生成AIのルール、画像処理研究のこれから、高専の可能性――喜連川優氏が司会したディスカッション
国立情報学研究所 - National Institute of Informatics国立情報学研究所などが共催する第99回「大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム」の最後には、情報・システム研究機構長の喜連川優氏の司会でディスカッションが行われた。登壇したのは、この日講演した竹村先生、内田先生、岡崎先生、そして高専(高等専門学校)の取り組みを紹介した登壇者である。
話題は大きく三つに分かれた。一つ目は、大学が生成AIの利用ガイドラインをどこまでルールで固めるべきかである。二つ目は、LLMやVLM(視覚言語モデル)の進展が画像処理研究者にとって脅威なのか好機なのかである。三つ目は、高専のプラットフォームを地域や大学との連携にどう活かせるかである。喜連川氏は全体を通じて、ルールを細かく作るより積極的に使う方へ舵を切るべきだという立場を示した。
ガイドラインの法的整合性と、事故が起きた後の対応
最初に喜連川氏は、講演内容の方向性がよく似ていた竹村先生と内田先生に、互いに聞きたいことはないかと振った。竹村先生は、方向性は同じだと認めたうえで、自身の大学院大学の事情を説明した。専門職大学院だけの非常に小さな私立の学校なので、外部サービスに頼らざるを得ず、Copilotを使っている。大きな大学なら法務室が契約をチェックできるが、自分たちにはそこまでの体制がない。だからこそ、ガイドラインを作るときに法的整合性をどこまで検証したのかが気になる、というのが竹村先生の質問だった。
内田先生は、タスクフォースに法情報学を専門とする教員が入っており、最終案を出す前にもう一度チェックしてもらう予定だと答えた。そうしないと怖い、とも付け加えた。
竹村先生はさらに、ガイドラインで問題点を指摘していても情報漏洩は起こりうるので、起きたときにどういうプロセスで解決するかを考える必要があり、そちらの方が難しいのではないかと問いを重ねた。内田先生の説明では、Copilotを使っている限り安全性はMicrosoftが担保している。問題は利用者側のミスだという。たとえばプロンプト履歴を覚える機能があるため、以前に機密情報を入力していて、それが後で呼び出されて外に流れてしまった場合にどうするか。こうした罰則規定までは現在の方針に入れていないし、入れればガイドラインではなくなる、と内田先生は述べた。
ルールより「より創造的な仕事」へ
ここで喜連川氏は、法律やルールのことばかり気にするのが日本人だと口を挟んだ。日本の法学者には立法する人がとても少なく、本当に必要なら法律の方を変えなければならない、という趣旨である。竹村先生も、質問はしたものの、そこはあまり気にしなくてよいと思っていると応じ、喜連川氏は「気にしない方がいいです」と返した。
竹村先生が本当に重視しているのは、利用をどう後押しするかである。最近NHKの番組で、生成AIが出てきたのでデスクワークよりフィールドの仕事の方が稼げる、という論調を見て、おかしいと感じたという。竹村先生の考えでは、定型的な文章や学生への手紙のような作業はAIに任せ、オフィスで働く人はより知的でクリエイティブなことに時間を使えるようになる。そうした方向をガイドラインにも盛り込みたいが、そこまで言い切れるかは難しい、と述べた。
内田先生も、現在の方針にはそこまで書けていないが、ぜひ書きたいと応じた。喜連川氏が講演で示した未来像、つまり学習者が自分でプロンプトを打てば自分のレベルに合わせて様々な科目の説明が得られる状況を踏まえ、教育者は「AIを超えるプロであってほしい」と本当は書きたいという。内田先生は、AIでできる知識の伝授と、人間にしかできないコミュニケーションによってエンゲージメントを生む役割とに明らかに分化していくと見ている。アメリカの大学はそこを理解したうえで積極活用を打ち出しているはずだ、とも述べた。
これに対し喜連川氏は、人間のほとんどはあまり考えたくない生き物だという印象を語った。ある会社が配った鉛筆に「THINK」と書いてあったのは、言わなければ人は考えないからだ、という冗談めいた話である。竹村先生が、生き残るためには人は考えると反論したところで、喜連川氏は哲学になるとしてこの話を切り上げた。
AIの作り手に配慮は必要か――岡崎先生の考え
次に喜連川氏は、AIを作る研究者の立場から岡崎先生に意見を求めた。内田先生側(九州大学)から、作る人に配慮すべきだという趣旨の発言があったことを受け、本人はそんな心配をしているのか、と半ば冗談で尋ねたのである。
