甜麺醤を使わず、揚げずに作る家庭向け「マーボーチェズ」
料理研究家リュウジのバズレシピ料理研究家のリュウジが、自身の旧レシピを作り直した麻婆茄子「マーボーチェズ」(マーボーナスのこと)を紹介した回である。目標は、以前より「さらに美味しく、さらに作りやすく」すること。店の麻婆茄子のように油で揚げるのではなく、家庭で毎日でも食べられる麻婆茄子を作るのがこの回のテーマだ。
旧レシピの何を変えたのか
リュウジによると、「麻婆茄子」で検索すると一番上に出てくるのは5年前の自分のレシピで、再生数も最も多い。ただしこの旧レシピは甜麺醤を使う。リュウジの説明では、甜麺醤は基本的に麻婆豆腐にしか使わない調味料なので、買うと「麻婆豆腐を死ぬまで作り続ける病」に陥る。そこで今回は豆板醤と味噌だけで作り、それでもむしろ美味しくなる配合を狙った。
発想の元になったのは、リュウジが衝撃を受けたというクックドゥの麻婆茄子だ。リュウジはあれを甜麺醤のこっくりした甘さではなく、旨味で食べさせる味だと捉えていて、それに寄せたいと考えた。今回のレシピは甘さを抑え、塩味を効かせた方向で、リュウジは旧レシピより中華料理らしい味だと話す。なお旧レシピは3人前ほどの分量だったが、今回は2人前程度に組み直している。
材料と下ごしらえ
材料はナス3本(約300gと話す。概要欄では270g)、豚ひき肉140g、にんにく10g、生姜10g、長ねぎ約50g。調味料は豆板醤、味噌、砂糖、醤油、味の素、片栗粉、酒などである。中華は香りが大事だとして、にんにく・生姜・長ねぎはみじん切りにする。
生姜は皮付きのまま刻む。リュウジによると、生姜の香り成分は皮に一番近い部分にある。生で使うときは皮を取ることが多いが、炒め物なら皮の食感は気にならないという。長ねぎは、麻婆豆腐に入れるのと同じように、さわやかな食感と香りを加える役割だと説明した。
ナスは回しながら一口大の乱切りにする。スタッフからアク抜きはしないのかと聞かれると、リュウジは「しない」と答えた。生で使うならアク抜きをした方がいいが、炒めるならアクは抜ける。アク抜きしたナスとしていないナスで麻婆茄子を作っても、自分は味の違いが分からないだろうと話し、「家庭において必要のない手間はやる必要がない」とした。
塩でナスに水分を満たし、油を吸わせない
切ったナスには塩を2つまみ振っておく。下味の意味もあるが、リュウジが強調したのは別の効果だ。塩が浸透圧でナスに入り込み、ナスが水分で満たされる。水分で満たされたナスは余計な油を吸わず、さっぱり食べられるという。
この下処理は、店との違いに関わる。リュウジによれば、中華料理店の麻婆茄子は一度ナスを揚げるので油をたっぷり含む。店の麻婆茄子は美味しいが毎日は食べられず、家庭料理で一番美味しい麻婆茄子とは「毎日食べられるもの」だというのがリュウジの考えだ。スタッフが、クックドゥの麻婆茄子の作り方でも油を大さじで何杯も使っていたと言うと、リュウジは、あれは店の味を目指すものだからそれでいいと答えた。自分が油を少し苦手になってきたという事情もあると、半分冗談めかして付け加えている。
炒める順番:肉、にんにく、生姜、ナス
調理は普通のフライパンで行う。店は大火力で作るが、家庭のコンロ1台で十分できるという。
ごま油大さじ1を入れ、まず豚ひき肉を焼き付ける。にんにくや生姜を先に入れると焦げて美味しくないので、肉から始める。ステーキを焼くようにしっかり焼き付け、ここで塩1つまみで軽く下味をつける。ナスにも塩をしているので多くは要らない。塩胡椒ではないのかと聞かれると、リュウジは、胡椒でもいいが、よく焼くので胡椒は焦げる、塩は焦げないと説明した。今回は香辛料が多く入るので塩だけでいいという。
次ににんにくだけを入れる。リュウジによると、にんにくは少し焦がした方が美味しく、生姜は焦がさない方が美味しい。そのため、にんにくを茶色くなるまで炒めてから生姜を加える。ひっくり返した肉についた焦げ色を、リュウジは「いい色」と示した。
