安売りせず選ばれ続けるには:経営者4人が語る顧客との関係づくり
新R25チャンネルAIに合理的な判断をかなり任せられるようになった今、人間の仕事として一番大事なのは人との関係づくりではないか。新R25と経営討論番組「For JAPAN」のコラボ企画「ビジパの悩み解決サミット」は、第9回でこの問いを取り上げた。テーマは「顧客とのいい関係値をつくるためのコミュニケーションの極意」である。
相談を持ち込んだのは、新R25編集部で広告案件の動画をクライアントと一緒に作っている司会者だ。成果を出すことは当然として、それ以外の部分で顧客といい関係を築けているかというと「あまりしっくり来ていない」し、苦手意識もあるという。この悩みに、関西を中心に事業を営む4人の経営者が、それぞれ一言の心得をフリップに書いて答えた。
登場した4人の経営者
畑敬三氏は、大阪府東大阪市で金属製品を製造する株式会社ハタメタルワークスの代表である。金属製品の中でも銅に特化しており、顧客は電気関係のメーカーが多い。
阿部将氏は株式会社新栄建設の代表取締役だ。本社は大阪にあるが、全国を飛び回って工事をしている。話題になっているアスベストの対策工事など、有害物質の除去を手がけている。
石橋正好氏は、富山県に拠点を置く朝日不動産株式会社の代表取締役社長である。同社は創業58年の地域密着型の会社で、6年前に東京にも出店した。富山と東京で、アパートやマンションの賃貸、管理、仲介、経営コンサルティングを行っている。
小泉星児氏は大阪ラセン管工業株式会社の代表取締役社長である。同社は1912年創業で、今年で114年になる。金属製のフレキシブルチューブやベローズの専門メーカーで、小泉氏は6代目にあたる。基幹産業に加えて、ハイテク、水素、宇宙関係の仕事も手がけている。
4人がフリップに書いた答えは、「顧客を好きになる」(畑氏)、「直接対話」(小泉氏)、「速さ」(阿部氏)、「顧(個)客体験」(石橋氏)だった。
畑氏:まず顧客を好きになる
畑氏は、こちらが相手を好きになれば、向こうも好意を持ってくれると話す。司会者はこれを返報性のようなものだと受け止めた。畑氏は今の仕事の前に会社員をしていたが、現在の妻はそのときの顧客だったという。スタジオは笑いに包まれ、畑氏も「好きになりすぎるとこんなことになってしまう」と冗談で返した。
本題として畑氏が強調したのは、コミュニケーションには相手を知ることが欠かせないという点だ。だから最初から相手を嫌がらずに好きになることが大事だという。
では、好きになれない相手にはどう向き合うのか。司会者がそう尋ねると、畑氏は次のように答えた。嫌なところはどうしても目につくが、それよりも良いところを見るようにする。そして積極的に話す。話さなければ良いところも見えないからだ。
もう一人の進行役もこの話に同意した。自分たちはインターネット企業なのでオンライン会議ばかりだが、直接会うと意外に相手を好きになることがあるという。嫌いになりかけたら直接会った方がいいかもしれない、と話していた。
小泉氏:熱量は直接会わないと伝わらない
小泉氏も、できれば会って話すべきだという立場だ。2020年から2年間ほどはリモートが中心で、今でもリモートは多い。しかし、リモートでは熱量や感覚が伝わりにくいと小泉氏は言う。相手が本当に怒っているのかどうかも分からない。その場の雰囲気を察したり、相手が本当のことを言っているかを見極めたりするには、会って話した方がいいという。
小泉氏は、リモートでは相手の画面が真っ暗なこともよくあると指摘する。それなら電話と変わらない。文字や音だけでなく、実際に目の前で、手が届くくらいの距離で話した方がいいという考えだ。
直接会えば、どんな話が好きかといったことも、話しているうちに自然に分かってくる。そこには無駄な時間も生まれる。それでも小泉氏は、その時間は大した長さではなく、差し引きすればプラスになるはずだと語った。
阿部氏:一歩目の速さで「最初に選ばれる」
阿部氏が一番大事だと考えるのは、レスポンスの速さである。電話をもらってから動き出す一歩目の速さを意識しているという。
