鶏ももと昆布・カツオで出汁を取る「至高を超えたお雑煮」と納豆揚げ餅
料理研究家リュウジのバズレシピサトウ食品の「サトウの切り餅」を使ったタイアップ回で、リュウジ(動画内では自らを「ママ」と呼ぶ)が今回作るのは、出汁から取る「王道」のお雑煮だ。以前に公開した「至高のお雑煮」は味の素を入れていたため、本人いわく「邪道お雑煮」だった。今回は鶏肉・昆布・カツオ節だけで味を出し、化学調味料を使わない。「みんなが絶対に満足する味わいの出汁を取るタイプ」を目指すという。動画の中では、化学調味料好きとして知られるスタッフのA子が「昆布とカツオって美味しいの?」と疑っており、その疑いを晴らせるかどうかも見どころになっている。煮込みの待ち時間には、リュウジが「3本の指に入るほど好き」という餅の食べ方、納豆揚げ餅も紹介された。
具材は小松菜・鶏肉・かまぼこだけ
餅は四角い切り餅を使う。リュウジは関東の出身なので四角だが、丸餅でも美味しいと話す。具材はかなり絞っている。野菜は小松菜だけで、理由は自分の家のお雑煮が小松菜しか入っていなかったからだ。大根などを入れる地域もあるが、リュウジは「なんかちょっと違うなって思っちゃった」という。入れたい人は大根やにんじんを足してもかまわないとしつつ、小松菜は必須だとしている。
鶏肉は出汁が出るので必ず入れる。かまぼこも必須で、具が小松菜と肉だけだと寂しく、お祝いの雰囲気を出すために入れるという。分量はおよそ3〜4人前だ。
乾杯と、関西の雑煮の話
調理の前に、サトウ食品が差し入れた日本酒で乾杯する。リュウジから相手役に指名されたのは関西出身のスタッフ・高尾だ。高尾の実家のお雑煮は丸餅で、甘めの白味噌仕立てだったという。リュウジもそのタイプを去年作ったことがあり、「地獄を見た」と振り返った。酒は花のような香りがしてジュースのように飲みやすい。リュウジは度数を一度「55度」と言い間違え、すぐに15.5度と訂正した。前の晩に朝まで飲んでいたらしい。
出汁の取り方:「入れたら入れただけ出る」
鶏ガラは最近売っていない店も多いので、今回は鶏もも肉でスープを取る。リュウジはこの方法がお雑煮には一番美味しく、「ちゃんと作った感」もあると話す。
鍋には水をおよそ700cc(概要欄のレシピでは680cc)入れ、最初から昆布を1枚(5〜6g)入れて火にかける。昆布は水に浸けて置くとか、沸騰前に取り出すといった作法がよく言われる。これについてリュウジは「あんまり関係ない」「ママ試した」「煮たら出る」と言う。本当は水に数十分浸けておくのが一番昆布の出汁が出るとも認めているが、結論としては「入れといていい。入れたら入れただけ出ます」という立場だ。
カツオ節は、粉ではない花カツオがあったのでそれを使う。粉でもかまわず、違いは見た目が濁るかどうかくらいだという。カツオ節は沸騰してから入れて何秒、というセオリーがある。リュウジは正直あまり関係ないと考えていて、最初から入れても飲み比べればほとんど分からないと話した。今回は一応、沸いてから4〜5gを入れている。アクはある程度取るが、ぐらぐら沸いても大丈夫だという。
この時点で湯を引いて小松菜と餅を入れるだけでも十分美味しいお雑煮になる。昔は正月になるとどの家も出汁を取っていたが、最近はほんだしで作る家庭のほうが増えたのでは、とリュウジは見ている。リュウジの実家もほんだしだったという。初めて出汁を取る人は少し味見をすると「わおってなる」そうだ。
昆布は高いので、普段のリュウジは味の素とカツオ節で済ませているという。それでも今回あえて昆布を使ったのは、多くの人が現代では正月くらいしか昆布を買わないからだ。
