経験値ブースト0倍で挑む『FF3』:Lv8の1人とLv1の3人でクリアするまで

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概要

ピクセルリマスター版『ファイナルファンタジーIII』を、獲得経験値をほぼ入れずにクリアする実況動画である。話者は、ジョブチェンジシステムや召喚獣の登場など、のちのシリーズに引き継がれるバトルシステムの原点だとこの作品を紹介する。最近実装されたブースト機能で獲得経験値を0倍にし、レベルをほとんど上げないまま、クリスタルに選ばれた4人の物語を最後まで進めた。説明欄によれば最終的なパーティはLv8・Lv1・Lv1・Lv1である。この記事では、各ボスをどのジョブとアイテムで倒したか、低レベルゆえに何を工夫したかを順に追う。

10分で読めます
2:04

「経験値0」は最初の戦闘で崩れた

物語は、大地震でクリスタルが地中に沈み、そこにできた洞窟へ辺境の村ウルの4人の孤児が度胸試しに入るところから始まる。落とし穴に落ちた直後に最初の戦闘があり、この戦闘はオートバトルで進むため、経験値12を自動で獲得してしまう。この時点で「経験値0で世界を救う」計画は失敗した。

話者は「それでも彼らの人生は続いていく」と言って、ブースト機能で獲得経験値を0倍にしてプレイを続ける。自分で「すでに負け戦」と認めたうえでの挑戦である。最初のボスのランドタートルはHP111で、1ターンに40程度のダメージを与えられるため、3ターンほどで倒せるとしてオートバトルで撃破した。その後、4人はクリスタルの祭壇で啓示を受けて旅立つ。

4:49

浮遊大陸の序盤:アイテム頼みの戦い

呪われた村の近くの洞窟でサラ姫と出会い、呪いの元凶であるジンと戦う。ジンはHP550で冷気が弱点だ。ここまでに南極の風を4つ拾っていたので、それを全部投げつけて倒し、指輪に封じて聖なる泉に沈めた。弱らせてから捕まえるのは「ポケモンの定石」だと話者は冗談を言っている。

次の町への道は地震で転がってきた大岩にふさがれていた。シドの提案で飛空艇を体当たりさせ、大岩を壊して道を開く。続いて山でバハムートにさらわれ、記憶喪失の男デッシュと出会う。バハムートには勝ち目がないので逃げ、白魔法ミニマムを手に入れてデッシュを仲間に加えた。

8:56

ミニマムのために1人だけレベル8へ

次のイベントを進めるにはミニマムを使う必要がある。しかしレベル1ではMPが0で、魔法を唱えられない。話者は「終わった」と言いつつ方針を変え、ブーストを解除して1人目(動画内の呼び方では「1ボイ」)にだけ経験値を与え、ミニマムが使えるレベル8まで上げた。説明欄にある「Lv8・Lv1・Lv1・Lv1」という構成は、ここで決まった。

ネプト神殿では小人になって小さな穴に入り、大ネズミと戦う。HPは1050。小人の状態では物理攻撃がほとんど効かないため、魔法で攻める。MPのある1人目は拾ったブリザドを、2人目は燃える杖(燃える杖)を使った。燃える杖は敵が落とす武器で、レベル1には便利だと話者は言う。残りはオートバトルで倒し、神殿に宝石が戻ったことで海峡で暴れていた竜が鎮まった。

10:35

古代人の塔と炎のクリスタル

一行は機械仕掛けの塔に登る。この大陸は塔の力で空に浮く浮遊大陸で、デッシュは自分が古代人の生き残りであり、塔の監視者として眠っていたことを思い出す。塔を壊そうとする工作員メデューサ(HP2000)は、魔法を撃ち続けるだけで倒せた。その後、デッシュは暴走する動力炉を止めるため炎の中に身を投じ、海峡をふさいでいた渦が消える。

ドワーフの洞窟では、宝を盗んだ盗賊グツコー(HP2800)を戦士4人で斬りつけて倒した。しかしグツコーに後をつけられ、角を持ち去られる。炎のクリスタルの力を取り込んで再登場した姿がサラマンダー(HP4000)だ。全体攻撃の炎が非常に強く、2回撃たれたら終わりだと話者は説明している。それでも撃破し、炎のクリスタルから新しいジョブを得た。

