中野優作が語る「売上につながる企業のSNS発信」と、大丸松坂屋百貨店のインフルエンサー事業
新R25チャンネルSNS発信に力を入れても売上や採用に結びつかない企業は多い。新R25の番組では、中古車販売のBUDDICAを率いる中野優作さんをゲストに招き、SNS時代の企業発信について聞いた。中野さんの立場ははっきりしていて、成否の大半は最初の設計で決まり、再生数を追うこととビジネスの成果を得ることは別物だというものである。後半は番組提供元である大丸松坂屋百貨店のインフルエンサー事業の責任者・岡崎さんが加わり、中野さんがその取り組みを評価する形で進んだ。
週8回出演、2022年9月からの発信
中野さんのYouTubeチャンネルは現在4つあり、すべて毎日投稿になっている。他社のチャンネルへの出演も含めると、本人いわく「週8ぐらい」出ているらしい。YouTubeへの初登場は2022年9月で、そこから3年半ほど続けてきた。
中小企業のルール:大手の真似もしない、色物インフルエンサーにもならない
中野さんがSNSを始めたのは社員が50人ほどのときで、今は200人規模に近づいている。この規模の会社には、大企業とも、フリーランスとも違う戦い方があると中野さんは言う。
大企業はCMやテレビ、雑誌、チラシを使える。そこで規模のゲームを挑んでも勝てないので、「大手っぽくやらない」ことが第一のルールになる。代わりに出すのは「生の手触りのあるもの」で、普段の仕事や日常を懸命にこなし、その良いところを切り取って見せる。タレントを使った飾った発信では勝てないので、生で届ける。その結果として、普段の仕事自体を頑張らないと見せるものがなくなる、とも中野さんは付け加えた。
もう一つのルールは、フリーランスのインフルエンサーと自分を分けることだ。中野さんのフォロワーは100万人を超えており、区分としてはインフルエンサーに入る。それでも、踊ったり炎上を狙ったりしてインプレッションやフォロワーを稼ぐゲームは絶対にやらないと決めている。中野さんはこの二つを「制約条件」あるいは「作法」と呼び、その中で発信している。
「回るネタ」と「売れるネタ」は違う
SNSを頑張っても売上に直結しないと嘆く経営者は多い。その原因を聞かれた中野さんは、まず自社の数字を示した。撮影などの運用コストはかかるが、それを上回る広告収入がすでに入っており、特にYouTubeではコストの何倍もの利益が出ている。実質的に運用コストはゼロで、広告収入だけで事業として成り立つ水準だという。さらに、SNSを起点に生まれた売上は100億円を超えると中野さんは話す。
発信の軸は二つあり、一つはビジネス系、もう一つは車だ。車の発信から自社に顧客を流すが、この領域にはライバルが非常に多い。だからテクニック以前に、ビジネスと同じくポジション取りが重要になる。差別化とリピーターづくりの工夫が必要だというのが中野さんの考えである。
中野さんはSNSの運用会社も経営しており、うまくいかない企業の典型をよく見ている。他人の動画で伸びているものを見て「これをやれば回るのでは」と真似をするパターンだ。YouTubeにもTikTokにも「回るネタ」は確かにあるが、それは「売れるネタ」とは違う。自社と関係のないネタでフォロワーを増やすことを優先すると、何のためのアカウントか分からなくなり、たとえ伸びても事業には生きてこない。
しかも、そもそも伸びないことのほうが多いと中野さんは指摘する。演者は役者ではないので、社長や社員がノリで流行りを真似しても「寒く」なってしまう。伸びないうえに、伸びても事業につながらない。中野さんはむしろマイナスになっている企業がかなり多いと見ている。
BUDDICAが成果を出せている理由として中野さんが挙げたのは、最初からどの数字を取りにいくかを決め、そのための設計しかしないことだ。売りたい商品があり、そこへ流すためにどんなストーリーが必要かを考え、普段の事業との関連性を踏まえて入口を設計している。
採用:応募の入口の6割が自社サイトとSNS、選考通過率は約5%
採用面での変化を聞かれると、中野さんは「とんでもない」と答えた。BUDDICAは資金調達をしないスタートアップで、創業から5期目まではほぼオーガニックとハローワークだけで採用し、約50人まで成長した。
SNSを始めた現在、グループの社員数は約180人になった。採用の入口の約6割が自社ホームページとSNSからの流入で、ハローワークが約1割、各種媒体が約3割だという。正社員に限れば8割がオーガニックである。
選考の絞り込みも変わった。中野さんによると、中古車業界の採用率はおよそ30%で3人に1人を採るが、BUDDICAは約5%で、20人に1人まで絞れている。
中野さんは、生の日常を出しているため入社前後のギャップがないことを重視する。そのため内定辞退や選考途中の離脱がほとんどなく、スタートアップでありながら離職率は10%を切り、教育コストも低い。踊ったり騒いだりして人を集めても、普段の仕事はそうではないので辞めてしまう、というのが中野さんの見立てだ。
同じことは顧客にも当てはまる。SNSの基本は集客と採用であり、ギャップがあれば客は来てもリピートしない。だから「嘘はやらない」のがSNS運用の一丁目一番地だと中野さんは言う。多少の味付けはするとも認めている。
ブランドとは約束、悩みや問題もさらけ出す
中野さんは、ブランドを顧客との約束だと定義する。BUDDICAはこういう会社だと思って入社したり利用したりした人の期待を超えることが大切で、期待と実態に差があってはいけない。たとえ話として、ルイ・ヴィトンの店にドン・キホーテのようなガチャガチャが置かれていたらおかしい、という例を挙げた。
そのうえで中野さんが意識しているのが、日常の起伏を見せることだ。社員や中野さん自身がもがいている姿も出していく。社内で問題が起きたときも、中野さんはすべて公表してしまうという。本当に悩んでいるのだから隠さない。嘘は雰囲気でばれるからだ。問題があるのに笑って「大丈夫」と言っていても、目の下にクマがあれば「寝てないんじゃないか」とコメントがつく。そこを乗り越えるとファンがつく。頑張って成果が出た、苦しんで仕組みができた、という過程を見せることが重要だと中野さんは話した。
BtoB企業こそSNSをやるべき理由
「うちはBtoBだからSNSはいらない」という声に対して、中野さんはコストの面から反論する。どの会社でも1人採用するのに数十万円を払っている。一方、SNSのコンテンツは数万円あればかなり作れる。仮に1人の採用に50万円かけている会社がその費用をSNSに回し、それで1人採れれば、それ以上の方法はない。オーガニックで来る人は辞退率が低く、採用プロセスも簡素になり、質も良い。さらにSNSは積み重なる資産であり、うまくやれば広告収入というプラスも生む。
営業面の効果もある。BUDDICAにもBtoBの事業があるが、相手はすでに発信を見ているのでアイスブレイクが要らない。中野さん一人ではなく社員を追ったドキュメンタリー的な動画も出しているため、客は担当者に好感を持った状態でやって来る。中野さんはコミュニケーションコストが半分ほどになり、営業効率がかなり上がると話した。
