リュウジがベルクのPB商品を「忖度なし」で判定した、ベルク社員向け特別講演
料理研究家リュウジのバズレシピ料理研究家のリュウジが、スーパーマーケットチェーン・ベルクの社内イベントに「特別講演」の講師として招かれた。ただし中身は講演というより、ベルクのプライベートブランド「くらしにベルク」の現行商品を、開発担当者の目の前で試食して評価する企画である。テーマは「リュウジの忖度なしガチ判定 くらしにベルク リニューアルへの道」。打ち合わせでリュウジが「NGは何でもオッケー」と伝えていたことから、この形になったという。
ルールは、各商品の開発担当者が1分間でプレゼンし、リュウジが試食してAからCの3段階で判定するというものだ。単なる試食会ではなく、BやCが出た場合にどうすればAになるか、リニューアルのヒントをもらうことが目的とされた。リュウジは、商品の味だけでなく、売り場で選ばれるかどうかという観点から多くの指摘をしている。
試食のお供は「好きなだけハイボールの素」
最初にリュウジの手元に用意されたのは、くらしにベルクのハイボールである。担当バイヤーによると、これはウイスキーではなくリキュールで、自分好みの濃さに作れるのが特徴だ。基本は1対5の割合で作っているが、酒好きなら半々くらいでもよいという。以降の試食は、このハイボールを飲みながら進められた。
エビ塩鍋つゆ:家庭では作れない味としてA判定
1品目は「もやしが主役 八百屋のエビ塩鍋つゆ」。鍋にはうるさいと自称するリュウジに対し、開発担当の伊藤氏は、最初からラーメンを入れて作る「ラーメン鍋」をイメージしたと説明した。伊藤氏自身がエビ塩豚骨ラーメンを好きなことが出発点だという。
試食したリュウジは「これうまい」と即答した。濃すぎず薄すぎずのバランスでありながら個性的だと評価し、その理由を自分の鍋つゆを出した際のコンセプトと重ねて説明した。リュウジが自分の鍋つゆで目指したのは「家庭では作らないだろう」という味であり、この商品も同じだという。鍋を作るときにエビの香りを乗せるのは家庭では難しいうえ、化学的に作ったような風味が一切感じられなかったとして、クオリティの高い商品だと述べた。
判定はA。リュウジは冗談まじりに、自分の監修だとして売っていても気づかないのではないかとまで言った。伊藤氏は、開発中は「これでいいのか」「売れるのか」と迷うものなので、今の言葉で自信を持って売れると応じた。
ただしリュウジは、売れるかどうかは別だと付け加えた。エビ塩豚骨はなかなかない味なので、手に取ってもらうための理由付けが必要だという。味がおいしいことと売れることは違い、商品のクオリティは非常に高いが、ネーミングなどの観点には工夫の余地があるという見立てである。
おそろしく旨いハンバーグ:ソースの提案が欲しい
2品目は冷凍担当の栗橋氏による「おそろしく旨いハンバーグ」。正式名称は「おそろしく旨いハンバーグ 俺でなきゃ見逃しちゃうね」で、リュウジは自分の動画タイトルのようだと笑い、「ハンター×ハンターじゃねえか」と突っ込んだ。牛肉100%で、調理はボイルか電子レンジで温めるだけだ。
リュウジは、ハンバーグそのものは非常においしいとしたうえで、商品自体にソースが入っていないため、ソースをかける前提の商品であり、ソース次第で化けるタイプだと指摘した。何が合いそうかと聞かれ、ステーキ醤油のようなものと答えると、担当者側は同じくくらしにベルクの「にんにくどうでしょうポン酢」を出してきた。リュウジは「これ絶対合うでしょ」と言い、実際に合わせて「うま」と声を上げた。
改善点としてリュウジが挙げたのは、食べ方の提示である。温めて出したらソースが絡んでいる状態を想像する人が多いはずなので、何と合わせるかを明確にした方が消費者にはわかりやすいという。自身はコンビニ寄りの商品を開発することが多いため、ソースの提案が欲しいと感じたと述べた。具体的には、ポン酢やステーキ醤油を近くに置いて併売する、あるいは家庭のソースをかけるよう勧めるPOPや説明書きが各店舗に行き届けば、とてもいい商品になるのではないかと提案した。価格は359円で、牛肉100%であることを考えるとかなり頑張っているとも評価している。
にんにくどうでしょうポン酢:臭くないニンニクで万能
ハンバーグに合わせたポン酢は今回の判定対象の6品には入っていなかったが、司会から判定するならどうかと聞かれ、リュウジはこれも評価した。リュウジがはっきり言える長所として挙げたのは、ニンニクが臭くないことだ。ちょうどいい加減でニンニクが効いており、万能だという。一番おいしいのはおそらくステーキで、完全にステーキソースになるほか、焼肉のタレとしても使えると述べた。
