丸亀製麺「トマたまカレーうどん」と「うどんメシ」を食べ比べ、リュウジがトマたまを家で再現する

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概要

料理研究家のリュウジが、自身のチャンネルで初めて丸亀製麺の商品をレビューした回である。話題の新商品「トマたまカレーうどん」と、店で見つけた「うどんメシ」をテイクアウトし、自宅にいた桑田龍征さんらと食べ比べた。トマたまカレーうどんは高く評価し、そのまま家庭で再現するレシピを作っている。一方、うどんメシは厳しい評価に終わった。後半は再現の手順と、試食で出た本家との違い、締めのご飯やチーズのアレンジまでを扱っている。

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出来たてを食べたいリュウジと、カメラを忘れたスタッフ

商品は店で受け取ったばかりで、店員がリュウジのファンだったため写真を頼まれたという。容器には「2時間以内にお召し上がりください」とあり、少しだけ温め直してから食べることにした。

撮影担当がカメラを忘れて家に取りに帰ったことに、リュウジは不満を口にしている。食品レビューは出来たてを食べなければならないので、取りに帰るなら先に言ってほしい、物事には優先順位がある、という趣旨だ。こうした事情もあって、なぜか家にいた桑田さんと一緒に食べ始めている。

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トマたまカレーうどん:トマトは「ほんのり」、出汁の効いた軽いカレー

テイクアウトのトマたまカレーうどんは、うどんとスープが別容器に分かれていた。開けるとニンニクとスパイスの強い香りがし、リュウジはうどんにスープをかけて食べる形式だと説明する。テイクアウトできることを知らなかった、と言う出演者もいた。

食べた感想としては、まず「結構スパイシー」で、味の中心はカレーだという声が出た。商品名からトマトが前面に出た味を想像していたが、実際にはトマトは「ほんのり」程度で、思っていた味とは少し違ったとリュウジは話す。全体としては「出汁カレー」に近いと受け止めている。スープにはしっかりとろみがあり、出演者は「ライトなカレーうどん」と表現した。具は少量の肉と卵とじで、肉はあまり目立たない。

麺については、テイクアウトして持ち帰る途中でも伸びておらず、やはりうまいという評価で一致した。リュウジによれば、この商品は流行っていて、自分が行ったときにはちょうど売り切れになり、「俺で終わり」だったという。流行るのも納得だという。

評価はA+が2つ並んだ。理由として挙がったのは、うどんとの相性がとても良いこと、バランスが良いこと、重くないことだ。リュウジは「これからの時期に食いたいうどん」と表現している。一方で、具材感がもう少し欲しかったという意見も出た。肉でも何でもいいので具が足りないという指摘に対し、天ぷらなどのトッピングを乗せる前提なのだろう、今回は買わなかったが、という見方も示された。

リュウジは最近、チェーン店の商品を「自分が家でやるならこう作る」という形で再現するのが楽しく、自分の中のトレンドになっていると話す。近くに丸亀製麺がない人もいるので、そういう人向けでもあるという。この回でも、後で再現すると予告している。

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うどんメシ:味の問題ではなく食感の問題

次に試したのが、丸亀製麺の新しい挑戦として買ってきた「うどんメシ」だ。ソース味とネギ味の2種類で、そば飯のそばをうどんに置き換えたような料理である。店頭の鉄板で焼いていたという。

ソース味を食べた最初の感想は、「美味しくない」という率直なものだった。そば飯のそばにはプリッとした歯ごたえがあるが、このうどんはネチョッとしていて、麺の嫌な部分が出ているという。ご飯よりもうどんの存在感が前面に出ており、出演者は「コンビニの焼きうどんで、水滴がついて落ちた後のような感じ」とたとえた。テイクアウトしたせいで伸びたのかもしれない、本来は鉄板で焼き上げる料理だから、という見方が出た。一方でリュウジは「そもそも論な気がする」とも述べ、これまでなぜうどんメシがなかったのかを考えればこうなるのかもしれない、と振り返っている。

ネギ味は豚肉が入り、キャベツも多めで、ニンニクの効いたパンチ系の味付けだった。ソース味よりは好みだという声もあったが、やはり少しネチョッとしている。価格は790円と聞いて、出演者は「結構高い」と反応し、塩だれの牛丼の方がいいかもしれないという話にもなった。