SNSをやらないことはむしろリスクではないか、という問いに中野さんは「絶対ですよね」と答えた。今の時代、ホームページや電話がない会社は相手にされないのと同じで、SNSはそれくらい必須だという。中野さん自身、毎日届くオファーのうち、顔が見えない相手とは会わない。SNSを見てきちんとしている人でなければ会わないので、SNSをやらない側は機会損失をしている可能性があるとも述べた。
「広告宣伝費はSNSをやらない罰金」
中野さんが周囲に言っているのが「広告宣伝費はSNSをやらない罰金だ」という言葉である。SNSをやっていれば広告費は要らない。規模にもよるし、BUDDICAも広告を多少は回しているが、広告費はSNSの上乗せとして余裕があれば使えばよいという考えだ。
中野さんによれば、広告費換算でBUDDICAは数億円規模の費用が浮いている。半年前に換算してもらったところ、年間6億円と言われた。広告費が足りないなら少しSNSを頑張って、浮いた分を社員に還元すればよいというのが中野さんの主張で、本人はこれを「僕のポジショントーク」と笑った。
中野さんはSNSを「新規事業だと思ってトライするべき」とも言う。新規事業を立ち上げれば、何とか形にしようとする過程で人が鍛えられ、チームが団結し、新しい技も生まれる。続けていくうちに上達もする。
コスト比較の例として、中野さんは雑誌を挙げた。かつては地方誌の2ページに取り上げてもらうたびに100万円ほど払っていた(今もそういう媒体はある)。発行部数はせいぜい10万部程度だが、今ならYouTubeで1本出せば10万再生を自社で取れる。
失敗の原因は最初の設計、最初の3カ月はプロに頼むべき
数カ月で挫折する企業の特徴について、中野さんは「大体の失敗は最初の設計が甘い」と答えた。PDCAが回っておらず、分からないまま手探りで投稿を続けている。SNSも事業と同じで、作法があり、それに沿えばある程度の変化は作れる。ところが素人はそのルールを知らず、中野さんのたとえでは、速く走りたいのに走らずに別の練習ばかりしているような遠回りをしている。中野さんは自分の場合、たまたま自分で考えて、やりながら進化できたと振り返る。今は情報が多すぎて、「これをやればいいんじゃないか」と手を出してしまう人が多いという。
近くに道案内をする人がいれば設計から一緒に進められるが、コストを惜しんで自力でやると、やればやるほど泥沼にはまる。最初に失敗するとモチベーションが大きく下がるので、中野さんは「最初だけ本当3ヶ月でもいいから絶対お願いした方がいい」と勧めている。お金を捨てたと思ってもいい、必ず経験に生きる、という。型ができたら、そこから自分で工夫すればよい。ゴルフも最初は習うのと同じだとたとえた。
プロに頼むとき何を求めるかについて、中野さんはブランドを毀損しないこと、嘘をやらないことを挙げた。インプレッションを稼いで「伸びているでしょう」と言うことに注力されるのは嫌で、採用を増やしたいのか、集客を増やしたいのかという目的に合わせて設計してくれる会社がよいという。「バズります」「再生数保証」をうたう運用会社も多く、フリーランスにはそれが合うかもしれないが、中野さんが求めるのはそちらではない。
中野さん自身も運用は外注、内製化の落とし穴
経営者目線での考えとして、中野さんは外注費を惜しむより稼ぐ時間を優先すべきだと話す。運用代行に仮に50万円、100万円かかるとしても、経営者は外で100万円稼いできて支払ったほうがよい。自分でやって費用を浮かせるには、それ以上の時間がかかるからだ。3カ月教わって手を離れたあと、自分でやりたければやればよい。
中野さん自身、これだけ発信が得意でも、運用はすべて外部の運用会社に任せており、社内にSNS担当者はいない。YouTubeだけで月2000万再生、全体のインプレッションでは何十億という規模なので、そろそろ社内にも必要だとは感じているが、今のところは社外である。
理由の一つは言いやすさだ。社内の人材はマネジメントや教育が必要で、そのためには自分にノウハウがなければならない。社外なら「もう少しお金を出すからこうしてほしい」「クオリティが下がったのでは」と遠慮なく要求できる。
運用会社を経営する立場からも、中野さんは内製化を急ぐ企業に注意を促す。社内の担当者1人がボトルネックになることが非常に多いという。その人が作ってきたアカウントがあり、社長もその人を信頼しているため、その人が同席していると「これはダメだ」と言いづらい。うまくいかないから相談に来ているのに、その担当者が「一度自分にやらせてほしい」と止めてしまい、進まない。中野さんは融通が利かなくなることを避けるため、あえて社内に置いていない。さらに、社外の運用会社は複数のアカウントを回して知見を溜めていくので、「別の会社でこういう成功事例がある」という提案が期待できる。
後半:大丸松坂屋百貨店のインフルエンサー事業とは
後半は番組提供元の大丸松坂屋百貨店から、インフルエンサー事業の責任者である岡崎さんが加わった。岡崎さんの説明によれば、この事業はもともと、自社で強い動画SNSアカウントを作り、インフルエンサーのように広告収入や案件を得る新規事業として始まった。再生数が伸びてバズが生まれ、フォロワーもつき、それを再現性をもってできるようになったため、そのノウハウで他社のアカウント運営支援やプロデュースに乗り出したという。
きっかけはコロナ禍だった。店舗が一斉に閉鎖され、本業に手も足も出なかった時期に、店舗以外のデジタル、オンラインのビジネスをしようとして生まれた事業の一つがこれだと岡崎さんは語る。2022年の初めごろ、社員があれこれ言い合いながら低予算で始め、メンバーを増やし、動画のプロも転職で加わってノウハウを蓄積してきた。
特徴として岡崎さんが挙げたのは、まず自社の実績である。1本のショート動画で8000万再生、InstagramとTikTokの合計で1億再生といった動画があり、それを社内のクリエイティブチームが再現できるという。もう一つは百貨店としての安心・安全で、炎上型ではなく、内容に納得してもらえるバズを作れる点だとした。
事前情報なしで臨んだ中野さんは、「安心安全だろうけど、回せるのか」と心配していたと明かし、数字を聞いて驚いた。中野さんは、百貨店の人たちはもともと新規客を集める情報発信のプロだと指摘した。岡崎さんも、店頭にいた頃は「衣食住の知識のプロになれ、それをお客様に発信して商売するんだ」と言われてきたと応じ、舞台が店頭や販促からSNSに変わっただけだと述べた。ショート動画には踊りも含めた楽しさがあり、ブランドを下げずにどこまで楽しさに踏み込めるかを頑張っているという。
実例:ノンバーバルの短尺ドラマと伝統工芸の映像
番組では2つのアカウントの動画が紹介された。一つは「食べられるコップ」を扱った動画で、ショートコントあるいはショートドラマの形式をとっている。岡崎さんによると、言葉に頼らないノンバーバルで情報を伝えるのが得意技だという。
