横川尚隆、212ボディビルでMr.オリンピア初出場・決勝進出 予選の比較から見る位置と上位争い

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概要

2026年のMr.オリンピア、212ボディビル部門で、横川尚隆選手がプロデビューの年に初めてオリンピアのステージに立ち、決勝進出を確定させた。この動画は予選(プレジャッジ)直後の速報で、話者は予選の比較審査をたどりながら、横川選手が世界のトップ選手とどこで戦えていたのか、そして部門のトップ4がどういう状況だったのかを解説している。決勝はまだ行われておらず、順位はすべて予選時点での話者の見立てである。

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日本人2人目の212オリンピア出場、初出場で決勝へ

話者はまず、横川選手が212ボディビルでMr.オリンピアのステージに立った日本人として史上2人目だと強調する。しかも、プロデビュー戦の年に初めて出場したオリンピアで、トップ10以内に入って決勝進出を決めた。話者は、決勝の舞台に進むこと自体が「夢のまた夢」であり、日本人選手も最近はなかなか届いていないと述べる。212部門の決勝ステージには、これまで山岸秀匡選手しか立ったことがないという認識も最後に語られている。

仕上がりについて話者は、JAPAN PROの時点と比べてシルエットはほとんど同じだが、背面の仕上がりがわずかに増したと見ている。その状態が世界の強豪相手にも通用したという評価だ。比較審査では、ファーストコールアウトには入れなかったものの、セカンドコールアウトのセンターをキープした。

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横川選手の強み:脚の幅と下半身の質

話者が特に高く評価したのは脚である。斜めから見たときの脚のサイズと幅は「ピカイチ」で、クワッドスタンプやモストマスキュラーも良かったと述べる。

比較審査では、横川選手は絶対王者キオン・ピアソンと最初に並んだ。話者はこれも歴史的なことだとし、並びがアルファベット順なので今後も彼と並ぶ機会は増えるだろうと言う。上半身のボリュームや体重には差があるものの、脚の幅ではキオンに負けていなかったというのが話者の見方だ。さらに、臀部や腰付近の厚みについても「戦えている」と評価している。世界トップランカーとの差は「あるっちゃある」と認めつつ、ルーキーイヤーで決勝に進んだ時点で大きな快挙だという立場である。

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5〜8位争いの比較

予選時点で話者は、横川選手が7位か8位を争っていると見ている。相手は紫のポージングトランクスを履いたクウェートのナッサ・ムハンマド選手(字幕の表記による)だという。ただし、決勝で順位が変動し、上に行く可能性もあると付け加えている。

話者は、5〜8位にいるとみられる選手の並びも紹介した。昨年のオリンピアで4位だった24歳のトルコの選手、オリンピア最高8位のブラジルのフェリペ・モラエス選手、そして先述のナッサ・ムハンマド選手である。横川選手は前者と横並びになった場面もあった。話者は、特に右側の2人はフロントから見た上半身が岩のように硬く、212部門の層の厚さを感じたと述べる。

そのなかで横川選手は、体の厚みを強調できるサイドポーズ、腕を下ろしたポーズ、バックポーズでの下半身の質で戦えていたと話者は言う。プロポーションと丸みを帯びた筋肉によって、筋肉の分離がより強い選手や、よりドライな選手、体重の重い選手を押し下げてここまで来た、という評価である。臀部、上腕、浮き出たハムストリングスも良く、全身に張りのある状態だったと見ている。

一方で、腹回りのドライ感や硬さに優れた選手、脚のフロントのセパレーションがより強く出る選手もいると話者は指摘する。Mr.オリンピアで求められるのは「飽和状態の傑作ボディ」だが、弱点のない選手は一人もおらず、人種も骨格も筋肉の付着位置も腹筋の形も違う。それぞれが強みで押し切り、最後は弱点探しのゲームになるというのが話者の見方だ。

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トップ4:順位変動の兆し

トップ4について話者は、今年は順位が動きそうだと述べる。これまで絶対的なトップ2だったショーン・クラリダ選手は、並びの一番左に押し出された形になっていた。センターには昨年3位のルーカス・ガルシア選手が立ち、キオン・ピアソン選手、そして一番右にビトール選手が並んだ。話者が驚きとして挙げたのはビトール選手で、2024年は5位だったが、今回トップ4に入り、話者の認識では自己最高順位になりそうだという。

ブラジルの選手2人がトップ争いに入ってきたことについて、話者は「完全にボディビル大国」と表現する。この2人はコンディショニング、特にハードさで押し切っており、キオンやショーン・クラリダよりも硬かったと見ている。ショーン・クラリダ選手はわずかに外したのではないかという見立てで、一方キオンは別格で、おそらく今年も優勝するだろうと予想している。

なお、予選当日は公式ライブ配信がずっと落ちていて212ボディビルが見られず、話者は現地にいた人物の映像を借りてInstagramライブで解説していたという。そのとき一緒にいたネックさんは、ルーカス・ガルシア選手を2位と予想していた。

ルーカス・ガルシアの評価

話者はルーカス・ガルシア選手を「ブラジルのマッスルマシン」と呼び、昨年のオリンピアより脚の幅とボリュームが増したと見ている。2025年のテキサスでの状態が一番良いと思っていたが、今回はそれに近い仕上がりだという。フロントダブルバイセップスでも背中の広さを強調でき、サイドチェストは「突然変異」と表現するほどの張りだった。臀部とハムストリングスの硬さには驚いたと話者は述べる。

ただし骨格面では、腕が比較的短めで、上半身と比べて脚も少し短いタイプであり、顔もそれほど小さくないため、単体では大きく見えないかもしれないと指摘する。それでも張りは「信じられない」レベルだったという評価だ。

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キオン・ピアソンが別格とされる理由

キオン・ピアソン選手について話者は、硬さではルーカスが上だと認めつつ、それでもルーカスが勝てるかといえば疑問だとする。4連覇がかかる今年も、全選手のポーズが終わった後にキオンがポーズを取った時点で格の違いが明らかになった、と話者は見ている。この部門のロニー・コールマン、あるいはフィル・ヒースのような存在だという表現も使われた。

具体的には、フロントラットスプレッドで腕の内側に背中が埋まり「隙間ゼロ」になっていること、サイドチェストでの肩の巨大さ、部門で一番と言えるほどの上腕、左右対称性、背面から見た脚のボリュームを挙げる。背中の広がる角度とハムストリングスの大きさも強調された。話者は、背中が出るポーズがフロント2つ、バック2つの計4つあり、そこでこの「翼」が相当有利に働くと説明する。

心配されていた腹回りについても、アブドミナルでのバキュームなどでうまく隠しており、大きな問題にはならないと話者は見ている。多少絞りで他の選手が上回っても、完成度で別次元にいるので勝つだろう、というのが話者の結論だ。

キオンの直前でも埋もれなかった横川選手

最後に話者は、横川選手がキオン・ピアソンの前にポージングした点に触れる。普通ならAティアに見えた選手でも、キオンが出た瞬間にBティアに見えてしまうが、横川選手はそうならなかったという。今年は照明が良く、ライブ配信でも見やすかったとも述べている。

話者によれば、横川選手は予選時点で7位か8位を争っており、コンディション次第では6位、あるいは5位を狙える可能性もある。比較として、今は絶対王者のキオン・ピアソンも、212のMr.オリンピア初出場時は14位だったと話者は指摘し、横川選手が初登場で7位か8位になれば凄まじい快挙だと述べる。決勝がどうなるかはまだ分からず、話者は決勝をライブ配信で見守る予定だとして動画を締めている。