鶏ももをまるごと入れて45分煮込む
ここからがリュウジ流だ。カツオ節と昆布を入れたまま、鶏もも肉を切らずにまるごと鍋に入れて蓋をし、約45分煮込む。肉が柔らかくなってほろほろにほぐれ、それが餅によく絡むのが完成形で、そのために先にこの工程をしておく。
カツオ節は煮すぎるとえぐみが出るとよく言われる。リュウジは、普段からカツオ粉を出汁として入れて煮込んでいる経験をもとに「えぐみは出ない」と話した。そのまま煮るのが一番美味しいと考えている。
リュウジは、YouTubeのロング動画で一番再生されたお雑煮は「多分」自分の「至高のお雑煮」だろうと言う。そのうえで、今回のレシピはそれを超えており、視聴者の「概念を塗り替える」と自信を見せた。
小松菜とかまぼこの下ごしらえ
煮込んでいる間に具材を準備する。小松菜は根元に土がたまっているのでよく洗う。根元の芯の部分も食べられるので、切り落とさずに使ってほしいという。長さは4〜5cmほどに切る。
かまぼこは、包丁の刃を板に沿わせて滑らせると板から外れる。ここでリュウジは、かまぼこに板がある理由も説明した。かまぼこは魚のすり身なので、そのままではペースト状でまとまらない。板にすり付けて蒸すことで形が固まるのだという。切ったかまぼこの残りは、マヨネーズ醤油で食べるのがリュウジの好みで、酒のつまみにもなるそうだ。
待ち時間の一品:納豆揚げ餅
煮込みを待つ間に作るのが、リュウジが「3本の指に入るほど好き」で、スタッフ全員にも好評だったという納豆揚げ餅だ。
まずタレを作る。醤油小さじ2に水小さじ2を加えるのは、醤油だけでは濃すぎるからだ。さらに酢小さじ2と味の素を4振り入れる。餅のレシピに酢が入るのにスタッフは驚いていたが、リュウジはさっぱりして美味しく、食べたら驚くはずだと話した。こんな地味なレシピはこの場でしか披露できない、とも付け加えている。納豆2パックには付属のタレとからしを入れてよく混ぜておく。
小さめのフライパンに底を覆うくらいの油を入れて温める。切り餅のスリットに沿って手で砕いた餅(4個分ほど。半量でもよい)を入れ、弱めの中火で揚げ焼きにする。スタッフは揚げ焼きのようだと言ったが、リュウジは「ほぼ揚げ」だと答えた。餅同士がくっついても後ではがせばよい。途中で一度裏返し、全体がせんべいのようにカリッとなるまで揚げる。米が揚がる香りが立ち、リュウジは「美味しいお餅なんで揚げてもうまい」と言う。最近は脂っぽいものが苦手になったので、いったん取り出して油をしっかり切るそうだ。くっついた餅も手で簡単に外せる。包丁がいらないので、急な来客のつまみによく出すという。
皿に盛った餅に納豆をたっぷりかける。リュウジは1パックでも美味しいとしつつ、2パックあったほうがいいと言い直した。刻みねぎを散らし、最後に酢醤油のタレを上からかけて完成だ。スタッフに混ぜ方が甘いと突っ込まれる場面もあった。
試食したスタッフからは「めっちゃうまい」「さっぱり食える」と声が上がった。外はカリッとして中はもっちりしており、日本酒によく合う、全部の居酒屋に置いてほしい、という感想も出た。リュウジは、揚げる手間が少し面倒だが「この一手間でうまい」と応じている。
煮込み後:鶏を取り出し、出汁を漉す
45分煮込むと、鶏肉はほろほろに崩れそうなほど柔らかくなっている。いったん鶏を取り出し、カツオ節と昆布は別の鍋に漉す。出汁を取ったあとの昆布は細かく切ってふりかけにするなど、再利用もできるという。
