著者は本文を読まずに自著の国語の問題を解けるか:水野太貴、『会話の0.2秒を言語学する』の模試に挑む
ゆる言語学ラジオ水野太貴の著書『会話の0.2秒を言語学する』が、中学受験生向けの国語の模擬試験に使われた。そこで水野本人と堀元見がその問題を実際に解いてみた。水野は「問題文を書いた人間なので、本文を読まなくてもたぶん解ける」と見込み、設問だけを見て解答する。堀元は普通の受験生と同じように本文を読んで解く。著者は本文なしで正解できるのか。結果は予想どおりにはならず、その結果を受けて水野は現代文という科目をどう考えているかを語った。
ルール:水野は設問だけ、堀元は本文を読む
水野によれば、「傍線部1とあるがどういうことか」といった設問は、書いた本人なら論理構造を知っているので本文がなくても答えられるはずだ。自分が何を書いたか把握していれば、「ここで言いたいことはこれだから、たぶん線はここに引かれている」という見当もつけられる。水野は途中で「言い換えや漢字の書き取りは厳しいので本文を見てもいいか」と聞いたが、堀元が認めず、本文は一切見ないことになった。
解き始めると、設問の条件がそのまま難しさに影響した。問1は「2行目に当てはまる言葉」を問うもので、2行目を見られない水野には不利に思えた。それでも水野は答えが分かると言い、第4章の内容だと見当をつけた。問2のように傍線部が設問中にそのまま引用されている問題は、水野にとってかなり解きやすかった。逆に「第4章でこの話をしたっけ」と思うような設問もあり、自分で書いた本なのに水野は自信を持てない場面が何度もあった。
小学生向けとは思えない難しさ
解き終えた二人がまず口にしたのは難しさだった。堀元は「大学入試センター試験レベルくらいないか」と言い、水野も同意した。情報処理の負荷が大きいという点でも二人の感想は一致した。
例に挙がったのは、依頼・提案・申し出への応答が始まるまでに沈黙があっても、フィラーが挟まれていない限り応答者が気乗りしていないと判断するのは難しい、という趣旨の一文である。一読では意味をつかみにくい。二人の一方は、「気乗りしていないと判断するのは難しい」という否定の重なりを肯定に置き換えて処理したと説明し、それが情報処理のコツかもしれないと話した。これを小学6年生に解かせるのかと驚きつつ、堀元は本を何度も読み返しながら解いたという。水野は「記述は自信がないが、選択式はそれなりに満点の自信がある」と述べていた。
一問ずつの答え合わせ(前半)
答え合わせは、水野の希望で「なぜその選択肢を選んだか」を一問ずつ説明し合う形で進んだ。
問1は空欄に「〇〇と伺う」の〇〇が入る問題で、水野は会話のターンを取りにいく話だから「虎視眈々」だろうと推測し、正解した。
問2は、傍線部「まるで格闘技のような高速の駆け引き」が会話のどのような特徴を表すかを問う。水野は二つの選択肢で迷ったが、「200ミリ秒以内に応答をまとめる」のではなく「200ミリ秒以内に応答し始めなければならない」という点に注目して選び、堀元と同じ答えになった。水野によれば、応答をまとめることと応答を開始することの違いは微妙で、ざっくり読むと誤解する読者が多いという。堀元は、本をこれほど精読したのは久しぶりだと話した。水野は、精読してもらえるのは著者冥利に尽きると応じ、受験生がこの文章をきっかけに会話について考え直してくれたらうれしいと語った。現代文の試験で読んだ文章が面白くて、後から原典を読むこともある、という話も出た。
問3は「会話は音ゲー」とはどういうことかを問う。本文には音ゲーについて、音楽のリズムにタイミングを合わせてコントローラーを操作するゲームという注まで付いていた。水野は本文を読まずに正解した。一方の堀元は、交渉や討論の話をしている選択肢を選んで間違えた。水野に「その話はしていない」と指摘されると、堀元は「ノリで選んだかもしれない」と答えた。
問4:解釈を足してしまう失敗
問4は、「僕自身の経験」がどのようなことを述べるための例として挙げられているかを問う。水野は本文を見られないため、まずどの経験なのかを思い出す必要があった。水野は、知人と話していたときに相手が話し出すまでの間が長く、自分ばかり話してしまったという経験だろうと推測した。ここまでは合っていた。
選択肢では二人の答えが分かれた。水野は「待つべきだった」という教訓を述べた選択肢を選んだが、本文ではこの経験のすぐ後に、自分がインタビュー下手であることは認めるが、それを差し引いても、人は会話の中で沈黙が続くとつい何かしら対処したくなることの強力な証左だ、という趣旨の記述がある。例は「人は沈黙に対処したくなる」ことの証拠として置かれており、正解は堀元の選んだ方だった。
水野は、教訓の方がそれらしく見えるので選んでしまったと振り返った。堀元はこれを現代文のあるあるだと言う。傍線部と最も近い内容を聞かれているのに、「つまりこういうことでしょ」と自分の解釈を入れて外してしまう、という失敗である。
問5・問6:本文なしで正解した語彙問題
問5は四角に入る漢字を選ぶ問題で、本文を見られない水野には最も不利に思えた。しかし水野は、四つの選択肢がどれも後ろに「考」をつけて熟語にできることに気づいた。そこで空欄の後ろには「考える」系の語が続くと推測し、ニュアンスから「熟」を選んだ。本文は「熟考してから口を開くタイプの人と相まみえた」という箇所で、正解だった。
問6は二字熟語を選ぶ問題である。水野は前後の文脈を推し量って選び、後からインタビュイーに話を聞くと「全くの杞憂だった」という箇所の「杞憂」を当てた。
問7:70字記述と「加点ゲーム」
70字以内の記述問題である問7では、解き方の違いがはっきり表れた。問われたのは、インタビューで「あなたにとって幸福とは何か」と聞いたところ相手が黙り込み、聞き手が別の聞き方に切り替えたエピソードで、相手が最初の質問に答えなかった理由である。水野は、相手の本当の気持ちは相手にしか分からないとしつつ、自分が本文に書いた推測と一貫した答えを書く必要があるのに、当時何を書いたか思い出せないと苦労していた。水野は普段、雑誌編集の仕事で60字程度のキャプションをよく書いており、70字の感覚はつかんでいるとも話した。
答案を交換した水野は、堀元の答えがわざわざ「インタビュイーは」と主語を書いて7文字ほど損をしていると指摘した。堀元は字数を埋めたかったと説明したが、水野は「現代文のソルジャーとして二流」と評した。水野の考えでは、記述問題は加点方式のゲームであり、加点につながらない要素を入れても意味がない。70字の指定なら要素は3〜4つ必要で、その要素を特定する作業が中心になる。
水野が挙げた必要な要素は、相手が誠実に答えようとしてじっくり考えていたこと、その途中で別の質問をされたこと、などである。本文には相手が「じっくり考えたいと思っていた」と明記されており、適当に答えるのは不誠実に感じる、という趣旨の記述もある。堀元は最初「不誠実」の要素を入れていたが、字数に収まらず削っていた。水野は、それこそ加点要素だと主張した。考えるのに時間がかかった理由を示す部分だからで、例えば「難解なことを聞かれた」と書くのは不適切だという。堀元は「なんでも加点と言うのはやめて」と返したが、水野は人生や社交も加点・減点のルールで動いているのだから、それで戦えるのは楽しいと答えた。
一方、水野の答案は要素を詰め込みすぎていた。フィラーを出さずに考える要素を「沈思黙考」の一語で凝縮して入れるなど工夫はあったが、「漠然とした聞き方で答えにくいと誤解された」という内容は本文にない。本文にあるのは、漠然とした聞き方だったので答えにくいのかもしれないと気を回した、という記述で、「答えにくい」とまでは書かれていない。下手をすると減点対象になる。水野によれば、このエピソードは取材でよく聞かれ、そのたびに「こういうこともあったかもしれない」と考えるうちに記憶が更新され、本文から大きくずれてしまったという。採点の結果、堀元は3要素中2つ、水野は1つ程度という見立てになった。