阿部氏は具体例を挙げた。顧客が「今週中に」と求めているなら、電話を受けた時点で動く。翌日が無理でも、2日後までには動けると示す。そうした速さを見せておけば、相手は緊急で困ったときに「阿部君に言おう」「あの人ならすぐ動いてくれる」と考えるようになる。逆に、何でも自分のタイミングで後回しにしていると、最初に選んでもらえなくなる。だから「いつでも行きますよ」というくらいの速さが一番大事だと阿部氏は言う。
速さを意識するようになったきっかけを問われると、阿部氏は体育会系で育ったからだと答えた。電話にはすぐ出ろ、2コール以内に出ろ、呼ばれたらすぐ来い、という環境で育ち、それが身に染みついているという。そして、早く行って嫌な顔をされたことは一度もないと語った。
司会者も自分の経験から同意した。番組の出演交渉でタレントに連絡すると、最初につながるのはマネージャーである。レスポンスの早いマネージャーには、困ったときにすぐ連絡したくなる。その結果、その人にどんどん連絡が集まっていく。進行役も、速さは仕事に限らず人間性としても好かれる要素であり、万能だと評価した。
石橋氏:一人ひとりの顧客と体験を共有する
石橋氏のフリップは「顧(個)客体験」「UCX」という、少し複雑な表記だった。顧客体験はCX(カスタマーエクスペリエンス)を指す。そこに、顧客一人ひとりとの体験という意味を込めて「個客」という字を当てた。UCXは「ユニークカスタマーエクスペリエンス」の略だという。
朝日不動産の顧客は大家である。同社は大家と一緒にYouTube番組を作っており、物件見学ツアーやスタジオ収録を行っている。さらに大家に講師になってもらい、社員研修をしてもらうこともある。このように大家と一緒に行動する点が同社の特徴で、それによってとても仲良くなるのだと石橋氏は説明した。
どんな体験が良い体験なのか。そう問われた石橋氏は、ロケの例を挙げた。一緒に楽しむこともあれば、カメムシが大量に発生している物件に出くわすこともある。カーテンからカメムシがボトボトと落ちてくれば、一緒に「うわあ」と怖がる。そういう友達のような付き合いだという。
石橋氏はこれを一体感、共鳴、共感と言い換えた。上下関係ではなくフラットな関係であり、社員にもこの姿勢が浸透していて「みんな仲良し」だという。仲良くなるために大事なことを聞かれると、一緒に泣いたり笑ったりする体験を共有すること、それに尽きると答えた。同じ空間で同じ空気を吸うことが絶対に大切だという。
逆に「これだけは絶対にしない」こと
後半で司会者は、逆に顧客に対して絶対にしないと決めていることや、社員に禁じていることはあるかと尋ねた。
阿部氏:できないことは曖昧にせず「できない」と言う
阿部氏が社員に伝えているのは、角が立ってもいいからストレートに伝えろ、できないことはできないと言え、ということだ。阿部氏は「やりたくない」と「できない」は意味が違うと区別する。一番良くないのは「やろうと思えばできるけど」といった言い方だという。
建設の現場では、価格と現場が決まった中でコストを振り分けていく。「このコストでやれ」と言われても、それでは安全面や品質面に欠けるなら、うちではできないと答える。仕事が欲しいからといって「まあまあ、なんとかやります」といういい加減な答え方をするな、と阿部氏は若手に教えている。どんなに怖い相手でも、無理なものは無理と言い、グレーな返事はするなということだ。
阿部氏は、曖昧な対応を続けるとどうなるかも説明した。本来は断るべき案件でも流されてしまう。そうすると相手はさらに押し込んでくる。司会者が「力関係がどんどん悪くなる」と補うと、阿部氏もそれに同意した。だから押し負けてはいけない。良いことは良いと共感し、ダメなことはダメと言う。相手が良いと言ってきても、こちらの意見を持って対応しろと指導しているという。
一方で、「できません」と言えば「なんでやねん」と返ってくる。阿部氏はそこからが勝負だと言う。その時々の状況に応じて、明確に説明できる理由を持ったうえで断る。たとえば「この金額では安全面に回す予算がありません」「この工期では追いつけず、次のお客さんに迷惑をかけます」と説明し、断りながらも理解してもらうのだという。
