リュウジが勧める「至高のケンミン焼きビーフン」:ニンニクとオイスターソースを足してフライパン1つで作る

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概要

料理研究家のリュウジが、子どもの頃に食べていた市販品「ケンミン焼きビーフン」の、自分が一番好きな食べ方を紹介する回である。本人は冒頭で「これ案件じゃない」と断り、金のやり取りはない「勝手にプロモーションする」企画だと説明している。袋の裏のレシピをベースに、ニンニクとオイスターソースを加え、肉と野菜の扱いを変えたアレンジだ。若い世代にはなじみの薄いビーフンを、もっと家庭の献立に入れてほしいというのが話の軸になっている。

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子どもの頃の味と、ビーフンという食べ物

リュウジによれば、ケンミン焼きビーフンは味付きのビーフンで、子どもの頃に祖母がよく作ってくれたという。パッケージは変わっているかもしれないが、とにかく美味しい商品だと話す。同席したスタッフは名前を知っている程度で、食べたことはなかった。

ビーフンを知らないスタッフに向けて、リュウジは「米の麺」だと説明する。古い中華料理店にはビーフンが置いてあるという。スタッフから「フォーのような麺か」と聞かれると、「全然違う」と即答した。フォーも米の麺ではあるが、もう少し太く平たい麺だという。パッタイの麺も米粉だと補足し、米粉で作っているので「多分グルテンフリーなのかな」とも推測している。

2:00

材料:きくらげとニンジン、キャベツ、長ねぎ、豚こま、ニンニク

分量は2人前で、1人前なら半分にすればよい。

きのこは何でもよいが、リュウジは食感が合うきくらげを勧める。なければしめじや平茸でもかまわない。乾燥きくらげは水に浸けて戻しておくのがポイントで、使う量は6g。本人はAmazonで大容量を買っているので、いつでも使えるそうだ。

野菜はニンジン約40g、キャベツ約150g、長ねぎを使う。キャベツはこの日は春キャベツで、芯を除いて150gほどにする。肉は豚バラでも美味しいが、豚こま肉で十分美味しくなると話す。

もう一つの重要な材料がニンニクだ。パッケージには書かれていないが、入れた方が美味しいとリュウジは言う。収録時は2本目の酒を飲みながらの調理だった。

3:04

切り方と「焼きそばに入れるものなら合う」という目安

ニンジンは細切りにする。なくてもよいが、彩りが良くなるので入れた方がいいという。キャベツはざく切り、長ねぎは斜め切りにする。ねぎは香りが良いので入れた方がいいが、ニラでもかまわない。

具材の選び方について、リュウジは「焼きそばに入れたらうまいもの」なら大体大丈夫だと考えてよいと話す。今回は醤油味なので、味の方向は甘いソース焼きそばではなく、上海焼きそばに近いという。

ニンニクはこのアレンジの要だという。リュウジは以前、介護施設で週に2回ほど手作り料理を作っていた。そのときに出したビーフンがとても人気だったそうだ。その時はケンミンの商品ではなく普通のビーフンだったが、やはりニンニクを使っていて、15gほどたっぷり入れていたという。今回もビーフン自体が美味しいので、2〜3片、15〜20gほど入れると香りが立つと説明する。苦手な人は入れなくても美味しいとも添えている。

きくらげは細いのでざく切りにする。豚こまは塩こしょうしておく。まな板が具材でいっぱいなので、肉はハサミで切ってしまう。

調理の合間には、スタッフに「今日ビーフンなんだ、楽しみだな」と言っておくと美味しくなる、と冗談めかして話す場面もあった。作る人は期待されると頑張るものだ、という理由である。

7:10

炒め工程:ニンニクを焦がしめにし、オイスターソースで深みを足す

フライパンにごま油を大さじ1入れ、ニンニクを炒める。少し焦がしめにすると良い香りがつくという。もともと醤油味で美味しい商品だが、醤油とニンニクの相性がとても良いので、このアレンジにしているそうだ。そこにごま油の香ばしさも加わる。この手順は老人ホームで作っていたやり方と結構似ているとリュウジは振り返る。

スタッフから「ビーフンは別鍋で戻すのか」と聞かれ、リュウジは「フライパンにそのまま入れる」と答えた。フライパン1つで完結する作り方である。

次に豚肉を炒め、ニンジンと長ねぎも入れる。リュウジによれば、ケンミンの公式の作り方では野菜を炒めず、ビーフンの上に乗せて作るのが基本だという。ただ、ニンジンと豚肉は先に炒めておいた方がいいと本人は考えている。ねぎは香りが出るので入れた方がよく、今回は青い部分を使ったが、よく炒めれば美味しくなるという。

ここでオイスターソースを入れる。パッケージには書いていないが、入れると深みが出るそうだ。続いてキャベツときくらげを加える。スタッフに醤油はいつ入れるのかと聞かれ、リュウジは「この中に入っている」と答えた。ビーフン自体に味が付いているからだ。キャベツはこの後蒸されるので、炒めは軽めで十分だという。

