夜行列車で着いたチェンマイ、評判の店は「普通」でも住むならここ ノージョブフドウの3日間

YouTubeで開く ↗
概要

バンコク周辺に飽きたノージョブフドウは、タイ第2の都市チェンマイへ向かう。動画で扱うのは、カオソーイの名店や3バーツの麺、銀の寺、首長族の村、山あいのカフェ、地元の市場での食べ歩きだ。どこでも本人の感想は辛口だが、最後には「移住しなければならないならチェンマイを選ぶかもしれない」とまとめている。

11分で読めます
0:49

バンコクから夜行列車で約12時間半

出発はバンコクの駅で、話者は駅について、とても綺麗で冷房がよく効き、窓口で英語も通じると紹介する。乗る列車の場所も表示で分かりやすく、迷うことはないという。長距離列車の乗り場には「ロングディスタンストレイン」と書かれていた。

乗ったのは20時5分発の寝台列車で、到着予定は翌朝8時40分、所要時間は約12時間半である。席の周りに人はおらず「かなりラッキー」としつつ、シートはかなり硬く、車内のトイレは「めっちゃ臭い」、走行中はうるさいと話す。車内では検札もあった。

チェンマイには予定より遅れて8時50分に着いた。話者は「時間にものすごく正確な国」と皮肉を言う。朝の気温は自分の体感で25度くらいとし、「世界で一番快適」と表現している。駅のトイレは利用に3バーツかかり、トイレットペーパーは基本的に置かれておらず、備え付けのシャワーで洗う方式だと実際に使って説明した。

街では国王夫妻の写真をいたる所で見かけるという。話者によれば、ラーマ10世は世界で最も裕福な王として知られ、資産は7兆円ほど、破天荒な人物としても有名だという。2日目には、現在の王妃が元客室乗務員だという話も紹介している。

4:59

ミシュラン掲載のカオソーイ店は「うまいよりの普通」

最初の目的地はカオソーイの店「ラムドゥアン」で、歩いて約50分かかった。話者によると、タッキー&翼の今井翼が今年4月にこの店を訪れ、少し話題になっている。店内は広く清潔で、意外に涼しい。メニューに「カオソーイ・カリーヌードル」とあったため、話者はカレーラーメンのようなものだろうと推測し、チキンからスペアリブまであると紹介した。

話者は、カオソーイ専門店でミシュランに載っているのはこの店を含めて世界に6店舗しかないと聞いたという。初めて食べたカオソーイについては、まず量が少ないと指摘し、空腹で食べた一口目でも「わざわざタクシーとかで来る価値は全然ない」と評した。揚げ麺についても、揚げた麺にココナッツカレーのようなものがかかっているだけという感想だ。今井翼がうまいと言っていたのなら信用できない、と冗談を交えつつ、「うまいかもしれん、わかんない」と言い直し、結局「普通よりの普通」とした。ゴロゴロ入った鶏肉だけは「うまいよりのうまい」で、総合では「うまいよりの普通」という評価である。

価格は55バーツ、日本円で約230円だった。日本で同じものを食べれば500円はするだろうと話者は見積もり、その程度の品質だとしている。

7:38

12円の「3バーツヌードル」

次に近くの「3バーツヌードル」の店へ行った。昼の11時でもそこそこ繁盛していたという。小ぶりの器が1杯3バーツで、6杯頼んで18バーツ、アイスティーが10バーツ。セットで約75円である。1杯はかなり小さく、6杯でようやく一皿分の量だと話者は説明する。

味については「特に何の感情も生まない、ただただ腹を満たすだけ」と評した。ビーフを頼んだが「おもちゃみたいな肉」だったという。それでも75円なので文句はないとしている。

9:19

旧市街の拠点、ターペー門と自転車

宿までは歩いて約30分だった。話者はバンコクより空気が綺麗だと感じている。泊まったのは、安さで選んだトラベラーズゲストハウス。部屋にはカーテンもなくプライバシーはないが、「いいね」と気に入った様子だ。チェンマイの人口は約180万人で、岡山県と同じくらいだと話者は紹介する。

宿から徒歩5分ほどのターペー門について、話者は「チェンマイ観光ではターペー門から徒歩何分という言い方をすることが多く、観光の起点になる場所」と説明する。他のYouTuberはここで5分くらい使うが、特に面白みはないとして、すぐに切り上げた。門の内側は旧市街と呼ばれる地域で、メイン通りにはレンタルバイク屋、レンタサイクル屋、ツアー会社が並び、ムエタイの試合の告知があちこちに貼られている。

