リュウジがローソン「一点突破弁当」第2弾を酷評し、肉なしの「和風キーマカレー」で対案を示す

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概要

料理研究家のリュウジは、以前ローソンの「一点突破弁当」シリーズのぼだっこ弁当をレビューし、その動画は200万回以上再生された。コメント欄には「第2弾もやれ」という声が多く寄せられ、今回はキーマカレー弁当と焼きとうもろこし(コーン)弁当を試食している。どちらも価格は297円だ。リュウジは開封前から「第1弾のほうがまだやりたいことは分かった。第2弾はやりたいことが一切分からない」と話し、こちらのほうが炎上するのではないかと予想した。動画の後半では、自分ならこう作るという「一点突破キーマカレー」を実際に作ってみせている。

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「料理研究家魂はあるのか」という批判への返答

試食の前に、リュウジは前回の動画に付いたコメントに触れた。「流行りものに飛びつきやがって」「料理研究家魂はあるのか」という批判に対して、レビュー動画では料理研究家としてではなく一般人として食べているのだ、と返している。今回の評価も、その立場で食べたときの感想として語られている。

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キーマカレー弁当:塩分0.65gという数字から味の薄さを予想する

キーマカレー弁当の表示を読むと、具は豚挽肉と大豆たんぱく、熱量は424kcal、食塩相当量は0.65gだった。大豆たんぱくについて、リュウジは肉のかさ増しだと説明している。食べる前の予想は「まずいと思う」。ご飯がおよそ200gあるのに塩分が0.65gしかないので、全体を混ぜても味が薄いはずだというのが理由だ。

リュウジによると、コンビニ弁当の塩分にはある程度の「方程式」があり、ご飯200gに対する塩分量によってチャーハンや焼き飯くらいの味の濃さになるかどうかが決まる。その感覚からすると0.65gでは足りない。そのうえで、一点突破弁当は感覚的には日の丸弁当と同じだと指摘した。日の丸弁当も梅干し1個だけでご飯を全部食べるものではなく、ほかにおかずがあることが前提になっている。この弁当も同じ発想で作られているなら、ほかのおかずが必須になる。ぼだっこ弁当がダメだった理由も同じだという。

前回のぼだっこ弁当についても補足している。「自分は大丈夫だった」「リュウジはしょっぱいものに慣れすぎている」という反応があったが、リュウジはこれを否定した。人間が美味しいと感じる塩分濃度は0.8%と言われ、血液の塩分濃度と同じだからだと説明する。リュウジの計算では、ぼだっこ弁当はご飯200gに対して濃度が0.5%ほどしかなく、塩分としては足りていない。「大丈夫だった」という人は薄味が好きなのだろう、というのがリュウジの見方だ。

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実食:薄さを辛さでごまかす「コンビニ界のトリックスター」

温めると香りはしっかりカレーで、意外と油っぽさもない。食べてみるとかなり辛く、スタッフも口々に辛いと言った。パッケージには「激辛」と書かれていた。リュウジは、辛さのせいで味が足りているように錯覚し、辛いからご飯が欲しくなるという仕組みだと分析する。スタッフからは「ぼだっこよりは全然いい」「味は普通に美味しい」という声も出た。

カレーの量について聞かれると、リュウジは1.5倍から2倍は欲しいと答えた。ただ、この辛さのまま量を増やせば激辛キーマになってしまう。「要は薄いのを辛さでごまかしている」として、「コンビニ界のトリックスター」と表現した。辛さでご飯を食べさせる弁当は聞いたことがない、とも言っている。

アレンジとして、リュウジはソースをたっぷりかけた。足りない味をソースで補うためで、カレーにソースは鉄板だという。スタッフからは「ソースご飯になってカレーじゃなくなった」と突っ込まれたが、ソースの甘さで辛さも和らぎ、リュウジは「うまい」と評価した。合わせるなら中濃ソースのほうが合うかもしれない、とも付け加えている。

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評価:C、そして「ルーを倍にして肉を抜けばいい」という提案

