若手起業家のM&Aで「M&A後進国」日本を変えたい:ウィルゲート共同創業者・吉岡諒さんの一日
転職のサラタメさんビジネス系YouTuberのサラタメが経営者に1日密着する企画の5回目で、株式会社ウィルゲートの共同創業者・吉岡諒さんが登場した。サラタメは吉岡さんを「令和のビジネス人脈モンスター」と呼ぶ。ベンチャー・IT業界で顔が広く、1日平均15件のアポイントを入れながら、3人の子どもの育児や家事にも関わっているという。密着では、吉岡さんが若手起業家のM&A仲介に力を入れる理由と、創業期の失敗から現在の働き方に至るまでの経緯が語られた。
番組のナレーションによれば、吉岡さんは高校卒業の3日後に幼なじみの小島さんと起業した。学生起業ゆえの未熟さから組織が大きく崩れ、22歳で個人として1億円の借金を抱える経験もしたという。その後、会社はマーケティング事業とセールステック事業を中心に成長し、現在の社員数は200名を超える。いま特に好調なのが、会社の売買を仲介するM&A事業である。長い業界経験とSNSで築いた人脈を生かし、ベンチャー・IT企業を対象にM&A仲介を展開している。Xのフォロワーは6万人、Facebookの友達は1万8000人にのぼる。
4時間睡眠で家事・育児と会食を両立する
朝8時、吉岡さんは息子を託児所に預けてから会社へ向かう。本人の説明では、就寝は午前2時、起床は6時で、睡眠は4時間ほどだという。
家庭の予定を仕事より優先して組んでいるのも特徴だ。18時から19時ごろは妻が食事の準備で忙しいため、その時間に1歳の子どもをお風呂に入れたり、食器を片付けたりする。そのため会食は19時半以降に入れている。帰宅して洗い物が残っていれば皿を洗い、家事・育児を済ませてから会食に出て、戻るとまた家事に戻るという。
創業期の「1日20時間労働」ルール
学生時代からこれほど働いていたのかと聞かれた吉岡さんは、創業時はむしろもっと過酷だったと答えた。当時は「1日20時間働く」という鉄の掟があり、1日に4ポイントが与えられる。1ポイントを使うと宣言すれば、1時間寝る権利が得られる。3時間寝れば3ポイントを消費する仕組みだった。
週末に出かけたい場合は、平日の睡眠を削ってポイントを貯めるしかない。18歳で起業した吉岡さんは運転免許を取りたかったため、毎日の睡眠を2〜3時間に抑えてポイントを貯め、土日に教習所へ通って免許を取ったという。それに比べれば今は楽で、毎日7ポイントくらい使っている感覚だと笑う。
高校卒業3日後に起業するまで
吉岡さんは家庭環境が少し複雑だったと話す。父親の3度目の結婚でできた長男で、生まれたとき父親は53歳だった。高校1年のとき、70歳近かった父親が亡くなった。母親からは、岡山を出て大学に行くなら学費は自分で払うように言われたという。
大学は東大と慶應の経済学部の2つだけを受けた。本人いわく調子に乗って東大に受かったつもりで、駒場東大前の近くに部屋まで借りていたが、合格発表に自分の番号はなかった。そこで小学1年からの幼なじみで親友の小島さんが同じ慶應に進むことになった。小島さんは高校から東京の学校に通って一人暮らしをしており、早く起業したいと考えていた。岡山にいる吉岡さんに何度も電話をかけ、高校を卒業したら一緒に会社をやろうと誘い続けていたという。
普通なら学費を稼ぐためにアルバイトをするところを、吉岡さんは小島さんの影響で起業を選んだ。高校卒業の3日後、貯めていたお年玉でパソコンを1台買い、そのまま起業した。インターン経験もなく、「前職は高校」という状態だった。
東京に出てきた当初は山手線の乗り方も分からなかった。小島さんは非常に厳しく、吉岡さんは自宅マンションに「閉じ込められ」、HTMLによるウェブサイトの作り方やPerl、PHPなどのプログラミング本を渡された。最初の1週間ほどで、デザインは粗いながらもウェブサイトを作れるようになったという。
自席はなく「吉岡専用」の個室ブース
