ディルジット・ドサンジのバッグの中身:聖典、ニームオイル、「イルミナティ・フォン」、そして秘密の胆石
Vogue翻訳元 English
アメリカでツアー中のパンジャブ人歌手・俳優ディルジット・ドサンジが、わずか2日前に買ったというバッグの中身を紹介していく。ツアー中で、買い物が大好きなのだという。冒頭で彼は「英語は下手だけど、心は優しい」と前置きする。続く紹介では、宗教的な大切な品、健康習慣、ツアーの計画、ジョークが入り混じり、家族にも話したことがないという健康上の秘密まで明かされる。
グトカ・サーヒブ:2002年から持ち歩く
最初のアイテムはグトカ・サーヒブで、ドサンジはこれを聖典だと説明する。人が持ち歩けるもののなかで最も尊いものとして扱っており、だからこそ布に包んでいるという。キャリアとツアーが始まった2002年から、ずっとこの同じ1冊を持ち歩いているそうだ。
マディソン・スクエア・ガーデンでファンから贈られた品
次は、マディソン・スクエア・ガーデンでファンから贈られたプレゼントだ。ドサンジによれば、同会場では2夜連続でチケットが完売したという。ファンに会いに降りていったとき、ある女性からルドラクシャといくつかの石をもらった。石については何も知らないと認めつつも、それ以来ずっと持ち歩いており、カメラの前で彼女に感謝を伝える。
後半では、別のファンからもらったイヤリングを見せ、「すごくかわいい」と話す。ファンからはこうしたちょっとした品をよくもらうといい、自分もジャケットや、ときには腕時計など、お返しに何かを贈るようにしていると語る。
「ビューティー必需品」:おへそにオイル
ドサンジが、視聴者にとって一番興味深いアイテムであり、自身の「ビューティー必需品」だと呼ぶのが、ニームオイルとマスタードオイルのボトルだ。夜、おへそにオイルを満たして30分ほど横になり、動きたくなったら肌にすり込むという。その理屈については「すべてつながっている」と大まかに説明する。体をおへそを中心とした風船にたとえ、だからこそおへそをいたわることが大切だと考えているそうだ。ココナッツオイルやギーを使ってもいいが、自分はニームオイルとマスタードオイルを使っており、この習慣は「すごく役に立っている」と話す。
ノートパソコンと次のツアー
ノートパソコンには、データや新曲、デザインなどの新しい素材が入っている。ドサンジは現在、次のツアーと次のアルバムに取り組んでいるという。次のツアーはイギリスで、ウェンブリー・スタジアム公演も含まれ、今まさにそのショーを作り上げているところだそうだ。
「Morni」とジミー・ファロンへの感謝
いつも持ち歩いているというヘッドホンを手に、ドサンジは今いちばん好きな曲として「Morni」を挙げ、視聴者にミュージックビデオを見るよう呼びかける。歌詞の内容は、主人公が裁判では勝ったのに、誰かに心を奪われてしまう、というものだと彼は言い換えて説明する。そして、番組で「Morni」をパフォーマンスさせてくれたジミー・ファロンに感謝の言葉を送る。
彼はその出演の意味をこう位置づける。自分はパンジャブという小さな州の、とても小さな村の出身で、聴衆も少ない。だからこそ、ジミー・ファロンの番組やコーチェラ、メットガラ、マディソン・スクエア・ガーデンでパフォーマンスすることは、自分たちにとって大きな出来事なのだという。「これまでに誰もやったことがない」ことであり、自分たちは恵まれていると語る。
「イルミナティ・フォン」
ドサンジが取り出したのは、本人いわく「とても特別な電話」。リール動画は作れない端末だという。イルミナティや宇宙人からこれに電話がかかってくるのだと冗談を飛ばす。彼がイルミナティだと主張する人もいるが、みんながそう信じるなら「じゃあ、僕はイルミナティだ」と答える。単にこの電話のデザインが好きなのだと付け加える。
泡コーヒー用のミルクフォーマー