選択式でも記述で解く
この問題をきっかけに、水野は自分の現代文の解き方を明かした。センター試験の頃から、選択肢を見る前にまず自分で記述の解答を作り、そこから採点基準を作る。次にその基準で選択肢を一つずつ採点し、最も点の高いものを選ぶ。このやり方で正解できるので、ずっとこの方法で解いてきたという。堀元は「気持ち悪い」と笑った。
水野が入試を面白いと感じていたのは、大量の答案を採点するには必ず採点基準が必要になる、という点だった。現代文の記述問題は採点基準に載っている要素をいくつ書けるかのゲームであり、試験会場では見えない採点基準を「透視」するゲームだと考えていたという。
問8:二人とも外した数値の問題
問8は、応答までの沈黙時間の差を問う数値問題だった。解いている最中、水野は記憶から、否定的な応答には600〜650ミリ秒ほど、肯定的な応答には100〜150ミリ秒ほどかかったはずなので、差は500ミリ秒だろうと答えた。堀元はそれを聞いて「合っている」と驚いた。水野は、肯定の応答が200ミリ秒より速いことが面白く、否定の応答が長いことにもインパクトがあったので、どうでもいい数字に見えず覚えていたと説明した。
ところが採点で本文を確かめると、二人とも間違えていた。問われていたのは肯定的な発言と否定的な発言それぞれの前にある沈黙の平均値の差で、本文ではその差は500ミリ秒ではなかった。650ミリ秒という数字は、「知らない」「調べてみるわ」のように質問に答えない応答をしたときの平均だった。堀元も読み落としており、二人は「これはみんな間違える」と言い合った。
問9・問10:若者言葉「きまずっ」と600ミリ秒の境界
問9は、若者が沈黙に対して自分で「きまずっ」と突っ込むことで何を伝えようとしているのかを問う。二人とも同じ選択肢を選んで正解した。本文には、沈黙が持つ意味を把握したうえで、そこに深い意味がないことをメタ的に言語化して無効化する、ある種の抵抗だという趣旨の記述がある。水野は、選択肢の「全然大丈夫、気にしないで」がこの部分に対応していると説明し、ここが採点基準になる部分だと付け加えた。堀元は、すべての文章を採点基準として読んでいると感心した。
この「きまずっ」と沈黙の緩和の話について、水野は日本語学者・石黒圭の本を参考にしたと明かした。石黒と娘の共著『言語学者も知らない謎な日本語』である。娘が家で使う変わった若者言葉について、石黒が言語学的に論じていく形式の本で、「バ先(バイト先)」などの例も載っていたという。後日、石黒から、なかなかそこに注目してくれる人がいなかったので引用してくれてありがとう、という連絡をもらったそうだ。
問10では答えが分かれた。水野は正解し、堀元は間違えた。堀元は、本文にある境目は600ミリ秒であり、それを少しでも超えると本当は聞き入れたくないのだろうと判断する被験者が増した、という記述を根拠にした。そして200ミリ秒を基準とする選択肢を誤りと判断した。しかし本文は、平均的な200ミリ秒前後で返ってきたら快諾と受け取ってよい、と述べているだけで、200ミリ秒を超えたら否定的だとは書いていない。600ミリ秒を超えた場合はフィラーの有無にかかわらず否定的な意識が生じる、という内容だった。堀元は「まんまと引っかかった」と認めた。水野は数値を覚えていたおかげで、本文を見ずに正解できた。
問11:本文にない「その先」を書くと点を逃す
最終問題の問11は、「刹那ほどの差」について文章全体を通して何を述べているかを問う記述問題だった。水野は文脈がよく分からないまま、刹那という語は極めて短い時間を指し、13ミリ秒ほどだという知識から考えた。肯定と否定の差は文字通り刹那ほどしかないが、無視するには大きすぎる差だ、という方向で考えたという。
堀元の答えは、質問や依頼への応答にかかる1秒にも満たないわずかな時間に、様々な意味を見出しているということ、というものだった。最終段落の内容をまとめたもので、水野は三つの要素すべてを満たす満点の答案と評価した。
水野自身は、会話内のわずかな間に注目して意図を感じ取ってしまうため、実は複雑なやり取りをしている、という趣旨を書いていた。「質問や依頼への応答」の要素が欠けており、「複雑なやり取りをしている」は本文からはみ出している。水野によれば、内容としては本全体の主張に近いが、この章にはそこまで書かれていない。本文のどこまでが出題されているのか水野には分からなかったので、書いてあることの「先」を書いてしまった。堀元は、本文の文言を使わずに独創性を出そうとしてリスクだけ取っている、読めていない人の答案だと評した。
水野は、採点されない要素を書くのは害がないと考える人もいるが、字数を使っている以上、その分の加点を逃しているので実質的には減点だと説明した。
就職面接にも持ち込んだ採点基準の発想
水野はこの考え方を就職活動の面接でも意識していたという。面接官が「この人を採用しよう」と思わない話はいくらしても無駄なので、自分から早めに切り上げるようにした。堀元は、現代文メソッドを就職面接に持ち込んだ人だと驚いた。水野によれば、面接は採点基準が読みにくく、現代文ほど面白いゲームではなかった。ただ、基準が曖昧な分だけ燃えるところもあったという。
結果:著者は5割で、堀元に負けた
採点の結果は62点満点で、堀元が48点、水野は34点だった。水野の得点はほぼ5割で、二人とも「これは落ちる」と認めた。自分がその章にどこまで書いたかを把握していないと解けない、というのが水野の実感だった。
ここで水野は、よくある議論に反論した。現代文の問題を作者本人が解いたら間違えた、だから「作者の気持ちを答えよ」式の現代文は馬鹿げている、という論である。水野はこれを逆だと言う。作者は現代文の問題を解けないものだ。作者には余計な背景知識が大量にあるからである。現代文は、事前知識のない人がそのテキストを読んだときに、テキストに書いてあるのはどこまでかを問うものであり、作者が解くことは想定されていない。作者が予断を排して自分の文章を読むのは非常に難しい、というのが水野の説明だった。
では原稿を見ながら解けば堀元より高い点を取れたかと問われると、水野は「分からない」と答えた。取りたいとは思うが、できるかどうかは分からない。それほど問題はよくできている、と水野は評価した。
テストは作問者との対話
水野は特に、センター試験や共通テストの現代文を高く評価する。水野によれば、あれは1年かけて会議を繰り返して作られ、平均点がこのくらいになるよう狙って作られている。模試とは精度が違う。水野は模試の点が悪いと「本番で点を取るために勉強している」と言い続けていた。そして実際に、センター試験本番で教科全体の自己ベストを模試より30点以上上回ったという。古文は10点台だったが、現代文はほぼ満点だった。受験生になって過去問を解けと言われたときには高揚したと、水野は下ネタ交じりに語り、堀元は現代文でそうなったことは一度もないと返した。
水野にとって試験の醍醐味は、作問者や採点基準の作成者と、テキスト1枚を挟んで会話している感覚にある。「あなたが問うているものは分かりますよ」というコミュニケーションだという。堀元もこの点には共感し、今日久しぶりに問題を解いて、「この選択肢は言いすぎている」「よく読むと本文にそこまで書いていない」と見抜く喜びを思い出したと話した。水野は対比として社会科を挙げた。暗記科目と言われるような科目のペーパーテストでは、似た単語を入れ替えて平均点を下げる作り方が多く、作問者とのやり取りとしてはあまり楽しくない。やるなら論述でないと面白くない。国語はマーク式でも作問者とのコミュニケーションが楽しい、というのが水野の見方だった。