オフィスはフリーアドレスだが、吉岡さんには決まった席がない。オンライン相談があまりに多いため、常に個室ブースにいるからだ。そのブースは事実上「吉岡専用」になっており、サラタメは漫画喫茶のようだと表現した。
なぜ若手起業家のM&Aに特化するのか
M&A仲介会社は上場企業も含めて数多くある。その中でウィルゲートが取り組む意味を問われると、吉岡さんは意外と競合は少ないと答えた。吉岡さんの説明によると、日本で成立しているM&Aは統計上年間約4000件で、その7割は事業承継型だという。経営者が高齢になり、後継者がいないために会社を譲るケースである。大手の仲介会社はこの領域を主に扱っている。一方、ウィルゲートが強みを持つのは、市場の3割を占める「成長志向型M&A」と呼ばれる若い経営者のM&Aだ。ウィルゲートは4年間で65件を支援したが、そのうち事業承継型は1件だけで、ほとんどが20代から40代の若い起業家の案件だという。
事業承継のほうが社会的意義が大きく見えるのではないか、という問いに対して、吉岡さんは若手のM&Aにも大きな意義があると答えた。根拠として挙げたのは、ベンチャーキャピタルの投資の出口に関する統計だ。吉岡さんによると、海外ではIPOとM&Aの割合が1対9で、出口の大半がM&Aである。日本はIPOが7、M&Aが3で、「M&A後進国」になっているという。
ナレーションは、日本の若手起業家が上場という狭い出口に縛られている状況を変え、M&Aも上場と同じくらいクールだという文化をつくることが吉岡さんの目標だと紹介した。そのためにウィルゲートは業界の慣行も見直している。一般的なM&A仲介では、成約前から相談料、着手金、中間手数料などがかかるが、ウィルゲートはこれらを0円にし、完全成功報酬制を採っている。
買い手の声:クラウドワークス吉田社長
次のアポイントは、今年3月に生成AIのテクノロジーベンチャー(字幕では「AIテッ」)をM&Aしたクラウドワークスの吉田社長と、売却した会社の社長との面談だった。クラウドワークスはフリーランスの人々が多く使うプラットフォームを運営する上場企業である。
吉田社長によると、クラウドワークスは2011年の創業以来、一貫して人の働き方を変えることを目指してきた。人ではないサービスをグループに迎えた今回の案件は、同社にとって歴史的な節目になるという。人の働き方を研究するほどAIと人の関係は密接だと感じ、将来はAIと人間が対等な関係で働き方をデザインする世の中にすべきだと考えていた。2023年にはAIへの取り組みも発表していたが、AI事業を買収するにしても立ち上げるにしても、なかなか実現できなかったという。
そこへウィルゲートから紹介を受けると、売り手側からクラウドワークスと一緒にできることを逆提案され、話がとんとん拍子に進んだ。相手は30代の中心メンバー3人による個人に近い集団で、500人規模のクラウドワークスとは性格がまったく違う。それでも同社としては歓迎しており、共同事業の立ち上げや、クラウドワークスの力による相手事業の拡大が進んでいる。吉田社長は、当初想定していたAIと人が一緒に働く世の中を、この会社が社内で体現していると語った。
売り手の声:成約を急がず税務リスクで止めた
昨年と今年に続けて、吉岡さんを通じて売り手としてM&Aを行った社長にも話を聞いている。1回目は初めての売却で勝手が分からず、法律面や税務面で難しい部分が多かったという。
この社長によれば、仲介業者は譲渡が確定すると成功報酬が入るモデルなので、立場上は成約させたいはずだ。実際、言われた通りに進めていたら後から大きな税金がかかるかもしれない危うい場面があった。多くの仲介業者ならそこで「いけそうです」と進めてしまうところを、ウィルゲートは止めた。社内の顧問である税務に詳しい税理士にその都度確認を取ってくれたおかげで、問題のない形で円満に譲渡できたという。この経験から吉岡さんを信頼し、2回目も依頼したと語った。
20歳での急拡大と、月500万〜700万円の赤字
