一般人がトップアスリートに勝てば賞金 MrBeastの1対1対決企画

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概要

MrBeast(ジミー)は、最強・最速クラスのアスリートと一般の人を1対1で戦わせる企画を行った。各対戦には賞金がかかっている。一般の挑戦者が勝てば賞金は挑戦者のものになり、アスリートが勝てば同額がチャリティーに寄付される。最後の対戦では、登録者がクリスティアーノ・ロナウドに勝てば100万ドルを渡すという条件が掲げられた。どの対戦にも、実力差を埋めるためのハンデが付けられている。

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トム・ブレイディ対高校生QB:風船割りパス対決

最初の対戦相手はトム・ブレイディで、挑戦者は高校フットボール選手のジェイクだ。順番にフットボールを投げ、先に風船を4つ割った方が10万ドルを得る。ブレイディはスーパーボウル・リングを7つ持つ「史上最高の司令塔」と紹介され、ブレイディの風船だけ少し小さくされた。先攻もリングを持たないジェイクに与えられた。

1つ目の風船は2人とも難なく割った。20ヤード先の2つ目もブレイディは成功させ、ジェイクとグータッチする余裕を見せた。その後ブレイディが1度外し、本人は雨のせいにした。ここでジェイクの高校のチームメイトたちが応援に登場し、会場ではジェイクへのコールが起きる。勝負は並び、ジェイクには「もう1回外したら終わり」という場面もあった。

最後の風船は50ヤード先に置かれていた。MrBeastは、最終戦は史上最高のパサーが楽々制すると思っていたが、どんな名パサーでも50ヤードを当てるのは簡単ではないと語る。ジェイクの1投目は外れたが、ブレイディも決めきれず、少しずつ風船に寄せていく展開になった。チームメイトと「2億人の視聴者」の前で当てれば10万ドルという場面でジェイクが投げ、トム・ブレイディに勝って10万ドルを手にした。

ノア・ライルズ対ジョナ:ハンデを賞金で買う200m走

次は、世界選手権を3回制したオリンピック金メダリストのノア・ライルズと、MrBeastの仲間ジョナによる200m走だ。賞金は10万ドルだが、MrBeastはジョナが普通に走って勝つ可能性はないとして、ハンデの仕組みを用意した。スタート地点を10m前に出すごとに、賞金が1万ドル減る。

ジョナは10mのハンデ(9万ドル)も8万ドルの条件も断り、「4万ドルは新車が買える」と言って4万ドルを選んだ。これで60mのハンデが付き、ライルズとの差は「サッカー場半分くらい」になった。

スタート後、周囲は「捕まる」と叫び続け、ライルズはジョナをからかうような走りで迫った。惜しいところまでいったが、ライルズが追いついて勝ち、10万ドルはチャリティーへの寄付に決まった。ジョナはゴール後に倒れ込み、汗だくで「もう無理」とこぼした。

ブライス・ハーパー対ビッグ・ジャスティス:半分の距離のホームランダービー

3戦目は、MrBeastが「おそらく地球上で最も優れた打者」と呼ぶブライス・ハーパーだ。通算300本以上のホームラン、MVP2回、オールスター8回出場、ホームランダービー優勝の実績が紹介された。挑戦者は子どものビッグ・ジャスティスで、身長がハーパーの半分なので、フェンスまでの距離も半分にされた。ルールは10スイングで何本ホームランを打てるかを競うもので、賞金はこれまでと同じ10万ドルだ。

先に打ったハーパーは、1打席目こそ失敗したものの、フェンス直撃や、あと30cmで越える当たりを挟みながら本数を重ねた。場外に消える当たりもあり、「もっと大きな球場を作らなきゃ」という声が出た。終盤は「疲れた」と言いながら、結果は10本中4本だった。

ビッグ・ジャスティスは「ドーン!」の掛け声とともに1本目を打ち、空振りを挟みつつ本数を伸ばした。7スイング終了時点で3本だったが、次の打球もスタンドに入る。残り2球で「1本打てば勝ち」となった場面で5本目を打ち、ハーパーを上回った。ベースを一周するビッグ・ジャスティスに紙吹雪が舞った。