司会者が、自分たちは「できません」と言ったあと気づけば押し込まれて「持ち帰っていいですか」となってしまうと打ち明けた。すると阿部氏は、自分自身もいろいろな人と会う中で「この人は押せそうだ」と思えば押してしまうことがあると認めた。逆の立場から見ても押し負けないことは大事であり、自社の色を大切にしたいのだと語った。進行役はこのやりとりを受けて、「いい関係」とは単に好かれることではなく、良い力関係でもあると整理した。何でも御用聞きになればいいわけではない、という話である。
石橋氏:他の顧客や同業者の悪口を言わない
石橋氏は、他の大家やライバルの同業者について否定的なことを言わないようにしているという。大家とは友達のような関係なので、友達同士でするように、他人の悪口は控えるということだ。悪口を聞いた側は「自分もどこかで言われているのではないか」と思ってしまう、というのがその理由である。司会者も、営業を受ける側としてそれを言われるととても嫌な気分になると共感した。他社を下げなければ自分たちをアピールできないのかと思ってしまい、単純に小さく見える、という感想も出た。
小泉氏:安売りしない
しばらく考え込んでいた小泉氏は、コミュニケーションについて特別な指示を出したことはないと前置きした。当たり前のことだからだという。そのうえで、商談の際には「安売りするな」と伝えていると話した。できるレベルとできないレベルがあるので、それをはっきり伝える。
顧客から「これをやったら発注する」という条件をぶら下げられることもある。しかし同社は、そうした誘いにはあまり乗らないという。進行役が長期的に悪い方向に向かうからかと尋ねると、小泉氏はそれもあると認めた。そのうえで、自社の製品はどこまでいっても工業製品であり、「これを我慢すれば次は良いことがある」という甘い話に付き合うのは非常に危険だと述べた。司会者も、そうした対応が他の営業にまで広がると収拾がつかなくなると応じ、阿部氏の「できないことはできない」とも近い考え方だとまとめた。
相談者が持ち帰ったこと
最後に、相談者である司会者は、どれもやってみたいと話した。中でも、自分を振り返ると顧客と直接会う機会があまりなかったことに気づいたという。ミーティングもつい「サクッとZoomで」となりがちだったので、きちんと場を設けて直接会うことを実践したいと語った。
進行役は、自分たちのようなインターネット企業では、まずチャット、次にオンライン会議、最後に対面という順番になっていると指摘した。そのうえで、実はオンラインで会うことすらできていない気がすると振り返った。そして、会う方向に寄せた方がいいということと、何より速さが大事だということを確認した。
番組前半となるこの回では、顧客とのコミュニケーションで大事にしていることを取り上げた。顧客との良い関係を続けるためのトラブル対応やクレーム対応については、For JAPANのチャンネルで公開される後半で扱うとして、この回は締めくくられた。
顧客とのいい関係性を作るためのコミュニケーションの極意ということになっております。はい。
顧客を好きになるですね。はい。はい。こっちが好きになると向こうも好意持ってくれる。コミュニケーションするのやっぱり相手のことをね、知らないといけないですし、最初から嫌がらずに。うん。はい。好きになるっていうのは大事だと思いますね。
できれば会って話すと。2020年から2年間ぐらいはリモート。やっぱなんか熱量とかその感覚で伝わりにくい部分があるでしょ。ほんま怒ってんのちゃうかとか分からへん。触れるぐらいの距離で喋った方がいいと思う。はい。
電話もらってから動く1歩目の速さって1番大事なんじゃないかなっていう。もう後ででいいやってしてたら第1に選んでもらえない。うん。早く行って「早いな」って嫌な顔されたことないんですよね。
そう。お客さんって大家さん。はい。うん。大家さんと一緒にYouTube番組を作ってます。例えばロケ行くと一緒に楽しみ、カメムシが大量に発生してる現場があったりなんかして一緒にうわあって、本当に友達。