堀元はこの話でセンター物理を思い出した。センター物理は満点を取らせないために、さりげない引っかけを紛れ込ませてくる。堀元によれば、パラパラ見て匂いで分かるものではなく、よく見るとこの数値が違う、という毒がこっそり仕込まれている。100点だと思って出したら96点だった、ということがよくあったので、試験中にそれを見破った瞬間の高揚感はすさまじかったという。
本文を理解しなくても解ける:記号操作としての現代文
水野は高校入試の経験も語った。愛知県の高校入試では、数学の最後の問題が「満点阻止問題」と呼ばれる複雑な図形問題になっている。水野は中学数学が苦手で、そこまで時間が足りず、20点満点で12点ほどしか取れなかったという。一方、国語は得意だった。
水野によれば、現代文は「次の文章を読んで」と言いながら、究極的には文章の意味を理解していなくても解けるように作られている。水野はそれを記号操作と採点基準作りだと考えている。堀元は「大規模言語モデルか」と突っ込んだ。水野は単語ベクトルに直しているわけではないと否定しつつ、現代文に関しては内容を理解する必要はないと考えていると述べた。堀元も、評論文を読んでいて何を言っているのかピンとこないが、こう書いてあるからこうらしい、ということはあると応じた。
だから水野は、予備知識のないジャンルや受験生の多くが苦手とする評論・芸術論こそ、現代文の試験に必要なスキルを測るうえで「純度が高い」と考える。水野の受験した年には、受験生泣かせの批評家・小林秀雄の、刀の鍔について考察した文章が出題された。水野は試験会場で小林秀雄に出会えたことに、ポッドキャストアワードで表彰されトロフィーを受け取ったときより興奮したという。分かりやすく面白い書き手の文章では純度が上がらないので、小林秀雄に来てほしい、というのが水野の考えだった。
堀元は、水野もセンター試験の現代文を自分と同じように解いていると思っていたが違った、と驚いた。堀元は理系で、二次試験で現代文を使っていない。これに対し水野は、二次試験の記述もセンター試験の選択式も、採点基準を作ったうえで自分で書くか選択肢を採点するかの違いにすぎず、本質は同じだと主張した。水野には一時期、予備校の現代文講師になりたいと考えていた時期があり、親しい現代文の講師ともこの話をしたことがあるという。
参考書への愛と残った提案
水野は高校時代に良い参考書を探し回るのが趣味で、バイブルは船口明『現代文 読解のストラテジー』だと繰り返し話してきた。本質を見抜いた本で、三省堂書店で初めて読んだときには一人で高揚していたという。水野はいつか需要があればこの本を取り上げる回をやりたいと話した。堀元も、おすすめの現代文参考書の話はうまく形にすれば面白くなりそうだと応じた。堀元はどの流派かと聞かれ、現代文をあまり勉強しなかったので何も信じていないと答えた。水野は、出口汪の『現代文講義の実況中継』も通っていないのかと残念がった。さらに冗談めかして、クソリプをする人は現代文の力が低いと思うので、今こそ現代文の力が必要だと付け加えた。
最後に水野は、自分の本が現代文の問題に使われたこと自体を「現代文好きとして本当にうれしい」と喜んだ。そして、24時間ライブ配信で現代文の試験を解き続け、二人で採点基準を作って並べる企画を提案した。しかし堀元は、今日も一問ずつ選んだ理由を言い合おうと言われた時点で「面倒くさい」と思っていたので、1時間でもきつかったと断った。水野と24時間解き続けてもいいという人を募る呼びかけで、回は締めくくられた。
ゆる言語学ラジオ。国語の模試を作者が解く。
私の著作の『会話の0.2秒を言語学する』という本なんですけれども、これが小学生が解く国語の模試、中学受験の模試ってことかな、に使われたということでですね。
はあ。せっかくだから解いてみようかと思っていますね。
そんなクラスになったんすねえ。俺の下ネタ大全は中学受験の子たちに。やっぱり小学生、無限に解かせる題材として最高じゃないですか?
例えばどの章が?
乳首の社会学とかですよね。堀元さん、やっぱ乳首攻めの話大好きでしょうから。小学生。
どなたが? 小学生の子が? はい。これなんでもないす。いきましょうか、そろそろ。
あの、問題文を書いた人間ですので、テキスト読まなくても多分解けると思うんですよね。
はい。ああ、確かにね。傍線部1ではほにゃららって言ってるけどそれどういうことですかとか、水野さんは読まなくても書いたから論理構造知ってるはずですもんね。
はい。ですので堀元さんは問題文解いてくんですが、僕は設問のみで。はい。だから本文は一切読まずにですね。まあいけるでしょう。
ま、場合によっては差し障りがある。例えば傍線部1とあるが言い換えると何かみたいなこととかは厳しいかもしれないんで、とか漢字の書き取りとか、それは聞いてもいい?
はい。だめ。よいしょ。ちゃんと全部一切本文見ずに行きましょう。当たり前じゃん。
ま、そうか。自分がね、何書いたかをね、把握してればね、大体ここに線引かれてそうだなとかの当て感もいけるわけですから問題。確かに。そ、そっか。だってここで言いたいことってこれだから多分線ここだろうっていうのを推測して解いてください。
分かりました。じゃあやってみますか。早速。はい。じゃあ早速解いてみましょうか。はい。よーい始め。
あ、問1早速水野さん解けないぞ。2行目に当てはまる言葉って言われてるけど、2行目が見れないからね、水野さんは。
いや、でも俺これは正解分かります。
マジ? お前すげえな。
第4章だな、これは。ああ、傍線部1。まるで格闘技のような高速の駆け引きとは会話のどのような特徴を表していますか? 最も適切なものを次から選び記号で答えなさい。
これとかはね、線引いてあるところがそのまま引用されてるから水野さんに有利ですね。え、だいぶ解きやすくなってる。なかったら厳しいって。あ、でもそうか。ない時もあるじゃん。適切なものだけ選べばいいもんね。そう。傍線部1はどういうこと言ってるかっていうだけの問題のケースもあるから。これだいぶぬるいな。
あ、難しい。いや、これ結構むずくないか? むずい。結構むずいす。問いに普通にどれだろうってならん? これ同じようなこと言ってるな。これ小学生が解いてんのすごいね。
俺こんなにじっくり考えて捻ったっけ? 確かにこの話してるけど、第4章でこの話したっけみたいな問題も出てきたな。ちょっと本文読めない。
あ、あるね。そのパターンもね。
でもちょっと俺自信ないんだけど。
あれ、自分で書いてるのに。ま、俺はね、ちゃんと本文見てるから俺は自信あるけど。そうですか。確かに水野さんそれ自信ないかもね。
傍線部2、会話は音ゲーとはどういうことですか? 最も適切なものを次から選び記号で答えなさい。すごい、音ゲーのとこにちゃんと米印。そうなんです。音楽のリズムにタイミングを合わせてコントローラーを操作するゲームってちゃんと書いてあります。
問3は僕分かりましたね。あ、すごい。本文読んでないのに。はい。
問4やばい。僕自身の経験とはどのようなことを述べるための例として挙げられて、やばいな。思い出して、自分が書いた僕自身の経験。うわあ。どっちの経験も書いた気がする。2択かも。
あ、問、やばいな。あ、ちょ、早い早い。お前本文読んでないから早いって。
問5。四角に当てはまる漢字として最も適切なものを選び、でやばそう。1つ目思う。2つ目熟。3つ目巡る。4つ目選ぶ。やばい。やばい。やばい。無理ゲーすぎる。
あ、分かった。問5。ああ、すごい。え、水野さん、問6は行けたんすか?