10:20

水を入れて蒸し焼き:袋の分量を守る

硬く乾いた状態のビーフンをそのまま投入し、水を加える。2袋なら340cc。1袋と2袋では水の量が違うので、袋に書かれた分量でやってほしいと念を押していた。リュウジは、水分を麺に吸わせる点が自分のワンパンパスタと同じ感覚だと話す。

水を麺に吸わせたいので、野菜は脇に押しのける。そうするとスープで野菜も蒸されて、ちょうどよくなるという。最初は「蓋はしない」と言いかけたが、パッケージに「蓋をして蒸し焼き」と書いてあることに気づき、蓋をして中火で約3分加熱した。本人は普段、ひっくり返しながら作ってしまうそうだ。

11:21

待ち時間の話:中華料理店のビーフンと業務用ビーフン

蒸している間、ビーフンは中国から渡ってきたもので、だから中華料理店にあるのだとリュウジは説明した。ただ、今はビーフンを出す中華料理店は減っただろうとも話す。味付きでないビーフンは白く、業務用としてどっさり入ったものが売られている。それをお湯などで戻してから炒めるのが普通で、大量調理に向いているという。老人ホームで作っていたのもこのタイプで、入居者の中には本当にファンがいたと振り返る。ケンミン焼きビーフンは醤油の味付けがあらかじめ入っている点が違う。

3分ほどで麺は水分を吸い、ほぐれる状態になる。リュウジは、麺が水分を全部吸ってくれるのがこの商品のポイントだと話す。

12:36

ローソンの企画がきっかけで再会した

リュウジによれば、ローソン商品を扱う動画の企画でケンミンの商品(チャプチェ)を紹介したところ、ケンミン側から「よかったら食べてください」と連絡が来た。久しぶりに焼きビーフンを食べたら美味しかったので、今回の企画になったという流れだ。スタッフの一人はその企画以来、チャプチェを買っていると話していた。

水分がほぼなくなったら黒こしょうを振る。刺激が欲しいので黒こしょうを使うのがリュウジのやり方だ。皿に盛ると、最初の小さな袋からは想像しにくい量になる。リュウジは、水を吸ってかなり増えるので家族も喜ぶ量だと話す。辛いものが好きならラー油をかけると「最高の酒のつまみ」になるという。

14:21

実食:オイスターのコク、焼きそばより食べやすい細さ

試食にはスタッフの「A子さん」も加わった。リュウジは、今の若い人はビーフンを食べたことがない人が多いかもしれないと言う。そのうえで、野菜もたっぷり取れるので、家庭のレパートリーにもう少しビーフンがあってもいいと話した。

食べたリュウジは「やっぱうまいな」と言う。オイスターソースを入れているので濃さとコクがあり、ニンニクの香りも効いているという。スタッフからは、焼きそばより麺が細いので食べやすいという感想が出た。リュウジは自分の祖父の世代が食べるようなイメージの商品だと話し、昔はCMもやっていたと振り返ったが、スタッフはそのCMを知らなかった。

スタッフが「ご飯が食べたくなる」と言うと、リュウジは「これをおかずにして食べる人もいる」と答えた。マーボー春雨のような感覚で食べる人も多いという。全体にしっかり味が付いていることについて、普通のビーフンなら醤油やオイスターソースを入れて一緒に炒めないとこの味にはならないので、味付き商品は楽だと説明した。フライパン1つで作るのでもっとベタベタすると思っていたが全然ベタつかない点を、リュウジは「謎の技術」と表現している。

16:55

アレンジ:好きな野菜、シーフード、そして酢

量が多くて無理だと思っていたのに意外と食べられる、という声も出た。リュウジは、野菜は好きなものを入れていいと言う。白菜でも美味しく、余っている野菜を全部入れてもかまわない。スタッフが挙げたシーフードにも同意し、シーフードミックスやエビ、イカもよく合うという。昔からある商品をブラッシュアップして紹介するのが自分にはいいと思った、とも語っている。

さらに足すなら何がいいかという問いへの答えは酢だった。基本的に醤油焼きそばのような味なので、少し酢を垂らすとさっぱりして、もう少し食べ進められるという。スタッフも味変として好評だった。

18:05

締めくくり:忙しい人の昼食に

リュウジは、このビーフンは野菜をたっぷり入れれば一皿で野菜・肉・麺が取れて完結するので、昼食や忙しい人にとても便利だとまとめた。

最後に、最近ローソンで冷凍の焼きビーフンが売られていて、よく見たらケンミンが作っていたという話をした。それはまだ食べていないが気になっているという。ケンミンはチャプチェなど米粉の麺製品をいろいろ作っているようで、塩味など別の味もあるので、気になったら試してほしいと呼びかけて動画を終えた。