ローソン社員が持ち込んだ自信作10品を、リュウジが忖度なしで評価する

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概要

過去にローソン商品のレビュー動画を出している料理研究家のリュウジのもとに、今回はローソンの社員たちが自社の自信作10品を持って「殴り込み」に来た。リュウジは前回のレビューを「結局ホルモンが一番うまい」という話だったと振り返り、それを超える商品があるのかという姿勢で試食に臨む。ローソン側は差し入れに度数8%の酒も持ち込んでおり、リュウジは「酔わせる作戦か」と冗談を言いながら1品ずつ評価をつけていく。社員が商品の狙いや製法を説明し、リュウジとスタッフが食べて評価する、という流れで進む。

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北海道産つぶ貝:付属の醤油とバターのアレンジ

1品目は、リュウジが過去の動画でも絶賛していた北海道産つぶ貝である。社員によれば、北海道産のつぶ貝に絞った原料を使っているため、貝の香りがストレートに感じられるという。付属の醤油にはアミノ酸系の味付けがされた「味付き醤油」が使われている。

リュウジはわさび醤油で食べて「いつ食べてもうまい」と言い、ボイルの加減がよくコリッとした食感が残っている点を評価した。さらに早速アレンジとして、溶かしバターに付属の醤油を加える食べ方を勧める。これが「極上のソース」になるといい、茹でたパスタと合わせてもうまいと話す。酒が進みすぎると笑いながら、評価はS+とした。元の動画でも同じくらい褒めていたこと、付属の醤油が異常にうまいこと、ローソンに行けば必ず買うことを理由に挙げている。

5:16

油そば にんにく酢付き:塩気の加減を商品として評価

2品目は冷凍の油そば(320円)。社員は、汁なし麺が流行しており、冷凍でもそのトレンドを捉えたかったと説明し、実際に売れていると答えた。容器に盛った皿が温まるので冷めにくい点もリュウジは褒めている。

食べてみると、ごま油が香り、麺は太め。リュウジは「下手な油そばよりうまい」と評した。付属のにんにく酢については、酸味はそれほど強くなく、普通ににんにくを入れたような味になると説明し、スタッフ全員が「絶対にかけた方がいい」と口を揃えた。リュウジは、さらにソースを足して濃いめにしてもいいかもしれないと提案している。

評価はA+。コンビニのラーメンや油そばの中ではかなりクオリティが高いとしたうえで、これ以上しょっぱくすると食べられない人が出てくるので、商品としてはこの塩気が一番いいと判断した。

8:39

ひとくちサラダチキン ハーブ:塊が苦手な人向けの答え

3品目は一口サイズのサラダチキン。社員の説明では、従来の塊のサラダチキンを女性がオフィスでかじるのは恥ずかしいだろうと考え、女性客を狙って一口タイプにしたが、思った以上におつまみ需要に刺さったという。また、サラダチキンは寒い時期に売れなくなるが、この商品は温めて食べられるため冬でも売れているとのことだ。

肉は胸肉ではなくモモ肉で、3年ほど前からモモ肉に切り替えているという。ボイルに加えて焼き目がつくようにグリルしており、リュウジも「グリル特有の香ばしさがある」と反応した。ハーブの香りがよくついている理由について、リュウジは一切れが小さいから味が入りやすいのではないかと推測している。

リュウジは「ぶっちゃけ塊のサラダチキンは好きじゃない」と打ち明け、温めて食べられるようにした人を「神」と称えた。134kcalという数値にも驚き、カロリーを気にする立場から歓迎している。評価はS。価格、カロリー、取り回しのよさ、温め30秒という手軽さを挙げ、生活に密着したいい商品だとまとめた。

12:05

とろ〜り たこ焼き:「Cと言いたかった」が覆される

4品目の冷凍たこ焼きについて、リュウジは出てきた時点で「これはないと思う」「冷凍たこ焼きはあまり信用していない」と警戒していた。社員はこれが冷凍食品の中で売上ナンバーワンだと説明する。