ではビジパの悩み解決サミット、もう第9回になりますね。やっていきたいと思います。お願いします。よろしくお願いします。はい。
改めましてこの番組は、日本のニュースや時事ネタについて経営者の目線で討論する経済バラエティ番組、はい、For JAPANとのコラボ番組になっております。For JAPANに出演している経営者の方々に現代のビジネスパーソンが抱える悩みや疑問をぶつけてアドバイスをいただきたいと思います。今回はですね、顧客との関係値づくりというのをテーマにしたいなと。
うん。あの、AIとかでね、合理性をかなり外注できる時代になってる中で、もう人との関係性みたいな、関係作りみたいのが1番人間がやる時大事なことになってるんじゃないかなという風に思っております。そんな中でどういう風にお客さんといい関係を築けばいいのかというのをですね、多分お客さんと向き合ってきた経営者の方々に伺いたいなと。はい。ディスカッションしていきたいなと思います。はい。
はい。では、今回の経営者の方々4名おりますので紹介させていただきます。まずお1人目がですね、株式会社ハタメタルワークス代表取締役の畑さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。お願いします。
株式会社ハタメタルワークス代表の畑と申します。はい。大阪府の東大阪というところで金属製品の製造業をしていまして、金属製品の中でも特に銅に特化した製造業をやっております。よろしくお願いします。お願いします。
ハタメタルワークスはそのお客さんっていう意味だとどういうお客さんが多いですか?はい。銅に特化してますんで、電気関係の、はい、うん、を使うお客さんが多いですね。メーカーさんですかね。なるほど。
はい。ありがとうございます。えっと、ではお2人目、株式会社新栄建設代表取締役、阿部将さんです。よろしくお願いします。お願いします。
株式会社新栄建設代表取締役の阿部です。よろしくお願いします。お願いします。うちは、本社が大阪にはあるんですけども、建設業で全国飛び回ってる会社で、全国各地で工事にはなるんですけど、今ちょっと話題になってるアスベストの対策工、ダイオキシン工事で、有害物質の除去をする会社をやっております。はい、よろしくお願いします。お願いします。
では3人目がですね、朝日不動産株式会社代表取締役社長の石橋正好さんです。よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。よろしくお願いします。
朝日不動産株式会社代表取締役、石橋正好です。弊社はですね、富山県に拠点がありまして、創業58年の地域密着型の会社です。で、6年前に東京にもお店を出しまして、富山と東京で賃貸住宅、アパート・マンションの賃貸、管理、仲介、経営のコンサルティングを行わせていただいてます。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
じゃ、最後はですね、大阪ラセン管工業株式会社代表取締役社長の小泉星児さんです。よろしくお願いします。はい、お願いします。
大阪ラセン管工業株式会社の代表取締役社長、小泉星児でございます。どうぞよろしくお願いします。当社はですね、1912年創業の、今年114年になります。金属製のフレキシブルチューブ、ベローズというのを作る専門のメーカーでありまして、私で6代目になります。基幹産業はもちろんですけど、例えばハイテクとかですね、水素とか宇宙関係とかそういう仕事も色々させていただいております。以上です。お願いします。お願いします。
え、何年っておっしゃってました?会社。114年。すごいっす。6代目。6代目ね、でもね、普通4、5代ぐらいなんですよ。そう。あ、そうです。
100年以上の、この番組初めてなんですけども、皆さん大阪・関西方面というか、いう感じなんで、さぞやっぱね、関係ってどうなんだろうなという風には思うんですけども、まずですね、テーマは顧客とのいい関係性を作るためのコミュニケーションの極意ということになっております。はい。