問6は多分熟語だけ。この熟語じゃないかなっていう気はしてるんですけど。
あんたすごいな。あ、え、70字以内で具体的に答えなさい。めんどくせえ。そう。問7ですか? 問7です。
あなたにとって幸福は何ですかって聞いたら向こうがめっちゃ黙って考えちゃったから別の聞き方をしたっていうのは、1個目の質問に答えられなかったのはなぜなのか。これムコスさんの話なんすよ。
ま、でもそうだろうなと思ったよ。俺本文読んでる時もコシさんの話っぽいなと思いながら読んだ。
やっぱこれムコさんしかわからない。本当のところ。本当のところはね。確かに。
しかもこれコシさんがきっとこう思ったんじゃないかって僕が書いたテキストに書かれてることそのまま答えなきゃいけないんで、僕の中では一貫性を持っていなきゃいけないはずなんだけど、今ちょっとね、自信ないというか。おお。なんて書いたっけあの時っていう。
でもそうね、本文読めないから。
そうなんですよ。あの時の自分との戦いなんで。でもこの70字とかは普段雑誌のキャプションとかを60字とかで書いてるんで、めっちゃ70字の感覚を持ってますね。
あ、すごい。あ、ちょっと待って。懐かしい。受験国語のコツを思い出してきた。そうだ。これこうやって書いちゃだめなんだ。
問8、本文読める人にとってはめっちゃイージーじゃない? ま、普通本文読めるからな。うん。いや、僕そこそこ自信ある。あ、すごい。あんたやるね。
やばい。最終問題厳しいな。は文章全体を通してどのようなことを述べていますか? お、すごい。まさに著者ならね、すっと答えられて当然のやつです。
確かにな。それはそうだ。そうなんだけど、俺その一部じゃなくて全体書いたから、どこまで切り抜かれてるかによって変わるから。確かに。確かにこの部分について答えなきゃいけないからね。
あ、削減する方法思いついた。絶対小学生が使わない語を使って削減し。来た。はい。できました。
お互いがどんな回答したかを話す前に所感を話しましょうか。はい。はい。
これさ、大学入試センターレベルぐらいない? これ。分かる? 分かる。難しいよね。難しい。難しい。
あ、情報処理がむっちゃ多いなっていう。でしょ。あ、そう。うん。そう、そう、そう、そう。
情報処理がむずいっていうのは、依頼、提案、申し出などに対する応答が始まるまでの間に沈黙時間が2秒ほどあったとしても、ここまでいいすよね。うん。フィラーが挟まれていない限り応答者が気乗りしていないという判断を下すことは難しい。何っていう、何言ってんのってなるよね。
これ僕あの、否定の否定で打ち消して、応答者が気乗りしていないという判断を下すことは難しい。つまり応答者が気乗りしているという判断をできるってことなんだっていう風に、否定かける否定を肯定に変えて処理しました、僕。
ああ、情報処理のコツかもしれないね。それは。はい。こんなん小学6年生とかにやらせんのって。
これ大変だったよ。本文に何書いてあるかなっていうの、僕はめっちゃ精読しましたけどね。水野さんはちゃんと記憶で解けたんすか?
記述はちょっと自信ないですけど、選択式はそれなりに満点の自信ありますけどね。
ああ、素晴らしいっすね。すごいな、この数字覚えてんのすごいな。あ、その問8ですよね。問8とか。
え、ちょっとせーので言っていいすか? 多分否定応答の時って600ミリ秒ぐらいかかったはずなんすよ。650とか。で肯定応答が100から150ぐらいだったはずなんで、引いて500のA。
なあじゃないって、お前すごいな。合ってます。合ってます。よし。すげえ。でけえ。すごい。ドンピシャだよ。前者つまり肯定的な応答は150で後者は650。
お前すごいな。よくこんなの数字覚えてるね。いや、大体は覚えてるだろうけど、200と400とかの可能性もあるじゃん。そうですね。それあんたよく150と650って覚えてたね。
そう。なんか肯定応答が200ミリ秒より早いっていうのもまず僕は面白いなと思ったっていうのと、あとやっぱ否定応答長いっていう。あ、そうね。ので。インパクトあったら覚えてるか。はい。ってので、どうでもいい数字に見えなくて覚えたっていうのはありましたね。
これ合ってたなら結構いける気がするな。ジュンク堂か紀伊國屋かとか覚えてられないのにね。堀元さん、堀元さん、よく通ってた本屋が紀伊國屋だったかジュンク堂だったか間違えてましたけどね。
正直言っていいですか? 直近までたらこと明太子は異なる魚の卵だと思ってましたよ。
ええ、味付けが違うなとか思わなかったってこと?
いや、辛い卵だなと思ってました。あ、ごめんなさい。危ね。キャンセル。
あ、もう卵を産んだ段階からすでに辛いかどうかが決定している。そういう辛い魚の卵かと思ってましたね。
すげえ愚かですね。そんなやつがよくこんな応答の秒数を覚えて。絶対明太子かたらこかの話を覚えた方がいいですけど。
うん。あれはそう、明太子、たらこってやって、どっちにするってやった時に、向こうの人が、これ辛いか辛くないかでもねって言ったから、いや違うでしょって。たらこと明太子味違うんだから違う魚でしょ。だから辛いか辛くないかだろ、はみたいな顔されてるってことはありましたね。
じゃあ問題見ながら喋りますか。ま、ていうかもういいんじゃない? 回答見ちゃって。
え、でもなんか1個1個僕ちょっとドキドキしたいかも。お前すごいな。乙女みたいな感性ですね。うん。だから僕がどういうロジックで解いたか説明して、堀元さんと一致してるかを。ま、やりますか。
あ、まずはい。はい。1は多分ターンを取りに行く話なんで、多分ね、虎視眈々と窺うって書いてたと思うんですよね。本で。
え、完璧です。ほにゃららと窺うに入るものだから虎視眈々ですね。
オッケーですね。じゃあこれは合ってると。で次の問2が実はもうこれアかウか迷って。まるで格闘技のような高速の駆け引きとはどのような特徴を表しますかってことなんですけど、アかウか迷って、200ミリ秒以内に受け答えをまとめるんじゃなくて、うん。応答し始めないといけないから、ウはまずいと思ってアにしたんですけど。
うん。はい。僕もアにしましたね。よしよしよし。合ってると思います。僕もなんかそんな感じで選んだはず。自分が書いた本の内容覚えてるな。
これね、誤読する人結構いて、うん。200ミリ秒以内に応答をまとめることと200ミリ秒以内に応答を開始することって違うんで。うん。そうだね。だからこれ実は結構微妙な差というか。はい。はい。ざっくりと読むとこのように誤解する読者結構いると思いますね。
そうだね。俺そもそもこんなに本をじっくり読んだの久しぶりだわ。わかる。にしか読まないから。
ああ、ごめん。俺読んでないわ。ごめん。本文読んでないけど気持ち分かります。わかる。全然1行も読んでないやつがめちゃくちゃ共感してる。分かる。俺も久しぶりだよねって言ってるけど読んでないっていう部分ですよね。精読しないよね、本って。
はい。本を精読しないっていう部分についてはもうパーって読んじゃうんで。でもこんなに精読してもらえたら著者としてはね、冥利に尽きますよね。
彼らがね、だから会話について見直してくれたりしたらめっちゃ嬉しいですからね。たまにあるじゃん。現代文で読んですげえ面白かったなと思って後で読むやつ。ある、ある。そうなると嬉しいすよね。
ということで、問3は簡単でしたね。問3はエですよね。
あれ、俺イにしてるな。え、あれ、絶対違うだろ。あれ、交渉とか討論の話してなくない? なんでイにしたんだ俺?
