総額数千万円を養われてきた男たち:はやせやすひろ、足立紳、美島光司が語る「ヒモ力」
街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜年収やフォロワー数を競い合う男性が目立つなか、「どうすれば愛されて女性に養ってもらえるか」を語るほうが世の中のためになるのではないか。街録chの三谷三四郎がそう考えて集めたのが、この3人である。都市ボーイズのはやせやすひろ、映画監督・脚本家の足立紳、そして現役のヒモを名乗る元ホストの美島光司だ。3人は長いヒモ生活を経て、あるいは今も続けながら、それぞれの形で「物になった」人たちとして紹介された。三谷は、すぐに稼がなくてもいい、こういうルートもあるのだと世の男性に伝えたいと企画の意図を話す。
3人のヒモ歴と、ヒモ生活への向き合い方
はやせは配信者やテレビの裏方として活動する38歳である。21〜22歳から31〜32歳までの約10年間、初恋の女性にすべての生活費を出してもらっていた。本人の言葉では「初恋ヒモ」である。
足立は、20歳から映画や脚本で食べられるようになるまでの約20年間がヒモ期間だったと話す。三谷が「アカデミー賞受賞ヒモ」と持ち上げると、足立は、賞をもらっても大きなお金が入るわけでも仕事に直結するわけでもないと返し、ネガティブさも20年選手だと笑いを誘った。
美島は52歳。19歳でホストを始め、「ホストイコールヒモ」だと考えている。高校卒業以来ずっとヒモで、現在は26歳年下の妻に養われている。この日の服も妻が買い、ハンガーにかけて用意したものだという。
ヒモ同士の交流について、美島は「ヒモのLINEグループ」のようなものはなく、ヒモをしていると誰かと話したことは一度もないと答えた。はやせには似た境遇の友人が1〜2人いたが、会ってもヒモの話はせず、そこから目を背けてクリエイティブな話をしていたという。
ヒモ生活の受け止め方には差があった。はやせはヒモの状態を受け入れ、心地よいと感じていた。一方で足立は、初日から抜け出したい気持ちが常にあり、いつか状況を逆転させたい、夢をかなえたいと思い続けていたという。これを聞いたはやせも、いつかは相手を喜ばせたいという気持ちは同じだったと言い直している。美島だけは、ヒモであることが喜びであり、プライドの塊だったと言い切った。ホストとしては、どれだけお金を使ってもらえるかが価値の基準になるからだ。
福原の「ヒモ協会会長」と細木数子
美島はホスト時代を神戸・福原のソープ街で過ごし、店も経営していた。21歳の大学生だった頃には7人のヒモを同時にしていたという。美島によれば、当時の福原では女性にヒモが「セット」でついているのが普通で、ヒモたちは昼間からタバコを吸い、スロットを打って過ごしていた。そのなかで、美島は一番稼ぐ女性のヒモだったため「会長」と呼ばれていた。
ヒモ同士の「会議」では、「昨日何本だった」と報告し合っていた。この「本」は風俗用語で、女性1人に客が1人つけば1本と数える。つまりヒモは、相手の女性がその日に何人の客を取ったかを把握し、それを競っていたことになる。女性の収入の差はそのままヒモの格差になった。上位のヒモは女性を迎えに行くときに高級な店の前に車を停め、最下層のヒモはママチャリで待つ。美島が車で通るとママチャリのヒモが道を空けたというエピソードに、スタジオは引き気味だった。美島自身は、そういう場所にいればそういう価値観になると話している。
動画タイトルにある細木数子とのエピソードも語られた。美島は細木を怒らせて源氏名を変えられたといい、本人は「ヒモになるべきでした」と振り返る。細木が一度に使った金額を問われると、美島は「10分で800万」と答えた。美島への腹いせに、別のホストを指名して美島を1番から落とすために使った額だという。ただし美島は、今は一番お金がないとも付け加えている。
はやせの始まり:地図で円を狭めるストーキング
「こうしてヒモになった」という瞬間について、最初に語ったのははやせである。はやせは18〜19歳の頃に初恋の相手に一度振られている。そこで、初恋が18〜19歳なら次の恋は倍の38歳あたりになるはずで、それはおかしいと計算した。彼女は自分と結婚すべきなのだから「間違いを正してやらないと」と考え、ストーキングを始めたという。
方法は具体的だった。地図を買い、彼女が通う学校や行きつけの店に点を打ち、それらを囲む大きな円を描く。彼女の家が中心にあるとみて、円をどんどん小さくしていく。後にこの話を元傭兵のテレンス・リーにしたところ、米軍が標的を捕らえるときに使った方法だと言われたという。3〜4日目の夜中、家を出るところを弟に見つかり、何かしらの法律に引っかかるのではないかと怒られて、ストーキングはそこでやめた。
数年後、はやせは職場の上司に送るつもりのメールを、同じ苗字だった彼女に誤って送ってしまう。すると彼女のほうから会いたいと連絡があり、交際が始まった。そのとき、ストーキングしていたことは正直に伝えたという。
当時のはやせはテレビの放送作家で、リサーチばかりを任され、報酬は月に2〜3万円ほどだった。それでも「自分がいないと番組が進まない」くらいに思っていたが、実際はそんなことはなかったと振り返る。はやせにとって夢を追うことは、今まさに何かを引っ張り上げている最中のようなものだった。アルバイトを始めればその手を離してしまう。だから、働きたくないのもあって、生活費を出してほしいと頼んだ。
彼女は働いた収入に加え、高校時代から貯めていたお金やお年玉まで使ってくれた。はやせは「洗脳なんて簡単なんだな」と思ったという。3〜4日目には、まだ結婚もしていないのに彼女が「私が食べさせる」と言い出した。祖母がひ孫の顔を見たいと言って渡してくれた100万円は、はやせの取材費になった。父親が大学のためにと渡した100万円は、はやせの海外行きに使われた。そこから抜け出せず、31〜32歳で稼げるようになるまで約10年間養われた。
ホストの目から見た「一般人を落とす」難しさ
この話について、美島は「すごいです」と評価した。ホストの場合、客は相手がホストだと分かったうえで会っている。一般の女性を相手に同じことをするのは相当難易度が高く、3〜4日で相手の気持ちを変えたのはすごいという。美島は、10人に試しても成功するのは2〜3人で、それでも十分な打率だと見る。
はやせのストーキングは、ヒモを卒業した今も続いている。外から治療の様子が見える歯医者に彼女が通ったときは、外から覗いていた。待ち合わせをわざと直前にキャンセルし、「1人で遊んでて」と伝えてから後ろをついていくこともあったという。子どもが生まれてからはなかなかできないそうだ。娘の名前にも、この関係が反映されている。彼女が世話をした「1号」が自分だから、娘は「2号」だという意味合いの名前をつけたという。
足立は、ヒモを受け入れてくれる女性と出会うこと自体がかなり難しいと指摘した。多様性がこれだけ語られていても、その点はあまり変わっていないように思うという。はやせは「ヒモ」という言い方がよくないと話す。自分はちゃんと愛されていたし、愛していたからだ。ガリレオも支援を受けてあそこまで行ったのだから、自分も同じだと思い、彼女に「俺はガリレオだから」と言ったこともあるという。対して足立は、ヒモという言葉が好きだと話した。糸のようにふわふわしていて、風が吹くだけで揺れる、幸せでかわいらしい響きがあるという。
足立の始まり:全財産70万円を差し出す
足立は最近、占い師に「働くことと頑張ることがとても苦手」と言われ、よく当たっていると思ったそうだ。20代半ば、仕事がつらくてもう続けられないと感じたが、「養ってくれ」と直接言えば引かれるのではないかと心配した。そこで、当時の全財産70万円を彼女に渡し、「これからも仕事は続けるけど、今の持ち金はこれだけだから全部君に渡す。これをベースに同棲しよう」と持ちかけた。本人も、ずる賢いやり方だったかもしれないと認めている。
三谷が、詐欺師が最初に少しだけお金を返して信用させる手口と同じだと指摘すると、足立は「言われてみると詐欺師だ」と応じた。ただ足立は、この先絶対に働かないことは自分で分かっていたと言う。そのうえで、彼女を信じていたし、彼女からも信じてもらえている気がしたから渡したのだと説明した。4歳下で大学を出たばかりだった彼女は、「この人はそこまでしてくれるのか」と動揺した。足立はその反応を今も覚えているという。
それ以前に付き合った女性は1人だけだったが、その人にも世話になっていた。母親からは、褒め言葉だと思うと前置きしつつ、「あなたには人に養ってもらう能力がある。それは大切なことだ」と言われていたという。
「かわいがられる努力」と猫型のヒモ
養ってもらう力はどうすれば備わるのか。はやせは、髪を乾かしてもらい、この日も靴下を履かせてもらったと話す。着る服も指定され、会場までの乗り換えのルートも地図で渡され、乗り換えるたびに連絡するよう言われている。はやせはそれを「可愛いんでしょうね」と説明しつつ、かわいがられる努力もしていると話した。生き物で一番かわいいのは猫だと考えているので、猫のまねをする。足にまとわりつき、手を舐めるのだという。
足立はその段階はもう通り過ぎたと話す。妻は世界で一番怖い人で、かわいがられる努力はあまりしたことがなく、もしかしたら生まれ持ったものかもしれないという。三谷は足立を「腹黒い」と評し、妻に性交渉を断られた様子を後に小説に書き、妻の体をけなすような一文まで書いたエピソードを紹介した。足立は、毎朝妻にマッサージをしていると付け加えている。