漉したスープは鶏の脂が浮いた黄金色になる。リュウジは「これでラーメン作れます。それぐらい濃い」と表現した。今回は少し煮詰まりすぎたので、コップ半分ほどの水を足している。漉す工程について、スタッフはカツオ節が入っていても美味しいのではと聞いた。リュウジは、スープが濁るのでできれば取ったほうが綺麗だと答えた。
鶏を戻してほぐし、小松菜と調味料を加える
取り出した鶏を鍋に戻すと、軽く触るだけでほろりとほぐれる。このほぐした鶏と餅を一緒に食べるのが一番美味しいとリュウジは考えている。「これ1回この方法やったら毎年これになるわよ」「正月じゃなくても食うようになる。うまいから」と言い、しかも化学調味料なしだと強調した。こうした手間のかかる料理も実は得意だが、45分煮込むので時間はかかる、とも認めている。
小松菜は茎から入れたほうがよい。くたくたに煮ても、シャキシャキのまま食べてもよく、好みで選べばいいという。鶏とスープの味が強いので、ほかの野菜は入れても入れなくてもかまわないそうだ。
調味料は塩小さじ1、醤油大さじ1と小さじ1、みりん大さじ1と小さじ1。醤油は早く入れると風味が飛ぶので最後に入れ、さっと煮る。味見をしたスタッフは「味の素使ってるだろ」と疑うほどだったが、リュウジは使っていないと答えた。
餅は焼かずにそのまま煮る
餅は軽く焼いてもよいが、今回はあえてそのままスープに入れる。食べたい分だけ煮ればいいので、餅は一番最後に入れる。今回は4個ほどだ。リュウジはこのお雑煮を「多分人生で一番美味しいお雑煮」と呼び、少し時間はかかるが手間はそれほどでもないと話した。
盛り付けは、先にスープを器に入れてから餅を盛るほうがよい。最後に、絶対に必要だというかまぼこを添えて「至高を超えたお雑煮」の完成となる。
試食:顆粒だしとは「一切似てない」
リュウジは一口食べて「本当に美味しいものを食べた時ってうまいしかないんだな」と言った。スタッフからは、出汁が美味しい、鶏の旨味がよく出ている、肉がほろほろだ、といった感想が続いた。「顆粒だしとは一切似てない」「旨味調味料を入れているくらいのガツンとした旨さがある」という声もあった。ほぐれた鶏と餅を一緒に食べる組み合わせについて、スタッフは「言ってた意味がわかった」と納得し、餅がスープに負けていない点も評価した。リュウジは「これは主役になれるお雑煮」だと言う。
お雑煮の位置付けをめぐっては家ごとの違いも話題になった。あるスタッフの実家では、お雑煮は主役ではなく締めのスープのような扱いだったという。リュウジは、鶏のスープと餅は相性がよく、以前にも鶏スープと餅の料理を食べたことがあると振り返った。鶏ガラから取ってもいいが、自分が提唱する雑煮はこの鶏もも肉のやり方だという。
結論:時間と材料があれば化学調味料はいらない、ただし普段は別
最後にリュウジはA子に「これでもやっぱ化学調味料必要かしら?」と尋ね、A子は「いらないと思います」と答えた。リュウジの結論は、時間と材料さえあれば化学調味料は必要ない、というものだ。ただし普段の料理でここまで時間をかけるのは難しいので、自分はいつも味の素を使っている、とも付け加えている。そのうえで、正月休みで時間のある人が多い時期なので、顆粒だしを使っている人もこの機会に出汁を取って作ってみてはどうか、と呼びかけた。
余談:試飲させてくれる会社
締めの余談で、リュウジは以前の「サトウの切り餅雑煮選手権」の撮影を振り返った。その際、サトウ食品の女性社員に酒を勧めたところ、ためらわずに飲んでくれたという。ほかの企業では断られるのが普通なので驚き、いい社風だと感じたそうだ。冗談まじりに、自分と仕事をする企業には社員の方に飲ませてあげてほしい、と話してこの回を終えた。
