船舶免許の試験手数料が来年1月に値上げの見込み、独学で取るなら年内の申請を勧める理由

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概要

船舶免許を独学で取る方法を紹介してきた堀越氏は、この動画で「独学は年内で終わりかもしれない」と話し、視聴者に早めの申請を勧めている。きっかけは、国家試験の手数料が来年1月に上がる見込みだという通知である。動画ではその金額に加えて、登録教習所や水上オートバイ免許への影響、2級保有者のステップアップ、違法な教習所への対応まで話が及んでいる。

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手数料値上げを知らせるファックス

堀越氏のもとには、試験を実施する日本海洋レジャー安全・振興協会(話者は「海洋レジャー」と呼ぶ)から1通のファックスが届いた。受け取ったのは8月である。話者はその内容を読み上げ、趣旨を次のように伝えている。手数料収入が減った一方で試験の実施費用は増えているため、手数料を引き上げる、というものだ。

変更の時期は来年1月の見込みだという。話者は「言われている」と言ったうえで、「多分変わる」と言い直している。確定した日付として伝えているわけではない。

各種別でいくら上がるのか

話者が挙げた金額は次のとおりである。いずれも話者の説明によるもので、字幕では一部の数字が聞き取りにくい。

1級は学科試験が現在の6,600円から1万円に、実技試験が約1万9,000円から2万1,200円に上がる。身体検査も3,450円から4,250円になる。話者は合計で8,000円前後の値上がりになると述べている。

2級は学科が3,550円から4,850円に、実技が2万1,200円になり、全体で5,000円ほど上がるという。特殊(水上オートバイ)については、実技で3,000円、学科で1,500円、合わせて4,500円の値上がりになると説明している。

話者は最初、独学をやめさせたいのかと思ったという。しかし考え直し、むしろ教習所のほうが厳しくなると話す。

教習所の料金にも跳ね返る

話者によれば、教習所は受講者から受け取った手数料をそのまま海洋レジャーに支払っている。たとえば7万円で2級の受講者を募集しているボートスクールなら、そのうち2万6,000円ほどを海洋レジャーに払っている計算になる。手数料が6,000〜7,000円上がれば、スクールは受講料をその分上げるしかないだろう、と話者は見ている。

そのため、来年取ろうと考えている人には、今のうちに取るよう勧めている。独学で取るつもりの人も、試験はいつ受けてもよいので、申請だけは年内に済ませてほしいという。1月に変わらなければそれはそれで幸運だが、いずれ上がることは告知されているので、今取って6,000円得をしてほしい、というのが話者の考えだ。

話者は、来年からは独学で取る人がさらに減るだろうと予想する。落ちたら試験費用がまたかかるうえに値上がりもするからだ。ただし、これから免許を考え始める人は値上げ前の金額を知らないので、あまり関係ないだろうとも付け加えている。

登録教習所の料金が上がらないことへの不満

一方で話者は、登録教習所(修了すれば試験が免除される教習所)の料金は上がらないことに納得がいかないと話す。この件で現在、国土交通省と海洋レジャーの双方と「色々動いている」と述べ、視聴者には結果を待ってほしいと伝えている。

水上オートバイ免許についての持論

特殊免許については、話者自身は沖縄で最安値に近い価格で講習を行っているという。東京でも5万円を切る価格で募集しているところがあるだろうとしたうえで、手数料の値上がり分を払うと、ボートスクールで水上オートバイの講習をやる意味はほとんどなくなると話す。そのため、水上オートバイは自分の動画を見て免許を取りに行ってほしいと言う。

ただし話者は、事故が多い乗り物なので、動画を見て「乗れない」と感じた人は免許を取らないほうがいいと強調する。動画を見て乗れないと思った人は、教習所に行っても乗れないと考えてほしいという。

話者の見方では、水上オートバイにまたがって走るだけなら小学生でもおそらくできる。重要なのは、とっさにアクセルを開けて曲がり、危険を避ける操作ができるかどうかだ。そこが微妙な人や、周りを見る余裕がない人が事故を起こしている。これは慣れの問題ではなく、車でも周りが見えない人は危ないのと同じだという。

さらに話者は、個人的な意見と断ったうえで、水上オートバイは乗ってもつまらないと述べている。やれることはスピードを出すか回るくらいで、きれいな海をツーリングするか、トーイングや仕事に使う程度しか用途がないという。後ろに乗せてもらうほうが楽しいので、持っている人の後ろに乗れば十分ではないかとも話す。話者は「遊び道具じゃない」と考えており、仕事以外では乗らないつもりでいたほうがいいという立場を示した。それでも格好いいと思うなら取るしかない、とも言っている。

1級の需要と、値上げの背景についての推測

話者によれば、海洋レジャーで1級を取る人は意外と多く、1級の需要は増えている。それが1級の値上げにつながったのかもしれない、と話者は推測する。

登録教習所の受講者数は減っており、海洋レジャーが言うとおり船舶免許の取得者自体も少なくなっている。一方でコロナ禍の時期は取得者が非常に多く、海洋レジャーにも貢献できたと話者は考えている。その反動で値上げになったのかとも思ったが、そういうことはないだろうとしている。

多くのものが値上がりするなか、船舶免許の手数料は話者が知る限り何十年も変わっていなかったので、仕方のないことだろうと受け止めている。上がると言っても5,000〜6,000円で、20万〜30万円かかる車の免許と比べれば安いという認識も示した。

2級保有者は今のうちに1級へ

話者が特に勧めているのが、すでに2級を持っている人の1級へのステップアップである。現在なら学科6,600円と身体検査約3,500円、合わせて1万円ほどで1級が取れる。今後はさらに上がるので、今のうちに動画を見て取得してほしいという。

チャンネルを始めてから5年ほど経つので、その頃に取得した視聴者はそろそろ更新時期のはずだと話者は言う。更新講習は安くても8,000円かかる。どうせ8,000円払うなら、1級にステップアップしたほうがいいというのが話者の提案だ。

また話者は、車と違って船は免許が失効していても取得の申請ができると説明する。何十年も前に取って失効した人も申請してほしいという。年内なら、今から勉強しても12月の試験に間に合う。「数字だけ覚えれば1級は取れる」と言ったあとで、それは嘘だと自分で打ち消しつつ、難しいことではないと述べている。

違法な教習所と「免許を買う」問題

話者は、国土交通省と違法な教習所をなくすための取り組みも進めていると明かしている。10万円も払ったのに講習がこれだけしかないのか、という受講者が多いという。そこで車の教習所のように規定時間をきちんと守らせる方向で、現在働きかけているそうだ。そうなれば今後、教習所は厳しくなり、料金も見直されるという。そのため、簡単に取りたい人は早めに登録教習所へ行くよう話者は勧めている。

免許を売る業者についても、話者は国土交通省に伝えていると話す。免許を買った人には、コメント欄ではなく自分に直接教えてほしいと呼びかけた。話者は何人かを把握しているが、全体の人数は分からないという。こうした状況の背景について、話者は海洋レジャーと国土交通省の運用が緩いからだと率直に述べている。現在は協議会が開かれており、来年にはさまざまなことが起こるだろうと予想している。

話者の今後の方針

話者は、独学ではまだ誰でも取れると強調する。一方で、免許を売っている人がいなくなったら、このチャンネルの活動をやめようと考えているという。そうした人が1人でもいれば、しっかりやっているボートスクールや登録教習所の意味がなくなってしまうからだ。動画は、値上げ前の年内に申請するよう改めて促して終わっている。