片腕だけで戦う寄生虫研究者:『Endoparasitic』実況プレイの記録

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概要

手足を失い、残った片腕1本で行動する男を操作するサバイバルホラーゲーム『Endoparasitic』を、エンディングまで遊んだ実況動画である。実況者は、主人公が直面する寄生虫事故の真相を研究記録から読み解きつつ、片腕だけで銃を扱う独特の操作に苦戦し、最後はボス戦を突破する。以下、物語の流れと、実況者が注目した操作の特徴や解釈をまとめる。

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寄生虫研究施設の事故と、片腕になった主人公

主人公は寄生虫研究者のシテである。施設で研究を進めていたが、危険な寄生虫が漏れ出し、寄生された施設内の人間に襲われた末、自身も寄生虫に侵されてしまった。ゲーム開始時点で手足はもがれており、実況者は「腕とかの3本くらい安いもんだ」と冗談めかして始める。

近くに落ちていたアイロンで傷口を焼いて止血すると、施設内には収容違反の発生と施設放棄を告げるアナウンスが流れる。実況者によれば、寄生虫は宿主に強い生命力を与えるため主人公はかろうじて生きているが、寄生虫が脳まで達すると死んでしまう。そこで重要になるのが注射器で、これは助手が研究していた寄生虫の進行を抑える薬である。注射を打つことで寿命が延びる仕組みになっている。

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研究対象は「宇宙より古いかもしれない」物質

施設に残された主人公の研究記録から、研究の背景が明らかになる。研究対象のサンプルは1km離れた研究施設に隔離され、すべての研究はリモート操作で行われていた。分析によるとサンプルは炭素の塊で、髪の毛を束ねたような構造をしており、周囲に突然変異を及ぼすような特異な物質は確認できなかった。

ところが複数の方法で年代測定をした結果、約4兆年前の物質であることがわかった。宇宙の誕生が140億年前であることを踏まえ、記録は「サンプルに何らかの改変が施されているか、我々の宇宙より古い宇宙に由来するものだ」と推測している。実況者はここから、この施設が宇宙から漂着した物質を研究しており、その物質が周囲に及ぼす変異が研究の主な関心だったのだろうと整理している。

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片腕で拳銃を扱う手間

最初に手に入る武器は、手遅れになった警備員が落としていたリボルバーである。このゲームでは片腕しか使えないため、射撃までの手順が細かく分かれている。まず弾薬を拾い、1発ずつ装填していく必要があり、途中で寄生虫の進行が進めば注射も打たなければならない。実況者は装填中に暴発させてしまい、その音に反応したのか敵の声が聞こえ始める。

さらに、拳銃を握ったままでは移動できないので、一度腰に格納してから動くことになる。実況者は敵をリボルバー4発で倒し、撃ち終えた薬莢を抜いて新しい弾を詰め、拳銃を腰に戻してようやく移動できる、と操作の流れを説明している。

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研究チームの人間関係とワクチン

チャット履歴からは研究チームの構成と空気が見えてくる。主任のシテ、助手のプラビ、秘書のルーシーの3人が主要メンバーである。秘書がプラビの提起した問題について研究委員会が会議を求めていると伝えると、シテは「君は私の研究の重要さが全く分かっとらんようだな」と予定を勝手に入れるのを拒む。実況者はここに主人公の尊大な態度を読み取り、すでに異形と化した警備員たちと同じく、プラビやルーシーも無事ではないのではと気にかける。

プラビの記録によれば、彼女は緊急時に備えて寄生虫用ワクチンを500本用意していた。試作の段階で効果は数分程度しかないが、今後改良していくつもりだったという。シテはそれを無駄なことと言っていたが、プラビは万一に備えて施設の各所にワクチンを配置していた。これに対しシテ側の記録には、プラビは自分が常に正しいと思っているといった趣旨の悪態が残っている。

施設を進むにつれ感染者は増え、弾薬がどんどん減っていく。大量の感染者に囲まれた場面では、注射で寄生虫の進行を抑えながらリロードしなければならず、残り1発まで追い詰められたが、なんとか切り抜けた。

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モルモット実験と「選別」の仮説

シテの実験記録では、寄生虫1万2000匹とモルモット302匹を受領し、検体を隔離して実験を始めたとある。ルーシーは納得していなかったようだ。寄生虫をサンプルにさらし、変異した寄生虫をモルモットに寄生させると、皮膚から侵入した寄生虫が脳に達した時点でモルモットは変異し、直後に死亡した。別のモルモットをサンプルに直接さらして比べると、寄生による変異との類似性が確認された。今後の方針としては、免疫か変異が確認されるまでの続行、寄生虫からの防御方法の調査、そしてルーシーの説得が挙げられている。実況者は、シテがこの研究に入れ込み、強引に進めて研究者として成り上がろうとしている気配を感じ取っている。

