セブンの「とろろ昆布と梅のうどん」を食べて、家庭用の再現レシピを作る

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概要

料理研究家のリュウジが、以前に絶賛したセブン-イレブンのカップうどんの続編「セブンプレミアム とろろ昆布と梅のうどん」を同席スタッフと試食し、評価したうえで再現レシピを作った回である。前作は紹介後に売り切れが相次いだため、今回も買えない人が出ると見込んで、家にある材料で作れる版を用意している。

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前作の続編として期待して試食する

商品はスタッフが買ってきたもので、価格はリュウジによれば「多分158円」。リュウジがまず強調したのはエネルギー量で、カップ麺でありながら218kcalしかない。スタッフにご飯1杯分くらいかと聞かれ、ご飯1杯にも届かないと答えている。

前作を紹介したときは売り切れが多く出て、最近は店頭で見かけないという。今回は普通に買えたが、スタッフによると発売日に買えなかった人も結構いる。店によっては6個ほどしか入荷していないところがあり、前作の反響で買い占める人もいるらしい。そのため、今回買えたのは運が良かったと話している。

蓋を開けると、梅フレークのような梅と、とろろ昆布が入っていた。とろろ昆布は前作と共通で、前作の具の一部が梅に替わった構成だと二人は確認している。お湯を注いで4分待つ。麺の感じは前作と同じだろうとリュウジは予想していた。

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実食:出汁が4種類、前作より味がしっかりしている印象

開けてみると麺は細めのうどんで、梅は結構入っているが、具の量はそれほど多くない。食べた二人は「やっぱり美味しい」と言い合い、梅の味もきちんとすると評価した。スタッフは「前回よりこっち派かも」と言い、とろろ昆布の食感も良いと話している。酒を飲んだ後に食べられて、美味しいうえに罪悪感がない点も挙げられた。

原材料を見ると、出汁はカツオ節、昆布、サバ節、あご節の4種類だった。前作には「味が薄い」というコメントがちょこちょこあったが、今回は薄いとは感じないという。塩分は4.6gでやや高めで、リュウジはその理由を梅の分だろうと推測している。

この商品が限定品かという問いには、リュウジが聞いた話として答えた。カップ麺は継続的に作るより一度にまとめて作って卸すもので、セブンプレミアムでもまとめて入荷し、売り切れたらしばらく出回らないのではないかという。

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評価はSランク

リュウジの評価はSランクだった。理由として挙げたのは三つある。このクオリティが158円で買えるのは物価高の中でありがたいこと、梅の酸味のアクセントととろろ昆布のとろっとした感じがあって食べ飽きないこと、そして値段・カロリー・味がそろっていることだ。脂質も2.7gと少ない。

リュウジは「これからのカップラーメンのスタンダードになっていく」と言い、スタッフと「総合点が高い」ことで意見が一致した。普段の二人はカップ麺を常食するタイプではなく、リュウジはうどんなら自分で作れてしまう。それでもこの商品にはカップでしか出せない良さがあると評価した。出汁は昆布などが入っていて安っぽい味がせず、塩分量もリュウジにとってちょうどよいという。

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再現レシピの方針:材料と出汁の選び方

再現レシピを作るのは、買えずに文句が出るだろうと考えたためだ。リュウジはこのレシピを「セブンリスペクト」と呼び、セブンが近くにない人も食べられるようにしたいと話している。田舎では車を出さないと行けないという話になり、リュウジの実家もセブンが遠いという。

材料は梅干し、とろろ昆布、冷凍うどん。うどんは冷凍の讃岐うどんを使う。リュウジによれば、これが一番美味しいからだ。ただしカップの麺とは太さが違う。細い乾麺を使えばより近づくかもしれないが、うどんの乾麺は茹で時間が長いので、あまり食べる人はいないだろうと話している。

出汁はカツオ出汁ベースのほんだし、昆布だし、いりこだしの3種類を使う。カップには4種類入っているが、サバ節はさすがに家庭にはないので3種類にした。いりこだしがなければ、ほんだしだけでも美味しくはなるという。鶏ガラや中華だしでは別物になるとも付け加えている。

