燻製屋ウインナーを丸ごと炊き込む「虚無」炊き込みご飯と、チーズ入りの背徳アレンジ

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概要

料理研究家のリュウジが、ウインナー「燻製屋」の案件動画として炊き込みご飯を2品作る回である。1品はノーマルの「燻製屋 熟成あらびきポークウインナー」を米と一緒に炊くだけのもの、もう1品はチーズ入りの燻製屋とマッシュルームを使ったアレンジ版だ。リュウジは今回の料理を、手間をかけない「虚無」レシピとして位置づけ、なぜ手間の少ない料理に価値があるのかも語っている。

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燻製屋を「虚無」で使う理由

リュウジは並行して、キャンプで燻製を食べる動画も撮っていると紹介したうえで、今回は虚無の路線で作ると宣言する。燻製屋のウインナーはしっかり味がついていて焼くだけで済み、とにかく楽だからだという。ウインナーがどかっと乗ったレシピを撮るときは必ず虚無にしている、とも話す。

燻製屋には、ノーマルのほかにチョリソー、チーズ、ブラックペッパーの3種類がある。新発売というわけではなくすでに売られているが、知らない人が多いだろうとリュウジは言う。3種類とも食べて、全部おいしかったそうだ。チョリソーではペペロンチーノ、ブラックペッパーでは丼を別の動画で作っており、今回使うのはノーマルとチーズの2種類である。

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チーズ味の試食

本編の前に、チーズ味をそのまま試食する場面がある。スタッフによると、チーズは肉との相性がよく、特に燻製した肉のうまみに合うと考えて商品にしたという。肉のうまみとチーズのうまみをしっかり出すのが狙いだそうだ。

食べたリュウジは「美味しい」と評価しつつ、自分はチョリソーが好きだと率直に話す。それでもうまいと繰り返し、ビールが飲みたくなる味で、酒に合いそうだと感想を述べた。燻製自体がおいしいから、という見方である。

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ノーマル版:材料は燻製屋と米だけ

ノーマル版の材料は、基本的に燻製屋と米だけだ。米は2合で作るが、チャンネルで2合に合わせているだけで、1合でも問題ないという。

米は軽く洗う程度で、1回くらいでよい。白米として食べるのではなく味をつけるので、それほど洗わなくていいという理由だ。水は2合の線よりやや少なめにする。そこにコンソメと鶏がらスープを小さじ1と1/3ずつ入れる。2つを合わせた方がうまみが強くなるとリュウジは説明する。さらにガーリックパウダーを14振り入れる。

ウインナーは2袋を丸ごと乗せる。リュウジは、ソーセージはあればあるだけうまいと話す。最後にバター20gを入れて、普通モードで炊く。

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バターもウインナーも「後入れより炊き込む」

この工程について、リュウジは自分のこだわりを説明している。多くのレシピではバターを最後に乗せるが、炊き込んだ方が絶対にうまいという。炊き込むと米が少し硬めになり、ピラフのような食感になるからだ。

ウインナーも後から入れた方がいいと言われることがあるが、これも炊き込んだ方がうまいとリュウジは主張する。燻製屋は肉のうまみが強く、燻製の香りも米に移るからだという。

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アレンジ版:マッシュルームを握りつぶし、チーズ燻製屋を入れる

アレンジ版も米と調味料はノーマル版と同じで、コンソメと鶏がらスープを小さじ1と1/3ずつ使う。リュウジは、ぶっちゃけこっちの方がやばいと話す。味の構成は同じでも、仕上がりは全然違うという。

加えるのはマッシュルームだ。チーズとの相性がいいこと、そしてリュウジ自身が好きなことが選んだ理由である。マッシュルームがなければほかのキノコでもおいしい。今回はブラウンマッシュルームを使ったが、ホワイトでもよい。キノコが入っていると栄養面で「謎の安心感」がある、ともリュウジは冗談まじりに話す。