僕今新R25編集部というところで働かせてもらってまして、いわゆる広告案件と言われるクライアントさんと一緒にこう動画を作るっていうのはかなり多いんですけれども、うん。やっぱりこの顧客との関係値を築くために、もちろんこう成果でしっかり出すっていうのはもちろんなんですけれども、なんかそれ以外の部分でこうしっかりいい関係値を作るためのコミュニケーションできてるかなと思った時に、個人的にはあんましっくり来てない。うん。でもそれができるとすごい仕事がしやすくなったりするっていうのはめちゃくちゃあるからね。そうですね。なんかちょっと苦手意識があんのか、まだちょっとうまくできないので、そういったところを含めて今回は教えていただけたらなと思っております。お願いします。
じゃ、フリップの方を是非お願いします。はい。顧客といい関係性を作るコミュニケーションの極意ですね。コミュニケーション。なんか皆さんが意識してることを一言でという感じで書いていただけたら嬉しいです。はい。じゃ、皆さん。はい。お願いします。はい。はい。
好きになる。あの、顧客を多分好きになる。なるほど。速さ。はい。速さ。顧客体験。UCX。で、直接話すと。直接対話という形で。じゃ誰から聞いていきますか。そうですね。じゃあそしたら畑さんから。
はい。顧客を好きになることですよね。はい。はい。顧客だけじゃないと思うんですけど。こっちが好きになると向こうも好意持ってくれることも。返報性みたいなやつですね。そうですね。今の仕事の前サラリーマンしてたんですけど、はい。今の嫁さんがその時のお客さんだったり。そうなんです。違う意味でちょっと好きになる。持ってきてますね。いや、トークを。はい。そうなんだ。好きになりすぎるとこんなことになってしまうんですけど。はい。
でもコミュニケーションするのやっぱり相手のことをね、知らないといけないですし、相手のことを、うん、好きになるって、最初から嫌がらずに、はい、好きになるっていうのは大事だと思いますね。あ、なるほど。好きになるためのなんか心構えというか、どういった心持ちで顧客とのコミュニケーションをされているんですか?好きな人は好きじゃないですか?だから嫌いな人を多分聞いてそう。そうですね。嫌なとこをどうしても目についちゃうんですけど、いいとこを見るようにするとか。はい。積極的に話した方がやっぱ好きになるもんです。そう。あ、そうですよね。やっぱ話さないと。ああ。うん。うん。うん。いいとこも見えないですし。はい。
確かに我々もインターネット企業なんで、皆さんあんま多くないかもしんないですけども、オンラインとかのミーティングばっかなんですよ。はい。そうすね。これ直接会ったら意外と好きになったりするんですよ。あ、そう。ありますよね。そうなんです。それあるんですよね。確かに直接話した方がいいだろうなっていうのは、うん、はい、思うんで、ちょっと我々も嫌いになりかけたらそうした方がいいと思いましたんで。ありがとうございます。
小泉さんがね、ちょっとこうね、近い感じというか。あ、そうですね。直接対話はやっぱ直接ですか?直接はできれば会って話すと。はい。うん。で、一時ね、やっぱり2020年から2年間ぐらいはリモート、今でも当然リモート多いですけど、やっぱなんか熱量とかその感覚で伝わりにくい部分あるでしょ。なんかこうほんま怒ってんのちゃうかとかがわからへんて。で、なんとなくのその雰囲気を察するにはやっぱり会って喋った方が、はい、お互いのその何とも言えない雰囲気とかですね。うん。ほんまのこと言うてるかわかりませんしね。で、そのリモートだと相手は画面真っ暗とかも結構あったりするじゃないですか。あれやったら電話と変われへんので。うん。なかなか、でもやっぱり文字とか音だけじゃなくて実際に前にいてですね、触れるぐらいの距離で喋った方がいいと思いますね。あ、表情。で、どんなお話が好きかとかも喋ってるうちにこうなんとなく発展して。無駄な時間ありますけどね。無駄な時間そんな大した時間じゃないので。プラマイしてもプラスだと思いますよ。はい。はい。ありがとうございます。はい。