美島は、はやせと自分は同じタイプだと見る。すべてをやってもらうのだ。昔から年上の女性にもて、トイレットペーパーを挟んだまま歩いていても、女性は笑ってくれたという。ただし犬のようにずっと尽くすのではなく、嫌なときはふいと横を向く。すると相手が「機嫌悪いの?」と気にかける。いわばツンデレである。美島によれば、ずっと尽くし続ける犬型は疲れるが、猫型のほうが楽で、ヒモに近い。売れるホストも猫型が多く、ホストにはまる女性にも猫好きが多いという。美島は、はやせと足立がホストをしていたら「めちゃめちゃいきます」と太鼓判を押した。美島がかつて大阪で見た伝説のホストは、周りが180センチ以上ばかりのなかで160センチ台と小柄な甘えん坊だった。足立は、その人に似ているという。
美島と26歳の妻の出会い:おじさんだけのホストクラブ
美島が今の妻に出会ったのは約4年前である。美島が働いていたのは、平均年齢40歳以上のおじさんばかりのホストクラブだった。妻はその店をあえて探して初回客として来店した。年上でないとだめなのだという。お互いにタイプだったため、50歳近い美島も猛烈にアプローチした。恥ずかしかったが、ここだけは外してはいけないと思ったという。
最初の一手は、家が近い彼女になけなしの1000円をタクシー代として渡して帰すことだった。妻はこれを「ジェントルマン」と言ったという。三谷がそれだけでは長続きしないのではと尋ねると、美島は、翌日も会うために家の近くで待つと答えた。家の場所も帰宅時間も聞いて分かっているので、近くで待って同伴に誘うのだという。
足立は、若いホストの世界は体育会系で厳しそうだが、おじさんのホストクラブなら働いてみたいと話した。美島は、無理をすると大変だから、おじさんの店はのんびりしていると応じる。はげていることも強みにできるという。美島がよく知る最年長のホストは64歳だった。東京に来て最初に働いた店には、昭和9年生まれで戦争体験のあるホストがいた。酔うと戦争の話ばかりしていたそうで、女性客からは「端に座っているのはいいけれど、2人きりは嫌」とよく言われていたという。
友人をゼロにした「洗脳」と化粧を舐め取る習慣
はやせの妻は東京出身で実家暮らしが長く、友人の多いタイプだった。はやせは、どうやって友人を削り、自分だけを見てもらうかを考えたという。
あるとき、彼女が幹事となって30人ほどが集まるオールの会を開いた。はやせは店のカーテンを開けると見える道路に9時間立ち続け、「いつでもお前を見てるからな」と示した。こいつを誘うと外から見てくる、と同級生たちに知らしめるためだ。さらに、自分から離れたら死ぬかもしれないと彼女に思わせ、友人を一人ずつ遠ざけていった。大学にもついて行き、「今日一日大学を見たけど、俺が一番面白い。こいつらと話しても何の身にもならない」と言い続けた。その結果、彼女の友人は今ゼロで、はやせだけだという。
三谷がそれで幸せなのかと聞くと、はやせは「完全に」幸せだと答えた。嫌われる心配はなかったという。最初に見たときから結婚すると決めていたので、別れを考えたことは一度もない。相手からそう思われたこともないはずだという。ただし、本人に確かめたことはないと付け加えている。他人の目については、「革命家」だから気にしていたら何もできないし、岡山の田舎から出てきたので気にしないと語った。それでも一度は警察が来て、そのときは彼女に注意されたという。
もう一つ彼女に怒られたのが、化粧を舐め取る行為だった。猫を自認するはやせは、彼女の化粧が嫌いだった。化粧をすれば他の男に好かれてしまうかもしれない、自分だけのものなのに、と考えていたからだ。怒られはしたものの、彼女はそれ以来化粧をしなくなり、もう何年もすっぴんで過ごしているという。服装については、短いスカートを履くなとは言うが、彼女がもともと服に興味がないのであまり口出ししていないそうだ。
これだけ聞くとはやせが支配しているように見える。しかし本人は、立ち位置はだいぶ彼女が上だと言う。彼女は、人類で一番知能が低いと思っていた自分を、自分が面倒を見なければ死んでしまうかもしれない存在だと常に思っている。猫がご飯欲しさに鳴くのに近い感覚だろう、というのがはやせの見立てである。
足立が経験した「いつ結果を出すの」という恐怖
足立は、うちは上下関係とは少し違うと話す。妻に「養ってやった」と思ってほしくない気持ちがあり、お互いに一緒にいるから幸せなのだと考えている。ただ、稼がない期間があまりに長いと「普通の価値観」に支配され、「なんとかなってこいよ」というプレッシャーが生まれるという。もともと妻が自分を面白いと思ってくれたところから始まった関係だったので、一度は作品を世に出して喜ばせたいという気持ちも強かった。
子どもが生まれた後の37〜38歳の頃、足立ははっきりと「いつ結果を出すの」と言われた。自分では、結果を出してあげたいが出さなくても許されたのだと思って生きていた。それだけに、人生の恐怖体験の中でも相当上位に入るという。10対0で試合が終わったような完敗の感覚だったと振り返る。
それでも、書くことは好きだった。書いたものを見せると妻が喜ぶので、機嫌を取る意味もあって定期的に見せていた。書けないときは他人が書いたものを見せたこともある。「これ面白いから応募したら」と言われて困ったという。また、夜中に帰宅すると妻と母親が口論していたことがあった。足立は妻の側について両親に怒った。形だけでも妻の味方をしておかなければ、両親はいずれ亡くなって自分の面倒を見られないから、という計算も働いたと明かしている。
はやせの結婚と、義父の「アクセルを踏め」
はやせがプロポーズしたのは、彼女の家や消費者金融から多額の借金をしていた頃だった。まだ月に数万円程度しか稼いでいなかった。彼女の実家を無断で担保にして金を借りたこともあった。彼女には伝えていたが、両親には話していなかったという。ちょうど怪談の大会で優勝したタイミングで気持ちが高ぶり、このまま食べていけるのではないかと思って挨拶に行った。
そこで義父から、「お前は結婚してこれから動きをセーブしようと考えていないか」と問われた。はやせは実際、結婚するなら普通の仕事に就くべきかと考えていたので、そうかもしれないと答えた。すると義父は、ブレーキを踏まずにどんどんアクセルを踏んで暴れろ、お金が必要ならもっと出してやるから好きにやれ、と言ったという。はやせはこのとき初めて、ちゃんと働いて結果を出さなければと思った。彼女よりも義父に尻を叩かれたと振り返る一方、その言葉どおりさらにお金を借りたことも笑いながら明かしている。
総額はいくらか
はやせの場合、彼女の家族が知らないうちに借りた、あるいは「取っちゃった」額が約3400万円。これに10年分の生活費が加わる。三谷が月15万円ほどで試算すると、はやせも「それくらいいっていたかもしれない」と認めた。
足立は、ヒモ期間がはやせより7〜8年長いので3000万〜4000万円ほどではないかと見積もった。さらに、自分の両親からも30歳頃まで毎月仕送りを受けており、妻の両親にも支えてもらったという。母親が「人に養ってもらう才能がある」と言ったのもそのためかもしれない、と足立は話す。三谷は、妻の向こうにいる両親まで巻き込めるかどうかが結婚できるかの分かれ目だと話した。足立が妻とのことを書いた小説は、妻の母親も読んでいるという。
美島は、総額はありえない金額で数えられないと答えた。今の妻についてだけ話を聞くと、焼肉店で800円のチャンジャを食べた際にセラミックの歯が割れ、その治療に約80万円かかったという。それでも妻は払ってくれた。普段は財布に10万円入っていれば、翌日には使った分だけ補充されている。妻は稼ぐ才能があるので、35歳頃まではいけるだろうと美島は見ている。そのころには自分は還暦を過ぎて年金をもらう、とも話した。
浮気の話題にもなった。足立は、妻に浮気されたことがあるかは正確には分からないが、限りなく怪しいと思っており、そのことも小説に書いている。美島は自分もされまくっていると思うが、何も言わないという。仮にされたとしても平和に過ごすほうがいいからだ。足立は、自分はそこまでできず、ねちねち言ってしまうと話した。むしろ相手の弱みを握れば常に有利に立てる材料になるとさえ思うといい、お互いに腹に一物ある「普通の夫婦」なのかもしれないと語った。美島は妻から、浮気はしてもいいが手足は切ると冗談交じりに言われているという。美島は、男にヒモ能力があるだけではだめで、浮気すら許せる力が女性にもあれば世の中は平和になると話した。
一般常識ゼロの日常と、代わりに動いてくれる人
美島は確定申告の際、妻に「あんたの配偶者控除、結構大きかったわ」と言われて、仕事をした気分になって喜んだという。ただ、配偶者控除の意味はよく分かっていない。役所や年金事務所に行くと、窓口の人は妻を美島の子どもだと思う。妻が「こっちがヒモです」と説明すると、何とも言えない顔をされる。「働かれていないんですか」と聞かれて「妻が働いています」と答えると、不思議そうな顔をされるそうだ。病院にも妻が同行し、医師への説明はすべて妻がする。医師も途中から美島ではなく妻の顔を見て話すという。
はやせも、病院や役所関係には基本的に彼女がついてくる。子どもができて2人では行けなくなり、初めて1人で病院に行ったとき、病院の人に「1人で来られたんですね」と言われた。はやせはそれがとても嬉しかったという。一方、足立は付き添ってもらったことがないと話した。
