リュウジがローソン商品を忖度なしで再評価 炭火焼シリーズは絶賛、レンジ餃子はC評価

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概要

料理研究家のリュウジが、ローソンの担当者を自宅に迎え、同社の新商品・定番商品を忖度なしでレビューする「ローソン殴り込み企画」の第2弾である。ローソン側の依頼は、食べた商品のなかから10品を選び、店頭POPに載せる評価を付けることだった。本人は「美味しくないものは美味しくないと言う」姿勢を崩さず、約20品を試した。評価は最高のSSからCまで分かれ、酷評していた商品のリニューアル版も再び審査することになった。

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前回の「C評価」がそのまま店頭に貼られた

企画の発端は前回の回にある。リュウジは前回、ほかの商品にはSなどの高評価を付けた一方で、ハラミの商品だけをCとし、「美味しくないっす」と言い切った。動画内では「豚ハラミ」と呼ばれている商品である。評価がもみ消されると思っていたが、実際にローソンへ行くと、ハラミの棚の下に自分の顔と「C評価」のPOPが付いていたという。

リュウジは当初「なんでこんなマイナスなプロモーションをするのか」と感じた。ただ、自分の評価を包み隠さず載せる姿勢には「ローソンってやっぱ狂ってんな」と思い、結果的に好印象を持ったと話す。その投稿も話題になった気がするという。今回も10品にPOPが付くことになり、C評価の商品を選んでもよいとローソン側から確認を得て、レビューが始まった。リュウジはアルコール度数8%の缶の酒を用意し、「かかってこい、ローソン」と構えた。

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炭火香るシリーズ4品:「コンビニっぽくない」と最高評価が続く

最初に出てきたのは、つまみに特化した「炭火香る!」シリーズの4品だ。いずれも税込268円で、袋を少し開けて電子レンジで30秒温める。

1品目の「鶏ハラミ焼」について、リュウジは「マジとんでもねえもん持ってきた」と声を上げた。前回食べた炭火焼と遜色ないほど炭の香りが付いており、ハラミなので脂が少し残り、コリっとした食感もあるという。「言い方悪いけどコンビニっぽくない」と述べ、評価はSS。初手から最高評価を出したことに「しょっぱなやりすぎ」と自分で笑いつつ、「今から買いに行きたいぐらい」「結構革命」と語った。

「ふりそで焼」は非常に柔らかく、皮の部分が残っていて噛んだ瞬間に脂がじゅっと出ると評した。リュウジは、脂っこいものばかり食べると体重が増えるので、こういうつまみを求めていたという。ハラミのコリコリ感のほうが個人的に好きなだけで、味付けと炭の香りは完璧だと述べている。

「砂肝の焼鳥」については、炭火の砂肝はあまり見かけないと期待を寄せた。ローソン側によると、炭の香料は一切使わず、実際に備長炭で焼き上げている。リュウジは臭みが一切ないことを絶賛し、評価はSS。「そこら辺の焼き鳥屋に行くんだったらこれ食いたい」とまで言った。

「鶏レバー焼」は、臭みがまったくないというより、炭火でうまくマスキングされている印象だという。臭いではなく「レバーの香り」として感じられ、「全く文句の付けどころがない」としてS+。コンビニでレバーをここまで美味しくできることに驚き、焼き鳥屋でそのまま出てきても「めっちゃうまいね」と言うだろうと話した。

8:16

冷凍の特濃豚骨ラーメン:スープは高評価、麺が課題でB

次は発売前の冷凍ラーメン「スープ激うま!特濃豚骨ラーメン」である。同名のカップラーメンはすでに出ている。作り方は、冷凍の中身に水200ccを入れ、ラップをせずに600Wの電子レンジで加熱するというもので、リュウジは「こんなのありました?」「新しい技術じゃん」と驚いた。