1日の合間に、吉岡さんは創業期最大の失敗を振り返った。エンジェル投資家から出資を受ける機会があり、調達した資金で一気にアクセルを踏もうと、5人ほどの組織を30人ほどに拡大した。しかし採用のやり方がよくなかった。面接は本来お互いの相性を確かめる大切な場なのに、当時は応募が少なかったため、60分のうち55分をこちらが話して「入ってくれ」と説得していた。履歴書だけを見て、前職でMVPを取っているなら大丈夫だろうと判断していたという。
当時20歳前後の吉岡さんたちが採用したのは、35歳前後、15歳ほど年上の人たちが中心だった。マネジメントがうまくいかず、人は増えても売上は伸びなかった。人件費の分だけコストが一気に増え、毎月500万〜700万円の赤字が出るようになった。エンジェル投資家から出資された数千万円はすぐに消えた。
吉岡さんは当時の投資家に今でも本当に申し訳ないと思っているという。「最年少上場いけます」と言っておきながら「お金が溶けました」という形になり、揉めることになった。出資は借入ではないので本来返す必要はない。それでも明らかに自分たちに非があるとして、株を買い戻すことになった。サラタメが、20代でよく受け止められたと言うと、吉岡さんは「辛かったですね」と答えた。
全社員に現状を明かし、残った10人で黒字化
支えきれないと判断した吉岡さんたちは、全社員を集めて状況を説明した。それまで経営状況を社内に十分共有しておらず、口座の残高もよく分かっていなかったという。残りのキャッシュと毎月の赤字額を示し、いつ潰れてもおかしくないと伝えた。そのうえで、次の会社が見つかるまで給与は保証するので、移りたい人は次を探してほしい、苦しくても一緒に頑張ってくれる人とは頑張りたいと話した。
結果として30人のうち20人が去り、10人が残った。20人が抜けても売上は減らず、業務も問題なく回った。残った全員で一丸となり、数か月で黒字化したという。
ナレーションはここを転機として描いている。最年少上場という言葉に惹かれて集まった社員の大半が去った一方で、会社の可能性を本気で信じる少数が残った。吉岡さんはそれまで経営陣の自分がやる必要はないと避けていた営業を自ら担当し、起業以来初めて顧客と直接向き合った。そこで会社が抱える課題の大きさと、顧客からの期待の大きさを痛感し、逃げずに向き合う決意をした。以来ずっと最前線に立ち、取締役になった今も1日平均15件の面談を組んでいる。顧客に徹底して寄り添う姿勢が今の人脈につながっているのだろう、とナレーションは結んでいる。
上場企業エフ・コード工藤社長が語る「ギバー」
次の面談相手は、東証グロースに上場するエフ・コードの工藤社長だ。吉岡さんによれば、エフ・コードは上場を機にM&Aを積極的に進め、これまでに11件以上、金額にして70億円以上のM&Aを実施し、売上は毎年倍近いペースで伸びている。そのうち2件をウィルゲートが支援した。
吉岡さんと15年以上の付き合いがある工藤社長は、両社とも2006年創業で、同じインターネットマーケティング業界で歩んできた仲間だと話す。工藤社長の見方では、吉岡さんはこの業界の全員に愛されている、いわゆる「ギバー」だという。多くの経営者を手伝い、吉岡さんがつないだ縁で事業が伸びた経営者も多い。そのため優秀な経営者がM&Aを考えたとき、まず吉岡さんに声をかける流れができているのではないか、と工藤社長は推測する。エフ・コードも紹介を受けた一社として、良い出会いにつながったと語った。
急な迎えと、仕事のやりがい
夕方の予定は、1歳の次男を託児所に迎えに行くことだけのはずだった。ところが妻からLINEが届き、7歳の長男も英語教室に迎えに行く必要ができたため、吉岡さんは2人を迎えに急いで向かった。
仕事のやりがいを聞かれると、吉岡さんは理由を2つ挙げた。1つは性格的に人に会うのが好きなこと。もう1つは、自身もベンチャーを経営し経営危機を経験してきたことだ。ベンチャーの顧客から感謝されたり、「吉岡君のおかげで会社が伸びた」「赤字だったのが黒字になった」と言われたりする瞬間に、いちばんやりがいを感じるという。
