リュウジと丸大食品が「燻製屋」を共同開発、試作の選定から推奨する4つの食べ方まで

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概要

料理研究家のリュウジが、丸大食品の「燻製屋」ウインナーをコラボで共同開発した。その試作の打ち合わせと、完成品を使った食べ方を紹介する動画である。リュウジの目標は「めちゃくちゃうまいウインナー」で、ウインナーの中で一番を取りたいという。後半では、ウインナーは切らずに丸ごと食べるのがよいという考えのもと、焼き方2種類とホットドッグ、ジャーマンポテト、ソーセージの唐揚げを実演している。

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丸大食品が持ち込んだ3つの開発案

動画はまず、完成前に行われた打ち合わせの様子から始まる。丸大食品の担当者によると、狙いは燻製屋の食べ方をもっと広げることだった。リュウジと新しい味を作れば、普段から燻製屋を食べている客にもっと喜んでもらえると考えたという。

担当者が示した案は3つある。1つ目は肉の旨味を楽しむ、ウインナーそのものを強化する方向。2つ目はリュウジのオリジナルスパイスを使ったフレーバー型。3つ目は以前の打ち合わせで紹介したフレーバーをブラッシュアップする方向である。これに対してリュウジは「至高のウインナーを作りたい」と応じた。自分はかなり厳しめだとも前置きし、ウインナーの中で一番を取りたいという姿勢を見せた。

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4種類の試作を食べ比べる

担当者は味の方向性を決めるため、4種類の試作品を持参した。スパイスを全体的に強めて重厚感を出したもの、既存の燻製屋を生かしつつ夕食に合うよう濃いめにしたもの、山椒を加えたもの、ガーリックとオニオンを多く入れたもの、といったタイプである。

リュウジは山椒入りを「独特」と評価しつつ、好みだと話した。ガーリックオニオンについては「結構完成されている」と認めた。ただ、普通のウインナーから逸脱したくないわけではないが、ランクを一段上げた「特別感のある燻製」を食べたいと語り、さらに一段上を求めた。

続いて、山椒の量を3段階に振った試作が出てきた。いちばん強いものは山椒がかなり効いていて、リュウジは笑いながら「やりすぎか」と反応した。2番目の量は、まだ山椒味というほどではなくバランスがよく、後味で山椒が分かり清涼感が出るという評価だった。いちばん控えめなものについて、リュウジは「まとまりがある」と話し、こちらのほうが良いとした。

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「俺とのコラボでないと出しにくい味」を選ぶ

最後に出たのが改良版である。前回の打ち合わせでリュウジが出した要望を受け、脂を増やしたうえで、オニオン・ガーリック・山椒を組み合わせた。担当者は「スパイス盛り盛り」で、他の試作よりかなり風味が出ると説明した。リュウジは、スパイスが複雑になるどころか、むしろまとまっていてすっきりしていると評価した。

リュウジがこれを選んだ理由は味だけではない。ガーリックオニオンだけなら自分とのコラボでなくても商品として出せる。しかし「ガーリック・オニオン・山椒」という打ち出し方は、自分と一緒でないとなかなかできないと説明した。さらに、3種のスパイスが入っているほうが全体にまとまりがあり、王道からも外れていないとも話した。ベースのウインナーがうまいので、差はスパイスの部分になるという認識である。山椒については「いい仕事をしている」と評価し、提案してみてよかったと振り返った。この試作で商品化が決まった。

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完成品の特徴

完成した商品について、リュウジは通常の燻製屋との違いを次のように説明した。香辛料が多めに使われ、オニオンとガーリックに加えて隠し味として山椒が入っている。サイズは通常よりワンサイズ大きく太い。豚の脂の配合も通常より多く、よりジューシーで肉厚になっている。リュウジはこれを「まさに僕が理想とした燻製屋」と表現した。

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食べ方その1:フライパンで焼いて白米と

リュウジがまず紹介したのは、いちばん手軽な焼き方である。フライパンに油は引かない。油は跳ねるし、そもそも必要ないからだという。冷蔵庫から出したばかりのソーセージは冷たいので、じっくり火を入れて焼き目をつける。焼き目がついたら転がし、水を大さじ2ほど入れて蓋をし、蒸し焼きにする。水分がなくなれば完成だ。リュウジによれば、何度も試した結果これがとても美味しく、ウインナーの焼き方は色々あるが、手軽さではこれが一番だという。