ナスは加える前に水気を拭き取り、ぎゅっと絞る。絞るとかなり水分が出るので、ここが重要だという。このナスを肉の鍋に入れれば、別に揚げる必要はない。揚げても美味しいが、それでは毎日食べるおかずにはならないとリュウジは言う。
ここでナスに味を染み込ませるため、油を大さじ1足す。あればラードがいいが、なければサラダ油でも美味しく、今回は米油を使った。店の麻婆茄子はもっと油を使う。家庭なら多くても大さじ2程度で、香味の移った油をナスに絡めて吸わせる。スタッフが、塩を後から入れて一緒に炒めるのとは理屈が違うのかと聞くと、リュウジは「理屈が違う」と答え、順番が大事だと念を押した。
甜麺醤の代わりに味噌、鶏ガラの代わりに味の素
ナスに火が通ったら、豆板醤大さじ1/2(リュウジはユウキの豆板醤を使用)と味噌大さじ1/2を加える。甜麺醤の代わりが味噌だ。全量を豆板醤にすると激辛になるため半々にしている。火を通すことで豆板醤の味わいが変わり、辛みはあっても辛すぎない仕上がりになるという。ナスは揚げなくても色が回り、十分美味しくなるとリュウジは話した。続いて砂糖小さじ1で少し甘みを足し、醤油も加えて炒める。
旨味の素材として、リュウジは中華スープの素ではなく味の素を10振り入れる。これを入れないと旨味が足りず、日本人には物足りなくなるという。味の素なしで美味しいと感じる人もいるだろうが、日本人は旨味を尊ぶので、入れた方が美味しいと感じる人が多いという見立てだ。
スタッフから出汁入り味噌ならどうかと聞かれると、リュウジは使わない方がいいと答えた。出汁入り味噌にはかつお出汁などが入っていて、中華にかつお出汁は入れないので雑味になるという。このレシピでは出汁の入っていない味噌の方が絶対にいいとしている。
水で餡を作り、とろみは酒溶き片栗粉で
続いて水100ccを入れる。スタッフは片栗粉を入れる場面かと思ったが、リュウジは、まず水で餡のベースを作ると説明した。すぐに沸くので、沸いたら長ねぎを入れる。100ccはすぐ飛ぶという。
とろみ付けには片栗粉小さじ1半を使う。水ではなく酒大さじ1で溶くと風味が良くなるという。一度火を止めかけたが、もう一度火をつけ、シュワシュワと沸いているところに酒溶き片栗粉を回し入れる。リュウジはこの状態を、ナスはとろっと香ばしく、肉の旨味は閉じ込められ、甜麺醤とは違う旨味もある、と説明した。
味見をすると、リュウジは美味しいと言いつつ醤油が少し足りないと判断した。旨味を足すため醤油小さじ1/2と、好みで塩ひとつまみを加えている。
最後に強火で「焼きを入れる」
仕上げに強火にし、1〜2分ほど焼きを入れる。スタッフが焦がすのかと聞くと、リュウジは焦がすというより、水分を飛ばして味を凝縮させる感じだと答えた。パチパチと焼けてくるのが目安だ。
仕上がりについてリュウジは、ソースがびちゃびちゃではなく全体がまとまっていることを強調した。麻婆茄子は湿っぽくない方が美味しいという。途中で水を入れたのは調整のためで、水がなければこの段階で焦げているとも説明している。
好みで花椒をかけてもいい。リュウジによると、外食が多い人は花椒をかけた方が美味しいと感じることが多い。ただ、まずはそのまま食べてほしいという。
試食:辛さと油の量
試食では、スタッフがまず香りの強さを挙げた。とろとろのナスと焼き付けたひき肉の組み合わせについて、リュウジは肉がしっかりしているのにナスがとろっとしている「コントラスト」が良いと話した。長ねぎのシャキシャキ感とさわやかさにも触れている。
花椒をかけると、スタッフは「より本格的な感じになる」と言い、リュウジも大人なら花椒はあった方がいいかもしれないとした。子どもにはなくてもいいという。辛さは控えめで、スタッフは中高生でも食べられる程度だと感じた。リュウジは辛さを抑えた理由を、家庭で食べやすくするためだと説明している。辛くするとどうしても「辛いけどうまい」という方向になりがちだが、家庭で食べるならこのくらいがいいという考えだ。もっと辛くしたい人は、味噌の分を豆板醤に替えればいい。