M&A後に伸びる会社を見てきた立場から
最後に吉岡さんは、4年間で65件のM&Aを支援してきた経験を振り返った。M&Aをした人たちを見ていると、上場企業の資本力や顧客基盤を使って、M&A後に大きく成長している会社が多いという。M&Aに少しでも興味がある人や、IPOと比べてどちらがよいか迷っている人がいれば、一度話したいと呼びかけた。密着の最後、吉岡さんはこの後もう1件の予定があると言って一日を締めくくった。
1日20時間働くルール。自宅マンションに閉じ込められまして。最年少上場いけます…お金溶け…
なんか吉岡君のおかげで会社伸びたよとか、なんかちょっと赤字だったのが黒字になったよみたいな風に言ってもらえるのが一番やりがい感じる瞬間だなという風に思っているっていうのがありますかね。
サラタメです。おはようございます。現在午前8時、東京都内某所におります。今回サラタメ大陸5回目も非常に面白い方、ウィルゲートという会社の共同創業者、吉岡諒さんという方でして。この方ですね、私が勝手にキャッチコピーをつけるとしたら、令和のビジネス人脈モンスター。そんな方です。
本当、ベンチャー企業、IT企業界隈なら知らん人いないんじゃないかってぐらい顔が広くて、さらに生産性の鬼でもあると。例えばですね、1日平均で15アポ入れるような。平均で15アポですよ。そんな鬼ハードの生活をしながら、それでいて3人のお子さんの育児やら家事にもコミットしてるっていう。そんな人類いるの?と前々から気になってる方でしたので、今回の密着でその全貌を明らかにしたいと思います。では行きましょう。
あ、おはようございます。サラタメです。よろしくお願いします。おはようございます。
株式会社ウィルゲート共同創業者、吉岡諒さん。高校卒業3日後に幼馴染の小島さんから誘われ一緒に起業。学生起業だからこその驕りで組織大崩壊、22歳で個人借金1億円。そんな苦すぎる経験をしつつも、マーケティング事業、セールステック事業を中心に成長。現在社員数は200名超。特に会社の売買を仲介するM&A事業が絶好調。吉岡さんの学生時代からの長い業界経験にSNSをかけ合わせて得た、膨大でかつ濃いネットワークを生かして、ベンチャー・IT企業を対象にしたM&A事業を展開。Xのフォロワー6万人、Facebookの友達は1万8000人。その異次元の業界ネットワークで企業と企業、人と人とを結びつけていく令和のビジネス人脈モンスター。吉岡さんの裏の裏の顔まで1日密着で大解剖します。
本日のご予定をお聞きしてもいいですか。今日の予定なんですけれども、今、息子を託児所に預けた後は、まずは会社に行きます。
大体私、2時に寝て朝6時に起きてるんですけど、4時間睡眠ぐらいで。夕方のコアタイムの18時から19時ぐらいは食事の準備で結構妻が忙しいんで、その間に1歳の子供をお風呂入れたりとか、食器片付けたりとか、そういうのがあるんで、大体夜は19時半以降に会食とかを入れるようにしてまして。帰ってきたら、食器が残ってる時があれば皿洗いしますし。そっからまた会食の前に家事育児して、会食行ってまた家事に戻れるんすね。はい。ああ、そうですね。
その吉岡さんって学生起業じゃないですか。学生時代からそんなハードワークなんすか。あ、そうですね。むしろ創業時は1日20時間働くルールっていう鉄の掟が。20時間すか。はい、ありまして。で、毎日4ポイント付与されるんですね。で、1ポイントを消費するって宣言すると、そこから1時間寝る権利が与えられるみたいな感じでやってたんですよ。なんで、週末出かけたりしたいじゃないですか。なんで、なんとか毎日1ポイントずつ貯金をして、週末の自由時間を求めるって感じで。