寿司屋のおはぎ風まぐたく握り:味はA、名前は変えるべき
3品目は「寿司屋のおはぎ風まぐたく握り」。開発した木村氏は、実はこの講演会を希望した当人だという。スーパーの総菜売り場のおはぎはあんこともち米で作られているが、「甘くないおはぎがあってもいいんじゃないの」という発想から生まれた商品で、おはぎとの差別化としてネギなどで香りと食感のアクセントを付け、マグロのたたきをたっぷり使ったと説明した。
リュウジは見た目に感心し、中にもトロが入っていることを確かめてから試食して「うまい」と評価した。特に驚いたのは299円という価格である。理由として、スーパーの寿司はシャリが大きいものが多く、酒飲みとしてはもう少し小さければいいと常々思っていたことを挙げた。この商品はつまみになり、しかも少しご飯を食べたいときにもちょうどいいため、企業努力が伝わってくるという。わさびはあった方がいいと考えたが、パックには入っておらず、店頭で小袋のわさびを自由に取れると聞いて「完璧」と判断し、A判定を出した。
しかし木村氏は、褒めてもらったうえで言うのも何だが、実は売れていないと打ち明けた。リュウジは「いい商品が売れるわけではない」と応じ、ネーミングから「おはぎ」を外した方がいいと提案した。おはぎは今の人たちには絶妙に伝わりにくく、売り場で「どこがおはぎなんだろう」と考えている間に、客の目線は次の商品に移ってしまうという。代案として挙げたのは「ネギトロ爆弾握り」や「やけっぱちネギトロ握り」のような、思わず「なんやこれ」となるキャッチーな名前だ。客は数秒で買うかどうかを決めるので、名前を工夫すれば一度手に取ってもらいやすくなるというのが、リュウジのコピーライティングの考え方である。
主役になる海老焼売:おいしいが「脇役」のままでB
4品目はデリカ部の松井氏による「主役になる海老焼売」。中華のメインディッシュといえば麻婆豆腐などが挙がり、焼売はなかなか名前が出ない。その脇役の焼売を主役にしたいという狙いで、原料のエビにはバナメイエビを使い、食感が残るようにカットしたという。商品はチルドで、味付けがしてあるのでそのまま食べられる。
リュウジは、自分が食べたチルドの焼売の中では一番おいしいと評価した。野菜がシャキシャキしていて、エビの量もかなり多く、8個入り299円はとても安いという。一方で、主役になるにはプリッとした食感がもう少し欲しいと指摘し、現状はお弁当に1〜2個入っていたらうれしい、まさに脇役の位置づけだと述べた。
改善策としてリュウジが示したのは、単価を上げてでも大粒のエビを入れることや、粗挽きの肉を混ぜて肉の量を調整することだ。今は飲食店などでゴロッとした具の焼売が主流になりつつあり、そのイメージが強いため、現状の値段と、電子レンジで2分という調理の手軽さでは、総菜の域を超えないという。判定はB。おいしくなければCだったが、おいしいのでB、ただし主役ではないという理由である。品質面でかなり頑張っていることは伝わるとも付け加えた。
集まれ肉好き!万能スパイス:自分の商品の競合になる出来
5品目は「集まれ肉好き!万能スパイス」。リュウジは自身もスパイスを出していることから、思わず苦笑いした。肉部の担当者によると、肉部メンバーを中心とした「肉研究会」の全員で開発した商品で、出汁専門メーカーに依頼してカツオ出汁をベースにし、ニンニクを効かせ、味噌風の和風に仕上げた調味料だという。価格は399円で、リュウジは「あまり言いたくないけど俺のもっと高い」と漏らした。
試食には、ベルクが自慢するブランド豚「う米豚」のロースが用意された。リュウジはまずスパイス単体を味見し、続いて豚肉にかけて「めちゃくちゃうまい」と評価した。粉末味噌のような素材は普段なかなか手に取らないものであり、豚肉との相性がよく、おいしい豚の味を味噌のうまみと香りで引き上げているという。焼肉でタレと並ぶ選択肢になってもいいくらいのクオリティだと述べた。あまり推すと自分のスパイスが売れなくなる、とカットを求める冗談も飛ばしている。
さらにリュウジは、肉スパイスと銘打ってはいるが魚や野菜にも使えると指摘した。パッケージにもサラダ、スープ、炒め物と一応書いてあるが、その点をもっと押し出してもいいのではないかと、本人いわく「敵に塩を送る」助言をした。評価を受けた担当者は、他の部門の商品も含めて意見を反映させたいと応じ、リュウジは「売れちゃうね、これは」と締めくくった。