マッシュルームは1パックすべてを、親の敵のように手で握りつぶして入れる。どこまでつぶすかは好みで、ゴロゴロ感が残る「半殺し」くらいがよいとリュウジは勧める。完全につぶすと食感が消えてしまうからだ。マッシュルームの香りをもっと楽しみたい人は、完全につぶしてもかまわない。

そこにチーズ味の燻製屋を全部入れる。このウインナーは中にチーズがつぶつぶの状態で練り込まれているので、炊いている間にチーズが出てくる。さらに炊き上がり後にチーズを追加する。リュウジ自身も「非常に頭の悪いレシピ」と表現している。

こちらはバターは入れるが、ガーリックパウダーは入れない。チーズがあるのでなくてもよく、後から味変で加える方法もあるという判断である。

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「手間が少ないこと」がなぜ優秀なのか

アレンジ版の準備中に、リュウジは虚無レシピについて自分の考えを語っている。頭が悪くて簡単なレシピには爆発的なおいしさがあり、だから虚無レシピは人気があるのだという。

リュウジによれば、家庭料理では手間が少ないことがとても優秀だ。手間の少ない料理なら、自分の時間を自由に使える。手間をかけた料理もいいが、1時間かかればその分だけ自分の人生の1時間を失うことになる。今回のレシピはマッシュルームを半殺しにしてソーセージを入れるだけで、その手助けを燻製屋がしてくれる、とリュウジは語った。

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炊き上がりと仕上げ

ノーマル版を開けると、ウインナーが丸ごと並んだ見た目に、リュウジは「バカのご飯ですね」と言う。ソーセージを3本ほど一緒によそって食べるのがおすすめだという。この作り方は4年前ぐらいに始めたもので、かなり初期のレシピだとも話している。

アレンジ版は、炊き上がりにスライスしたチェダーチーズ4枚を乗せ、ご飯の熱で溶かすために少し蒸らす。チェダーはリュウジの好みで、普通のスライスチーズやピザ用チーズでもかまわない。チェダーは色がつくのもいいという。蒸らしたあとはチーズがとろけて背徳的な見た目になり、スタッフがアメリカっぽいと言うと、リュウジはまさにそれをイメージしていると答えた。チーズがご飯の中にばらばらにあるのがいいとも言う。最後に黒胡椒をたっぷりかけ、醤油や、洋風なのでアジシオで味を調える。

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試食:ノーマル版はパラパラであっさり

ノーマル版の米は、バターを炊き込んだのでパラパラに仕上がっている。リュウジは「想像の7倍」うまいと話し、燻製の香りと味が米に移っていると評価する。スタッフはコンビニのおにぎりにありそうなジャンクさがあると感想を述べた。

味変には「マジスコ」を使う。持っていない人はタバスコや好みのホットソースでよい。酸味が加わるのも合うという。

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試食:チーズ版はこってりした背徳飯

チーズ版について、スタッフはこちらの方が好きだと言う。炊き込んでもウインナーの皮がパリッとしているのがいいという点にも触れている。リュウジは好みは人によると前置きしたうえで、ノーマル版はあっさり、チーズ版はこってりで、背徳飯が食べたいときに向いていると整理した。作り方は簡単なのに、ご褒美飯のような満足感がある。

黒胡椒は挽いて使った方がいいという話もあり、思ったより3倍ブラックペッパーが合うと話す場面もある。チーズ版にもマジスコやホットソースが合いそうで、あった方がいいかもしれないとリュウジは言う。

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リュウジのまとめ

リュウジは最後に、どちらもアレンジ込みでうまいので両方試してほしいと話す。チーズ版はマッシュルームのうまさも加わって「食事」らしくなり、サラダを添えれば完璧になる。ノーマル版は比較的あっさり食べられる。

ウインナーは炊き込んでも、うまさだけが米に乗り移る。皮は長時間炊飯してもバキバキのままで、それは物がいいからだろうとリュウジは推測している。燻製屋はチーズ味も含めてそのまま焼いてもおいしいので、ぜひ食べてみてほしいと締めくくった。