これ1回この方法やったら毎年これになるわよ。でも毎年っていうか、正月じゃなくても食うようになる。うまいから。
本当に美味しいものを食べた時って、うまいしかないんだな。
こんばんは。ママよ。ということで今回は、サトウの切り餅。多くない? なんか毎月やってる気がするね。今回はもう暮れなんだけども、この時期になると一番知りたいレシピ、何でしょうか? エイコ。お雑煮です。お雑煮やるって言ってるからね。お雑煮です。なんだ今のくだりは。
いろいろやったの。サトウ食品に教わるお餅の食べ方。納豆の鍋もやったじゃないの。これが一番本番、お雑煮で。ママね、至高のお雑煮っていうのは作った、前。もちろんサトウの切り餅で。なんだけども、言うて前回のお雑煮、邪道お雑煮です。なんでかって言ったら、味の素入れてんだよね。
今回は王道のお雑煮。みんながもう絶対に満足するような味わいの、出汁を取るタイプのお雑煮を作りたいと思います。皆さんのお家も、お雑煮作る時って絶対お出汁から取るじゃない。年末近づくとさ、鶏ガラとか昆布、節、売りに出るじゃない。あれなんで売るかっていうと、出汁取ってやるからなのね。
今回は鶏とカツオと昆布で味を出した、あんまりこの言葉言うの好きじゃないんだけど、完全に無添加のつゆで作る雑煮ね。これがまた美味しいのよ。信じてない人がこの中1人だけいます。エイコです。なんで? いや、言ってた、昨日。美味しいのって。昆布とカツオ、美味しいのって。いや、化学調味料好きすぎて。化学調味料って言うな。
今回はちゃんとお出汁ね、昆布も用意しましたね。昆布用意しました。鰹も用意しました。ものすごく美味しくできるから見てろよ、エイコ。じゃあやっていきたいと思います。
ランランランランラ。今回はまずサトウの切り餅ね。ママは関東のもんだから四角ですけども、別に丸餅でも美味しいですよ。そして具材、削ぎ落とした。小松菜だけでいい。ママの家のお雑煮がやっぱ小松菜だけしかないから。他の具材が、大根とか入れるとこもあるじゃん。でもなんかちょっと違うなって思っちゃった。だから小松菜。材料少なくていいでしょ。
鶏肉は入れたい。お出汁が出るんで鶏肉は入れたいです。そして昆布とかまぼこね。かまぼこ入れてください。具材が小松菜と肉しかないから、かまぼこないと寂しいのよ。お祝い感を出したいから、かまぼこ必ず入れるように。じゃあ以上の食材でやっていくわよ。
サトウ食品さんが八海山のいいやつを、ハルジオンだって、持ってきてくれたから飲むわよ。じゃ、みんな、ぐい呑み持ってきて。みんな、みんなみんな。じゃ、喋り手の人の……喋り、今日誰? もう本当こういう時にみんな目そらす。ふざけんじゃねえよ。
でもその八海山はちょっと飲みたい。じゃあタカオです。酒飲みたいだけなんだけど。タカオです。タカオは関西の人だからね。僕はどっちかっていうと丸餅でしたね。雑煮、何食べてた? うちは白味噌っぽい感じのだったかな。やっぱりだ。ちょっと甘いやつ。そうそう、甘い感じの白味噌って。作った作った。去年地獄を見た。じゃあ乾杯。乾杯。
うま。なんだこれ。お花の香りがする。春、めっちゃ美味しいですよね。ジュース。ジュースだ。女性飲みやすい。でも55度あんの、これ。え、そんな。アルコール分55.5度って……あ、15.5。ちょっとね、まだ酔っ払ってるからね。昨日朝まで飲んでたからね。昨日じゃない、今日だ。15.5度です。ということでやっていこうよ。