じゃあ次は阿部さんから。はい。ちょっとフリップもう一度見せていただいていいですか?はい。速さ。はい。速さですね。もうそのレスポンスの速さ。そうですね。やっぱりこの仕事とかに限らずやとは思うんですけど、なんでもやっぱこう電話もらってから動く1歩目の速さってやっぱ1番大事なんじゃないかなっていうのは意識してて。今来てくれって方、無理な場所もありますけど、あえて今週って求めてるんであれば、電話もらった時点で、行ければ次の日、無理でも2日後までには僕は動けますよっていう速さを見せると、向こうはやっぱ緊急的に困った時はそうなったらやっぱ阿部君に言おうとか、はい、あの人言ったらすぐ動いてくれるからとか。でもこれを何でもかんでもこう自分のタイミングで、後ででいいやってしてたら第1に選んでもらえないていうか。うん。やっぱこう迅速、早く、はい、もういつでも行きますよぐらいの速さが1番僕は大事なんじゃないかなって思ってるんですけど。
ちなみにこの速さとかを意識し始めたのはなんかきっかけがあったんですか?これでも多分僕体育会系育ちなんで、今電話出たらすぐ来いと。電話は出ろと。はい。2コールまでで出ろと。そうそうそう。そういう環境で育ったんで。それが元々染みついてるんで。でも早く行って、うん、「早いな」って嫌な顔されたことないんですよ。そうなんですよ。やっぱ何でも早いに越したことがないんじゃないかなとは。はい。速さですね。速さですね。なるほど。
でも早い人ってやっぱ選ばれますよね。本当に思いますね。我々もよく出演者の方への打診で、タレントの方とかに連絡するケースあるんですけど、1番初めやっぱ繋がるのってマネージャーの方で、やっぱレスポンス早かったりする方って、うんうん、なんか困った時にやっぱすぐ連絡したくなるんで、どんどんその人に連絡が集まってく。いや、そうですよね。万能やと思うんですよ。速さって仕事以外にも人間性にもこう好かれるというか。はい。一言で速さですね。間違いないと思いました。
じゃ最後、石橋さんがですね、顧客体験と、この「顧」がちょっと濃くて個人の「個」。はい。UCXってのもどういうことか。そうなんです、あの皆さんすごいシンプルで分かりやすいんで、私ちょっと分かりにくそう。奥行きが。そうなんですね。顧客体験というのは直接的にはね、これCX、カスタマーエクスペリエンスっていうんです。で、さらに「個」というね、1人1人のお客様との一緒の体験ということで、うん、個人の「個」って書いて、これユニークですね。ユニークカスタマーエクスペリエンス。あ、じゃ、個別、その個客、そこに最適化した。そうですね。いい体験。で、体験っていうのはどういうことかというと、うちのお客さんって大家さんなんです。はい。うん。大家さんなんですね。ええ、で、大家さんと一緒にYouTube番組を作ってます。は、ええ、だから物件見学ツアーとか、スタジオの収録とか、そしてさらに言うと大家さんに先生になってもらって社員の研修をしてもらうとか。はいはい。ええ、だから一緒に行動するみたいな。うん。うん。そういう風なところにちょっと特徴があるかな。それで、すごく仲良くなります。うん。
あの、石橋さんのその会社における大家さんがお客さんだとした時に、どういう体験はいい体験で、どういう体験はいい体験じゃないとかって具体例を上げるとどんな感じなんですか?そうですね。だから、例えばロケ行くと一緒に楽しむ。あるいはカメムシが大量に発生してる現場があったりなんかして、カメムシがカーテンからこうボトボトっと落ちてきたら一緒にうわあって怖がる。それは何なんでしょう?やっぱ楽しむってのが大きいんですかね?そうですね。そんな感じで、本当に友達感覚みたいな。ああ、そう。そういうこう顧客との付き合いっていうのが。そうなんです。一体感みたいな、かっこよく言うと共鳴とか。はい。そういう風な。共感とか。なるほど。あんまりこう上下みたいな関係じゃない。フラットな関係。それもう社員の皆さんにもそういうのは浸透してるんです。そう、そうですね。はい。みんな仲良しです。仲良しなんですよ。仲良しです。その仲良しになるために大事なことは何ですか?いや、だから一緒に泣き笑いっていう体験を共有すると。とにかくそれに尽きます。同じ空間、同じ空気を吸うっていうのが。はい。同じ空気を吸う、絶対大切です。確かに。ありがとうございます。はい。ありがとう。はい。
