「整形依存症の患者とどう向き合うか」:高須幹弥医師が語るドラマ『ダウンタイム』板井佐緒里の口角挙上術

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概要

Netflixの美容整形ドラマ『ダウンタイム』には、安達祐実が演じる30代のキャバクラ嬢・板井佐緒里が登場する。美容整形を繰り返し、各地のクリニックとトラブルを起こしてきた人物で、作中では沼田医師が口角挙上術を担当する。高須幹弥医師はこの症例を題材に、「クレーマーリスト」に載る患者の実態、整形依存症の患者を引き受けるか断るかの判断、医師と患者の関係が崩れたときに何が起きるかを、自身の臨床経験と重ねて解説している。

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クレーマーリストと「地雷患者」

板井さんは、もともと美容クリニックの間で共有される「クレーマーリスト」に載っている患者だと高須医師は説明する。いくつものクリニックを渡り歩き、カウンセリングや手術のたびにトラブルを起こしたため、「この患者には手を出してはいけない」という情報がクリニック間で回っている状態である。

高須医師によれば、業界では「地雷患者」という表現が使われることがある。本人も「あまりいい言葉ではない」と断ったうえで、どれだけ腕の良い美容外科医でも、妄想や幻覚がある、攻撃性が高い、重度の醜形恐怖症や整形依存症を抱えているといった精神状態の患者を手術すると、必ずトラブルになるケースが一定数あると話す。こうした患者には手術をしてはならず、できればカウンセリングにも来てもらわない方がよいという。

問題は断り方である。「クレーマーリストに入っているので予約できません」と正直に伝えると、その時点で激昂し、手術もしていないのに「失敗された」「人生をめちゃくちゃにされた」「一生恨んでやる」といった虚偽の書き込みをされてしまう。そのため、予約の段階で「予約がいっぱいで」「時間が空いていなくて」と理由をつけて断り続け、相手が諦めて別のクリニックに電話するのを待つ、というのが実際の対応だと高須医師は語る。

板井さんはリストが回っているため予約が取りにくく、たまたまリストが回っていないクリニックや新規開業のクリニックなら予約が入るかもしれない、という状況にある。作中では一日中ネットに張り付き、恨みのあるクリニックや医師を「潰してやる」と悪口を書き続けるタイプとして描かれている。

醜形恐怖症・整形依存症でも引き受ける場合がある

一方で高須医師は、醜形恐怖症や整形依存症の患者が必ずトラブルになるわけではないとも強調する。おとなしく攻撃性が低く、自分が醜形恐怖症・整形依存症だという自覚があり、「ここを修正すれば今より良くなるから、これぐらいならやってもいいですか」という姿勢の人であれば、高須医師自身も手術を引き受けることがあるという。その判断基準は、手術によってその人の人生の幸福度が上がり、本人にも自覚があるから大丈夫だろうと思えるかどうかだ。

反対に、攻撃性が高く、妄想や幻覚があり、過去に暴れる・殴る・大声を上げるといったトラブルを起こしている人がクレーマーリスト入りし、予約も入れられず、来院しても断るしかない、というのが高須医師の整理である。

ネットで調べ尽くして全国を巡る患者と「顔面課金」

作中では、クリニック側のミスでうっかり予約が入り、沼田医師が対応することになる。ただ高須医師は、板井さんのように多くのクリニックを巡っている整形依存症の患者は、徹底的にネットで調べるため、実際には指名なしの「フリー」で予約することは少ないと指摘する。たいていは有名な医師を調べ上げ、日本全国でカウンセリング巡りをするという。

高須医師によれば、X(旧Twitter)には「顔面課金1000万」「2000万」「3000万」とプロフィールに書き、これまでの手術歴を並べている人がいる。そうした人の多くは同じ箇所を何度も修正しており、「まだ気に入らない」と繰り返すうちに鼻が硬くなり、変形していく。高須医師の見立てでは、最初からその人にとって一番良いデザインで手術していれば、そこまでかからない人が多い。100万〜200万円、高くても500万円程度で収まることもあり、顔面の骨切りや上下顎の骨切り、たるみに対するフェイスリフトまで行えば1000万円ほどになることもあるが、そこまでしないなら100万〜300万円で収まる人が本当は多いという。修正手術の繰り返しが金額を膨らませている、というのが話者の主張である。

名古屋で診療している高須医師のもとにも、北海道、沖縄、九州など各地から、顔面課金が何千万円という整形依存症の患者がよく「通過」していくという。断ることも多いが、本人に自覚があり、説明を受け入れ、トラブルにならないだろうと判断できる場合は、ケースバイケースで引き受けることもあると話す。