今夜は焼肉どうでしょう:バランスはいいが尖りがない
最後の6品目は「今夜は焼肉どうでしょう 中辛」。先ほどのにんにくポン酢と同じ「どうでしょう」シリーズの焼肉のタレである。担当者は、ここまでCが出ていないうえに最後にド定番の焼肉のタレを持ってきたとして、手が震えていると話した。商品は醤油とりんごをふんだんに使い、優しいうまみと甘みの中に、玉ねぎとニンニクのコクを加えたものだという。
リュウジの第一声は「思ってたよりずっといい」だった。オーソドックスで甘さ控えめ、どちらかといえば調理向きかもしれないと評した。ただ、よく言えばバランスが取れているが、悪く言えば尖りがなく、普通ではあるという。値段を考えればこれで十分とも思えるが、他の商品と勝負するならもう少し尖りが欲しく、わざわざこちらを買うかという点では推しがもう一歩足りないと述べた。
続いて同シリーズの別の品も試し、こちらはニンニクが鼻に来るほど尖っていると評価した。リュウジによれば、これが威力を発揮するのはバラなど脂身のある焼肉だという。
この流れでリュウジが強調したのは、パッケージと売り場での見せ方である。今の商品はパッケージだけでは何に使えばいいのかピンと来ず、食べてみて初めてわかったという。ベルクに限らずPBブランドは控えめなものが多いと感じたとし、もっと強く引きつける力をパッケージに持たせるべきだと述べた。スーパーの商品は買って食べてもらわないと良さが一切伝わらない。リュウジが監修した商品よりおいしいものもおそらくたくさんあるが、見つかっていないだけだという。「ここにこの商品があるよ」とアピールすることが大事で、今回はおいしい商品が多かったからこそ、店頭での見せ方やプロモーションに力を入れてほしいと求めた。
焼肉どうでしょうの判定では、リュウジは「悩んでます」と迷い、「美味しいんだけど買わない」という目線があり、もう少しいけるはずだと述べた。さらに、焼肉のタレの「キング」を倒したいのか、独自路線で売っていきたいのか、方向性を聞きたいと問いかけた。担当者が「どっちも狙いたい」と答えると、リュウジは方向性を明確にした方がいいという趣旨の返答をした。担当者は、次回は必ず高評価を取れるようにしたいと話した。
総評:価格への驚きと消費者ファーストの姿勢
全体の講評でリュウジは、まず自分の反省を口にした。ベルクでしか売っていない商品はこれまで一切チェックしておらず、なめてかかってはいけないと感じたという。最も驚いたのは価格で、全体的にとんでもない価格で売っていると感じた。商品をすべて見れば、いい品質のものを消費者に届けたいという企業努力がわかり、消費者ファーストのビジネスをしている会社だと感じたと述べた。
ベルク側からは、これまで『進撃の巨人』などともコラボしてきたことを紹介したうえで、リュウジとのコラボの可能性を尋ねた。リュウジは、自分は消費者ファーストで、客においしいものが届けばいいというスタンスだと説明した。ベルクとリュウジの「渾身の弁当」「渾身の鍋」「渾身のおにぎり」などを実際に買った人が「さすがベルクとリュウジのコラボ」と喜べば、みんながハッピーになる。そういう形が取れるのであれば、ぜひやりたいと答えた。
リュウジからベルク従業員へのメッセージ
最後に従業員へのメッセージを求められたリュウジは、今回はかなり感動したと語った。この仕事を8年ほど続けてきて、正直やり尽くした感覚があり、今は面白い仕事がしたいと考えているという。そのうえで、今日は非常に面白く、ベルクが商品に真剣に向き合っていることが伝わってきたと述べた。ほとんどがレビューで終わるとは思わなかったと笑い、自分の講演会という形だったが、逆に自分が教わる会だったと振り返った。
特に心に刺さったのは、担当者本人が前に出て1分間プレゼンしてくれたことだという。こういう思いで作った、こういうふうにやった、実はあまり売れていないがどうか、という話を受けて一緒に考えるのがとても好きだとリュウジは話す。消費者が喜んでくれるにはどうすればいいかを楽しみながら考え、より良いものを作っていくのは自分が特に好きなジャンルであり、担当者と話し合えたことに満足感を得たという。「まとめると、ベルクのことが好きになりました」という言葉で、講演は締めくくられた。
ラーメン鍋をイメージして制作しました。私がエビ塩豚骨ラーメンが……。どこにあるんすか、そんな。
牛なんすね。牛肉、はい。ハンターじゃねえか。うま。
甘くないおはぎがあってもいいんじゃないの?