今回は鶏と昆布とカツオで出汁を取っていくやり方です。まずは材料切る前に、煮込みます。材料切るのね、小松菜だけなの。今回は大体3、4人前のお雑煮ができます。鶏出汁が効いたやつなんだけど、鶏ガラは最近は売ってないとこ多いのよ。だから鶏肉でスープを取ります。これがママのお雑煮、一番美味しい。しかもちゃんと作った感があります。まずお水、大体700ぐらい。もう、でかい方がいいかな。
お出汁を取る時、昆布とかカツオとか使う時にね、昆布は水から入れてとかあるじゃない。あんまり関係ない。ママ試した。煮たら出る。まず昆布、火つける前に入れちゃいます。これは5gから6gぐらい。これぐらい、1枚ぐらいね。カツオ。カツオもね、節の方がいい。花カツオがあったんで。粉じゃなくて花カツオがいいです。いや、もう粉でもいいよ。粉だとこせないっていうだけで。
本当は水にずっとつけて何十分か置いた方がいいんだけども、それが一番昆布出るんで。沸騰したら出すとかあるけど、いい、入れといて。入れたら入れただけ出ます。これ本当よ。出汁にこだわる人は、カツオは沸騰してから入れて何秒とかさ、あるけど、正直あんま関係ないです。昆布って高いからね。昆布高いから、いつもママは味の素と鰹節だけでやるのよ。味の素、昆布出汁代わりよね、本当に。でも昆布からやるってのも乙。あとなんで今回使うかっていうと、みんな正月ぐらいしか買わないじゃん、この現代において。
これ鰹節、沸いてから入れるんですか? いや、今入れてもいいんだけど、沸騰してから入れるのは鰹節なのね。セオリーがそういう感じなんですね。でも最初から入れちゃってもいい。全然飲み比べしてもほぼわかんない。飲み比べしたけど。グツグツグツグツ沸いてきました。この時点でも昆布いい感じですね。
ここにひとつかみ、大体4gから5gの鰹節を入れるね。沸いてきた。入れます。出汁を取っていきます。ある程度ぐらっと煮ちゃって大丈夫だからね。これは王道のお雑煮。これがまたうまいのよ。めっちゃいい香りします。そうなの。これがいいよ、お出汁の取り方ね。言うたらこれさ、味つけて小松菜入れて、お餅入れて食べるのでも全然美味しい。
昔はみんなお正月って言ったら出汁取ってたと思うんだけど、最近だとほんだしとかでやる家庭の方が増えたかな。ママの家とかもほんだしだから、ほんだし以外のお雑煮を食べると、こんなお雑煮じゃないと思う。もし出汁を取るの初めてだったら、こうやって少し取って。わおってなります。
もう出てますか? 出てますよ。なんだけど、ママのお雑煮は違うから、ここに鶏肉入れる。そのまま? このまま。そう。今の出汁の取り方。ここに鶏肉入れて蓋します。これ蓋します。鶏肉が柔らかくなって、最高に餅に絡むほろほろ鶏が完成するのよ。それと一緒に食べるの。だから最初にこの工程をやっといたわけ。
カツオって煮すぎるとえぐみが出るって言うんだけど、出ない。ママがカツオの粉をよく出汁として入れて煮込むじゃない。あれで検証したけど、カツオは煮てもえぐみが出ないです。なのでこのまま煮るのが一番美味しいと思います。
じゃあ他の具材を切っていきます。欲しければ大根とかニンジンとか切っても大丈夫だから。でもママはね、必須なのは絶対小松菜。これはお雑煮というものをどれだけ美味しく食べるかっていうところから来てる、至高を超えたお雑煮だからね。ちなみにYouTubeのロング動画で一番再生されたお雑煮、ママのじゃないか、多分ね。それ超えてきてるんで。塗り替えるよ、君らの概念を塗り替えて。小松菜は洗ってください。ここに土がたまってるんでね。
小松菜、この茎の部分も芯の部分も食べられるから。みんな切り落としちゃうんだね、これね。でもこうやって芯の部分は切ってやってもらうといいわよ。そっから切っていく。これぐらいかな。5cmぐらいです。4、5cmかな。全然食べやすいので大丈夫。そんでこのかまぼこね。
