度入りメガネでも目を大きく見せる、一重向けプチプラ「メガネメイク」最新版

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概要

おさちは2年前に「一重のメガネメイク」の動画を公開し、反響を得た。その後も最新版を求めるコメントが届いていたことに加え、X(旧Twitter)で「度入りのメガネだと目が本当に小さくなって盛れないから、メガネでは外に出られない」という声が多く上がっていたことが、今回の撮影のきっかけになったという。おさち自身も普段から度の強いメガネを使っており、レンズ越しに輪郭がゆがむほど視力が悪い。その経験から考えたメイクの工夫を紹介したのがこの動画である。使うコスメはキャンメイクやセザンヌなど、すべてプチプラだという。秋らしい色を使っているため、秋冬のメイクにも向くと話している。

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ベースメイク:レンズに隠れる部分の影を消し、厚塗りは避ける

おさちが考えるメガネメイクのベースのコツは、メガネで隠れる部分が影っぽく見えやすいため、影やくすみをできるだけカバーして「色のない肌」にすることだ。ただしアイメイクをしっかり濃いめにするので、ベースまで厚塗りにするとメイク全体が濃い印象になる。そこで下地で肌を整える方針をとる。

最初に使うのはイエローのトーンアップカラープライマー(ベールイエロー、SPF29)である。秋冬ならこれだけでもよいと思うほどカバー力があるという。イエローの下地を使うと肌が黄色く見えるのでは、と心配する人もいるだろうが、おさちの実感ではそうはならない。軽いファンデーションのように赤みやムラを整えてくれるそうだ。

ファンデーションはメイベリンのバームタイプ(N10番)を使う。水っぽくなく、油分が少なめのものがよいという。重要な注意点は、メガネの鼻当てが乗る部分にはファンデーションを塗らないことだ。塗るとメガネがどんどん滑り落ちたり、その部分がよれたりする。おさちはメガネを外すとほとんど見えないため、メガネを少し持ち上げてかけたまま塗っている。このファンデーションは明るめの色でセミマットに仕上がり、パウダーなしでも触るとさらっとしているそうだ。

顔と首の色の差を埋めるため、首にはニベアのトーンアップタイプの日焼け止めを塗る。白ピンクっぽい色でムラにならず、自然に白くなって肌がきれいに見えると評価している。

パウダーはヴィセの02番を使う。ピンク・黄色・グリーンの3色を混ぜて使うタイプで、うっすらとパールが入っている。おさちは夏でも乳液やボディクリームが欠かせない乾燥肌だが、このパウダーは乾燥しないという。小鼻の周りなどから押さえ、頬には塗らない。最後にパフに残った粉だけを鼻当てが当たる部分に付けて皮脂を取る。ベースの仕上げはアイメイクの後にもう一度行う。

眉:メガネのフレームの形に合わせる

おさちは眉尻の毛が生まれつき生えていない。抜きすぎたわけではないという。そこでまずダイソーの細いアイブロウペンシルで、本来生えていそうな位置に形を描く。そのうえでアイブロウパウダー(EX4番)の中間色を重ね、眉マスカラ(02番)を眉頭から塗る。

形については、メガネのフレームに合わせるとよいと聞いたことがあるという。おさちのメガネは丸みのある形なのでアーチ眉にしている。直線的なフレームの人には平行眉が合うらしい、と伝聞として紹介している。なお、後半でアイシャドウを塗った段階で、赤みのある目元に対して眉がアッシュブラウン寄りで浮いていると感じた。そこでふわふわのブラシでアイシャドウの色を眉に少し重ね、左右を比べて赤みを足した方がよいと判断している。

アイシャドウ:キャンメイク「プティパレットアイズ」04番で濃いめに

アイメイクは何より重要だとおさちは言う。使うのはキャンメイクのプティパレットアイズ04番だ。ブラウン系だが赤みがしっかり入っているため、昔っぽいかっちりしたブラウンにはならないという。同じシリーズのピンク系の03番も気に入っていて、2日に1回ほどのペースで使っているそうだ。気に入っている理由は色の構成と質感にある。マットもラメも入り、明るい色・中間色・締め色のバランスがよく、立体感を出しやすいという。

まず肌より少し濃いブラウンを、目の際からアイホール全体に広げる。眼窩のくぼみは越えないようにする。メガネでは「メイクしている感」が出にくく、すっぴんに見えてしまうのが悩みになりやすい。そのためまぶた全体に色をのせるという考えだ。際から塗り始めると、最初に筆を置いた場所がいちばん濃くなるので、誰でも簡単にグラデーションを作れるという。あとでアイラインを長めに引くため、目尻側は少しはみ出させておく。

視力が悪いのにどうやってメイクしているのか、とよく聞かれるそうだ。おさちはメガネを少しずらし、自分にも見える状態で塗っているという。

同じ色を付属のチップで下まぶたにも入れる。いきなり白で涙袋を作るより、濃い色を入れた方がきれいに仕上がるというのがおさちの考えだ。目の重心が下がり、中顔面が短く見える効果もあるという。

次に、赤みの強い締め色を付属チップの細い側で目の際にライン状に入れる。チップの幅がちょうどよいと評価している。この赤みが血色感を出し、粘膜のようになじむという。目頭から目尻まで濃いめに入れたら、境目をブラシでぼかす。目をしっかり開けるとあまり見えないが、力を抜いたときや伏し目のときに赤みがのぞくのがかわいい、とおさちは言う。本人は濃いめが好きで3〜4回重ねている。これくらいしっかり色を入れても、メガネをかけるとちょうどよくなるという。

同じ色を下まぶたの「三角ゾーン」にも入れる。目頭側は細く、目尻側を広くして三角形を描くように塗る。こうすると目尻がぐっと下がったように見え、目が大きく見えて血色感も出るという。