あんまりこれを推してしまうと僕のスパイス……。ベルクのこと好きになりました。その通りになんな。
はい、こちら……お願いします。モードや、お休みモード、変更してください。
東です。お願いします。
早速ではございますが、本日の特別講演のテーマを発表させていただきます。本日のテーマはこちらです。リュウジの忖度なしガチ判定、くらしにベルク、リニューアルへの道でございます。
イエーイ。こういう感じで行くんですね。
はい。ちょっと打ち合わせの時に俺ね、NGなし、何でもオッケーですって言ったんですけど、こういう感じなんですね。
鵜呑みにさせていただきました。
鵜呑みにしていただいてありがとうございます。
単なる試食会ではなく、現在販売中のくらしにベルク商品を今日は、札がそちらにございますが、AからCの3段階で厳しく判定していただこうと思います。重要なのは、BとかCが出てしまった時、どうすればAになるかっていう、リニューアルのヒントも頂戴できればなと思っておりますので。
おもろいこと考えますね。
そして今回、この企画に挑戦いただく商品のメンバーの皆さんはこちらでございます。皆様、心の準備はよろしいでしょうか?
大丈夫です。元気ないですよ。本当に……。もうベルク好きですね。
はい。くらしにベルクのハイボールを、右手に準備をさせていただきました。
いいですか? あの器、でかくないです?
食品……バイヤーと申します。
よろしくお願いします。
お願いします。ハイボールの素と言いまして、ウイスキーではないんですけど、リキュールになります。
そうですよね。ウイスキーの感じじゃないですからね。
自分好みに作れることで、基本の1対5にしてるんですけど、酒クズにはやっぱり半々ぐらいで。
僕、最近は半々とかやらない。
ぜひ飲みながら召し上がっていただければと思います。それではまず、1品目のご紹介です。こちら。まさかの鍋つゆということなんですけれども。
なるほど。いや、僕ね、鍋はうるさいですよ。
これはちょっと、バイヤー、ドキドキの表情で今おります。1分間でプレゼンをお願いしたいと思います。
この商品を開発いたしました、生部の伊藤と申します。本日よろしくお願いします。ラーメン鍋をイメージして制作しました。
今ね、流行ってるんですよ、ラーメン鍋ね。
ラーメンを最初から入れて作るようなイメージで作ったんですけども、私がエビ塩豚骨ラーメンが大好きなんです。
どこにあるんすか、そんな。
ぜひ、リュウジさんのお好きなハイボールにも合う味に仕上がってると思いますんで、ぜひよろしくお願いします。
はい。今ね、エビの匂いめっちゃするんすよね。
ちょっとじゃあ……ということで、お願いします。
はい、どうでしょう? 食べていただいてますか?
これうまい。すごくいいです。濃すぎず薄すぎずの感じがすごく出てて、個性的ですね。この商品の何がいいかって、なんで僕が鍋つゆを出したかっていうと、これ、家庭じゃ作れない味だからなんですよ。これは家では作んないだろうなっていうのを目指したんですよ。これ、僕のそのコンセプトと全く同じです。
おお。
エビの香りなんて、鍋を作る時に乗せられないじゃないですか。化学的な、ちょっと作ったような風味とか味わいとかっていうのが一切、僕、今感じられなかったんです。クオリティの高い商品じゃないかなっていうふうに思います。これ本当に美味しいです。
じゃあちょっと、判定の方も出していただこうと思います。それではリュウジさん、判定をお願いします。
はい、こちらです。
ありがとうございます。どうですか? Aいただきましたけれども。
今後ね、リュウジさん監修ってことで。
それはちょっと。これがいい。でも売ってたら買っていいんじゃないかなっていうふうに思いますよ。
開発するのにあたって、いろいろやっぱ迷いがあるんですね。みんな、これでいいのかなとか、売れるのかなとか。その今いただいたお言葉で結構自信持って売れるので、励みになります。ありがとうございます。
でも売れるかって言ったら、豚骨塩っていうのはなかなかない味なので、理由づけは結構必要かなっていうふうには思います。ちょっと分かりにくいので。味が美味しいのと売れるのって、またちょっと違ったりするんで。商品のクオリティはものすごく高いんですけど、売れんのかなみたいな、そういうネーミング的な観点はちょっと。僕、マーケティングもかなりできるので。
はい、ありがとうございました。
本当ありがとうございました。じゃあ早速、2品目いきましょう。2品目、こちらです。おそろしく旨いハンバーグということで、こちらは。
はい。これのネーミングです。僕の動画のタイトルみたいな感じ。
冷凍を担当している栗橋と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
こちらの商品なんですけども、名前、フルで言うと、おそろしく旨いハンバーグ、俺でなきゃ見逃しちゃうねっていう。
ハンターハンターじゃねえか。牛っすね。
牛肉、はい。100%。
牛肉100%。調理は温めるだけでいいんですか、これは?