中野さんが、社員だけで演じるのはリスクがあるのではと尋ねると、岡崎さんは演者とセットで案内することが多いと答えた。社員で成功した経験があるからこそ、より良くするには演者慣れした人がよいと提案できるという。演者はインフルエンサー、モデル、俳優、コメディアンまで幅があり、動画のコンセプトに合った人をアサインできる。中野さんは、演者までセットで用意できる運用代行はあまりないと評した。
もう一つは「技スタジオ」というアカウントで、伝統工芸の作り手をスタイリッシュに見せる動画だ。一眼カメラを三脚で固定し、ASMR用のマイクも使っている。スマホでは撮れない映像だと中野さんが言うと、岡崎さんは、先ほどのショートコントはスマホでオフィス内で撮る手触り感のあるもので、こちらは本格的に撮っていると説明した。このアカウントは海外でもバズが出ており、動画によっては8割ほどが海外で再生されているという。言語の壁を越えて、何をしているのかが絵で分かる動画を作ることがノウハウの一つだと岡崎さんは述べた。
中野さんは、企業にはフェーズがあり、自社でも日常のドタバタを見せる発信と作り込んだ発信のメリハリが必要だと話した。中野さんは現在、複数の制作会社を使い分けて自らディレクションしているが、それができる人は多くない。岡崎さんは、社内にディレクターとプロデューサーがいて、自社アカウントと他社のプロデュースの両方を担っていると説明した。
中野さんは、過去に運用代行会社を何度か替えてきた経験も語った。途中で担当者が変わってクリエイティブの質が落ちたり、ディレクターが辞めたりすることがあり、それまで教えてきたことが無駄になった。岡崎さんは、チームで運営しているため担当者が変わる場合も引き継ぎを行い、質を維持するか上げていると答えた。
媒体については、ショート動画が得意でTikTokが一番だという。ただし食べられるコップの動画はYouTubeで最も伸び、技スタジオはInstagramでも伸びている。縦型の3媒体に同時に投稿し、反応を見てチューニングしていく。どの動画がどの媒体で伸びるかの感覚があるので提案にも生かせると岡崎さんは話す。若年層に届けたいならTikTok、YouTubeショートからロング動画に流して企業のことを伝える、といった使い分けもあるという。
岡崎さん自身が自社アカウントに演者として出ていた頃、「この部長と一緒に仕事したい」「こんな職場面白い」というコメントが多く寄せられた。その経験から、企業の内側や働く姿を見せる採用ブランディングも強みだとした。
秘訣は「アカウント設計」
大丸松坂屋百貨店として言える秘訣を聞かれた岡崎さんは、冒頭数秒が重要といったショート動画のティップスよりも、アカウント設計が一番大事だと答えた。社内には設計のための「勝利の方程式」があり、ある要素とある要素とある要素を掛け合わせて導き出すものだという。中身は明かさなかったが、支援の際にはこの方程式を使いながら、その会社が出したいもの、面白く見せられるものを聞き出して掛け合わせ、コンセプト設計に時間をかけるという。中野さんは、とりあえずやって伸びずに飽きてやめるのが続かない一番の理由であり、最初の設計がすべてだという自分の考えと同じだと応じた。
どんな企業に向くかについて、岡崎さんは、商品情報を出して売ろうとするだけでは今は厳しく、エンタメ性を担保する必要があると話した。見る側にとってのライバルには中野さんのような強い発信者がいるからで、その中でどう戦うかを考えることが重要になる。知見やノウハウ、工数がない企業を支援でき、実際には物を売るより企業ブランディングや広報の部署からの問い合わせが多いという。
内製化を見据えた使い方についても話があった。岡崎さんによると、社内から将来ディレクターやプロデューサーになりたい人を1人出してもらい共創チームを組めば、ノウハウを移管でき、自分たちだけでやりたくなったら独立できるようにする前提で進めているという。自分たちも2〜3年かけて学んできたので、横で見ていれば学ばれるのは当然だと述べた。
中野さんの評価
最後に中野さんは、ガチの「マーケター集団」だという印象を語った。中野さんがふだん付き合う広告代理店やSNS運用会社は、手作り感のあるものしか作れないことが多い。プロモーション寄りの制作は、中野さんが自分のリレーションでPR会社やカメラマンに直接発注して賄っているが、それは今だからできることで、3年前の自分にはできなかったという。
その点、ブランディングのためにSNSを運用したいと言えば、TikTokを始めようといった提案から、たとえば創業10周年ならドキュメンタリー風の動画を、といった勝負どころの企画までまとめて担える。中野さんは、ただ運用を頼むのではなく、コンサルと教育を受けられる運用代行として「脳を借りる」使い方が一番よく、社長自身が一番学べるだろうと述べた。金額次第だが、出せる人はまず一度頼んでみたらいいのではないか、と中野さんは話を締めくくった。
本日のテーマは、SNS時代の企業発信とは何なのか?
大体の失敗は、最初の設計が甘い。
はい。ああ。
YouTubeにおいてもTikTokにおいても、回るネタはある。でもそれは、売れるネタとはちょっと違うんですよね。初めからここの数字を取りに行くっていうのを決めて、そのための設計しかしないので、極めてクレバーにやってるんですけど。
SNSをやらない方がリスクぐらいの感じなのかなと思ったんですけど、
もうね、絶対ですよね。広告宣伝費はSNSをやらない罰金だって言ってるんですよ。
お、なるほど。
SNSって本当に新規事業だと思ってトライするべきなんですよね。広告費用換算で、僕ら数億レベルで浮いてるんですよね。この前換算しても6億って言われたんですよ。半年前で。
すごいな。
すぐ内製化しようとするんですけどね。結局外注が僕はコスパいいと思ってるんで。僕だってこれだけ得意ですけど、僕、全部運用会社外注ですからね。
ああ、そうか。
最初だけ、本当3ヶ月でもいいから絶対お願いした方がいいって言ってます。皆さんこんにちは。
新R25編集部の国です。本日のテーマは「SNS時代の企業発信ルールとは何なのか」というテーマで、お話を伺っていこうと思います。SNS時代に入りまして企業発信がレッドオーシャン化する中で、どのような発信をすれば消費者の目に止まるのか、企業のファンを獲得できるのか、そういう悩みを抱く方が多い今だからこそ、今回はSNS活用のプロをお招きして、若手に刺さるSNS発信のテクニックについて、色々とお話を聞いていこうと思います。それでは早速ゲストの方をご紹介いたします。株式会社BUDDICA代表取締役社長の中野さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。中野さん、個人的にお会いしたかった方なので、とても嬉しいです。
いや、怖いです。ありがとうございます。
中野さんと言えば、やっぱりSNS活用のプロフェッショナルと。
ありがとうございます。
すごく力を入れてるのかなっていう印象が。もう今、YouTubeが4チャンネルで毎日投稿になりましたね。
ええ。よそ様のチャンネルにも出させてもらってるんで、基本僕は週8ぐらい出てるっぽいです。
うわ、すげえ。週7日のうちの週8。
出ているらしい、どうやら。
いつぐらいから、そういうSNS活用をやられてるんですか?