こう、包丁の背でこうやってすーっ。そうすると板から外れます。かまぼこの板がなんであるか知ってる? わかんないです。すり身を板にすりつけて、これで蒸すからね。要は魚のすり身だから固まんないのよ。蒸さないと。ペースト状なのを、こう、まとまんないのよ、板に乗っけないと。そういうことよ。ママの豆知識。
かまぼこは普通に切ると。好きなように入れてください。ママの好きな食べ方はマヨネーズ醤油だった。マヨネーズ醤油、これが一番うまい。酒のあてになるの、これ。これがいい。あとは煮るだけなんで、煮ていきたいと思います。
待ってる間に、ママが3本の指に入るほど好きな餅の食べ方、いい? 全員好きよ。フライパンにね、ちっちゃめのフライパンに底を覆うぐらいの油入れるじゃない。温めて、タレ作るね。醤油小さじ2杯。これタレね。水小さじ2。ちょっと醤油だけだと濃いのよ。あとお酢、小さじ2。
酸っぱいやつな。ちょっと酸っぱい。餅レシピにお酢ですか? そう。へえ。もうこれさっぱりしてて美味しいの。多分びっくりする。こんな地味レシピ、ここでしか披露できないから。じゃ、味の素が1、2、3、4振り。このタレ、バカうまい。喋り手さん、かき混ぜといて。
納豆使うんですね。そう、納豆かき混ぜて。これは餅が大体4つ分ぐらい。4つ分でいい。半量でもいい。なるほど。ほら、こうやって砕けるからね。弱中火ぐらいで揚げていく。揚げ焼きっぽい感じですね。ほぼ揚げだね、これね。ちなみにこれ納豆はタレとからし入れますか? タレ、からし入れて。タレ、からし入りで。
これ本当うまいから。揚げ餅に納豆ですね。揚げ餅納豆。うまそう、絶対うまい。餅は揚げるとうまいのよ。これは正月でも、つまみ出したら歓声が上がるよ。いいわね、餅が揚がるさまが美しい。
これはくっついちゃっても大丈夫? くっついても全然平気。後で剥がしゃいいから。1回ひっくり返して、裏側も揚げたらいい。もちっとしたせんべいのごとくカリッとするのよ。こういうせんべいありますよね。こういうせんべいあるの。元々ほら、おせんべいもさ、だからあれね。めっちゃいいですね。これがいい匂いっていうことは、もう米の匂いをね、揚げた米がいい匂いを放ってる。
美味しいお餅なんで、揚げてもうまいのよ。やっぱ香りが立つのよ。全体がこんな感じになったら、もうザクザクです。見てちょうだい。これ油を蓄えてるんで、1回出してあげてさ。最近脂っぽいのダメになってきたから、ちゃんと油切りする。くっついてても上げる時に、ちょっと剥がしながらやってあげればいいだけの話だから。うまいのよ、こういうのが。こうやって、くっついてても手で簡単にもげるから。これすげえ美味しいの思い出してきた。
スリットがあるからちょうどいい大きさに切れていい。そうそう。包丁とかいらないのよ、これ簡単なの。だから急な来客のおつまみとか、結構出したりするの。こんな感じでやるじゃないの。ああ、混ぜが甘いな、本当に。甘いとこあんのね。甘いとこあるんだ。
これ納豆かけちゃいます。結構納豆好きなんで2パックやっちゃうんだけど、別に1パックでも美味しいっちゃ美味しい。いや、2パックあった方がいいな。納豆たっぷりね。たっぷり。やっぱ混ぜが甘いですね。うるせえな。くっついてたらダメなのよ、本当に。
こんな感じでやってもらって。納豆のネバネバ感とサクッとしたのがすごく美味しい。刻みネギをパラパラリと全体にかけてあげて、最後に酢醤油ダレを上からたーっとかける。世界一うまい揚げ餅の完成。
喋り、食べていいよ、1個。ちょっとまだ俺疑ってますよ、酢醤油。酢醤油納豆。絡めて。そうそう。このタレに浸した方がいい。なるほど。じゃあいただきます。