これはボイルか電子レンジです。
ボイルか電子レンジはいける。……ちょっと待ってね。
やっぱり一口ではなく、二口と。
うまいです。めちゃめちゃう米豚ですけど、これ多分ソースかける前提。
そうですね。この商品自体は何もソースは入っていないので。
そうですよね。元のハンバーグ、めちゃめちゃ美味しいです。ソースで化ける感じかなっていうのはありますね。お好みのソースかけてくださいね、みたいな感じじゃないか。
いろいろ一応用意はしてました。リュウジさん的に何が一番合いそうですか、ソース。
ステーキ醤油みたいなのがあったら。ニンニク醤油。
ニンニクポン酢。
ニンニクポン酢。これ絶対合うでしょ。
はい、そうです。それ、そうです。こちらの、これも食べてください。
これ絶対うまいでしょ、これ。うま。うま、うま。
はい、いただきました。
これ、にんにくどうでしょうポン酢というところで。かなりニンニクの効いた、パンチのある商品になってますね。
大前提だと思うので、何と合わせるかを多分明確にした方が、消費者はすごく分かりやすいかなっていう。チンして出したら、もうソース絡んでるみたいな感じのを結構想像する人多いと思うんで、食べ方まで与えてあげるとすごくいいんじゃないかなっていうふうには思いますね。僕は結構コンビニ寄りの商品を開発することが多いので、ソースの提案が欲しいなっていうふうに思いましたね。
ありがとうございます。判定をお願いしたいと思います。
判定。はい。判定。はい。
はい、いただきました。よかったです。
そばに置いて、一緒にやってくださいね、みたいな。それか、ご家庭のポン酢使ってくださいねとか、ステーキ醤油とかかけてくださいねみたいな、そういうポップであったりとか、そういう説明書きが各店舗に行き届いてると、多分すごくいい商品なんじゃないかなっていうふうに思いますんで。
ありがとうございます。
でも359円も結構頑張ってるんじゃないかなって、僕は思います。牛肉100%ですもんね、これね。
牛肉100%ですね。ありがとうございます。
ちょっと後ろで今、優しく見守っていただいておりましたけれども。
こちらの商品は、リュウジさんにソースを開発していただくために、あえて……。
……すぎる。
ちなみに、ニンニクポン酢の方は、もし判定するとすればどうでした?
ニンニクポン酢って、これ、その6品の中に入ってない?
入ってないです。
入ってない? ニンニクポン酢ですか?
はい。ちょっと追加です。
これ、何がいいかって、僕、明確に言えるのが、まずニンニクが臭くないんですよ。ちょうどいい塩梅のニンニクが効いてたんで、結構万能だれかなっていうふうに。一番美味しいのが多分ステーキですもん、これね。完全にもうステーキソースになるので、あと焼肉のタレとかもいけるし、かなりう米豚ですよね、これね。
こんなベタ褒めしてもらって、この後、別の焼肉……ちょっとね。3品目ですね。こちらでございます。どうぞ。寿司屋のおはぎ風まぐたく握りということでございます。こちらは木村……お話をしていただきますので、早速ではございますが、1分間プレゼンをよろしくお願いいたします。
この商品を開発させていただきました木村と申します。よろしくお願いします。実はこの講演会を希望した当人でございまして。
そうなんですね。
非常に緊張しておりますが、よろしくお願いします。ワクワクしてます。
この商品に関しては、スーパーの惣菜、おはぎっていうのが、あんこともち米で作られてると思うんですけど、甘くないおはぎがあってもいいんじゃないの? っていうところから作らせていただきました。おはぎとの差別化っていうところで、たくあんを入れること、あとネギを入れるっていうので、香りと食感をアクセントに、マグロのたたきをたっぷりと使って仕上げさせていただきました。ハイボールにも絶対合うと思います。
すごいね、これね。やったね、これね。すごいな、これは。……こんな感じかな。ちょっと中、気になるから、いいんじゃない?
ぜひ。
ちょっと、トロの方が多くないか?