えっとね、3年ちょっと前ですね。
あ、じゃあ結構長いことやられてるんですね。
2022年の9月にYouTube初登場ですね。そこから3年半ぐらいかっていう感じですね。
でもそこから、飛ぶ鳥を落とす勢いというか。
ゆっくりと。
SNS活用を色々とされてる中野さんに、今回はSNSでの発信の戦略であったりとか、中野さんの持論っていうのを色々とお伺いできたらと思います。
はい。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。中野さんがSNSで企業発信していく中で、これだけは譲れないなと重要視してる哲学と言いますか、意識されてることがあったら、最初にお伺いしたいんですけど。
ありがとうございます。うちの場合でいくと、社員50人ぐらいの時にSNSを始めて、今大体200人ぐらいになりそうな規模なんですけど、これはいわゆる中小規模ですよね。
うん。
中小規模の僕らの立場のルールで行けば、大企業とは違う戦い方にもなると。
うん。
で、この中でもう1個言うと、フリーランスともちょっと違う戦い方になると。
なるほど。
大企業は、社員が何千人もいる会社のCMとか、テレビメディアに出演とか、雑誌とか、チラシも含めて、その戦い方とは全く違う。つまり、彼らと戦うと規模感のゲームになるので、規模感のゲームで戦わない。だから大手っぽくやらないっていうのが1つですね。つまり、僕ら中小の立場で行くと、生の手触りのあるものを出していく。普段の仕事、普段の日常をむちゃくちゃ頑張って、そのいいところを切り取って出すっていう感じですね。だから飾った、タレントを使ってとかっていうゲームだと絶対勝てないんで、生で届けるっていうのが第1ルール。
なるほど。作り込まないというか、ありのままを見せるっていう工夫をされてるっていう。
そう。そうすると、普段の仕事をめちゃくちゃ頑張らないといけないんで。
そうですよね。それを見せるわけですもんね、確かに。
じゃないと映らないんですよね。で、それをまず出す。で、もう1個ですね。僕らの立場っていうと、フリーランスとも違うんですよね。
はい。
フリーランスとかインフルエンサーとは絶対分けないといけない。
なるほど。
僕もいわゆるフォロワーが100万を超えてくるんで、インフルエンサーっていうくくりに入ると思うんですけど、いわゆる踊ったり、炎上ゲームをしたりして、それでインプレッションを稼いだり、フォロワーを増やすっていうゲームは絶対にやらないと。
なるほど。
その2つのルールですね。大手っぽくならない、色物インフルエンサーと言われないっていうルールの中でやるっていうのが僕のルールですね。
なるほど。ちょうどその真ん中を取るというか、意識をされてるっていう。
制約条件というか、それは作法ですね。
うん。
ただやっぱり、例えば大手企業とか、本当に今どの企業もSNS発信に力を入れてる部分だと思うんですけど、どうSNSを頑張っても売上に直結しないっていう、結構投げやりになってる経営者の方もすごく多いのかなと思ってまして。どういう原因があると思いますか?そういうのって。
いや、本当にこれ難しいところがあるんですけど、例えばうちの場合でいくと、SNSの運用コストは、もちろん撮影とかもかかるんですけど、運用コストより多くの広告収入がすでに入ってくる。例えばYouTubeなんかだと、コストの何倍も利益があるんで、そもそも運用コストが0。
はい。
これ単体でも事業として回るぐらい広告収入が入るんですけど、それぐらい実績があって、かつそこから作ってる売上って100億円も超えるんですね。
おお、すごい。
でかい話ですよね。
そうですね。そこが一番気になりますね。
そうですね。僕らがやってるのは2つあって、ビジネス系と車ですね。車は車の発信をしてこっちに流す。
うん。
これ、ライバルが死ぬほどいるわけですよ。
はい。競合が。
そうなんですよね。結局どうやったらうまくいくかって、テクニックの前に、やっぱりこれはビジネスと一緒でポジション取りなんで、差別化がうまくできることと、リピーターを作るための工夫が必要なんですよ。
はい。
僕、実はSNSの運用会社も持ってるんで。
はい。
それでうまくいってない人たちは、やっぱり「これやったら回るんじゃね」とか、他人が回ってるのを見て。
はい。
回るネタってやっぱりあるんですよね。YouTubeにおいてもTikTokにおいても、回るネタはある。でもそれは売れるネタとはちょっと違うんですよね。回るネタを追っかけ続けて、自社に関連性のないものをやっちゃって、とりあえずフォロワーを増やすのが大事って、それを追っていくと何が何だかわかんなくなっていって。回るっていうのは非常に大事なんですけど、回ったところで自分たちの事業には生きてこないっていうのが、一番はまってるパターンですね。
なるほど。
しかも、続けて言うと、
はい。
これ、回らないことの方が多いですからね。
ああ、むしろ。
そう。回るネタだけど、やっぱり演者がやっちゃうと。演者は役者じゃないので、社長とか会社員がノリで「これ回ってたから真似してみた」みたいにやっても、ちょっと寒くなっちゃう。
そうですね。
だから、まず回らないし、回ったとしても事業に関連性がないことが多いので流れてこない。
うん。
で、僕らはなぜいけるのかというと、もう初めからここの数字を取りに行くっていうのを決めて、そのための設計しかしないので。僕たちで行くと売りたい商品があるので、そこに流れるためにはどういうストーリーが必要かなっていうのをやっていく。そうすると、普段の僕たちの事業との関連性を踏まえると、この辺から流していくのがいいんじゃないかっていう風に設計してるって感じですね。
なるほど。逆算で。真似をしたりとか、成功体験ばっかりを取り入れて同じことをしたらバズるんじゃないかみたいに考えてると、いつまでたっても、バズったらいいですけど、それが企業のブランディングに直接的に結びつかないっていうことですね。
そうです。むしろマイナスの人はめちゃくちゃ多いと思いますね。
うわあ、そうか。中野さんご自身も、SNSを始められてから、採用の質とか数っていうのに、やっぱりいい変化というかありましたか?
とんでもないと思います。
ええ。
実は僕ちょっと特殊で、創業から5期目まで、ほぼオーガニックとハローワークだけで採用ができてたんですよ。
はい。すごい。
50人程度なんですけど、僕は調達せずにやってたスタートアップなんで、50人でちょうどいい成長だったんですけど、それからSNSを始めて、
うん。
今、社員数が180人ぐらいのグループなんですけど、その採用の入り口は、6割ぐらいまでは自社ホームページ、SNSからの流入ですね。で、4割ぐらいが、ハローワーク10%で、3割ぐらいは各種メディアって感じですね。
なるほど。
正社員は本当に8割はもう直接オーガニック。
ええ。
しかも、採用率も、中古車業界の平均って大体採用率30%ぐらい取るんですよ。3人に1人。僕ら5%ぐらいなんで、20人に1人に絞れてるっていう。それぐらい、SNSをやり始めて来ていただけるようになったって感じですね。
なるほど。
付け加えて言うと、やっぱり生の僕たちの日常を出してるんでギャップがないので、辞退がないのと、離脱がまずない。最終まで残ったら絶対採用する、当たり前ですけどね。プラス、やっぱり辞めないですよね。離職率が、僕らスタートアップですが、やっぱり10%を切るので。
すごいな。
ギャップがないので、教育コストもめちゃくちゃ低いですし。これもやっぱり、踊ったり騒いだりしてかき集めても、普段の日ってそんなことやってないわけじゃないですか。
そうですよね。見せかけだけですもんね、それって。
だから辞めるんですけど、僕らはそのまま頑張ってるのを切り取って出すっていう状態にしてますね。
なるほど。
これは今、採用の話ですけど、お客さんもまさにそうで。SNSって基本は集客か採用じゃないですか。だからやっぱりギャップがあると、結局来てもリピートしないんですよね、お客さんが。
うん。
だから、そこが一番SNSを運用する上での一丁目一番地というか、決めるっていう。嘘はやめない。
うん、なるほど。
多少味付けはしますけどね。
ああ、そうですよね。
角度から。
でもやっぱり、嘘偽りというか、盛らずにというか、ありのままをしっかりと発信するっていうことですね。やっぱりそこに帰着するのか。
僕たちがちょっと工夫してるのは、やっぱり山と谷を作らないといけない。
うん。