仕上がったスープはドロドロで、リュウジは「冷凍とは思えない出来」と評価した。一方、麺はやや柔らかいと感じた。カップ麺版を高く評価していたぶん、レンジ調理だと麺がこういう食感になるのかと気になったという。技術が進んでもっとパツっとした麺になれば「やばいもの」になると見込みつつ、評価はB。好きな人は絶対に好きだと思うので、そういう人には勧められるとしたうえで、自分は麺の歯ごたえがもっと欲しいと理由を説明した。

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油そば:タレの改良に「前のよりうまい」

同じ「激うま」シリーズの「たれ激うま!油そば旨辛オイル付き」も発売前の商品である。麺量は313gで、加熱は6分30秒。リュウジは一口目で「あれ、前のよりうまいぞ」と反応した。ローソン側によると、前作よりタレの濃度と味の濃さにかなりこだわって設計したという。

辛味オイルを加えてもうまく、麺の太さもよく、食感がしっかり残ると評した。味が濃いので具を乗せても合いそうだと話し、評価はS+。297円なら、ローソンで売っているチャーシューの切り落としなどを自分で集めて乗せてもよいと、組み合わせ方も提案した。

14:18

定番のミミガー、スモークタン、パストラミビーフ

油そばの加熱を待つあいだ、リュウジは「ミミガー」について熱く語った。昔から家に一番近いコンビニがローソンで、つまみ系は「当然全部食ってる」という。ミミガーは今でも買うほど好きで、レモン風味が付いているのが特徴だと話した。

リュウジのおすすめは、マヨネーズに七味を加えて付ける食べ方である。耳は脂肪がないので、少し油分を足すとうまくなるという理屈だ。この食べ方を「絶対一番うまい」として、評価はSSだった。

加工肉部門で1位という「スモークタン」は、味付けがミミガーと同じだと感じた。個人的にはミミガー派だが、肉感が欲しいならスモークタンがよいという。税込135円という価格に驚き、豚タンという比較的安い部位をうまく使った商品で、企業努力の賜物ではないかと述べた。

「パストラミビーフ」については、味だけなら一番うまいと評価した。リュウジの食べ方は、マヨネーズとタバスコを合わせるもので、これが「鬼ほど合う」という。パストラミビーフは牛の中でも脂肪の少ない部位を使っているはずなので、マヨネーズでコクを少し足すと化けると説明した。サンドイッチに使われる部位でもあり、パンに挟む用途にも向くとしてSSを付けた。

17:09

焼鳥かわ(柚子胡椒):評価が分かれても「名作」

冷凍食品の「炭火焼鳥かわ(柚子胡椒)」には、九州産の柚子胡椒が使われている。リュウジは九州の柚子胡椒は味がまったく違うと期待した。食べてみると、加熱しても辛みが残っており、九州産をうたう理由が分かるという。

同席した人物は皮があまり得意ではなく、反応が鈍かった。リュウジは自分は皮が好きなので、評価は分かれるだろうと認めた。そのうえで「評価が分かれる商品は名作」としてSを付けた。ローソン側は、炭火焼シリーズはまず4種を食べてほしいと補足した。

18:45

リニューアルした豚ハラミ:「無理だと思う」からB評価へ

前回Cを付けたハラミのリニューアル版が登場し、リュウジは「あ、来た」と反応した。7月14日に発売予定だという。食べる前から「多分無理だと思う」と率直に告げ、前回ダメだと判断した理由を改めて挙げた。

リュウジによれば、前回の問題は匂いが強いこと、値段、そして味付けが合っていないことだった。匂いは素材由来なので、強い味でマスキングしたほうがよいと助言した記憶がある。これまで多くの商品開発に関わってきた知見からすると、そこを解決するのは難しいと見ていた。

ローソン側は、肉のカットサイズも少し大きくして食べ応えを増したと説明した。価格は354円である。食べたリュウジは「前回よりは全然いい」と繰り返し、味付けは最善を尽くしている気がすると述べた。ただ、ハラミ自体の香りはまだ若干残り、一口目でダメな人は多いかもしれないという。

