおせちを食べていなかったと話す。

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化学調味料のあるラーメン、ないラーメン

リュウジから「無化調ラーメンと化調ラーメンならどっち派か」と聞かれたSUSURUは、うまければ何でもいいタイプで、化調バリバリのラーメンも好きだと答える。知り合いのラーメン店主が味の素を持ち歩き、これを入れたら絶対うまいのにという店で自分で入れているらしいという話も紹介した。リュウジは無化調ラーメンで「入れたらうまいのに」と思う場面はたくさんあると同意し、自分も持ち歩けばいいのか、見つかったら怒られるが、と笑っていた。

続いて、いくらの下にサーモンムースを敷いた品。SUSURUはサーモンの身をムースにしているので口当たりがふわっとすると評した。

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酒の席で話すのはビジネスの話

酒が進むと、二人の関係にも話が及ぶ。リュウジは実際に飲むとビジネスの話ばかりすると言い、SUSURUもそれを認める。SUSURUによれば、リュウジは「YouTuberが安く叩かれすぎている」「その金額で満足してはいけない」と言ってくれるので、一緒に飲むとモチベーションが上がるという。リュウジはSUSURUを真面目な人だと評し、真面目な人以外は好きではない、いい加減な人とは合わないと話していた。

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ラーメンに新しい味のジャンルは生まれるか

タラのリエットにジェノベーゼを合わせた品を食べたSUSURUは、焼いたバゲットに乗せて食べたい、ラーメンにも使えないかと言い出す。パスタには汁なしラーメンや油そばの要素があるのに、パスタでは普通の味がラーメンや油そばではあまり使われていない、ジェノベーゼやカルボナーラは応用できるのではないか、というのがSUSURUの考えだ。

リュウジはそれに対し、ラーメンは塩・味噌・醤油・豚骨以外の味で成功しているところをまったく見ない、日本でこれだけラーメンが進化しているのに、もう一つジャンルができないのかと問いかける。SUSURUは、家系も豚骨醤油、二郎系も醤油がベースにあり、この味の呪縛からなかなか逃れられないところがあると認め、そうした味がスタンダードになるのは難しそうで、単価も高くなりそうだと話した。リュウジは2000円ラーメンならありではと返している。この問いに二人が結論を出したわけではない。

また、リュウジは地方に行ったとき、SUSURUが行っていない店に行きたいと話し、SUSURUは食べていない店をなくしたいと答える。ラーメン店は全国に3万5000軒ほどあり、60軒できたら60軒潰れるようなローテーションがあるので、死ぬまでに食べきれない、ペースを上げるしかないというのがSUSURUの説明だった。後から塩などを自分で加えるタイプの店として、リュウジの地元の「夫婦ラーメン」の話題も出ている。

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甘い品と「誰と飲むか」

終盤はフルーツクリームチーズや甘辛のくるみといった甘系の品に移る。リュウジはフルーツクリームチーズを祖母が大好きな品だと紹介し、塩分の中にまろやかさと甘さが入るとまた酒が進むと話す。そして、二人であれこれ言いながら囲んで、ワインなどいろいろな酒と一緒に食べてほしいと述べた。

リュウジは祖父の言葉として、酒は誰と飲むかで旨さが変わると話す。SUSURUはこれに同意し、自分が話すターンが多いときと相手の話を聞いているときが多いときで、酒の進み方が変わると感じていた、バランスが取れているときが一番気持ちよく飲めると話した。リュウジは意外と自分たちの話を聞いてくれるので嬉しいとも付け加えている。

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コラボ先では自分のチャンネルより頑張る

明太子をつまみながらの雑談では、リュウジがSUSURUに「友達いるの」と聞き、SUSURUはすぐ名前を挙げられる人はあまりいないかもしれないと答える。リュウジはSUSURUが女性とのコラボが多いと冷やかしつつ、自分のチャンネルは視聴者層が親世代のように硬いので、そうした人とのコラボはできないと話した。SUSURUのコラボ動画を出すと、SUSURUのコラボにしかコメントしない人が来るという話も出ている。