岡崎先生は、作るときに気を使うことはやはりあると答えた。法律から逸脱しないこと、著作権法との関係、倫理面で人間に害を及ぼさないかといった点である。こうしたことを守っていればよい、という指針があると安心できる。一方で、その指針のせいでやりたいことがすぐに取りかかれないことも起こりうる。そこが難しいところだと述べた。
喜連川氏は、それはAIに限らないと指摘した。新しい学問を切り開くときは常にそうした問題を抱えており、社会に迷惑をかけないようにすることは研究者のベースのリテラシーではないか、という見方である。そのうえで内田先生に、AIだから特段に心配するのは影響が大きいからか、と尋ねた。内田先生は、影響の大きさだけでなく方向も複数あると答えた。生成系なら岡崎先生が挙げた著作権の問題もあり、これまで以上に広い範囲にリスクが及ぶということだろう、と説明した。
著作権や個人情報は「今さら心配するほど新しくない」という喜連川氏の見方
喜連川氏はこれに異を唱えた。著作権はすでにアメリカで散々炎上しており、こちらが心配する前に著作権者の側が声を上げている。日本の新聞社はまったく協力的でなく、むしろ説得の方に手間がかかっている、と語った。個人情報についても、アメリカのAOLの問題やケンブリッジ・アナリティカの問題など、過去に山のように事例がある。若い研究者に指導教員が「こういうことに気をつけよう」と話すことはあっても、特に新しい問題は出ていないように思う、というのが喜連川氏の見解だった。
岡崎先生は、それほど新しくはないかもしれないとしつつ、別の懸念を挙げた。ChatGPTとの会話の中で自殺の方法を教えてしまったという事例が実際に起きている。安全対策はしており、そうした用途で開発したAIではないのに、そういう使い方ができてしまう。そこが怖く、どう防ぐかは難しい、と岡崎先生は述べた。
悪用と戦争利用――問題はもっと根深いところにある
喜連川氏は、難しいのは確かだとしたうえで、話を軍事利用に広げた。ベネズエラやイランの件でAnthropicのモデルが実際に使われたという話が出たとき、戦争利用をどう考えるかは政府との見解の相違になってしまう。そもそもアメリカの現状はめちゃくちゃだ、と喜連川氏は述べた。むしろPalantirのような戦争向けサービスの産業構造そのものが問題で、それが組み込まれた国家になるとややこしい、という見方である。さらに、現在の政権は国会も通さずに武器を作ってよいと決めており、戦争を経験した日本としてどう考えるかは非常に慎重な議論が要る、と個人的な意見として語った。
問題はAIそのものより根深いところにあるとしたうえで、喜連川氏はこうした判断は年長の竹村先生や内田先生が歴史観から行うべきだと述べた。若い研究者にはあまり心配しなくていい、何かあれば執行部に任せなさいと内田先生が言えば済むのではないか、と振った。内田先生は「ちょっと考えます」と即答を避け、会場の笑いを誘った。
画像処理研究者は「夢が広がっている」
続いて喜連川氏は、画像処理を専門とする内田先生に、LLMを作る岡崎先生らの話を聞いてどう感じたかを尋ねた。内田先生は「最高です」と答え、LLM-jpの活動を尊敬していると述べた。昔は信じられないほどできなかったことが、今はどんどんできるので本当に楽しい、という。
喜連川氏は、日本のコンピュータサイエンスでは画像処理の研究者が大半を占めていると指摘した。内田先生は「そんなこともない」と言いつつ、多いことは認めた。喜連川氏によれば、これは昔のナショナルプロジェクトで大量に育成されたためである。電子情報通信学会の論文誌はD-IとD-IIに分かれており、画像処理を多く載せるD-IIは厚さ1cmほどあるのに対し、もう一方は1mmほどでペロッと倒れてしまうほどだった、と例を挙げた。画像処理は見て分かりやすいという面もある。言語処理の研究者は当時それほど多くなかったが、最近増えた。そのうえで、VLMのようなものが出てきたことを画像処理の研究者はどう受け止めているのか、と問うた。
内田先生は、危機感というより、以前の画像認識では認識率競争が起きていたが、その座はおそらく終わりつつあると述べた。今は、認識ができるようになったことで、これまでできなかったことがその先でできるようになっている感覚だという。LLM-jpのようなプロジェクトのおかげで夢が広がっている、というのが内田先生の個人的な実感である。