特徴は出汁がしっかり効いていることと、中がとろりとしていること。レンジで温めた後も外側の形は保たれ、中身だけがしぼむ作りになっているという。形はドーム型ではなく丸型で、ソースとかつお節も付いている。社員によれば、おつまみ需要に加え、30代から50代の女性にもよく買われている。

リュウジは、某たこ焼きチェーンのイメージが強い人には食感面で厳しいのではと予想していたが、食べると評価が変わった。これまで食べた冷凍たこ焼きは「お好み焼き」のような味だったのに対し、これは中がとろっとして焼いたたこ焼きのようだという。大阪出身のスタッフに食べさせると「これは(冷凍だと)分からない」という反応だった。

リュウジは「悔しい」「Cとか言いたかった」と笑いつつ、評価はS。350円という安さでこの味は驚きの方が大きく、「なめてました、すみませんでした」と謝罪した。

16:00

南薩食鳥 鶏の炭火焼:一度変わった味が戻っていた

5品目の鶏の炭火焼は、リュウジとスタッフが以前から好んで食べていた商品だ。スタッフの一人はリュウジの家に来るたびに毎日のように買ってきていたという。ところが一時期味が変わり、リュウジは「俺の大好きな炭火焼をあんな味にしやがって」とローソンを「裏切り者」呼ばわりしていた。

今回、社員から「味が戻っている」と聞き、温めると炭っぽい匂いが漂った。リュウジは食感から親鳥ではないかと言い当て、社員も親鳥だと認めた。製法は、備長炭の上に網状のドラムを置き、その中で鶏肉を回転させながら煙をかけて焼くというもので、炭の種類にもこだわっているという。

食べたリュウジとスタッフは「俺らがめっちゃうまいと言っていた頃と同じ味」と確認し、「この匂いじゃないやつがたまにあった」と振り返った。評価はS+。コンビニでこんなうまいものが食べられるのかという感動が先に来るはずだと勧めている。

18:46

5種野菜のチャプチェ:汁気の少なさが酒に合う

6品目は冷凍のチャプチェ。板のように薄い見た目に、リュウジは最初「チャプチェが入っているとは思えない」と驚いた。社員によると、既存の焼きビーフンの姉妹品として、チャプチェが好きすぎる社員が企画したものだという。具材はピーマン、小松菜、玉ねぎ、たけのこ、ニンジンで、カロリーは236kcal。製造はケンミン食品である。発売から約1年で、9月にリニューアルしたばかりの「まだこれから」の商品だと説明された。

リュウジは春雨の食感がもちもちで冷凍とは思えないと評価し、ちゃんとチャプチェの味がすると話した。汁っぽいタイプではなくドライな仕上がりなので酒によく合い、2〜3人で酒を飲みながらシェアするのにちょうどいい量で300円という点も挙げた。評価はS+で、「ちょっと気持ちよくなっているのもあるけど」と酔いを認めつつ、個人的に非常に高評価だとした。

21:59

黒胡椒香る直火焼ハラミ:唯一の辛口評価

7品目の豚ハラミについて、リュウジは食べる前から「正直ちょっと匂いがあるイメージ」を口にしていた。社員も、豚ハラミは臭みの強い部位であり、黒胡椒や焼肉風の味付けで臭みを抑えていると説明した。価格は350円、内容量は約70gで、リュウジも「スカスカかと思ったら結構入っている」と量は認めた。

しかし味については、臭みが消し切れておらず、マスキングが足りないと判断した。柔らかさはあり、こうした肉が好きな人にはありだろうとしつつ、自分はおつまみとして食べようという気にならないと述べた。評価はC。匂いの問題に加え、値段と味付けも合っておらず、もう少しタレ感があってよかったのではないかという指摘である。かなりシンプルな味付けなので、肉そのものの風味が平気な人なら美味しく食べられるだろう、というのが留保付きの結論だった。

24:03

クリームチーズ生ハム巻き:「ローソンで一番うまいつまみ」の唯一の欠点

8品目はリュウジが何度も食べているクリームチーズ生ハム巻き。「ローソンで一番うまいつまみ」と言い切る一方、欠点は570円という価格だと最初から指摘した。社員によれば全て手作業で作っており、リュウジは「手作業の工賃やん」と笑った。

