アイプチなしで一重の目元を大きく見せる:影・涙袋・まつ毛・ラメ位置の基礎

YouTubeで開く ↗
概要

一重向けのメイクを発信しているおさちが、アイプチを使わずに一重の目元を大きく見せる基本手順を、実際に片目ずつメイクしながら解説した。この動画で繰り返し強調されるのは、一重は目を開けるとアイシャドウやラインがまぶたに隠れやすいので、色を広げるより「影をどこに仕込むか」と「開いた状態で見える位置」を意識することだ。以下、動画の手順に沿って内容を整理する。

11分で読めます

カラコンと下準備:パウダーで目元をさらさらにする

まずカラコンについて、一重には小さめのサイズで、水色や少しグレーがかった色、目に光が入って見えるデザインが向いているとおさちは勧める。カラコンが苦手ならなしでも構わないとも添えている。今回使ったのは「あざとめ」のショコラティというカラーで、つけた状態について、とても自然だが目が少しきらっと輝いて見えるところが好きだと話している。

眉やアイメイクに入る前の重要なポイントとして挙げたのが、パウダーで目元をさらさらにしておくことだ。これは二重にも言えることだが、一重では特に大事だという。理由は、このあとマット系のアイシャドウを使うからである。マットなシャドウはムラになりやすく、肌に油分が残っているとべたっと付いてしまう。目の下にもしっかりパウダーを塗っておくと、マスカラやアイラインがにじみにくくなるとも説明した。この下準備の効果は、後半で下まぶたにシャドウがきれいに乗る場面でも改めて言及される。

眉:細めに、影色は一色にまとめ、眉マスカラで明るくする

眉とノーズシャドウには、ジュディドールの「メリハリマスターパレット」01番を使う。濃い方の色で眉を描く。一重には少し細めの眉が勧められ、今太めに作っている人は、よければ細めに整えてみてほしいという。

ノーズシャドウ用の色で眉を描いておくと目元全体のトーンが整い、ノーズシャドウもなじみやすくなる。顔の中の影の色をこの一色にまとめると、簡単にまとまった仕上がりになるというのがおさちの考え方だ。続いて薄い方の色を眉頭の上、毛1〜2本分ほど上に足す。こうすると眉の角度がなだらかになり、眉頭が優しい印象になる。指で少しぼかすと自然に仕上がる。

眉マスカラはキスの02番を長年愛用しているという。眉の色を明るくすると目元に視線が集まるので、一重の人は眉をワントーン明るくするのがおすすめだとおさちは言う。おさち自身は黒髪だが、しっかり明るめの眉マスカラを使うのが好みで、毛を逆立てるように塗る。片側だけ塗った状態を見せ、それだけでもすっきりした印象になると話した。

一重向けのノーズシャドウ:くぼみに沿ってカーブさせる

眉の薄い色でノーズシャドウを入れる。ブラシはミルフィというブランドのものだが、100円ショップでもノーズシャドウ用ブラシが売っているので買ってみてほしいという。

入れる場所は、眉頭から下に下りてきたところにある目のくぼみだ。ここで一重向けのポイントとして、縦にまっすぐ下ろすのではなく、くぼみの形をなぞるように曲線でぐるっとカーブさせて乗せる。こうすると彫りが深く見え、目元も立体的に見えてくる。同じブラシで眉の下にも影を入れる。最初は濃いと感じても、アイシャドウを重ねるうちになじむので心配ないという。目と眉の距離が広いことに悩んでいる人にも勧めていた。

一重だけのポイント:目尻にシェーディングで影を入れる

おさちが「一重にしかないポイント」として紹介したのが、アイシャドウの前に、シェーディングで目尻に影を入れる工程だ。目を閉じ、目尻と眉尻をつなぐような角度で、斜めに数回ブラシを動かして入れる。

ここに影を入れると、眼球がどこからどこまでで、どういう形をしているのかが浮き上がってくる、とおさちは説明する。この影の仕込みが一重には大事で、やるかやらないかで印象がかなり変わるので、ぜひ試してほしいと話した。

アイシャドウ:ベージュで眼球のくぼみまで、下まぶたは濃いめに

アイシャドウは「ベターミーアイパレット」01番を使う。使いやすいマット系のパレットで、韓国のコスメだが、コスメショップやロフト、アインズ&トルペ、大きめの薬局やドラッグストアでも扱いがあって買いやすいと考えて選んだという。ブラシは少し大きめのもので、100円ショップのもので構わない。以降は分かりやすいように右目だけを先に仕上げていく。