三谷は、映画監督は大勢を動かす側の仕事ではないかと足立に尋ねた。足立は、実は監督が一番やることがないのだと答える。黙っていても撮影は始まり、俳優は演じ、カメラマンは撮り、助監督が現場を進めていく。だから監督は「本当に分かっているのは俺だ」という佇まいを出すのだという。具体的には、なるべくしゃべらず、何か考えていそうな顔をする。実際の頭の中は、ほぼ空白に近い。自分で書いたものが本当に面白いのか、これで仕事が来なくなるのではないかと自信をなくすこともあると明かした。美島は、ホストには攻めも必要だが、足立の言う「やってもらう能力」が高い人がやはり売れると話した。
婚活に悩む中年男性へ:愛を見せることとプライドを捨てること
三谷は、この収録の直前に取材した人物の話を持ち出した。48歳・年収200万円で婚活をした経験をエッセーに書いた男性で、マッチング自体はしているが、見た目や収入を理由に振られたのではなく、自分からなんとなくフェードアウトしてしまっていたという。
はやせは、自分はまだ30代なので分からないと断ったうえで、自分はただ愛しているだけだと答えた。浮気は一度もなく、女性が苦手で彼女以外とは話さない。それをどう伝えるかが重要で、日本人は「愛してる」と言いにくいが、自分は毎日「愛してる」「好きだよ」「かわいいよ」と言っている。娘が生まれた今も「娘は2番で、お前が1番かわいい」と伝え、マッサージもする。メリットやデメリットではなく、人生をかけてどれだけ愛しているかを見せられるかが大事だという。最初は支援してもらったが、ここからは自分のターンだ、とも語った。
足立も、相手をめちゃくちゃ愛していることが大前提だと同意した。かつて妻に「大切にされている気がしない」と言われたときはドキッとしたという。足立の見立てでは、男性は妻より収入が多いというだけで、無自覚に偉ぶってしまいがちだ。「俺がこの家を支えている」という感覚が抜けないのだろうという。足立自身は、稼ぎがゼロ円のときも妻とは対等だとずっと思っていた。稼ぎの多い少ないは本当に重要ではないと話す。
美島は、はやせのやり方は「完全にナンバーワンホスト」だと評した。普通に働いていればドラマは生まれない。会社に行って帰り、弁当を食べるだけだ。そこに入り込み、相手の24時間に侵入してドラマを作り、感情を揺さぶるのがホストのやり方だという。美島によれば、40代で年収200万円でも、見た目がよほど悪くない限り、誰かと付き合うことは十分に可能だ。ただし「この人でなければ嫌」と思わせる相手を得るのは難しい。お金を言い訳にする人は、お金がないことを理由に結婚もするし離婚もする。問題はお金ではなく自分自身だと美島は言う。
はやせは、結婚を決めたきっかけも明かした。彼女に「あなたと不幸になってもいいよ」と言われ、「幸せになりたい」ではなく「不幸でもいい」と言われたことで、絶対に幸せにしたいと思ったという。美島は、女性にそこまで言わせるのはナンバーワンホストの能力で、夜の世界なら女性が男のために夜の仕事へ移るほどの言葉だと述べた。テクニックは同じでも、目的がお金なのか、好きな人を得ることなのかで使い方が違うのだという。
扶養されることは弱さではない
足立は、どちらが稼いでいるかに価値を置かないから今の関係が成り立っていると話す。稼いでいないことへの後ろめたさもあまりなかった。こうしたメンタリティが広がれば、世の中が少し平和になるのではないかと考えている。三谷も、企画の出発点は、いくら稼いだか、再生数がどうだと大人がXで喧嘩している光景への違和感だったと明かした。
足立は、ある女性プロデューサーから「うちの夫なら扶養家族になるのは絶対嫌がる」と言われたことがある。足立自身は、何が嫌なのか分からないという。上下関係が苦手なので、扶養だろうが何だろうが構わない。変なプライドがあるとうまくいかない気がすると話した。
はやせの携帯電話は彼女の名義で、行き先が分からないと不安だという理由でGPSも入っている。パスワードもすべて彼女が知っており、クレジットカードには触ったこともない。地方のイベントや取材にも彼女がついてきて、現地での支払いをすべて済ませる。足立も最近まで妻のクレジットカードを持たされていた。最近は会社のカードを使うよう言われたが、その理由はよく分かっていないという。3人とも、お金まわりに疎いからこそ余計なストレスや見栄と無縁でいられる、と話した。
美島は、「女性の時代」だといら立つ男性を見かけるが、自分はまったく構わない、任せればいいと話した。リストラを家族に言えずにベンチで時間を潰す人のニュースを見ると、普通に言えばいいのにと思うという。弱いところを全部見せてしまったほうが楽だ、という点で3人の意見は一致した。
孤独への恐れと「1つの生命体論」
はやせは実家と縁が切れており、家族は妻と娘、妻の両親だけだという。だから妻を大事にしないと世界で1人になってしまう、と恐れている。足立も、妻がいなくなれば世界で1人になるという恐怖があると同意した。三谷は、50〜60代の男性は仕事関係以外の友人が少なく、特に日本人は孤独に陥りやすいのではないかと指摘した。
三谷自身は、ヒモ生活を3ヶ月ほどで離脱した経験がある。すぐに「稼いでいないとだめだ」という後ろめたさが出てきたうえ、洗脳しようと考えたこともなかったので、今日の話を聞いていればもう少し長く続けられたかもしれないと話した。これに対してはやせは、自分を1人の生き物だと思いすぎているのではないかと返した。男はただの部品の1つにすぎず、彼女と自分の2人でやっと1つの生命体なのだという。夜に限界まで密着し、どこが離れているか分からないほどくっついて「これでやっと1つだね」と言い合う。もとは1つだった生き物が岡山と東京に分かれ、それがまた1つになれた、という「1つの生命体論」を唱えており、最初は意味が分からなかった彼女も3〜4日目には同意したという。
はやせは、妻の歯を2本持ち歩いている。緊張したときには口に入れることもあるという。若い頃からの彼女の失効した免許証や学生証も持ち歩いている。ほかの女性のヒモにはなれず、「彼女専門」だと言う。
足立は、2人の中間にいると自己分析した。もし妻が突然亡くなったら、一緒にいてくれそうな人が2人ほど思い浮かぶという。やましい関係ではないと断ったうえで、子どもの学校の書類のことなども分からないので、誰かに協力してもらわなければ生活が回らないと考えている。三谷はこれを「ディフェンス型のヒモ」と名付けた。美島も、50歳を超えると同じことを考えると共感した。自分がいろいろな人に声をかけて仲良くなっているのも、無意識の防衛本能かもしれない。若い頃は全部いけると思っていたが、今は一人では生きていけないと思っているという。
はやせは、死による別れも嫌だと話す。行きたくもないパーティーに参加し、飲めない酒を飲みながら、社長たちに体を機械化する話を聞いて回っているという。彼女と子どもと全員が機械の体になり、命という概念から抜け出して永遠に一緒に生きる夢を描いている。三谷が『銀河鉄道999』のようだと言うと、はやせはそうだと応じた。一方、妻が70歳で先立ったら次の相手を探すかと聞かれた足立は、老人ホームで彼女を作るタイプかもしれないと認めた。手続きをしてくれるのは誰なのかが気になるという足立の答えに、スタジオは笑いに包まれた。
3人が語った感想
はやせは、周りに同じ境遇の人がいなかったなかで「先輩」の2人に会えて安心したと話した。自分がいてもいい世の中なのだと思えた、迷ったり困ったりした日もあったが人生の中でもかなりいい日だった、と語っている。
足立は勇気づけられたという。お金を稼いでもいいが、感覚としてヒモのような人が増えれば平和になるのではないかと漠然と思っていた。2人からも同じような言葉が出てきたので、その感覚が広がると嬉しいと述べ、「トランプに送ってみます」と冗談で締めた。
美島は、夜の世界しか知らなかったが、昼の世界の2人も似た感覚を持っていると分かったと話した。夜でも昼でもヒモ経験者には共通点が多い。自分だけ違う世界にいるわけではないと知り、「ヒモって最高ですね」と語った。
最後に三谷は、3人が全員結婚していることに触れた。中年の独身男性は、お金を稼ぐことではなく、ヒモになれるかどうかという方向に意識を移したほうがいいのではないか。そのほうが家庭も世の中も平和になる、という三谷の言葉に3人が同意して、対談は終わった。
オッケーです。オッケーですか?じゃあ、ヒモ特集あんまりやってないんですけど、大好きなヒモ、3人取材したなと思って。カード集まったな。そう。
それで、なんかちょっと今あるんじゃないですか?いくら稼いだかとか、どれぐらいフォロワーがいるかとか、男性がいかに自分がすごいかを誇示し合う時代じゃないですか。はい。そんなことよりも、どうやったら愛されて女性に養ってもらえるかってことを語った方が世のためになるんじゃないかと思って。だって無理くないですか?みんなのし上がれなくないですか?そうです。
で、このヒモを続けたことで才能を発揮し、物になった方々をちょっとお呼びして、世の男性たちにこういうルートもあるぞっていう。すぐに稼がなくていいんだよっていうことをちょっと分かってもらいたいなと思って、今日の伝説のヒモ3名に来ていただいたっていう感じなんで。じゃあちょっとそれぞれ自己紹介とヒモ歴をいただきたいんで、まずははやせさんいいですか?