評価はB。前回から1段階上がったことになる。リュウジは企業努力が垣間見えたことを高く見積もりたいとしつつ、初めて食べた人の評価ならBかB+くらいだろうと述べた。匂いに敏感な人にはまだ厳しいとも話す。逆にこれを美味しくできたらすごいとして、もう一度改良するなら次はAを目指してほしいと伝え、今回は「一矢報いた」と表現した。

21:28

もっちり生パスタ:カルボナーラにSS

途中、ローソン限定で販売しているというウイスキーも出てきた。リュウジはハイボールとロックで味わい、香りが強すぎるウイスキーは苦手だが、これはまとまっていると話した。後に出た別のウイスキーは甘い香りで、こちらのほうが好きで飲みやすいと述べている。

「もっちり生パスタ」は日清製粉ウェルナの商品で、リュウジは食べる前から「多分これうまい」と予想した。容器のまま食べられる仕様である。「芳醇ボロネーゼ」は麺がもちもちで、時間が経っても伸びないタイプだという。そのためつまみ向きだと評した。ミートソースはコクがあって肉も感じられ、今の冷凍パスタのポテンシャルの限界近くまで引き上げられているのではないかと述べた。

カルボナーラには「うるさい」と自認するリュウジだが、「濃厚カルボナーラ」には厚切りベーコンが入っていると注目した。生クリームを使ったような濃厚さで、自分で作ってもこの味にはならず、自宅では作れないだろうと述べた。茹でた乾麺ではなく生パスタのもちもち感を冷凍で再現していることも評価した。評価はカルボナーラがSS、ボロネーゼがS。ボロネーゼも美味しいが、カルボナーラのほうが麺とよく合っているという。日清と一緒に開発している感じがあり、開発者の頑張りが「味で分からせられる」と述べた。

25:21

デミグラスハンバーグ:前より美味しいが「家庭の味」でB+

「肉厚!贅沢デミグラスハンバーグ」について、リュウジは食べる前から「多分あそこに勝てないと思う」と口にした。具体的な名前は挙げていない。いろいろな店のハンバーグを食べるなかで強い競合がいるため、比べてしまうという。2年ほど前に食べ比べた経験も踏まえ、ローソン内での評価と業界全体で見た評価は違うと前置きした。

実際に食べて「勝ててないね」と判断した。ただし、前より美味しくなっているのは確かだという。気になったのは、噛んだときにぶわっと広がる感じがもう少し欲しい点だ。このハンバーグは「家庭の一番うまいハンバーグ」で、手間はかかるが自分でも作れてしまうと感じた。コンビニで500円なら高級商品なので、自分のなかでハードルが上がっているとも認めた。評価はB+で、「期待が込もったB+」と受け取ってほしいと話した。

27:40

おつまみ焼きいか:マヨと一味を足せばS

税込356円の「おつまみ焼きいか」は、イカの香りがよく立ち、噛み応えがあると評した。リュウジはスタッフにマヨネーズを持ってきてもらい、一味を合わせて付けて食べた。昔からこの食べ方をしているという。自分がマヨラーのようになっていると笑いつつ、みんなで飲むときに1個買うと喜ばれるので、コンビニのつまみを活用するときによく買うと話した。評価はA+で、前から買っていて慣れ親しんでいる面もあると前置きしたうえで、マヨと一味を付ければSになるとした。

29:36

ニンニクまぜそば:生ニンニクを足すと「店で出せ」

発売前の冷凍「ニンニクまぜそば」は322円。食感を楽しめるようにニンニクチップが入っている。リュウジは、日清の油そばはうまいと期待していた。ニンニクの量は「マックス」で、味も濃く塩気もあってうまい。それでも何かが一味足りないと首をかしげ、生ニンニクのパンチではないかと推測した。

スタッフが生ニンニクを刻んで持ってきて、乗せて食べると、リュウジは「これだよ」と興奮した。「もう店で出せ」と言い、開発担当者にも試食を勧めた。冷凍商品に生ニンニクは入れられないことは承知のうえでの提案である。評価はそのままならA、生ニンニクを足せばSS。ニンニクは高いものではなく家にある可能性も高いので、ちょい足しを一度試してほしいと勧め、「化けるよ、マジで」と話した。