最初にベージュをブラシに5回ほどこすって取り、アイホール全体に塗る。黒目の上から塗り始め、高さは指で触って決める。少し顎を引くと分かりやすく、指でなぞって「眼球はこの辺だ」と分かる位置まで塗り、目頭側・目尻側にも広げる。これでほんのりと血色感が出る。

次に、かわいいピンク系の色を下まぶたに塗る。下まぶたには上まぶたより少し濃いめのベースカラーを塗るのが強く勧められていた。おさちによれば、一重は下まぶたに重心を置いたメイクをすると、ちゃんとメイクしている感じが出て地味に見えにくく、涙袋が本当に重要なので、しっかりかわいい色にしてほしいという。ここでシャドウがきちんと乗るのも、最初にパウダーで油分を抑えたおかげだと振り返っている。

さらにパレット中央の色を同じブラシに取り、下まぶたの目尻側に入れる。三角ゾーンなどと範囲を決めず、涙袋の目尻側全体に入れてしまうくらいで大丈夫だという。

上まぶたは「目を開けても見えるところまで」少しずつ塗る

同じ中央の色を上まぶたにも塗るが、ここで重視しているのが、ぱっちり目を開けた時にも見える位置まで塗ることだ。一重は色を乗せても目を開けると隠れてしまう。そこで、真ん中から少し塗っては目を開け、また少し塗っては目を開けて確認し、開けた状態でもうっすら色が見える範囲まで少しずつ広げていく。

この範囲をベージュ系のナチュラルな色で塗ることも重要だとおさちは言う。広い範囲をとても濃いブラウンなどでやってしまうと平成っぽいメイクになるので、ナチュラルな血色カラーを使うのが今っぽいポイントだという。仕上げに指で少しぼかすと、よりきれいになる。

涙袋の影:点を置いて、目頭は細く目尻は広く

このタイミングで涙袋の影を描く。パレットのいちばん濃い色を、眉を描いたような細めのブラシに取り、手の甲やティッシュでポンポンと3回ほど粉を落とす。こうすると濃すぎずにちょうどよく付くという。

描き方は、目に力を入れて笑うようにし、涙袋が少し浮き上がってきたところの真ん中に筆をめり込ませるように点を置く。その点を左右に伸ばしていく。このとき目頭側は目のぎりぎりまで細く、目尻側は広がる形で描く。細いところから徐々に幅を広げると、自然にぷっくり見えるとおさちは説明している。

まつ毛:一重用ビューラーでまぶたを持ち上げて挟む

おさちは一重のまつ毛上げを「本当に難しい」「かなりの難関」としながらも、まつ毛が上がるようになれば目の印象も変わり、盛れるようになるのでマスターしようと呼びかける。

使うのはアイプチの一重用ビューラーで、3〜4年ずっと愛用しており、使い始めてからまつ毛がとても上がりやすくなったという。挟む部分の上側のプレートがとても広く、そのプレートでまぶたを物理的にぐっと持ち上げられるので、重たいまぶたでも上げやすいというのがおさちの説明だ。

コツとして、まっすぐ見るのではなく、少し顎を上げて眉も上げ、上から見るような角度にすると根元を捉えやすい。ビューラーを開いてプレートでまぶたを軽く押さえると、上にまぶたの肉がたまるのが分かる。そのまままぶたを軽く持ち上げながら根元を挟み、毛先は優しくカーブをつける。実演では一回でしっかり上がった。

初心者やメイクを始めたばかりの人にありがちなのは、肉を挟むのが怖くてビューラーが浮いてしまうことだという。おさち自身も最初はそうだったと話し、しっかり根元に当てることで上げやすくなるので、少し勇気を出してほしいと添えた。

目頭・目尻のまつ毛と下まつ毛

さらに目を大きく見せるため、普通に挟むだけでは上がらない目頭と目尻のまつ毛も上げる。同じようにセットしてからビューラーを目頭側に傾けると、端の部分で目頭の毛を挟める。実演では、下がっていた3本ほどのまつ毛が上がった。下まつ毛が絡みやすいので指で分けてから、今度は目尻側に傾け、端を使って目尻の毛を1本1本まで上げる。

下まつ毛はビューラーを反対向きにして下げるが、挟むのは根元だけで、毛先までトントンと送らずに根元をキュッと挟んで終わりにする。まつ毛を上げただけでも左右で印象が変わっていると、おさちは比較して見せた。

マスカラ:ピンセットで束感を作る

マスカラはキャンメイクの「カールスナイパーマスカラ」01ブラック。最近見つけたもので、プチプラなのにとても優秀だという。ブラシが極細なので一重でも塗りやすく、カールも夜まで落ちないとおさちは評価する。朝にメイクして夜お風呂に入る直前までカールが持っていたという、本人の体験を根拠として挙げている。

