ニューデリーの風俗街GBロードに入り、警察署で朝を迎えるまで

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概要

「ニート系YouTuber」を名乗るノージョブフドウが、イタリアからインドへ渡り、首都ニューデリーで数日を過ごした記録である。前半は到着直後の街歩きと食事、中盤は市内最大の風俗街GBロードへの潜入と警察による連行、後半は再び街の食べ歩きを扱う。話者は「インド=野糞をして、カレーを食べて、踊っている国」という先入観を持って入国し、実際に見たものと比べている。

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冒頭のナレーションで示されるGBロード

動画はGBロードの紹介から始まる。ナレーションによれば、GBロードはニューデリー駅から徒歩20分ほどの通りで、一帯に売春宿が集中している。古いビルが並び、女性の逃亡を防ぐために2階以上の窓に鉄格子がはめられているという。ナレーションは、ネパールやミャンマーから拉致された女性や人身売買で連れてこられた女性もいるとされること、インドの犯罪組織が売春を強要しているとみられること、2016年7月からの3年間でネパール人女性約100人が保護され、その中に13歳の少女がいたことにも触れている。これらはナレーションでの紹介であり、話者自身の取材結果として示されたものではない。

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到着と第一印象

イタリアからの便は約12時間だった。機内はインド人が大半で、機内食は2食目もカレーパンだったため、話者は「本当にカレーしか食べないのか」と冗談めかして言う。ただ、降機後の機内はエジプト便よりずっときれいで、インド人は意外ときれい好きなのかもしれないと話者は感じている。

空港に着いたのは夜中の3時で、なぜか空港全体がカレー臭かったという。気温は思ったほど高くなかった。話者は、エジプトと同じような新興国特有のエネルギーを感じたと話す。

翌日の昼11時頃に市街へ出ると、気温は30℃ほどでじめじめしていた。話者の第一印象は「思ったより汚くない」である。ハエや物乞いは多いが、想像していた牛はまだ1頭も見ていなかった。

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本場のカレーは「日本と同じ味」

最初の食事は、清潔感はあるが外国人客は来なさそうな食堂だった。英語はまったく通じず、数字の「ワン」「ツー」すら伝わらなかったという。店内には早速ヤモリがいた。

話者が注文したのはメニューで一番高い「スペシャル」のセットで、220ルピーだった。1ルピー=1.7円で換算すると約370円になり、話者は日本の3分の1ほどの値段だと見積もる。出てきたのは、大きなチキンが入ったバターチキン、ナン4枚、ライス、ライチらしきもの、オニオン、正体の分からない付け合わせだった。

本場のカレーのために来たと言う話者は、味について「日本のインドカレー屋と同じ味」と驚いている。おいしいかどうかより、同じであることに驚いたという。それでも、この値段でこの大きさのチキンが何個も入ったカレーを食べられるのは安く、チキンもおいしかったと評価している。ライチだと思っていたものは揚げ団子で、とてもうまいが日本人には甘すぎると話者は言う。

店の周辺は意外と清潔感があった。ハエは非常に多く、糞もたくさん落ちていたが、牛が歩いていたり人が山のようにいたりする「思っていたインド」とは違ったという。

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SIM、マンゴー、極端に甘い菓子

SIMカードは街中にいくらでもある携帯ショップで買える。話者のプランは1日1GB・30日間で800ルピーだった。

初めての本場のマンゴー(500ミリほどで50ルピー)は日本のものよりずっと甘く、少し噛むと砂糖がカリカリしたという。話者は「この国は糖尿病で死ぬ」と冗談を言う。20ルピーの揚げ菓子のようなものはさらに甘く、「ハチミツをそのまま食べているよう」で、これほど甘いものは食べたことがないと話している。

空港近くの電車はきれいで整備されていた。一方、街の中心部はいかにもインドらしいイメージどおりで、話者はエジプトに近いがエジプトより汚いと比べている。エジプトと違って雨が降るぶん、臭いと虫が多いという。

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宿の様子

宿はドミトリーで、話者はロッカーがあることを評価している。そこまで汚くはないが、バスルームは糞の臭いがし、扇風機は「見せかけ」で暑さは避けられないという。同室のインド人2人のうち1人は小便を流さなかった。話者はそれを国民性なのかと首をかしげている。紙幣はどれもガンジーの肖像だった。宿の近くに風俗街があると知り、話者はそのままGBロードへ向かう。

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GBロードの路上:立つ女性と斡旋する少年

話者は、いかにもインドらしい雑然とした場所で売春が行われていると紹介する。建物の2階や3階に女性がいる仕組みだという。路上の黒い粒はすべてネズミの糞で、相当汚い場所だと分かると話者は言う。雨が降っていたこともあり、周辺は水たまりの臭い、カビの臭い、精液のような臭いがしたと話している。

ここから映像にはナレーションによる解説が付く。通りには女性が立っていて、見た目はかなり若い。腰のあたりを触ってくることもあったが、話者は「正直かわいそうで、あまり気が乗らない」と言う。続いて、16歳の少年が売春を斡旋している様子が映る。男性も女性も次々に声をかけてきて、この地域の人はほとんど英語が話せなかった。少年の言った「16」が女性の年齢なのか少年自身の年齢なのかは、話者にも分からなかった。ただ、GBロード周辺で見た目がそれほど若い女性はあまり見かけなかったという。