山と谷を作るんじゃなくて、山と谷はあるんですよ、いっぱい。だから僕らは基本的には、ブランドって何なのかって言うと顧客との約束なんで、「BUDDICAってこんな会社だよね」って入社したり利用したりしたら、それを超える。予想していくと超える。だから、ルイ・ヴィトンに行って、ドンキっぽいガチャガチャが置かれてたらおかしいじゃないですか。そこに差があるとダメなんで、そこの差を作らないってことなんで。逆に言うと、日常頑張ってて苦しんでる社員とか、僕がもがいてる姿なんかを、僕はうまく出していくっていう。実際、僕は社内で問題があった時とかも全部公表しちゃうんですよ。
あ、言うんですね。
言うんですよ。もうほんまに悩んでるんで。「いや、なんで俺の会社でこんなことになるのかな」とかで、それも出しちゃう、僕の場合。
あ。
嘘言ったらバレるじゃないですか、なんか雰囲気で。
そうですね。見透かされる感じはしますよね、確かに。
何か問題があった時に、笑って「いや、大丈夫」とか言ってるけど、目の下にクマつくって喋ってたら、みんなやっぱりコメントで「中野さん寝てないんじゃない」みたいな。そういうのももう出していくっていうので。でも乗り越えると、ファンがついてくる。それがやっぱり大事で、頑張って成果が出た、苦しんで仕組みができた、この山と谷みたいなのを出していくとかは、結構重要かもしれないですね。
なるほど。でもやっぱり、そういう弱い部分というか、弱点もきっちりさらけ出すっていうのが大事なんですね。B2Cとかだったら結構イメージがつきやすいと思うんですけど、B2Bの会社とかで、「うちは別にB2B、法人向けだからSNSはいらないんじゃないか」みたいな人も中にいると思うんですけど、そういう人たちに対して、中野さんだったらどういう風に反論するのかっていう。
そうですね。SNSは、そもそもこれ以上安いものはないので。採用コストでいけば、どんな会社でも、B2Bの会社でも、絶対1人採用するのに数十万を払ってるわけじゃないですか。
そうですね。
数万あったらSNSの記事は相当作れますからね。
確かに。そうか。
そう。SNSの記事ね。で、オーガニックで来て、辞退率が下がり、採用プロセスが簡素化され、SNSで入ってくる人ってやっぱり質がいいので。
はい。
そう考えれば、じゃあ1人採用するのに例えば50万使ってたとしましょうか。
うん。
それをSNSに当てて、もし1人取れたら、それ以上いいものはないわけですよ。
はい。
そういう風にすると、コスパの問題じゃないっていう感じで。もちろん必要なければやらなくていいけど、かつ資産性がありますからね。
あ。
積み重なっていくので。SNS以上のものはないんじゃないかって僕は思ってますね。プラスになりますからね、広告収入で。うまくやれば。
そうか。一番コスパがいいものなんですね、そういう意味では。
そうですね。プラス、B2Bの会社で、僕らもB2Bもあるのでもちろんあるんですけど、やっぱり僕らの中身を見てるんで、アイスブレイクも必要ないですし。
そうか。もう向こうは分かってるというか、知って認知してもらってるわけですもんね。
そう、そうなんですよ。うちのメンバーについても、僕1人でやってるんじゃなくて、結構ドキュメンタリーとかを出すんですね。
はい。
そしたら、お客さんが来た時には「〇〇さんがいい」と指名が入るわけですよ。
おお、なるほど。
それはB2Bでも同じですよね。最初のアイスブレイクがなくて、コミュニケーションコストが半分ぐらいになるわけなんで、営業効率はもうめちゃくちゃ上がりますよね。
なるほど。なんか、むしろ今の話だと、もうSNSをやらない方がリスクぐらいの感じなのかなと思ったんですけど、
もうね、絶対ですよね。
そうですよね。
今の時代、ホームページがないと、ちょっと「うっ」てなるじゃないですか。
はい、さすがに。
もし電話もなかったら話にならないじゃないですか。
そうですよね。ちょっと怖すぎますよね。
それぐらい、僕はもうマストですね。まずアカウントを見ますもんね、僕は。ありがたいことに、毎日いろんなオファーとかをいただきますけど、顔が見えない人とはもう絶対お会いしないですもんね。
ああ、そうか。
もうわかんないんで。会ってからなんで、SNSで見て、それなりにちゃんとしてる人じゃないと、もうお会いしない。だから、もしかしたらチャンスロスもするかもしれないですね、SNSがないと。
確かに。逆に、SNSをやらないことのリスクって、例えばどういうのがありますかね。
広告宣伝費はSNSをやらない罰金だって言ってるんですよ。
お、なるほど。
罰金だと思った方がいいと。SNSをやってれば広告費はいらないんだからっていう。規模によりますけど、広告費はプラスオンで使えばいい、余ればだけど。僕らも広告も多少回しますけど、広告費用換算で、僕ら数億レベルで浮いてるんですよね。
うん。
大体この前換算してもらったら6億って言われたんですよ。半年前で。
すごいな。
年間浮いてる。リスクというよりは、広告費が足りないんだったら、多少SNSを頑張って、社員に還元したらっていうのが僕のポジショントークです。
なるほど。
あと、やっぱりうまくなっていくんです。
ああ、そうか。やってるうちに。
会社経営も一緒で、新規事業を立ち上げたら、なんとかしていくじゃないですか。それによって切磋琢磨したり、チームが団結したり、新しい技が出てきたりするもので、SNSって本当に新規事業だと思ってトライするべきなんですよね。
ああ。
うん。事業ですよね。
そうか。
昔って本当に、雑誌に取り上げてもらうたびに100万とか払ってましたよね。
うわあ、そうか。
地方誌の2ページで。未だにあるんですけど。
うん。
そんなことしなくても、YouTubeで1本やれば。あれせいぜい10万部とかですよ。それに100万かかってた時代は、YouTubeで10万再生と、メディアに出てとかが自社でできるんですからね。
ああ、そうか。
まあ、コスパですね、だから。
コスパですね。今、罰金っていうお話がありましたけど、確かに、SNSをやらない企業ってもはや、名刺を持ってないぐらいの、市場に存在してないんじゃないかぐらいの。
僕は言ってないです。
やっぱりそれぐらい結構恐ろしいことなんだって。
多くの視聴者が思ってるのって、やっぱり中野さんだからできるんじゃないかっていうのもあると思うんですよね。SNS事業を頑張ろうと思って、数ヶ月で挫折してしまうみたいな、そういう企業にどういう特徴があるのかをお伺いしたいんですけど。
ありがとうございます。僕が思ってるのは、大体の失敗は最初の設計が甘いっていうのがほとんどですね。
はい、ああ。
で、PDCAが回ってないので。結局SNSも事業と一緒で、正解というか、非常に作法があって、それ通りやっていけば、ある程度変化は作れるんですよね。
うん。
わかんないけどとりあえず出してるみたいな、手探りで素人がやってると。やり方があるわけですよね。そこのルールが分かってない。とりあえず走るのが速くなりたいけど、ひたすら懸垂してたみたいな。いや、それ関係ないこともないんだけど、みたいな。
遠回りすぎないか、みたいな。
そうで、聞いたら「え、走んなきゃだめなの?え、そうなん」みたいな。そのレベルのことは、僕もSNSの運用会社をやってるんで、「ああ」みたいなのはあります。たまたま僕の場合は考えたので、うまくやりながら進化していけたんですけど、いろんな情報が今多すぎるので、「こんなんやったらいいんじゃない」みたいにやっちゃってる人は結構多いですよね。
なるほど。最初の設計が甘かったりとか、とりあえずなんとなく始めてしまった企業が、やっぱりそういう風になってしまいがち。
そうですね。あと、道案内人がやっぱり近くにいればいいんですけど。企業に依頼してれば「こういう設計でやっていきましょう」っていう風にやっていくんですけど、それがなければ、コストがかかるからって自分でやっちゃってたら、わかんないですよね。
そうですよね、確かに。やり方も、モデルケースもないし。そうか。
やればやるほどドツボにはまっていくという。
ああ、なるほど。悲しいですね。最初はプロに頼る部分というか、本当にやっぱりそういうプロの方がいてくれる方が、むしろありがたい部分はいっぱいあるっていうことですよね。
絶対、最初に失敗したらマジでモチベが下がるんで、最初だけ、本当3ヶ月でもいいから絶対お願いした方がいいって言ってます。
あ、なるほど。
捨てたと思って。絶対経験に生きるんでって言ってます。型ができたら、そこから自分で工夫していいけど。本当に、ゴルフの習い方ね、最初わかんないですけど、変な癖がついたらもう大変じゃないですか。マイナスになるんで。そこは言ってますね。
でもやっぱり、身近にそういう専門知識がある人ってなかなか周りにいないと思うんですけど、中野さんが例えばゼロからSNS発信を始めるとしたら、どういうことをプロに頼みたいですか。
それでもやっぱり、ブランドを毀損しない状態と、嘘をやらない。