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自己診断を持ち込む患者

作中のカウンセリングで、板井さんは自分の顔を自分で診断し、治療方針まで決めたうえで医師に伝える。「バッカルファットがどうで、人中がどうだから、私はこれをやりたい」という具合だ。高須医師は、これが合っていることもあるが、たいていは間違っていると言う。

高須医師のもとにも、「SMASをこうやってフェイスリフトして、切開線はここまで」と自分で術式を指定してくる患者がよく来るという。「ダメですよ、こうですよ」と説明し、情報源を尋ねると、はっきりしない。多くは誰が書いたかもわからないXや掲示板の情報を鵜呑みにして、勉強したつもりになっているというのが高須医師の見方である。解剖、生理、術式を理解して自分で診断し治療方針を立てるには、医学部で6年学び、形成外科に進んでトレーニングを積むなど、最低でも10年はしっかり勉強する必要がある。ネットを見てわかったつもりになること自体がおかしい、と高須医師は述べる。ただし、きちんと説明すれば理解してくれる患者もいるとも付け加えている。

板井さんのような患者は、医師が「全体のバランスがあるので、こうすべきです」と説明すると怒り出す。自分の顔は毎日見ているし勉強もしているのだから自分が正しい、という態度で、喧嘩になることもある。こうした場合、言われた通りに手術した方がその場はトラブルにならないこともある。しかし高須医師は、手術の結果は極めて現実的なものであり、医師が「この治療は間違っている」と判断しているのに患者の言う通りにすると、たいていおかしな結果になると言う。そうなると患者は論点をすり替え、「あなたの腕が悪い、私はこう頼んだのに」と怒る。だから話が通じない場合は最初から断った方がよい、というのが高須医師の考えである。

沼田医師が引き受けた経緯

作中のクリニックも、当初は板井さんの手術を断る方針だった。引き受ければ後でトラブルになり、ネットに「失敗された」「人生をボロボロにされた」と延々と書かれる。しかもハンドルネームやアカウントを変えて大量に書き込むため、一般の人が見ると複数の患者がその医師やクリニックで失敗したように誤解してしまう。高須医師は「こういう人を敵に回すと非常に恐ろしい」と話す。

クリニックはお金を渡して手術を断り、帰ってもらう方針まで決めていた。しかし沼田医師は、醜形恐怖症を抱える板井さんの内面を見て、院長に「私に引き受けさせてください」と頼み、口角挙上術を行う流れになった。

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口角挙上術とはどんな手術か

口角挙上術にはさまざまな術式がある。高須医師自身は、余分な皮膚を切除し、口輪筋同士を縫い縮めて口角を引き上げるデザインで行っているという。やりすぎると引きつって不自然になるため、やりすぎない範囲にとどめるのが高須医師の方針だ。

高須医師は、板井さんが口角挙上術を受けた背景として、人中短縮術との関係を推測している。人中短縮術は流行しており、「人中が長いのはダメ、短い方が可愛い」と、唇と鼻柱がくっつくほど短くしたいと望む醜形恐怖症の患者もいる。板井さんもかなり思い切って人中短縮を受けたように見える、と高須医師は言う。人中短縮で唇の中央だけが上がると、普段から口角を上げず不機嫌そうな顔をしている人は、唇の中央と外側の高さの差が大きくなる。そこで口角挙上を希望する人がいる、という説明である。ただし、これは「そんな感じでやったんじゃないか」という高須医師の推測として語られている。

術後の板井さんは口角が思い切り上がっていた。本人は満足しているようだが、高須医師は、はたから見ると口が引きつって不自然だと思われるのではないかと感想を述べる。高須医師自身はそこまで口角を上げないが、本人が希望し、このデザインなら納得して喜ぶだろうと判断して、沼田医師はそのデザインを選んだのかもしれない、と推し量っている。

口角挙上は「最後に行き着く手術」

高須医師によれば、口角挙上術は整形依存症の人が受けることが多い手術である。整形依存症の人は、二重、目頭切開、目尻切開、たれ目形成、鼻、輪郭、人中短縮と一通り手術を受け、もうやることがなくなった後に「口角挙上はまだやっていない」と気づく。キャバ嬢やモデルもやっているから、という理由で受けることもある。いきなり口角挙上から始める人はおらず、顔中をやり尽くした後で受ける人が多い、と高須医師は説明する。板井さんの手術が口角挙上術だったのも、そうした流れに沿っているという見方だ。

ローン審査、現金の工面、他院のダウンタイム中の来院

作中で板井さんはローン審査に通らない。高須医師はその理由として二つの可能性を挙げる。過去に美容整形のローンを多く組みすぎている可能性と、ローン会社のブラックリストに入っている可能性である。後者については、ローンを組んで手術を受けた後にクリニックとトラブルになり、「失敗だから払わない」と銀行口座のお金をすべて引き出して引き落としができない状態にする、といった経緯でブラックリスト入りすることがある、と説明している。