話者はレンタル店でママチャリを60バーツで借りた。乗り心地は悪くないが、ブレーキを目一杯かけても止まらないほど効きが悪かったという。

11:54

銀の寺ワット・シースパン

話者が来たかった場所が、ワット・シースパンである。「シルバーテンプル」と表示され、世界初の銀の寺と言われていると話者は紹介する。入場券は50バーツ。半袖・半ズボンは本来だめなはずだが、アロハシャツに半ズボンの話者も入れたという。

入口では銀の装飾が出迎え、最大の見どころである銀の建物は「ビカビカ」だった。ただし女性は中に入れないという。話者は、これほど素晴らしいものを作っておきながら、最後にアイアンマンやスパイダーマンの装飾でボケるところを「タイの良くないところ」と言い、すぐに「いいところなのかもしれない、このラフさ」と言い直している。

14:28

治安の良さと「取れ高のなさ」

自転車で軽く回った印象として、話者はチェンマイの治安を「ものすごくいい」「犯罪が起きる気がしない」と述べる。マリファナショップもときどきあるが、その匂いはせず、むしろドリアンの匂いがするという。素晴らしい街だが、おしゃれなコーヒー店や雑貨屋が並ぶだけで「取れ高がない」のが困ると話す。15世紀頃に建てられた歴史ある寺もあった。

走っているうちに自転車のブレーキが壊れた。話者は弁償を求められたら本気で抗議するつもりだったが、店ではかなり謝られ、交換してもらえた。そこで「タイ人はまともでいいやつ」と評価を改め、アメリカなら弁償させられていたと比べている。

屋台のたこ焼きは20バーツで、中にカニカマが入っていた。日本でいえば「あまりこだわりのないたこ焼き屋」くらいで、まあまあうまいという評価だ。ここで話者は、タイの食事は思っていたより質が高く、まずいと思ったことはあまりないと語っている。

旧市街については、適当に歩くだけで金がかかっていそうな立派な寺がたくさんある点に感心している。1.6km四方の壁に囲まれた旧市街に、36の寺があるという。

観光に飽きた話者は、1回60バーツのジムで2時間ほど過ごした。値段の割に設備が充実していて涼しく、海外にも筋トレを教えたがるおじさんがいたと話す。レンタサイクルは2台借りたが、どちらもベルもライトもなく、ブレーキの効きも悪かった。そのため視聴者には自転車はあまり借りない方がいいと勧めている。旧市街の道路は整備されていて走りやすいとも付け加えた。結局よい夕食の店は見つからず、23時10分に就寝した。

19:07

2日目、バイクでカオソーイ・メーサーイへ

2日目は遠出のためにレンタルバイクを借りた。国際免許は提示を求められず、ヘルメットも貸してもらえた。スマートフォンのマウントも頼めば無料で付けてくれたという。ただし話者によれば、検問があり、引っかかると罰金になるらしいので注意が必要だとしている。

最初に向かったのは、超名店とされるカオソーイ・メーサーイだ。ビーフのカオソーイを頼んだが、スープも麺も前日の店と「一緒」で、牛肉は普通にうまかった。話者は、この店がカオソーイの中で有名でおいしいとされる店だとしたうえで、これが最上位なら大したものではないと評する。本当にうまければ日本や世界中で流行っているはずで、そうなっていないのは万人受けしないからだと考える。嫌いな人はいないが、とても好きな人も多くない、いてもいなくてもいいような存在、という見立てである。

追加で頼んだナムニャオは、豚骨トマト煮込みラーメンのような麺料理だという。話者は、カオソーイもナムニャオもスープにかなり時間をかけて煮込んでいるのではないかと推測し、深みがあると評価する。そのうえで、カオソーイは深みの割にはそれほどうまくなかったと付け加えた。ナムニャオの麺はもちもちで柔らかい。総合では「まあまあ美味しい」で、日本のそこそここだわったラーメン屋が期間限定で出すトマト豚骨ラーメンのようだと例えた。ただ最後には、どちらも特別好きではないが普通においしい、と自分でも分からなくなった様子で締めている。

