一重さんの成人式・卒業式メイクは自分でやる:おさちが教える「深み」と「横への拡張」のプチプラ振袖メイク

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概要

一重・奥二重向けのメイクを発信しているおさちが、成人式や卒業式当日のメイクを店に任せるか自分でやるかという迷いに対し、「自分でやった方がいい」という立場から、振袖・袴に合わせたセルフメイクを実演した動画である。使うのはキャンメイクやセザンヌなどのプチプラコスメが中心だ。全体を通して強調されるのは、普段より「深み」を意識すること、一重の目は横に広げて見せること、そして何年後に写真を見ても違和感がないことである。

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お店任せを後悔した経験

おさちは自身の成人式で、着付けのプランにメイクが含まれており、プロに任せた方が上手だろうと考えて店にお願いしたという。おさちの友人数名も同様に店でメイクしてもらったが、「正直全員後悔していた」と振り返る。店のメイクが下手だったわけではなく、自分の好みの顔にならなかったのが理由だという。自分の顔は自分が一番分かっているのだから、一生に一度の写真で後悔しないよう、自分で責任を持って可愛くしようというのが動画の出発点である。

カラコンは「普遍的」なものを選ぶ

カラコンはフルフルのカレンベージュを使う。着色直径はかなり小さく、ほぼ裸眼に近いが、目に光が入るデザインになっているという。成人式は一生残るものなので、何年後に見ても可愛いと思えるよう、普段より少し小さめのカラコンで普遍的なメイクにするのが良いというのがおさちの個人的な考えだ。一重さんに合うカラコンとしては、トパーズのデートトパーズも挙げている。

ベースメイク:慣れたものでセミマット肌に

下地はキャンメイクのマーメイドスキンジェルUV C03。おさちは黄み肌で、黄みを消すと写真映えし、振袖姿なら肌を白めにした方が可愛いと個人的に考えているため、パープルでしっかり白くする。なお、動画内では振袖を着るのは予算的に難しかったため、赤い振袖を選ぶ人が多いだろうと考えて赤いニットで雰囲気を出している。

ファンデーションはいつも使っているエリベスの21番。当日に初めてのファンデーションを使って肌が荒れるのはリスクが高いため、使い慣れて肌に合うと分かっているものを使うよう勧めている。ベースメイクの要点は、艶を出しすぎないセミマット肌にすることだ。成人式も卒業式も乾燥の時期なので、スキンケアで保湿をしっかりした上で、テカテカさせずふわっとナチュラルに仕上げた方が着物の雰囲気に合うという。

コンシーラーは「動きやすい部分から」薄く

カバー力の高いルナーのロングコンシーラー01バニラを使う。カバー力が高いうえに乾燥しにくく、冬場におすすめだという。隠す場所として挙げるのはクマで、これは「絶対」とする。写真に意外と残るので、眉を剃っている人は剃り跡にも使う。小鼻のまわりは塗りすぎるとヨレるので、2か所ほどにちょんと置く程度にする。

伸ばす順番にもポイントがある。最初に、話したりして肌が動きやすい部分から薄く伸ばし、次にクマに移る。クマは広げすぎず、隠したい部分だけに定着させて周囲をなじませる感覚で行う。今回はアイシャドウを濃く華やかに塗るため、目元のクマもしっかり隠してベースも濃いめにした方がバランスが取りやすいとおさちは説明する。ノーファンデで目元だけ濃いとアンバランスになるので、普段ファンデーションを塗らない人も、数日前にファンデーションやコンシーラーを買って肌に合うか試してから当日に臨むよう勧めている。

パウダーと眉:細めのアーチで着物に合わせる

パウダーはヴィセのトリニタスグローパウダー02番ウォームベール。乾燥肌のおさちでも塗って乾燥しないという。余ったパフでまぶたにもしっかり塗っておくと、アイシャドウの発色がきれいになる。シェーディングを後で入れるため、先に輪郭に塗ってから、余ったパウダーで顔の中心を仕上げる。

眉はURGLAM(ダイソー)のスリムスケッチブローペンシルで足りない部分だけを描き、太すぎないアーチ眉にする。着物の雰囲気に合わせて、どちらかというと綺麗系でお姉さんっぽい細めのアーチにしている。さらに、眉の存在感を出しすぎず目元に視線を集めたいので、眉マスカラ(キスの薄メーカー2番)で眉色を薄くする。毛流れに逆らって塗ったあと、毛流れを整える。おさちは今、眉の脱色が取れて黒くなっているため、2日前くらいに脱色しておくのが一番いいかもしれないと話している。

