船舶免許2級に10万円は必要か:2026年の教習所相場と独学の費用を比べる

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概要

「船舶免許を独学でとろう」というチャンネルを運営する堀越氏が、久しぶりに更新した動画である。テーマは、2026年9月時点で教習所を使って小型船舶免許(主に2級)を取るといくらかかるのか、そしてそれが独学で取る場合と比べて妥当かどうかだ。堀越氏の立場ははっきりしている。登録教習所の料金は「ぼったくり」であり、2級に10万円を払う価値はなく、独学なら5万円以内で取れる、というものである。

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久しぶりの更新と、独学の費用の変化

堀越氏はまず、しばらく動画を更新していなかったことに触れる。更新しないと動画は伸びにくい。それでも教材を購入して独学で免許を取る人は今も続いているという。チャンネルがある限り、これから免許を取ろうとする人には安く自力で取ってほしい、というのが今回の動画の動機である。

以前は他の教習所の情報をよく調べていたが、最近はまったく見ていなかった。今回久しぶりに料金を調べたところ、状況が変わっていたという。堀越氏が動画を頻繁に上げていた頃、2級を教習所の免除コースで取る費用は、安いところで8万円、高いところで9万5000円程度だった。

堀越氏自身は、動画を見て独学すれば3万円で取れると言ってきた。ただ、それから4〜5年が経って料金は上がり、現在は全部で3万8000円ぐらいになっていると話す。今回の動画は、この独学の費用と教習所の費用を比べてもらうためのものである。

教習所の料金を「ぼったくり」と呼ぶ理由

堀越氏は、これまでも何度も言ってきたし今後も言うとしたうえで、登録教習所の料金はぼったくりだと述べる。船代や人件費などがあるため、料金はいくらでも設定できる。いくらでも設定できるからこそ、12万円や13万円といった金額を提示し、そこから割引して受講させようとしている、というのが堀越氏の見方である。

2026年の東京での相場

今回堀越氏は、東京の2級について料金を調べた。東京以外では少し安いところもあるが、愛知や沖縄などでも基本的には変わらなかったという。そのなかで沖縄は一番安い。さらに一部の教習所では今も、寝ていても取れるような講習をしていると話し、勉強せずに取りたい人は沖縄に行けばよいと皮肉交じりに語っている。

東京の平均はおよそ11万円だという。Googleで「船舶免許」と検索すると広告やページが出てきて、そこに表示されている金額は12万5000円、10万3600円、11万8000円などだった。10万円を切るところはないだろうと思ったが、9万円台の会社が1社ほどあったという。

ヤマハのコースについて

ヤマハについても堀越氏は触れている。以前の動画でも話したように、ヤマハの免除コースは比較的安く、今回見た金額は10万8000円程度だったという。ただし、ぱっと見ただけなので金額が違っていたら申し訳ない、と断りを入れている。

このコースは学科をオンラインで学び、実技は実際に船に乗せて教える形式だという。堀越氏は、学科をオンラインでやるなら自分の動画と同じだと言うと怒られるので「一緒とは言わない」と述べ、ヤマハの内容は見ていないので分からない、ヤマハの方が優れている可能性もある、と留保をつけている。そのうえで、自分の動画はYouTubeで無料で見られ、それで勉強すれば免許は取れると強調する。実技を実際に教えてくれる点を考えれば、ヤマハの10万8000円は妥当な値段なのかもしれない、とも話している。

実技が不安な人へ

実技が不安だという人もいる。これに対して堀越氏は、10万8000円払うくらいなら、自分の教材などを買って4万5000円、そのうえで変な話、自分が3万円で教えてあげるので言ってほしい、とまで述べる。ただしこれは、それほど教えることがないという意味で言っている。堀越氏によれば、実技は動画を見れば取れるもので、自分が3万円をもらう価値もないくらいの内容だという。実際に動画を見た多くの人が取得している、というのが本人の説明である。

受講者は値段で教習所を選んでいる

堀越氏は、船舶免許の教習所は多くの人が値段で選んでいると話す。以前勤めていた教習所で「なぜここにしたのか」と尋ねると、近いからではなく、横浜の人がわざわざ東京に来たり、平塚の人がわざわざ東京に来たりしていた。理由は基本的に安いからだったという。

ホームページを見ても、どこも冒頭に海の写真を載せて広告を出しているので、どこが良いかははっきり分からない。東京で船舶免許を検索すると多数の教習所が出てくるが、初めて免許を取る人にはほとんど区別がつかない。そのため結局は値段で決めるか、知人の知っているところに行くことが多い。堀越氏は、値段で選ぶのであれば、落ちることはまずないので独学で取ってほしいと勧める。

独学者が受かり、教習所の受講者が落ちた例

最近届いたメールの例も紹介されている。送り主は独学で受験し、一緒に受けた他の2人は教習所の受講者だった。その2人はどちらも落ちていたという。

堀越氏はこれについて、教習所に通った人が落ち、独学の人が受かっていること自体が問題だと述べる。免除コースがどのような授業をしているか全部は知らないと断りつつ、とてもひどい授業をしているということだと評している。

10万円払っても知識や操船技術は変わらない

この例から堀越氏は、免除コースを出た人が独学の人より優れているわけではないと主張する。10万円払ったから知識が豊富になるわけでも、船の運転がうまくなって独学の人より上手になるわけでもない。だから本当に値段で決めてよい、というのが堀越氏の考えである。

もちろん、特定の教習所が良かったという人はそこに行けばよいとも言う。ただ、あのレベルの試験内容で、わざわざ免除コースにする必要はないというのが堀越氏の第一の理由である。さらに、全部の教習所の講師がそうだというわけではないが、中には相当な「外れ」の講師もいるという。誰に教わっても試験に受かれば同じことであり、多く払ったから多く教えてもらえる、多く運転できるというわけでもない、と堀越氏は述べる。

一方で、特典があるキャンペーンを打っている教習所であれば、そういうところに申し込んだ方がよいかもしれない、という留保もつけている。

結論:2級は5万円以内で

堀越氏は、本当は3万円と言いたいところだが今は4万円ぐらいになってしまったので、4万円で取ってほしいと話す。2級に10万円や12万円を払っても何も変わらないという。

2026年現在の相場について、堀越氏は11万円、安くて9万8000円程度なので「10万ちょっと」と考えておけばよいとまとめる。そして2級に10万円の価値はないので、5万円以内で取ってほしいと述べる。5万円で受けられる教習所はないため、そうなると自分で日本海洋レジャー安全・振興協会に手数料を振り込んで受験する方法しかない。こちらは金額が決まっているという。

堀越氏は、騙されたと思って自分の動画を何本か見て、コメント欄も読んでほしいと呼びかける。そうすれば本当に取れることが分かるはずだという。ただ、自分の動画が埋もれてしまうと、検索した人はGoogleの上位に出てくる教習所に電話してしまう。見つけた人は運が良いと思って、動画を流し見するだけでも取れる、と話す。

最後に堀越氏は、YouTubeのコメントに返信できていなかったことを詫び、それでも多くのコメントが寄せられていることに礼を述べた。時間があれば今後も動画を撮るとして、今回はこれから免許を取る人に向けた動画だと締めくくっている。