ローンが通らない以上、現金で払うしかない。水商売をしている人なら、キャバクラの店長に給料を前借りする、風俗やパパ活、立ちんぼで稼ぐなど方法はある、と高須医師は言う。板井さんの場合は常連客の男性とのアフターで性行為をしてお金を得ていた。高須医師は、ローンが通っていればアフターも前借りもしなかったのだろう、と見ている。

また板井さんは、他院で手術を受けてダウンタイム中であることをきちんと伝えずに手術を受けようとしていた。高須医師はこれも醜形恐怖症・整形依存症の患者の「あるある」だと言う。他院の手術でまだ腫れや引きつりが残り、完成していない状態で別のクリニックに行き、別の部位の手術を受けようとし、そのことを話さない人は多いという。

板井さんの顔に表れた過去の手術

高須医師は、板井さんの顔から過去に受けたと思われる手術も推測している。下まぶたには何らかの手術を受けているように見え、グラマラスラインか、ハムラ法やクマ取りをやりすぎて皮膚を切除し、三白眼のような顔になっていたと話す。これも整形依存症の人によく見られる顔だという。

頬がげっそりとこけている点にも触れている。頬のたるみは年齢によるものだが、頬がこけている人は整形依存症の人に多いと高須医師は言う。整形依存症の人は、顔に余分な脂肪がそれほどついていなくても、顔の脂肪吸引をやたらと希望する傾向がある。無理に脂肪を吸うと頬がこけ、不自然な線が入る。その状態でアンカーリングを伴う無理な糸リフトをすると、さらに引きつる。作中の顔はそうした状態を表現しているのだろう、という解釈である。

高須医師は、顔の脂肪吸引は「かなりざっくりした手術」だと説明する。細いカニューレを耳の付け根などから入れて吸引するため、取りたい脂肪だけをピンポイントで取り、残すべき脂肪を残すことが難しい。挿入口から目的の部位までの脂肪が全部取れてしまうこともある。顔にパンパンに余分な脂肪がついている場合に大きく減量する目的なら脂肪吸引もありだが、「ここは取りたくない、ここだけ少し減らしたい」という場合は、脂肪溶解注射を何回かに分けて少しずつ減らす方が狙った分だけ減らせる、というのが高須医師の考えである。

しかし整形依存症の人は、脂肪溶解注射では物足りず、「脂肪吸引じゃないと嫌」と言うことが多い。高須医師と信頼関係がある患者は「注射の方がいい」と説明すれば理解してくれるが、信頼関係ができていない新規の患者や、カウンセリング巡りでたまたま立ち寄った人は話が通じず、結局断ることになる。すると「ミキヤに断られた、感じが悪かった、失敗された、人生をめちゃくちゃにされた」とネットに書かれることがよくあるという。高須医師は、美容外科をやっていてある程度知名度が上がり指名が増えると、これは宿命で仕方がないと受け入れており、全国の人気医師も同じような状況にあることが多いと話す。

断ったときに起きること

作中でクリニックが手術を断ろうとしたとき、板井さんは激しく怒った。高須医師は、これも実際によくあることだと言う。「ミキヤ先生にぜひやってほしい、ミキヤ先生しか考えていない」と、新幹線や飛行機で遠方から来た患者でも、会話が成立しない、理解力が低い、何度説明しても同じ質問を繰り返す、術後に「そんな話は聞いていない」と怒るタイプだと判断すれば、高須医師も断る。変に引き受けてお金を取ってもトラブルになり、患者を不幸にするので、断るのが患者にとってベストだからだという。

ただ、「絶対にこの先生に」と来た人を断ると修羅場になる。なかなか帰ってもらえず、なんとか帰ってもらっても、その後ネットに書かれ続ける。カウンセリングで断っただけなのに「手術に失敗された」「鼻をめちゃくちゃにされた」と書かれる。美容外科医にとって一番ダメージになるのがその種の書き込みだと相手もわかっているからだ、と高須医師は見ている。

信頼できる医師が「抱え込む」という考え方

結局、沼田医師は板井さんの口角挙上術を行い、板井さんは喜んだ。高須医師は、仕上がりの良し悪しは別として、口角が不自然に上がっていて変だと思うが、本人は美的感覚が狂っているので喜んでいる、と述べ、手術をやってよかったのかどうかはわからないとも言う。

そのうえで高須医師は、整形依存症の人にとっては、誰か信頼できる医師が「抱え込んであげる」のが一番良い場合がある、と話す。沼田医師はそれを全部わかったうえで手術を引き受け、最後まで面倒を見ると約束したのだろう、というのが高須医師の読みである。

