どん兵衛味U.F.O.とU.F.O.味どん兵衛を食べ比べ、両方を自作で再現する

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概要

日清が同時に出した「どん兵衛味のU.F.O.」と「U.F.O.味のどん兵衛」を、料理研究家のリュウジが「めちゃめちゃ気になったものを買ってくるコーナー」で取り上げた。リュウジは食べる前から「日清のやっつけ仕事」で美味しくないだろうと予想していた。動画では、その予想を確かめるために2品を試食し、評価したうえで、両方の味を家庭の材料で再現するまでを扱っている。

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「やっつけ仕事」を暴くつもりで買った

リュウジによると、この2品を買ったのは「すごいむかついた」からだという。互いのブランドを掛け合わせただけの商品は話題作りのためで、自社のリソースでできるから広告費もかからない、という見立てである。だから美味しくないだろうと考え、暴いてやろうという気持ちで手に取ったと話す。スタッフも、確かに話題にはなったと認めている。

価格は2品とも240円。リュウジは「高いね」と言いつつ、今回は値段ではなく味を見る企画だとした。収録には喉を痛めてほとんど話せないスタッフも同席している。風邪は治っていて喉だけが不調だと説明されている。

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どん兵衛味U.F.O.:だしの効いた焼きそばとして評価A

1品目は「どん兵衛味のU.F.O.」で、パッケージ上の配分は「どん兵衛7割、U.F.O.3割」とされている。容器を開けた見た目はU.F.O.そのもので、中身は麺とだし粉だけ。刻み揚げは申し訳程度に入っている。仕上げの粉末にはかつお節粉末と七味が含まれる。スタッフの説明によれば、どん兵衛のだし感とU.F.O.のソース感を掛け合わせたのが売りだという。

香りの段階でリュウジは「悪くねえな」と反応した。食べると「え、うまいかも」と言い、やがて「ちょっと頭来るね、これ」と漏らす。味の印象は「焼きうどんの味付けで焼きそばを作った感じ」で、こういう焼きそばは実際にあるとも話した。ソース感は3割のはずだが、だしの方がはっきり強いと感じたようだ。リュウジはどん兵衛の粉末を使っているのだろうと推測している。

評価はA。気になったのは具が少なすぎて見た目が寂しい点だけで、味付けは非常に良く、だしの効いた焼きそばを食べたいなら十分に選択肢に入る、とリュウジは述べた。どん兵衛は過去に焼うどん系の商品も出しており、その延長だとすれば美味しくないはずはない、という見方も示している。

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U.F.O.味どん兵衛:「普通のU.F.O.より好き」

2品目の「U.F.O.味のどん兵衛」は、ソース感7割・だし感3割という配分である。リュウジは、どん兵衛の焼うどんをU.F.O.味にしたものだと整理した。刻み揚げは1品目と共通だが、こちらにはキャベツとチャーシュー風の肉も入っている。通常のどん兵衛と違って湯切り口があり、待ち時間は5分。具材がこちらの方が多いことについて、リュウジはコストの事情だろうかと首をかしげていた。

液体ソースを入れたところで、リュウジは「UFOや。UFOの濃いソースだ」と声を上げ、「7割じゃねえだろ」と笑った。ソースが麺によく絡み、全体に味が濃い。食べた感想は「思ったより全然悪くない」「これでいい気がする」「前からありそう」。さらに「日清はやっつけ仕事じゃなかったんだね。普通のUFOより好きなんだけど俺」とまで言い、うどんの食感も高く評価した。

評価はこちらもA。少し和風だしが入っていることにも触れた。リュウジはもともと和だしとソースの組み合わせが好きで、マルちゃんの焼きそばを作るときもめんつゆや白だしを入れるという。そのため、この組み合わせに目をつけたのは良いと認めた。一方で、日清のカップ麺ばかり取り上げていることには「腹立つ」とも言い、日清は話題作りがうまいとこぼしている。

評価は同じAだったが、喉を痛めたスタッフは好みとしてどん兵衛味U.F.O.を挙げ、「再現してほしい」と頼んだ。

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レビューで低評価をつけると荒れる、という悩み

2品目のお湯を待つ間、リュウジはレビュー企画の難しさについて話した。自分が「まずい」とこき下ろすと強く批判されるので、動画は「ハッピーエンド」にしないと荒れるという。そのため最近は、評価がA以上なら再現し、Cなどなら自分が美味しく作り直す、という流れにしている。どちらにもならないほど悲しい結果なら動画にしない、とも話した。

例外として挙げたのが、HIKAKINの「みそきん」をまずいと言ったときで、このときはむしろ大絶賛されたという。リュウジは、相手が自分よりはるかに上の人物なので、強い者に立てつくという筋書きが視聴者に好まれたのだろうと分析する。ただ、SUSURUのラーメンやHIKAKINの実店舗のラーメンは本当に美味しかったので美味しいと言った。すると、特にTikTokで「やっぱり強い人には逆らわないんですね」というコメントが必ず大量につくという。無理にでもまずいと言った方がいいのかと考えることもあるが、それは嘘になる。自分は嘘を言えないので正直に言う、というのがリュウジの立場だ。その上で、すごく偉い人が出している本当にまずい商品があれば教えてほしいと冗談交じりに呼びかけた。料理と違ってレビューは荒れやすい、というのがこの話のまとめである。

この流れで、料理研究家がカップ麺を食べて生計を立てていることを自嘲する場面もあった。他の料理研究家は自分のブランドを守っているから、こんな恥ずかしいことはできない、自分はブランドを守っていないからできるのだ、とリュウジは話している。