喜連川氏は、この「夢が広がる」という言葉を印象的だと受け止めた。そのうえで、京都大学の長尾先生がつくった情報学研究科に農学が含まれていることに触れ、作物の写真を撮るとどの虫に食べられているか、どの薬をまけばよいか、枯れかけているかといった判断が高い精度でできるようになってきた例を挙げた。そうなると、研究の中身はほとんどコーパス作り、つまりデータ集めになる。これまで一生懸命研究されてきた認識の部分はオフロードできてしまう。喜連川氏の周囲の画像処理研究者は、その先の夢があまりないと感じているという。だからこそ、内田先生が先に夢があると語ったことは非常に印象的だった、と述べた。
岡崎先生から画像処理研究者へのメッセージ
喜連川氏が「かわいそうな画像処理屋さん」への温かいメッセージを求めると、岡崎先生はかわいそうだとはまったく思っていないと前置きしたうえで、二つの点を挙げた。
一つは、LLMは言語処理から始まり、言語や思考の面で賢くなってきたが、今はどんどんマルチモーダルに広がっているという点である。画像の先にはロボットや世界モデルがあり、画像処理の研究者はそうした展開を牽引できるのではないか、と岡崎先生は述べた。もう一つは、昨年MIRUに参加したときの実感である。画像処理といっても、VLMで扱うような画像だけではなく、様々なセンシングやアプリケーションに特化した課題が数多く残っており、解けていない問題がたくさんある。まだやることがたくさんある領域だと思っている、と岡崎先生は語った。
高専のプラットフォームと、共通入試による学生の移動
話題は高専に移った。喜連川氏は、井原先生から「プラットフォームとしての高専を忘れないように」というメッセージがあったことを評価し、高専の登壇者に確認した。研究志向の青いプロジェクトではオンデマンド講義を導入しているのか、という質問である。登壇者の答えは、そちらでは導入しておらず、カリキュラムの色が強いのは黄色のCOMPASSの方だ、というものだった。両プロジェクト間の連携もまだあまりできていないという。
喜連川氏は、プロジェクト同士を混ぜろと言っているのではないと断ったうえで、高専としてのコンテンツ配信は素晴らしいと述べた。旧七帝大でもそうしたことはできておらず、85の国立大学でやるべきではないかと自分たちは考えているという。少子化で子どもの数が2割減るといった状況の中、私立大学では少人数の教育にどれだけ人手をかけられるかという議論がある。高専でも、各校が独自の特色ある部分を残し、一般化できるものは共通講義として共有する、という話が出てきても不思議ではない。喜連川氏は、それはまだ起きていないのかと尋ねた。
登壇者によれば、各地域の特色はCOMPASSの各拠点校がその分野として打ち出している。共通の仕組みという点では、高専の入試はすべて共通問題で行われているため、遠隔地でも受験できる。実際に佐世保高専を大阪や沖縄で受験して入学した学生もいる。寮のある学校も多いので、「国内留学」のように中学生が様々な地域に進学できる環境は整っているという。若年層の移動を促し、人口の多い都市部や関東から地方へ学生が来る流れが一つできてもよい、と登壇者は述べた。喜連川氏は、講義をリモートに配信するのではなく学生自身が遠くへ行く仕組みなのだと理解を示した。
災害を学ぶオンデマンドコンテンツという提案
喜連川氏は、高専の学生の大半は地元が好きで、地元でスキルを身につけようとしているのではないかと考えていたと述べ、登壇者も大体はそうだと認めた。そのうえで喜連川氏は具体的な提案をした。
喜連川氏はかねて、日本にとって最大の課題は南海トラフ地震だと言っている。一度で30万人が亡くなるとも言われている。先日訪れた徳島では、徳島や高知の高専の人々が非常に面白いアイデアを出していたという。そうした地域に根ざした取り組みがある一方で、最近は山火事のような災害も各地で起きている。そうした災害が起きたとき、地域の人が学べるように動画コンテンツをオンデマンドですぐに回せるとよいのではないか、と喜連川氏は述べた。防災の取り組みは全高専で行っているわけではないことも確認したうえで、検討を求めた。登壇者は、とてもよいアイデアをもらったので本部とも話を進めたいと応じた。
高専でのAI利用、半導体、外部連携
喜連川氏は、高専でもAIの教育利用に心配はあるのかと尋ねた。登壇者は、高専には15歳から入学するため、大学生以上によく分からないままAIを使っている学生が多いのではないかと考えている。リテラシーは学内で教えている部分もあるが、使いながら学んでもらうのが一番だと思っている、と述べた。喜連川氏は、ルールであまり縛っていないのが現状で、その方が力が出るのではないかと受け止めた。