ちょっと待ってください。ちょっとルール理解できてないです。1ポイントどうやったら貯まるんでしたっけ。毎日4ポイント付与されるんですね。あ、毎日4ポイント付与。で、3時間寝ると3ポイント失われる、消費される。え。はい。高校卒業した3日後の18から起業してるんで、やっぱ免許取りたいじゃないですか。はいはい。なんで土日に日の丸教習所に通うために、毎日の睡眠をなんとか2、3時間に抑えてポイント貯めて、教習所で免許取ってましたね。それと比べると今楽ですね。はい。もう毎日、どうでしょう、7ポイントぐらい消費してるんじゃないですか、今は。
私ちょっと家庭環境が少し複雑でございまして。父の3回目の結婚の時の長男で、父が53歳の時に自分が生まれたんです。すごいですよね。高校1年の時に父がもう70ぐらいで、早めに天国に行ってしまいまして。はいはいはい。で、母から、田舎の岡山から慶應に行きたいんだったら学費自分で払いなさいねみたいな感じだったんですよ。なんで、高校卒業した3日後に、貯めてたお年玉でなんとか自分が起業するためのパソコン1台買って、そのまま起業したって感じなので。なんで私の場合、本当にインターン経験すらもないんで、いきなり前職は高校みたいな感じで起業した。
え、僕なんか今気になるとこ2つあって。そもそも慶應こだわりだったんですか。ちょっと闇になっちゃうんですけど、僕、東大と慶應の経済の2個しか受けてない。あら、嫌味ですね。で、結構調子に乗って東大受かったと思って、駒場東大前の近くの神泉に家借りてて。あらあらあら。はい。いざ合格発表に行ったら、俺の受験番号ないって言って。はい。まさかの日吉に通うことになるみたいな。
その時に結構奇跡的な話で、小学校1年から幼馴染の一番仲いい親友の小島が同じ焼だったんですけど、彼もめっちゃ意識高くて、高校から慶應義塾高校に。ああ、ええ、なるほど。で、なんか高校生ながら1人暮らししてたんですよ。え、それはすごいですね。はい。で、彼は早く起業したいっていう形になってたんで、岡山にいる僕に対してよく電話かけてきて、高校卒業したら一緒に会社やろうぜみたいな。すごいすね。いわゆるリファラル採用を高校の時からされ続けるみたいな。
普通の高校生ってそこで学費稼ごうと思ったらバイトに行くと思うんすけど、共同創業者の小島さんの影響で、そこをすっ飛ばして起業に行ったってことです?あ、いや、その通りです。どうだったんですか。その高校卒業したての2人が集まっても何も始まらない気がするんですけど。
で、小島がマジでスパルタでして。なんか私、山手線の乗り方ももう全くわかんない、もうなんか田舎からやってきましたみたいな感じなんですけれども、小島の自宅マンションに閉じ込められまして。で、いきなり、今日からこれを学ぶようにって言って、もうHTMLのなんかウェブサイトの作り方みたいな本とか、すぐにできるPerl、PHPみたいな本とかの、なんかプログラミングの本とかを渡されて。最初の1週間とかでなんとか、デザインとかは汚いながらも、なんかウェブサイトとか作れるようになって。はい。
入れないすよね。はい、こっちは無事入れました。はい、こんな感じです。はい、すいません。ああ、すごい。お邪魔します。
じゃ吉岡さん、席はいつもどこら辺なんすか。あ、僕、席ないんすよ。自分の席ないんすよ。あの、これ私の部屋です。あ、マジすか。はい、私の。え、皆さんフリーアドレスみたいな感じなんすか。フリーアドレスなんすけど、オンライン相談が多すぎて、ずっとここにいる。ああ、これ置いてあるの吉岡さんのです?そう。シャア専用ならぬ吉岡専用。そう。なんか漫喫みたい。
えっと、アジェンダ、コメントに貼っていますが見えますでしょうか。えっと、で、挨拶の件なんですけど。
ただ、そのM&Aの会社さんって上場企業さん含め膨大にあると思うんですよ、今。その中でなんかウィルゲートさんがやってる意味というか、なんでやってるかみたいなとこあったりするんですか。それでいくと、意外になんかそんな競合もいないと思ってまして。どういったことかって言うと、今日本で4000件M&Aが成立してるって統計会社が出してるんですね。市場の7割が事業承継のM&Aなんで、経営者の人がおじいちゃんおばあちゃんになって後継者がいない、じゃあ、みたいな。そういうM&Aが世の中の7割で、大手の仲介会社はもうこの事業承継のM&A会社が多いですね。ウィルゲートは、市場の3割しかない成長志向型M&Aって言われる若い経営者のM&Aのお手伝いに強みを持ってるって形で。実際うち今4年で65件お手伝いしてるんですけれども、事業承継のM&Aは1件しかなくて、基本的には20代から40代の若い起業家のM&Aをひたすらお手伝いしているって形です。