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再現1:どん兵衛リスペクト和だし焼きそば

最初に再現したのは、スタッフが好んだどん兵衛味U.F.O.である。元の商品には具がほとんどないが、食事として食べるなら野菜を入れたいとして、キャベツを加えた。油揚げは実際に商品にも入っていたので1枚使う。

作り方は次の通りだ。蒸し焼きそば麺150gを油大さじ1で先に焼き、少し焦がすくらいにする。リュウジは「ぶっちゃけUFO買った方が早い」と認めつつ、こちらの良さは後でわかると話した。肉は何でもよく、今回は消費期限間近だった豚ひき肉を約50g使った。豚こまでも構わないという。ひき肉、ざく切りキャベツ、油揚げを、麺を取り出さずにそのまま一緒に炒める。

味付けは、商品の原材料表示を手がかりに組み立てている。かつおだし(ほんだし)と昆布だしを各小さじ半分入れる。昆布だしがなければほんだしを多めにすればよい。ソースはU.F.O.らしさを出す程度にウスターソース小さじ2で、基本はあくまでだし味だという。原材料にガーリックパウダーが入っているので8振り、粉末醤油も入っているので醤油小さじ1を加える。ほかに塩こしょう少々、砂糖2つまみ。最後に水大さじ2を入れて蒸し上げると麺がほぐれやすい。香りを確かめながらかつおを足し、ほんだしは最終的に小さじ2/3にした。だしの香りはこれくらい効かせた方がうまい、とリュウジは言う。

焼きそば麺がなければ、中華麺をゆでて水で洗い、焼きそばにしてもよい。仕上げにかつお粉と七味をかける。かつお粉がなければ、かつお節を電子レンジにかけてから粉にしたもので代用できる。リュウジはこれを焼きそばの「1つの進化系」として加えてほしいと話し、240円あれば1食分作れるだろうとも述べた。

試食では、リュウジ自身が「味かなり近い」と自賛した。スタッフは「味がまとまってる」と答える。喉を痛めたスタッフは、七味をかけすぎて少し辛いとしつつ、具材がしっかりあって食べ応えがあると評価した。普通にレシピ化していい、お好み焼き屋にあってもいい、という声も出た。リュウジは、焼きそばは普段あまりだしで作らないが、だしで作る焼きそばはうまいと話している。

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再現2:U.F.O.リスペクトうどん

スタッフから、焼うどんの方も同じくらい簡単にできるなら知りたいと声が上がり、続けて2品目も再現した。麺は冷凍の細うどんを使う。普通の冷凍うどんでもよいが、どん兵衛を意識するなら細い方が似ているという。電子レンジで約4分解凍する間に、先ほどと同じ具材(キャベツ、豚ひき肉50g、油揚げ)を油大さじ1で炒め、軽く塩こしょうをする。

ここでスタッフが、焼きそばのときのように最初にうどんを焼かないのかと質問した。リュウジの答えはこうだ。冷凍うどんはすでに戻っている状態なので、軽く焼くだけで焼うどんになる。一方、焼きそば麺は蒸し麺で水分が少し飛んでいるため、最初に焼き目をつけないと美味しくならない。リュウジはこれを「俺にしかわからない理論」と言った。スタッフが、理論を説明しながら作っていて意外と高度なことをしていると指摘すると、リュウジは、普通に黙って料理する方が楽だと応じた。その上で、そこが料理人が料理YouTuberになれない理由で、「見て覚えろ」となってしまう、人に教える才能と美味しいものを作る才能は違う、と持論を述べた。

味付けでは、U.F.O.らしさを分解して組み立てている。ウスターソース大さじ1に、ケチャップ小さじ2を加える。U.F.O.っぽい匂いがするので、ケチャップは絶対に入っているとリュウジは見る。醤油小さじ1。どん兵衛の香りにはかつおが効いているので、ほんだし小さじ1/3。意外だったのは蜂蜜小さじ1で、ウスターソースを入れると酸っぱくなるため、相当甘くしないとU.F.O.の味にならないという理由だ。ガーリックパウダー8振りは実際にU.F.O.に入っているから、昆布だし小さじ1/3は原材料に昆布エキスがあるのを見たからだという。最後に水大さじ1でソースを全体になじませ、こしょうを4振りして仕上げる。

試食では「めちゃくちゃうまい」「びっくりするぐらいうまい」と声が上がった。元の商品の濃いソース感がきちんと再現されており、リュウジは細うどんにして正解だった、太いうどんではダメだと強調した。U.F.O.のソースは少しお好みソースに近く、お好み焼きソースにはケチャップが入っているので加えた、甘みも強いのでそこを蜂蜜で補った、と狙いを説明している。スタッフは蜂蜜が一番意外だったと話し、ソース焼きそば好きにはたまらないだろうという感想も出た。

冷凍の細うどんがない場合は、コンビニなどで売っている乾麺のうどんをゆで、一度水でさらしてから焼けば、太さも同じくらいになるとリュウジは補足した。

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結び:こき下ろすつもりが「悔しくていっぱい作った」

最後にリュウジは、こき下ろすつもりで始めたのに両方とも美味しかったので申し訳ない気持ちが勝ち、そのうえで負けたくないと思って悔しくてたくさん作ってしまった、と振り返った。2品をレビューしてから2品を再現する構成は何時間もかかる大変な作業だったという。それでも続けるのは、楽しいし、レシピがどんどん増えるからだと話している。商品を買って食べるのと合わせて、自分がその味をリスペクトして作った料理もぜひ試してほしい、と呼びかけて動画は終わる。