続いて喜連川氏は、この日紹介されたVLMからさらに派生した技術の伸びしろは大きいと皆が感じているとして、半導体分野でも学生がこうしたものを使えば面白いものができるだろうと述べた。そのうえで、高専の「AI・データサイエンス」の取り組みについて尋ねた。登壇者は、高専のAI教育は企業とも連携しており、日本ディープラーニング協会とも協力していると説明した。分かりやすい例として、ロボコンのようにディープラーニングを使ったビジネスプランを競うコンテストを開いているほか、東京大学の松尾先生の講義を受講させてもらうなど、技術スキルの面では外部のコンテンツを活用しているという。学生はAIをとても大きな括りでしか理解していない面があり、それは自分も同じだとしたうえで、最新の動向を知る機会があると学生にとってよいと述べた。
喜連川氏は、この日は大学との連携の話があまり出なかったと指摘した。特に半導体は九州全体で取り組んでいるような状況であり、岡崎先生もNIIのプロジェクトに参加しながらLLMを作っている。そうした連携を考えてほしいと求めた。登壇者は、時間の都合で詳しく話せなかったが、大学の半導体人材育成拠点との連携など様々な形で大学との連携を進めており、AIの切り口でもぜひ連携したいと答えた。喜連川氏は、AIを広める宗教のような意図ではないと断った。変化のスピードが最も大きく、すべての学問分野に大きな影響を与えているのが現状である。半導体と同じく、根っこから作るところを教える層と、使う側の層がある。どちらについても大学には人材がそろっているので検討してもらえればよい、という趣旨である。
高専の強みと大学入学共通テスト
最後に竹村先生が一言を求められた。竹村先生は、高専の話を聞けて非常によかったと述べた。高専から大学の3年次に編入してくる優秀な学生は多い。高専で優秀な人材が育つ理由の一つは、大学入学共通テストを受けなくてよく、独自の教育カリキュラムを持てることであり、これは日本のよいところだと竹村先生は考えている。裏を返せば、大学入学共通テストを何とかできないかと日頃思っている、と竹村先生は語った。
喜連川氏は、ここは言いたい放題の場であり、ルールを作らないことが旨だと応じた。自身の学年にも高専から編入した人がいたこと、研究室にも高専出身者がいることを挙げ、その人が「自分の人生で一番楽しかったのは高専にいた時だった」とはっきり言っていたと紹介した。具体的なものを自分で考えて作るプロセスを身をもって経験できるのが高専であり、大学はそこがまだ十分にできていないのではないか。喜連川氏はこの問いを残して議論を締めくくり、次回の第100回への期待を述べて閉会した。
これで本日用意しました深い、非常にコンプリヘンシブなお話を聞いたんですが、多分この中で一番忙しいのは内田先生だと想定されるんですけど、あんまり長くしちゃいけないと思ってるんですが、先生と竹村先生と、ある意味で……この順番、僕が決めたんじゃないんです。
これ竹村先生から見て、内田先生のおっしゃられたような内容、私が見ても確かにほとんど方向感としてはかなり似ておられると思うんですけど、なんかお互いにご質問されたいことあるのかなと思ったんですが、いかがですか? はい。
方向的には全く同じ話だとは思うんですけども、ただ、例えば我々は非常に、供的大学院大学という、専門職大学院だけを見るとものすごく小さな私学の学校なので、もう外部サービスに頼らざるを得ないので、我々はCopilotを使うわけですけれども、その中で、要するに法的な、例えば大きな大学だと法務室があったりして、そういう契約チェックできるわけですけど、我々はそこまではいかないんですが、そのガイドラインを作る時にそういう法的整合性とか、そこら辺をどこまで検証されたのかっていうのはすごく気になるところです。
あの、いいですか? はい。 先生どうぞ。
すいません。タスクフォースの中にですね、九大の法情報学を専門とする先生がいらっしゃって、一応入っていただいてるんですけど、最終案を出す時にはもう1度チェックいただく予定です。 なるほど。 そうしないとちょっと怖くて。
それをどうするか、結局そのガイドラインでこういう問題事項は指摘してるんですけど、それでも何か情報漏洩が起こったりした時に、結局そこをどういうプロセスで解決するかっていうのも今後考えていかないといけないと思うんですけども、こっちの方が難しいんじゃないかなと思ってるんですけど、いかがでしょうか?
