リュウジとキノコバカセが作る「ささみとひらたけの痩せ蒸し」:フライパンで蒸すホイル焼き2種

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概要

ホクトのPR回で、料理研究家のリュウジとホクトの「キノコバカセ」が、霜降りひらたけを使った料理を作る。リュウジが提案するのは、ささみとひらたけをアルミホイルで包んで蒸す料理だ。レモン版とチーズ版の2種類を作り、油をほとんど使わず、オーブントースターがなくてもフライパンで作れることを強調する。リュウジは、美肌を気にする人にもカロリーを気にする人にも向くレシピだと位置づけている。

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霜降りひらたけが機能性表示食品に

冒頭でバカセは、霜降りひらたけが7月から機能性表示食品として出回るようになったと報告する。パッケージには、含まれる成分のエルゴチオネインが肌の潤いを保つ機能があると記載されている。リュウジはこれを「国から認められた」と受け止めている。

前回の動画ではバカセがひらたけを丸ごと使った美肌レシピを作った。リュウジは、バカセにばかり作らせていると自分が忘れられそうなので、今回は自分でレシピを考えてきたと話す。選んだのはキノコのホイル焼きで、もともと大好きな料理だという。ひらたけは香りに特徴のある食材で、ホイル焼きは香りを閉じ込めて調理できるので相性が良い、というのがリュウジの考えだ。

美肌を意識する人はカロリーも気になるはずだとリュウジは言い、そういう人に一番勧めたいのがホイル蒸しだと話す。理由は油をほとんど使わないからである。

前回のそうめんと「忖度」の話

調理に入る前に、前回の動画で作った冷やし和風そうめんが話題になる。バカセによると、あのそうめんはホクト社内で大好評で、「あんな美味しいもの食べたことない」という声が出たほか、知り合いの料理人も褒めていたという。

リュウジによると、あのレシピは撮影当日までパスタの予定だった。そうめんのほうが良いと思い直して変えたところ、そうめんのほうがずっとうまかったという。バカセは横で見ていて、茹で時間が45秒と聞き、硬くて美味しくなかったら忖度して美味しいと言わなければならないと不安だったと打ち明ける。実際に食べたらとても美味しかったそうだ。リュウジは「もう忖度はしないでください」と返している。

材料と、チーズを使う理由

材料はホイル1つにつき、ささみ3〜4枚、霜降りひらたけ1.5〜2パック。ひらたけは1パックだと足りないと感じるはずだとリュウジは言う。味付けは味塩胡椒が中心で、レモン版にはレモンの薄切りと少量のオリーブオイル、チーズ版にはピザ用チーズを使う。仕上げは青のりと、好みで塩である。

レモン版はとてもさっぱりしていて、それでは物足りない人向けにチーズ版を用意したという。チーズは脂質を含むが、リュウジは肌のためには脂質も少し摂ったほうが良いと考えている。その根拠として話したのは自分の祖母のことだ。祖母は80歳でもとても肌がきれいで、食生活を見ると揚げ物などをよく食べ、油をかなり摂っていたという。リュウジ自身は40歳になって油ものが少し苦手になってきたが、ある程度は摂ったほうが良いと思うようになった。レモン版に少しオリーブオイルを加えるのも同じ考えからで、脂質は「敵じゃない」と話す。

ささみは瓶で叩いて薄く伸ばす

レモンを薄切りにしたら、ささみの下処理に入る。ささみを並べてラップをかけ、瓶で叩く。バカセは前から見たかったと喜び、リュウジは「どの瓶でもいい」と言いながら叩いていく。

かなり薄くなるまで叩くのがポイントで、こうするとささみがとても柔らかくなる。ささみは筋を取るのが一般的だが、リュウジはあまり取らない。叩くと筋が伸ばされて歯に当たらなくなるからだという。ただし叩きすぎるとバラバラになるので、ほどほどにする。

リュウジによると、ささみは火を通しすぎると硬くなるが、この下処理をしておけば、しっかり火が通っても柔らかい。薄くなるので火も通りやすく、蒸すので生焼けの心配もない。仕込みは簡単で、リュウジは「痩せというのは簡単じゃないとダメ、続かない」と話す。

撮影の合間には、痩せ飯は再生数が伸びるので案件では伸びるレシピをやりたいという話や、バカセが出る回は「いいね」が倍になるというデータを取っている、という冗談まじりの話も出た。