うん。
無駄にインプだけ稼いで、「それで回ってるでしょ」っていうところにフォーカスしてもらうのは、ちょっと嫌かもしれないです。それよりも、採用を何人にしたいですかっていう、採用に向けた発信とか、集客を増やすための発信っていう、目的に合わせて設計してくれる人。だから、再生数なのかっていう考え方の運用代行。本当に「バズります」とか「再生数保証」みたいなSNSの会社が多くて、これはこれで、フリーランスの人とかにはもしかしたらいいかもしれないですね。
うん。
だけど、僕はそっちじゃないので、目的思考で動いてくれる会社がいいと思いますね。
なるほど。信頼できるというか、真摯にちゃんと向き合ってくれるような企業というか。
そうですね。
そうか、なるほど。最初の3ヶ月はプロに頼んだ方がいいっていう話がありましたけど、やっぱり経営者が1人で頑張るSNSの限界ってあると思うんですけど、逆にチームや会社であったり、プロを巻き込むことで、どういうメリットがあるのかっていうのをお伺いしたいんですけど。
なるほど。これね、経営者目線でいくと、僕本当に思ってることがあって、SNS運用代行にお願いするとお金がかかる。
はい。
これ分業なんで、お金がかかるから自分でやる。やってみるのはいいと思うんですけど、例えば、本当にお金がもったいないから、わかんないですけど、仮に50万、100万としましょうか。
うん。
それだったら、経営者が頑張って外から100万稼いできて、こっちに払ったら絶対いいよっていう。
なるほど。
SNSにかかるコストなんか、それを浮かせる時間の方がめっちゃかかるんで。やろうと思えばそれをやっちゃって、教えてもらう。その分、自分は外で稼いでくる方がいい。その間に教えてもらって、3ヶ月で手を離れた後、やりたいならやればいいけど。僕だってこれだけ得意ですけど、僕、全部運用会社外注ですからね。
ああ、そうか。
未だに社内に持ってないので。結局外注の方が、僕はコスパいいと思ってるんで。
うん。
これだけできるのにですよ。
そうですよね。ご自身でそれだけ発信力も持ってやられてるけど、やっぱり中野さんでも、頼めることは頼んだ方がいいっていう。
はい。未だにSNS担当は社内にいないですからね。
ええ。
社外にいるんですけど。だから、さすがにそろそろ必要ですけど、今月に2000万再生やから、YouTubeで。インプレッションでいくと多分、全部で何十億とかじゃないですかね。さすがにいるんですけど、でも今のところ社外なんで、そういう感じ。
なるほど。
あと、社内だとマネジメントしないといけないんですけど、社外だとやっぱりお互い我慢好きくので要求できるんで、「もうちょっとお金出すからこうやってくれない」とか、逆に「ちょっとクオリティ下がったんじゃないの」とか言えますからね。
あ、そうか。
社内だとそれを教育しないといけないですけど、自分にノウハウがないとできないですからね。
そうですよね、確かに。
みんなすぐ内製化しようとするんですけどね。僕、本当に運用会社もやってる身として本当に思うんですけど、社内に1人いて、その人がめちゃくちゃボトルネックになることがめっちゃ多いですね。
ああ。
この人が自分が今まで作ってきたアカウントがあるんで、僕ら言いたいんですけど、この人が同席してたらすっごい言いづらいんですよね。「いや、これダメだ」って。で、この人がオッケーしないと。社長がこの人を信頼しちゃってるんで。
はい。
それでダメだから相談してきていただいてるけど、この人がストッパーになって進まないんですよ。
なるほど。
文句を言われるんで。「いや、1回やらしてほしい」みたいなのはめっちゃある。
あ、そうか。
でも何度も言いますけど、僕、月間数千万再生の会社ですけど、いないですからね。それが怖いんで。
ああ、そうか。融通が利かなくなるのが、やっぱりやりづらくなっちゃうから。
そうです。あえて入れないようにしてるんです。そこに頼ると、その人の実力は伸びないですからね。
うん。
社外に依頼していると、社外は知見が溜まっていくわけじゃないですか。その人たちはいろんなアカウントを回すので、そのネタがこっちに入ってくるので、「うちが運用してる別の会社の成功事例があるんですけど」っていう提案がやっぱりいただけるんで、そういうのはやっぱり期待してますよね。
なるほど。本当に前半は、中野さんからSNS発信についてすごく貴重なお話がいっぱいありまして、私も「そういうことを普段意識されてやってらっしゃるんだな」っていう。でもやっぱり意外だなと感じたのは、自社でSNSをしてないというか、それはあえて離すことによって融通が利くようにというか、内製化するのが決していいことではないんだなっていうのがありましたけども。後半ではですね、SNS運用のプロ、
うん。
老舗の百貨店が、そのSNS運用、インフルエンサー事業にすごく力を入れてるということで、今日はちょっとその話を一緒に中野さんと、後半は伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
お願いします。
今回は大丸松坂屋百貨店の提供でお届けしておりますが、大丸松坂屋百貨店さんが自社のSNSアカウントの運用で培った門外不出のノウハウを、外部に提供し始めているということでですね。私自身もやっぱり、大丸松坂屋百貨店って言うと百貨店というイメージがあったので、こういうインフルエンサー事業をやられてるっていうのを、今回実は初めて知ったんですけども、色々とお話をお伺いできたらと思います。では、ここからですね、担当者の方にもご登場いただきます。大丸松坂屋百貨店インフルエンサー事業の責任者であります岡崎さんです。今日はよろしくお願いいたします。
お願いします。
よろしくお願いいたします。今回ね、ちょっと中野さんに、忖度なしで大丸松坂屋百貨店さんの評価と言いますか、お話を聞いて意見を伺っていこうと思いますので。
あ、評価するんですね。
はい。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。百貨店が手がけるSNS支援が、なぜ今の中小企業の課題を解決できているのかっていう、この辺りをここから岡崎さんを交えて、その実力を深掘りさせていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
お願いします。
こちらのインフルエンサー事業ですね。一言で言うと、どういうサービスになるんですかね。
はい。インフルエンサー事業って言って、「え、何やってんの」と思うかもしれないですが、元々自分たちで強い動画SNSのアカウントを作って、まるでインフルエンサーのようになって、それで広告収入であるとか、案件を受けるであるとか、そういったところをしようかなっていう新規事業から始めたんですね。
はい。
再生数が伸びる、バズを生むと、フォロワーもついてくるということになって、それが再現性を持ってできるようになってきたので、このノウハウで他の企業さんの運営の支援であるとか、他の企業様のアカウントのプロデュースをするっていうところに踏み出したのが、この事業でございます。
あ、なるほど。ありがとうございます。そういう形で始められて、いろんな成功体験と言いますかがあって、今も継続的にやられてるっていうことで。SNS運用代行というといくつかあると思うんですけども、その中でも大丸松坂屋百貨店ならではの特徴っていうのは、どういうところにあるのかと。
はい。いくつかあるんですが、1つはやっぱり自社の群を抜いた実績ですね。1つの動画で、ショート動画なんですけども、8000万再生した動画であるとか、InstagramとTikTok合わせて1億再生した動画であるとかっていう、もう1つ桁を超えたような成功体験がある。で、これを再現性を持ってできるので。我々の中にクリエイティブのチームがいるんですね。そのクリエイティブチームがご支援できるってのは、なかなか他にない支援なのかなと思ってます。その上で、百貨店なので安心安全であるとか、炎上するようなバズではなく、しっかりと見ていただけるようなバズであるとか、見ていただいて内容を納得していただける、そういうようなバズを作れるってのは、もう1つの違いなのかなと思います。
はい。どうですか?今のお話、特徴を聞いて。
そうですね。僕、本当にちょっと下馬評がない状態だったんで、多分安心安全だろうけど、回せるのかっていうのはちょっと心配だったんですけど、それはすごいですね。
ありがとうございます。
それでも、どういうところからそういうノウハウを勝ち取ってやれたんですか?
いや、でも本当に一社員で、ああだこうだ言いながら作るところからスタートでした。
へえ。いつぐらいからやられてたんです?