最終評価はCだった。理由は、激辛のカレーを少量だけ使ってご飯をたくさん食べたい人は存在しないからだ。この弁当でご飯が進むのは辛さを和らげたいからで、美味しくてご飯が進むわけではない、とリュウジは言う。ぼだっこ弁当と比べればまだマシだが、全然ダメだという結論になった。

リュウジは代案も出している。一点突破なら具をもっと乗せればいい。肉はなくてもよく、玉ねぎだけのキーマカレーでも構わない。カレールーは安いのだから量を2倍にし、どうせ使っている大豆たんぱくだけを具にして、カレーソースだけでご飯を食べさせればいい、という提案だ。いまの弁当は尖り方が変で、ほかのおかずと合わせて食べる方法も思いつかず、量が少ないのに辛いので人も選ぶ。そのうえで「誰も幸せにならない」「ローソンさん、反省してもらっていいすか」と締めた。

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コーン弁当:企業努力は認めつつ「肉を乗せたら終わり」

焼きとうもろこし弁当は、ご飯の上にコーンだけがびっしり乗っている。リュウジは、これだけコーンが入って税込300円を切るのは企業努力だと認めた。見た目も鮮やかだ。一方で、ほかの人の試食ではソーセージを乗せるなど、みんな肉を足すアレンジをしていたと聞くと、「肉を乗せたら終わりじゃない?それならソーセージ弁当でいい」と反応した。前回の動画で、ソーセージ弁当しか認めていないと話していたことにも触れている。さらに「ローソンさんの炎上商法でしょ?俺みたいなことしてる」「料理研究家ヒールの俺がやるならいいけど、大企業なんだから」と冗談めかして言った。

実食すると、香りはいいが味は甘い。ほんのり照り焼き醤油の味付けで、ご飯が進む塩気はない。リュウジは味付けの方向性を問題視し、ご飯には合わないかもしれない、子どもは好きそうだと評した。黒胡椒くらいはあったほうがいいとも言っている。

スタッフが醤油と味の素をかけて「美味しい」と言うと、リュウジは「それは醤油と味の素がうまいだけ」と返した。コーンはもともと水分が多いので醤油は合わず、のりたまのようなふりかけのほうがまだいいと説明している。

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余談:「初めての手料理でこれが出てきたら」

食べながら、付き合いたての恋人が初めて作ってくれた料理がこれだったらどうするか、という話になった。スタッフが「喜んで食べる」と言うのに対し、リュウジは「勉強したほうがいいよと言う」と答えた。気持ちは嬉しいが、これを喜ぶ人は少ないと伝えたほうがいい。ありがとうと受け入れて成功体験にさせると、ずっとこれが出てくるかもしれないし、本人が世の中で恥をかく。それは優しさではない、というのがリュウジの考えだ。「嫌われてもいいから言う」とも話している。

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コーン弁当を救うのは「しょっぱいふりかけ」

リュウジの解決策は、以前の「ふりかけ選手権」で登場したふりかけだった。問題はこの甘さなので、かけるものは塩気のあるもの一択で、動物性の香りもあったほうがいいという。明太マヨ系など、しょっぱめのふりかけならだいたい合うと話している。

ふりかけをかけて食べると、スタッフも「美味しい」「だいぶ変わる」と反応した。リュウジは、甘みとしょっぱさのバランスが取れ、動物性のうま味が加わることで別物になると説明した。わさび味の刺激も合いそうだと付け加えている。

とはいえ、弁当そのものの評価は厳しかった。リュウジは「甘いもので、ご飯を食べさせようとしないでほしい」と言う。コーンの水煮をかけただけのものを食べさせられているような、ひもじい感じになるというのが理由だ。コーンがたくさん乗っていることは認めつつ、ダメだったと結論づけた。

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リュウジ流「一点突破キーマカレー」を作る

ローソンを回ったとき、店頭になかったのはカレーのほうだったという話から、スタッフがリュウジに「キーマカレーを救ってほしい」と頼んだ。リュウジは、一点突破弁当で高い食材を使うのは反則だと考え、ローソン版と違って肉は使わないと決めた。