はい。僕は都市ボーイズはやせと言いまして、配信者をやったりだとか、テレビの裏方をやっていまして、ヒモ歴で言うと、21か22ぐらいから31、10年ぐらいですかね。2桁、2桁言ってます。
それはちなみに1人の方?1人の。はい。初恋の女性で、その人に全て出してもらってました。初恋ヒモですね。初恋ヒモです。初恋です。はい。今日はちょっとはやせさんにヒモのご意見を聞いていこうと。お願いします。
続いて足立さん、じゃあいいですか?足立と言います。映画の監督をしたり脚本を書いたりしています。ヒモ歴はですね、20歳から食えるようになったところまでをヒモとするならですからね。だから20年ぐらいですね。はい。
だから20年、アカデミー賞ヒモってことで。20年経った後にアカデミー賞取られるの。アカデミー賞もらったらヒモ中ですね。ただあれは別に大きなお金がもらえるわけでもないし、そのままいろんな仕事に直結するわけでもない。へえ。ネガティブですね。ネガティブも20年選手。はい、20年。
年齢いいですか?僕38です。53です。52です。あ、52。同世代。そうですね。見えないです。
じゃあ今回、美島さんは現役のヒモっていうことでもある唯一なんですね。唯一です。美島光司です。よろしくお願いします。19歳からホスト始めて、ホストイコールヒモで、今現在ヒモなんですね。26歳年下、僕は52でしょ。まだ現役続行中のヒモで、ヒモで言うたら30年か、もう人生、高校卒業して全てヒモですね。
26歳年下の奥様に現在養ってもらって。妻がね、買ってくれて、これ着て行けって言うて、ちょっと地味なんですけど着てきます。おすすめでハンガーにかけてありました。街録に出ていただいた時も、美島さんはヒモにも関わらず紋付を着てくるって、紋付って書いてもら…。26歳年下の嫁に稼いでもらった金で紋付を買えるっていう、結構強者。はいはい。ほんで品種も買ってますやっぱり。
どうですか、お互いに。ヒモはヒモ同士会うことあるんですか?え、そのヒモのLINEがないで。ヒモも孤独にずっとやってい…。俺もヒモやってるんでっていう会話をしたことないです、僕は。はあ。僕は1人2人似たような状況の友達はいましたけどね。その時にその2人でなんか会話されたりするんですか?あ、しましたね。似たような業界にいるのかいないのか、キワキワみたいな状況なんで、よく会うことはあって、ただヒモについて喋ることはないですけどね。その、目を背けてクリエイティブな話するみたいな。
僕の前は割と受け入れてるというか、ここまで居たいなぐらいの感じではあったんですけど。ステを希望してたとこですか?そうですね。やっぱりすごく心地よいと言いますかね。気持ちが心地よいんですね。どうですか?僕はたぶんちょっと違ってて、抜け出したいっていう気持ちは常にありました。もう1日目から。どうにかこれを逆転してあげたいな、夢叶えたいなっていうのはずっとあったので、そこはちょっと違うかもしんないですね。あ、それはありましたね。同じでした。皆さん勝手に違うと言ってましたけど、面白さを感じながら喜ばせてあげたいな、いつかはみたいな。はい。常に。なるほど。
いや、僕はもうヒモであることが喜びであり、もうプライドの固まりでした。ホスト的に言うとどんだけお金使ってもらえるかがちょっと…。で、僕ホストって言いますけど、神戸の福原っていうソープ街で、僕、店もやってたんですけど、7人のヒモもやってたんですね。同時。はい。21歳、大学生の時です。で、そん時に僕は福原ヒモ協会の会長をやったんです。どういうことかといえば、昔ってもう女の子にはヒモがセットやったんです。ああ。そしてみんな昼間からタバコ吸って、もう永遠スロットしてるんです。そうしたらお腹良くなるんですね。
そうしたら7人もいて、僕らで1番っていう女の子のヒモやったので、会長会長と呼ばれて、ヒモ協会会長やったんです。へえ。で、お前んとこはなんぼやった?昨日何本や?お前んとこ何ぼやったとかって言うて会議するんです。何本ってどういうことですか?女の子の1人当たりお客さんにつくのが1本です。1人ついたら1本。ホスト用語ですか?いや、風俗用語です。1本です。ああ。7本ついたら7本か。お前んとこやるやないかっていう感じなんです。ああ、そう。風俗のヒモだから、女性が7人対応したかどうかみたいなのをヒモが把握してる。します。例えばお前んとこ何本、お前んとこ3本、俺んとこ6本やぞ。いかに強いカードを持ってるか自慢したんだ。僕も7人でしょ。
そして上流ヒモも下流ヒモもあるんですよ。要するに僕はもう超上流なんですね。なんでかって言うたら、女の子を迎えに行く時に、車乗って高級店の前に止まってるんですよ、僕は。ほんで1番下のヒモ協会の下っ端はママチャリで行くんですよ。女の稼ぎがないから。あ、なるほどね。で、ママチャリで待ってるんですよ。僕が通ってプーって鳴らしたらね、ママチャリで『あ、すいません』ってちょっとスペース下げてくれたりして、上流ヒモが通ったりするんです。ヒモ格差があるんすか?いや、ヒモ格差ですから。女の子の収入が格差ですか?直結ですか?
美島さんを呼んでるのに、2人は引いてます。いや、そういうとこにいたらそういう価値観になるんです。美島さんは細木数子さんのヒモになりたい。はい。細木数子さんに怒られて名前を変えられたとこです。そうあるんですもんね。ヒモになるべきでした。そっか。ヒモになるべきでした。細木さんは一晩いくら使う?10分で800万です。え、それで美島さんに対して800万。僕に対してムカついて、自分を指名してる子に、僕を1番から落とすために800万。ええ、すごい。すごい遊び方です。
世界観が違っちゃったら、ここで。いやいやいや、こっちもそれだけやってきたんで。ヒモ界のアカデミー賞ですか?素人のヒモですもんね。プロですよ。ヒモに格差というか、さっき言っちゃいましたけど、別にお金で測ってないですから。もちろんです。もう今1番ないですから。今1番お金ないですから。
私はこうしてヒモになりましたっていう、ヒモになった瞬間の話をちょっとそれぞれ聞いてもいいですか?はい。はやせさんからいいですか?ヒモになった。僕はそもそも彼女が初恋で、結婚してるんですよ。1回振られてるんで。むちゃくちゃな家で育ってるけど、ぶれずにここまで来ている俺を振る意味がわかんないなと思ったんですよ。ほんで初恋が18、19ちゅうことは、これ次の恋は38、今の年ぐらいじゃんと思ったんです。単純計算して。それおかしいなと思って、じゃあこの子が絶対間違えてるんだなと思ったから、間違いを正してやんないとと思ってストーキングしたんですよ。
具体的にどれぐらいの感じでストーキングされたんです?まず彼女が行ってた学校とか、行きつけのお店とかに点を打つんですよ。マップ買って、地図買って。で、それでぐっと円を作って、彼女の家が中心になってたから、その円をどんどんちっちゃくしていく。円形でどんどん小さく、彼女の家に行く方法をどんどん…。で、そのストーキングの仕方をテレンス・リーさんに話したんですよ。そしたらそれは米軍の方法だって言われた。ビンラディンを捕まえる時にやった技、相当すごいぞみたいな。
ぐーっと小さくしていって、3日4日目ぐらいに、夜中に家を出る僕を見つけて、弟が何してんのって。いや、こんなんがあったから間違いを正しくやりたいんだって言ったら、多分何かしらの法律に引っかかるんじゃないかって怒られたんですよ。それでやめたんすね、ストーキング。そうです。ストーキングをやめて、その後何年か後ぐらいに間違えて彼女に連絡したんですよ。同じ苗字の職場の上司がいて、彼女に間違えて、同じ苗字やからっていうことでメールしてたんですね。あ、やっちゃったと思ったら、あっちから会いたいって連絡が来て、そっからお付き合いが始まるんですよ。その時ちゃんと言ってます。僕はストーカーしてましたよっていう。
そん時に僕は夢追い人というか、作家業、テレビの作家やっていて、テレビの作家ってご存知ですけど、全くお金が少ししかもらえないんですよ。リサーチとかだけやらされて、でも気位だけは高くって、テレビ作ってるみたいな、俺おらんかったら進まんからなぐらい思ってたんですよ。そんなことない。全く僕なんかいなくても番組進むのに。で、ちょっと凧と一緒やなと思ってて、夢追い人っていうのは、グっと今引っ張ってる最中で、アルバイトなんかしちゃったらパッと手放して終わっちゃうんですよ。だからずっと引っ張らなあかんからお金出してくれよって言ったんですよ。働きたくないから。
だから俺ってぐっと引っ張ってるから、ごめんけど養ってくれって。月、僕作家のお仕事で2万か3万ぐらいしかもらってなかったんですけど、それ以外は全部彼女が働いて、高校時代からのお金とか、貯めてるお金とか使ってくれたりして。高校時代から貯めてた?貯めてたお金とか使った。お年玉とか。はい。なるほど。期間はどれぐらいだっけ?でもすぐでしたよ。洗脳なんて簡単なんだなと思いました。3日か4日目ぐらいには、いや私が食べさせるからって。まだ結婚してないんですけど、おばあちゃんがひ孫が見たいって言ってくれた100万円使って取材行ったりとか、海外に。お父さんがくれた、大学に使えよって言った100万円を使って行ったりとかしてたっていうのが、もうそっから抜け出せなくって、31か32ぐらいで食えるぐらいになるまで、10年間ぐらいずっと養ってもらってたっていう。
実際ホストだった美島さんから見たこの手法はどうですか?いや、すごいです。ホストっていうのはあくまでホストって分かってて出会ってますから。一般の人としてやるっていうのが相当難易度高いと思います。ホストに来るようなお客さんじゃない一般の女性に。これまた難しい。難しいです。へえ。絶対難しいです。そっか。3日4日、すごいです。会長がすごいって言ってます。
そういう素質がやっぱりあったのかなと思うね。うちの妻もそうですけど、そういうタイプの女性って少ないような気がしてて。10割ってできないですよ。これやっぱり10あったら2、3で、2、3割がもうすごい打率ですから。そう、2、3割すごい。そうですよ。10割だった。ありがとうございます。
それもストーカーですよ。重いですよ。ストーカーは未だにしてますしね。ヒモは31で終わってますけど、ストーキングはずっと続けて。彼女が行った歯医者が結構外側から見えるとこなんで、行ってその治療してるとこを外から見たりとか。それ愛なんですか?好きだから。好きだから見てたいっていう。治療してるとこはやっぱ中で見られないんで、外から覗いてみたりとか。彼女と待ち合わせをして、わざと、ちょっとごめん行けなくなったから1人で遊んでてって言って、後ろからついていったりとかはしてますね。今子供ができたんでなかなかできないですけど。
子供のこと邪魔だなと思っちゃう時もあるんすか?いや、子供の名前も、僕の世話をしたから、彼女からしたら僕は1号なわけです。世話をした1号。で娘なんですけど、じゃあ俺が1号だからこの子は2号だって言うて、彼女が2号っていう意味合いから名前つけましたね。長女なのに、第1子なのに2がつくみたいなこと。そうそう。双葉ちゃんみたいな、そういう名前をつけてますね。