リュウジはカップ麺を再現するときの手がかりについても話した。容器の裏の原材料表示を見ると、ヒントが全部書いてある。この商品には米麹が入っていて、リュウジは深みを出すためではないかと推測し、意外とすごいことをしていると評している。

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作り方:梅は丸ごと、とろろ昆布は最後に乗せる

1人前は水300cc。火にかけ、ほんだし小さじ半分、いりこだし小さじ半分を入れる(説明欄のレシピでは昆布だしも小さじ半分)。カップの方は醤油感が強くないので、醤油は色を見ながら小さじ1程度にとどめる。

梅干しは1個。半分にすると残りの扱いに困るので、丸ごと使う。使うのはスーパーでよく売られている塩分8%のしそ梅だ。カップには甘みがなかったので、はちみつ梅は避けたほうがいいという。原材料には梅肉の粉末も入っていたが、これは業務用で一般には売っていないだろうとのことだった。カップの梅は粒状で具のようになっていたので、叩くより切る感覚がよいと話しつつ、実際には1粒丸ごと鍋に入れ、煮ながら崩している。

続いて冷凍うどんを入れる。冷凍なので1分ほどで食べられるようになる。とろろ昆布はカップのものとは種類が違い、量は3〜4g程度。とろろ昆布はすぐ溶けるので、スープに溶かし込まず上に乗せる方がきれいでよいとリュウジは言う。カップでは構造上お湯に浸ってしまうが、家で作るなら乗せる方がいいという判断だ。

煮ている間、リュウジは脂質の話もしている。ラーメンは油を使わないとラーメンらしくならず美味しくないが、うどんは油がいらないので健康食であり、「うどんを考えた人すごい」と言った。

盛り付けには工夫がある。先にうどんだけを器に入れ、鍋に残った梅入りのスープを後からかけると、梅が沈まずに上に来て見栄えがよくなる。そこにとろろ昆布を乗せ、カップにはないが家庭料理らしく小ネギを添える。最後に塩をひとつまみ振り、カップ麺と同じ塩分にして完成となる。

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再現版の試食:3種の出汁と太い麺の良さ

食べた二人の感想は「まんま」だった。生の梅干しを使った分、カップより少し梅が効いている。リュウジは、ほんだしだけではこの味は出ず、昆布といりこを合わせた3種の出汁を使っているから深みが出るのだろうと話す。スタッフは「安心する味」と表現した。

一方でリュウジは、食べ比べればやはり違うとも認めている。ただ、太いうどんはとても美味しく、とろろ昆布との相性がいい。麺を持ち上げるととろろ昆布が全部絡みついてくる点を良さとして挙げ、最近のレシピの中で一番好きかもしれないとも話した。

アレンジ案もいくつか出た。カロリーを気にしないなら揚げ玉を乗せても絶対美味しいという。高カロリーのものを欲しがるのは人間の本能で、健康な証拠だとも冗談まじりに語っている。スタッフは風邪のときにもよさそうだと言い、残ったスープにご飯を入れて雑炊のようにしても美味しいという話になった。

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とろろ昆布といりこだしの役割

リュウジは、最近とろろ昆布を再現レシピのときにだけ使っていると振り返る。以前の昆布水混ぜそばの再現でも使っていた。とろろ昆布は複雑な出汁と相性がよく、それ自体からも旨味がかなり出ているとリュウジは考えている。出汁の素は合計で小さじ1杯半ほどしか入れていないのに、ちゃんと取ったような味がするのはそのためだという。

そのうえでリュウジは、今回はいりこだしが決め手だと推測している。最近ハマっていて、まだあまり話していないが、美味しいので自分で紹介して広めたいと考えているという。いりこだしでラーメンを作るととても美味しいとも話していた。

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締めくくり

スタッフはこのレシピを自分好みだと言い、これくらい簡単なら自分でも作ると答えた。リュウジによれば、急げば5分でできる。最後にリュウジは、まずセブンプレミアムの「とろろ昆布と梅のうどん」を食べてみてほしいと呼びかけた。そのうえで、買いに行けない人や自分で作って食べたい人には、この再現レシピを勧めている。