32:36

にんにく焼餃子:電子レンジ調理の限界でC

後半はニンニク系の商品が続き、リュウジは酒の量が多くて酔いそうだとハイボールに切り替えた。「レンジで簡単!にんにく焼餃子」については、レンジ調理でパリッとしない焼き餃子は評価が低めだと前置きした。そのうえで「全然美味しくない」とはっきり述べた。

リュウジはこれを手抜きではなく電子レンジ調理の限界だと説明した。具体的には、皮の合わせ目の部分が硬く残ってしまうという。焼き餃子は焼いてから水を入れて蒸す工程があるので、この硬さは本来出ない。やりたいことは分かるが、そもそもこの餃子の仕様があまりよくないと判断し、レンジで出すなら別の形の商品にしたほうがよいと話した。評価はC。「辛口ですいません」と謝りながらも、「これで美味しい餃子ができるならもう世界は平和になる」と、レンジで焼き餃子を作る難しさを強調した。

34:34

大盛りビビンバ炒飯:冷凍庫に常備したい締めの一品

「大盛りビビンバ炒飯」は380gで、1食タイプよりかなり多い。大麦が入っており、食べ進めるほど下のほうに味がなじんでいく感じがあるという。通常のチャーハンも好きだが、これは甘辛で酒に合わせやすいと評した。冷凍庫に入れておいて締めに食べたい、普段使いできる商品だと述べた。

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豚の生姜焼と肉豆腐:明暗が分かれた和食

「豚の生姜焼」は387円で、ほぼ肉だけで構成されている。リュウジは頑張っていると認めつつ、チルド感は拭えないと述べた。肉を柔らかくするために漬け込みをしているのではないかと推測し、ローソン側もそれを認めた。味はかなり甘く、お弁当の生姜焼きの甘さだという。自分の生姜焼きと比べると、もっと生姜が効き、醤油が立っているほうが好みだと話した。

噛んだときの食感が肉というよりハムっぽいことも指摘した。保存や柔らかくする工程で調味液が肉に染み、加工肉っぽくなっているのだろうとして、そこはしょうがない面もあると理解を示した。それでも味としてはこの評価になるとしてC+を付けた。

一方、おかずの売上で1位という「肉豆腐」はAだった。豆腐に味がよく染みており、家庭でここまで染みさせるには何時間もかかる。それが温めて数分で食べられるのはローソンを使う価値だとリュウジは述べた。肉の匂いは少しあるものの、牛の脂も効いていて出汁の味もよく、思っていた以上に美味しかったという。

39:34

ヤゲン軟骨焼:物は良いが味付けにもう一工夫を

最後は冷凍食品の「ヤゲン軟骨焼」である。軟骨に肉がたっぷり付いており、ごま油や韓国風の香りがするという。リュウジは美味しいと認めつつ、最初に食べた炭火焼シリーズの衝撃が強すぎて「炭火で食べたい」と何度も口にした。評価はA。肉質も良く物は良いが、最近はごま油の香りだけだと満足しにくくなってきたので、味付けを少し変えてもよいと話した。例として先ほどの柚子胡椒が合いそうだと挙げ、炭火焼シリーズで4種の味を出しているのだからできるはずだとも述べた。

10品は店頭POPで確認を

この日、リュウジは18〜20品ほどを食べ、そのなかから10品を選んだ。ただし全部を発表すると面白くないので、近くのローソンでPOPを見て「リュウジはこれを選んだのか」と確かめてほしいという。途中で付けた評価はすべて本心で、ひどいことを言った部分はカットされているかもしれないと笑った。選んだ10品は、良いものも悪いものも含めて実際に食べてほしいものだと説明した。

締めくくりにリュウジは、総じて今のコンビニ飯はうまいと感じたと述べた。そのうえで、「リュウジは本当に味が分かっているのか」と気になる人は自分が評価した商品を食べてみて、感想をコメント欄で返してほしいと呼びかけた。