山岡家のカップ麺に不満を持ったリュウジが、醤油ラーメンを家庭で再現する

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概要

山岡家の醤油ラーメンのカップ麺を試食したリュウジは、店の味とまったく違うと感じた。そこで、豚バラ肉とブレンダーを使い、十数分で山岡家風の醤油スープを作る再現レシピを実演した。本人は冒頭で、カップ麺のレビューは前座で、後半の再現調理が本番だと位置づけている。

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カップ麺の中身と山岡家という店

試食したのは日清が製造する「山岡家 醤油ラーメン」のカップ麺だ。リュウジはコンビニでどん兵衛を探しているときに見つけて買ったという。価格は360円台(367円)で、本人は自分のカップラーメンより高いと驚いている。中には粉末スープと液体スープが入り、かやくはネギ、チャーシュー、ほうれん草だ。麺は平打ちで、焼き海苔は別添になっている。リュウジは、山岡家には海苔が大事だと話す。待ち時間は5分。栄養表示は麺と合わせて食塩相当量7.6g、カロリーは417kcalと読み上げられた。

試食の合間に、リュウジは山岡家について説明した。全国に185店舗ほどあるチェーン店だが、セントラルキッチンではなく、全店舗で豚骨スープを炊いている。そのため店によって多少味が違うようだが、大体同じ味がするという。リュウジ自身は特製味噌派で、以前「ジェネリック山岡家」として特製味噌ラーメンの再現動画を出している。ただ、店で人気なのは醤油ラーメンのようだとし、醤油や塩のレシピも手元に持っていると話した。同席したスタッフは山岡家が好きで、先月も木更津のアウトレットに行った際に店へ寄ったという。

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試食の評価は「B」

食べた瞬間、リュウジは「こんな感じだったっけ?」と戸惑い、日清に向かって「全然違うじゃねえかよ」と声を上げた。ただし、まずいわけではないとも明言している。二人の評価では、麺はそれなりに良いが、スープが普通の家系ラーメンになっている。リュウジは山岡家の特徴について、家系とはいっても鶏油(チー油)ではなくラードを使う点を挙げた。

最終評価は「B」で、コメントは「山岡家じゃない」。うまいラーメンを食べたければ山岡家に来い、という意図がくみ取れる結果だと冗談めかしてまとめた。そのうえでリュウジは、山岡家を知らない人がこれを山岡家の味だと思ってしまうのは悲しいと言う。麺は最悪これでもいいとしても、スープが違う。これが再現調理を始める理由になった。

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材料と、チャーシューのレンジ調理

トッピングは手間を省く方針だ。ほうれん草はセブンなどで売っている冷凍品を使う。チャーシューは市販品ならトップバリュの厚切りチャーシューが一番近いとしつつ、電子レンジで作る方法も紹介した。麺はスーパーのライフで売っている太麺を使い、本人はかなり似ていると評価している。スープの材料は豚バラ肉、にんにく、生姜、ラード、ゼラチンだ。リュウジは、これでカップラーメンの500倍うまい一杯ができると言う。

チャーシューについては、山岡家のものは本来、肩や腕の肉なので厳密には違うと断っている。それでも美味しいので豚バラ肉を使う。豚バラ肉約70gを重ねた状態で耐熱容器に入れ、味の素、醤油大さじ半分、砂糖ひとつまみを全体にまぶす。重ねる理由は、レンジで作るチャーシューは縮んでしまい、きれいな断面にならないからだという。ふたをして加熱し、1分40秒でちょうどよい仕上がりになった。薄切りなので、置いておけばすぐに味が染みる。もっと厚いチャーシューがよければ、焼肉用の厚切り豚バラを使うとよいとも補足した。なお、今回は真剣なレビュー動画なので酒は飲まずに進めると宣言している。

冷凍ほうれん草は約100gを使う。ラーメンにはそこそこ多めに乗っている方がいいという考えからだ。レンジで1分半ほど解凍し、汁がかなり出るので軽く絞っておく。

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スープの組み立て:豚バラ、にんにく、生姜、だし

スープは2人前で水600ccから作る。1人前なら分量を半分にすればよい。豚バラ肉はそのまま入れてもいいが、少し細かく切って入れる。リュウジはこれがスープの元になると予告した。にんにくは2人前で16g(1人前8g)、大きめ1かけ程度で、3つほどに割って入れる。後でブレンダーにかけるので、みじん切りにする必要はない。リュウジは、山岡家の味をこの短時間で出すにはブレンダー方式を取らざるを得ないと説明した。

生姜はほんの少しだけ入れる。続いて中華味を小さじ1杯入れ、豚の味を出す。ほんだし小さじ2/3も加え、かつおだしで少し魚介の風味を足す。

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ゼラチンが必要な理由

リュウジは、山岡家の再現にはゼラチンが欠かせないと強調した。豚を煮込むと煮こごりのようになり、山岡家のスープも冷やすとプルプルになる。だからゼラチンを入れると山岡家らしいスープになる、という理屈だ。使う量は小袋2つ分、小さじ4杯。スタッフが「ゼラチンを使わないと全く別物になるのか」と聞くと、リュウジは「もう別だね」と答えた。