あった。メンバーの中に国語ができるやつがいるな。
あれ、イにしたな。あれなんでイ選んでるの? あれ? ノリでイ選んでるの? 俺。ノリ。ノリでイ選んだかもしんない。あれ、国語ってノリで解いてんでしたっけ? あれ? あれなんでやろう? 不思議ですね。
これ間違えなさそうですけどね。堀元さんだったらね。
あ、ちょっとやっぱりあれですね。日々成長ですね。やっぱりね。やっぱ人間って1秒1秒成長してるから、やっぱ過去の自分は間違っていたって思えるぐらいの方がいいですよね。人生って。
退化してますよ。単に。やっぱ成長しているよね。うん。多分受験生の頃解けてますよ。
問4行きますか? 問4、僕わかんなくて、まず僕自身の経験っていうのが何なのかわかんなくて。
ああそう。何の話を書いてるかさすがに覚えてないよな。
経験を書いてるんですけど、ま、おそらくこれ僕の友人のコさんと会話してる時に喋ってて、向こうの取るターンの間がすごい長くて僕ばっか喋っちゃったみたいな話じゃないかな。
うん。合ってる。合ってますよね。その経験ですね。
で、これさ、俺イかウかめっちゃ迷ってさ。うん。せーので言っていいすか? 何を選んだか。せーの。ウ。お、割れた。やべえ。これちょっと自信ないんだよな。
教訓としてはウなのよ。うん。うん。待つべきだったよねっていう話なんだけど。
あ、本文にそれがね、あるんですよ。記述がこの後、その後ろに、僕がインタビュー下手だというのは認める。ただそれを差し引いても、人は会話の中で沈黙が続くとつい何かしら対処したくなることの強力な傍証とも言える。明確にその傍証だって書いてある。
うん。じゃあ絶対そうや。いいですね、これはね。
うわ、俺イかウか迷って教訓選んじゃってます。だから。分かるわかる。教訓の方がそれっぽいから。
これさ、現代文あるあるだよね。この引かれてることは、この傍線と最もそういうものを聞かれてるのに、そうでも、つまりこういうことでしょって解釈を入れちゃダメみたいなやつ。これむずいな。めっちゃそうだ。これイだ。
で問5はこれ、あの、四角に当てはまる漢字を選べってやってるんで、これ無理ゲーだね。余地がないんですが。
あ、でも覚えてる? あの、いや、全く文脈わかんないですけど、この4つの選択肢全て後ろに考えるをつけることができるんで、やるじゃん。おそらく後ろに考えるが来ていて、ニュアンスを取ると、ウとアはおそらく文脈的になくて、ま、僕はエを選びましたね。熟慮が必要だっていうこと。
素晴らしい。そうです。熟考してから口を開くタイプの人と相まみえたことがあった。で書きたいところを多分塗りつぶして。ふん。熟考してから口を開くタイプの人っていうコシさんの話がね。ああ、書かれて。
いや、ムさんありがとう。これはいいでしょうね。これ本人に解かせたいな。全然違いますけどねって言われるかもしれない。
そう、そう。で、問6も熟語選べって言われてるんでわかんないんですが、うん。熟考とかっていう文脈から見て杞憂なのかなと思って、A。
あ、それで当てられるのすごいね。後からインタビュイーに話を聞いたところ、どうやらそれは全くのほにゃららだった。だから杞憂でしょうね。うん。ですね、これは杞憂ですね。
で、問7よ。問7の70字以内で具体的に答えなさいね。やつね。めんどくさかったこれ。はい。70文字多い。多いね。めんどくさいね、これ。多いね。
堀元さん交換してもいいですか? はい。え、これさ、堀元さん、現代文の回答の書き方として1個でかいミスしてません? え、そう?
でインタビュイーが答えられなかったのはなぜですかに対して、インタビュイーはって書くことで7文字ぐらい損してません? 普通削っていいですよね。
それあれだから、文字数稼ぎたかったから、結果オーライす。
え、待って待って。それ現代文のソルジャーとして二流ですよ。あ、僕は現代文の試験って加点ゲーだと思ってたから、加点にならない要素って入れてもしょうがないから、どんだけ手数を出すかっていうことだと思ってたんで。
それ面白いね。現代文の書き方みたいなの。そういえばそうしてた気がするんだけど、今回素直にこれ答えようって思った時に主語入れたいなってなっちゃったわ。ふん。文として。無意識に。そう。
なるほどね。ちょっと待って。これ、じっくり考えたいと思っていたがって主観じゃない? 合ってる?
いや、書いてある。書いてある。じっくり考えたいと思っていたのだって記述があるので。うわ、本当だ。そう。うわあ。だから多分そこをね、まとめるのが正解のアプローチなんすよ。
だから適当に回答するのは不誠実に感じるからとか、もう入れた方がいいな、これとして。
そう、最初入れてたんだけど、それは収まんなかったから捨てちゃった。
いや、これ多分加点対象じゃない? だってさ、答えなきゃいけないのってここでしょ? この答えをまとめるのにとじっくり考えたいと思っていたのだを答えればいいんだから、不誠実に感じるからって要素がないと加点1個失ってる回答になる。ゲームとしてはね。これ絶対入れなきゃいけないでしょ。
え、本質はそこじゃないじゃん。でも。それは堀元さんの感想だって。いやいや、違う、違う。じっくり考えたいと思ってただろう。
いや、それはそうなんだけど、現代文やり直そう、ちょっと。そう。え、そう? じゃ、もしそうだとしたら70字指定しないから。70字指定するということは大体3から4要素ぐらい入れなきゃいけないので。
あ、すごいね。あんた。もちろん。そ、そんな文字数感覚ある? え、でも入んないと思うけどな、俺。それ。
いらない部分いっぱいあるよ。これ回答をまとめるのにじっくり考えたいと思ってたからとかもこれ長いっす。Aについて考えていたからとかでいいと思うんで、ここも多分10字ぐらい削れると思うし。なるほどね。
これはちょっと現代文記述慣れしてない感じをすごく感じてしまいます。
ま、僕2次試験で使ってないからね。現代文。
でもね、僕ね、あれなんすよ。センター試験の時から記述として解いてたんで、あ、選択肢を見る前に僕記述の回答作るんですよ。
気持ち悪いである。選択肢見る前に記述の回答作んの。
記述の回答を作って採点基準作るんですよ。で、その後にアからオの回答を採点するんですよ、僕。はい。はい。はい。で、最も点が高かったものを選ぶと当たるんで、そのメソッドでずっと解き続けてたから、要素分解をし続けてたわけですね。
僕、入試の何が面白かったのかって言うと、大量に採点をしなきゃいけないっていう事実がすごい面白いと思ってたんですよ、当時から。で、そのためには採点基準が必要だと。
で、そうすると現代文の記述問題って基本的に採点基準に載ってるものを何個書くかっていうゲームだと思ってたんで、今試験会場で見えない採点基準ってのを透視するゲームだと思ってたんですよね。
はい。はい。となるとこの問題も、70字だったら4要素ぐらいが何なのかっていう特定作業しなきゃいけないんで、これはちょっと多分2要素ぐらいしか入れれてないんじゃないかって気が直感的にしますけどね。
僕いっぱい盛り込んでますよ、だから。あ、いっぱい盛り込んでるね。まず、だからフィラーを出さずに考えるっていう要素も必要かと思って、沈思黙考ってすることでギュっと稼ぐとか。
ああ。だから水野さんと同じ感覚ですね。完全にちょっとでも凝縮してやろうっていうね。ま、ただね、書いてないすね。答えにくい聞き方をしてしまったと誤解され、みたいな要素はね、ないすね。
