船舶免許のオンライン講習は必要か:独学を勧める堀越氏の主張

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概要

「船舶免許独学で取ろう」というチャンネルを運営する堀越氏は、この回で登録教習所の「オンライン講習」を取り上げている。前回は教習所の料金について話しており、今回は教習所そのものに焦点を当てたという。お金を払わなくても取れる免許に費用をかける必要はあるのか、という問いに対し、堀越氏は個人の意見と断ったうえで「無駄だ」という立場をとる。

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オンライン学科は以前はなかった

堀越氏によれば、最近は教習所について調べるようになった。以前は、少なくとも自分がYouTubeに動画を上げるまで、オンラインで学科を学ぶ仕組みは一切なかったという。いまの教習所のオンライン授業については、基本的に自分の動画の真似だと思っていると述べている。ただし本人も、これは「勝手に思っている」ことだと付け加えている。

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「免除」にする必要はないという見方

堀越氏は、船舶免許を取ろうとする人の多くが、船舶の勉強がどれほど簡単か、YouTubeだけで取れることを知らないと話す。言い方は悪いと断りつつ、そうした人を「情弱」と呼び、騙されると表現している。

学科に受かるか、実技に受かるかが心配で教習所に行こうと考える気持ちには理解を示す。そのうえで、登録教習所は、免除にする必要のないものを「免除にします」とうたって仕事をしていると批判する。とくに二級小型船舶について、わざわざ免除にする必要のない内容なのに免除という制度があるという。一級は少し難しいとしながらも、これも動画で受かるので同じだと述べている。オンライン講習についても、二級で教える内容は本当にないというのが堀越氏の意見である。

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費用の比較

堀越氏は、自分の動画でも教習所のオンライン授業でも国家試験には受かるとし、違いは教習所がお金を取り、自分は無料で動画を流している点だと整理する。どちらが良い悪いということではないとも言う。

教習所の費用について堀越氏は、オンライン授業で7万〜8万円ほどかかると話す。この金額には実技講習や免許の申請手続きも含まれているという。一方、YouTubeで独学する場合も、最終的には4万円ほどかかる。日本海洋レジャー安全・振興協会で試験を受けるための費用がおよそ3万5000円で、これが免許取得の最低金額だと説明している。つまり教習所を選ぶことは、この最低額に加えて3万円ほど払って授業を受けることになる、というのが堀越氏の計算である。それを高いと思うか無駄と思うかは視聴者に任せるとしつつ、本人は動画で取れるのだから無駄だと考えている。

ただし、教習所に行くな、行かないほうがいいという話ではなく、自分で決めてほしいとも述べている。免許申請などが面倒な人や時間がない人は、お金を払って任せるのがよいという。

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操縦技術はレンタルボートの講習で学ぶ

先生から直接教わらないと操縦のスキルが身につかない、今後船に乗るときに困る、と考える人もいるだろう。これに対して堀越氏は、自分が教習所をやっていた経験、登録教習所を見てきた経験から「そんなことはない」と答える。

その根拠として挙げるのが、レンタルボートを借りる際には必ず講習を受けるという点である。免許は、レンタルボートでその講習を受ける権利をもらえる程度のものだと考えてほしいという。免許を取るまでにすべての知識を身につけてからレンタルボートに行く、という順序ではない。教習所や登録教習所を出ても知識や技量は何も身につかないので、実際に海に出てレンタルボートを借り、そこで講習をしてくれる人から学べば十分だと堀越氏は話す。

具体例として、実技試験でロープワークができた人でも、レンタルボートで「係留してください」と言われてできる人はほとんどいないという。初めてレンタルボートに来て「発航前点検をやりましょう」と言われ、試験の内容どおりにすべてできる人を、堀越氏はこれまで見たことがないと述べている。発航前点検も実際に乗りながら覚えるものであり、免許取得はあくまで取るまでの話なので、取り方は何でもよいというのが堀越氏の考えである。

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高額な教習所の例と先生の話

堀越氏は、一番高いところでは20万円ほど払ってマンツーマンで教える教習所もあるのではないか、と不確かな形で触れている。そうした教習所を出た人がレンタルボートに来たこともあったが、ほかの人と何も変わらなかったという。

教習所には、自分の経験や知識をいろいろ話してくれる先生がいる。しかし実際に自分で船を運転するときにそれを覚えている人はほとんどいなかったので、堀越氏は無駄だと思っているという。そうした話は先生の自己満足であり、受講者はまず国家試験に受かるためだけに勉強すればよい、と堀越氏は述べる。

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何もできなかった人が3か月で単独出航

堀越氏は、まったく何もできない状態でレンタルボートを借りに来て、いまでは毎日船を出せるようになった人もいると話す。ある女性は、最初はロープワークもバックもできず、なぜこれで国家試験に受かったのかと思うほどだった。それでも3か月ほどで、一人で出航し、戻って係留し、船を返すところまで問題なくできるようになったという。

この例から堀越氏は、運転も知識も船に毎日乗らなければ身につかないと強調する。紙の上の勉強や30分程度の実技講習で学べることは一つもないので、お金の無駄になる教習所ではなく動画で免許を取ってほしい、というのが堀越氏の主張である。自分自身、お金をもらって1時間ほど教えてから試験に送り出した場合と、独学で動画を見て試験に行ってもらった場合とで、本当に何も変わらなかった。だからこうした活動をしている、と説明している。

オンライン講習を検討している人へ

最後に堀越氏は、これからオンライン講習を受けようと考えている人や、少しでも安いからオンライン授業がよいのではと思っている人に向けて、自分の動画をいくつか見てほしいと呼びかける。オンラインで学ぶならいずれ自分の動画にたどり着くはずで、見れば「こちらでいいのか」と思えるはずだ、というのが堀越氏の締めくくりである。