やっぱヒモとしても、なかなかヒモにさせてくれる女性と出会うの相当難しい。難しいんじゃないかなと思うんですよね。やっぱりそれでもいいよっていう、いろんな価値観とか多様性とか言ってる割に、その辺はなかなか変わってないような気がしますからね。そのヒモを愛でるっていう多様性も認められたいですよね。そうですよね。それはヒモって言い方も良くないです。なんて言ったらいいかわかんないですけど。僕はちゃんと愛されてたし愛してたから、ヒモかって。言い方とか。
そうです。ガリレオとかもちゃんと支援してもらってあそこまで行ってるんで。メディチ家に支援してもらったんですよ。お金出してもらって。で、革命家と変わんねえじゃんて思ったんです。その時に、俺もガリレオじゃんって思って、彼女に言ったことありますし。俺ガリレオやからなって。
ヒモって僕はなんか結構好きなんですけど、言葉がちょっとふわふわっというか、糸みたいなイメージがあって、そうやって生きられたらいいなっていう、風が吹いただけでふわふわっと、幸せなイメージがある。可愛い。そうですね。誰が考えたのかわかんないですけど。ファンタジーな。ファンタジーな。
そんな足立監督はどうやってヒモになったかっていう、その瞬間っていうことで言うと?最近ちょっと占い師の人に見てもらったら、働くことと頑張ることがすごい苦手なんだって。すげえ当たってるなと思って。24歳ぐらいの時に、ちょっともうやっぱり仕事できないや、これ辛くてっていう風に思って。ただやっぱり養ってくれっていう言葉を直に言うと、引かれるかなとか、えっ、みたいなことになるのかなと思って。で、僕その時に70万円持ってたんですよね。で、それを全部あげて同棲しようって。
とりあえず俺はこれからも仕事は続けるけど、今俺の持ち金がね、70万ってちょっとしかないけど、全部君に渡すから、とりあえずこれをベースに同棲始めようって。すごいちょっとずる賢いかもしんないですけど、全財産を渡せば信じてもらえるんじゃないか。それで全然その後もう仕事はしなかったんですけど。この人、全財産をくれる人だ。貯金じゃないですけど。すごい。ちょっとだから、やり方としては少し違うけど、詐欺師の、最初に1回ちょこっとお金を返すから次も返ってくると思わせたシステム。まさにそうですね。言われてみると詐欺師だ。
24歳で70万円渡すの、結構勇気いりません?でももう俺分かってたんですね。もうここから先はもう絶対仕事しないし。その、仕事しないって分かってたんですね。彼女のことをすごい信じてたような気がしますね、僕自身も。で、向こうからも信じてもらってるんじゃないかっていうような気がして、それで渡したって感じですかね。
その渡した時の反応ってどんな感じなんですか?それは今でも覚えてるんですけど、動揺してて。彼女は僕より4つ下ですから、まだ大学卒業したばっかりぐらいです。で、僕は25、6の時に渡して一緒に住もうみたいな。動揺っていうのはやっぱり、あ、この人そんなことしてくれるんだみたいな。いや、全然まんまと引っかかったみたいな風には思ってないですけど、あ、やっぱりこういう反応してくれるんだなみたいな感じ。ですか?やっぱ4つの年齢の差は大きいっすけど。そうですね。ちょっと手の上で転がしてるんじゃないかも。
ちなみにその、はやせさんは1人目1発目で、足立監督の場合はそれまでも?でも僕はそれまで付き合った方って1人しかいなかったですから。でも考えてみたら、その1人目の方にもやっぱり世話になるタイプので。母親からも、褒め言葉だとは思うんですけど、あなたは人に養ってもらう能力がある、それは大切なことだっていうことは言われて。その人に養ってもらう力ってどうやったら備わるもんなんですか?
僕も髪の毛も乾かしてもらってますし、靴下も今日も履かしてもらってますし、服も同じようにかかってて、これを着ていきなさいって言われて、この場所も全部乗り換えてこのマップで行けってのを全部、乗り換えたら連絡しろとか、全部もらってるんで。なんでそこまでしてくれるのかわかんないですけど、でも可愛いんでしょうね。本当にシンプル。その可愛がられようっていう努力もありますし。そんな努力はやっぱしてるんですか?僕はしてます。かなり。
僕は生き物の中で1番可愛いのは猫やと思ってるんで、猫の真似します。もう足にベタベタついたりとか。よく手を舐めます。こう。します。家で。猫を参考にしてるんですか?猫を参考に、これだなと思いました。典型というか。
僕はもうその段階は通りすぎてしまったというか、やっぱりもうめっちゃ怖いですからね。もう世界で1番怖い人っていうか。だから可愛がられる努力みたいなことはあんまりしたことはないんですけど、もしかしたらそれは持って生まれた…。それすごい。それがないからやっぱ努力してます。
めちゃめちゃ監督は腹黒いですからね。本当に。そうなんです。奥様からセックスを断られた時に、その断られた様子を後に小説にして、お前のこんなたるんだケツとか体なんて俺以外に抱いてくれるやついないくせにとかを書くんですよ。やばい人なんですよ。毎日マッサージしてますよ。朝。それは素晴らしい。僕もしたいんですけど、させてくれないかもしれない。そうですか。ホストの目線から、愛される能力が高そうですか?
いや、高いです。はやせさん、僕と一緒ですね。一緒。やってもらう。全てやってもらうんですよ。へえ。ホストの場合はそこにお金、売上もやってもらうんですけど、それこそケツも拭いてもらってましたもんね。僕、年上にモテるんですよ。昔から年上にモテてきたから、下痢やったらトイレットペーパー挟んだまま歩いてるんですよ。ちゃんとしっかりと切れずに。そしたら女の子は笑ってくれたり。もうそんなんばっかりです。
じゃあ同じ猫型。そうですね。犬みたいにずっとじゃなくて、僕もう嫌な時はふーんって横向いたりしてるから。光司ですから、こうちゃん機嫌悪いのとかって言うて。ツンデレですよね。ツンデレますか?います。もちろん。やっぱ共通、猫の方がやっぱりヒモに近いかな。犬弱いすか?犬は疲れますよね。ずっと飼い主にずっと尻尾振るのしんどいでしょ。猫の方が楽ですよ。
確かにホストにハマる女の子って猫好きが多いですね。どっちかって言うたら、売れるホストもやっぱり猫型。犬を求める女の子って言ったら、やってほしい。むしろ自分がやってほしい。猫を飼ってる女の子の方がホストにはハマってますね、僕は今まで。お2人は仮にホストやってない人生ですけど、やってたら売れる可能性ありますか?ホストよりよっぽど才能ありますよ。もうホストやってたら、それはもうめちゃめちゃいきます。やっぱ甘えん坊とか強いですよ、ホストは。
僕ね、監督をパッと見た瞬間に思ったのが、僕が大阪で働いてる時に、京都から大阪に働きに来た伝説のホスト、一条さんとちょっと似てるんです。伝説のホストの一条さんは、昔のホストは全員180以上身長があったんですよ。一条さんは160ちょっとだったんです。それでものすごい甘えん坊で、すごいお客さんいるんです。甘えん坊です。はあ。監督見て、ちょっとその一条さんがよみがえりました。一条ってですね。
奥さんが26歳下。何年で?僕が4年前にホストクラブで働いてる時に、妻が初回で来たんです。初回のお客さん。それも間違って来たんちゃうんですよ。1番おっさんしかいないホストクラブをあえて探して来たんです。年上じゃないとダメなんです。おじさんだけのホストクラブ?あったんです。もう平均40以上ぐらいの店が1軒あって、僕働いてたんです。だからいいですよ。どんな若い子が来ても、間違って来てない限りおっさん好きですから。
でもそのおっさんしかいない中で、なんでその26歳の彼女は美島さんだったんですかね?ちょっとタイプやったって言いました。で、僕もすごいタイプやったんで猛烈に。はやせさんぐらいの勢いで攻めたんですか?恥ずかしいでしょ。もう50近くなるあれが攻めるのも。でもここだけは外したらあかんと思って。へえ。
で、それがちゃんと愛されるようになるのはどうや?最初は、例えば家近い女の子やのに、パッとなけなしの1000円、こう渡して帰りって言うたら、女の子はふわぁ、妻がジェントルマンって言うたんですよ。紳士って言うたんですよ。でもその感じって、導入として長く続かなさそうな気しません?やっぱ次の日来てもらう。次の日来てもらうって言うて家の近くで待ったりしますから。それこそはやせさんと違いますけど。家の近くで待つ。その女の子の家、大体分かるでしょ。もう聞いてますから。そしたらその女の子が仕事で帰ってく時間とかを大体分かってますから、もう近くで待ってて、同伴しようと思って。
でもおじさんのホストクラブって今もあるんですか?あると思います。ちょっと働いてみたいと思っちゃいます。はやせさん会話あるからね。若いホストの世界って、たまにドキュメンタリーとか見ててもすごい厳しそうじゃないですか。体育会な感じで、この厳しさは俺は絶対無理だなって感じあるんですけど、おじさんのホストクラブってもしかしたらちょっと緩い感じで。そう、無理したら大変ですからね。あんまり怒るのもしんどいですし、のんびりと。
足立監督ちょっとハゲてるんですけど、ハゲてるのポイント高いですか?はい。ハゲを強みにできます。全然できます。ちょっと帽子取らないですけどね。何歳からおじさん?はやせさんはおじさんじゃないですか?38歳。おじさんホストって言われてるのが30以上です。あ、じゃあ入れる。1番上は?今現在1番上は、僕がよく知ってる人で64歳がいました。へえ。僕が1番最初に東京来て働いた時、昭和9年生まれのホストいました。戦争体験者。僕も40いました。
戦争体験者。酔っ払ったらずっと戦争の話する。それ売れるんですか?いやいや、もう逆に盛り下がってるだけです。いいことですよね。そうやって若い子に戦争の話。そうなんです。若い子は戦争体験の話を勉強にしてたじゃないですか。お客さんに言われたのは、たまに端っこに座っててもいいけど、私と2人きりだけは嫌ですって、よく言われました。2人きりだけはやめてほしいって。
こういうトークを26歳の奥様にもするんですか?はい。します。はやせさんもそんな感じですか?します。そうなの?そもそもうちの子は東京出身で、ずっと実家住まいで、友達がたくさんいるタイプですよ。まずこの友達をどう削るかっていうので。そうなんだ。友達を削いで、どう自分だけを見てもらうかっていうのをするために。彼女が幹事でなんか会を開いたんですよ。もう30人集まってるみたいな。相当多いっすね。多くってやってたんすけど、それを1階でやってたんで、これ行けると思って、その1階のカーテンめくったら出る道路に9時間立って。オールするって言ってたから、9時間立って。いつでもお前見てるからなって。こいつを誘ったらこいつが外から見てくるんだっていう風なのを同級生に知ってもらって、まず、こいつもしかしたら私が行ったら死ぬかもなって思わせて、で、友達を全部削いでいって。
で、彼女が大学生やったんで、大学も行って、もう今日1日大学見たけど俺が一番面白いわって。こいつらと話しても何も身にならないから、ずっと俺といなさいって、ずっと洗脳し続けて、彼女、今友達ゼロですから。僕だけ。それを幸せなんかい?幸せです。完全に。
