ペルー・クスコ滞在記:25時間のバス移動、クイ料理、マチュピチュとレインボーマウンテン

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概要

この動画は、首都リマからクスコに入り、マチュピチュとレインボーマウンテンを訪れた旅の記録である。話者は観光地や料理を一つずつ試し、遠慮のない言葉で評価していく。教科書で見たマチュピチュには強い思い入れがあり、そのぶん現地で不満を感じた点も具体的に語っている。

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リマからクスコへ、予定より5時間長いバス移動

旅はリマからクスコへの長距離バスで始まる。事前に聞いていた所要時間は約20時間だったが、実際には25時間かかったと話者は報告している。座席はゆったりしていたものの、山道はカーブが多く、舗装されていない区間もあったため、かなり体にこたえたという。車酔いしやすい人には酔い止めが必要だろう、というのが話者の感想だ。

到着したクスコについては、標高3,300メートルで基本的に涼しく、長袖がないとつらいと説明している。高山病が心配な人は薬を持ってくればよいとしつつ、自分は「気合い」で乗り切れると言い、実際に問題はなかったと話す。

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クスコの街並みと治安

翌朝、話者はクスコの街を歩いて回る。アルマス広場やクスコ大聖堂を映すが、大聖堂への感想は「まあ何でもない」とそっけない。クスコは街全体が世界遺産に登録されているらしいと紹介し、アルパカと一緒に写真を撮れる場所にも立ち寄っている。

街の中心部は石畳の道路とレンガ造りの家が続き、目的もなく歩いても楽しいと話者は評価する。印象的だったのは治安の良さだ。マチュピチュのおかげで住民がある程度経済的に潤っているからではないか、と話者は推測し、南米に来てから一番安心して旅ができていると述べている。

一方で、標高の影響はここでも出た。宿の人に勧められた店まで徒歩30分ほどの道のりは、普段なら楽な距離である。それでも標高3,400メートルではかなりしんどく、高山病になる人は気合いが足りないだけだと思っていたが自分がなってもおかしくない、と認めている。ただ、そのすぐ後に「気合いがあれば大丈夫」と言い直して歩き続けている。

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名物のクイ(ネズミ料理)を食べる

宿で勧められたのは、話者が「ネズミ」と呼ぶクイの料理である。店は大きなビルの中にあり、周辺には同じ料理を出す店がいくつも並んでいて、人気の高さがうかがえたという。メニューには1/2サイズもあり、混雑した店内ではほとんどの客がこの料理を注文していた。話者の説明では、クイはペルーで高級料理とされ、お祝いの席などで食べられるものらしい。

運ばれてきた皿は見た目がそれほどグロテスクではなく、サイズはかなり大きかった。話者が一番困惑したのは、添えられていた真っ黒で大きな塊だ。これは内臓にジャガイモを混ぜたものらしいと説明している。

身の部分は見た目も食感も鶏肉に近いが、味は鶏肉とも違うという。犬肉と比べればこちらのほうがおいしいかもしれない、と話者は述べる。それでも、この値段(後の発言によれば50ソル)に見合う価値があるとは自分には思えないとはっきり言う。ただ、周りの客は勢いよく食べているので、現地の人にとってはやはりごちそうなのだろうと受け止めている。

内臓の部分は、まずければ話の種になるのに、特別まずくもなく、特別おいしくもない。だから「何のネタにもならない」と話者はこぼす。内臓らしい独特の深みはあるが、食べきれないほどではないという評価だ。奥のほうにはハーブのようなものが詰められていた。部位によってはサバのような味がするところもあり、部位ごとに味がかなり違うので好きな人は好きだろうとも言う。それでも最終的には、50ソルあればペルーでもっとおいしいものが食べられるので、無理に食べなくていいというのが話者の結論である。

食後に「カネラ」と呼ばれる飲み物も試している。何かを発酵させたような匂いがして、店の人とのやりとりから米が関係していると理解したようだ。味は米を発酵させたような感じで、「うまくもまずくもないが、まずい寄り」と評している。原材料らしい穀物も見せてもらっているが、その名前は字幕からははっきり読み取れない。