ええ、そうなんですね。なんか逆にその事業承継というか、おじいちゃんおばあちゃんから引き継ぐ方が社会的意義がありそうな風に見えちゃうんですけど、なんかその若手のM&Aを推進するっていうのも社会的意義が結構あるもんなんですか。それでいくとめちゃくちゃありまして。いわゆるベンチャーキャピタルとかが出資したお金の出口の割合みたいな統計情報があって、海外ですとIPOが1、M&Aが9なんで、海外はほとんどM&Aが出口なんですね。で、日本はIPOが7、M&Aが3なんで、日本はあまりにもM&A後進国になってるんです。
日本はなぜか若手起業家が上場という狭い出口に縛られている。そんな状況を打破して、M&Aだって上場と同じぐらいクールなんだという文化を作るため日々奮闘する吉岡さん。業界の常識にもメスを入れます。一般的なM&A仲介は、成立する前から相談料、着手金、中間手数料など様々なお金がかかってしまうわけなんですが、そこをウィルゲートは0にして完全成功報酬に。日本の起業家が全力でチャレンジできる環境を作りたい。そんな姿勢でM&Aの仕事を語る吉岡さんが印象的でした。
1回です。えっと、これからは何のご予定なんでしょうか。今年の3月にリリースが出たんですけれども、クラウドワークスさんがAIテックさんっていう生成AIのテクノロジーベンチャーをM&Aされたんですね。で、今日はクラウドワークスの吉田社長と、AIテックの新の社長とアポイントを頂戴しております。そういうこと。クラウドワークスさんってもう上場企業のクラウドワークスさんすもんね。フリーランスの皆さんがめちゃくちゃ使っている。そうです。もうフリーランスの皆さんのプラットフォームと言われるところですね。
え、吉岡さん。はい。ありがとうございます。お願いします。今日はありがとうございます。よろしくお願いします。
吉田社長に、吉岡さんを通じてM&Aをされた印象を聞いてみました。
クラウドワークスは2011年創業からですね、基本的には一貫して人の働き方を変革しようっていうことでビジネスを提供してきた中でですね、今回のAIテックっていうのは初めて、人の働き方の中で人じゃないサービスという意味では、非常にクラウドワークスとしても歴史的な転換点の節目がですね、今回のAIテックのグループインになるかなという風に思ってまして。
一方で、我々がそれ以前からですね、やっぱ人の働き方を研究すればするほど、これはもうAIと人ってのは密接な関係があって、むしろ将来的には平等な関係でAIと人間が一緒に働き方をデザインしていくみたいな、そんな世の中にしていかないといけないなという中でですね、2023年においてはAIにおける取り組みを発表したりってことをやっていたんですけど、なかなかAIの事業として手に入れる、あるいは立ち上げるということができなかったんですね。で、そういった中で、今回このウィルゲートさんからお声がけいただいて、このAIテックさんをご紹介いただいたら、向こうから逆提案で、クラウドワークスでAIテックができることみたいな話にもなってですね、もうすごい話が盛り上がって、トントン拍子でグループ入りしてもらったと。
向こうは中心3人で、30代のいわゆる個人に近い形で起業してる集団で、うちはもう500人とかいる会社ですんで全然性格違うんですけど、うちとしても超ウェルカムで、もうあらゆる事業に対してですね、AIで変革してって、もう一緒に共同事業とか生み出したりとか、AIテックさんのビジネスを我々の能力で拡大させたり、クロスカルチャーでですね活性化してるっていう。だから当初その想定してた、AIと人が一緒に働いてくみたいな世の中を、まさにAIテックさんはうちの中で体現してくれてるなという風に思いますね。