逆にそんなことしたら嫌われちゃう可能性あるんじゃないかって思っちゃったんですけど。嫌われないです。だってもう結婚するって決まってるんですもん。はあ。そもそも最初見た時にも結婚すると思ったんで。だからもう別れるとかってのは1度も考えたことないですし。相手から思われたこともない?もちろん。聞いたことないですけど、ないと思います。周りからの目は気になんなかったですか?その彼女の友達から。革命家ですから、他者の目なんか気にしてたら上京なんかしてないです。僕も岡山から出てきてますから、田舎から。気にしないです。全く人の目は興味ないです。
じゃあ奥様から1回も、やめてよ、ああいうとこ立ってんのみたいなことを言われたことも?1日警察来て、その時はちょっと言われました。警察。ちょっと誰かが呼んで。あと、やめろって言われたのは、化粧、僕大嫌いでして。彼女が化粧してる時舐め取ってたんすよ。猫なんで。その彼女の化粧を舐め取っちゃったりとか、顔をぐーっと寄せて化粧を移すみたいな、自分に。みたいなのをしてて。本当化粧が嫌だったんです、僕は。化粧してたら違う男の人が好きになっちゃうかもしんないし。僕だけのもんなんで、それが嫌なんで舐め取ってたりとかしてたら、それちょっと怒られましたけど、でも化粧やらなくなりましたね。もう何年もしてないです。へえ。すごいな。すっぴんが身についたんですね。基本すっぴんです。
服装とかも結構強く縛りを設けるんですか?いや、短いのも履くなよとか言いますけど、彼女自体そもそも服装とかの興味なかったんで、あんまそれは言ったことないかもしれないですね。じゃあ今の感じで言うと、もう圧倒的にはやせさんが上っていうか、支配してる感じなんですか?でも、あっちが僕の言うことを聞いてくれてるのは、こいつは人類の中で1番低い知能の人間だって、1番レベルの低いと思ってる僕のことだから、私がなんかしないと死んじゃうかもしんないなってずっと常に思ってるんで、立ち位置で言うとだいぶ彼女が上ですよ。へえ。だから猫がご飯食べたいからギャーギャー鳴くみたいな、あれに近いって思ってると思います。
上下的なこと言ったら、足立監督の下具合とはちょっと違う種類です。そうですね。だからうちは、女の人にしたとかって思って欲しくないっていうのはちょっとあるんですよね。お互い一緒にいるから幸せなのかね。でもやっぱ、あまりにも稼がない期間が長いと、やっぱり普通の価値観に支配され…普通の価値観って言っていいのかわかんないですけど、やっぱりお前なんとかなってこいよみたいな、そういうところはすごくありましたけどね。
なんとかなってこいよっていうプレッシャー。なんとかなってこいっていうプレッシャーが本当にやっぱりすごくて、1回でも彼女を喜ばせないと、何か作品なりを世に出してっていうそのプレッシャーはやっぱすごかったです。別に毎日のようになんか書けとか言われてたわけではないですが、元々僕のことを面白いと思ってくれてたっていうところがスタート地点でもあったので、応えてあげたいなっていうような気持ちはありましたけどね。
それで言うと、そのなんとかなってこいは何年目ぐらいから発動するんですか?子供が生まれてからぐらいですかね。いつ結果出すのっていうのをはっきり言われたのが37、8ぐらいの時ですかね。自分の中では、俺は結果出してあげたいけど、出さなくても許されたんだなっていうような思いでは生きてたんですけど、ある日突然、やっぱり37の時に結果出してって言われた時は、もうやっぱ人生で感じた恐怖体験の中でも相当高いですね。
もう本当に結果出ないもんだと。もう負けた、完全にっていうような、もう10対0で試合が終わったっていうような状態ですよね。ただ僕はやっぱり何かを書くのは好きだったんですよね。だから書いてることで彼女がもう喜ぶので、書いたもの見せたりしたら喜ぶ。やっぱり定期的にそれはご機嫌を取るっていうこともあって、書いては見せたりとか、書けなかったらなんなら人が書いたもの写したんだけど。何の意味もない。これ面白いから応募したらって言われて困りましたけどね。
ご両親にキレたこともあるんですよね。そうです。友達と飲んで夜中帰ってきたら、妻と母親がバトってたっていう。もう形だけでもとにかく妻の味方をしとかないと。両親はもうこの先死んじゃいますから、僕の面倒は絶対見れないわけで、だからやっぱここは妻の味方をしとく方がいいとかっていう計算も働いちゃうんですね。誰が僕を養ってくれてると思ってるんだみたいな。そんなセリフ聞いたことない。
はやせさんは10年間のどのタイミングで結婚したんでしたっけ?僕はむちゃくちゃ借金を彼女の家にしたりとか、あと消費者金融に借りてた時です。で、月2、3万しか稼いでない時に求婚しましたね。はあ。その向こうのご両親からの感じはどういう風?いや、挨拶しに行ったんですよ。お父さんお母さんに、結婚したいみたいな。だけども、勝手に彼女の実家を担保にして金借りたりとかしてたんで。勝手に?彼女には言ってたんですけど、両親に言えてなかったりとかしてたんで、どうしようかな、でも結婚したいし。そのタイミングも怪談の大会で優勝したタイミングだったんですよね。で、テンションも上がってて、このまま食べられるんじゃないかなと思ったんすよ。
で、そのまま挨拶しに行ったら、お父さんが僕に言ってくれたのが、お前はうちにもお金を借りてるし、結婚してこれからちょっと動きをセーブしようとか考えてないかって言われたんですよ。いや、もしかしたらそうかもしれない。結婚するし、この子のことをずっと養わないといけないな、ちゃんと普通の仕事かなと考えてたんで。確かにそうかもしんないですねって言ったら、これからもどんどん俺に迷惑かけろって言って、ブレーキ踏むんじゃなくって、これからどんどんアクセル踏んでもっと暴れろって言われたんです、お父さんに。で、そん時に初めて、ちゃんと働かなって思って、結果出さないとって思って。だから彼女よりはお父さんにケツ叩かれた、激励で。逆にそれ。はい。これはちゃんとやんないとと思いましたね。すご。でも、もしお金要るんやったら、もっと出してやるから好きにやれって言われたんで、まあ借りましたよね。分かった。
総額いくら。そのヒモにしたのはその後の話なんで。皆さんに聞こうと思うんですけど、ちなみにその総額いくらぐらいになるんですか?その養ってもらった金額みたいなのをやるとしたら。10年の生活費と、彼女の家から借りたのは、借りたというか取っちゃったのは、家族は知らなかったんで、3400万じゃないですか。プラス10年の生活費ぐらいですかね。はあ。10年の生活費、1ヶ月仮に15万とか。200万。まあそうかもしんないですね。10年で2000万プラス500万みたいな。まあそうかもしんないですね。それぐらい行ってたかもしんないです、もしかしたら。
はあ。足立監督はどうなりそうですか?僕はそう考えると、10年から、またさらに7、8年は増えるので、3000万円近くくらいって、4000万円。はあ。ただなんかたまに、僕うちの両親からも仕送りもらってた。すごい。普通に30ぐらいまでは仕送りしてもらってましたね。毎月のちゃんとした。向こうのご両親も支えてくれたので。だからそういう意味で、うちの母親があんたはそういう才能があるって言ったのかもしれない。
奥さんの向こう側にいる2人も巻き込んでるかどうかがやっぱ重要です。結婚できるヒモかどうか。さっき三谷さんがおっしゃった小説とか、妻のお母さん読んでますからね。ええ。すごいんですよ。これを奥さんが許可してるってのがちょっと奇跡だと思ったんですけど。あと浮気されたことはないですか?小説だと浮気心の話とか書いてあるじゃないですか。妻に浮気されたことがあるのかどうかというのは、正確なところは分からない。限りなく怪しいっていう風に思ってるんです。そのことも書いてますけど。
僕も全然浮気なんかされまくってると思いますよ。今まで。で、僕何にも言わないですからね。浮気を仮にされてたとしても、平和に過ごした方がいいなと。ただ僕はやっぱ美島さんほどそれは無理ですね。やっぱネチネチネチネチ言っちゃうと思います。なんならいい勝負できる、いい材料ができたっていうとこあるんですよ。そうなんですね。だからやっぱうちはそういうのでは、すごく普通の夫婦なのかもしれないですね。お互いにちょっと腹にあること持ってるしみたいな。だからその浮気したら、やっぱり責めながら、常に俺の方が有利に立てる。そうなんだ。
浮気していいって言われてます。していいけど、手足は切るって。ダメダメって。全部切るけどいいよって言われるけど、で、私がずっとあなたを養い続けるってこと。いいですね。すっごい。片っぽだけが重いとかじゃなくて、両方ともありだと。まあだから、やっぱ女性の人も、男にヒモ能力があるだけでダメなんですよ。だからやっぱそうなると本当に世の中が平和になるんじゃない?浮気すらも許せる力が女性にも必要だよっていうことを言いたい。
美島さんは総額とか言っちゃうとあれですか?ありえないですよ。ありえないです。すごすぎて。奥さんの分だけで換算するとどんな感じですか?いや、やっぱり結婚してますから。ホストの時はもうお金っていう感じでやってますけど、今は歯、セラミックいくら入れる?200万。200万?そんな感じの。もう全部。焼肉一緒に行ったんですよ。僕は調子乗ってチャンジャ噛んだんですね。で、チャンジャ噛んだら、セラミックがカチーンってなったんですね。約80万ですわ。
さすがにセラミック割れたって言うたら、妻も苦しそうな顔で、僕の顔よりまた金かかる顔されましたね。それでも払ってくれるんですよ。チャンジャでセラミック破損だよ。はい。チャンジャの800円で80万とかですから。
奥様は今もうゴリゴリにお仕事されて?はい。ほんでもう本当に何かあったら200万、何かあったらなんとかで。普段の生活は、例えば10万円財布に入ってたら、次の日減ってる分だけ補充されてるっていう。へえ。そう。例えばそんな感じです。すごいっすね。この4年で奥さんが貢いだのは?いや、ホストとか含めたらまあ…。すごい。はあ。
それって、その彼女がその金額をずっと稼げるわけでもないですよね。でもやっぱり稼げる子って言います。稼げる才能持ってるんで、やっぱり35ぐらいまではいけるやろうなと思いますね。今26ですから。あと、僕はちょっと還暦超えた。年金もらえる。そう、それぐらいですね。すごい。でも今回喜ばれたんですよ。確定申告した時、妻が、あんたの配偶者控除結構大きかったわとかって言う。それがすごい嬉しくて。高額納税者だから。そう、だからあんたの配偶者控除良かったって。なんか僕もやったって言うたんですよ。なんか仕事した感じ。配偶者控除とかの意味もよく分かってないんです。そう。だからその辺の勉強というか、一般常識が本当なくて。
例えば役所行ったり年金事務所とか行ったりして座るでしょ。そしたら相手、受付の人は親やと思ってるでしょ。そしたら妻が説明して、こっちがヒモですって言ったら、何とも言えない顔されるんですよね。え、働かれてないんですか?って僕が聞かれるんですよ。
ああ、なんで私が働いてるんですって言うたら、なんかおかしいな顔していつも。結構不思議な生物ですか?