ブライソン・デシャンボー対アーロン:50倍のカップで挑むゴルフ

ロナウド戦の前に、ゴルフの対決が行われた。相手はメジャーで2度優勝したブライソン・デシャンボーで、挑戦者はアマチュアのアーロンだ。ハンデとして、アーロンのカップはデシャンボーのカップの50倍の大きさにされた。ホールまでは330ヤードで、賞金は10万ドルだ。

デシャンボーは、グリーンにワンオンさせてそのままカップインする、パットは要らないと宣言した。どうやるのかと聞かれると「遺伝学だ」と答えた。ところがティーショットは大きく曲がり、池に入ったとみられる。一方のアーロンのボールはまっすぐ飛び、「俺のほうが上手ってこと?」と言うほどだった。デシャンボーのボールは結局見つからず、コースに戻す代わりに1打罰が付き、次が3打目になった。

アーロンの次打はカップのそばに寄り、周囲は驚いた。デシャンボーのショットはグリーン手前で止まったが、続く一打で大きく寄せた。アーロンはデシャンボーが「100回打てば全部成功する」と言ったラインのパットを外し、ボールが芝に引っかかった。「寄付したくて」と冗談を言うしかない場面だった。デシャンボーも決めきれず、MrBeastはデシャンボーの妻を呼んだ。妻は茂みからずっと見ていたと明かし、「負けてもいいと言ってあげて」と頼まれても断った。

同スコアのまま、打ち直しのような形で勝負が続いた。アーロンのショットは池に落ち、デシャンボーはグリーンに乗せたもののパットはカップに蹴られた。アーロンは「頑張ってるけど下手なんだってば」と言いながら、何度もボールを頭越しにグリーンの向こうへ飛ばしてしまう。字幕では最終的な勝者ははっきり示されず、最後は「一緒にできて光栄だった」という言葉で締めくくられた。

IShowSpeed対ノア・ライルズ:50mの再戦

MrBeastは、ノア・ライルズを倒すチャンスを誰かに与えたいとして、配信者のIShowSpeed(スピード)に電話をかけた。スピードは配信を切り上げて本当にやって来た。「俺の名前はスピードだぜ」と言うスピードに、ライルズは「自分で付けたんだろ」と返した。

今回の距離は50mだ。スピードが勝てば10万ドルがスピードのファンに、ライルズが勝てば同額がチャリティーに渡る。MrBeastは、スピードが勝てば正式に「地球最速の男」になると煽った。

レースは予想以上の接戦になり、スピードは引き分けだと主張してビデオ判定を求めた。ハイスピードカメラの映像を見たライルズは「テープを切ったのは俺だ」と言い、スピードは汗のせいだと反論した。10万ドルの寄付先を聞かれたライルズは、スピードに渡したい気持ちもあるが、必要としている子どもたちに寄付すると答えた。

クリスティアーノ・ロナウド対カリード:100万ドルの的当て

最後は、MrBeastが「チャンネル史上最もビッグなゲスト」と紹介したクリスティアーノ・ロナウドだ。挑戦者はカリードで、ルールはゴールに吊るされた的にボールを蹴り、先に3つ当てた方が勝ちというものだ。カリードが勝てば100万ドルを受け取る。ロナウドの大ファンだというカリードは緊張していたが、勝てる確率を聞かれると「正直言って半々」と答えた。

1巡目は2人とも外した。MrBeastは、これがこの挑戦で唯一の幸運だったかもしれないと話した。ところが次にカリードが的に当て、ロナウドに謝りながらリードを奪う。その次にカリードが外し、ロナウドに追いつく機会を与えたが、続く一本でもう一度的に当て、ゴール後にロナウドの決めポーズ「シウ」を真似た。

ロナウドは、カリードがあと1点取る前に3本連続で当てなければ勝てなくなった。できるかと聞かれたロナウドは「正直、無理だね」と答えた。その後の展開でカリードは3つ目を決めてロナウドに勝ち、100万ドルを獲得した。最後にメッセージを求められたロナウドは、自分のチャンネルの登録者にMrBeastのチャンネルも登録してほしいと呼びかけ、動画は終わった。