はい。シャリの倍、トロが入ってます。
そうっすよね。
ああかな。このわさび、いいわ。これ、いっぱい……そうか。
うまい。
……仕込んでる。……。
大丈夫。まだ判定ないけど。
ないですが、嬉しみが。
僕がびっくりしたのが、値段安いっすね。299円ですよね、これ。
はい、299円です。
結構出せない金額なんじゃないかなって。どちらかというと、やっぱシャリが多いものの方が僕は多いイメージで、あとスーパーさんのお寿司ってシャリめちゃくちゃでかいじゃないですか。酒飲みっていうこともあるんですけども、もうちょっとちっちゃければいいなって、常々思ってたところがあって。これってかなりつまみになるし、かなり企業努力されてるんだなっていうのがすごく伝わってきたので、すごくいいなっていうふうに思いました。
あとやっぱ、つまみになるっていうのがあるんで。でもちょっとご飯食べたいんですよね、っていう時にすごくいいなって思ったんで。わさびは基本的にあった方がいいかなっていうふうに思うんで。これはパックの中にわさび入ってるの?
いや、入ってないです。自由にどうぞっていう形で、店頭で。
店頭では、ちっちゃいわさびが取れるんですね。じゃあ完璧ですね。
ここまで聞いて、ここまで聞いたら。
Aですね。
おお、Aいただきました。どうですか? Aいただきましたけれども。
感無量です。ありがとうございます。お褒めいただいた上で言うのもなんなんですけど、売れてないんですよ。
だからね、いい商品が売れるわけではないっていうところが。やっぱこれ、ネーミング、その「おはぎ」をやめた方がいい気がします。おはぎって、もう絶妙に今の人たちあんま分かんないし。なんて言うんですかね、もう爆弾みたいな、ちょっとキャッチーなネーミングにしちゃっても。ネギトロ爆弾握りみたいな、コピーライティングの概念なんですよね。
おはぎ、どこがおはぎなんだろうって考えてる間に、次の商品行くんですよね、目線がね。爆弾とか、もうやけっぱちとか。やけっぱちネギトロ握りみたいな、そんな感じでいくと、なんやこれ、みたいな感じになるので。数秒で決めるんで。いいネーミングにすると、1回手に取って、取りやすくなるんじゃないかなっていうふうに思いました。
ありがとうございます。改名します。
ありがとうございます。来週から。
じゃあ続いてですね、4品目に行かせていただきます。4品目はこちら、どうぞ。主役になる海老焼売ということで、またデリカ部からのご紹介でございます。
今回開発を担当した、デリカ部の松井と申します。よろしくお願いします。
お願いします。
中華のメインディッシュといえば、何が思い浮かびますかね?
餃子、麻婆……。
焼売ってなかなか出ないじゃないですか。脇役であるのを主役にしたいなと。原料のエビはバナメイを使用いたしまして、部材も……カットしましたので、しっかりとエビの食感も残る商品になってますので、ぜひ召し上がっていただければと思います。
冷凍のプロモーションやってるのね。ちょっとこう、ここでぶつけてくるんだ。結構かぶせますね。
ちなみに今回、チルドの商品になってますんで。
チルドなんですね。これはそのまま、醤油っすか?
そのまま召し上がっていただきます。
そのままで大丈夫?
はい。これ、味付いてますので。
ちょっと割ってみます。中は結構具がたっぷりですね。へえ。じゃあ、いただきます。
ありがとうございます。
ハイボールにも合うと思い……。そんなあれなんすけども、僕が食べたチルドの焼売の中では一番美味しいんですが。はい、一番美味しいです。これなんでかっていうと、野菜がすごくシャキシャキしてて、エビの量もかなり入ってるな。8つ入りで299円、めちゃくちゃ安いっす。
なんですけど、主役になるにはもうちょっとプリッと感というか、そういったものがもう少し出る方がいいかなっていうふうには思います。これはお弁当の中に1個、2個入ってたらすごくいいなっていうところになってるんで、これね、脇役なんですよね。
ただクオリティとしては高いですし、お値段すごく頑張ってるかなっていうふうには思うんですけども、主役にするんだったらもうちょい単価上げてあげてもいいから、エビ、もうちょっと大粒のものが入ってると。粗いものを混ぜ込んだり、お肉の量を調整したりすると、これは本当、主役になるんじゃないかなっていうふうには思いますね。
それではリュウジさん、判定をお願いします。
祈って。すごく祈ってます。主役になれるのか、脇役のままなのか。
Bかな。
でもこれ、美味しくなかったらCだったんですけど、美味しいので。ただ、主役じゃないっていう。やっぱお弁当の一角ですね。品質としてはかなり頑張ってるの伝わってきます。粗挽きのお肉じゃなくて、結構ゴロッとしたものが今、外で主流になってきて、飲食店とかでそのイメージが強いので、やっぱり惣菜の域を超えないなっていう。値段と、あと調理の手間、レンジで2分っすよね。これ、パックですね。
はい。ありがとうございます。
ありがとうございます。
5品目はこちらです。万能スパイスということで、もう机にずっと置いてあったこの子ですけれども。
はい、そちらでございます。
俺もスパイス出してるんです。
精肉部で関連品を担当しております。今日はよろしくお願いします。
お願いします。
万能スパイスなんですけれども、精肉部メンバーを中心とした肉研究会っていうメンバーがありまして、そちらの全員で開発した商品になります。カツオのだしをベースに、だしの専門のメーカーさんの方で作っていただいてまして、ニンニクを効かせて、味噌風で和風に調理をした調味料になっております。
こちらはですね、まずね、399円、1本です。
マジで? これね、本当あんま言いたくないけど、俺のもっと高いんすよ。
本日は弊社自慢の、う米豚っていう豚肉を準備させていただいてます。ロースの部位で準備させていただいてるんですけれども、いい感じにサシが入った感じの美味しい豚肉ですんで、豚肉の味もぜひちょっと見ていただきたいと思います。
じゃあまず、そのスパイスだけちょっといっていいですか?