クリームチーズも生ハムもたっぷりでバランスがよく、ワインにも合う。リュウジは、つまみ選びで絶対に外したくないときはこれを買う、誰が食べても喜ばれると話す。スタッフとは、弁当が1個買える値段だという話から、10年前は何も買えず塩をつまみにしていたという昔話にも脱線した。

評価はA+。おつまみ商品は300円台から400円台が多い中でやや贅沢な位置づけになるが、味はとてつもなくうまいので、つまみに困ったら絶対に買っていいとまとめた。

26:52

旨辛チゲうどん:今回いちばんの驚き

9品目はアルミ容器入りの冷凍チゲうどん。リュウジは製造元を、アルミ容器のうどんを昔から出している老舗だと紹介した。作り方は最初の3分を必ず弱火にし、その後中火にする。温めすぎると焦げることがあるためだという。具は餃子2個、油揚げ、肉団子、豚肉、野菜。社員によると今回の商品の中で一番辛く、パッケージにも辛さへの注意書きがある。

リュウジは、今はラーメン屋に行けば1杯1000円ほどするので、これは比較的手に取りやすいと話す。食べると出汁がよく効いた濃厚なスープで、辛さは5段階で3から3.5程度。「疲れて帰った日はこれ一つで全然いい」と評価はS+。スープが異常にうまく、うどんもうまく、欲しい具材が全部入っているとした。

一方で、パッケージがシンプルすぎて美味しさが伝わらず、半分が説明書きで「もったいない」とも指摘した。さらに、残ったスープに温めていないご飯を入れて煮込み、チゲクッパ風にするアレンジを実演し、「絶対ご飯を入れて食べて」と勧めた。「このスープだけ売ってくれないか」とまで言い、店舗でPOPを作って推してほしいと要望した。

32:50

にんにく炒飯:クオリティより「食べたくなる味」

最後は冷凍のにんにく炒飯で、社員は「締めに食べてほしい」と出した。リュウジはパッケージの謳い文句がにんにくの病みつき香りの一点だけである潔さに注目し、以前ローソンが出した天下一品とのコラボ炒飯がうまかったことにも触れた。社員は、普通の冷凍炒飯は数多くあっても、にんにく炒飯を謳う商品はあまりないと説明した。

温めるとにんにくの匂いが強烈で、リュウジは「ガーリックライスとして出した方がいいくらい」と表現した。美味しいかどうかとは別次元で、すごく食べたくなる味だという。高級感のあるうまさではなく庶民派の味だが、それがまたいいとし、酒を飲んだ後の自分には刺さりすぎると話した。価格は放送時点で税込292円と社員が答え、その安さにも驚いている。

パッケージについては、見た目が優しそうでこれほどパンチがあるとは思えないので、真っ黒の縁取りなど「凶悪」な見た目にした方がいいと冗談交じりに提案した。評価はS+。この食感を家庭で作るのは難しく、チープさもあるのに食べるとめちゃくちゃうまいという「ちょうどいいところを攻めている」こと、強調されたにんにくの香りをどう感じるかによるが自分は大好きだということを理由に挙げた。

総評:冷凍食品の実力と、なぜ豚ハラミだったのか

全10品を終えて、高評価が連発した回となった。リュウジが唯一首をかしげたのは「なぜ豚ハラミを持ってきたのか分からない」という点で、それ以外は概ねかなり美味しかったと振り返る。最も印象に残ったのはチゲうどんで、これまでローソンに冷凍食品が強いという印象はあまりなかったが、めちゃくちゃうまいものがあると気づいたという。たこ焼きも含め、今回は冷凍食品の威力を感じたと語った。

紹介した商品は、リュウジのコメント付きPOPとして店頭で展開される予定だという。リュウジは来店者に向けて、豚ハラミ以外、特にチャプチェ、たこ焼き、にんにく炒飯などをどんどん食べてほしいと話し、全体としてローソンの商品のクオリティの高さに感心したと締めくくった。