14:19

学者でアイテムを2倍に

南の村を訪れた一行は、いきなり袋叩きにされて城へ連行される。ここでは魔導士ハインが兵士を操り、略奪を繰り返していた。脱獄してハインと戦う際、話者は炎のクリスタルで得た学者を使った。学者はアイテムの効果が2倍になる特性を持つので、拾ったアイテムを投げつけるだけで倒せたという。

ハインを倒すと、古代人の遺物「時の歯車」が手に入る。これでエンタープライズを船に改造し、浮遊大陸の外へ出た。外の世界は大陸の半分が海に沈んでいて、話者は「物寂しい感じ」と言う。難破船で水の巫女エリアと出会い、水の神殿へ向かう。そこで現れたクラーケンにも学者を使い、ゼウスの怒りなどのアイテムをぶつけて倒した。

18:46

復活した世界とゴールドル

宿屋で目覚めると、水のクリスタルが力を取り戻し、沈んでいた大陸が元に戻っていた。近くの城にクリスタルがあると聞いて訪れ、ゴールドル(HP6000)と戦う。町で斧が売られていたので、水のクリスタルで得たバイキングを使い、3ターン殴って倒した。手に入ったのは金のクリスタルだったが、すぐに砕ける。話者は「マイナーっぽいクリスタル」と軽く流している。

飛空艇を取り戻し、話者はFF3の醍醐味である飛空艇の爽快感を味わおうとする。ところが、内戦が続くサロニアの真っただ中に飛び込んでしまった。

20:17

サロニア:ナイト、カラテカ、竜騎士

酒場では、城を追放された王子アルスにごろつきが絡んでいた。そのゴールドナイト戦では、ナイトとカラテカを使った。ナイトは瀕死の味方をかばうのが特徴で、話者によれば後の作品でもこのジョブは活躍する。カラテカは全体攻撃が便利で、MPを使わずに雑魚を散らせると話者は評価している。

サロニアでは大臣が王を操り、王子を殺させようとしていた。しかし王はナイフで自らを刺して息子を守る。正体を現したガルーダには新ジョブの竜騎士を使い、オートバトルで撃破した。王は死に、アルスが国を継ぐ。一行はエンタープライズよりずっと速い新しい飛空艇を受け取った。

23:58

旅の目的が見えてくる:ザンデとドーガ、ウネ

古代の大魔導士の弟子ドーガによると、同じ弟子のザンデがクリスタルの力で地震を起こし、世界を闇に包もうとしている。もう1人の弟子ウネの協力も得てザンデを止める、というのがここからの物語の筋だ。話者は「ふらふら放浪していただけ」の4人に、ようやく旅の目的ができたと振り返る。

ザンデの居城の入り口を壊すアイテムを取りに行き、ヘカトンケイルと戦う。使ったのは強力な刀を扱える魔剣士で、クエイクを使われる前に倒せば勝ちだという。

その後、ドーガとウネが一行に戦いを挑んでくる。封印を解く鍵を作るには、この戦いで生まれる力が必要なのだという。話者は「そんなことあるんや」と驚いている。ドーガ(HP12800)戦でも魔剣士を使った。話者は、敵が闇属性への耐性を持っていない限り安定した火力を出せるジョブだと評価する。ただ、これ以降のボスは軒並み全属性に耐性を持つので、魔剣士を活かせるのはここが最後になる。「賞味期限が切れる前においしく使っていきましょう」と話者は言う。ドーガは単体攻撃しかしてこないため、毎ターン味方を蘇生すれば対応できた。

続くウネ(HP11800)はヘイストやリフレクなど行動の幅が広い。全体攻撃の吹雪が厄介なので「いつもより強めに祈る」として、蘇生を繰り返して倒した。2人は死に、ドーガからエウレカの鍵、ウネからシルクスの鍵を受け取る。

27:32

全属性耐性のボスとナイト、そして忍者へ

土のクリスタルのもとでは、ティターン(HP2万)と戦う。全属性に耐性があるため、属性付きの武器を使うジョブは向かない。そこで無属性で扱いやすいナイトを選んだ。さらに、殴られるたびに蘇生するのは面倒なので、3人目と4人目をあえて石化させ、単体攻撃の弾よけにする作戦をとった。全体攻撃のクエイクを警戒しつつ撃破している。