はい。
塩が、塩か。これ、でかい、なんか。じゃあ、いただきます。なるほどね。なるほど。
ハイボール行きましたね。早かったですよ。
これからかな。じゃあ、かけていただきます。
めちゃくちゃうまい。めちゃくちゃうまい。
来ました。
こういうのやめてほしい。ちょっとね。399円。
はい、390円になります。
理解できない。何がいいかっていうと、やっぱ粉末味噌とかって僕ら手に取ることないですし、結構この豚と相性がよくて、う米豚もすごく美味しいんですけども、そこを味噌の美味しさとか香りとかで引き上げてくれるような感じがすごく感じられたので。焼肉で、そのタレと一緒にこの選択肢があってもいいのかなっていうぐらいのクオリティにはなってるんじゃないかなっていうふうには思います。
個人的に言うと、あんまりこれを推してしまうと僕のスパイス……。ここだけの話。ここだけの。安い。ここカットして。
ちゃんと映しますけど。
これはよくできたスパイスです。肉スパイスって言ってはいるんですけど、全然魚とかいけて、あと野菜もいけます。これ、かけられるって書いて……一応書いてありますね。サラダ、スープ、炒め物。もうちょいそこ推してもいいのかなっていうふうには思いますけどね。ちょっと敵に塩を送るような。うまいですね。
じゃあ、判定もいただいてよろしいでしょうか。
いただきました。ありがとうございます。どうですか?
ちょっとご意見いただいたんで、他の部門の物も含めて実施させていただきたいと思います。ありがとうございます。
いやあ、売れちゃうね、これはね。
6品目はこちらでございます。ドン。さっき少し話にもございましたけれども、焼肉どうでしょうということで、にんにくどうでしょうですけれども、そのシリーズものでございますね。どうでしょうシリーズなんです。どうでしょう。もう震えてますけれども。
はい、開発担当してます……と申します。Cが出ていないという状況で、しかも最後に1人で、ど定番の焼肉のタレを持ってきたという、こういう状況で、非常に手が震えております。
メーカーさんの商品に比べて少しお買い得の設定をしております。お醤油とりんごをふんだんに使いまして、優しいうまみと甘みの中に、玉ねぎとニンニクのコクをプラスしまして、香ばしさ、コクですね。そういった商品になってますので、肉でドストレートに。
ドストレートに、こいつをこうつけてね。なるほど。
なるほど。いい。思ってたよりずっといいです。
ありがとうございます。
オーソドックスですね。すごく甘さ抑えめで、どっちかというと結構調理向きかもしんないです、これね。よく言うとすごくバランスが取れてて、悪く言うと尖りがないって感じはしてますね。だから、言うて普通ではあります。
商品としては全然悪くないし、すごくいいですし、値段のことを考えるともうこれでいいかなっていう感じはするんですが、他と勝負していくんであれば、もうちょい尖りが欲しいかなっていうふうには思いますね。わざわざこっちを買うかなってなった時には、ちょっと推しがもう一歩足りないかな。
じゃあ、そちらもお試しいただいて。
これでしょ。もうね、尖ってんのよ、それ。鼻に来るんよ、これ。ちょっとつけてね。めちゃくちゃ刺さる。うまいね。うまい。
出ました。
こっちかな。これが威力を発揮するのは、ちょっとバラとかの脂身のある焼肉ですね。圧倒的っすね。
何に使っていいか分かんないんですよね、このパッケージだけだと。……食べさせていただいたんですけども、押し付けましいみたいなところを出してもいいのかなっていうふうには思います。PBブランドはだいぶみんな控えめだなと思いました。もうちょっと、ぐわっていう引きをパッケージで持たせると。
買って食べてもらわないと、そのよさっていうのは一切分からないんですよね。特にスーパーの商品っていうのは本当にそうだと思ってて。僕が監修した商品とかもちろんあるんですけど、それを超えるぐらい美味しいものって、多分いっぱいあると思うんですよ。ただ、見つかってないんですよね。
いるよ、ここにこの商品あるよっていうふうにアピールするってすごく大事だと思うんで、そういう方面のプロモーションをちょっとやっていただきたいな。すごく美味しいものが多かったので、店頭での見せ方がすごい大事なんじゃないかなっていうふうに僕は思いました。