我々は2022年の頭ぐらいから、こっそりローンチからスタートして、そこから成長してきて、その中でどんどんメンバーを増やしていって、その中にはSNS動画とか、動画のプロみたいな方も転職してきたりしてる。
なるほどね。
そういった形でノウハウを作って、それをちゃんと横展開、拡張していくっていう状況を築き上げてきました。
なんとなく、これからなんですけど分かったのは、普通に考えて、僕たちも手探りでやりながらなんですけど、優秀なチームが集まってきてなんですけど、普通に考えれば、やっぱり僕ら中小企業が集めるよりも、大丸松坂屋百貨店さんが集めるチームとか、優秀な人が集まるだろうし。元々優秀な人たちが。事業と一緒って僕、前半で話したんですけど、一緒ですよね。だから新規のお客さんを集めるプロですもんね。
もうおっしゃる通りです。やっぱり私たち百貨店って情報発信のプロ。もう本当に、店頭にいる時は「お前たちは衣食住の知識のプロになれ。それをお客様に発信することで商売するんだぞ」って言われてきました。そのステージが、店頭であるとか、お店の広報プロモーションっていうところから、SNSを舞台にした戦いに変わっただけですね。
そう、ブランド毀損を絶対やっちゃダメなプロですもんね。ブランドを上げるプロですもんね。
その上で、でもTikTokにしてもショート動画って、踊るのも含めて楽しいじゃないですか。なので、それをどこまで楽しいところ、面白いことに踏み込めるかっていうのは頑張ってます。
ブランドを下げないように、だからブランドを上げながら再生っていうのをやる。そのルールの中でやってるということですね。いや、でも数字、実績が。いや、結構偉そうに第一人者風に呼ばれてたけど、そんなに回したことないんだけど。
いや、ちょっと、僕がジャッジされる。拝見させていただきますので。
ありがとうございます。
いや、なるほど。ありがとうございます。でも、私も最初に申し上げさせていただいたんですけども、失礼ながら、やっぱり大丸松坂屋百貨店っていうと百貨店というイメージがあってですね、どうしても百貨店とSNS運用っていうのが結びつかないところもあるかなと思うんですけども、この事業を始められたきっかけっていうところが、個人的にすごく気になるなと思って。
はい。私たちのこのインフルエンサー事業は、この事業だけでなく、様々なデジタルベースの新規事業をやってる部署なんですね。そのきっかけはやっぱりコロナで、店舗が一斉に閉鎖して、私たちのビジネスが本当に全く手も足も出ない時代があったんですね。その時に、店舗以外のビジネスをしよう、デジタルに近いビジネス、オンラインのビジネスをしようっていう中で生まれた、1つの事業ではありますね。
なるほど。ちょっと見てみたくないですか?どういう案件をしてるのか。ちょっと動画を何個か見せていただければ。
まずちょっと1つ目の、このおかべの「食べられるコップ」っていう。
食べられるコップ。
食べられるコップ。
こちらはショートコント、ショート動画、もう本当のショートドラマみたいな形で、ノンバーバルなので。私たちの特技はやっぱりノンバーバルで、しっかりと情報を伝えていく。
これですね。
演者さんのアサインもできるんですか?これバズ動画ね。社内で自分たちの社員だけでやるのって結構リスクな。
そうですね。セットでご案内することが多いですね。やっぱり自分たちの社員でやった成功体験があるからこそ、それをもっと良くするには、やっぱり演者慣れしてる人がいいよとか、そういったところは出していってますね。
そうね。演者セットでできる人ってあんまりいないですよね、SNSの運用代行で。
あ、そうなんですよ。それは、インフルエンサーさんという演者もあれば、モデルさん、俳優さんっていうところで幅が広いので。あと、コメディアンも含めてなので、やりたい動画のコンセプトとかテーマに合ったような人をアサインできます。
なるほどね。
なるほど。で、もう1つがこの「技スタジオ」っていうやつですね。
こっちはもっと百貨店っぽいです。
はい。
こちらは伝統芸能、伝統工芸に。
へえ。
これの作り手を、非常にスタイリッシュに出して。
これ結構機材。
あ、これはそうですね。カメラも音も、ASMR用のマイクも入れてます。
スマホじゃできないですよね。
ですね。おっしゃる通りです。これは一眼のカメラで、しっかりと三脚を立ててやってます。
こういう動画って、やっぱりインバウンド需要がすごくありそうですよね。
このアカウントの特徴は、実は海外でもバズを出す。だからそれはノンバーバルで、言語の壁を超えて、絵を見てこれが何を指してるのか、何をしてるのかがすごく分かりやすい動画っていうところを作るのは、1つのノウハウがあるかなと思ってます。
これ、チームにガチの人がいっぱいいるってことですね、多分。映像クリエイターの人が多分入ってますよね。制作会社とか。でもこれはできない、僕らじゃ。そうか。
先ほどのショート動画、ショートコントの動画などは、スマホで撮って手触り感、よくあるオフィスの中での自撮りみたいな感じで作れますし、こちらはおっしゃる通り、ガチでちゃんと一眼を入れて、マイクを入れてやってますね。
なるほど。幅広いです。
つまり両方行けるから。企業によってもフェーズがあるじゃないですか。僕らも普段は日常、ギャップを作るのがやっぱり大事なんで、日常の車屋のドタバタとかあるんですよ、間に合わないとか。メリハリが必要なんで。それをやって、僕は複数の制作会社を分けてるんですけど、それを僕はディレクションしてるんですよ。それって、できる人は結構大変じゃないですか。それも面倒見てくれるところです。
はい。私たちはやっぱり、ディレクター、プロデューサーっていうのが社内にいて、そのメンバーが自社のアカウントも他の企業さんのプロデュースもできるっていう風にしてます。
なるほど。
すごいな。
技スタジオとか、僕個人的に伝統文化がすごく好きなので、外国の方、インバウンドの方にもすごく需要がありそうだなと思ったんですけど。
はい。私たちのアカウントの強みとしては、国内の方に良さを伝えることも十分できるんですが、ノンバーバルであるとか非言語での表現を研ぎ澄ますことによって、まさにインバウンドと言いますか、海外の方にアプローチできる。もう動画によっては、8割ぐらい海外で回ってるっていう動画もあるんですよ。なので、バランスよくどちらも私たちはコントロールすることができます。
なるほど。百貨店っていう、価値であったりとか魅力を伝えるプロフェッショナルっていうイメージがあると思うんですけど、やっぱりそういうところがSNS支援をしてくれるっていうのは、心強いなっていう。
ですよね。僕、過去に経験があるんですけど、実は今まで色々、1社、3社と運用代行会社を結構変わってきてるんですよ。
うん。
途中で担当者が変わってクリエイティブが下がったり、ディレクターが辞めましたとか。SNS運用代行会社、マジで多いですよね。
うん。
飛ぶやん、みたいな。「え、あんだけ教えてきたのに、また一からか」みたいなのがあったので、そこはやっぱり信頼できます。チームね。
そうなんですよ。チームでやっていますので。もちろん、大きなチームでやってる中で担当者が変わるっていうのは企業としてあるんですけども、ちゃんと引き継ぐと言いますか。
それは下がらないですよね。
ちゃんと維持できる、もしくは上がっていくっていうのは出てますね。
そうそう。一番得意なのはどこかとかある?