いや、もうそれは、Copilotを使ってる限りは大丈夫だとMicrosoftさんは担保してくださってるんですけども、こちら側のミスでですね、自分で使ってるプロンプトだと過去を覚えてるので、そこに前に機微情報を入れて、それが後で思い出されてそれを流しちゃったみたいなことがあったらどうするんだとかですね。その規定までは今の方針には入れてないので、入れられないですよね。それを入れたらガイドラインじゃなくなりますし。 うん、そうですね。
そう、法律のこと、ルールのことばっかり気にするのが日本人なんですよね。 いやいやいや、まあまあ。 日本の法学者で立法する人ってすごく少ないんですよ。少なくとも人にもいないです。だから、それを、法律を変えなきゃいけないです。
あんまり本来のところ、ちょっと質問はさせてもらったけど、気にしなくていいかなとも思ってるんで。 うん。気にしない方がいいです。
むしろ、いかにエンカレッジして、要するに私なんかが思ってるのは、その生成AI、最近でもNHKの番組を見てると、生成AIが出てきてから、デスクワークをしてるよりフィールドで何かの仕事をした方が稼げるよとか言い出して、これもまたちょっとおかしいなと思っていて、すなわち、オフィスで働いてる人はもっとより知的な生産に自分の時間を使えるようになるんだと。だから、それは要するに、ある意味定型的な文章を作ったりとか、学生にお手紙を書くとかいうのは全部AIがやってくれるから、じゃあその人はよりクリエイティブなことをやるんですよと。だからそういうクリエイティブなことに時間を使いましょうというところへ、本当はガイドラインの中でも取り込めたらいいなと思うんですけども、なかなかそこまでうまく言い切れるかなっていうところは。九大なんかはどうされてるかなとちょっと思いましたけど。
なんか僕が答える前に、自分とこで聞けないので人に聞こうといけないのです。
先ほどの、まだ方針にはそんなところまで何も書けてないんですけど、 はい。 ぜひ書きたいと思ってまして、私も。 喜連川先生がおっしゃってた、その未来でもう自分で自分の好きな教育、プロンプトを打てば、自分のレベルでいろんな科目の内容が分かるように説明される中で、教育者としてどうするんだってことは、やはりそこはAIを超えるプロであってほしいなっていうのは、本当は書きたいところですけどね。
まあ、だからAIでできる知識の伝授と、それからAIではできない、人間でしかできない、ソフトスキルじゃないですけど、コミュニケーション能力を使ってその人とのエンゲージメントを作るとか、こっちをやろうっていうとかがすごく重要で、明らかにそういう風に分化していくと思いますし、アメリカの大学はそういうところを理解した上で積極活用って言ってると思うので、是非そういうことをやりたいと思ってるんですけれども。
それ是非、なんか1回、竹村先生ご紹介いただきたいと思うんですけど、僕の印象では、人間はあんまり考えたくないという人がほとんどだと思います。某社が配った鉛筆には「考えろ」って書いてあるんですね。THINKっていうことは、要するにほとんど考えないってことなんです。考えろって言わないと考えないのが人間という生物だと。 やめとこう。ちょっと待って、それはね、違うと思うんですよ。生き残るためには考えますからね。このまま何かボーッとしてたら。
ちょっとこれは哲学になるので、少し先ほどのAIを作る人っていうので、今日たまたま岡崎先生がご講演いただいたので、ちょうどいい機会で。岡崎先生、なんて言うのか、作る人に対して配慮してあげなきゃいけないというような優しいことを、九州大学、科学大学かどうか知りませんけど、九州大学の学長、副学長がおっしゃっておられると。でも岡崎先生、あんまり僕、考えてないんじゃないかなと思うんですが、そんな心配してますかね。なんか僕のことをもっと気を使ってほしいみたいなご意見があったら、この場で。九大に行けば面倒見てもらえるってことですか?
作る時に気を使うことは、やっぱり法律から逸脱しないとか、著作権法に関するとか、あとは倫理的な話で人間に本当に及ぼさないのかとか、そういったことはもう気になりますね。なので、こういうことを守ってればいいよっていうのがある方が安心っていうのもありますし、逆にそれがあるおかげで、色々やろうと思ったことが簡単にできないとか、すぐ取りかかれないみたいなことも起こると思ってまして、そこがちょっと難しいところかなと思ってますけれども。
まあ、しかしそれは全然AIだけじゃないんですよね。全ての新しい学問を開拓していく時って、年がら年中そういう問題を抱えながら、社会に迷惑をかけないでっていうのは、もうベースの研究者としてのリテラシーみたいなもんじゃないかなって気がするんですけど、どうですかね?内田先生、特段AIだからってい……やっぱり影響数が大きいというのをご心配になられてるんですかね。
影響の大きさだけではなくて、やっぱりディレクションも複数あって、生成系だと今ちょうど岡崎先生がおっしゃったような著作権系の問題があったりとか、まあ今まで以上に広範囲にリスクが渡るってことじゃないですかね。