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エルゴチオネインについてのバカセの説明

調理の合間に、バカセがエルゴチオネインについて説明する。食べると血液に乗って全身に運ばれ、細胞内にも取り込まれる成分なので、肌全体に行き渡る。目の中、水晶体にもあるという。バカセはほかのさまざまな成分と比べてもかなり有望だと考えている。

ただし、今回認められたのは肌の潤いの部分で、実験はまだ続いているという。バカセは、それ以外の効果もこれから出てくるだろうと見ている。これを聞いたリュウジは、ホクトはキノコの会社というより研究をしている印象だと感想を述べた。また、バカセはキノコを食べすぎてこの成分が常人の何倍もある、と冗談めかして話している。

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組み立て:キノコを下に、味塩胡椒は強めに

アルミホイルにひらたけをのせる。今回はひらたけのみだが、エリンギやブナピーなど別のキノコと混ぜても美味しいとリュウジは言う。最終的に2パック分を使い、かなりの量になる。キノコはカロリーがほとんどないので「何ぼあってもいい」と話す。

味付けで重要なのが味塩胡椒だ。胡椒の香りに加え、塩味と旨味も乗るので、この料理に合うという。なければ味塩と普通の胡椒でもよい。ささみには少し強めに振ってから、キノコの上にのせる。

この順番には理由がある。フライパンで蒸すと下から熱されるので、まずキノコがじわじわ温まり、その蒸気でささみが蒸されてしっとり仕上がる、とリュウジは説明する。ささみから落ちる鶏の旨味もひらたけが吸ってくれる。ささみ1パックはだいたい4枚なので、1パック買えば使い切れる。

レモン版は、ささみ1枚ごとにレモンをのせる。多めにのせても構わない。好みでオリーブオイルを軽くかけると香りが良くなるが、脂質が気になるならかけなくても十分美味しいという。ホイルはもう1枚を同じ長さで重ね、端を折り込んで包む。キノコの量が多くて大きく見えるが、加熱すれば縮むとバカセが補足する。

リュウジは、ひらたけをたくさん食べたほうがいいので2つ作ると言う。バカセは食物繊維も摂れると付け加える。一人暮らしなら全量を半分にすればよい。調味料がシンプルなので真似しやすいレシピだとリュウジは話す。キノコの種類を変えてローテーションしてもいいかとバカセが聞くと、リュウジは構わないと答え、「その時はホクトのキノコで」と笑いを取った。

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チーズ版と、フライパンでの蒸し方

チーズ版も、強めに塩胡椒したささみをひらたけの上にのせる。そこにピザ用チーズをのせる。最初は40gほどにするつもりだったが、もう少し欲しいと増やし、60〜70gほどにした。リュウジは、チーズと塩胡椒だけでとてもうまいと言う。

加熱はオーブントースターで10〜15分でもよいが、持っていない人もいるので、フライパンで蒸してもよい。今回はフライパンを使う。包みを入れて水を100ccほど注ぎ、蓋をする。沸騰して蒸気が溜まってから10分ほどで完成する。沸騰後は中火程度にする。途中で水がなくなりそうなら、適宜足す。

バカセは、フライパンが汚れないのが良いと言う。リュウジによると、さっと洗い流すだけで済み、ホイルがそのまま器になる。下に皿を敷いてホイルを切り開いて食べればよい。キノコが多いので下味だけでは物足りない場合もあるが、ポン酢など何をかけても美味しいという。柚子胡椒も合うという話になり、バカセが柚子胡椒を自分で作っていると聞いたリュウジが「ここで作ってほしい」と冗談を言う場面もあった。

リュウジは蒸し調理の利点を二つ挙げる。一つは油をあまり使わないこと。もう一つは、焼いたときのメイラード反応をあえてつけないことで、素材の香りをシンプルに楽しめることだ。

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蒸している間の雑談:ポルチーニ、国産トリュフ、クマ

蒸している間は、キノコと山の話になった。バカセによると、今年はポルチーニが大量に出ているらしい。雨が多く、朝が比較的涼しくて虫が少ないため、質も良いという。年によって違うそうだ。

日本でもトリュフが採れるという話では、バカセは生えてはいると答える。ただ、採れる場所はみんな教えないという。リュウジは知り合いの「大将」が動画で国産トリュフを使うことがあるが、どこで採れたか聞いても教えてくれないと話す。教えると乱獲されるからで、国産トリュフは食べたい人が多いので価値がとても上がる、という話だった。バカセ自身はもうあまり探していない。地面を掘っていると怪しい人に見られ、死体でも埋めているのかと思われかねないからだと、二人で笑っている。