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サン・ペドロ市場と夜景の丘

続いて訪れたのは、巨大なマーケットとして知られるサン・ペドロ市場である。平日の昼ごろだったせいか活気はあまりなかったが、チーズ、香辛料、野菜、花、食堂、土産物など何でもそろっていたという。土産物の値段も紹介しており、ある品が15ソル、アルパカの小物が16ソルだった。アルパカを推した商品が多い一方で、キティちゃんやプーさんに似たものが混じっていたことも面白がっている。ペルーといえばポンチョのような民族衣装だろうと考えて、話者は72(通貨単位は字幕上不明)のポンチョを買った。高いのか安いのかは分からないと言いつつ、これを着てマチュピチュへ行くと宣言している。

夜にはクスコの街を見下ろせる教会のある丘に登った。夜景は確かにきれいだが、話者はあまり好きではないと言う。クスコの魅力はレンガ造りの家並みにあるのに、夜はそれが見えなくなってもったいないからだ。昼には登っていないと断ったうえで、昼のほうがよいのではないかと提案している。周りの人がダウンなどで防寒しているなか、自分だけタンクトップで非常に寒かったことを、この日唯一の失敗として挙げている。

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マチュピチュ村へ:乗り合いバスと「スタンド・バイ・ミー・コース」

マチュピチュへ向かう日は朝6時に出発し、まず乗り合いバスに約6時間乗った。偶然出会った日本人旅行者の隣に座って移動したという。車窓には絶景が続き気分は良かったが、悪路がひどく、酔い止めは「絶対必須」と強調している。

バスを降りた先は水力発電所と呼ばれる地点で、ここからマチュピチュ村まで約10.4キロメートルを歩く。この区間にはペルーレイルとインカレイルという列車も走っているが、予算に合わないため話者は徒歩を選んだ。途中の食堂では10ソルで、どろっとしたスープとチキンのセットを食べた。ここで話者は、中南米の料理は高くも低くもない水準で、うまいものはうまいが基本的には微妙だと述べ、今後は料理の評価をやめると言っている。

このルートは線路沿いをずっと歩くため「スタンド・バイ・ミー・コース」と呼ばれているらしい。地図で見るとワイナピチュが見え、その向こう側にマチュピチュがあるはずだが、地上からは見えない。話者はそこに「空中庭園」と呼ばれるゆえんを感じている。歩き始めてから2時間ちょっとで村に着いており、休憩を入れても3時間を見ておけば十分だろうと見積もっている。

マチュピチュ村の景色は日本の温泉街のようだと話者は言い、ほかのYouTuberも同じことを言っているだろうと付け加えている。宿はBooking.comなどには載っていない工事中の宿だった。工事中なら交渉で安くなると考えて値切り、1泊25ソルで1か月半ぶりの個室に泊まれたという。村を少し歩いた感想として、マチュピチュの観光収入でお金があり余っているように見えたと話している。

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マチュピチュ入場:6時の開門と観光の実務

翌朝は5時に起き、バスでマチュピチュの入口へ向かった。バス乗り場にはすでにかなりの列ができていた。入口に着いたのは5時56分で、6時の入場を待った。

実務的な情報として、話者は次の点を挙げている。入場にはパスポートが必須で、忘れたら入れない。チケットを見せるだけで荷物検査はなく、スムーズに入れた。遺跡内には電波がなく、予定していたインスタライブはできなかった。さらに、朝は寒く、遅く来ると人が多くなるので、人の少ない写真を撮りたいなら朝一番がよいとも助言している。

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文字のない文明と石積みの技術

実際に目の前にすると「教科書で見たやつ」だと話者は感激し、憧れの場所に来た気持ちよさを語る。話者が特に強調するのは、高度な建築技術と雄大な自然の組み合わせである。この二つを兼ね備えた場所はエジプトのピラミッドかマチュピチュくらいだと位置づけ、攻撃と防御を兼ね備えた城塞のようだとも、見晴らしの良さから『北斗の拳』のカサンドラのようだとも表現している。ピラミッドにはかなわないが、それに次ぐスケールの大きさで「大好き」だと言う。

この空中都市には最大で約750人が住んでいたとされている、と話者は紹介する。技術面で驚いているのは建て方だ。ペルーは地震が多く、雨風も強く、天候が不安定である。そのなかで、釘のようなものを使わずに石を積み上げて建物を作った点が「とんでもない」と話者は言う。石と石の隙間には、その形に合った石がはめ込まれている。話者はこれを見て、800年ほど前に大勢の大人が集まって石をはめ込んだ光景を想像している。