アイシャドウ①:ベースは白ではなく中間色

アイシャドウはキャンメイクのパーフェクトマルチアイズ08番。前年の年末に見つけたもので、赤っぽい色が振袖にも袴にも合うと考えて選んだという。一重さんが盛れる締め色がしっかり入っていること、そして全色マットで陰影をつけつつ腫れぼったくならないことを評価している。

一重さんのポイントとして、ベースに白い色を塗るのではなく、中間くらいの色味を塗ることを挙げる。2番目の色をアイホール全体に塗っておくと、後から重ねる濃い色がよくなじむ。マットを使えば腫れぼったくならず、自然に赤みが足されるという。下まぶたにも同じ色を塗る。

途中でおさちは、振袖や袴のときは可愛いメイクもいいが大人っぽくしたい気持ちもあると話し、前撮りと本番でメイクを変えるのもいいと提案する。自身は振袖レンタル店で写真を1枚もらえるプランだったので前撮りをしなかったが、今でもそれを後悔しており、アルバイトをして自腹で撮ればよかったと振り返っている。

アイシャドウ②:赤を目尻から内側へ、濃く

この日の「主役」とする赤のカラーを、目尻にポンと置いてから、くるくると内側に向かってぼかしていく。外側ではなく内側へ向かうのがポイントだ。目尻に赤を入れるのは一重さんに可愛いが、今っぽく見せるには、小さい範囲に色を乗せるより目尻全体に色味をぼかす方が良いという。濃さが大切なので2〜3回重ねる。塗った直後は濃くて驚くかもしれないが、振袖を着て着替えが終わると「意外とメイクが薄かった」と思うはずだから、思い切って濃くしてほしいと話す。左右差が出ないよう、鏡を少し遠くに置いて確認することも勧めている。

アイシャドウ③:締め色で「深み」を出す

付属のチップで一番濃い色を取り、目の際に思い切って塗る。この色も赤みが強いという。目を開けたときにしっかり見えるところまで塗ると野暮ったくなるので、見えるか見えないかぐらいの位置までにとどめる。

おさちは振袖メイクのポイントを「深み」だと考えている。今流行している韓国系のメイクなどは、明るいシャドウを使い締め色をあまり使わずに仕上げることが多いが、振袖を着るときだけは普段以上に深みを意識すると可愛くなるはずだという。一重の目に濃いアイシャドウを塗ったときの、発色の良さや幅広くじわっと塗れる感じが好きだとも話している。

下まぶたには、仕込みとして赤のカラーを全体に細く入れる。チップでもブラシでもよく、濃くなくてよい。

アイライナー:目頭の上下に引いて形を変える

アイライナーはキャンメイクのクリーミータッチライナー02番(ダークブラウン)と09番(赤茶)の2本を使う。

まず赤茶を下まぶたに使う。黒目と目頭の間の白目の下、まつ毛のちょうど下に引く。粘膜は痛くて嫌なので塗らないという。この短いラインだけで目頭の印象が変わり、濃すぎず目がきつくならないのに、すっきり尖って見えて写真で盛れるとおさちは説明する。続けて黒目の位置を避け、目尻側の白目の下にも、少し隙間を空けて引く。真横や下に大きく下げると、5年後に見たときに違和感が出そうだと考えたため、本来の目尻より若干下げる程度にしている。

次にダークブラウンで目頭の「上」に、黒目の端まで少し太めにラインを引く。普段のメイク動画ではあまりやっていないが、今回の大きなポイントだという。怖い部分だが、ここを頑張って引くと目が大きく見え、一重さんは目の形が本当に変わるという。ただ、ラインだけだと浮いてしまうので、パレットの締め色をチップで取って上からなぞってぼかす。こうするとプロっぽい仕上がりになり、一番濃い色と二番目に濃い色でグラデーションができて、さらに深みが出る。おさちは、TWICEのダヒョンや韓国の男性アイドルがよくやっているメイクだと紹介している。

涙袋:赤を混ぜ、横にやりすぎなほど伸ばす

涙袋の影は、赤と別の色の2色を混ぜて描く。ブラウンだけでなく赤を入れるのがポイントだ。影は目頭からではなく少し隙間を空けた位置から始めると、本来の涙袋より広く見える。目尻側は先ほどの目尻ラインと同じくらいまで長めに伸ばす。一重さんはとにかく横に拡張するのがポイントなので、横はやりすぎなくらい伸ばしてよく、アイラインやマスカラを重ねればなじむという。