「意外なアイテム」はミルクフォーマーだ。ドサンジはコーヒーが大好きだが、普通のコーヒーではなく、泡立ったコーヒーが好きなのだという。好みはアメリカーノに少しミルクを加え、上を泡立てたもので、チョコレートミルク風の泡コーヒーだと表現する。
Ishaアプリと毎日のヨガ
「イルミナティ・フォンじゃない」と断ったうえで、普通のスマートフォンでIshaアプリを見せる。多彩なサウンドが気に入っており、特にシャンブーとバイラヴィのサウンドが好きだという。毎朝最初にするのはヨガで、瞑想もその一部になりうると話す。移動中にはこのアプリを聴いている。「ヨガこそがカギだ」と彼は言う。
胆石の秘密
ドサンジは、Vogueのために「とても、とても、とても秘密」だとして、ある健康関連のアイテムを紹介する。胆のうに11〜12mmの石があるのだという。2015年、腹痛があって医者に行った。本人の話によれば、医者はその症例を見せるために学生を4〜5人呼び入れ、ドサンジが実際に何の用件で来たのかについて少し混乱が生じた。医者は、ちゃんと診察する前に、まず外で書類をきちんと記入してくるよう彼に指示した。その後、医者は胆石と診断し、手術が必要だと告げた。
ある友人は、困っていないなら、なぜ手術するのかと尋ねた。ドサンジによれば、2015年から2026年まで手術は受けておらず、胆石に悩まされることもなく、石はもうなくなったと思っているという。念のためこの健康関連アイテムは今も持ち歩いているが、使ってはいない。家族や友人を含め、これまで誰にも話したことはなかったそうだ。
サライとターバンの意味
ドサンジはサライを「とても大切な実用アイテム」と呼ぶ。ターバンを巻く際にこれを使い、きちんと整った清潔な状態を保ち、長い髪を覆うのだという。一日中軽い頭痛がしていたときにこれを使うと、「最高の気分」になるとも付け加える。
続いて、ターバンそのものについて説明する。多くの宗教でターバンは身につけられており、シク教では毎日、朝から巻く。彼はそれを「僕たちにとっての王冠」と呼ぶ。自身が理解するグルの教えとして、誰かが誰かより上や下ということはなく、皆が同じであり、皆が王であると語る。だからこそ、自分のコンサートの登場シーンでは「王の到着だ」とアナウンスされるのだという。
ファンに物を贈る習慣は最初の日から
ファンからの贈り物の話は、キャリア初期のエピソードへとつながる。観客が100〜150人ほどの小さなショーで、ドサンジはロックスターになった気分でジャケットの前を開け、それをファンに渡した。その後、車の中でマネージャーになぜジャケットをあげたのかと聞かれ、二人で返してもらいに戻ったという。ドサンジによれば、その衝動は最初の日からずっと変わっていない。ファンに覚えていてもらえるよう、何かを贈りたいのだという。イヤリングをくれたファンに向けて、気に入ってくれたならイルミナティ・フォンではなく普通の電話に連絡してくれれば、何かプレゼントすると冗談を言う。
マカナ:悪い癖を抑えるためのスナック
最後のアイテムはマカナで、ドサンジはこれをハスの実だと説明する。あれこれを少しずつつまむのが大好きで、それを「chatter butter」と呼び、自分の悪い癖だと話す。マカナのおかげでその癖を抑えられているといい、健康にも骨にもいいと語る。
ツアー続きの1年と印パ分離独立を描く映画
ドサンジはこれからの1年をまとめる。今回のツアーの後には中東ツアー、続いてインドツアーがあり、さらにアルバム、そしておそらく映画も控えている。6月には新作映画が公開予定で、書き起こしでは「I May Wapas Aaunga」というタイトルとなっており、インドとパキスタンの分離独立を描いた作品だという。
休みについて聞かれると、本当の休みはシャワーだけだと答える。シャワーを浴びているときこそ贅沢を感じ、休んでいると思えるのだが、シャワーが終われば休みも終わりなのだという。
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