でも著作権なんてもう嫌ほどアメリカで炎上してるじゃないですか。だからこっちが心配する前に、著作権保有者の方がわーわー言ってるわけですね。新聞社なんか日本では全然協力的じゃないですよね。だから逆にその説得する方が手間がかかってますし、個人情報だってもう過去、いろんなところで、なんだっけな、追加の情報もそうだし、アメリカでのAOLの問題でもそうですし、ケンブリッジ・アナリティカの問題もそうですし、もう山のように出てるわけで、今更心配するってほど……過去の若い人に対しては、指導教官である岡崎先生がちょっとこういうのに気をつけようよねみたいな話はあるかもしれないんですけど、特段に新しいことって出てないような気がしますけど、岡崎先生なんかはそんなに神経質な研究者でいらっしゃったんですか? 僕あんまり使ってないです。
そうでもないかもしれないですけれども、やっぱり例えばChatGPTと会話してて、その時に自殺の仕方を教えてしまったとか、そういう事件は起こっていて、安全対策はしてるし、そういう自殺する用途で開発してるAIじゃないんだけれども、そういう使い方ができてしまってるっていうところの怖さはありますね。 うん。 そこをどう防ぐのかってところが、なかなか難しいと思います。
難しいですけど、このベネズエラもイランも、Anthropicはそれ実際に使われているという話になった時に、この戦争利用みたいなものをどう考えるんですかっていうのは、政府との見解の相違になってしまうので、アメリカはそもそも今むちゃくちゃですね。ですから僕はむしろPalantirの方がおかしいというか、戦争利用のサービスみたいなものの産業構造自身が悪いっていうかな、そういうものがイントされちゃっている国家になってくるとすごくややこしいですね。で、現在の政権は国会も通さずに武器を作っていいっていうことを勝手に決めていて、これは戦争を体験した日本としてどう考えるのかっていうのは、非常に慎重な議論が個人的には要ると思いますね。だから問題はもっと根深いところにあって、AIその……どうですかね?年を取ってる側の竹村先生や内田先生の方が、こういうのは歴史観から判断せざるを得ないような気がする。まあ、若い先生にはあんまり心配しなくていいよ、何か問題があったら執行部がちゃんと、僕に任せなさいって内田先生が言えば、もうそれでしまいみたいな感じじゃないですかね。
それは、ちょっと考えます。 そうなの?そうかな。はいと言わないところがなかなかになっておられます。
で、ちょっとこの話ばっかりしてると……なんですけど、逆に内田先生も今日、ご自身も画像屋さんなので、岡崎先生の大先輩、中先輩かな、になって、あの話を聞いてどうでした?ものを作ってくれみたいな話とか。
いや、もう最高ですね。やっぱり本当にLLM-jpの皆さんのアクティビティ、本当に尊敬、リスペクトしてます。めちゃくちゃありがとうございます。いや、もう本当に信じられないぐらい、昔できなかったことが今じゃんじゃんできるんで、本当にすごく楽しいです。
いやいや、だから旧来系の画像処理の先生って一体どうなってますか?日本ってコンピューターサイエンスでマジョリティは大半が画像処理なんですよね。 そんなこともないと思いますけど。 そんなこと絶対あるよ。 確かに多いっちゃ多いですね。 ものすごく多いんですよ。皆さん、それは大昔にそういうナショナルプロジェクトをやったもんですから、そこで育成されたんですよね、大量に。だから電子情報通信学会の論文誌ってD1とD2っていうのになってて、D2っていうのは大体画像処理で1cmぐらいあって、D1は2mmもないぐらい、1mmぐらいしかなくてペロっと倒れちゃうぐらいなんだから、マジョリティは画像処理で、見て分かりやすいってのがあるんです。そういう先生方は、こういうVLMみたいなものに類することを……ちなみに言語の人はそんなにたくさんいなかったんですよ。最近増えちゃったんですけど。だから危機感を感じる人は、ポピュレーションは少ないと思う。で、画像処理をやってる人はどう思ってらっしゃるんですかね?内田先生。
いや、もちろんですね、危機感っていうか、前は例えば画像認識だと認識率競争が起きてたわけなんですけども、多分その座は終わりつつあって。 うん。 今からは、例えば認識とかができた、今までできなかったことが、その先としてできてる感じですね。なんか夢が広がってる感じがあります。だからLLM-jpさんみたいなプロジェクトのおかげでですね。個人的にはそう思ってます。
おお、夢が広がるって言いました。いやいや、夢を……この前、京都大学の長尾先生が作られた情報学研究科で、あそこは農学が入ってるんですよね。「のう」が、頭の脳じゃなくて、アグリカルチャーの農で。 ああ、農業ね。はい。 はい。で、パッと写真を撮ると、これはなんとか虫が食べてるから、こんな薬をまけとかですね。ちょっと枯れてきてるとどうするみたいな。そんなものがすごい精度でポコポコっとできるようになってくると、もう何をやってるかというと、ほとんどコーパス作りで、データを集めることで、今まではその残りの部分の認識を一生懸命研究されたのが、そこはもうオフロードできちゃうっていう時代になった時に、内田先生がおっしゃられているその先の夢っていうのがあんまりないというのが、僕の近くにいる画像処理屋さんですけど、内田先生に今日、夢が先にあるっておっしゃられたのは非常にインプレッシブで、どこかでまたご講演ください。
岡崎先生、かわいそうな画像処理屋さんに対しての温かいメッセージってどんなのがありますかしら?