めっちゃうまい。これみんな食べた方がいいよ。さっぱり食えるんだ、これ。これ食べた方がいい。本当、特にヒゲとエイコは絶対好き。いきます。食べてください。食べちょうだい。うま。めっちゃうまいね。超うまい。知らなかった、これは。うまいでしょ。うま。
餅と納豆だけでできるから。合うんだね。合うのよ。めっちゃ美味しいわ。全居酒屋置いてほしい。めんどくさいんだよね、揚げるから若干。そっか。このひと手間でうまい。外側がカリッとして中がね。外、中餅だから。噛んだ瞬間カリッ。これ日本酒最高やな。じゃあ煮るまで待ちます。
45分ぐらい煮込みます。そうするとこんな感じになるわよ。こんな感じね。音がすごい。グラグラグラグラ煮た。これ鶏を取り出しちゃう。鶏だけにね。笑ってんじゃないの。やばい、崩れる。おお、ボロボロ。もうちょっとだけでも結構ほぐれていっちゃうから。これ1回取り出して。鰹節とか昆布とか、こいつこしちゃう。こっちの鍋にね。こんな感じ。
なんか美味しそうです、それ。昆布美味しいよ。細めに切っていってふりかけにするとか。出汁ガラも利用できるから。そうそう。ちょっと絞る。できた黄金がこちら。これめちゃくちゃ美味しいのよ。鶏の脂がいい感じですし。そうそう。これで出た黄金スープで作る雑煮が非常に美味しい。大きい方が見やすいから、大きい方ですね。
これでラーメン作れます。それぐらい濃いです。美味しそう。でも多分ちょっと煮詰まっちゃったから、少し水で薄めないとね。少しってどれぐらいがいいん? コップ半分ぐらい。そしたらここに鶏を戻して。ちょっと鰹節が……美味しくないですか? 濁っちゃうの、このスープ。だからできれば取った方が綺麗。そしたら戻します。
鶏戻すんですか? 戻すの。戻した鶏、こうやってサクサクにもうほぐれます。ほら。こんなほぐれるの? このほぐした鶏とお餅で食べるのが、もうママが一番美味しいと思う。雑煮、いくつも作ったの。
これ1回この方法やったら毎年これになるわよ。毎年っていうか正月じゃなくても食うようになる。うまいから。なんとこれ、もうびっくりすることに化学調味料なしです。ママはこういう料理も実はめちゃくちゃ得意なのよ。得意なんだけど、でも時間はかかるね。やっぱり45分煮込むから。これ見て。こんな感じになっちゃうの。すごいね。このほろほろ鶏と餅絡めて食ってみなさいよ。やべえから、マジで。そしたらここに小松菜を入れていく。
最初に茎から入れた方がいいんですね。そう、茎からの方がいいんだけど、これはクタクタの小松菜でもいいし、シャキシャキのまま食べてもいい。どっちでもいいね。こんな感じでやってちょうだいね、小松菜。もう全部入れちゃっていいわ。
絶対やった方がいい。なんかお雑煮ってあんま主役になんないじゃない? そんなことない? お雑煮主役? 主役か。そうなんだ。うちはあんま主役じゃない。締めのスープみたいな感じ。へえ、そうなんですね。うち酒飲みなんだって。うち正月帰るとさ、橋が守る。いや、本当に本当に正月帰ると、守る伝説なの、見て。
こんなほろほろっと鶏肉がね、やっぱりスープと鶏が強いから、他のお野菜は入れても入れなくてもいいっていう感じね。ここで味つけします。塩小さじ1。醤油が大さじ1と小さじ1。みりんも同量、大さじ1と小さじ1。さっと煮て完成。最後に入れるのは、醤油の風味が飛んじゃうのよね。で、最後に入れる。めっちゃ美味しいよ。ちゃんと出汁取れてるから。一番重要なの、味見する。