お疲れ様です。ありがとうございます。いや、すいません。ありがとうございます。
昨年、今年と立て続けに吉岡さんを通じて売り手側としてM&Aされた新の社長にもお話伺いました。
1回目に関しては初めての売却っていうのもありまして、勝手が分からないというか。っていうのは、結構法律面だったりとか税務面だったりとか、結構難しい部分が多いんですよ。で、やっぱり仲介業者って譲渡が確定すると成果報酬が振り込まれるモデルなので、ポジション的には成約させたいはずなんですよ。なんですけど、結構危ないシーンも実はあって、このまま言われた通り判子押しちゃった場合、もしかしたら税務上大きな税金が後からかかるかもみたいなシーンが実はあるんです。で、その時に大体仲介業者の人って成約決めたいんで、行っちゃうんですよ。あ、行けそうですっていうことで。なんですけど、ウィルゲートさん止めてくれてまして。そこで、ウィルゲートさんの社内に、提供してる顧問のM&Aに非常に詳しい税理士さんとかいらっしゃいまして、そういったとこにいちいち確認入れてくださって、おかげで円満な形で、問題のない形で譲渡することができました。なので2回目も、また吉岡さんを信頼してるんで依頼したっていうような形になってます。
えっと、エンジェル投資家の方から出資いただくっていう機会がありまして、調達したお金で一気にアクセル踏もうってことで、5人ぐらいの組織から30人ぐらいの組織に一気に採用して大きくなったんですけれども、採用のやり方があんまり良くなくて。お互いにフィットするか確認する、めちゃくちゃ大切な場じゃないですか。はい。当時の自分たちで行くと、応募とかがそんなに来るわけじゃなかったんで、60分あったら55分こちらが話してて、説得に、もう入ってくれ入ってくれみたいな形で。正直もう履歴書だけ見て、あ、前職この会社でMVPさんよ、みたいな形で。二十歳の時に当時入ってくれたのは、もう35歳とか15個ぐらい上の先輩の人たちを中心に30人入れたので、全然なんかマネジメントとかがうまくできなくて、人は増えたんですけども、売上が全然上がんなかったんですよ。へえ。
人件費分もうごそっとコストが増えて、お恥ずかしい話、月々500万から700万ぐらい赤字が出るようになってしまって。どうしようどうしようってオロオロしてたら、もう毎月お金がどんどんなくなって、エンジェル投資家の人から数千万出してもらったのがすぐ溶けちゃった。当時の投資家の人には本当に申し訳ないと思ってるんですけれども、最年少上場行けますぜみたいな感じから、すいません、お金溶けましたみたいな形で。それやっぱ揉めるじゃないですか。はい。株の出資って別に借入れじゃないんで、返す必要ないんですけれども、これは明らかに自分たちに非があるっていうことで、その株を買い戻すことになった。うわ。ですよ。はい。
それ、よく20代で受け止められましたね。辛かったですね。はい。普通もうそこで経営とか会社運営をやめちゃいそうすけど。はい。で、その中で、さすがにもう支えきれないなっていうのと、経営状況をあんまり明らかにしてなかったんで、口座にいくらキャッシュがあるとかっていうのはあんまり分かってなかったんですけれども、もう全社に集めて、もう残キャッシュいくらで、もう毎月これだけ赤字が出てて、いつ潰れてもおかしくないような状態なんで、給与はしばらく次の会社見つかるまで保証するんで、次行く方はもう是非次の会社探してもらって、苦しい中でも一緒に頑張ってくれる人は一緒に頑張りましょうって言ったら、30名中20名の方が抜けて、ただ10名の方は残ってくれたんです。ええ、すごいすね。はい。で、そしたら20名抜けても売上も減らないし、業務も全く問題なく回って、10人で一丸になって頑張ろうみたいな形で、その後数ヶ月で黒転したっていう感じです。すごいっすね。
