ニート、バラナシの日本人宿「久美子の家」に泊まる:乞食、ぼったくり、牛、下痢

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概要

2022年8月、インドを旅するバックパッカーの投稿者が、ガンジス川沿いの街バラナシを訪れた記録である。伝説の日本人宿と呼ばれる「久美子の家」に泊まり、路地を歩き、屋台や食堂の料理を次々に試している。投稿者が期待していたのは「混沌としたバラナシ」だった。実際にはそれほど混沌としておらず、その一方で衛生面の洗礼はしっかり受けることになった。

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乞食への苛立ちと、乞食からもらったお金

到着した時点で、投稿者はまだ宿を予約していなかった。泊まる予定にしていたのは、バラナシに滞在するバックパッカーの間で伝説の日本人宿として知られる「久美子の家」である。

街に入ってまず目についたのは乞食の多さだった。投稿者はかなり強い言葉で苛立ちをぶつけ、「働きや」「どっか行け」と日本語で追い払おうとする。ところがその流れの中で、逆に乞食からお金を渡される場面がある。投稿者は「乞食から逆にお金もらいました」と笑いながら礼を言っている。

この街に限らない話として、投稿者はインド人の寝る場所へのこだわりのなさにも触れている。昼でも夜でも、ネズミが走っていてもゴキブリがいても、どこででも眠れる。投稿者はこれを図々しさと呼び、本当に見習いたいと語る。

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タクシーとトゥクトゥクの「ぼったくり」と、チップの使い分け

移動手段の話では、配車アプリを値段交渉の材料に使う方法を紹介している。投稿者は電話番号を持っていないのでアプリで配車はできない。それでもアプリに表示される相場を見せれば、運転手の提示額が150ルピー程度まで下がるという。

投稿者の見立てでは、飲食店やコンビニのような店の人は絶対にぼったくらない。一方でタクシーやトゥクトゥクの運転手については「人間性がゴミ」とまで言う。外国人をだまそうとし、「あのホテルは今閉まっている」「道が閉鎖されていて行けない」と嘘をついて、自分とつながりのあるホテルへ連れて行く。そこでキックバックを受け取る仕組みになっているようだ、と投稿者は説明する。

だからこそ、最初から良心的な値段を出してくれた運転手には多めにチップを渡しているという。そうすることで、まっとうな商売が今後につながってほしいというのが投稿者の考えである。

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久美子の家:自由な宿と、屋上から見るガンジス川

宿の場所はなかなか見つからなかったが、「久美子」と書かれた看板を見つけてたどり着いた。部屋には見慣れない色の枕があるだけで、布団などはほとんどない。投稿者はこれを「かなりフリーダム」と表現している。

宿主の久美子さんとも話をし、とてもいい人で「自由に何でもやっといて」という雰囲気だったという。最近は日本人があまり旅行しなくなったため、客は韓国人が中心になっているそうだ。トイレは昔ながらの造りだが意外に臭くなく、水がちゃんと出るだけありがたいと投稿者は言う。

屋上からはガンジス川を見渡せる。3階の高さだからかもしれないが、ここも臭くはなかった。川には死体などさまざまなものが流れていると聞いていて、投稿者はそれが上から見えるかを楽しみにしている。

ただ、街の印象は事前の想像と大きく違った。投稿者が思い描いていたのは「クソゴミカオスなバラナシ」だったが、実際にはかなり綺麗で、カオスという言葉が全然似合わない。投稿者はこれを、たぶん面白くなくなっているのだろうと受け止めている。

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路地の糞と、牛・犬・猿との距離

ただし路地については、地面が糞だらけだと話す。サイズの大きいものがあちこちに落ちていて、下を見ながら歩かないといけない。インドのどこでもそうだが、猿、犬、牛と人との距離が近い。犬の糞も牛の糞も人の糞もあるので、すぐ踏んでしまうと注意を促している。

撮影中には、オレンジの布に包まれたものを運ぶ人々ともすれ違った。投稿者はそれを遺体だと説明し、これから火葬に向かうのだろうと推測している。

翌日以降の街歩きでは、牛のせいで路地を通れない場面が何度もあったという。牛はなかなかどいてくれず、「どけどけ」と声をかけたら叩かれる一幕もあった。普通に牛がいる光景にすっかり慣れてしまったが、どう考えてもおかしい、と投稿者は振り返る。