束感まつ毛にするため、まずブラシを横にして根元から毛先までジグザグに動かし、液をしっかり付けて伸ばす。目頭や目尻はブラシの先を使う。乾かないうちに、100円ショップなどで買える先の細いピンセットにマスカラ液を付け、隣同士の2〜3本ずつをまとめて細めの束にしていく。ピンセットに液を付けないと、毛がピンセット側に持っていかれて抜けることがあるので、必ず付けるよう念を押していた。ごつくしすぎず、数本ずつの束にするのがポイントだ。下まつ毛は、おさちはナチュラルが好みなので、束にせずさらっと塗るだけにしている。

アイライン:目頭の上と、目尻の「影」としてのライン

アイラインはキャンメイクの「クリーミータッチライナー」を2本使う。濃い02番で上の目尻ラインを、薄い09番で下まぶたの粘膜ラインを描く。1本が安いので2色そろえるのを勧めていた。

一重の上ラインは、目頭と目尻の2か所に描く。目頭はまつ毛のちょうど上ぎりぎりにラインを入れる。一重は蒙古ひだが張っていることが多く、それが悪いわけではないが、ここをすっきりさせると目が大きく見え、目力が出るとおさちは説明する。かなりしっかり描いても、一重は目を開けると隠れるので、この程度の太さで大丈夫だという。おさちはこれを「ラインというより影として使っている」と表現し、あるとないとでは印象が全然違うはずだと話した。

目尻のラインは目を完全に閉じず、半目くらいで描く。目尻のいちばん端から描き始めるのではなく、まつ毛の束1〜2本分内側から始め、左右に動かしながら目尻の端まで来たら、はみ出すラインを描く。このとき、ラインを持っていない方の手の指でまぶたを少し引っ張り、その指を目がけるように伸ばす。

下まぶたのラインと、シャドウで仕上げるグラデーション

09番で下まぶたにラインを描く。まず上に引いた目頭のラインと、上下が鏡合わせになる位置に入れる。ここに引くだけで一重の目力がかなり出るので、ぜひやってほしいという。黒目の下は空けて、目尻側にも描くが、目尻はきわに沿わせず少し隙間を空けると今っぽくなる。どれくらい空けると似合うかは、自分で練習して見つけてほしいとおさちは話した。

仕上げのワンポイントとして、パレットのいちばん濃い色を細いブラシに取り、描いたアイラインの真上に重ねる。ラインだけで終わらせず、ラインとシャドウでグラデーションにすると、なじんでプロっぽく見えるという。涙袋の影が薄れてきたところは描き足し、足りないと感じたところを微調整しながら進めるのがポイントだとしている。

ラメの位置:黒目の上と涙袋、特別な日は目頭に点で

一重もラメを使いたいが、乗せ方を間違えると腫れぼったくなるので、乗せても問題ない位置を覚えようとおさちは言う。

1か所目は黒目の上だ。ただし、目のきわのしっかり影を入れたところには乗せない。そこに乗せると、せっかく付けた影がぼけてしまうからだ。濃いシャドウより上の部分に、目を開けた状態で、見える黒目の上に縦長に入れ、目尻と目頭には入れない。こうすると黒目の上が高く前に出て見え、眼球がドーム型に前に出ているように見えるので、一重が平面的に見えやすい点もカバーできるという。

2か所目は涙袋で、一重がラメを置ける重要な場所なので、全体に乗せても大丈夫だという。ただし注意点として、涙袋を元々白っぽくしている状態でさらにラメを重ねると奥目が目立つ。涙袋が白く前に出すぎると、その分眼球や上まぶたが奥まって見え、涙袋だけが出ているように見えやすいとおさちは説明する。今回はシャドウで涙袋を暗め、影っぽく作っているので、ラメをしっかり乗せてもきれいに見えているという。

基本はこの2か所だが、遊びに行く時など華やかに見せたい日は、目頭に小さく点で入れるのも勧めていた。ハイライトを入れることが多い場所だが、アイシャドウのラメを点で乗せるのがかわいいという。

仕上がりと、おさちの目標

片目が完成した段階で、おさちはナチュラルなのにしっかり盛れるかわいいメイクになったと評価し、そのあと反対の目も仕上げて、少し春っぽい色味のメイクになったと締めくくった。初心者でも真似しやすいデカ目のテクニックを詰め込んだので、自分の長年の研究の成果として受け取って練習してほしいと話し、分からない点や質問はコメント欄に書くよう呼びかけている。

最後におさちは、一重でも整形などに頼らず自分のままで最高にかわいくなることを目指しており、そうすることで自分を好きになり、自己肯定感も上がると語った。これから一重メイクを試す人に、一緒に頑張ってほしいと呼びかけて動画を終えている。