油についてスタッフは、皿に残る油の量がまったく違うと指摘した。リュウジによれば、油がないわけではないが、ソースと一緒にまとまっているので油っぽさを感じにくい。店のように油を使うと「油ご飯」になってしまう。それはそれで美味しいが毎日は厳しく、家庭ではここが限界だとリュウジは話した。
スタッフは旧レシピと比べ、甜麺醤なしのこちらの方が好きだと言った。甜麺醤は使い切るのが大変で、甘くなりがちだという話にもなった。今回は甘さを砂糖だけで付けている。リュウジは最後に、これは家庭で食べる麻婆茄子の中で自分が一番美味しいと思っている一品だと述べ、店では食べられない家庭用の味として作ってほしいと締めくくった。
この家庭で食べる麻婆茄子の最高峰。絶対に何度も食べたくなる麻婆茄子ってのはこれだからね。トロットロな。これがうまいんだ。
料理のおじさん、リュウジです。今日は、こちらでございます。ナス。ナスを使ったナス料理、マーボーチェズを作っていきます。マーボーチェズって何かって言ったらね、麻婆茄子のことです。
僕ね、昔、麻婆茄子のレシピをやってるんですけども、結構難しかったりとか、使う材料がいっぱいあったりとか、そういったのがあったので、今回はさらに美味しく、そしてさらに作りやすくっていうのを目指したマーボーチェズを作っていきたいと思います。これね、ご飯がガチガチに、ビンビンガチガチで、包むレシピなんで、それやっていただきたい。ということで皆さん、乾杯。
材料なんですけども、早速いきますよ。ナス、ひき肉、ニンニク、生姜、あと長ネギでございます。
麻婆茄子ってね、僕が衝撃受けたのが、Cook Doの麻婆茄子ね。あれめちゃめちゃうまいんですよ。それに感銘を受けて、もうちょっとこっちに寄せた味できないかなと思って作ったのが、このマーボーチェズでございます。だから至高を超えた麻婆茄子と言っても過言ではありませんね。ということでやっていきましょう。
何年前のレシピなんですか? わかんない。もう忘れた。それぐらい昔。ほら、麻婆茄子ってやると一番上に出てくるのよ、俺が。5年前です。5年前。麻婆茄子のレシピって俺のレシピが一番再生されてるんですけど、うまいんだけど甜麺醤とか使うのよ。
基本的に甜麺醤って麻婆豆腐にしか使わないんだよね。だから甜麺醤を買うと、麻婆豆腐を死ぬまで作り続ける病に陥るんですね。なんですけども、今回は豆板醤と味噌だけで作る。むしろそれが美味しいっていう、辛くの麻婆茄子でございます。
こいつをですね、ニンニクでございます。必須。大体10gぐらい。生姜も10gぐらいあった方がいいですね。皮付きのままで結構でございます。
こんな感じでみじん切りにしますね。これが香りを出してくれるものになります。中華って香りすごい大事だからね。皮は取んないでいいです。何でですか? 香りが良くなるから。へえ。生姜の香り成分って皮に一番近いとこにあるんだ。大体使う場合はこの生姜の皮って取っちゃうんだけども、炒めで使う場合ってめちゃうから、この皮の感じ気になんないんだよね。おろしたりね。
ニンニクです。ニンニクも。中華料理だと、結んギりにして、これがすっごく美味しいレシピありますからね。
これ大体2、3人前ぐらいですか? 2、3人前だね。2人ぐらいかな。でもちょっとね、昔のレシピなんで今時に変えますけど。こんな感じ。これね、長ネギも切っちゃいますね。
50、60g。これ50、60gぐらいかな。長ネギが爽やかな食感をプラスしてくれるんで、こいつは……何? こんな感じです。みじん切りですね。
これ麻婆豆腐にもこんな感じで長ネギ入れるじゃないですか。それと同じような感じ。野菜の感じを出す香りですね。中華は香りが大事ですから。『鉄鍋のジャン!』でもあったでしょ? ジャンは香りから入れるタイプなんでね。香りから引き込むタイプなんですよ。甜麺醤だったら、その麻婆茄子のこっくりした匂いとかあるじゃないですか。