焼いたソーセージは、炊きたての白米と一緒に食べるよう勧める。「バカみたいでしょ。もうバカみたいなのが一番うまい」と話し、ウインナー自体がうまいので、何もしないで白米と食べるのが一番うまいと強調した。

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食べ方その2:オーブン焼きが「ウインナー焼きランキング1位」

リュウジがいちばん好きだというのはオーブン焼きである。250〜300度ほどのオーブンで3〜4分焼き、途中でひっくり返す。下に接している面が焼き目になるという。リュウジはこれを「ウインナー焼きランキング1位」と呼び、味が凝縮されると話した。

試食ではボイルしたものも食べ比べ、オーブンが一番うまく「全然味が違う」と述べた。やってもらった人はみんなオーブンがうまいと言う、とも話している。スタッフは、歯に当たった瞬間から違い、香辛料がより立つと感想を述べた。リュウジは、オニオンとガーリックが効いているところが「俺味っぽい」と応じた。

スタッフが、ソーセージは朝食のイメージがあるが晩ご飯にもなると言うと、リュウジは同意した。そのうえで、できれば切らずに楽しむのがいいと考え、今回は色々な食べ方を用意したと説明した。

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食べ方その3:ホットドッグ

リュウジが燻製屋の美味しい食べ方の「まず第1位」として挙げたのがホットドッグだ。パンは小さめのバターロールがよいという。1個でも結構食べごたえがあるからだ。パンは先に切り込みを入れてから焼くのがリュウジのやり方で、パンを焼くならソーセージも一緒に焼いたほうがいいと、ソーセージを挟んだままオーブンに入れて両方を焼いた。面倒な人は、焼いていないパンにフライパンで焼いた燻製屋を挟めばよいとも補足した。野菜が欲しければ千切りキャベツを加え、ケチャップとマスタードを勧めた。

焼き時間は、焦がしたくなければ1分から1分半、少し焦がしたい人は2〜3分が目安だという。実演では少し焦げたが、リュウジは自分はこういうのが好きで、上がカチカチなのがうまいと話した。オーブンでなくても美味しくできるとも付け加えている。

試食ではまず塩だけで食べ、燻製がうまいので塩だけでもうまいと評価した。ただ、ケチャップがあったほうがいいと認め、「味に嘘つけねえ」と笑った。最終的な推奨は、軽く塩をしてケチャップとマスタードをかける形である。パンにバターが入っているのでうまいとも述べ、「一生飽きないかもしれない」「これ正解ホットドッグじゃない?」と話した。同席した丸大食品の担当者に開発段階でこの食べ方を知っていたかと尋ねると、担当者は「ただただ焼いて食べていた」と答えた。

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弁当に入れると油っぽくなるのか

ホットドッグを作る途中で、スタッフから質問があった。ジューシーなソーセージは弁当に入れると油っぽくならないか、というものだ。リュウジの答えは、一番いいのは弁当を温めることだった。温めれば中の脂が溶けるので、後から温める前提ならソーセージを入れてよく、美味しく食べられるという。

一方で、リュウジ自身は冷たいソーセージも好きで、冷えて白くなった脂のつぶつぶした感じも好みだと話した。冷えた脂が苦手な人は電子レンジで温めればよく、職場などでは一度温めるのがよいという意見である。

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食べ方その4:ソーセージを切らないジャーマンポテト

次はジャーマンポテトだ。リュウジはこれを自分の新作レシピだと紹介し、「燻製を食べるためのジャーマンポテト」だと説明した。

じゃがいもは3個、250g程度を使う。新鮮なものなら皮付きのままでよく、皮の香りがあったほうが燻製に負けないという。ゴロッと切って耐熱容器に入れ、レンジで5分ほど加熱する。切った後に水にさらすかと聞かれると、リュウジは面倒だからしないと答えた。ただし加熱後の水分については、視聴者には水気を切ってから焼くよう勧め、自分は面倒なのでそのまま進めた。