なんか今すごくいい関係を作るためにやっていること、意識していることを教えていただいたんですけれども、なんか逆にこれだけはもう絶対にしないでおこうっていうことであったりしますか?皆さんが言ってくれたことの裏返しかもしれませんけど、これはもうやんないようにしてると、むしろ社員にもこれ絶対やんないよって教育してるみたいなものがあれば聞いてみたいなと。
うん。うちが言ってんのはもう、角立ってもいいよと。うん。ストレートに伝えなさい。できないことはできない。はい。やりたくないとできないとかは意味が違ってくるんで。はい。いや、やろうと思ったら、とかが良くないんですよね、やっぱり。で、やろうと思ったらできるけどとかそういうのじゃなくて、いや、もう今回はちょっと、はい、やれません。うん。なんでやねんて言われても、こう僕らなんか現場なんで、はい。うん。言うたら、価格が決まって現場が決まってて、こう色々やっぱコスト振り分けていく部分が色々あるんですけど、そのうんうん。このコストでやれって言われたらうちじゃできませんと、安全面に欠けますとか品質に欠けますとか。そういうのを曖昧にこうまあまあもう仕事欲しいしなんとかやりますとか、そういういい加減な答えをするなと。もう若者はもうどんなこう怖い人でもそう誰でも無理なもんは無理と。グレーはすんなと。それが結局こう長い年月、尾を引いてきて、もうはっきりその答えないってその人相手に、ほんまは、これはやったらあかんねんけどなとか、これは断らなってやつも結局こう、はい、流されるというか、曖昧にし続けると結局こう向こうも押し込みにくるわけじゃないですか。やっぱり。力関係がどんどん悪くなる。そう、悪くなるんで押し負けない。いいことはいいって共感する。あかんことはあかんて。向こうがいいって言うてきても、はい、こっちはこっちの意見を持ってちゃんと対応しなさいよっていうのは、はい。なるほど。言ってますね。
めっちゃ分かりますね。分かります。なんかできないことはできないって言った方がいいですよね。はい。できませんっていい感じに言うことありません?確かに。これが言えないんですよ。これが言えないです。ああ、できません。なんでやねんって後で来るんで。はい。なんでできひんねんて。で、そっからですよね。だからその物事1個1個、やっぱり時と場合で何が起きてるかっていうのがあるんで、そこに対してちゃんと明確に説明してあげる。うん。明確な説明できる理由がちゃんとあれば、自信持ってできません。はい。できませんと。じゃあなんでやねん。こうこうこうでこの金額じゃ安全面に振る金額ありませんとか、こうこうこうじゃこの工期に僕らは追われません。だから次のお客さんに迷惑かけますとか、もうその理解してもらう。断りで理解してもらう。オッケーと。はい。明確にっていうとこですかね。
我々そこが弱いからさ、なんかさ、できませんって言った後に気づいたら押し込まれて、ちょっと持ち帰っていいですかみたいな。そうなんです。9割ぐらいがやっぱ日本って。僕もやっぱいろんな方と会うんで、僕も正直押したろって思う時もあるんで、この人押したらいけるなって時はやっぱこう押しちゃうんで、やっぱ逆に考えればやっぱそう押し負けへんようにやっぱり自分らの会社の色っていうのは大事にしたいんで。なるほど。確かにお客とのいい関係っていうのテーマ設定しましたけど、これって、うん、ただ好かれるとかだけじゃなくて、こういい力関係というか、うんうん、そういう意味でのいい関係だから、そうすると、やっぱり何でもご用聞きになればいいっていうもんじゃないっていうのは出てきますよね。はい。うん。うん。うん。