そう。漠然とした聞き方だったので答えにくいのかもしれないと気を回すとあるけど、答えにくいとは言ってないんで、これは下手すると減点されますね。本文にない。そう。はみ出してますね。はい。これいらないですね。
ま、だからこの辺のディテールをね、水野さんが何書いたか覚えてないよね。自分でね。覚えてない。それは辿れないときついな。
これ取材でよく聞かれるんですよ、このこと。なのでその度に、あ、こういうこともあったかもしれないみたいなこと考えちゃって、アップデートされてってるせいで、はい。これ大きくずれちゃいましたね。
自分が本文に立ち返る時間ないからね。ないっすね。
で、問8はやったから問9。気まずって若者が沈黙に自分で突っ込むのはどのようなことを伝えようとしてるのでしょうか? これもね、ウとエ、うん。両方あり得ると思うけど、うん。ウを選んだって。あ、よかった。よかった。
文脈的にはね、そんな感じだったよ。これは沈黙が持つ意味を把握した上で、そこに深い意味がないことをメタ的に言語化して無効化する、ある種の抵抗。
だからそれが全然大丈夫、気にしないでに対応してるから、採点基準で言うとここを盛り込まなきゃいけないですよね。すごいな。採点基準だと思って全ての文章を読んでます。採点基準ですね。すごいね。
ちなみにこれは、あの、気まずっていうワードとそれに対する背景にあるのは沈黙の緩和だというのは、石黒圭先生っていう言語学者の先生の本を参考にしたんですけど、この前メールを頂いて、はいはい。なかなかそこにフォーカスしてくれる人がいなかったんですけど、引いていただいてありがとうございましたっていう風に連絡もらいましたね。
面白いけどね。この事実。面白いですよね。そんなに注目してもらえてないんだ。
そう、『言語学者も知らない謎な日本語』みたいな、自分の娘さんとご自身で書かれた本で、娘さんが家で言ってる変わった若者言葉を石黒先生がひたすらそれ言語学的にどうだっていうのを言い続けてるっていうスタイルの本なので、気まず以外にも色々。うん。なるほど。バ先とか、例えば。
バイト先ってこと? あ、そうですね。みたいなものとかが確かあったはずですね。
へえ。ま、確かに子育てしてるとね、要素無限に出てくるでしょうからね。あるでしょうね。
ということで問10ですね。はい。これもね、エとアの両方、一応事実としてはありそうですけど、うん。うん。僕はエを選びました。
え、俺はあ、イにしてるね。結構割れるね。割れるね。あ、これエがね、多分。やめて。
えっと、200ミリ秒じゃないんだよな、これ。え、閾値が、え、境の基準は600ミリ秒だ。ここを少しでも超えると本当は聞き入れたくないのだろうと判断する被験者が増した。なのでここ閾値200ミリ秒じゃないなってなってアにしたね。
平均的な間である200ミリ秒前後で返ってきたら快諾と受け取っていいだろう。あれでもっていう記述と対応してない?
いや、200ミリ秒を超えたら否定的な意識とは書いてない。ほんまや。ここだから600ミリ秒を超えた場合、フィラーの有無にかかわらず否定的な意識が。そうですね。
うわ、これ読めてないわ、俺。うわ、これまんまと行ったわ。
あれでも確かにさっき水野さん覚えてたから数字行けたね。これは多分本文辿らなくても解けた。
これは今誹謗中来てますね。本当に何を。厳しい? 何を書いたんだ?
そして最後ですね。刹那ほどの差について、この文章全体通してどのようなことを述べてますかってことなんですけど、文脈あんま分かってなくて。はいはい。極めて短い時間を指す刹那という語は13ミリ秒だと。なので肯定的と否定的の差は文字通り刹那ほどの差しかないけれども、無視するには大きすぎる差である。
ちなみに僕の回答これです。あ、はいはい、交換しましょうか。
え、質問や依頼への応答に関わる1秒にも満たないわずかな時間に意味を見出しているということ。多分最終段落の、はい。はい。ありますね。その内容。問題なさそうだな。これで減点の余地はあんまりなさそう。
すごいな。全部を要素に区切って見て。そうそうそうそう。いや、おもろいね。水野さんって現代文の問題解く時そうなんだね。要素切りモンスターになるんだね。もちろん。はい。加点が何回あるかってことばかり。
あれ、僕何て書いた? 会話内のわずかな間に注目し、否の意図を感じ取ってしまうため、実は複雑なやり取りをしているということ。
ちょっと言いすぎかもな。違、違うな。筆者ってこんなこと言ってなかったです。ちょ、ちょ、お前なんだよ。書いたのお前なんだよ。
ま、でもこういうことではあるからね。内容としては、広くはこういうことなんだけど、ちょっと本文からはみ出してますね。
そう。本文に書いてあることの先、てか俺どこまで書いてあるか知らないから。あ、そうだね。この章の中では、わずかな意図を感じ取ってしまうで別にいいもんね。そうだね。すごいこのやり取りコードなんだよみたいなことはここじゃ書いてないからね。
そう。だから採点されない要素を書いてある分にはいいでしょって思う人もいるんですけど、採点されない要素があるということは加点を逃してるんですよね。文字を使っちゃってるから。あ、そう捉えるんだ。
はい。なのでこの実は複雑なやり取りをしているって、点数としては減点はされてないんですけど、点を逃したという意味では減点している。うん。はいはいはい。
これを僕実は就職活動の面接の時にも意識をしていて、先方があの子いいな採用しようって思わない話っていくらしても無駄なので、自分の方で早めに切り上げるようにしたのは。
そうか。現代文メソッドをそのまま就職面接に持ち込んだのがあんたなんだ。そうですね。はい。ただ、ま、採点基準が読みにくいので、採用面接という現代文ほど面白いゲームじゃなかった。
ま、逆に燃えますけどね。ああ、曖昧な方が。うん。っていうのもありましたね。
ということで採点してみましょうか。なるほどね。やってみましょう。問7が、あ、ほら、誠実に答えようとして。ほら、やっぱいるよ。この、あ、誠実要素いるんだ。絶対いるよ。それ盛り込む必要あるんか? 加点されるから。すごいなお前。あんたさすがだね。加点要素を見抜く。
うん。これはいるでしょうね。えっと、Aについて誠実に答えようとしてじっくり考えている途中にBを受けたので、Aについて考えるのやめてBについて。AとかBとかめっちゃ言うやん、こいつ。めっちゃ言うね。あ、でもそう、そうなんだよ。それだからその事態がややこしいから。うん。そこに文字数使うんだよね。
えっと、多分だから誠実って要素がまずいる。で、Aについて考えている途中にBについて受けた。だからこの要素はある。で、Aについて考えるのをやめてもいる。あ、いるね。あって、だから多分割るとしたら1、2、3要素いるうちの2あるかな? 堀元さん多分2/3じゃないかな。
誠実要素とじっくり考える要素に、Bを受けた。Aについて考えた。じゃ、その採点基準で言うと、あんたは誠実要素はなくて、Bを聞かれた、別のことを聞かれた要素はあり。うん。沈思黙考って書いてるから、一応Aについて考えるのに時間かかってた要素もあるはある。
あ、じっくりの要素ですか? うん。沈思黙考ってことは使うんだよ。いや、ないですね。これは入れないと思いますよ。じゃあその要素もないんで1/3。1/3じゃない。誠実要素いるか?