改善案としてリュウジは、うどんをもっと油でよく焼き、パリッとさせるくらいまで焼けばよいのではないかと話す。ただし、忙しい丸亀製麺の店舗オペレーションではそこまではできないだろう、という認識も示した。調理法次第でいけそうではあるが、ファストフードには向いていないかもしれない、というのが二人の見立てである。出演者からは、オペレーションを全部テストしたうえで出したのか疑問だ、という声も出た。

評価は厳しかった。ソース味について、出演者の一人はCをつけ、なぜ出そうと思ったのか分からず、トマたまとの差がありすぎると述べた。リュウジはこれを自分の評価より低いと受け、うどん好きとしてはここに手を出さなくてもよかったのでは、と話している。うどんの良さを全部なくして悪いところしか出ていない、という意見も出た。ネギ味はC+で、ソース味より若干ましという扱いだった。ただ、リュウジは評価の差は小さく、問題は味ではなく食感だと繰り返している。寝かせるとどんどんダメになっていく感じがするので、テイクアウトで食べるものではないのかもしれない、という声もあった。

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再現の方針:以前の自作レシピを改める

うどんメシの結果があまりにひどかったので、「救いたい」と言いつつ、ここからトマたまカレーうどんの再現に移る。リュウジは以前にも「こうじゃないかな」と想像して作ったレシピがあったが、実物を食べてみると全然違っていたらしい。そこで今回は、実物を参考にしながら改定するという位置づけだ。作るのは1人前である。

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下ごしらえ:ニンニク、生姜、豚肉、生のトマト

ニンニクは「5g」と言って感覚で切ったところ、量ってみると7gだった。リュウジは、ニンニクは入れたら入れただけうまいので多少多くても構わないとしている。生姜は約5gで、こちらは量ってもほぼその通りだった。これをみじん切りにする。

作業の合間には、再現動画が面白くて自分の料理より再現料理ばかり撮ってしまい、撮影が渋滞しているという話も出た。料理研究家としてそれでいいのか、という自虐も添えている。視聴者から「作ってみた」という反応も多く、以前は堀江さんの和牛マフィアの焼きそばも再現して美味しかった、と振り返った。

豚こま肉は60〜70gを細かめに刻む。本家の肉も細かかったからだという。家庭版の方が肉は多めで、うどんにはこれくらい入っていた方がうまいとリュウジは話す。丸亀製麺では採算が取れなくなるので、ここまでは入れないだろうという推測も添えた。

トマトは、本家がフレッシュトマトを使っているらしいということで、生のものを用意した。量は100〜120g程度。本家の印象については、どこかサンラータンっぽさがあったが酸味は強くなかったので、生のトマトではないか、という見立てだ。本家ではトマトが溶け出しているというより具材として入っていて、微妙に形が残っていた。そのため、形が少し残る程度のサイコロ状に切る。小さいトマト1個で十分で、丸亀製麺はそれほどコストをかけられないはずだから、これでもむしろ使いすぎぐらいだ、と話している。ホールトマトを使うなら、最初に炒めた方がいいかもしれないとも補足した。

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スープ作り:カレー粉と二種のうま味、とろみは片栗粉で

オリーブオイル小さじ1と半分で、ニンニクと生姜を炒める。使っているステンレスの鍋は熱が伝わりやすく焦げやすいので、弱火で炒めると注意している。作業中にも黒い焦げが出て、熱伝導が良すぎると直に焼いたようになる、と説明した。続いて豚肉を加える。

カレーの味については、家庭のカレールウではなくインドカレーっぽかったので、カレー粉だろうとリュウジは判断した。水300cc(2人前なら600cc)を入れて強火で沸かす。本家のスープは強くはないがとろみがあり、そのとろみは片栗粉でつける方針だ。

味のベースについては、出汁っぽさがあるものの出汁だけではないとみて、ほんだし大さじ半分に鶏がらスープを加える「ダブルスープ」にした。リュウジは、出汁は入っているが出汁を取ってはいない、と表現している。本家の味が結構濃かったので、鶏がらスープもほんだしと同じ大さじ半分とした。

