水上オートバイの実技試験で落ちやすいポイント:コース間違い、人命救助、ロープワーク、そして速度

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概要

「船舶免許を独学で」をテーマに発信している堀越氏が、水上オートバイ(ジェット)の実技試験で減点や不合格につながりやすい点を、実際に乗りながら解説した動画である。カメラを落としたため、急きょ携帯電話を片手に撮り直したという。挙げられた注意点は、コース間違い、人命救助、ロープワークと艇体の点検、そして速度の4つである。堀越氏の立場は一貫しており、試験で操縦のうまい下手は関係なく、手順と確認を守れば落ちない、というものだ。

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「ジェットは10分で飽きる」という前置き

本題に入る前に、堀越氏は前回「ジェットは楽しかった」という動画を上げたことに触れつつ、水上オートバイは決して楽しいばかりの乗り物ではないと述べる。1人乗りのものなどなら面白いが、10分も乗ると飽きる、というのが本人の感覚である。30分でも1日でも乗っていて楽しいという人がいることは認めたうえで、自分にとって楽しいのは最初の10分だと話し、その10分のために免許を独学で安く取ってほしいと勧めている。ジェットの免許も簡単なので取ってほしい、という位置づけだ。

試験で落とされやすい4つのポイント

堀越氏がまず挙げたのはコース間違いである。コースを間違えると試験官が採点できなくなるため、優しい試験官なら「もう1回走って」と言ってくれるという。大抵は言ってくれるはずなので、そのときは落ち着いてコース1を思い出し、走り直せばよいとしている。

次が人命救助である。アクセルをむやみに強く開けると艇の向きが定まらなくなり、速度も上がりすぎてしまう点を注意点として挙げている。

3つ目は、艇を降りてからのロープワークと艇体の点検だ。ここで堀越氏は、ジェットの操縦がうまいか下手かは関係ないと、これまでの動画でも繰り返してきた主張を改めて述べている。

4つ目が速度である。速度が遅すぎると減点になる。堀越氏によれば、速度不足だけで落ちることはないと思うが、それにロープワークができない、人命救助ができないといったことが重なると「もう1回試験を受けてください」ということになる。そのため、決められた速度まではしっかり出しておくべきだという。前後5〜10km程度の誤差なら大丈夫だろうというのが本人の見立てで、速すぎる分には問題ないとも話す。ただし、独学で受ける人は実際の速度に驚くかもしれないので、その点に注意すればよいとしている。

実演:速度は「ちょっと速いかな」より少し上

ここから堀越氏は携帯を片手に実際に走り、速度の目安を示す。動画では速度の数字を言われても分かりにくいだろうとして、波の立ち方で示しながら「これぐらいで走る人もいるが、これではダメ」「これぐらいならOK」と比較する。そのうえで、OKに見える走りでも30km出ていないくらいで、実際にはさらに出さないといけないと説明している。

堀越氏によると、水上オートバイは意外とスピードが出ていない。教習で乗ったことのない人に「スピードを上げて」と言っても、30kmぐらいでかなり速く感じてしまうという。バイクや原付で道路を30kmで走る感覚とは違うため、「ちょっと速いな」と思ったところから、さらにもう少し出す必要がある、というのが本人の助言である。

コース1とコース2(スラローム)の流れ

コースについて堀越氏は、自分の動画を毎日見て頭の中に入れておけば間違えることはないと述べる。コース1が終わったらいったん終わりで、コース2はスラロームになる。8の字を描いた後、ブイを1つずつ細かく回っていくだけなので、難しいことではないという。

速度を気にするのはコース1だけで、スラロームでは速度は関係ない。8の字は速すぎるとできないとも付け加えている。実演では、まず8の字を走り、この速度ではさすがにOKは出ない、これもダメ、と段階的に見せたうえで「これぐらい」「大きく回っていい」と示した。

続くスラロームでは、1個目のブイを越えたら左に入り、2個目、3個目と進み、4個目を回って3個目、2個目と戻ってゴールする流れを実際に走ってみせた。ここは速度をあまり必要とせず、スラロームをしっかりこなせればよいという。撮影ではブイの間隔を狭くしたのでクイックな動きに見えるが、実際の試験ではブイの間にかなり距離があり、1個目と2個目の間も余裕があると補足している。コースの詳細はリーフレットと自分の動画で覚えてほしい、と堀越氏は言う。

落ちる人の多くは安全確認や接触が原因

終盤で堀越氏は、コース以外ではスピードと安全確認さえやれば免許は簡単にもらえると述べる。水上オートバイは乗って慣れるしかない乗り物なので、試験で操縦のうまい下手は本当に関係ない、という考えだ。

自分の動画のコメント欄には「落ちました」「嘘つき」といった書き込みもたまにあるが、ほとんどないという。落ちた人の場合、難しかったということももちろんあるだろうとしつつ、安全確認をしていなかった、何かにぶつけてしまったといった理由で落ちるほうが多い、というのが堀越氏の見方である。動画の通りにやっていれば落ちることはない、と話している。

また、落ちたと思っている人も意外と受かっているという。一緒に乗っていた人の走りがかなりボロボロだったのに受かっていた例もあったそうで、意外とみんな受かるのでチャレンジしてほしい、と堀越氏は呼びかける。最後は「ジェットは面白くないので、免許を取るなら取ってみてください」と冗談めかして締めくくっている。