エウレカのスキュラ(HP2万5000)も全属性に耐性を持つため、ナイトで戦った。単体攻撃しかしてこないので、ジョブは何でもよかったかもしれないと話者は言う。このあたりからボスのHPが跳ね上がり、力押しでは倒せない敵が増えていくという。エウレカの探索を終えて、最強のジョブ忍者に転職できるようになった。

30:03

ザンデの居城と仲間たちの助け

ザンデの居城に入ると罠にかかり、魔竜に囲まれて動けなくなる。ドーガの魂が現れ、魔竜の呪いを解けるのは5つの光の心だけだと告げて助けを呼びに行く。サラ姫、シド、生きていたデッシュ、王を継いだアルス、自分たちを光の戦士だと思い込んでいた陽気なじいさんたちが次々と現れ、4人を救う。ザンデ戦では忍者の手裏剣で攻め、撃破した。

しかし、ザンデが呼び出した暗闇の雲が現れる。1000年前に光の氾濫で現れた存在が、今回はザンデの起こした闇の氾濫によって再び世界に出てきたという。一行は一度倒れるが、ドーガとウネが魂を分け与えて復活する。1000年前に闇の戦士たちが光の氾濫を抑えたように、今度は自分たちが闇の氾濫を抑える番だと話者は語る。

34:53

闇の世界の4体のボス

闇の世界では、まず4体のボスを倒す。ツーヘッドドラゴン(HP6万5千)は通常攻撃しかしてこず、話者は「お通しみたいなボス」と呼ぶ。手裏剣7枚で倒した。

ケルベロス(HP6万)は魔法攻撃をしてくるので、光のカーテンで魔法を1度だけ反射させる。2ターン目に全体攻撃が来るが、それまでに倒せばよい。エキドナ(HP7万)も同様に光のカーテンを使い、反射ダメージと手裏剣7枚で倒した。素早さの関係で1人目が先手を取りやすいので、この戦法は確率的に有利だと話者は説明している。

最も厄介だったのはアーリマン(HP7万5千)だ。初手で必ずメテオを撃ってくるうえ、それより先に手裏剣で倒すのも難しい。メテオを耐えなければ勝ち目はない。そこで使ったのがバイキングである。HPが25%以下の瀕死状態のときだけ被ダメージを大きく抑えられる特性があり、レベル8の1人目はこれでメテオを1ダメージに抑えた。あとは忍者を蘇生し続け、手裏剣を投げてくれるのを祈る。吟遊詩人も使ったが、その説明はラスボス戦に回された。

38:23

ラスボス・暗闇の雲:瀕死状態を保つ長期戦

ラスボスの暗闇の雲はHP12万で、長期戦になる。鍵は吟遊詩人と、瀕死状態の1人目だ。話者によると、吟遊詩人の歌は必ず先に発動する。瀕死状態の1人目を豚か亀の甲羅で強化すれば、波動砲も1ダメージに抑えられる。豚は効果が短いので、1人目には亀の甲羅を使った。あとは忍者を蘇生し続け、先手を取って手裏剣を投げてくれるのを祈る。

問題は、亀の甲羅の効果が切れるターンだ。効果が切れるまでかけ直せないので、一瞬だけ無防備になる。話者はこの瞬間に合わせて吟遊詩人を蘇生し、先に動く歌で守って波動砲をやり過ごした。このとき1人目の残りHPは4で、そのままでは死んでしまう。そこで瀕死状態を保てる範囲で回復させる。瀕死状態になるのはHP32以下で、吟遊詩人の癒しの歌ならちょうどよく回復できるという。こうして安全な行動パターンを確立し、繰り返して少しずつ削り、暗闇の雲を倒した。

40:26

結び:成長しないまま見た物語

最後に、光と闇、そして人々の希望についての語りとエンディングが流れる。話者はこの作品について、複数の世界にまたがる大きなスケールと、さまざまなジョブを使う冒険で、始まりから終わりまで楽しみの多い作品だったと振り返る。そのうえで、物語の都合で初めて経験値を得ることになった経験について「成長するのって意外と寂しいことなんだな」と感想を述べ、動画を締めくくった。