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屋台と食堂の食べ歩き

ザクロのジュースは「決してジュースじゃない」と言いながらも、うまいと評価した。1リットルの水も買っている。投稿者は30ルピーが正規の値段で、それ以外はぼったくりだと話している(字幕では36という数字も出てきて、正確な金額ははっきりしない)。

地元で評判の店では、店員の説明がよく聞き取れないまま、バターと玉ねぎを使ったパンケーキのような料理を食べた。字幕では「オニオンドーサ」と聞こえる料理である。評価は厳しく、バターの良さが全く引き出されていない「ただただ塩辛いお好み焼き」で、食べる価値は特にないという。続く甘い料理は「ラブリ」と聞こえる名前で、味はカスタードクリームのようだった。ただ食感が苦手で、食感さえなければうまいと話している。

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シャーチキンハット:汚い店の上品な味

地元の人に近くの美味しいレストランを尋ねると、9割方が同じ店を勧めたという。それが「シャーチキンハット」である。床にはところどころ黒い物体が落ちていて、投稿者はそれを全部ハエだと説明するほど、衛生状態は悪い。

それでも料理の評価は高かった。80ルピーのバターチキンティッカは「めっちゃめちゃうまい」もので、ここで初めて上品な辛さに出会ったと語る。チキンアチャリーは何の料理かわからないまま頼んだが、チキンマサラなどと何が違うのかという味だった。それでもうまく、「毎回言うけどインド料理は全部うまい、基本的に見た通りの味」とまとめている。バターチキンのロールも上品な味で、どうしてこんな衛生状況の店からこれほど上品な料理が出てくるのか、と驚いている。

葉っぱを皿にした屋台では、卵2個に青唐辛子と玉ねぎを使った卵サンドを食べた。卵焼きに青唐辛子とスパイスを入れただけの単純な料理だが、とても美味しいと評している。

14:02

体調の悪化と丸2日の絶食

別の日の朝は、街が常に少し臭く、空気も悪いのか咳がかなり出ると話している。足元の水や臭いにもうんざりした様子を見せていた。

その後、投稿者は体調を崩す。インドに来て2週間ほどで、この日の下痢はひどかった。原因として本人が挙げるのは、毎日生野菜を食べ、水道水をがぶ飲みし、屋台の飯も気にせず口にしていたことである。発症から丸2日、何も食べていない状態で外に出た。投稿者は自分の顔を見て、少しやせこけたかもしれないと話している。

15:49

ボランティアのカレー雑炊

病み上がりの街で出会ったのが、無料で食事を配る人たちだった。大鍋1つで200人前あり、毎日2,000人分のカレー雑炊を無償で配っているという。投稿者もただでもらって食べ、普通のカレー雑炊で十分美味しいと話す。こういういい人たちには寄付しないといけないと言って、気持ちばかりの寄付をしている。乞食には強い態度をとる一方で、いい人には寄付をする。投稿者はこれを「インド」だと言う。

18:00

星ゼロの一品、天然のココナッツ、チャウミン

ラッシーと一緒に頼んだ正体のよくわからない料理には、最低の評価をつけた。ラッシーは「頭おかしいほどうまい」。一方の料理は、味が「10日間腐らせたフルーチェ」で、食感は「めちゃくちゃ柔らかい鶏肉、もしくは硬い木綿豆腐」。勧めはしない、星0だと断じている。

小さなココナッツのジュースは80ルピーだった。店の周りはとても汚いがまずくはない、と投稿者は言う。それでも日本人はあまり好きではないだろうと見ている。砂糖を入れれば日本で売っているココナッツジュースになるが、自然のものはそれほど美味しくない、というのが投稿者の感想である。

病み上がり後の食事には、明らかに衛生環境の悪い店を選んだ。卵2個をつけた「チャウミン」は75ルピーで、美味しいもののインド料理らしくなく、ベトナム風の焼きそばのようだったという。香辛料はあまり使われておらず、なぜか砂利がたくさん混じっていた。それでも、日本人も多分好きな味だと評価している。

22:13

バラナシを離れてコルカタへ

最後に投稿者は、バラナシに飽きたのでコルカタへ向かうと告げる。動画は、部屋に入ると10歳ぐらいの女の子がいた、という言葉の途中で終わっている。説明欄には、バラナシにもう一度リベンジしたいという投稿者の言葉が添えられている。