病院とか全部彼女が一緒に来てくれて、彼女が話す。僕一言も喋らないです。お医者さんにこう言われても僕の顔見ないですから。もう彼女の顔途中から見て、一言もぽつと喋んないんで全部やってもらってます。だから役所も全部一緒に行って、僕のも彼女が全部やってます。
ああ、そういうところについてきてもらうっていうのは共通してるかもしれない。そう、ついてきた。僕も基本的に病院とか、あとその役所関係みたいなところはついてきてもらってます。確かに。でも本当、ついてきてもらったこともないし、病院にそんな奢ってもらったこととかがまずないかもしれない。確かに、よくよく考えたら。
やってもらえる力ですよね。やってもらえる力。子供ができた時に、病院さすがに2人で行けないから1人で行ってきてって言われて、ドキドキしながら行ったんすよ。そしたらその病院の人が「1人で来られたんですね」って言いました。それもなんかすごい嬉しかったです、僕は。嬉しかったです。1人で来られました。ありがとうございます。1人できた。初めてのお使い見てるみたいな。本当優しそうな。ほんまに。
だから、はやせさんの場合は自分の調べることを自分で発表するみたいなところが多いじゃないですか。立ちの車行って、大勢動かさなきゃいけないじゃないですか。あ、そうですね。その病院に連れてってあげる側みたいな仕事じゃないですか?どっちかって監督って。
いや、実は一番やることがないんですよ、監督が。本当に?黙ってても作品できますからね。びっくりしてできますからね。何でもなく。やっぱあとやってもらう力が高い方がいいんじゃないかなっていうのは、今あると思うんですけど。
実験してみてほしいすけど、1回本当に何にも言わないで最後までどうなるかって。あ、でも言わなくても始まるので、撮影が。うん。これ撮んないとやばいよねみたいな。何も言わない。これやばいよね。で、俳優さんも演じてくださいますし、カメラマンの方が撮影もしてくれますし、助監督さんがどんどん進めていきますから、いかに俺が必要かっていう風に振る舞う。
本当に分かってるのは俺だよっていう佇まいを出すっていう。それどうやってやるの?なるべく喋んない感じですか?何か考えてそうな顔。何か考えてそうな顔。実際何考えてんですか?実際ほぼ空白な感じがしますよね。あと、これ言ったら仕事来なくなっちゃうかもしんない。これ面白いのかな?自分で書いて、自分で結婚書いてある。すっごい自信がなくなっちゃうことはありますね。すごいですね。
で、ホストとか営業だから攻めが必要です。攻めも必要ですけど、やっぱ監督言われたみたいに、やってもらう能力が高い子がやっぱ売れますね。うん。やっぱりやってもらう人のためにやってあげたいと思わせる能力って、やっぱりそれ共通してあるんですかね。そう。やってもらう。そう。やってあげたい。逆にやってもらえない男性がたくさんいるわけじゃないですか。
この企画ついさっき、48歳で年収200万円の状態で婚活しましたっていう人がいて、そのエッセイを書いてるんですけど、一応マッチングしてるんですよ、一応。で、別に見た目とか収入を理由に振られてるわけじゃなくて、なんとなく自分からフェードアウトしちゃってるみたいな感じだったんですよね。40代ぐらいになってから結婚できなくて焦り出してる男性に、なんかアドバイスというか、愛される力みたいな。
僕まだ先の話なので、30代で分からないんですけど、僕は本当にただただ愛してるだけで。本当にただ純粋に。浮気なんか1度もないですし、女性も苦手で基本女性とも話さないですし、彼女しか見えてないし、彼女しか見てないし、これからもそうであり続けると思ってるんですよ。
それをどう相手に伝えるかですよね。日本の人って愛してるって言いづらいみたいな、恥ずかしいみたいな、言わんでも感じ取れよみたいなあると思うんですけど、僕はもう常日頃から毎日言ってますね。愛してるよ。好きだよ。可愛いよ。昨日よりも可愛いし、娘生まれて、娘1番かなと思ったらお前がまだまだ1番やわ。この子やっぱ2番まで、お前1番可愛いって毎日。マッサージしますし、どんだけ自分が人生をかけてあなたを好きで愛していて、これからあなたに幸せになってほしいと思ってるかを見せられるかどうかってのが1番じゃないかなと思ってますね。
逆に言うと、それぐらい愛する人とまだ出会えてないってことなんですね。やっぱね、僕が彼女を愛して幸せにするのは僕の人生の使命やと思ってるんで、最初はあなたに支援してもらったけど、こっからは僕のターンだよってので今バリバリやってるんで。そこをどう見せるかじゃないですかね。メリットデメリットとかじゃなくって、どんだけ愛してるぞというのを見せるかっていうのが、シーンなんじゃないかなと思うんですけどね、僕は。
素晴らしい。おっしゃる通りだと思うんですよね。まず大前提として、めちゃくちゃ相手のことを愛してるっていうことが大前提。それがないと、やっぱなりようがないと思いますし。だから僕1回「私大切にされてる気がしない」っていう風に言われた時は、やっぱりかなりドキッとしましたね。
逆に言うと、それをさせないためにちゃんと大切にすれば愛されるよってことですもんね。まあ、そうですね。やっぱり大切にするっていうことはすごく大事。大事というか、男の人ってやっぱ単純に威張ってる気がしちゃうなという風には見えますけどね。威張ってる気がする。まあ、要はちょっと収入が妻より多いだとか、そういうことで内心無自覚に威張っちゃってるというのか、俺がこの家を支えてるみたいな感覚っていうのが拭いきれないんですかね。
それはもう僕はやっぱり、こういう生活が長かったから言うわけじゃないですけど、たとえ稼ぎが0円だったとしても、僕、それ対等だっていう思いはずっとあったんですよね。だから稼ぎが多い少ないとかみたいなことは、本当に本当に重要じゃないっていう風に思いますけどね。
はやせさんが今言われたことって、完全にナンバーワンホストなんですね。え。やり方っていうのは、やっぱり相手を思って。世間一般で働いてたらそんなドラマってないでしょ。会社行って帰ってきて弁当食うてって言うだけでしょ。そこにいかに自分が入っていって、24時間の中に侵入していって、そしてドラマを作っていく、感情を揺さぶっていくっていうのがやり方なので、そういう面では40歳で200万やったとしても、よっぽど決定的に悪くない限りは、この人じゃないと嫌っていう人をゲットすることは難しいですけど、誰かと付き合いたいっていうんやったら全然可能ですね。
あ、全然可能です。結婚も可能です。全然可能です。ほんでよくね、みんな言い訳で、お金稼いでないから結婚できないって言い訳しますけど、そういう人はお金がないからまた離婚しますよ。要するにお金を言い訳にしたら結婚するし離婚もします。言い訳。お金じゃなくて自分自身ですから。自分自身の中ですから。
そう。結婚しようって思ったきっかけがあって、彼女の一言で「あなたと不幸になってもいいよ」って言われた時に、幸せになりたいじゃなくて不幸でって言われた時に、あ、これはもう絶対幸せにしたいと思いましたね。
もうナンバーワンホストです。それ言わしたら、女の子が夜の世界に行ってしまうんです。その子のために昼の仕事やめて夜の方に行くっていう、そこまで言わせる能力ですよ。へえ。それ言わせたらホストナンバーワンです。確定です。はい。
ちょっとさ、一緒ですよ。女の子をやっぱりその気にさせるっていうのは、使い方ですね。使い方。はい。テクニック同じでも、目的がお金になるのか、好きな子をゲットするのかっていう。すごいな。
ヒモの関係が成立してるっていうのは、僕すごい幸せな状態なんじゃないかと思って。やっぱりお互いがどっちが稼いでるだなんだっていうところに価値観を置かないから、それが成り立つんじゃないかなと思うんですね。稼いでないっていうことに対しても、あんまり後ろめたさもそうなかったんで。だからそういうメンタリティになれば、世の中もう少し平和になるんじゃないかなって思ったりするんですけどね。
ヒモだけだったら戦争ないかもしれない。そうです。平和だと思うんですよ。本当そうじゃない。確かに。絶対そうだよねって。確かに、この企画をやろうと思ったのも、いくら俺が稼いでんだとか、再生数がどうこうって言って、いい大人がXで喧嘩してるのが嫌だなと思ってて。すごいですよね。
それとは無縁な世界で生きてる人たちに集まってもらおうというので、お願いしました。有名な者の前でプレゼンしてオラつく以外にできる道あるんだなっていうのを示してくれたらいいなっていうね。必要ないですからね、そんなことする。そう。
僕1回、女性プロデューサーの人に「うちの旦那だったら扶養家族みたいなのって絶対嫌がる」みたいなこと言われたことあって。で、僕はやっぱりそれ何が嫌なんだろうって。むしろ上下関係とかすごく苦手なので、別に扶養だろうが何だろうが、なんだっていいやみたいなところがあるんですよね。そこにやっぱり変なプライドみたいなのがあると、ろくなことになんないような気がするんですけど。