沸いたらカレー粉大さじ1を入れる。使ったのはインディアンカレーで、S&Bでも構わないが、その場合は少し辛くなるという。ここでトマトも加えると、本家と同じような香りになってきたと出演者が反応した。ただ、トマトの量は本家より少し多いかもしれないとリュウジは見ている。

塩と醤油小さじ1で味を整える。とろみをつけた後では味見しにくいので、その前に味を見るのがポイントだという。とろみは本家でも「めっちゃついていた」という認識で、片栗粉大さじ1を水で溶いて加えた。冷凍うどんは並行して3分から3分半ほどで解凍しておく。

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卵の入れ方:とろみをつけてから細く流す

卵は1個使う。リュウジは、本家には1個も入っていないかもしれないと推測している。卵を入れるのは片栗粉でとろみをつけた後で、弱火にしてぐつぐつしているところへ、線を描くように細く流し入れる。こうすると塊にならず、本家のような細かい粒になる。リュウジは「これはとろみをつけた後じゃないとできない」と強調した。

仕上げに塩をひとつまみ加える。さらに本家の説明書きに「ごま油を効かせて」とあったため、最後にごま油を小さじ1ほど回しかけた。リュウジはごま油で「オリエンタルの香り」をつけると説明している。解凍したうどんにカレーをかけ、写真を見ると本家はネギを乗せていたので、小ネギを散らして完成とした。仕上がりについては「もうまんまやん」と言い、本家とほとんど同じ「トマたまカレーうどんのジェネリック」だと紹介した。

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試食:本家より甘さが控えめ、それ以外はほぼ同じ

食べた直後にリュウジは「風味からパンチから超えちゃってます」と話し、本家へのリスペクトを感じるあっさり感もあると評した。出演者からは「いくらでもいける」「注文するわ、これ」「間違いなくうまい」という声が上がった。卵の量もちょうどよく、食べ過ぎにならないという感想も出た。

トマトについては、再現版でもそれほど主張しないという意見で一致した。生のトマトを使うとそうなるのかもしれない、とリュウジは推測している。本家との明確な違いとしてリュウジが挙げたのは甘さで、本家の方が少し甘い。砂糖を少し足せば、本家とほぼ見分けがつかなくなるだろうと話した。

23:50

締めのご飯と粉チーズのアレンジ

リュウジは、余ったスープにはぜひご飯を入れたいと話す。丸亀製麺の店内ではご飯を入れられるが、テイクアウトではご飯がつかない。自分で作ればスープが多く残るので、ご飯と混ぜてカレーリゾットのようにしやすいのが利点だという。ご飯は200gでも十分なほどスープが残り、塩をひとつまみ加えて「カレーうどんメシ」風にした。器に1本だけ残っていたうどんを「おまけ」と笑いながら食べている。

食べた出演者たちは「やばい」と口々に言った。ごま油で中華っぽさも出ていて、それがご飯に合うという。さらに粉チーズをかけてリゾット風にしたものも好評だった。チーズありとなしのどちらが美味しいかという問いには、「別物なので両方食べた方がいい」という答えだった。

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片栗粉の後に卵を入れる理由と、味の重なり

試食の中で、改めて卵の入れ方が話題になった。片栗粉を入れないと卵が大きな塊になるが、とろみがついていると糸のように垂らせるので細かくなる。これがかき玉で、卵もプリッとした食感になるとリュウジは説明した。サンラータンなど中華のスープで使われるやり方だという。出演者は、カレー、中華、和の出汁がすべて感じられるのが面白いと話している。

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失敗は「お蔵入り」もある、うどんメシは今回は見送り

リュウジは、いつも一発で再現しているように見えても失敗することがあり、失敗したときはお蔵入りにして後日撮り直したことが何度もあると明かした。今日はトマたまカレーうどんが上手くいってほっこりしているので、これで終わりたいという。うどんメシの再現にも挑んで失敗したら立ち直れないとも話し、うどんメシについては後で自分なりにリベンジするかもしれない、と含みを残した。

最後に出演者は、再現してもらって改めて「丸亀すげえな」と感じたと述べた。うどんのチェーンがこのカレーの味付けでメニューを出すのは相当な根性が要るうえ、ちゃんと美味しい、という評価である。リュウジは、本家を食べたうえで家でも作りたい人は、自分の「ジェネリック」版も試してほしいと呼びかけて締めくくった。