うわ、うま。やばい、やばい。味の素使ってるだろ、これ。使ってなかったよね。そうなの、使わなくても美味しいのよ。餅なんだけど、軽く焼いてもいいです。焼いてもいいんだけど、あえて今回はそのまま入れる。餅は一番最後に出てくる。一番最後で。要は食べたいだけこれ煮ればいいだけの話だから。4つぐらいかな、今回ね。この鶏から煮た無添加、本当にうまいわよ。多分人生で一番美味しいお雑煮。多分これ、ちょっとだけ時間かかるけど、手間的にはそんなないわよね。これで柔らかくなったら盛ります。盛ります、盛ります。
じゃ、盛りますね。まずこのスープを盛ってからお餅を盛る方がいいですね。これうまいわ。お餅よ。美味しそう。ママの傑作だからね、これ。贅沢ね。こんな感じで、絶対的にかまぼこが必要なんで、ここに添えれば、ほら可愛いでしょ、お雑煮。ではこちらで、至高を超えたお雑煮、完成。みんな作りましたんで食べてください。
いただきます。食べて。もうママから言うこと何もないわ。うますぎる。本当に美味しいものを食べた時って、うまいしかないんだな。いただきます。いただきます。いただきます。
出汁美味しいです。鶏の旨味もめっちゃ出てるな。これが丁寧な味。肉ほろほろだな。どうですか? これもう顆粒出汁と一切似てないよね。ママすごいね、これ。美味しい。旨味入れてるぐらいのうまさの、ガツンと感あるよ。シラフとは思えないんだ、これ。うま。だから時間と金さえかければ化学調味料いらない。一切必要ない。
あと言ってた意味わかった。これ、ほぐれた肉と餅一緒に食うのめっちゃうまい。うまいでしょ。うまいのよ。お正月休みの人多いから、時間あるからできそうね、家で。そうなのよ。うわ、餅うま。餅負けてねえんだよな。めっちゃしっかりしてる。これは主役になれるお雑煮だから。鶏ガラとかからやってもいいんだけども、ママが提唱する雑煮はもうこれ。取り合いになるわよ。鶏だけに。
鶏と餅の相性がこんなにいいと思わなかった。そう、鶏のスープとお餅って結構相性良くて。俺前にもさ、餅と鶏のスープ食べたじゃない。鶏スープの。ジーモアチータンですね。ジーモアチータン、美味しくない? 美味しい。いいですか? 美味しいですね。
これでもやっぱ化学調味料必要かしら? いらないと思います。いらないわよね。いらないのよ。そう、だから時間と材料さえあれば化学調味料って必要ない。でも普段使いだとなかなかこれは時間がかかるから。だからママはいつも味の素使ってるんだけど、使わないで美味しくするなんて簡単な、時間とお金さえあればいけるから。
ということで、お正月は皆さん顆粒出汁を使う人もいると思うけど、この際ちょっとちゃんと出汁を取って、至高を超えたお雑煮、食べてみるのもいいんじゃないかしらね。今回はサトウの切り餅プレゼンツ、人生最高のお雑煮作ってみた。大変美味しかった。いただきました。
ああ。サトウ食品は何がダメなの? こないだサトウの切り餅、何がうまいんじゃ選手権やったじゃない。当日に女子社員の人に、あんたも飲みなさいよって言ったらグビグビ飲んでたからね。びっくりした。他の会社だと絶対断られるんだ。サトウ食品オッケーなんだと思って、素晴らしい社風だと思い。
他の会社の社員の方が出た時に、なんで飲まないんですか、みたいなクレームが入るようになっちゃう。飲ませてあげてよ、みたいな。ということで全国の僕とちょっとこうやってる皆様、社員の方々に飲ませてあげてください。
あの時、うちの富山、ハイボールいただいて、東京駅の寿司屋でビール2杯飲んで帰りました。小山、小山、また来い。あの子面白すぎる。最高です。最高。最後さん、また来て。
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