携帯も彼女が名義ですもん。GPSも、どこに行くかわかんないからって、不安だからっていうので入ってますし、僕の携帯とかパスワードとか全部彼女知ってますし。へえ。クレジットカードとかも僕触らしてもらったことないし。彼女が全部お金管理してるんで。
美島さんが、例えば出張でイベントとかで地方とか行く時は?はい、ありますね。そこでの支払いと全てついてきます。全てついてきた。全ての取材で彼女が後ろにいます。ええ。全部お金出してくれて。そうです。その現地での支払いとかも全部彼女がやってくれますね。すごいですね。
お小遣いじゃないですけど、僕も最近までずっと妻のクレジットカードを持たされて、それを使ってて、最近なぜか会社のクレジットカードを使ってくれって言われて、それはなんでなのかよくわかんない。その辺が分かってなくて。あんまりその辺に疎くて良かったとはちょっと思うことは。そう、気にしないからこそ円満にできてるし、扶養されることでそういう余計なストレスもない。見栄を張らない。扶養されるっていうのはやっぱ今の日本に必要な力な気もしますね。いらないです。そうですね、特に男の人はそうかもしれないね。
よく女性の時代だって言うてイライラしてる人を見たことあるんですけど、全然いいと思ってますもん。だから任せちゃえばいいの。そうですよね。任せちゃえばいいんですよね。そうなんです。ああ、いいですね。
たまに僕ニュース見たら、リストラされたことを家族に言えなくて、公園のベンチで座ってるとか聞いたりするんですけど、俺普通に言うたらええのに、俺ダメやったって一瞬ですけどね。うん。言えた方が楽です。いや、めっちゃ楽だ。楽ですよね。言った方が。弱いところ全部見せちゃった方が。そうです。本当にそうです。ダメなところほど先に言うべきです。そうですよね。すぐに言えばいいし、任せちゃった方がいいし、扶養された方がいいし。そうなんです。極力された方がいい。
実家切られてるんで。あ、そうですか。本当にもう家族が彼女と娘しか今いないんですよ。あと彼女側のご両親としかいないんで、本当大事にしていかないと僕1人になっちゃうんで、世界で。うんうん。その恐怖あるんですよね。やっぱ妻がいなくなったら完全に世界で1人になるっていう恐怖感みたいなのはありますね。
でもだから本当実際に50代60代で世界で1人みたいな気持ちになってるんですよ。しかも男の場合って、あんま仕事関係じゃない友達少なくないですか?そうですね。やっぱ会社内とか仕事先の関係しかないっていうのは特に日本人は多い。退職したら、そういう孤独になっちゃうだろうなっていう。確かに。
逆に、ヒモを3ヶ月ぐらいで離脱しちゃった人として、なんか質問ある?いや、聞いて思ったのは、僕は結構すぐに後ろめたさみたいなのが出てきちゃって、稼いでないとダメなんやとか思ったんで。で、あと洗脳しようとかも思ったことなかったんですよ。初めて今聞いて、あ、そういう考え方あったんやっていう。そしたらもうちょっと長くヒモやってたかもしれないですね。
1人の生き物と思いすぎかもしれないですね。彼女と合わせて1つの生き物なんで、ただの部品の1つなんですよね、男なんか。女性と僕と2人でやっと1つの生命体やと思ってんですよ。そうそうそう。で、夜とかにむちゃくちゃひっついて、もう限界まで引っついて、やっとこれで1つだねってよくやるんすよ。はい。
こんだけ本当に密着して、どこがひっついてないかわかんないぐらいひっついてたら、やっぱり元々俺らっていうのは1つの生き物で、それが別れて岡山と東京になって、今1つになれたから、もうこれむちゃくちゃええことやと思うわっていう。はあ。1つの生命体論っていうのをずっと唱えてて、彼女にですね。はい。それは彼女も最初からそうだよねって?いや、私も本当にそう思うって言った。3日目、4日目ぐらいからですね。最初何言ってるかわかんなかったみたいですけど。すご。
常に持ち歩いてるものがあって、奥さんの歯と。え、え。奥さんの歯を2本持ち歩いて。すごい。身長した時に口入れたりとかした。あと常に持ち歩いてるのは、奈良の時からの全ての免許証に穴開けたやつと。ああ。ほんまの写真、学生証。あ、綺麗な人。めっちゃ綺麗な方ですね。ここまで好きになれ。平成28年ぐらいが1番ちょっと大変そうな顔しますけど。確かにそう。
失敗働してたかも。へえ。奥様以外のヒモにはなれない。この彼女専門です。そうですね。すごいです。専門です。
で、僕はちょうど中間ぐらい。僕は今、もし妻が突発的に死んじゃったりとかしたら、この人だったら俺と一緒にいてくれそうだなっていう人は、全然何のやましい関係はないですけど、2人ぐらいしか。すごい。有事のことを考えてるんで。
やっぱり僕、奥名だからかもしれないですけど、やっぱり死んじゃったら、子供たちのそれこそ学校系の書類のこととかもよくわからないんですよ。だから大変なことになる。だから絶対誰かに協力してもらわないと回っていかないだろうなっていう思いはやっぱりあるんですね。
あ、結構ディフェンス型のヒモですね。オフェンス型じゃないですか?あ、確かにそうですね。なんかあった時に困るなとかって、一応なんとなくそういう目線でスカウターで見てるっていうか、ハンターのように探してるわけではないですけど。
それすごい。監督と比べたら監督申し訳ないんですけど、年齢近いっていう意味で、やっぱり50とか超えたら確かにそれ考えますね。今いなくなったらどうしよう。仮に美島さんの奥様がいなくなったとしても、なんとかなりそうな気がしますけど。でも僕はいろんな人に声かけてるんやと思います。無意識に防衛本能じゃないですけど、やっぱり人と仲良くなってる方が何かあった時。防衛型なんすよ。僕も攻撃に見えますけど防御なんですから、結局。年齢もあるんですかね?はい、年齢あります。若い時はもう俺は全部行けると思ってますけど、基本的に生きていけないと思ってます。僕もそうです。
そうだ。まだこれ言うても2人から一回りだから、ちょっと違う領域なのかもしれない。そうです。こっちに来たら結構。死という別れも本当嫌なんで。今パーティーに行きたくないけど参加して、社長らに色々聞き回って、体を機械化するっていう話を聞いて、あ、夢があって。彼女と子供と全員マシーンになって、命っていう概念から全部抜けて永遠に生きていたいんですよね。ずっと一緒っていう。はあ。機械人間。機械人間みたいな。銀河鉄道999じゃないですか。そうですね。それをちょっと今考えて、色々パーティーとか参加して。すごい行きたくないのに、飲めないのに酒飲んで。
じゃあ奥様が70ぐらいで亡くなるとするじゃないですか。そうです。新たな誰かを探しそうですか?70で誰かを探すのか。うーん。まあ探すというか。確かに老人ホームとかで彼女とか作るタイプっぽいすか?そうですね。なんかわかんない。なんかそういう手続きとかをしてくれるのが誰なんです。手続きの教室ない質問になったまあったですね。
実際、今日3人でトークしてみてどうでしたか?今日の感想聞いていいですか?僕は周りにいなくって、初めて自分以外のヒモの人と、先輩ですけどお会いして、ちょっと安心しましたね。僕がいてもいい世の中なんだって思って。自分以外を見て、今日本当にいい日やな。迷ってたとか困ってたりとかした日があったけど、そんなん関係なく笑顔で生きられると思いましたね。2人に会えて、本当に人生の中で結構いい日やなと思う。嬉しい。
どうでした?僕もそうですね。勇気づけられたというか、別にお金稼いでてもいいんですけど、感覚としてヒモみたいな人が増えれば平和になるんじゃないかみたいなことはゆらゆらと思ってて、今日お2人からやっぱり同じような言葉が出てきて。戦争がなくなるかもしれない。だからその感覚がちょっと広がると嬉しいなと思いますけどね。ちょっとトランプに送ってみます。そうです。知ってんだ。
どうですか?僕も夜の世界しか知らなかったですけど、こんな2人みたいなすごい方もヒモされてきて、感覚も結構似てるものがあって、昼間の人でも夜でも、やっぱりこういうヒモ経験の人っていうのに類似点がいっぱいあるんやなと思いまして。僕もこういうお2人にちょっと近づけるん違うんかなと思って、本当に、あ、よかった。俺だけの違う世界じゃないんやっていう。ヒモって最高ですね。いいですね。
はい。いい、いい言葉出ました。ヒモって最高って。生きてる方がいい。はい。愛されてますし。確かに。皆さん妻子持ち。最高です。確かに全員結婚してる。そうなんです。すごいよ。確かに本当平和ですよ。平和です。
中年の独身男性に夢を与えられる時間かなと思うんですけども。確かに、中年独身男性はお金を稼ぐんじゃなくて、ヒモになれるかどうかの、さっきの養われる力にシフトした方がいいと思いますよね。うん。その方が家庭が平和になるような気がします。そう思います。それで世の中も平和になりますしね。ありがとうございました。これ先生も全然しもあるし。そう。
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