リュウジは最近、登山に行ったという。きついだろうと思っていたら意外と楽しく、登り終えると疲れより達成感や解放感があったそうだ。バカセは長野の山はクマがいて危ないと話す。リュウジによると千葉にはクマがいないらしく、山も標高300〜400m程度の低いものしかない。バカセは、長野は長野市内でもすでに標高300mあると返している。リュウジが登った山は長野だったという。

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完成:たまったスープと青のり

蒸し上がったら火を止め、皿に移す。ホイルを開けるのがホイル焼きの醍醐味だとリュウジは言い、中にたまったスープがとても美味しいと話す。チーズ版はチーズがよく溶けていた。

仕上げは青のりで、使ったのは筋青のりだ。レモンと青のりはとても相性が良く、パラっとかけると香りが良くなる。リュウジによると、チーズにも青のりがよく合うという。バカセは、青のりの香りはなんとなくトリュフに近いと言うが、リュウジは「それはわからない」と笑って返した。

さらにリュウジは、最近はまっている粗塩「瀬戸のほんじお」を少しかける。粗くて塩味の力が強いので、塩がかかった部分とかかっていない部分の違いを楽しむ食べ方が好きだという。料理名は「ささみと平たけの超美肌蒸し」として完成を告げた。蒸すとひらたけはかなり小さくなる。

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実食:レモン版とチーズ版

レモン版を食べたバカセは、キノコの味がささみに移っていて、ひらたけを強く感じると言う。リュウジもかなり「ひらたけ寄り」の味になると認める。バカセは、レモンと塩が合ってさっぱりしており、青のりも良い仕事をしていると評価した。鶏肉もまったくパサついておらず、叩いた効果だと二人は話している。リュウジは、最近のバズレシピは「シーズン7」に入っていて、あまり調味料を使わない方向だと話す。

ひらたけの量について、リュウジはやはり2パックあったほうがいいと言う。バカセも多すぎる感じはなく、もっとあってもいいくらいだと答えた。

チーズ版について、バカセは、味付けが塩胡椒だけとは思えないほど深い味で、ひらたけが調味料の役割を果たしていると評価する。チーズが加わるだけでかなり違うという点で二人の意見は一致し、リュウジは「こっちも好き」と言う。リュウジはこれをボディメイクにも使えるレシピだと考えており、しつこさが一切ないとも話す。適当に蒸したのにささみがとても柔らかいという点でも二人は一致した。バカセは以前、リュウジがYouTubeでワインの瓶で肉を叩くのを見て、瓶が割れないか怖かったと言い、今度家で試してみると話した。

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リュウジが説明するレシピの狙い

最後にリュウジは、今回の狙いを説明する。旨味を重ねる料理もあるが、今回は「原点回帰」で、素材をシンプルに食べてひらたけの良さを示したかったという。最近わかったのは、ひらたけはとても味が濃く、出汁が出るということだ。その良さを一番生かす方法を考えた結果、ホイルで蒸して旨味を逃がさないことに行き着いたという。

もう一つの理由は食感である。リュウジは、痩せ飯では食感がとても大事だと考えている。歯応えがあるほうが満腹中枢を刺激して満足度が上がる、というのが彼の説明で、このレシピは満足度がとても高いと話す。まだ暑い時期で痩せたい人も多いはずだとして、ひらたけのエルゴチオネインを摂りながら体重もコントロールできるレシピとして、体作りと肌作りに試してほしいと締めくくった。

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撮影後:のりのクリームパスタと醤油

撮影後、二人はもう一度青のりチーズを味わい、絶妙だと盛り上がる。バカセは、生の、湿った状態の青のりはトリュフのような匂いがすると話した。

バカセは以前、のりとシーフードでパスタを作っていたが、シーフードより霜降りひらたけのほうが絶対うまいと気づき、試したら最高だったという。牛乳を入れたクリームベースで、味付けは醤油だけだそうだ。リュウジも、のりのクリームパスタは醤油を入れるとうまくなると同意し、自分のレシピでも必ず醤油を入れていると話す。バカセは自分の好みで適当にやっているだけだと謙遜した。リュウジは、それでも自力でそこまでたどり着いていると感心していた。