いや、かわいそうとは全然思って……はい。いや、そうですね。LLMの方は、最初は言語処理から始まって、言語に関して賢くなるとか、思考に関して賢くなってたんですけど、それはどんどんマルチモーダルに広がってますので、画像の先にロボットがあったりとか、世界モデルがあったりとかっていうのが広がってますので、そういう展開を牽引できるんじゃないかっていうことと、あと昨年、私、MIRUに参加させていただいたんですけれども、その時に思ったのは、画像処理といっても、いわゆる我々がVLMで使ってるような画像だけじゃなくて、色々センシングですとか、アプリケーションに特化して色々やらなきゃいけないものがいっぱい残っていて、解けてない問題がいっぱいあるなっていう風に思っていますので、その辺はやることがまだたくさんある領域なんだなっていう風には思っています。
だそうですので、内田先生、良かったですね。はい。大学ばっかりやってるといけなくて、高専、今日は皆さんいかがでしたか?この高専のプラットフォームっていうのが絶大で、井原先生から、プラットフォームとしての高専を忘れないようにしましょうみたいなメッセージをいただいたと思うんですね。で、僕はこれはすごいなと思って、未だによくわかんないのが、ちょっとだけ教えていただきたいんですけど、このブルーの方のが、研究志向みたいな学問っていう風に先ほどお伺いしたような気がするんですけれども、ここもオンデマンドのレクチャーは導入されておられるんですか?
そちらの方はしてません。はい。 ああ。 カリキュラム色が強いのが、先ほどのCOMPASSの方です。 ああ。 その連動をしていかなければいけないと思うんですけど、そのプロジェクト間の連携はまだあまりできてないという。
プロジェクト間というか、黄色と青を混ぜて緑にしましょうとかいうつもりは全くなくて、先生がおっしゃられたその高専としてのコンテンツディストリビューションっていうのは素晴らしいと思ってまして、例えばそういうことを7大学でもできてないんですね。85国立大学でそういうことをやるべきじゃないかと僕らは思ってるんですけど。で、それはこのブルーの空間で、比較的古典的って言えばいいのか、ちょっと言葉が悪いのかもしれないですけど、従来型の教育に関しても、どこそこの高専はこういうのをやるけれども、あっちの高専はそこまで人数がかけられないと。世の中で言ってるような、私立大学はどれだけ少なくしないと、いわゆる20%子供が生まれてくる率が下がった時にっていう、そういう議論をしているわけですけど、高専もおそらくそれぞれの高専がピーキーっていうか、それぞれ独自の特色のあるものを残して、一般化したものは共通項としてみんなでシェアリングしましょうみたいな話って、出てきても全然不思議じゃないと思うんですけど、それはまだ現象論として起こっていないってことですか?
そうですね。今の各地方の特色っていうところでは、先ほどのCOMPASSっていう黄色の部分で、いろんな拠点の高専があるので、その高専はその分野の色として出してますし、あとは先ほどの共通のプラットフォームっていうところであれば、今、高専の入試って全て共通の問題で入試がされているので、遠隔地の受験ができるんですよ。なので、 うん。 例えば本校……大阪とか沖縄で受験して入学してる子たちがいるんですけども、同じようにいろんな遠隔地で受験して各高専に行くことができますし、あとは寮の……その辺りはやはり、なんて言うんでしょう、国内留学じゃないですけども、中学生がいろんなところに行くっていうことができる環境は整ってるかなっていうのはありますね。ちょっと話がずれちゃったところがあるかもしれません。
ああ、だから講義をリモートに配信するんじゃなくて、学生がもうリモートに行っちゃうっていうことですね。共通で入試を受けちゃうから。ああ。 はい。 なるほど。
ということもできるので、若年層の移動っていうのも結構促進できるのかなというのもありますね。なので、人が多い都心部とか関東圏とかから地方に学生が来るという流れが1つできてもいいのかなと思ってます。
いや、僕はなんかこの高専っていうのは、全国に非常に広く面展開されてて、そこにおられる方はやっぱり自分の地元が好きで、そこで勉強して手にスキルをつけようという気概がある学生さんが多いのかなみたいには思ったんですね。マジョリティは。 大体はです。はい。大体はそうですね。
いや、だから、どう言えばいいんですかね。例えば、今、僕がいつも言ってるのは、日本にとって最大の課題は結構南海トラフだと。で、南海トラフは1発で30万人死ぬと言われている中で、この間、僕は徳島に行ってきたんですけれども、徳島や高知やあの辺の高専を……高専でやったんですけれども、高専の方々がものすごく面白いアイデアを出すっていう、それはそのローカライズされた部分がみたいな感じで。でも、そういうものが……最近だと火事が出てあちこちで燃えてみたいなのも災害で、そういうのができると、オンデマンドでパッとコンテンツを回してあげるっていうようにするのがいいんじゃないかなと思ったんですね。で、そうするとブルーは、防災っていうのは、これ全部の高専でやってるわけでもないわけですよね。 そうですね。 だから地震や火事、山火事がたくさん起こってきたら、それを勉強しなきゃとか言って、その地域の人たちが勉強できるようにするのに、動画コンテンツの配信がすごく役に立つんじゃないかと思ったんですけど、そういうのはまだなされてないということなんですね。是非ご検討いただけるとありがたいなと思います。はい、どうぞ。