さらに進んだ記録では、他の研究室で特異な成功例が見つかったことが記されている。その被験者は大量の暴露を受けながら、免疫と変異の両方が発現し、肉体・精神ともに通常の人間をはるかに凌駕していた。被験者は元数学者で、地元では慈善家として有名だったという。しかし被験者の家族を暴露させると、ほとんどが即死した。シテは、サンプルとその影響を受けた寄生虫が独自の基準で宿主の生死を決めていることは疑いようがないと書き、大量の暴露以外でその基準を明らかにする方法はないかと考えていた。実況者はこれを、変異現象には意思のようなものがあり、何らかの基準で選別しているという仮説だとまとめている。

この間、新たな武器としてショットガンも入手する。装填できるのは2発だけだが、リボルバーより威力が高く連射も速いと実況者は評価し、欠点は持てる弾が少ないことだけだとしている。

13:53

ルーシーの幻覚とスカーフの実験

ルーシーの記録は物語の流れを変える。彼女は寄生虫を扱った際に幻覚を見たと書いている。光と愛の神ピエディが夢枕に立ち、「それはお前のためのものだ」と告げたという。意味はわからないまま、そのことが頭から離れない。シテは彼女を「おかしな女」と見ていたようだ。

ルーシーはさらに、幻覚が真実かを確かめるため独自に動いていた。ある夜、ドローンで自分のスカーフを研究棟に運ばせ、寄生虫がスカーフに群がる様子を遠隔カメラで眺めた。ただの寄生虫が人間を個別に認識できるはずがないと馬鹿らしくなってきた矢先、虫たちが穴を掘り始め、文字が浮かび上がったという。スカーフは焼却処分したが、その後寄生虫の研究資料を読み漁り、選別を生き延びて神となった成功例の存在を知る。プラビには気にも留められず、シテには子供扱いされてきた彼女は、自分という存在を示さなければならないと考えるようになる。実況者は、ここでルーシーが黒幕である可能性が濃厚になったと受け止めている。

12:42

プラビの死とクロスボウ

物語の途中で助手のプラビは殺されてしまう。その後主人公はクロスボウを入手し、リボルバー、ショットガン、フレアガン、クロスボウと腰回りが武器だらけになる。実況者によれば、感染者には視覚を失った者が多く、銃声に寄ってくる個体も多いため、音の出ないクロスボウが役立つ。実際、音に反応する感染者を見つけた場面ではそっと通り抜け、続く状況ではクロスボウで静かに倒して切り抜けている。

17:11

ボス戦:紐でつながった核を壊す

終盤、ルーシーが英語で主人公を罵る演出の後、ボス戦が始まる。実況者は台詞に対して「そこまで言わんでも」と反応している。ボス本体は急にテレポートして攻撃してくるうえ、銃弾もテレポートで避けられ、リボルバーも効かない。実況者は、弾薬が置いてある以上は銃を使う仕掛けがあるはずだと考えて室内を調べ、敵が紐でつながっていることに気づく。紐の先にある核を壊すと、ようやくダメージが入った。

攻略の要領は、敵の攻撃の合間にリロードし、核を撃ち壊すことの繰り返しである。ただし核を壊すたびに感染者が湧くので、進むほど手間が増えていく。実況者はいくつか核を落とした結果、部屋が感染者の死体で足の踏み場もなくなったと語り、「まあ足はないんですけどね」と主人公の状態にかけた冗談を挟んでいる。最後に残った左上の核を壊し、ルーシーがけしかけてきた変異者を撃破、主人公は逃げたルーシーを追う。

19:00

唐突な結末と、残された謎

その先では酸素レベル正常、トンネル、通信システムオフラインといった表示が流れ、ゲームはそのまま終わる。実況者も唐突に終わった感はあると認めつつ、本作のストーリーはこれでおしまいだとしている。

結末の解釈について、実況者は、元数学者の慈善家とルーシーが漂着物に選ばれたのは、隣人を愛する信仰心のある人間だったからなのだろうか、と推測を述べるにとどめている。多くの謎が残る作品だとしながらも、文字通り片腕だけで操作するというゲームデザインは非常に楽しめたと評価し、「何食べてたらこんなん思いつくんやろね」と締めくくっている。