最年少上場。この輝かしい言葉の元に集まった社員は大半が会社を去り、その一方で、ウィルゲートの可能性を本気で信じる少数のメンバーは残ってくれることに。ここで吉岡さんも心機一転。経営陣の自分がやる必要はないと避けていた営業を自ら担当。起業して以来初めてお客さんと向き合い、ウィルゲートの課題の大きさ、お客さんからの期待の大きさ、どちらも強く強く認識させられることに。その大きな課題と期待から逃げず、真っ向から立ち向かう決意をします。決意を固めてからはずっと最前線。今でも取締役ポジションでありながら1日平均15アポを組み、日々鬼の営業。徹底的にお客さんと向き合う、寄り添う。その姿勢こそが、吉岡さんを今、令和の人脈モンスターたらしめているのでしょう。
では吉岡さん、次は何のご予定なんでしょうか。東証グロースに上場しているFコードの工藤社長とお時間いただいてます。上場タイミングでFコードさんがガンガンM&A頑張るぞってことで、上場後2年9ヶ月で、もう今11件以上M&Aされてるんですね。M&Aの金額とかでいくと70億円以上とか使ってM&Aされてきてるっていうところで、売上ももう年々倍々成長で、凄まじい勢いで伸びてらっしゃるっていうところで。で、ウィルゲートとしてはM&Aは今まで2件お手伝いさせていただいてるって感じですね。
あ、どうも。お疲れ様です。ありがとうございます。お疲れ様です。
吉岡さんと15年以上のお付き合いの工藤社長にお話伺いました。
同じ2006年創業というところで、ずっと仲間の、このインターネットマーケティング業界で一緒にやってきましたけど、本当に吉岡さん、多分この業界全員に愛されてる。多分、インターネットの言葉で言うとギバーであるというか。多分いろんな経営者さんに、多分吉岡さんは貸しを作ってるって言い方よくないんですけど、多分いろんな経営者さんのお手伝いされてきていて、多分いろんな経営者さんが吉岡さんに多分感謝してると。で、吉岡さんが作ったご縁で、みんなが事業発展したりだとか、素敵な採用ができたり、インターネットマーケティングうまくいったりと。多分そのご縁が、きっと優秀な経営者がM&Aを考えた時に、先に多分吉岡さんに声かけてるっていう流れになってるんじゃないかなと。で、その中の1つが多分我々Fコードにご紹介いただいて、素敵な出会いにつながってるというところになってるかなと思います。
次のご予定は何でしょうか。次は、元々1歳の次男を託児所に迎えに行くだけで良かったんですけど、さっき妻からちょっとLINEが来まして、7歳の長男もちょっと英語教室に迎えに行かないといけないんで、なんで長男と次男をこれから急いで迎えに行きます。はい、すごい。ありがとうございます。
1つは性格の部分で、もう人に会うのも好きですし。であと、自分自身がベンチャー経営していて、やっぱ経営危機もあったんで、なんかそのベンチャーのお客さんにありがとうって言われたりとか、なんか吉岡君のおかげで会社伸びたよとか、なんかちょっと赤字だったのが黒字になったよみたいな風に言ってもらえるのが一番やりがい感じる瞬間だなという風に思っているっていうのがありますかね。なるほどなるほど。
1日たくさんお話いただけたので、最後の最後に、これだけは言い残しておきたいみたいなことがあれば是非お願いします。そうですね、ウィルゲートだと今4年で65件M&Aお手伝いさせていただいてるんですけれども、やっぱりM&Aをした方々を見てると、なんか上場会社の資本力であったりとか顧客基盤を使って、M&Aした後むちゃくちゃ会社が伸びてるっていうところが多いんですね。なので、M&Aに少しでも興味があるとか、IPOと比較した際にどっちがいいんだろうとか、なんかそういった方がいたら、ぜひ一度お話したいなっていう風に思ってます。
是非皆さん、吉岡さんに相談したい方、説明欄からご応募いただければと思います。吉岡さん、お疲れ様です。あ、お疲れ様でした。さらに会食ということで。そうですね。はい、これからあともう1件頑張ってきます。
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