料金について話者は、女性は1回で200ルピー(約340円)ほどしか受け取れていないのではないかと推測している。話者はこれを「勝手な推測」だと断っている。

12:16

ビルの中:閉じ込めと吹っかけ

ビルの中は空気が異様で、慣れない人は怖くなるだろうと話者は言う。中には、話者が「オカマしかいない」と表現する階や、正体の分からない物乞いの集団がいる場所もあった。

話者が強調する手口は、女性を見せる前にまず部屋に閉じ込めようとすることだ。閉じ込められると強く抵抗しないと出られないため、自分のように抵抗できない人は行かないほうがいいと話者は勧める。1000ルピーなど高い金額を吹っかけてくるのは「早く帰れ」という合図だと解説している。

15:02

警官による連行

ナレーションによると、突然2人の警官が現れ、話者と2人の仲介人の首根っこをつかんで警察署へ来るよう命じた。話者は何が悪いのかまったく分からなかった。警官が偽物で、仲介人とぐるになって金を巻き上げようとしている可能性も考えたが、本物だった。

話者は、ここがどこか分からないふりをして「Where is this」と繰り返し、散歩していたら迷い込んだという設定にした。英語が中途半端に通じると面倒になるため、もともと英語は得意ではないが、まったく分からないふりを通したという。

16:59

警察署での6時間と、分からないままの理由

結局、話者は夜12時から朝6時まで警察署にいた。取り調べ自体は2時間ほどで終わったが、この辺りは非常に危険だから夜が明けるまで署にいるよう言われ、6時まで待たされた。言葉を一つ間違えれば刑務所や留置所に入れられていたかもしれないと話者は振り返る。

何がいけなかったのかは最後まで分からなかったという。話者によれば、あの場所では昔から売春が公然と行われてきた。売買そのものが問題なのか、外国人である自分だけが問題なのかは不明で、警官を刺激したくなかったので尋ねることもできなかった。一緒に連行された仲介人の1人は一度逃げようとして追い回され、木の棒で激しく殴られていた。話者はそれを見て逃げる気をなくしたと話す。

話者は視聴者に、GBロード周辺にはあまり行かないほうがよく、興味があっても行くなら昼にすべきだと勧める。警察署では、夜のこの周辺はナイフを使った強盗、詐欺、置き引きが多すぎるので「頼むから外国人は来ないでくれ」と言われたという。

撮影は胸ポケットに仕込んだカメラで行っていた。話者はもっと面白い映像を撮れていたはずだと言うが、確認するとデータが残っていなかった。

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マハラジャマックと屋台の食べ物

後半は再びニューデリーの食べ歩きになる。インド限定の「マハラジャマック」(チキン)はビッグマックほどの大きさだった。宗教的に牛や豚が食べられないからチキンなのだろうと話者は推測している。味は基本的にマクドナルドだが、どこかインド風のスパイシーさがあり、珍しさを考えれば少し珍しい程度で、特別なものではないという評価だ。

揚げパン2枚が付く豆カレーは「めちゃめちゃうまい」と話者は言う。豆カレーをとてもスパイシーにした味で、揚げパンは日本の油揚げをさらに油に浸したようだという。このエネルギーだけで4日は生きられそうだと話者は冗談を言う。紅茶を凍らせただけのアイスも、甘くておいしかった。

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売店の水を試す

話者は、売店で買ったペットボトルの水を疑う。開けたときの感触が未開封のものとまったく違い、水が口元までぱんぱんに入っていたからだ。そこで、捨てられたペットボトルに水道水を詰めただけではないかと推測する。実際に飲んでみると「市販の水の味ではない、水道水で間違いない」と言う。500ミリほどを飲み切り、翌日下痢になるかどうかで、インドの水を飲んでいいかどうか判断できるだろうと話している。

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パハールガンジ周辺の街歩き

安宿や土産物屋が集まる「パハールガンジ」と紹介される一帯は、衛生状態はあまりよくない。ただ話者は、エジプトのカイロと比べると活気がない印象だと言う。カイロが異常に人が多すぎただけかもしれないとも付け加えている。ネズミは3時間ほど歩いて1匹見かける程度だった。

「スペシャルネパールモモ」と書かれた店のネパール料理は餃子のようなもので、スーパーで売っている冷凍餃子と同じ味だが十分おいしかったという。路上では、バレーボールのようなスポーツをしている人たちを見かけた。非常に硬くて大きいボールを使い、チームワークとは無関係に打ち合っていたと話者は描写している。

ジュースは安い。10ルピー、つまり高くても17円ほどの屋台のマンゴージュースは大きく、果肉も入ったきちんとしたマンゴージュースだった。一方、適当に頼んだサトウキビらしきジュースは「死ぬほどまずい」と言い、ゴミの搾りかすではないかとまで話している。名前の分からない柔らかい料理は、カレー味かと思ったら違い、話者は「非常に上品な味」で今まで食べたことのない味だと絶賛している。カップヌードルの謎肉のように、肉っぽく作ったものらしいという。

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イメージの修正とアーグラへ

最後に話者は、タージマハルのあるアーグラへ向かう。バス代は550ルピー、所要時間は約5時間だ。

出発前、話者はニューデリーで見たものをもとに、自分のインドのイメージを振り返る。来る前は、子どもが物乞いをして、独特の踊りをして、カレーを食べて、牛がいる国だと思っていた。実際には、カレーを食べているのは本当だったが、踊っている人はあまり見ず、野糞も一度も見なかった。牛よりネズミのほうが多い印象だという。ニューデリーは都会とも田舎とも言えない中間のような場所だったとまとめ、アーグラがどんなところか楽しみだと話して動画は終わる。