まず玉ねぎ60gをみじん切りにする。値段は20円分くらいだとリュウジは見積もる。玉ねぎがあれば基本的にカレーっぽくなるという。コーン弁当で使うつもりだったふりかけはコーンを救うのに使ってしまったので、肉の代わりに花かつおを1パック入れる。かつお節はもともとかつおの肉なので、入れると肉っぽくなるという理屈だ。かつおだしのキーマカレーはうまい、とも話している。

カレー粉は小さじ1と1/3ほど。リュウジはインディアンのカレー粉を使っているが、S&Bでもいいという。この量だとある程度辛くなる。カレー粉の辛さはそれ以上どうにもならないので、辛くしたくない人は辛くないタイプのカレー粉を使うよう勧めている。

次にケチャップを小さじ1入れる。リュウジは、玉ねぎ、トマト、カレー粉、肉という構成に分解すれば、これはインドカレーと同じだと説明する。ケチャップがトマトの役割を担い、かつお節が肉の役割を担うわけだ。さらに水大さじ1、味の補強に鶏がらスープ、ガーリックパウダーを4振り入れ、ふたをして電子レンジで加熱する。

加熱後に混ぜると、カレー粉の粉っぽさ、ケチャップのとろみ、火の通った玉ねぎの粘り気が合わさって、キーマカレーらしい質感になった。味を見ながら鶏がらスープを足し、最終的に小さじ2/3にした。ルーが少ないので、しょっぱくないとご飯が食べられないからだ。塩は入れていないので、好みで1つまみ加える。完成したカレーをご飯に乗せると見た目の量は控えめだが、リュウジは「これぐらいあればご飯は十分いける」と言い、肉も使っていないので原価は安いと強調した。

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試食:和風だしカレーとして成立する

食べたスタッフからは「めっちゃうまい」「かつおが効いていてうまい」「和風だしカレーだ」という声が上がった。昼に流行っているカレー屋や、蕎麦屋のカレーにありそうな味だという。リュウジは「蕎麦屋のカレーをインドカレー方式で作るという、料理研究家っぽい料理」と表現した。油を使っておらず、ベジタブルで「超絶ヘルシー」だという。オリーブオイルを少し入れてもいいが、油なしで美味しいカレーはなかなかない、とも話している。

リュウジはこのレシピの考え方を次のように説明した。インドなどでは野菜だけでカレーが作られることがあるが、日本人にはそれだとうま味が足りない。そこでかつお節と鶏がらスープでうま味を足す。日本人はうま味と塩気があればご飯を結構食べられる。だから小さなカレーを作ってご飯の上にぽこっと乗せ、それをならしながら食べる弁当が成り立つ、というのがリュウジの考えだ。挽肉がなくてもうまいカレーは作れる、とも言っている。

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ローソンとの関係と、最後の呼びかけ

最後にリュウジは、ローソンとの関係にも触れた。前回ぼだっこ弁当を「炎上」させたうえ(もともと炎上していたとも付け加えている)、ローソンの案件を多く手がけていることから、一部ではローソンと組んだ炎上商法ではないかと言われている。これについては一切やっていないと否定し、ローソンにも自分にもメリットがないと説明した。今回のレビューは、世間から「リュウジにぼだっこを食べさせろ」という声が多かったので食べたのだという。

そのうえで、もし次に一点突破弁当を作るなら声をかけてほしい、自分とローソンならすごいものが作れると思う、と半ば冗談で呼びかけ、「もう二度とコラボしてもらえないかも」「嫌なやつだな、俺」と笑った。締めくくりでは、視聴者にも一点突破弁当を買って紹介したアレンジを試してほしいと勧め、この弁当のカレーに疑問を持った人は和風キーマカレーを作ってみてほしい、たぶんびっくりするしご飯もめっちゃ進む、と話している。