すごくいいアイデアを頂いたなと思っておりますので、本部の方とも色々話を進めたいなと思います。
いえいえ、そんな、あれなんですけど、あと高専では、ここにいる竹村先生、内田先生みたいな、なんて言うんですかね、AIを教育に使う時に心配してるみたいなことってあります?あんまり、そんなものはもうなんとかなるわとかいうのでやっちゃえというと、また語弊があるかもしれないです。
先ほどのお話を伺ってて、大学生よりももっと下の学年、15歳から入ってきますので、やはりその辺りは何がなんだかよくわからずAIを使ってる子たちっていうのはもっと多い、そういう学校なのかなと思ってまして、その辺りはリテラシーっていうところは、学内の教育として、ガイドラインというか教えてるところもありますけども、逆に、先ほどあったように、使いながら学んでもらうっていうのが一番かなっていうのはちょっと思ってるところですね。
だからやっぱり、そんなにルールで縛りつけてないのが現状なんですね。やっぱりそういう方が力が出るんじゃないのかなと。それとついでに、今日は画像のVLMっていうのの、さらにちょっと横に出たようなのをご紹介いただいたわけですけど、ここの伸びしろは結構大きいとみんな思ってまして、半導体のところでも、学生さんがこういうものを利用されると面白いものができるという中で、この「AI・数理・データサイエンス」のところのAIって書いてあるところはどうですかね?どんな感じかなと思って聞いてたんですけど。
そうですね。ちょっと回答がなかなか難しいんですけど、ちょっと現状をお伝えすると、例えば高専におけるAIっていうのは、一応企業連携もしてますし、あと日本ディープラーニング協会とも連携をして、例えば分かりやすいところでいくと、ロボコンみたいな、ディープラーニングコンテストっていうビジネスプランのコンテストなんかもやってまして、東大の松尾先生の講義を受けさせてもらうとか、そういったところで、技術スキルの部分っていうのは、かなりいろんなコンテンツでの外部連携で使わせていただいてるっていうところがありますね。ですので、学生もAIっていうすごく大きい括りでしか理解しない部分があるので、私自身もそうなんですけども、そういった意味では最新のAIがあるよっていうことを知る機会なんかがあると、すごく学生はいいのかなと思ってますね。 ありがとうございます。
是非、今日あんまり出てこなかったのは、大学との連携っていうのはあんまりおっしゃられなかったような気がしたので。 はい。 特に半導体なんて九州丸ごとみたいな感じでもありますから、岡崎先生がNIIのプロジェクトに参加していただきながら作ってるというのもありますので、是非そういうのをお考えいただければありがたいと思います。 はい。
今日は時間の都合上、ちょっと大学連携っていうのは詳しくお話できなかったんですけども、いろんな、大学の半導体人材育成拠点との連携もありますし、いろんなところで大学との連携っていうのも進めさせていただいてますので、そこをAIという切り口でも是非色々と連携させてもらえればと思ってます。
別にAIを広めるっていう宗教観を出してるわけじゃなくて、なんていうか、変化スピードが一番大きいっていうことと、全ての学問分野に多大な影響を与えているのが現状な時に、半導体と一緒でね、根っこから作るところから教えている部分と、2つ層があって、使う側の方とっていうのがあった時に、両方とも大学は一応人材が揃ってますので、ご検討いただけてもいいかなみたいな、そんな感じです。はい。
はい、分かりました。ありがとうございます。
どうもありがとうございました。竹村先生、まだまだ言いたいことがあるかもしれない。最後に一言何かありますか?
いや、今日は高専の話が聞けて非常に良かったと思っていて。 良かったです。 特に高等専門学校っていうのは、日本の大学のいわゆる3年次編入が結構多くて、優秀な方がいらっしゃると。で、高専で優秀な方が育つ理由の1つは、私は大学入学共通テストを受けなくていい、独自の教育カリキュラムがあるっていうところは、これは日本の非常にいいところだと思うんですね。ということは、逆に言うと大学入学共通テストをなんとかならんかなと私は日頃思っております。ということで、最後にこれ言っていいんですかね?喜連川先生。
いやいや、もうここは言いたい放題ですので、ルールを作らないことが旨ですので。私の学年でも高専から編入された人がいましたし、うちの研究室にも高専を出られた方がおられて、その人が言うのは、これは本当に井原先生に申し上げたいな、その人は、自分の人生で一番楽しかったのは高専にいた時でしたってはっきり言う。 そうですよね。はい。 あれは、なんて言うんですかね、具体的なものを自分で考えて作るっていうプロセスを身をもってやる経験ができるのがどうも高専で、大学はそこに対してまだ十分できていないのかなみたいなことを言うと、また内田先生に嫌われる。
ということで、本日は大変ありがとうございました。充実した時間になったと思いますので、次回100回も是非ご期待いただければと存じます。どうもありがとうございました。これにて本日終わりたいと思います。失礼いたします。
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