23:20

首長族の村で感じた居心地の悪さ

次の目的地は、ロングネック・カレン、いわゆる首長族の村である。話者によると、ここには7つの部族が住んでいる。入場料は500バーツだが、入ると延々と土産物屋が続く。ただ売り込みは控えめで、エジプトならここまでに500回は声をかけられているだろうと比べている。

土産物屋の通りから200mほど進むと、首長族と呼ばれる人々の集落に着く。首輪をした女の子もいれば、していない女性もいる。話者の説明では、5歳のときに首輪をするかどうかを本人が選ぶという。村の人々はおおむね土産物の販売で生計を立てているようだ。首の長さは人によってまちまちで、話者は首長族とされる女性が村に数十人いると推測し、その中で明らかに首が長い女性を紹介している。

話者によれば、首長族と呼ばれる人々はもともとミャンマーに住んでいたが、治安の悪化から難民としてタイに逃れてきた。今もタイ国籍は与えられていないという。話者は「自分が言うのもなんだが」と前置きしつつ、人間見物小屋のような感じがしてあまりいい気分はしないと語る。

首輪をする理由は今も分かっていないらしい、と話者は紹介する。首が長く見えるのは首自体が伸びたからではなく、首輪の重さで肩が下がるからだという説明も伝えている。滞在は40分あれば十分としたうえで、人によっては気分が悪くなるかもしれないので、感情移入しやすい人には勧めないと話す。首が長いからといってそれほど面白いものでもない、というのが話者の結論である。

28:29

絶景カフェ「ザ・ジャイアント」

首長族の村からバイクで約2時間走り、山あいのカフェ「ザ・ジャイアント」に着いた。半袖・半ズボンでのバイク移動は寒く、チェンマイは涼しいと話者は繰り返す。店内からの眺めは「超絶景」だったが、カメラでは伝わりにくいという。

注文したのはマンゴースティッキーライスとカプチーノである。自然を眺めながら食べてもマンゴースティッキーライスはそれほどうまくなかった、と話者は言う。米もマンゴーも単体ならうまいが、塩気のある米と甘いマンゴーを合わせる必要は感じないという。カプチーノも普通だった。それでも景色が素晴らしいので総合評価は高く、「おすすめ」としている。

30:48

地元の市場で食べ歩き

カフェでくつろぐうちに18時半になり、外は真っ暗になっていた。帰り道で、観光客はおそらく行かないであろう地元の市場を見つけて立ち寄った。

1個20バーツの謎の食べ物は、野菜に肉を詰めたもので、苦みがよくてうまかったという。串焼きは1本5バーツで5本25バーツ。肉に塩をつけて焼いただけだが、全部うまいと話す。英語が通じずタイ語しかない店では、40バーツの料理を適当に頼んだ。聞かれたことに「イエス」と答えたらご飯(5バーツ)も付いてきた。出てきたのはホルモンとパクチーの鍋で、パクチーが大嫌いな話者は「もうパクチーでしかない」と言う。それでも食べ終わる頃には癖になって好きになっていた。ただ次に食べるときにはまたリセットされている、とも付け加えている。

ほかに、1個10バーツのサーモンらしき寿司は甘いソースがかかっていた。15バーツで買ったものは生暖かい杏仁豆腐だった。宿に戻る前にスーパーで価格調査をしようとしたが、量が多すぎてやめたという。

34:38

バスが取れず、ルートを変えてカンボジアへ

3日目、次の町へ移るためバスターミナルにチケットを買いに行ったが、バンコク行き以外のバスは6日後の12月31日まですべて売り切れていた。本来の計画は、タイ北部のウドンタニに寄り、そこからラオスのビエンチャンへ北上するものだった。

話者は代わりに、飛行機でカンボジアに入る案を説明する。バンコクまで戻れば陸路でカンボジアに入ることも多分できる。ただビザの取得には平均1週間かかり、年末年始を考えると1月中旬になってもおかしくない。飛行機なら空港でビザが取れる。そこで、ラオス、ベトナム、カンボジアの順に回る予定を逆にし、カンボジアから回ることに決めて航空券を購入した。

チェンマイの総括として、話者は「人の性格よし、飯そこそこうまい、治安よし、刺激なし」と挙げる。旅慣れた人にはあまり面白い場所ではないかもしれない。それでも世界のどこかに移住しなければならないならチェンマイを選ぶかもしれない、と話して、次のカンボジアへ向かう。