用途の分からない石の造形にもロマンを感じると話者は言う。インカ文明は文字を持たなかったので、何のために作られたのかがまったく分からない。だからこそ想像がかき立てられる、というのが話者の見方である。遺跡内ではウサギのような小動物やリャマ(アルパカ)にも遭遇し、可愛いけれど臭いとはしゃいでいる。

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200ソルのチケットへの不満とワイナピチュ登山

一方で、話者が強い不満を述べた点もある。話者は一番高い200ソルのチケットを買ったが、そのチケットでは上の展望地点に行けなかった。教科書に載っているマチュピチュの写真は上から見下ろした構図なのに、最高額のチケットを買った自分がそこから見られないのはおかしい、と怒っている。

代わりにワイナピチュに登った。乗り気ではなかったものの、景色は絶景だったという。寝不足のなかで登りはきつく、休憩なしで30分ほど歩いて頂上に着いた。ワイナピチュから見なければマチュピチュの全貌は見えない。話者はその点に、マチュピチュが「空中都市」と呼ばれる理由を感じている。ただし、ワイナピチュに登る価値があるかと問われれば「別に」と答える。頂上からの景色はそれなりに嬉しかったが、自分が見たかったのは教科書で見た構図のマチュピチュだったからだ。昔はワイナピチュのコースでもその構図が見られたらしい、とも話している。

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マチュピチュの総合評価

総合評価として、話者はマチュピチュに星4.8をつけている。エジプトのピラミッドよりは下だが、ロマンと雄大な自然が好きな人にはたまらない場所だという。結局何が魅力なのかと言えば、文字や文献が残っておらず何も分かっていないことであり、想像するしかないからこそ素敵だ、と話者はまとめる。この謎を死ぬまでに解き明かしたい、とも述べている。

帰りの狭い通路を抜けたあと、話者は改めて、マチュピチュには来た人にしか分からない良さがあると語る。体力とある程度の時間がある人は来たほうがいい、という勧め方だ。最後には個人的に90点をあげたいと言い、もう一度来たいとまで話している。帰路は再び2時間歩いてバス乗り場へ戻り、バスで7時間かけてクスコの中心街に戻った。

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レインボーマウンテン:2016年頃に現れた山

最後の行き先はレインボーマウンテンである。話者によれば、ここは数年前から日本人旅行者のあいだでも、世界的にも話題になっている場所だ。まず23人乗りのミニバスで約3時間かけて麓へ向かい、そこから約4キロメートル、1時間半ほど歩く。

ツアーでは杖が配られ、これがあるかないかで楽さがまったく違うという。野犬が来たときの護身用にもなると冗談を言っている。中間地点あたりで、すでに山の色が少しずつ変わってきているのが分かった。標高が高いため、ここでもしんどさを訴えている。道中にはパスポートにスタンプを押してもらえる場所がいくつかあり、料金は2ソルだという。

話者は自分の過去の旅とも比べている。2016年頃に南米を少し旅行したときには、レインボーマウンテンは旅行者のあいだでもまったく知られていなかった。話者の説明では、2016年頃に地球温暖化で雪が解け、この山が突然姿を現したという。

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「レインボー」ではなく「五色山」という評価

実際に見たレインボーマウンテンについて、話者は「詐欺ではない、美しい」と認める。世界には「レインボー〇〇」「七色の〇〇」と名のつく場所がたくさんあるが、ここは名前負けしていないということだ。ただ、虹色かと言われるとそうでもないとも言う。話者には黒、白、青、黄、赤くらいに見え、「五色山」くらいの感じだと評している。それでも十分に美しく、60ソルのツアーとは思えないきれいさで、来るべき場所だという。

頂上(標高5,000メートル級)まで登ると、むしろ目を引かれたのは周囲の雪山のほうだったと話者は言う。レインボーマウンテンもかつてはこのように雪に隠れていて、雪が解けて姿を現した瞬間を自分も見たかった、とも語っている。

費用は朝食込みで合計85ソル、日本円で4,000円弱で、満足度はかなり高いという。今後もペルーを代表する観光地として有名になっていてもおかしくない、と話者は見ている。ただし、マチュピチュほど魅力的かと問われればそうではない。マチュピチュのついでに来るなら行くべき、という位置づけである。帰りも1時間ほど歩いたが、道中には馬の糞が大量にあるので足元に注意が必要だ、という注意で動画は締めくくられる。