涙袋:パレットの中で完結させる

涙袋は、パレットの明るい色を下まぶたの中央に置くことから始める。先に影色を入れてあるため、中央を明るくするだけで影を描く前から自然なふくらみが出る、とおさちは左右を比べて見せている。

そこにラメライナー(リアスケッチライナー01番)を重ねる。塗った部分が光るほどキラキラしたものだという。少しはみ出して塗ると目元のポイントになる。おさちには蒙古ひだがあり、目頭が丸い印象になりやすい。ラメでキラキラさせるとそれがまぎれる、と自分の場合の効果を説明している。

もっとふっくらさせたいので、涙袋の影も描く。三角ゾーンに使ったチップに残ったわずかな粉で、目に力を入れたときに膨らむ部分の下をなぞる。涙袋専用のライナーを使ってもよいが、ひとつのアイシャドウパレットで全部を完結させると目元の統一感が大きく変わる。そのため、おさちはアイシャドウで描くのが好きだという。

まつげ:メガネのときは「直角」に上げる

ビューラーはアイプチの限定色を長年使っている。ポイントとして強調するのは、まつげを直角に上げることだ。普段はくるんとしたカールが好きな人も、メガネメイクでは真上に上げるのがよいという。根元ぎりぎりを少し強めに挟み、少しずらしてもう一度挟む。何度もトントン挟むのではなく、根元・際・もう1か所で離す。目尻側もぐっと入れ込んで2か所だけ挟む。

マスカラは2本で迷ったという。どちらも乾くのが早く、ボリュームがしっかり出る点が共通している。今回選んだ1本は長さもボリュームも出て「バチバチに盛れる」と評価している。そのブランドにはあまり濃いメイクのイメージがなかったので、ボリューム系なのが意外でうれしかったそうだ。途中でマスカラが小物に付いてしまうハプニングもあった。片目だけ塗った段階で左右を比べ、マスカラの効果の大きさを見せている。下まつげにも塗り、下まつげは割と重要かもしれないと話す。

視聴者からは「逆さまつげの場合はどうしたらいいか」という質問が頻繁に届くという。おさちは生まれつき逆さまつげではないため分からず、寄り添えなくて申し訳ないと述べる。そのうえで、良い方法を知っている人はコメントで教えてあげてほしいと呼びかけている。

アイライン:目尻だけ、一重の隙間を埋めて跳ね上げる

アイライナーは、この1年ほどはまっているヒロインメイクのリキッドを使う。引くのは目尻だけだ。目の形に沿っていったん下げてから、ぴょんと跳ね上げる。一重の人は伏し目にしたとき、跳ね上げ部分と目の間に隙間が開きやすい。そのため、その部分をしっかり塗りつぶす。メガネに跳ね上げラインは本当にかわいい気がする、と個人的な好みとして語っている。ここまででアイメイクは完成で、下重心の今っぽいメイクになったと本人は感じている。

ノーズシャドウ:メガネで大きく見える鼻を小さく

メガネで盛れない原因のいちばんは目が小さく見えることだ。だが、おさちはもうひとつあると考えている。鼻が大きく見えることだ。鼻当ての部分がきゅっと締まり、そこから鼻が出てくるように見えるため、鼻が目立つのが気になるという。

ジュディドールのノーズシャドウ(01番)のグレーっぽい色を使う。普段は目頭寄りの鼻筋にも入れるが、メガネでは目元が影っぽくなりやすいので入れない。代わりに鼻先の下と、左右の小鼻の横に入れて鼻先を小さく見せる。

同じパレットのマットハイライトは、明るくしたい場所に使う。目立ちやすいクマには、涙袋の影を消さないように注意して入れる。鼻当てが当たる部分は、長年メガネをかけている人だと色素沈着しやすいだろうという。完全には消えないが、少し明るくしておく。普段ならシェーディングする辺りも、今回は逆に明るくする。顔がぱっと明るくなると印象がよいからだ。最後に付属のハイライトを鼻先にのせる。

チーク:「チークレンズ」をメイクで再現する

チークにはこだわりがあるという。あるメガネメーカーが販売している「チークレンズ」がきっかけだ。レンズの下半分ほどがピンクや赤になっていて、かけるとチークを塗っているように見える。これをかわいいと感じ、メイクで再現することにした。

セザンヌのチークブラッシュ01番を、レンズにかかる位置、つまり頬の中央あたりに塗る。これもメガネをかけたまま塗るのがおすすめだという。動画では伝わりにくいかもしれないとして濃いめに塗り重ねると、メガネとアイメイクのバランスが一気に取れたと話している。チークを濃くした日は、鼻と顎にも少し入れると浮かずになじむという。

使っているメガネはJINSで買ったものだ。水越みさととのコラボメガネが気になっていて、買い替えを考えているという。

リップと仕上がり

リップは最近よく使っているという3CEのシャインリフレクターを使う。いちばん使用頻度の高いピンクベージュの「ソフテスト」と、ブラウン寄りの「ミルキーシャドウ」で迷い、ミルキーシャドウを選んだ。途中でリップペンシルを忘れていたことに気づく。そこでセザンヌのリップペンシル02番で上唇の山を描いてから重ね、ほどよくブラウンで今っぽい仕上がりになったと満足している。

最後に髪を下ろして全体を見せる。髪はしっかりめのレイヤーカットにしているという。毛量が人の2〜3倍あるためロングヘアは難しいが、レイヤーを入れると軽くなり、よくほめられるそうだ。前髪は普段は重めのぱっつんだが、この日は薄めにセットした。

おさちは、2年前の動画より今っぽく進化させられたと振り返る。度入りのメガネで悩んでいる人の参考になればうれしい、と締めくくっている。