一応ちょっと、判定は焼肉……。
焼肉どうでしょうの方ですよね。判定はそうですよね。肉ではなく。
うーん、悩んでます。
美味しいんだけど買わないっていう目線がありますね。もうちょっといけるかなっていうところはありますね。
はい。ありがとうございます。
ニンニク、Aです。
改めて焼肉ということで、焼肉のタレのキングを倒したいのか、それとも独自路線で売れていくのかっていうような方向性がどっちなのかなっていうのは、ちょっと聞きたかった感じ。
どっちも狙いたいなと思う。
……た方がいいですね。やっぱCですね、それはね。
次回は必ず取れるようにですね。
……テレビじゃなかったです。
総評としてはいかがでしょうか?
総評としては、ベルクさんでしか売ってない商品っていうものに関して一切関心がなかったっていうところが。そう、チェックリストになかったっていうところがあって。舐めてかかるとやっぱりいけないなっていうところがありました。
一番驚いたのは価格ですね。結構とんでもない価格でやってるなっていうのが、全体的に思ったんですよね。ベルクさんの企業努力、いい品質のものを消費者の皆さんに届けたいなっていうような気持ちは、商品を全て見てれば僕、分かるので。消費者ファーストのビジネスされている素晴らしい会社さんなんだなっていうのは、すごく僕は感じましたね。
ベルクでも、進撃の巨人さんですとか、あと大きいサイズのサカゼンさんとか、実はコラボしてるんです。
そうなんですね。
そうなんですよ。今日、バイヤーの中からコラボどうですか、みたいな提案あったと思うんですけども。ぜひリュウジさんとコラボとかなった場合っていう可能性はいかがでしょうか?
はい。もうこれで動く。どちらかというと僕は消費者ファーストなので、お客様に美味しいものが届けばいいっていうスタンスなんですね。僕とベルクさんの渾身のお弁当ですとか、渾身の鍋……鍋は怒るかもしれないけど。
でもお弁当ですとかね、おにぎりですとか、いろいろあるんですけども、それを実際買った人たちが、さすがベルクとリュウジのコラボ、やっぱいいなっていうふうになったら、もうみんなハッピーじゃないですか。なんで、そういった形を取れるのであれば、もう全然やりたいなっていう気持ちはあります。
ありがとうございます。最後にベルクの従業員に向けて、リュウジさんからメッセージを一言いただければと思います。
分かりました。結構感動しちゃって。何がって言ったら、正直言うとですね、僕もうこの仕事、どれぐらいかな、8年ぐらいやってて、結構やり尽くしちゃったみたいなのがあって。じゃあどういう仕事したいかって言ったら、面白い仕事したいんですよ。
今日めっちゃ面白かった。面白くて、ベルクさんって、向き合い方がすごく真剣だなっていうふうにちょっと思って。もう逆に、そこまでしていただいてありがとうございますっていうふうに。こんなにほとんどレビューで終わるとは思わなかったんで。
僕の講演会っていう形だったんですけど、逆に僕が教わるっていう会だったので、すっごい面白かったので、もし機会あればちょっとさせていただきたいなっていう。
担当者の方がちゃんと前に出てきて、1分間プレゼンしてくれるっていうのが、すごく心にぶっ刺さりますよね。ありがたい。こういう思いで作りましたとか、こういうふうにやりましたとか、これ、あんまり売れてないんですけどどうですかっていうのを。こういうのを協議するの、めちゃくちゃ好きなんですよ。
僕も楽しみながら、どうやったらお客さん、消費者の皆さん喜んでくれるかなとか考えながら、よりよいものを作っていくっていうのは、僕がかなり好きなジャンルなんですよね。話し合えたっていうのが、すごく僕は満足感が得られたっていうところですね。だから、まとめると、ベルクのこと好きになりました。
リュウジさんの特別講演を終了いたします。リュウジさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。皆さん、はい、チーズ。
うん。
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