ショート動画が私たちは得意なので、一番はTikTokなんですけども、先ほどのおかべの動画はYouTubeで一番伸びてまして、技スタはInstagramでも伸びてるので、縦型の3媒体は全部同時に上げていきます。
あ、そうか。動画を1本作るから、相性はあるけど、とりあえず3つ、編集素材は一緒だから、3つ一緒に回しちゃう。
反応が良ければ、そこにちょっとチューニングしていくというか。
なるほどね。
なので、それぞれの特徴というのが、この動画だったら
Instagramの方がバズるだろう、TikTokの方がバズるだろうとか、YouTubeだとバズったらどこまで届くだろうとかいうのが分かるので、それでご提案もできますし、自分たちも学んできました。
本当それぞれ分けて、若い人にリーチをしたいというところでTikTokをされるとか、ある程度リーチを取るためにYouTubeのショートをしてるけど、本当はそこから流れてくる中でロング動画で企業の伝えたいこととか、そういったところにつなげていきたいなどもありますので、もう用途は色々あります。
なるほど。これやっぱりちょっとレベル違うかもしれないですね。エッセンス、僕冒頭にも言いましたけど、やっぱり再生回数でやっちゃう人が本当に多いんで、ブランディング、集客、採用に、いろんなカード持ってるから使い分けて提案もできる。多分事例もいっぱいあるから。
はい。
なるほどね。ちょっと思ってたのと全然違います。
どうしようと思った。忖度なく言って消されないかとか思って、気になったらどうしようと。
自社のアカウントで昔私が出てた時に、ちょっと演者として癖のある感じではあるんですけど、だいぶあります。この部長と一緒に仕事したいとか、あんな職場面白いみたいなコメントがたくさん来たんですよ。
あ、なるほどね。
そのノウハウもあるので、今はどちらかというとブランディングで、企業の中側と裏側であるとか、企業がこんな風に働いてるんだよという、中野さんのお得意なところかもしれないですが、そういった姿を出すっていうところも結構強みになります。
これも踏まえてですよね。そう、ご自身で成功体験があるから。そっか、採用もできちゃうんだ。なるほど。
自社でやっぱりSNS運用を成功させていって、ノウハウをこう還元してきた大丸松坂屋百貨店だからこそ言える秘訣と言いますか、そういうものを改めてお伺いしたいんですけど。
ノウハウはたくさんあります。ショート動画にまつわるTipsとかもいっぱいあると思うんですよね。開始何秒が重要ですとか、こういう風に視聴させましょうとか。でもそういうTipsよりも1番大事なのは本当アカウント設計のところだと思います。
中野さんも同じようなことを考えられてます。もう最初の設計がかなり重要ですよね。
はい。もうそこの設計のための公式、勝利の方程式っていうのがあるんですよ。ある要素かけるある要素かけるある要素で導き出しましょうみたいな。そこはちょっと言えないんですけど、今日秘密のレシピでも、そこを運用支援する時に方程式を出しながら、じゃあ御社の出したいところは何ですかとか、御社で面白いところとか見せれるところって何でしょうかという風な形でかけていくっていうところをやります。なのでアカウントのコンセプト設計っていうところはもうめちゃくちゃ時間かけて、自社のアカウントもそうですし、企業さんを受ける時こそしっかり情報を引き出してやります。
すごいな。最初僕やっぱり言ってたのが、とりあえずやってみて伸びないで飽きてやめるみたいな。それがやっぱり1番続かない理由ですもんね。だから最初の設計が全てですもんね。
中野さんがおっしゃってたこととすごい同じような部分を意識されてるからこそ、認知を取れる動画をいっぱい作れるっていう。
プロ、それ専門で考えてる方はね、かけるコストがちょっと違いますよね、やっぱりね。すごいですよね。なるほど。この商材ってどういう方におすすめなんですかね?
今の時代、その商品の情報、その商品を売ろうとするだけじゃやっぱり厳しいですと。ある程度エンタメ性を担保しながらやっていかないといけない。なぜならばSNSのショート動画にあっても、長尺の動画になっても、見ようとしてるところのライバルに中野さんみたいな強い人がいるわけなんで、この商品の、この会社の動画見ようよりも中野さんの動画見ますもんっていうところで、どうやって戦っていくかってのを考えるのが重要で、そこに対して知見がないよ、ノウハウがないよ、ひいては工数もないよっていうようなところは私たちしっかりとご支援できると思いますし、先ほどお話ししたように採用ブランディングであるとか、単に物を売るだけというよりも企業のブランディングを司る部署であるとか広報の部署であるとか、そういった方によくお問い合わせいただいてますので、おすすめでございます。
なるほど。中でこうチームを作るっていうことを結構考える人が多いじゃないですか。コミュニケーションが楽なので。だけどそれを1から立ち上げるの大変だなと思ってたりする人とかが、外出しでまず始めてみると。これから社内で内製化しようかっていう人のお試しとかもそうですね。
そうですね。私たちはどちらかというと共創チームで、社内に1人ぐらい将来ディレクター、プロデューサーになりたい人っていうのと私たちでやってくと、共創してちゃんとノウハウの移管もできるので、その会社さんが独立したい、自分たちだけでやりたいと思えばできるようにするっていうのを、しっかりその余白をちゃんと共有してやってますね。
なるほどね。じゃあ自走も促しつつ、ノウハウを渡して、溜まっていきますよね。だからそういうことだ。卒業前提にしてくれても構わないよってこと。
ある程度それは私たちも2年、3年かけて学んできたことがあるので、それを横でこうやってると学ばれるのは当然だなと思います。
そうですね。なるほどね。育成もしてくれるという。それはありがたいですね、確かに。
色々と岡崎さんからお話ありましたけど、どういうところがいいなっていう風に思いましたか?
はい。でも安心できますよね。ガチ勢のマーケター集団なんだなっていう。広告代理店とか、そういう人たちとPRとか仕事は未だにするんですけど、SNS運用会社も固まってるんですけど、いわゆる手作り感のあるものしかやっぱりできないんですよね。
で、逆にプロモーションのさっき言ったようなものに関しては僕たちのリレーションがあるので、PR会社にお願いしたり、本当にカメラマンに直接発注したりするんですけど、これも僕がリレーションあるからできますけど、正直多分僕3年前でなかったんで。
そういう人たちは一気通貫というか、全部お願いして、会社のブランディングでSNSを運用したいんだって言うと、じゃあエッセンス、このTikTok始めましょうとか、その提案とか、勝負どころだったら、例えば10周年の会社の記念があったらこういうのあるのいいんじゃない?ドキュメンタリーっぽくとか、それ全部やれるんですよね。だからこの人の脳を借りるっていう意味では、ただ運用をお願いするっていうのに加えて、多分自分のところにコンサルしてくれる運用代行って、コンサルプラス教育、あと自分自身が多分1番学べますよね。そういう作り方があんのに、みたいな。社長でしたら、そういう使い方するのが1番いいんだろうなと思いました。
てかもうこの収録終わったら早く内容聞きたい。具体的に詳しく聞きたい。金額次第ですけど、出せる人全員一旦お願いしたらいいんじゃないって思いましたよね。とりあえず。幅広いんでね。幅広で設計がマジでできないんですよ。
そうか。自社で今後やろうかなって考えてる人も、まずはノウハウを覚えるっていう意味でもやっぱり使うべきというか、使った方がいいんじゃないかっていうことですね。
今回大丸松坂屋百貨店さん、僕もすごい興味があって、今回のお話、どういう事業されてるのかなって、インフルエンサー事業っていうことだけ聞いていたので、動画を見る中で、百貨店ならではの工夫と言いますか、百貨店だからこそできることっていうのが凝縮されたSNS運用、インフルエンサー事業なんだなっていう風に私も感じましたので、是非SNSの運用に困ってる企業さん、事業者さんは使ってみて欲しいなっていうことです。
今回はですね、中野優作さん、そして岡崎さんと一緒に、このSNS時代の企業発信をテーマに、大丸松坂屋百貨店インフルエンサー事業の取り組みをご紹介してきました。こちらの大丸松坂屋百貨店インフルエンサー事業の詳細についてはですね、概要欄をご確認ください。中野さん、そして岡崎さんと一緒にお届けしました。本日ありがとうございました。
ありがとうございました。
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