このレシピで最も強調されたのは、ソーセージを切らないことである。燻製屋は脂が多いので、噛んだときの脂を逃したくないとリュウジは説明した。切れ込みを入れるかどうかについても、自分は入れない派で、入れると肉汁が抜けてしまうという。ナポリタンなどを作るなら切ったほうがいいが、できればそのまま食べてほしい、あの肉汁を受け止めてほしいと語った。さらに、このジャーマンポテトは箸で食べるのがよいと勧めた。箸ならガブッとかぶりつけるからだ。

作り方は次の通り。にんにくをスライスし、米油を大さじ1ほど入れて最初に炒める。米油を選ぶ理由は、にんにくの香りを生かしたいからだという。にんにくを取り出してガーリックチップにし、残った油で加熱済みのじゃがいもを焼く。焼き目をつけると同時にアジシオ胡椒をかなり多めにかける。リュウジによれば、普通の塩胡椒ではあまり美味しくならず、旨味が入っているアジシオ胡椒がよいという。油を小さじ半分ほど足し、燻製屋を1袋丸ごと加えてそのまま焼き上げる。こうするとポテトがこんがり焼けるという。最後にガーリックチップを散らし、嫌いでなければ粒マスタードを添え、仕上げにアジシオ胡椒を少しかけて完成だ。

食べ方も具体的に指示している。ソーセージ1本に対してポテトを3〜4個取り、ソーセージをかじりながら食べる。飲み物はビールか炭酸水を勧めた。シンプルな作り方なので胃もたれしないとリュウジは話し、マスタードは味変として「マストであった方がいい」と述べた。

なお、この調理の合間に、リュウジは自分のコラボ商品が増えすぎて視聴者の財布が心配だと冗談を言っている。

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燻製の香りの正体

試食中、リュウジは丸大食品の担当者に、燻製の香りには特殊な調味料を使っているのかと尋ねた。担当者は、基本的に桜で燻製していて、すべて燻製していると答えた。リュウジとスタッフはこれに驚いていた。

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3年間温めていた「ソーセージの唐揚げ」

最後に紹介されたのはソーセージの唐揚げである。リュウジによると、3年前から「ソーセージの案件が来たときにしかやらない」と決めていたレシピで、今回初めて出すという。本人は、これまでのレシピの中で一番うまいとまで話した。

衣は、薄力粉10g、片栗粉10g、ガーリックパウダー4振り、胡椒2振りに、炭酸水大さじ1と半分を混ぜて作る。水でもよいが、炭酸水のほうがカリッと揚がるという。リュウジは、厳密には唐揚げというよりフリットだと説明し、ウインナー自体がうまいほどうまくなるとも述べた。

ソーセージ1袋に衣を絡める。粘度が足りなければ粉を足し、全体によく絡むくらいがよい。シャバシャバだと衣がつかなくなるからだ。リュウジは衣の量について、多分足りないので2倍作ったほうがいいとも話していた。油は鍋底から1cmほど入れ、周りがシュワシュワしてきたら適温とし、強めの中火で揚げる。ソーセージは表面がツルツルしているので、衣をたっぷりまとわせ、ポトポトと垂らしながら入れて裏返すと衣がよくつくという。

一緒に揚げる野菜を聞かれると、リュウジはブロッコリーを挙げた。素揚げでもよく、この衣で揚げてもうまいという。

仕上げに黒胡椒をふり、アジシオを軽くかけ、好みでレモンを絞る。普通の胡椒でもよいが、ブラックペッパーのほうが見た目がいいとのことだった。試食では、外がサクサクで中がジューシーなのが完璧だと話した。スタッフからも中毒になる、危険だといった反応が出ている。

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飲食店も自由に使ってよい、という結び

リュウジはソーセージの唐揚げを、全国の居酒屋ですぐ出してほしいと語った。見ている飲食店は真似してよく、許可はいらないという。どこにもない料理だから、とも付け加えた。望みとしては、できれば燻製屋でやってほしいという程度だと話している。

動画の最後でリュウジは、丸大食品とのコラボで開発した燻製屋熟成ウインナーを、そのまま焼いても、料理に使っても、ご飯と食べても、唐揚げにしてもよい商品だと紹介した。まずはそのまま食べてから、アレンジレシピも試してほしいと締めくくっている。