そのうえでパレットの白い色で涙袋を強調する。先に引いた下のラインや涙袋の影にかぶらないよう、細めに入れる。おさちは、店でメイクしてもらうと涙袋をあまり作ってもらえないことが多いと話す。着物には作らない方が合うという狙いで計算しているのだろうと推測しつつ、自分は涙袋を作らないと無理なので、自分のメイクでしっかり作ると述べている。

まつ毛とマスカラ:束感は「ほどよく」

まつ毛はアイプチの一重用のセットでカールする。根元を一番強く挟んで立ち上げ、毛先はあまり上げすぎず緩やかにする。目尻側もビューラーを傾けて端まで上げ、目頭側もしっかり上げる。下まつ毛は下げる。

マスカラは黒のウォータープルーフを必ず使う。まずジグザグに根元から全体へ一度塗り、次にマスカラを縦にして、まつ毛を下げるように細かく動かして塗る。こうするとボリュームが出て、ピンセットを使わなくても2〜3本ずつほどよく束になる。普段アイシャドウが薄い日は束をしっかり作って強調するが、今回はアイシャドウも濃いので、まつ毛を目の輪郭を作る一部として扱い、アイシャドウとなじんで全体の深みを出すように仕上げたという。下まつ毛にもしっかり塗る。

目尻のアイライン:横顔のために必ずつなげる

リキッドはヒロインメイクのプライムリキッドアイライナー リッチキープ02番。一日落ちないので成人式におすすめだという。アイシャドウでしっかりラインを作ったので、描くのは目尻だけで十分だ。伏し目にしたときの目のラインをそのまま少し長めに伸ばし、流れるようなラインにする。

おさちが「めちゃ大事」とするのは、成人式では横顔も撮るし前撮りもするので、少し下を向いたときに目尻とラインの間に隙間が開かないよう、必ずつなげて描いておくことである。

ラメ:ゴールドを黒目の下に細く

ラメはミニムのバブグリッター03番ときめきミルキーベージュで、可愛いゴールドだという。振袖や袴は帯や襟などにゴールドの飾りや柄が多いので、ゴールドが合うと考えた。黒目の真ん中の下あたりに置き、縦には広げず横に細くぼかす。マットシャドウで作った陰影を壊したくないので、ラメを全体に塗ることはしない。引きで見ても目の存在感がしっかりあるとおさちは話している。

チークは引き算、シェーディングは濃いめ

振袖メイクのポイントを、おさちは「目元と口元を濃く、チークは引き算」とまとめる。チークはセザンヌのチークブラッシュ01番で、ナチュラルなベージュカラーを薄く塗る。血色を出すというより、骨格を整えて余白を埋めるイメージで、頬骨の上あたりにすっと入れる。こうしたほんのりしたチークはプチプラでは珍しいのでおすすめだという。

シェーディングはキャンメイクでも100円ショップのものでも何でもよく、おさちはジディドールを使う。濃すぎない色で気になる輪郭に入れる。アップヘアにする人が多いので、普段より濃いめでいいとしている。ノーズシャドウは、目頭のくぼみに沿うように曲線で入れるのが一番大事で、一重さんは印象が変わり、彫りが深くなるという。写真を撮る日は必須だと強調している。鼻先とサイドにも入れ、人中が長いのが気になるので筆を潰して影を入れている。

ハイライトとリップ

ハイライトはパールグローハイライト01番。普段は使い方が難しいほどギラギラ光るが、振袖を着て写真を撮る日はこれくらいでいいという。指で目頭、眉骨(塗りすぎ注意)に入れると骨格が際立ってきりっと見える。今回はチークがマットなので、ニッと笑ったときに盛り上がる頬の中心に、ブラシで斜め上に向かって小さく艶を入れる。この艶の有無で写真の盛れ方が変わるとおさちは話す。

リップは濃いめのティントで、アミューズのティントを使う。色は着物に合わせてほしいとし、オレンジ系などの暖色系の着物ならオレンジやブラウンのリップ、青や紫などの寒色系なら青みのある色がいいのではないかと提案している。

成人式に行かない人にも

仕上げに髪をまとめて完成となる。おさちは、今回はすべてプチプラで揃えられるものを選び、アイシャドウの塗り方も簡単だと振り返り、残り数日の準備を頑張って大切な日を写真に残してほしいと呼びかける。また、成人式に行かない人にとっても、普段より少し濃いめのこのメイクは、写真を撮る日やライブなど、いつもより盛りたい日に合うと話して動画を締めくくっている。