これね、Cook Doの麻婆茄子がね、コじゃないんだよね。千然のガラスと旨味でいく美味しさだったから、それはそれで俺めっちゃ好きなんだよね。だからこっちの酒に合うんだよ、絶対的に。なるほど。だからこっち、塩味を効かせた麻婆です。これはこれでめちゃくちゃうまい。こっちの方が中華料理っぽいですね、かなり。これトレーに入れて。こんな感じね。
一回洗います。ナス。ナスは3本。大体これで300gぐらいかな。乱切りです。ランさんに言ったね。ランを言わないとね、みんな錆んでね。こんな感じで回しながら、一口大に切っていくっていう感じですね。こんな感じ。これがいっちゃん麻婆茄子、いい感じになるかなと思います。
アク抜きとかしないんですか? アク抜きはしない。生で使う時とかはアク抜きした方がいいけど、炒める場合は全然。でも多分僕は、アク抜きしたナスとアク抜きしてないナスを使った麻婆茄子、両方食べても味わかんないです。それぐらい微妙な差だったらやらない方がいいです。家庭において必要のない手間っていうのはやる必要ないからね。
本当に中華はね、僕、割と中華自信あるんで、絶対に美味しいの作るんで。こんな感じでございます。これどうするかっていうと、塩をしておくんですよ。2つまみぐらいね。これ下味の意味もあるんですけども、このナスに水分を満たすって、これでちょっとアク抜きになるんですね。
塩が中に入り込むことに、この浸透圧でですね、ナスに水分が満たされてくるんですよ。この水分が満たされたナスっていうのが、余計な油を吸わずにさっぱりと食べられるナスになります。家庭で食べる麻婆茄子は、油でがっつりと揚げるよりは、中に水分を浸透させてちょっとさっぱりとして食べるのが一番美味しいと思ってますんで、このやり方をしておきます。
お店の麻婆茄子もめっちゃうまいんだけど、お店の麻婆茄子って毎日食えないんですよ。油めっちゃ使ってるでしょ、大体の麻婆茄子。だからその日だけ食べるんだったら美味しいんだけど、家庭料理において一番美味しい麻婆茄子っていうのは、毎日食べられることなんです。なんでそこら辺をうまいことやるのが、私のリュウジのバズレシピなわけですね。今日めちゃめちゃ喋るんだね。
確かにCook Doの麻婆茄子、なんか油めっちゃ大さじ何杯もございました。そうでいいの、あれは。あれはお店の味をっていうところだから。ただ絶対に何度も食べたくなる麻婆茄子ってのはこれだからね。ちょっと俺が油が若干苦手になってきたっていう歴史的背景もございますが。
そしたら下処理はもう終了。中華料理屋さんでは大火力でやるんですけど、ここに取ります。きったいこのです。きったね、コンロ1台あればもう全然できちゃうんで。ここに取り出しますは、普通のフライパンでございます。
ここで使うのはごま油なんですよ。ここにごま油大さじ1杯を入れていきます。これも油はちゃんと使います。ちゃんと使うんですが、使いすぎない。中華料理全然使わない。中華料理の麻婆茄子って揚げるんですよ、一回。へえ。揚げるからめちゃくちゃ油付いてんの。じゃあ、油通しもしない? しない。油通ししないです。
この豚ひき肉ね、こいつも入れていくんですけども、大体140gぐらい。ちょっと多めのお肉で、ご飯と一緒に食べたいんで。お肉は少し多め。140。結構しっかり焼き付けていきます。
ニンニク、生姜からいくかなと思いきや、お肉なんですね。ニンニク、生姜先に入れると、ニンニク、生姜が焦げちゃうんで美味しくありません。なんで最初に肉を焼き付けると。ここでお塩ね、1つまみだけ軽く下味付けてあげてください。ナスにもお塩入ってるんで、そんなにやんなくて大丈夫です。
塩胡椒じゃなくて、やっぱ塩がいいですか? 塩胡椒でもいいんだけども、結構焼くから胡椒焦げるんだよね。塩は焦げねえから。そこまで気にすることはないけど、そこの違いまでわかるようになったら、その人は味をになった方がいいね。塩でいい。今回香辛料結構入るから。
ここで重要なのは、これニンニクね。これちょっとまず混ざっちゃったんだけど、まずニンニクだけ入れる。ニンニクってちょっと焦がした方が美味しいの。生姜は焦がさない方がうまい。ニンニク入れていきます。ちょっと茶色くなるまで炒めていきますよ。