誠実はいるんじゃないかな。なぜまとめるのに時間がかかってたのかっていう理由ですからね、それは。まあ、そうか。例えば難解なことを聞かれたとかここに書いちゃいけないと思うんですよ。はいはいはい。ああ、ですけどね。
はい。で、筆者ここで不誠実に感じるからってやっぱ言っているわけだから、その要素はあった方がいいんじゃないかな。なるほど。あー。てかあったら加点される。なくても加点される。
ちゃんとごめん。やめて。それ加点っていうのやめて。それ全部のものに対してあったら加点されるからって言ってるけど。ちょ、気持ち悪いわ。気持ち悪い。すごいな。加点加点モンスター。欲しいじゃん。加点が。
ね。だってさ、人生とかさ、社交とかってさ、加点減点ってルールじゃないの。そんなさ、加点か減点かっていう世界で戦えるって楽しいよね。確かにね。
問8。お、これ間違えてるな。堀元さん。え、堀元さんさ、この引き算間違えてない? 650-150ってるよ。堀元さん。
え、嘘? さっきの否定と肯定の秒数のやつだよね。
前者は平均値で35ミリ秒、後者は60ミリ秒ですので差は25ミリ秒。え、え、何? 何? どういうこと? どういうこと? ラグが。
この文分かりづらいよ。この文。お前だよ。書いたの。
ああ、本当だ。しかし本当に興味深いのはこっからだ。ああ。はい。といえでまた違うのか。うん。ああ、肯定的な発言の沈黙と否定的な発言の沈黙で違うのか。ああ。はあはあ。
僕らがやったのは、質問に答えない応答をした時の平均が650ミリ秒。うん。うん。ああ、知らないとか。本当だ。調べてみるわみたいなやつは650ミリ秒なんだけど。
うわあ、本当だ。書いてあんじゃん。これみんな間違えるだろ。完全に読み飛ばしてたそこ。うん。本当だ。これみんな間違えるって。やべ。うわ。ちょ、全然点取れてなくないか俺ら。やべ。めっちゃ間違えてるじゃん。
ね。で、最後も加点要素探していきましょう。質問や依頼への応答にかかる、ばっちりだね。これも丸。1秒にも満たないわずかな時間に丸。で様々な意味を見出してる丸。もワン点です。3/3す。完全に合ってますね。
僕多分、で水野の回答が、質問や依頼の応答が全くないので、そこ加点できてない。会話内のわずかなって書いちゃってますね。1秒にも満たないわずかな時間。
ま、でもわずかな、これはいいんじゃない? 会話内のわずかな間の要素はここはいいんじゃないですか? で様々な意味を見出しているは、否の意図を感じ取ってしまう。微妙なとこですね。で、複雑なやり取りをしているがはっきり間違ってて、間違い。
否の意図を感じ取ってしまうは、まあいいんじゃない? と思いますね。本文に照らし合わせると、読めてない人の回答って感じはしますね。全然本文に書いてある文言使ってなさすぎて、必要ないのに独創性を出してるタイプのね、リスクだけ取ってるタイプの回答ですよね。この。
ま、本文読めてないからな。記憶から、記憶から引っ張り出してなんとか。そう。本文読めてないんだった。そういえば。
採点するとしたら何点満点中どうなるんだ? 62点中48かな? 62点満点か。はい。ですね。じゃあ水野さんは34点です。あれ? あれ? え、5割。落ちますね。落ちますね。
自分がその章にどこまで書いたか分かってないと解けない。
そうなので、ちょっと皆さんにね1個言いたかったのは、よくね、現代文の問題を作者が解いたら、はい。はい。作者の気持ちを答えよって言ってるのに作者が間違えたと。うん。現代文の問題ってのはこんな馬鹿げたものなんだっていう論がありますけど、逆なんです。作者は現代文の問題を解いたらできないと思います。
あ、もうそもそもそういうもんだと。
なぜかというと、余計な背景知識がいっぱいあるから。むしろ現代文ってのは先行知識がない人間がそのテクストを読んだ時に、テクストに書いてあることはどこまでかっていうことを試している、問うているものなので、作者が解くことを想定してないし、作者が解いた時に作者が予断をして読むっていうのはすごく難しいことなんですよね。
うん。だからむしろ著者の方が難易度が高いということですね。はい。っていうことです。はい。
なので、じゃあ僕がこの問題を自分の書いた原稿を読みながら解いたとして堀元さんより点が取れたかと言われると、ま、分からない。いや、取りたいし、やっぱ加点したいですけど、僕もそれできるかと言われるとちょっとわかんないなってのはありますよね。
よくできてんですよ。特に現代文のセンター試験とか共通テストで使われてる問題。あれ、1年かけて会議とか繰り返して問題作られてますから。受験期になってさ、過去問ガンガン解いていいぞって言われた時さ、正直ちょっと股間に熱いもの感じませんでした?
え、そうなの? え、え。いや、俺全然現代文で勃起したこと1回もないですね。え、マジ? 下腹部に血流が、海綿体に満ちていった。一切なかったす、僕。そうなんだ。
だって1年かけて作られたすごい完成度の問題なわけですよ。言われてみたらそうかも。
で、しかも平均点がこれぐらいになるように狙っているというものと、模試とかで作られた問題って精度が違うんですよね。だから僕ずっと模試とかの点数が悪いと、いや俺模試で点取るためじゃなくて本番で点取るために勉強してるからって。あ、いたわ。そういうこと言うやつ。
言い続けていたんですけれども、僕実際模試の自己ベストを本番で30点以上上回ったんですよね。
ふーん。ん、現代文ってそんな配点あった?
あ、ごめんなさい。教科全体で、そのセンター試験全体で。あ、ほら僕古文10何点しか取れなかったから。
そんなやつが偉そうに試験を語るな。センター試験を偉そうに。
現代文はほぼほぼ取りましたけれども。だからセンター当日も嬉しかったすね。やっぱその現代文の問題が出てきた時とかって。しかもそれにこう死ぬほど集中して解くことができるわけじゃないですか? まあ、そうね。やっぱあの時間ね、ご馳走ですよね。へえ。あ、そうなんだ。
なんかこう、しかもあの作問者とか採点基準を作った人と、このテクスト1枚挟んで会話してる感じというか、あなたが問うてるもの僕分かりますよっていう、あのコミュニケーション。
あ、でもそれはちょっと分かる。気持ちいい。作問意図がね、あ、こいつここだなっていう。あ、だから今日久々に問題解いてそれ思い出したわ。あ、こいつここ言いすぎてやがるな。そう、そう、そう、そう。あ、よく読むとそこまで書いてないわ、本文に、の喜びはあるね。
社会科のね、暗記科目って言われるようなものとかだと、やっぱ平均点を落とすためにやってくるのって、よく似た単語を入れ替えるみたいな、ま、言い方悪いですけどちょっとずるいようなね。僕はだからあんまり社会科のセンター試験とかでペーパーテストで作者との応答ってあんま楽しくなくて、それやるなら論述やらないと面白くないんですけど、国語はマークでも楽しいんだよね。その作問者とのコミュニケーションが。
てかね、それで今急に思い出したけど、俺センター試験で興奮したことあったわ。おい、今ごめん。お前もか。1個もわかんねえなって思ってたけど違うわ。俺センター物理めっちゃ好きで。うん。センター物理ね、勃起しちゃいます。あれは。え、熱いもの? あれね、すごいの。股間に熱いものを感じる。
センター物理すごくてさ、やっぱその満点取らせたくないから、なんかすごい引っかけ要素とかねじ込んでくるんですよ。うん。で、それを掻いくぐって100点だった時の興奮すごくて。
で、堀元さんってこうパラパラ見てて、阻止してくる問題って匂いとかするんですか? やっぱ。いや、あんまないのよ。それさりげなく。そうなんだ。何それ?