ありがとうございます。他皆さんなんかあります?コミュニケーションでこれはやめてると。ちょっと頭の中に浮かんできたのが、いわゆるお客さんと、大家さんでもなんか友達関係なので、うん。他の友達のなんかネガティブな悪口みたいなことは言わないというか。うん。仲間、友達というか、だから他の大家さんであったりあるいはライバル他社、同業者。なるほど。あ、そう、そう、そう。なるほど。そういう風な、友達でそういうことはあまり言わないというか。うん。言ってませんね。うーん。それ言うとどうなっちゃうんですかね?いや、だからあの、聞いた方はあ、俺もどっかで言われてるかなみたいに思っちゃう。ああ、そっか。そっか。なるほど。そう思われるわけですね。そうですね。いや、でも自分が営業されてる時にやっぱそれ言われるとなんだろうね。めちゃくちゃ嫌な気分がしますよね。何なんだろう。あんまいい気がしない。しょぼく見える、単純に。あ、確かに。そうじゃないとアピールできないんだと、自分たちのことをっていう風に思っちゃうかもしんないですね。
じゃ、ずっとちょっと首をかしげながら考えてた小泉さん。そうなんですよ。コミュニケーションするにあたって何かこれはやるなっていうことはなかなか、当たり前のことなんでなんかこうそういう指示を出したことはないですけど、商売の話で相手と話する時には安売りするなとは言います。なるほど。あ、でも結構その阿部さんのに感覚近いんじゃないですかね。うん。そうですね。できないことをできるというに近いじゃないですか。そうですね。安売りって。安売りはするな。あとそのできるレベルとできないレベルが当然あるので、それははっきりと伝えます。うん。なるほど。で、ぶら下げられるわけじゃないですか。顧客から。うん。まあ、まあ。これやったら発注するぞと。あ、そういうのにあんま乗らないかもしれませんね。うちね。そこはやっぱり長期的に見てどんどん悪い方向に行っちゃうってことがやっぱあるわけですかね。うん。それもありますし、どこまで行っても工業製品なんでね。まあ、確かに。うん。だから甘い汁があって、こっちの方それ我慢すればこっちがいいよっていう、それのお付き合いするってのは非常に危険かなと。うん。確かにいろんな営業にそれ広がっちゃったりするともう収拾つかなくなったりしますね。そうですから。すいません。ちょっとコミュニケーションに関して誰かをそういう風に指導してるかって言ったらそうじゃないかもしれないけど、お答えとしてはそうなります。でもまあそうですね、安売りというのは結構近しい感じかなと思いましたね。
ということで関西流のコミュニケーションを聞きましたけど、はい。これやってみたいなと思ったのなんかありますか?いや、なんか基本全てやりたいなっていうのは思ったんですけど、なんか僕自身思い返した時になんか直接会うって実はあんまないかもと思いましたが、うん。うん。意外とミーティングとかでも、サクっとZoomでお願いしますとかっていうのが多かったので、なんかしっかりこう場を作って直接会うっていうのはやってみたいなっていうのは思いました。はい。
うん。我々はインターネット企業でまずチャットがあるんですよ。チャットがあって次がオンラインで会う、で直接会う。でこのオンラインで会うすらやってない気がする。まあでもそうですね。そう。なんか後はやっぱりこう会う方向に行った方がいいんだろうなってのはすごく分かりましたし。速さだよ、やっぱ速さ。いや、速さは確かに意識していきたいと思いました。はい。
まず新R25のチャンネルでは顧客とのコミュニケーションのこだわり、極意を聞きました。はい。で、後半はFor JAPANのチャンネルで顧客とのいい関係を継続するためのトラブル、クレーム対応術、はい、を聞いていきたいと思います。概要欄にこの辺のリンクも貼っておきますので是非ご覧ください。ということで皆さん、まずこちらはこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。ありがとうございました。ございました。
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