ちょっと焦げてきましたね、ここら辺。これが香ばしくなった証なんです。肉もひっくり返してください。そうするとほら、焦げが付いてるでしょ。これがいい色なんです。いい色になって、そしたら今度は生姜を入れます。生姜全部入れてください。
これナスね。ナスなんだけど、これ水分を拭いてほしいの。吸い取ってほしい。これぎゅっと、ぎゅっとこうやって絞っちゃっていいから。こうするとめっちゃ水分出てくるの。これ重要です。
見てください、香ばしいひき肉。ちょっとステーキを焼くような感じで焼いてるんですけども、ここにナスです。水気を吸ったね、水気を拭いたナス。これを入れていきます。これだと別で揚げる必要がないです。別に揚げても美味しいんだけどね。でも毎日食べる代物にはならないんですよ。
ここでナスにもちょっと味を染みさせたいんで、あればラードがいいんだけど、なければサラダ油でも美味しい。今回米油でいこうかな。大体大さじ1杯。これぐらい入れてください。これをナスに絡ませる。これぐらいはあった方がいい。でも本当のお店で出てくる麻婆茄子はもっと油使うから。
だとしても大さじ2の油を絡ませるって感じです。これで油と、この香辛料が入った油を吸わせるんですね。これに関しては料理の順番が大事ですね。順番が大事です。硬着して塩後で入れるからまとめてよっていう、じゃあ理屈が違う。理屈が違いますね。ここでパリッと炒めるね。
これ次の工程いきますよ。ここに豆板醤。僕はユウキの豆板醤です。これね、大さじ半分。これ山吹味噌。甜麺醤じゃなくて味噌なのよ。豆板醤でもいいんだけど、豆板醤全部でやると辛い。激辛になっちゃう。激辛になっちゃう。だからこれで味噌と豆板醤を焼きます。こんな感じで火を通す。
火を通すと豆板醤ってまた味わいが違ってくるから。辛いんだけど辛すぎないっていうのがポイントです。ほら、色合いすっごくいいでしょ。ナスも炒まってくると、揚げなくても全然美味しくなっちゃう。そしたら小さじ1杯。ちょっと甘みね。お醤油小さじ1杯。炒める。
ほら、うまそうでしょ? めっちゃうまそうなんです。この先な、この味噌の感じがすごく。で、ジはあえて入れない。これ味の素。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。これ入れてください。もう10だから、これ味の素ね。これは中華スープの素の代わりですから。なるほど、なるほど。
これを入れないと旨味が付かないんで、日本人には物足んなくなります。これで美味しい方もいらっしゃると思うんだけど、日本人は旨味を尊ぶ人種なので、旨味は入れた方が美味しいと感じる方の方が多いです。
逆にですけど、だし入り味噌だったら5kgぐらいでいいですかね? だし入り味噌は使っちゃダメ。美味しくない。へえ、もうそもそも使っちゃダメ。なんでだし入り味噌がダメかわかりますか? わかんないと思いますが、あれはかつおだしとかなんだよ。中華にかつおだし入れねえだろ。雑味になるの。
このレシピの時は、ガテガテガっていうか、だしが入ってない味噌の方が絶対いいです。僕はだし入り味噌アンチなんで。ここにお水。これ100cc。片栗粉とかじゃないですか? これね、水なんです。
これでこのあんを作るわよ。これ入れるとすぐ沸いてきます。沸いてきたら、これで長ネギもここに入れちゃう。わーっていう。100ccなんですぐ飛んでっちゃうんで。ここに片栗粉が小さじ半分。ここでとろみだ。ここでとろみです。
お酒がいいですね。お酒で。お酒で溶きます。酒溶き片栗粉。そうすると風味が良くなるんで。もう火消しちゃっていい? 今消してるけど、一回、もう一回つける。今シュワシュワシュワシュワってなってるでしょ。シュワシュワシュワシュワいってるところに、わーっと水溶き片栗を入れて、鍋ります。
これ取れ。これでナスはトロッとね、香ばしくトロッとして、肉の旨味は閉じ込められてて、で、先熱の旨味もあると。そういうマーボーチェズになります。うま。少し水足します。ちょっとあんがかかってるような。ご飯と酒に合う。そしたらこれ、最後に味見をするんです。