高須医師自身も多くの整形依存症の患者を抱えているという。「僕が最後まで面倒を見る」と伝えると、患者はよそに行かなくなる。そのうえで、患者から希望されても断ることがあり、必要以上の手術は勧めない。もし高須医師が断ってしまえば、患者は別のクリニックに行き、お金儲け目的で必要のない手術まで次々に行われ、顔がどんどんおかしくなっていく。だからこそ信頼できる医師が面倒を見ることが、その人にとって一番良い場合がある、と高須医師は説明する。

板井さんが沼田医師という信頼できる医師をようやく見つけ、ずっとついていこうと思ったのもそのためだという。板井さんはキャバクラも辞めようとしていた。キャバクラで働いていたのは手術費を稼ぐためであり、信頼できる医師が見つかれば、クリニックを転々として手術と修正を繰り返す必要がなくなる。沼田医師が「やらない方がいい」と言えば受け入れられるので、これまでほどお金はかからないだろう、という流れだと高須医師は解釈している。

関係が崩れると「全部失敗」になる

ところが作中で沼田医師は東山クリニックを辞めることになる。板井さんがクリニックを訪れ、沼田医師が辞めたと知らされると、「最後まで面倒を見ると言ったのに」と激怒する。

高須医師は、これも本当によくあることだと言う。美容整形の患者には境界性パーソナリティ症の人が一定数おり、依存しやすい。恋人依存、ホスト依存、整形依存の人にもパーソナリティ症の人は多いという。医師と患者の関係が良いときは患者はとてもおとなしいが、関係が悪くなると一気に感情が爆発し、それまでの手術がすべて「失敗」になってしまう、と高須医師は説明する。

高須医師が最も怖いと言うのは、患者が医師に陽性転移、つまり恋愛感情を持ったときである。板井さんと沼田医師のケースとは異なると断ったうえで、自身の経験を語っている。高須医師は、作中のルイ医師のように「可愛いね」と言ってホストのように患者を惚れさせて通わせたり、キャバクラやマッチングアプリ、合コンで女性を口説いて患者として来させたりする「色恋営業」は絶対にしないという。それでも結果的に、患者が「全部ミキヤ先生に手術してほしい」「大好きです」「顔も体も切り刻まれたい」と言う関係になることがある。

好意を持たれている間は、二重も鼻も輪郭も「大成功で大満足」「先生のおかげで幸せになりました」と感謝される。しかし関係が崩れると、全部が失敗になり、「金を返せ、訴えてやる、よそで修正するから、これまでの費用も修正費用も全部払え」となる。高須医師はこれを「可愛さ余って憎さ百倍」にたとえ、同じようなことが板井さんと沼田医師の間でも起きかけていたと見る。作中では最終的に沼田医師が出向いて話をし、きちんと面倒を見ると伝えて、ある程度和解している。

連絡先交換という分岐点

高須医師は、患者が陽性転移して「もっと手術してほしい」となった場合、「ちょっとまずい」と感じ、手術をあまり勧めないようにするという。やれば可愛くなるかもしれない手術でも、「やめておいた方がいいかな」と徐々に話していく。

関係がこじれるきっかけとして多いのは、患者が連絡先の交換を求めたときだと高須医師は言う。最初は予約して手術を受けるだけの医師と患者の関係だが、患者は医師と特別な関係になりたい、他の患者と同じでは嫌だと思うようになり、LINEやInstagramの交換を求めてくる。高須医師は必ず断っている。交換してしまえばアウトだと考えているからだ。

交換すれば毎日、朝晩と連絡が来るかもしれない。無視すれば、患者は「先生に手術してもらったところが痛い」「傷が痛い」「引きつっている、見てほしい」と美容整形の話題で連絡してくる。そうなると医師として対応せざるを得ない。実際には痛みも症状もなくても、痛いと言えば医師が心配して構ってくれる、という流れになり、ずるずると関係が続く。場合によっては「レイプされた」「口説かれた」「週刊誌に売ってやる」という話にまで発展しかねない、と高須医師は警告する。

そのため高須医師は、医師と患者の線引きをしっかりし、色恋営業もせず、恋愛関係にならないようにしている。ただ、「連絡先は交換できません」と断った時点で一気に関係が崩れ、患者が怒って来なくなり、「今まで何百万円もつぎ込んだのに全部失敗された」とネットに書かれることもある。だから相当気をつけなければならない、というのが高須医師の実感である。

美容外科医を目指す人へ

高須医師は最後に、これが美容整形における医師と患者の現実だと述べる。板井さんのような患者や、パーソナリティ症、陽性転移を起こす患者ばかりではなく、本当にごく一部だとしながらも、他の業種に比べるとそうした人の比率は高いという。そのため、これから美容外科医を目指す人にはその覚悟が必要だ、と締めくくっている。