よく見るとここの数これじゃないぜみたいなやつが、ちょっと毒がね、忍ばせられてる時がたまにあって。はいはい。それを看破した時の喜びね。おお、危ねえ。この単位よく見たらここ違うわ。ここケアいるやんみたいなものを発見した時のテンション上がりすごかった記憶あるわ。
あ、じゃあさ、サラサラサラって解いて満点でしたみたいな感じじゃなくて、堀元さんの場合は。そう。だって大体1問4点とかなんだけど、100点だと思って出したら96点みたいなことがよくあるのよ。で、それを試験中に看破できた瞬間のエクスタシーね。半端じゃなかったわ。急に思い出した。それ。
じゃあもう過去問解きまくりたい。そう、楽しかったね。センター物理。でしょ? 急に思い出したわ。
いや、今俺その話聞いてセンター物理やりたくなったもんね。俺ももう、そんな面白い科目なのって。あんな気持ちよくてしょうがないからね。そう。
僕あの高校入試の時もね、愛知県って数学で満点阻止問題って言われてる問題がめっちゃ複雑な幾何なんですよね。で、だから満点が取れないようになっているみたいのがあって、僕は中学の数学できなかったから、満点阻止問題どころか、僕中学の数学20点満点で12点ぐらいしか取れないです。その時間足りなくて最後まで解かないぐらいの人間だったんですけど。
国語は、ま、得意な部類だったので、特に受験生が苦手とされる批評とか芸術とかがテーマになった文とかが来ると。現代文って次の文章を読んでっていう、次の文章の意味って究極的には理解してなくても解けるようになってるんですよね。
はあはあ。あ、そうなの? え、と思いますよ。僕はそう思ってもいい。記号操作だと思ってます。記号操作と採点基準を作ることだと思ってるので。
お前大規模言語モデルか? はい。単語ベクトルに直してるんか? 直してないです。単語の入った袋だと思ってる? 作品を。
でも記号接地する必要はないと思ってます。現代文に関して言えば。
あ、まあでもそうね、評論文であるもんな。こいつ何言ってるか全然ピンとこねえなっていう。でも、ま、こう書いてあるからこうらしいっていう。
そう。だから予備知識がないジャンルとか、受験生のほとんどが苦手とするジャンルって、現代文の試験で必要なスキルを測る上で純度が高いんですよ。僕はそういう純度が高い問題と巡り合いたい。しかもできたらその会場というドキドキするあの場所で。
ああ、だからテクストが難解であればあるほど純粋なその記号操作の腕が問われるから、それでワクワクしてたわけですね。
うん。だから僕の年かな、小林秀雄っていう、ま、受験生泣かせの批評家の、なんか刀の鍔の考察だったんですけど、あれはもう正直総毛立ちましたね。あ、そうだったんすね。俺会場で小林秀雄と出会えてるという、あの。
俺人生で総毛立ったこと1回もないわ。総毛立ったんすか、水野さん。はい。そこそこで。もっとあるよ。多分人生に総毛立つ瞬間。
あれ、もっとワクワクする時とかね、あるけどね。嬉しい時とかさ、あるじゃない? ポッドキャストアワード我々頂いてね、表彰式呼んでもらってトロフィー壇上でもらったりとかしましたけどね。ああいう時より小林秀雄ですか?
いや、その小林秀雄とか松浦の文が試験で出た時、やっぱそっちの方が総毛立つんですよね。がっくりですよね。その洋た先生とか分かりやすくて面白いから、それだとやっぱり現代文の純度が上がらないので、小林秀雄来いよと。
小林秀雄に会いたいよね。うん。試験会場で小林秀雄に会いたい。もわかんないな。そのような思いで。ほんで小林秀雄に勃起してね。すごい変態ですね。勃起じゃないです。総毛立ちました。
え、水野さんなんか現代文好きが、ああそういう理由かっていうのがだいぶ今日見えましたね。あ、そうですか。堀元さんも同じようにやってるのかと思ったけど違うんですね。
いや、だから僕そんなにそもそも現代文2次試験で使ってないし、やっぱ理系だったんで。
え、2次試験とセンター試験本質的に同じ論なので、僕。それなんだよ。採点基準を作って自分で書くか採点するかの違いなんで。そう思ったことないわ。いや、そうですよ。でも絶対そうだと思うな、僕。
僕は一時現代文の予備校講師になりたいと思ってた時期もあったので、仲いい現代文の先生となんかその話とかはしたことありますけど、すごくそれを話し合いましたね。
すごいね。生き生きしてました。水野さんが久しぶりに。久しぶりに。こんな生き生きしてるやつ久しぶりに見たなっていう。
現代文の話できんだもんね。いいよね。現代文はね、楽しくて。あ、でもいいね。新しい一面出てきました。そう。これコンテンツになる気するぞ。
だって僕ずっと言ってるじゃないですか。僕その参考書マニアだったと。あ、言ってたね。高校生の頃は参考書店に通って良い参考書がないかってのを探すのが趣味だったんだけれども、僕にとってのバイブルは船口明『読と解のストラテジー』だってずっと言ってるじゃないですか。
もう『読と解のストラテジー』すごいから。あれ。すげえ声出てるな。本質見抜いてるよね、あれね。知らんけど、読んだことないから。
あれ読んだ時、僕どうなったかわかります? どうだったん? はい。もう。気に入ってるじゃん。三省堂書店で総毛立ってました。1人で。はい。あれビビりますね。
すごいね。三省堂書店で総毛立ってるやつ見たことないもんな。
はい。ま、いつかもしかしたらね、ニーズがあれば船口明『読と解のストラテジー』会やりたいすよね。やっぱり。需要なさそう。ね。
え、でもあれいけるよ。おすすめ現代文参考書話。はいはい。はなんかうまいこと形にしたらこの熱になりそうな気する。
堀元さんは何派なんですか? いや、だから別に僕そんなないっす。そんなに、だから現代文ってことですか? そうです。現代文そんなに勉強しなかったから、特に何も信じてないす。
それは損してますね。出口の現代文とか通ってないわけですか?あ、何かを信仰した方が救われるんですか?それはもちろんね、どこに乗るか、どこにベットするかっていうのはしっかりとやっぱり考えていきたいですよね。考えていきたくないけどな。大人だしな、俺も。
いやいやいや。だからクソリプをする人って現代文の力が低いと思うんですけど。そう。だからやっぱり必要なんですよね、今、現代文の力。どっかでやりましょう。
そんなわけで今日は水野さんの『会話の0.2秒を言語学する』が模試に使われたということで解いてまいりました。嬉しいな。なんかそう思うとめっちゃ嬉しいわ。でもこれさ、本当に嬉しいね。現代文好きのやつが現代文の問題に使われたっていう喜びですね。
これちょっと提案なんすけど、今度ライブ配信で24時間現代文の試験解き続けてみたみたいな企画どうですか?いいです。勝手にやってください。家で。え、僕を巻き込まないでください。なんでなんで。その一緒にさ、ワイワイ回答の採点基準作って並べてうわあみたいな。それ入れたのみたいな。
そうすね。正直言ってよ。さっき、じゃあ採点しますかって言った時に、でも1問ずつなんでそれ選んだか言い合おうぜって言った時、うわ、こいつめんどくせえって正直今日すでに思ってたから、俺ちょっと24時間は絶対無理っすね。あ、じゃあ23時間で。違う、無理無理無理。1時間でも今日きつかったから。ええ。さっさと採点しようやって思った。
いや、己の心じゃなくて、己の作った採点基準で語り合おうよ。すごいな。ちょっとごめんなさい。僕あなたと付き合えないので別の人を探してください。あ、そうですか。是非。残念。
水野と24時間解き続けてもいいぞという方からのコメントをお待ちしております。あと、自分の著作が出題された現代文の問題、是非教えてください。でもそれあるかもね。他の教科とかでももしある方いらっしゃったら是非教えてください。以上、終わりにしましょう。ありがとうございました。はい。ありがとうございました。
堀元さん、うまく話せなくて悩むことってありません?よくあります。そんな悩みを抱える方にぴったりな本を書きました。ほう。タイトルは『会話の0.2秒を言語学する』。会話のわずかな間にフォーカスした1冊です。是非皆さん買ってください。
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