うまい。うまいんですが、ちょっと僕はもう少し醤油だな。小さじ半分の醤油を入れて、洗ののみを出したいんで。お塩です。塩が。仕上げに塩。最後に強火にしてちょっと焼きを入れます。
焦がすみたいな感じなんですか? 焦がすというよりは、水分をぎゅっと入れていくような感じです。パチパチパチパチと焼けて、味が凝縮してくるんですね。これが第1体2分3。火止めます。
ほら、このちょっと焦げたのは、焦げたというか焼けてるのわかります? なんかビタビタじゃないのよ。確かにビタビタじゃない。ビタビタじゃなく、全体的にまとまってる感じ。これが美味しい。麻婆茄子はね、汁気ねえ方がうまいから。じゃあなんで途中で水入れたんかって言ったら、あれは調整ね。これ水入れてなかったら焦げてるからね。
もし好きな方いれば花椒をね。大体、結構外食が多いっていう方は、花椒をかけた方が美味しいっていう方多いです。でもこのままでも結構美味しいから、後振りでも全然大丈夫です。ということで、リュウジが本当に美味しい麻婆茄子を作ったらどうなるか。これが新麻婆です。乾杯。
乾杯。味変やってもいいんだけども、まずはそのままいってほしい。これもぐわっと、ぐわっと乗せて。たまらんよね。たまらんね、これ。いただきます。いただきます。
うま。豆板醤とニンニク、やっぱ香るね。そうなんだ。炒め。あと炒めでかなり香る。かなり香るね。飯でしょ? ナスがトロトロな。そうね。トロットロな。これがうまいんだ。
ここで欲しければ花椒をね。結構いく人はいっちゃっていい。これでかけて。うわ。これはあった方がいいな。あった方がいいかも。より本格的な感じになるわ、これ。でも辛さそんなでもないでしょ。そうだね。こと全然くないし。もっと辛さが欲しいって人は、味噌の部分を豆板醤に。それはお好みでできて。
うまい。これ本当うまいわ。言うほどそんなお店ぐらい油があるわけじゃないから、重さがそんなないしね。そう、そう、そう。これをお店のちょっと油したやつでやってしまうと、油ご飯になっちゃうから。それはそれでめっちゃ美味しいんだけど、やっぱ毎日は厳しいっていうところで、ここが限界だ。普段食べる麻婆茄子の中でいっちゃん俺うまいと思ってるから。
これもうちょっとみんな、みんな食べたいでしょ。いきます。食べてください。俺こっちの方が好きだな。甜麺醤なしの方が全然うまいかも。ジはいいですね。怖ジオだよな。
甜麺醤って使い切るのが本当大変だもんね、あれ。そう。結構ある。そう、甘くなるんだよね。そうそうそう。これは甘さを砂糖だけでやってるから。あと絶対的な油っこさがないはず。ない。これすごいわ。米めっちゃ合うね。めっちゃ米合うでしょ。育ちのお子さんとかたまんないと思う、マジで。そうなんだ。
あんま辛くない。中高生ならいける辛さ。これ辛さ抑えてるから、ちょっとピリ辛。多分ね、の辛口ぐらいだと思う。そうなのね。そう、それぐらいだと思う。だから結構辛いと「ああ、辛いけどうまいね」みたいな感じになりがちなんだけど、俺は家庭で食えるっていうの、そうでしょよ。
焼けた肉の感覚いいね。食欲をこう促進する。焼けた肉美味しくない? 美味しいよね。お肉がガチッとしてるのにナスはトロトロでしょ。このコントラストがいいんだよね。ネギもちょうどいいね、シャキッと感。そう、シャキッと感と爽やかさがあって。花椒はあった方がいいかな、やっぱり。お子さんはなくてもいいかもしれないけど。
でもマジ、皿に残った油の量全然違う。油がないわけじゃないんだけども、乳化しちゃってるからね。ソースと一緒に固まっちゃってるから、油っぽさっていうのを一切感じなく感じる。そう。すいません、全部食べますか? うん。
なんで、皆さんもですね、この辛さもかなりちょうどよく設定された、家庭で食べる麻婆茄子の最高峰。ぜひ皆さん、お店では食べられないと、ぜひ皆さんください。
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