煮るときはふたを閉める。閉めないと水分が飛び、どろどろの濃いスープになってしまうからだ。沸いたら弱火で10分ほど煮る。こうすると肉が柔らかくなり、ブレンダーにかけたときに滑らかになる。アクは取らない。アクは豚臭さのもとで、山岡家はその豚っぽさが持ち味なので「絶対取っちゃだめ」だという。

煮込む間に大判の海苔を山岡家と同じくらいの大きさに切る。リュウジは、昔は醤油が好きで今は特製味噌派だが、毎日食べるなら醤油になると話した。スタッフは最近、辛味噌を食べて美味しかったと答えている。

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ブレンダーで「3日煮込み」を短縮する

10分煮ると、にんにくはほろほろになり、豚肉は縮んで脂が出て、肉が柔らかくなっていた。リュウジによれば、山岡家は豚骨を3日間煮込んでいる。それを15分ほどで再現するには、骨ではなく肉からだしと脂を取る方が早い。今回は1人前あたり豚バラ40gをスープに入れており、これを豚骨スープに変える鍵がブレンダーだという。

肉、にんにく、生姜をまとめてブレンダーで粉砕すると、スープはすぐに山岡家らしい色になった。リュウジは、いきなりブレンダーにかけても成功はするが、10分ほど煮てからの方がまろやかさが出ると説明している。表面は泡立っているが、泡は次第に消えていく。

ここでリュウジは、コメント欄では「こんな面倒なら山岡家に行く」と言われるだろうと先回りした。そのうえで、山岡家に行ける人は山岡家に行け、自分のレシピに頼るなと言い切っている。この動画は、近くに店がない人、行くのが面倒な人、もう少し安く食べたい人のためのものだという。

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味付けとラードの入れ方

味付けは醤油大さじ2と小さじ2、塩2つまみ、こしょう8振り、そしてガーリックパウダーだ。にんにくは生のものに加えて粉末も使い、香りを出す。混ぜるとスープはさらに山岡家の色に近づいた。

ラードは鍋ではなく丼に入れる。1人前なら鍋に直接入れてもいいが、2人前を分けるとラードが偏るからだ。ラードは上に浮くので、先に注いだ1杯目に多く入ってしまう。ラーメン屋も本来こうやって丼にラードを入れるのだと、リュウジは説明した。各丼に大さじ2ほどのラードを入れ、そのまま電子レンジで2分ほど温める。ラードが溶け、丼も温まる。麺は少し固めにしたいので2分半ほどゆでて湯切りする。

盛り付けの後、リュウジはスープに味の素を入れ忘れたことに気づいた。丼に10振りずつ加えて混ぜればよく、後から入れることでうま味を調整できるとフォローしている。チャーシューは2枚重ねでもいいかもしれないという。海苔の位置は山岡家と同じでもそうでなくても構わないそうだ。

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実食:カップ麺との比較

一口食べたスタッフは「ガチ山岡家」と反応し、カップ麺の記憶が消し飛びそうだと笑った。バラ肉のチャーシューもちょうどよいと好評だった。続けて、海苔でご飯を巻き、ご飯にスープをかけて食べる。リュウジは、味噌もうまいがやはり醤油はいいと話した。スタッフも、スープに豚から取った感じがあり、とろみが山岡家らしいと評価している。二人とも米は必須だという意見で一致した。

味の濃さについて、リュウジは自分の再現版は控えめだとした。濃いめが好きな人は醤油と味の素を足せばしょっぱくできる。塩の量で比べれば、たぶんカップラーメンの方が濃いとも言う。山岡家で「味濃いめ」を頼むと返しのタレを多く入れるはずなので、塩より醤油を足す方が山岡家の濃いめに近くなる、というのが本人の見立てだ。

さらにリュウジは、肉を砕いたことで生まれるスープのわずかなざらつきが、山岡家にも感じられる特徴だと指摘した。スタッフはこのためだけにブレンダーを買おうかと言い、リュウジも今はそれほど高くないはずだと勧めた。リュウジが使っているのはブラウン製とみられるブレンダーで、何十年も前から使い続けているため、表面の文字は剥げて読めなくなっている。

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結論:なぜ醤油だったのか

最後にリュウジは、山岡家がカップ麺を出すときに醤油味を選んだのは、店にとって醤油が王道だからだろうと推測した。以前の特製味噌の再現にも自信を持っているが、今回の醤油もうまいので、どちらがいいか迷うと話している。視聴者には、このジェネリック山岡家の醤油ラーメンを作ってみてほしいと呼びかけて動画を締めた。