リュウジが一番へこむのは、コラボ先で再生数が伸びなかったときだという。自分のチャンネルはどうでもいいから向こうで爪痕を残さなければと思う、と話すと、SUSURUも仕事をしなければという感覚はあると同意した。リュウジによれば、コラボ先では自分のときより頑張るのに、仲が良くないと言われることもあるが、SUSURUとは仲がいいのが伝わるのだろうという。

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締めは明太子だけのパスタ

最後にリュウジは、料理チャンネルとして毎回出している明太子のレシピで、SUSURUに「すすってもらう」一品を作る。パスタも広い意味では麺で、SUSURUも「パスタこそ油そば、汁なし」だと応じた。

材料は購入特典の明太子1腹、塩、細めのパスタ100g、オリーブオイル、茹で汁だけである。明太子はほぐし、皮も叩けば食べられる。茹で湯の塩分は少し薄めの0.8%程度にする。ボウルで明太子にオリーブオイルを大さじ1と半分ほど合わせ、茹で上がったパスタを湯切りせず鍋から直接移す。茹で汁も味の一部になるからだという。混ぜるときは、滑らかに仕上げたいならゴムベラを使う方がいい。最後に茹で汁を大さじ1と半分ほど加えて調整する。

リュウジは、美味しい明太子が手に入ったらこのシンプルな作り方が一番うまいと言う。細麺を勧めるのは明太子を巻き込みやすく絡みがいいからだ。少しニンニクの香りをつけてもいいという。茹で汁を入れることでオリーブオイルがドレッシングのようになり、水分をまとったソースになるのが美味しさのポイントで、茹で汁を入れないとこうならないと説明した。

リュウジはイタリアンはあまり味を入れない引き算の料理だと話す。SUSURUがペペロンチーノもニンニク・塩・オリーブオイル程度の引き算だと言うと、リュウジは、いい店のペペロンチーノは他のコース料理の旨みが残った状態で食べるから美味しいのだと説明する。日本人はラーメンや麺を締めに食べるが、ちゃんとしたイタリアンでは2皿目、3皿目として口直しのような感覚で小さなポーションが出てくるという。SUSURUは普通に300g出してほしいと笑っていた。

試食したSUSURUは、油と明太子だけなのになぜこんなコクが出るのか、明太子の味だけではない風味があると驚く。味変としてレモンを少し加えると清涼感が出て、さらにガーリックパウダーを加えると、SUSURUは「話が早い」味になったと喜んだ。

ガーリックパウダーの流れで、リュウジはラーメン店によく置いてある赤い缶の「ラーメンこしょう」はホワイトペッパーとガーリックが配合されたものだと話す。S&Bのこしょうは黒と白が混ざっているが、ホワイトペッパーだけを置いている店はこだわりが強いと思っており、自分もホワイトペッパーの方が好きだという。SUSURUも、特に豚骨や豚肉ベースのラーメンにはホワイトペッパーが絶対に合い、豚の風味が引き立つと熱弁し、リュウジに「めちゃくちゃ喋るやん」と突っ込まれていた。

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裏テーマだった年越しラーメンはお蔵入りに

最後にリュウジは、この回には事前に決まっていた裏テーマがあったと明かす。SUSURUに、おせちの締めに食べてほしいような美味しい年越しラーメンを作ってもらうという企画で、実は撮影の前に試食していたという。

リュウジによれば、醤油はとても美味しかったが、味噌はそれほど美味しくなかった。SUSURUは「そこまで言っていなかった、まあまあ普通ぐらいの感じ」と訂正するが、リュウジは監修したSUSURUの側が普通と言うのならそういうことだと返す。本来はコラボで「醤油も味噌も美味しいので発売しよう」という筋書きで、SUSURUもこの日に完成させるつもりで来たが、味噌が微妙だったためSUSURU側の動画はお蔵入りになったと説明された。

SUSURUは試食を重ね、新しい要素を入れられるならもう少し入れて、もう一度リュウジに食べてもらいたいと話す。リュウジは「あれで出してもいい、そうしたら自分がレビューして美味しくないと言って再生数を稼ぐ」と冗談で応じたが、SUSURUは今度こそ最終視点を持って仕上げると答えた。年越しラーメンの企画は完成していない状態で、できたときに改めて告知するとして動画は締めくくられている。